言ってることは間違いじゃないんだが・・・

甲斐性がないので、ハヤテの女の子と付き合う資格がないという台詞に感心している人が多いみたいですが、ハヤテの場合、都合次第で、桂妹を利用したり、しかも、西沢相手だって、本当にそう思っているのなら、最初の告白の時点できっぱりと断らないといけないわけだし。

そうでなくても、世話になっているわけだが、ハヤテは感謝するばかりですしね。人から受けた好意も返せなければ、一種の負債になるわけですし、あいまいな態度で、期待させて、それで貢がせておいて、利用価値がなくなったら、ポイというのは、非難されるものですしね。
場合によっては、その女性のみならず、その周囲の女性も敵に回しかねないわけで。

そもそもその借金だって、ハヤテの余計な一言がなければ、だまくらかした女の子に貢がせたことになっていたわけですし。

ハヤテ自身は、お嬢があの台詞を告白と受け取っていることに気がついていないわけですが、最終的に借金という形になったわけですが、見方によっては、そういう風に見えるわけで。

それに、西沢の最初の告白の時には、すでにハヤテは、遺産相続の条件として、彼を倒せば、遺産をもらえるということになっているわけです。
そして、それは、彼本人は知らなかったわけですが、その話はあっちこっちに知れ渡っているわけです。つまり、現時点で彼に関わっている人間を人質として捕まえるという手段を使うのであれば、西沢は、その中でも、一番、確保しやすい人間ということになるわけです。

このマンガでは、そういう事態になっていませんが、その際に取り返しのつかない怪我でも負わせしまったら、悪いのは、怪我を負わせた人間ですが、再会した時点で、すでに、彼は、遺産相続がらみで、狙われる身。
あいまいな態度や思わせぶりな態度をとって、彼女があきらめ切れないでいる時点で、あの教えを忠実に守っていることにはならないのです。
結局のところ、あの教えは、色々な意味で、彼自身の力で女の子を守れというものですが、金を稼ぐ以外は、結局、女の子の好意を利用しているわけですし、それ以外にも、今の段階では、人の好意を受けてもそれを返しきれていないのは、夜逃げの連続であきらか。
そrでもいつかは返したいと思っているのかもしれませんが、それでも、あの言葉を守ろうと思うなら、少なくとも、告白してきた女の子に対して、自分には、その資格がないときっぱりと、断るべきでしょう。もっとも、西沢のほうは、ハヤテの借金を知っての上で、追いかけてきているのですから、一時的な感情かもしれませんが、一緒に苦労しても良いと思っているのかもしれませんし(それはそれは、虫のいい設定ですが)。
でも、ハヤテのやり方、人の好意を受けるだけ受けて、適当なころあいにトンズラするような生き方が染み付いている人間に、そんなたぐいの好意は、重たいし、しかもどこまでもついてくるから、ハヤテとしても、夜逃げに拠る人間関係の断絶以外では、上手いこと処理するすべを知らないでしょうし。

大体、女の子を自分の都合で利用している時点で、あの言葉は守れていないのは確かですからね。守れるのは金を稼ぐことだけ。

これだけでも、あの言葉はパフォーマンスでしかないのですよね、現時点では。本気で守ろうとするのなら、どれだけ苦しくても、守ろうとしますし。おまけに、その言葉の意味を十年あまりも、大して考えていないことは明らかですから。

ハヤテの場合、大事な相手は守るけど、それ以外は利用するという態度は目に付くわけですが、愛情というのはさめるもの、維持する努力をしなければ、絆は切れてしまいます。
しかし、ハヤテの場合、それを維持する努力をしないのは、力を貸してくれる桂妹への態度で明らかですし、大事な相手しか守らない、守れないわけですから、それで、関係が終わってしまえば、桂妹のような態度を、かつて、好きであった相手にやってしまう事もありうるわけですから。
極端な話、相手に非がある場合はともかく、ハヤテの都合ひとつで、守られたり、切り捨てられたりと、一方的に行う可能性も或るわけですから、女性の側からすれば、それは守ってもらうこおtにはならないのではないかと。

そもそも、ひどいことをしておいて、謝りもしないわけですから、相手の感情というものをまったく考えておらず、自分の都合だけで、動いているのは明らかですし。
相手を守るということに関しても、ハヤテは、それを実行できていないわけですから、
執事の場合は、相手を考慮して、一番良かれという行動をとるわけですが、そういう意味でも、ハヤテは執事ではない。

