蛇の足

流石に二週間もあくのが二回連続で続くと、こっちのペースが狂ってしまいそうですねえ・・・。
一回くらいなら、タマの休み程度の感覚で、のんびりできるのですが。

さて、絶望先生&ブラックジャックによろしくをごった煮にした本がさり気に書かれている今回の表紙ですが、サブタイトルは、いうまでもなく「DQ3」FC,SFC、GBと色々なバージョンが出ているアレデスが、私はSFC版を一番よくやった記憶がありまして、主人公の性格は、ほとんど、「ごうけつ」だった記憶があります。

それはさておき、ドッ○ーラのようなロボットで、お嬢を亡き者にしようというシスター。
そんな状況で、
「私の作ったロボットよりもカッコいい」と悔しがる神父ですが、気持ちはわからんでもないが、あんたのは、アイボを弄くっただけだろうに(笑)

さすがに、今回は強力な武器を持ってきて、問答無用で叩きのめすなんてことはできないのを別にしても、流石に、普通の人間では、そう簡単に倒せるわけではない、と思いきやあっさり、コンセントを抜いて、無力化。

うーん、どうせ、見かけがドッ○ーラに似ているなら、

「お前は電子レンジの中に入れられたダイナマイトだ。メガ粒子の閉鎖空間の中で消滅するがいい」のねたで倒して欲しいところです(笑)

「急にコンセント抜いて、壊れたらどうするんですか」とか怒るシスターですが、コンセント付きという時点で、疑問を感じろよとか、せめて、コンセント隠せよ、と突っ込みを入れたり処ですが(笑)

バックステージによると、牧村志織謹製だそうですが、

ウソだっ、牧村印のメカが、コンセント抜いて、大人しく止まるはずが無い!!
正規のプロセスを踏まえずに強制終了したら、問答無用で暴走するくらいしないと、ウソでしょう、あのひとの作ったメカは。
このあたりは、例によって、ハヤテに都合よく話が進む、作品世界の意思が働いたということなんでしょうね。

しかし、まだ、アイボの出来損ないが残っているとのことですが、犬ロボットは、司令塔を失って、パニくっている始末。

要するに、パトレイバー(コミック版)のラストみたいに、バックアップシステムを封じたことで、身動きが取れなくなった試作型零式みたいなものでしょうか?
コミックスで、「司令塔をつぶされて、どう動いていいのか分からない兵隊みたいなもの」というセリフもありましたしね・・・・。

それを見たハヤテが、「三千院って、間抜けな人に命を狙われやすいのでしょうか?」といいますが、世界屈指の富豪の跡取を狙うのですから、普通は、凄腕が来てもおかしくは無いですが、そうならないで、ギルバートやらシスターみたいなのしか出てこないのは、そうでもしないと、相手が強大すぎると、ハヤテがお嬢を守るというシチュエーションが成り立ちにくいのでしょうね。単に物理的に暴れて、解決というわけには行きにくくなるので、ハヤテの出る幕が無くなって、クラウスやマリアさんの出番ばっかりになってしまいますから・・・。
そこから、お嬢を守るために力をつけていくのも、それはそれで、見てみたい気もしますけど(笑)

ともあれ、敵のありさまを見ては、その言葉に妙な説得力がでてしまい、腹立ち紛れに、お嬢は、シスターに、自分の命を狙うも理由を問いただし、シスターがイザ、話そうとするも、ハヤテに、「見えますよ」といわれて、なかなか、シリアスになりきれなくて、雰囲気ぶち壊しのやり取りですが、以前に比べると、話の腰を折るねたが、やや、小ぶりな気がしますし、予定通りに話を進めようという意図を強く感じますね・・・。

シスターの語るところによると、彼女の家族は、大方の予想通りに増刊の番外編で、ハヤテに倒されたマフィアで、アイスのあたり棒偽造が関の山の小悪党だそうですが、海外にあるんかい、あたり付きアイス!?

ちょっと、調べてみたところでは、あたり付きアイスは海外にはないっぽいんですが、しかし、それって、ミノル小林レベルの悪事、つまりはお馬鹿な中学生レベルのいたずら、言ってみれば、悪事の才能は無いに等しいんじゃないかと(笑)

シスターの本名はヒルダだそうですが、彼女の祖父はゴッドファーザー、名付け親という意味で、本来は、マフィアのボスという意味ではなさそうなんですが、ゴッドファーザー=マフィアのボスというのは、マフィア・ファミリーの首領ビトー・コルレオーネが出てくる、映画のイメージが強いからなんでしょうね・・・。

