必需品ねえ・・・・?

そりゃあ、まあ、使用人の本場のイギリスでも、ハヤテは、ろくでもない使用人の典型例になるタイプ(それもメイドさんに手を出すタイプ)みたいですから、反面教師にはなるでしょうね、今の時点での展開は。

大体、「お前の師匠は、アイスホッケー、ロクに知らなくて、アイスホッケー漫画かいたじゃねえか」とか言われて、ライフセイバーの漫画描いたこともあるのに、執事ものが有名無実になってしまっている現状で、執事漫画の決定版みたいなことをいっても、説得力ないでしょうし、師匠ほど、別物感があるわけでもない。
いくら、一部で、執事に対する注目が高いとしても。ネタや冗談のつもりかもしれませんが、万が一にでも、読んでくれる人がいれば、ラッキーとでも思っているのかもしれませんが、逆効果だと思いますが・・・。

大体、仕事サボって、私的な付き合いのある女の子のプレゼントを買いに行ったりする奴が主役の話のどこが、必需品なんだか?

執事ブームの生みの親とかいうキャッチコピーといい、受けて、何かの拍子に少しでも、読者が増えれば良いみたいな態度が見えるのですが、こういうことを考える暇があったら、もう少し執事ものっぽく見えるように工夫する知恵を絞ればいいものを。萌えやお色気に走っているということは、それをやったら、今の人気が維持できないから、やらないということなんでしょうけどね。

そもそも、展開が遅いから(これはこれで、話の進むスピードが遅い以外の別の問題点もあるわけですが)、一見、執事ものといいながら、有名無実な話をやっているので、執事ブームとは、ベクトルがあわないわけですが、そういう物語を描いているのは、畑氏自身ですし、その連載を続けているのを認めているのは、サンデー編集部自身ですし、その路線をかえることはしない。なのに、執事ブームだから、それにのらなきゃ、損みたいな、下心はしっかりと見えている。
それって、メイドだから受けると勘違いした、何でもかんでもメイドをつける便乗商法と大差がないと思いますし、それって作品の価値を落とすことにもつながるでしょう、実際。

さて、そのなんちゃって執事ですが、桂妹の誕生日プレゼントに、花束をもってきて、彼女に迫る・・・・・・、ところで夢から覚めたというオチで、桂妹は、「われながら、頭の悪い夢」といっていますが、優秀なのはともかくとして、中身は姉と大差がないわけですからね。恋愛経験もないわけですし。
まあ、小さいころに借金返済しないといけない状況でしたし、姉がそれを返すために躍起になっていたわけですが、昔は美人だったものの、両親が逃げる前ならともかく、その後は、今の性格が前面に出だしたでしょうから、この夢みたいに姉に迫ってくるような物好きはいなかったはずですしね。

ガンプラ教師も、そういうキャラじゃあないでしょうから。

ちなみに、今回のサブタイトルは、林原めぐみさんの歌のタイトルですが、小さな幸せと、大きな不幸で出来ているって、金持ちのお嬢さんに借金の肩代わりしてもらって、名門校にまで行かせてもらって、しかも、そこのお嬢さんばかりか、出入りする若い女性に、ことごとく好かれてのどこが、小さな幸せですか?

しかも不幸は影をひそめていますしね。この後にもっと大きな不幸があるかという見方も出来ますが、三週続けてバレンタインの話描くのはつらいとか、ハヤテがかわいそうだからと不幸の手を緩めてたりするので、それも怪しく思えてしまいますし。

ハヤテの不幸が影をひそめたこのマンガで、そういうことをいっても説得力のかけらもないと思うのですが・・・・・・・。

でまあ、桂妹はハヤテのことが気になって仕方がないわけですが、

そりゃあ、気になるでしょう。

初遭遇時は、自分のやろうとしたことを、自分よりも上手くやられるわ、その相手が、姉が余計なことをしたおかげで、白皇の編入試験に落ちるわ、夜の旧校舎で一緒になってさまようわ、マラソン大会では高所恐怖症なところを疲れて、徹底的に攻め立てられるわ、しかもそれを謝りもせずにを借りにくるわ、ひょんなことから、泊める羽目になるわと、知り合ってから二ヶ月近く、妙に係わり合いになってくるわけですし、他の男子生徒は遠巻きに見るだけだから、その差は、なおのこと大きい。
しかも自分と似たような境遇だったというわけですし。

