うっかり・・・

思わず、最後のコマのシュールさに気をとられていて、失念していたが、よくよく見ると、あのコマ、マリアさんと土地神の視線が合っていないのですよね。

まあ、それだけなら、マリアさんが見えないようにしている、とも取れるわけですが、彼女は、常識はずれの現象は一切認めない人間ですし、体が密着していると見えるほど、接近しているのに、マリアさんは気がついていない。
こいつはまだ、推測でしかないのですが

ハヤテ→幽霊、妖怪のたぐいが見える

お嬢→地下迷宮では神父の霊が見えた。

咲夜→神父の幽霊は見えないが、土地神が見えた(伊澄の側にいた影響か?)

伊澄→当然両方見える。

ワタル→地下迷宮では、神父の霊が見えた。

サキ→それがらみのエピソードはないので、保留。

桂姉→悪霊相手に交渉できたということは、多少なりとも、見えたり聞こえることはできる。

桂妹→地下迷宮では、神父は見えていた。

とまあ、めぼしい登場人物のほとんどは、何らかの形で、霊・妖怪が見えているのに、マリアさんは見えていないのだ。それだけなら、まだ、サキもその点を確認できる要素がないので、一概には言えないのだが、マリアさんは、

本格的に見えない聞こえない人なのではないだろうか?

という可能性が浮かんでくるのだ。本格的に、というのは、おそらく、あの地下迷宮にいても、神父の霊が見えなかった可能性すらあるわけだ。
それに、彼女、自分の常識の範疇外の出来事には戸惑いを隠せないタイプであって、第三話など、ハヤテの裸を見て、彼を介抱するも、なれない異性の裸に戸惑って、上手くふけなかったり(職務と割り切っても、予想外の事態に冷静さを保てない)、ハヤテたちの突拍子もない思い付きとかに、剥きになって反応したり、ハヤテがトイレに入ろうとするのを知って、慌てたりしているわけで、要するに、目の前に鯉の頭に、人の体という常識はずれの生き物がいたとして、それを見なかったものとして、冷静に対処できる人ではないようで、完全に見えていない可能性が高いと思えるのだ。

それに、咲夜は伊澄と一緒にいるからにしても、土地神は見えていたのだし、ハヤテも、薄々、伊澄の正体に気がついている。まあ、これは、勘が鋭いとか、見えるとかではなく、職場の人間関係上、どの程度関わっていいのか、見抜く必要性ゆえに(見た目と違って、関わってみたら、とんでもない人というのはいますからね)身についた能力と思えるが。
お嬢も、完全に見えるというよりかは、伊澄にうっかりと付いていったりして、悪霊とか、怖い妖怪とかを見て、パニックに陥ったのだと思われるが、一緒にいると、見える確率が格段に上がるのは確かなようだが。
長い付き合いなんだから、マリアさんが一緒にいて、そういう場面に遭遇していてもおかしくはないだろうし、第一、命を狙われているお嬢の側にいるのだから、命を狙うやからに、そういった悪いものが憑いていても、おかしくはないだろう。
ましてや、今週の話では、土地神が「噂に名高い」伊澄様といっている。つまり、その筋に、伊澄の力は知れ渡っていると取れるわけだ。彼女の存在を知っている相手の中には、何とかして、その力をモノにしようという奴がいてもおかしくはないし、三千院のセキュリティは人間相手のものであって、霊的なセキュリティはつけられていないはずだ。ましてや、一応、常識人のマリアさんが三千院家を取り仕切っているというか、関係者が皆、頭が上がらないのでは、そっち系のセキュリティなど、予算の無駄として、主婦が認めるわけがない(笑)
まあ、彼女の預かり知らないところで、帝のじーさんがつけている可能性は大いにありうるが。
つまり、伊澄を狙う上で、お嬢は格好の獲物というわけであり、それをお嬢に知られないように片付けていたところを、偶然、マリアさんが目撃するといったことも、大いに考えられるだろう。
少なくとも、伊澄の正体を隠す芸当が、あまり、上手とはいえないのは明白なので、マリアさんに見られたのを上手く取り繕えたという可能性は低い(鷺ノ宮が処理したとも考えられるが)。
マリアさんの性格から言って、見ない振りを装えるとは考えられにくいし、信じられない光景を見た反動で、記憶で自分で封じて、霊とかいったたぐいのものを認めない態度に出ているということも考えられるが、それは自己を守るために見えないというわけであり、全く気がつかないわけではないのだ。見えないけど、直感的に何かを感じてもおかしくはないということくらいはあるだろう。ましてや、あんな至近距離まで近づかれているのだし、まったくの無反応ということはないと思うのだが・・・。

それに徹底して、遠ざけているはずにしても、マリアさんにも、その手の対応をしていないのは、不自然だし。
悪いやつだけではなく、いい奴でも見かけが怖かったりする場合だって、ありうるわけで、結果として、一切合財をお嬢から遠ざけるとなると、三千院家の関係者、皆も、そこから遠ざけないといけないのだ。マリアさんは特にね。

まあ、三千院家の中だけなら、伊澄が何かしらの呪いをほどこして、近づけなくしている、見えなくしていることも考えられるが(少なくとも、地下迷宮では、悪霊は、お嬢の前に、直接現われてはいないし、志織の作ったロボットに乗り移って、つまり、実体を持った上で、危害を加えているので、霊的なものが、実体なしに危害を加えれなくした可能性はありうる)、彼女だって、学校なり、外出はしているわけだから、その際に霊的なアクシデントに遭遇してもおかしくはない。ましてや、旧校舎に悪霊がいるのだ、他の場所に、害はなくても、霊がいてもおかしくはないだろうし、地下迷宮のように、見える場所がないともいえないだろう。マラソン大会で垣間見た、学園の敷地内を見るに(笑) 遭遇する機会は皆無というわけではないのだ。

それがされていないということは、マリアさんには、施す必要性がない、つまりは伊澄のような霊的な力が弱いか、皆無である可能性は高いと取れるわけだ。

まあ、友達いないという事実に打ちのめされて、それどころではない、という見方も出来なくもないが。

これらの材料から、可能性のひとつとして、彼女は霊能マンガで言うなら、陽の性質しか持っていない人という考えもできるということだ。

陽の性質というのは、霊能作品では、よくある切り口なのだが、ひとつの身体に持ち合わせている陰と陽を、双子がそれぞれ、分けて生まれてきており、陽の性質を持つ人間は、まったく、その影響を受けないことが珍しくはない。

つまり、彼女が地下迷宮の場面に居合わせていたとして、神父が見えていなかった可能性もありうるということであり、彼女には、陰の性質しか持っていない家族、ひらたくいうと、双子の妹がいるという解釈も、導き出せるのだ。


双子が不吉とか、色々な理由で、双子の片方を殺めてしまうとか、どこかへ預けるいうのも、珍しくはないケースですし、その手のマンガだと。

まあ、素性不明だし、本当にいてもおかしくはないわけだが、

いたとしたら、おそらくは、読みきり版の黒マリアさんみたいな性格だろうけどなあ(苦笑)

いるとすれば、シチュエーションから考えると、どこかの某有名バトルマンガみたく、三千院と敵対する勢力、財閥、もしくは、遺産を狙う親戚の懐刀というか、ヘタすれば、その親戚を裏から操っている人物として出てくることもありえそうですが・・・・・。

あくまで、個人的推測ですけどね・・・。
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by kwanp | 2006-03-16 10:31 | コミックス
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