そんな彼女の父親のところへ、お嬢の暗殺依頼がやって来て、仕事を成功させようと、やる気になるも、タイムスリップしたハヤテのおかげで仕事は失敗。
おまけに、それで、マフィアから足を洗って、日本でふぐに当たって死亡。
「逆恨みじゃねえの?」と突っ込むのも、このマンガでは無駄な気がしてきましたが、増刊の話を考えた時点で、この設定が思い浮かんでいたのなら、素直に伊澄をメインにした番外編でも書いて、本編と連動させていればよかったかもしれませんが。
ただ、「作中と現実の時間のずれが大きくなるから」と言った理由で、現実の時間に合わせた話を書きたかったということもあるのかもしれませんね。話の中の時間が進まないというのは、あれこれ、設定を人一倍考え込むタイプの作家の中には、我慢しきれない人もいると思いますからね・・・・・。

復讐する理由を語り、お嬢に襲い掛かるシスター。しかし、ハヤテは、シスターと戦いたくはないと説得しようとしますが、

おい、桂妹はええんかい(笑)

まあ、マラソン大会のときも、今回も、クビがかかっているのは同じ事なのですが、己の目的のためならば、女性を傷つけることもためらわないタイプですし、しかも、謝りもせずに、力を借りようとするような、面の皮が厚いタイプですしね、こいつは。
どちらかというと、毒が身体に回っていて、本調子じゃないから、手加減が聞かなくて、うっかり殺っちゃうかもしれないという理由だったら、まだ、納得がいくけど。

どうも、畑センセ的には、そこまでのレベルに言ってないことを強調したいらしいけど、それだったら、なおのこと、ヒムロや野々原相手で、一度正面からぶつからせたほうが、よかったような気もしますけどね。

でっ、毒で満足に動けないハヤテの代わりに、桂妹が代わりに相手をするのですが、毒で動けないところを、何とか応戦して、大事な相手(恩人)を守るのがドラマになるのに、強力なコマが揃いすぎていて、大抵のピンチは切り抜けられるというのが、かえって興ざめですね・・・。
主役がわに強力なこまがそれっていれば、相手側は、より強力なこまがいないと、盛り上がりに欠けますからね。
ただでさえ、主人公中心に話が回る傾向が他の作品よりも強いですから、こういうピンチくらい、もうちょっと、ハヤテ一人で切り抜けさせて欲しいものですが・・・。

しかし、連載開始の頃は、多少のダメージでは、その日のうちにぴんぴんして、働いていたわけだし、毒くらいで、たおれるような奴じゃないと思うのだが・・・・?
多分、あれだ、きっと、三千院家の暮らしで、体が幾分かなまっているということなんだろうな。
毎日働き詰だった奴が、、学校に行かせてもらって、しかも、屋敷の仕事はマリアさんがほとんどやっているだろうから、ハヤテの手が出る余地なんて、今のところ、ほとんど無いだろうし、初期の頃は、目覚しい働きを見せていたけど、仕事始めに、自分が使えることをアピールすることが上手かったという風にも捉えられますしね・・・・・。
ましてや、第二部では、見習とはいえ、執事の仕事はほとんどやっていないわけですし、○ランクフルトの某屋敷のように、100も200も罠が仕掛けられていて、しかも、ころころ、場所が変わるというほど、スリリングな環境ではないですからね、三千院家は。一般お金持ちの課程に比べたら、とんでもないところかもしれませんが。
まあ、借金取りに追われなくなっただけでも、ハヤテの精神的な緊張感というのは、大分緩むはずですから、それに加えて、三千院家での生活振りを考えTれば、体がなまってもおかしくは無いでしょう・・・・。

普通は、「君がぼくを守るよ」のあたりから、もっと、強くなろうとするわけですが、逆の方向に話が行ってますから。そのつけが、どっと出てきただけなんでしょうけど。

しかし、「学生のクセに舐めるな」と桂妹を攻撃するシスターですが、お前の狙っているお上は女子高生だし、おまえの親父を負かした相手も、高校生なんだが(笑)

それを知ったうえで、これ以上、お前らみたいなのには、負けないぞという意思表示なのかもしれませんが・・・・。

そこへ現れる桂姉ですが、なんと、悪霊に身体を乗っ取られていて、しかも、百万円やろうといったら、あっさりと体を貸してくれたという、あまりにもらしすぎる行動(笑)
まあ、せめて、前金でぶんどっとけや、と突っ込みを入れるべきなんでしょうが、このタイプは、何度同じ目にあっても懲りないわけですから、無駄でしょうし、桂妹が、この手の苦労を、嫌というほど、味わっているでしょうから、桂姉の耳にタコができるくらい、釘をさしているはずですからねえ・・・・。