これで、気にならなかったら、よほどのバカか、多少のことは気にしない大物でしょう。

鯉と考えてしまうわけですが、恋愛経験少ないわけですし、ハヤテはどっちかというと、桂姉に近いタイプなので、性別が逆ですから、何かと世話を焼かせる姉に抱く感情恋と勘違いしていても、おかしくはないでしょうしね。

大体、前述したハヤテの行動もそうですが、ハヤテの場合は、これらの行動を省みて、自分のやったことを悪いといったこともないですし、しかも桂妹へのプレゼントを、仕事サボって、会に行ってるわけですからねえ・・・。

桂妹の不意をつくように現れた(絶対、わかってて、やってるのでしょうね)美希にハヤテのことを聞いたら、詳細なプロフィールを聞かされるわけですが、これって、どう考えても、ハヤテの言動を知り尽くしていると見ていいわけで、ハヤテが気になっていることも、お見通しなんでしょうね。
黙っているのは、いずれ、ほろを出して自滅するタイプと思って、それまでは、面白がることにしているのか?

まあ、すくなくとも、桂妹相手に、卑怯な手を使っても、お嬢のためなら、鬼にも悪魔にもなるとか言いながら、マラソン大会で優勝できなかった男ですから、たいしたことはないと認定されている可能性は高そうですが。

ただ、桂妹は、彼女にとってのヒーローですが、桂妹は、いつだって、かっこよくないといけない
といってたわけですから、そんなハヤテすら、自分の都合関係なしに面倒を見る姿がかっこいいとおもっているのかもしれませんが。
なにしろ、政治家の娘ですから、自分の都合で、人を切り捨てたり、手を結んだりするのを見たり聞いたりしているわけですからねえ。それだと、自分の家族と同じですから、彼女にとってはヒーローに値しないと思いますし。
両親に捨てられても、それでも、めげずに、曲がらずに生きていて、しかも、いじめやら、悪いことには黙っていられないわけですから、そんな相手が、自分の都合で、相手を切り捨てたら、おそらくは、桂妹は、彼女のヒーローでなくなるでしょうから。
桂妹が、かっこいいというよりかは、かっこよくあろうと努力する姿が、桂妹がヒーローに見えている理由だと思いますからね。そういう意味では、ハヤテは、真逆で、目先の事情に流されやすいタイプなんですけど。

ハヤテのことで気になるのは、親に捨てられたという一点だけと考えていると、ハヤテが、お上と一緒に通りがかります。

ワタルと一緒に、自習室で勉強していたということで、それを聞いた桂妹は、プレゼントなんか買っていないで、家で勉強しなさいよ、とつれない態度を取るわけですが、執事の業務もありますって(笑)

まあ、試験勉強自体は、白皇で、執事に必要な教養とかを身につけるためで、長い目で見れば、業務の一環(少なくとも、学校に行かせてもらいながら、執事の仕事をやっている今は、正式な執事としては認められていないということですしね)だと思いますが、これを説明したりすると、仕事をサボって、桂妹への私的なプレゼント買ったりしたようなことがしにくくなるのでしょうかね?

しかし、桂妹の一言で、お嬢が気を悪くしないのは、ハヤテが、そのことに対して、何の反応も見せていないからでしょうけど、この場合、ハヤテはやはり、お嬢の手前、ヘタに反応を見せたら、ろくなことがないと、本音を表面にだすのを控えているのでしょうね、おそらくは。
何しろ、先週の話でも、「ハヤテのようにやれば出来る人間~~」と、遠まわしに赤点とるなというようなことをいわれているわけですから、ここで、迂闊なことを行って、また、余計な思い付きを口に出されたら、洒落になりませんからね・・・・。

自分があれこれと悩んでいるのに、へらへらしているハヤテを見て、怒りが込み上げてくるハヤテ。まあ、これまでも、散々、彼女に対して、自分の都合で、切り捨てたり、謝りもせずに力を借りにきたりしているのに、その上で、この態度ですから、普通、怒りますよね。

それを見て、絶界だとか、閉鎖空間(ハルヒ)だとか、ディストーションフイールドとか、ATフィールドとかいうわけですが、そんな態度は相手の怒りに、さらに火に油を注ぐだけ、という気はするのですが(汗)

お嬢は、また何かしたのか、とかいうわけですが、ハヤテの場合、桂妹には、喜ばせることはしなくても、怒らせることだけは、抜かりなくやっていますからね・・・。

「私のプレゼントを選んで、落第したら、承知しないから」と、ハヤテに釘をさしますが、ハヤテの、これまでの桂妹への言動を考えると、これでもまだ、生易しいほうでしょうね。。