まあ、自分が良かれと思うことと、相手にとって、良かれと思うことの区別が、上手く区別できる人間は、えてして少ないものですが、女の子を利用しているハヤテの言動や、金を稼ぐので手一杯だった、かつての状況を考えると、10年余りも、彼女の言葉の意味に、考えをめぐらせる余裕はなかったと見るほかありません。
つまり、ある意味は、ハヤテは、あの時と大差がないとみるわけです。悪の女王扱いされているあの女の子ですが、考えようによっては、ああいう価値観を叩き込み、それを実行させることで、ハヤテをマシにしようとしたという可能性だってあるわけです。
頭の中身が、あのころのまんまということは、ハヤテが幼稚園のころから、今のように女の子の行為を利用して、好き勝手やっていた可能性だって、ありうるわけですから。
登場してから、他のキャラに対する態度を見ないと断言は出来ませんが、ここまで考えると、ハヤテに殴るけるをやっていたのは、それくらいやらないと懲りなかったからでしょうし、マラソン大会以降は、好き勝手やっておいて、自分のやった行為は反省せずに、自分はかわいそうだ、自分は不幸だという感情に浸っていましたから、ありうることでしょう。
そうでなくても、あの場面と似たようなことがあり、そのときにいった言葉を、ハヤテはロクに実践できていなかったということがかつてありました。ビリヤードのエピソードで。
あのときに、恩人を借金返済のために利用したくないといっていましたが、マラソン大会の時には、脊髄反射的に利用しておりました。しかも、あの時の会話の相手はマリアさん。
職場の実力者でしたが、今回は、桂妹&西沢(世話になったり、利用したり)がいますし、美希は、マラソン大会での桂妹に対する行動を見ておりますし、泉と理沙はそれを聞き及んでいることは、明らかでしょうし。
ハヤテは、泉や理沙が、自分の行動を聞き及んでいることにまでは、頭が回らなかったと思いますが、つまり、あの場に居合わせた人間というのは、ハヤテにとっては、損得関係がはっきりしている相手ですから、実際はともかく、パフォーマンスをする必要性は存在したのですよ。
そういう意味では、女の子に対する本音っぽい発言、しかもお嬢とライバルの西沢という対比ということでもついになるわけですし。ビリヤードの回と、その後の行動、そして、その間、根っこが変わっていないことを考えると、今回の台詞がパフォーマンスであることは明らかでしょう。
あくまで、希望目標にしか、過ぎないんですよね、あの発言は・・・。

大体、強烈なのは確かですが、そういうキャラにいわれたことで、どう受け止めて、その後どう行動するかは、本人資質次第なのですから。
ところが、指摘したように、ハヤテの行動で守れているのは、金を稼ぐという、ある意味、わかりやすいことだけを不完全に実行しているだけ、これだって、親が働かないから、彼が働かざるを得なかったという必要に迫られてですし、女の子に優しくするということに関しては論外ですから、どこまで、守る気があったかどうかも怪しいわけですから。
そもそも、自分に掟を課す人間というのは、厳格なまでに、自分を律するわけですが、お金儲けになると、女の子ですら、踏みつけにして、謝りもしない奴のどこが昔の言葉を守っているのやら。この態度だけでも、あのシーンで言ってることは単なる言い訳でしかないのは、明らかでしょう。それにあのシーン自体、過去の事を持ち出して、今、いない人間に、自分の性格が悪いのは、彼女のせいと言っているようなもので、事実、桂妹はそう思っていますが、そもそも、地下迷宮のときに、謝りもしないで、結局、彼女が力を貸すように仕向けた事実もありますから、これだって、自分は悪くないと思わせるパフォーマンスである疑惑は濃厚なのですよね。女性相手に、自分の非を認めて謝らない奴は、その時点で、女に嫌われるのですしね。
離婚で奥さんに捨てられる人間は、大概、そういうところに問題はある場合が少なくないですからね。
どう考えても、彼女の言葉も、ほとんど守っていないんだから、あの台詞は口実以外の何者でもないでしょうね。

どんな些細なことでも、自分に課したルールを守っている奴は、それに大して、徹底的に忠実にあろうとするのが美学ですからね。金の稼ぎ方にも、そういった美学がうかがえないハヤテが人の教えを忠実に守れるわけがないのは、明白でしょう。

そりゃ、強烈な新キャラや、西沢を報わせるようなことをしないと、あっさりと、ビリヤードの回と対比されてしまうのは明らかでしょう。あの女の子を悪の女王扱いしない限りは、ハヤテが昔から、ろくでもないことと思われる可能性も高いですからね。「ゆがんでいる」と言及したのは、見方によっては、小さな真実を混ぜて、大きなウソを信用させるやり口なのですよね。まあ、それを言ったら、物語というのは、えてして、そういうものですが、畑氏の場合、主人公をかわいそうに見せる手段に、それを注いでいるようで・・・・・・・。
ここから、どう成長するかで、執事ものかどうかは言えると思うのですが、先々週の段階で、ハヤテをかわいそうといってるあたり、期待はしないほうがいいみたいですが。



結局、ハヤテが、お嬢ととっとと一緒になることが、一番、害がないんですよね・・・、って、神無月明彦だな、まるで・・・・(彼が存在しない&メインヒロインとくっつくことが、一番、登場人物にとって、いい状況になっているという主人公)。
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by kwanp | 2006-07-20 08:09 | コミックス
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