これで、乗っ取られたのがシスターだったら、「守銭奴なんだから、あっさりと口約束に載せられるなや」と突っ込んでいたでしょうけど(笑)

でまあ、ドッ○ーラを再起動させて、形勢逆転するわけですが、他の人たちに迷惑をかけられないとのことで、避難させるわけですが、危険な場所につれてきておいて、今更、逃げてくださいというなら、最初から、他人巻き込むな、と思いますけどね。

そもそも、シスターが仕組んだ茶番とはいえ、執事への再就職がかかった試練だったのに、難易度はともあれ、他人を巻き込んでいるんですから、こう言うことになったからといって、自分たちの問題だ、と言い張るのは、どうか、と思うのですけどね。
巻き込むんなら、巻き込むんで、「ここまで関わっちゃった以上、一蓮托生ですよ」位のことを言えば、桂妹に対する態度も、まあ、こう言うやつだと納得は出来るんですが・・・。巻き込まないのだったら、最初から、巻き込むなという気もしますから、一方的に巻き込んでおいて、今更、それは無いだろうと思いますが・・・・。
妙なところで、人道に見える行動に走って、しかも、主人公だから正しいという風なスタンスが見え隠れするから、好きになれないのでしょうね・・・・。

桂妹が、死なない程度にぼこぼこにというのは、あの姉を持って、振り回されているから、無理もない話ですが、桂姉は死んでも懲りないんだろうなあ、絶対。
その程度で悔い改めるなら、とっくの昔に悔い改めチェいるはずだし。そもそも、八千万の借金親から押し付けられて、返済のために頑張ってた過去もあるわけですが、多分、そのころから、あの性格なのは、まちがいないでしょう。

そういう経験をすれば、人格も少しは磨かれると思われるでしょうが、世の中には、そういった重大事を、人一倍の生命力の強さだけとか、運だけで、乗り越えちゃう人種というのは、確かにいるのですよ(笑)

しかもそういう人間ほど、人格に問題があるわけですが・・・・・・・・・・・。ハヤテも、それくらい、性格に問題がありまくれば、かえって、納得できたんですけどね・・・・・。

でまあ、畑センセが、将来が心配という年上殺しですが、ハヤテよりかは、人格マシそうですし、桂妹の一件みたいに人の弱みをつついておいて、都合のいいときだけ、利用するというようなことはしないと思いますから、そのあたりのことには、きっちり、責任を取ると思うので、本人は、大丈夫でしょうから、問題は、周りの女性のほうですが、まあ、傾いた橘グループを立て直そうというのですから、これくらいの懐の深さは無いと、それこそ、困るでしょうし。

しかし、シスターが加わったことで、パワーバランスに変化が、とバックステージで語られておりましたが、
第一部のラストでは、セブン&ギルバートに、強力な武器を持ってきて、あっさりと、倒し、第二部では、他の執事を出しておきながら、まともに書かずに、マラソン大会では、内容をはしょる、おまけに最近は、描きたいことだけを優先させる。すでに、パワーバランスも減ったくれも無いような気がしますが・・・・?

パワーバランスをどうにか、釣り合いが取れるようにしたいというのであれば、むしろ、ハヤテにより強力な足手まといやハンデをつけたほうが、よっぽど、手っ取り早いと思うのですが・・・・。

ちなみに、桂姉の身体に乗り移っているのは、執事とらのあなで散っていった執事たちの無念だそうですが、それって、執事失格者の塊で、使えないってことじゃあ(笑)
それはさておき、そういった連中からすれば、ハヤテを置いて逃げられないというのを見せ付けられたら、確かに、憎いだろうけど、ヘタすれば、ハヤテもそうなっていたわけで、言ってみれば、ある意味、お仲間。どちらかというと、ハヤテに対して、助けになっていない手助けをした方が、良かったような気が(笑)
教会の悪霊が、自分と似たような境遇の連中ですから、もうちょっと、何かしら、そのあたりのことを引っ張れば、自分が執事として、何をするべきかということに気が付く一幕になって、ハヤテの成長ドラマとして、映えたんじゃないか、という気がしますが、このあたりはしょられているのは、前回の伊澄のセリフを書くためのあおりだったら、無理してはさまずに、番外編とかで書くチャンスを待てばよかったのに。
なんか、伊澄の話を差し込んだためにそのとばっちりを喰らったんじゃないか、という印象が強いですね、この悪霊たちは。
「主を守りきれずに、無念のうちに倒れた奴らの霊が、悪さをすることなんて、絶対無い!!」とまでは言いませんが、死ぬ間際まで、主を守ったり、それに再び使えたりすることを夢見ていたでしょうに。それを全部一緒くたにして、悪霊扱いは無いんじゃないかと思うわけですが。
伊澄の話が差し込まれなかったら、こいつらが、必殺技開眼とか、ハヤテが何をするべきかを導いた可能性はあったかも。
人気がもっと出れば、また、増刊とかで書くチャンスがまわってくるでしょうし。
畑センセの感情が、一方的に優先されている、最近の展開、借金があるようなことをほのめかしていますが、人に買えというのであれば、自分の描きたいことと、読者が求めていることの折り合いを上手くつけないと、ホントウに、打ち切りになってしまいますけどね・・・。