ハヤテのほうは、何が彼女を怒らせたかはわからないわけですが、ハヤテの場合は、自分のやったことを、まったくといって良いほど、振り返らないから、何で怒らせたかはわからないままですし。
「性格がゆがんでいる」とか、最近、多少は、ハヤテの問題の或る性格に言及する傾向が出てきましたが、それだって、周りの人間から言わせているわけでして、決して、ハヤテの口からは言わせていないわけですし、そのことに触れるびょうしゃもないわけでして、自分はかわいそうだ、とか、自分は不幸だとかいう台詞を口にして、自分の不幸に酔うだけですしね。

このままではまずいから(というより、これまでのことが積もり積もっているわけですから、手遅れという気はしますが)桂妹を追いかけようということですが、土下座してから謝るという本末転倒な態度は逆効果のような気が・・・。

前述したように、ハヤテは、これまで、自分がやったことを一切、省みていないわけですし、この態度だって、適当なことをいって、謝っておけば、何とかなるだろうというような考えにつながりかねませんし。
相手にひどいことをやっても謝らなかったりと、相手の意思などは、考慮に入れないで、とりあえず謝るというのは、相手をちゃんとした人間としては見ていない証拠ですからね。だから、桂妹を追いかけていったところで、親に子供を捨てる理由があったのかという問いに答えられるとは思えない。というか、ハヤテの場合は、それを考えるのが、心理的に出来ないのかもしれませんが。

どういう事情がアレ、捨てられたことには代わりがないわけですし、両親にどんな理由があっても、ハヤテの価値は、それを上回らなかったということであり、ハヤテにとっては、自分の存在を否定されることに等しいですから。
考えないことで、自分の精神の均衡を保ってきた部分は確かにあるのでしょうし、自分のやってきたことも省みないでいるのも、そのあたりの理由もあると思います。是非、善し悪しはべつにして、ですし、そのやり方は、両親のかわりに働いていたころだから、通用したやり方なのですから。
事情を考えても、無条件に許容できるものではないですけどね。

ハヤテ本人は死亡フラグとか言っているものの、これまで、散々、散々好き勝手やってきて、死亡して、物語に幕が閉じられるなんて、虫のいいことが通用するとでも思っているのでしょうか?

死亡フラグは、バッドエンドという意味で捉えられていますが、ハヤテの場合は、諸々のしがらみからの開放(借金とかね)に近いですし。
散々、好き勝手やって、死で、それをうやむやにするのは、さすがにねえ・・・。

正直な話、死亡ルートなんてのは、ハヤテの場合、勝ち逃げみたいなものですし。
どちらかというと、これで、攻略失敗につながったとしても、死亡するよりも、これまでのツケを何らかの形で、返す方向になるくらいはしたほうが良いとは思いますけどね。

・・・・・・・・・・・劇場版ドレイクみたいな死に様(ザコ兵士に一斉射撃されて、死亡)すら、ハヤテにはもったいないと思いますし。

ただ、ハヤテが、あれこれと考えるようになった場合、物語の中だけでも、桂妹のことを例にとっても、相当ひどいことをやっているわけですが、それで、苦しむことは確かですが、成長には必要なことだとですから。
けど、それを描くのを避けて、いまのまんまで、自動的に話を描きそうですからねえ、これまでの経験からすると・・・・。ハヤテのまずいところには触れないで、相手の生き方に対して、丸ばつつけるような傾向が、最近は、顕著になってきましたからねえ。
それで、恋愛フラグが成立して、恋愛関係、もしくは、恋愛対象として、意識するようになったら、これ以上の主人公の成長は、この物語では、望めそうもないと、完全に割り切った方がよさそうですが・・・・(やったとしても、不自然になるだけ)。

そういう意味では、これまでの展開を考えれば、桂妹フラグは潰えてもおかしくはないのですし、この展開で、桂妹フラグを成立させるのは、これをきっかけに、自分の言動を振り返って、ソレを改めようとするか、あるいは、よほどのダメップりを発揮するか(&てひどいしっぺがえしを受けさせる)ですが、ヘタにハヤテをかっこよく見せようとする傾向が強い作品なので、どっちも難しい展開であり、今回ので、おそらくは、桂妹フラグは潰えた可能性は高そうですが。
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by kwanp | 2006-08-09 11:28 | コミックス
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