ついでにいうと、五巻のプロフィールのところで、人気を気にして、他の執事たちの話を書かないという話でしたが、ハヤテの人気は、今のところ、一部のキャラについている人気で持っている部分が少なからずあるわけですが(特に桂妹)、人気を気にして、執事モノとしての要素を書かないとい事は、ファンが、桂妹や西沢に飽きたら、それまで、という諸刃の剣でもあるわけでして、目先のキャラ人気でも、連載を維持したいというのは、無理もないかもしれませんが、他の執事たちのドラマもしっかりと書くことは、バックステージでも言っている様な保険の意味合いもあるわけです。
どういう展開になっても話を続けれる構成でも、桂妹や西沢に飽きられたからといって、別の要素に転んだとしても、いきなり人気が付くわけでもないのですから、他の要素で、人気が出る前に打ち切りにならないと誰も保障できない訳なので。
だから、どう転んでも言いということは、想定しうる全ての要素をある程度、満たさないといけないですから、他の執事を出したからには、嫌でも、そのドラマをしっかりと書かざるをえないんですよね・・・・・。

でっ、お嬢を守ろうとして、必殺技を開眼させるハヤテですが、ハヤテの場合は、人に頼られることを己の存在意義とする傾向が人一倍強いわけですから、その中でも、一番自分を必要としてくれているお嬢を人質に取られれば、それはある意味、ハヤテの命を握られたも同然ですから、ある意味、防衛本能が働いたともいえるわけですが。

連載第一回、つまりはクリスマスが満月だったことも考慮して、月齢を調べてみると、4日後の7日が新月ですから、夜の住人系の力を持っていても、微妙な状況ですからねえ。
金とか、自分を必要としてくれているもののためには、力が強くなるみたいなことを言ってましたから、ある程度、無意識のうちに調整できるのかもしれませんが(必殺技を放った後、体にダメージがたまるのも、その反動か?)

まあ、このあたりは、コミックスとか、これまでの内容を見返して、考えようとは思いますが、適当にマニュアルやビデオとかとか見たりするだけだったのに、こう言うときに、真の力が発動というのは、しっくりこないような気が。
そもそも、離れ離れの2人なんて演出も、そこそこにあっさりと再会させたり、桂姉の一件やら、やっぱり、もうちょっと、時間をかけてでも、ハヤテにとって、お嬢が守るべき相手で、大事なのだというのを、離れ離れになって、痛感させられるような展開をやってからこそ、あの必殺技の説得力が出るのでしょうけど。
もうちょっと、時間がかかっても、そこをしっかり書いて欲しかったですね・・・。

ついでにいうと、作中でのハヤテが強いか、弱いか、そのあたりをはっきりさせていないわけで、しかも、エピソードによっては、強くなったり弱くなったりする。去年の春以降から、その傾向が顕著になっているわけで、そのあたりがはっきりしないから、今回のような話で、必殺技が発動しても、「おおっ、やっと」という風にぐっとこないのですよね・・・・。

ちなみに必殺技の名前募集ということですが、私がつけるなら、「全額賭け」といったところでしょうか。ハヤテにしてみれば、自分の身体だけが資本ですので、それを体当たりでぶつけるということは、下手をすれば、全財産をかけることに他ならないわけですから、一点賭け以外の何者でもないんですよね・・・・。

そして、結局は教会は全壊してしまったわけですが、どうせお嬢が弁償するだろうし(でも、えらく差額が、本物のシスターの懐に流れるような気がするけど)。
偽シスターだったわけですが、ハヤテの復職に関しては、執事とらのあながつぶれていたのに、ハヤテにそこを紹介したクラウスの給料から差っぴくとかを交渉材料にするとか、ハヤテにまともな執事教育を施さなかったり、つつくねたは、いくらでもありますしね・・・。

いずれにせよ、ハヤテたちの物語よりも、他のキャラの物語をもうちょっと書いたほうが、面白いな、と再確認した話でしたね、今週は・・・・。
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by kwanp | 2006-01-18 17:53 | コミックス
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