このあたりが・・・・

この作品の売り文句としては、妥当だろうなあ。執事ものなんてやっていないのに、決定版みたいな売り文句を語っても、見栄張ってるだけで、作品の価値を落とすだけですからね。
そもそも、ハヤテ女装だって、男性ファンが喜びそうな、女装ネタですし(美少女ゲームにだって、男性ファンに受けそうなホモネタってあるじゃないですか)。クラウス×ハヤテでも、そっち受けを狙っていたのかもしれませんが、何度も指摘しているように、ハヤテは、良くも悪くも、男性の価値観が濃く出ている作品で、しかも、ヒロインの人気に特化している上に、主人公に都合よく、話が進んでいるわけで、女装の似合うくらい女顔の少年がメイドの格好したところで、女性ファンが喜ぶ層が限られていると思いますし。プリンセスプリンセスは一応、女性が描いているわけですからね。ハヤテに強くにじみ出ている、男性の感覚を何とか、取り繕わないと、そっち方面でも、女性受けは難しいと思いますし。
というか、女性受けを狙って、失敗するメディアのやり方の典型なんですよね、これまでの売り文句も、場合によっては、ハヤテの女装も。

そういう意味では、今週は、最近の売り文句の中では、いいほうだと思いますけどね。

今回のサブタイトルは、魔法少女ものと見せかけて、恋のマジカル大分県か?

・・・・・冗談です、ハルヒですね。

けど、今回のエピソードの展開如何では、下手すれば、これがハヤテの執事姿の見納めになるかもしれないんですよね。

まあ、お嬢の三千院家でも、ハヤテが来る前に、マリアさんがやっていたことは、執事も兼ねていましたし、メイド姿で、執事名乗るくらいは、許容範囲でしょう。

それにホラ、お嬢にとっても、虫除けになるし(笑)

冗談はさておき、女装メイド決定でも、個人的にはかまいませんが、それが決定すると、井上氏の領域に踏み込むことになるので、今回だけになる可能性のほうが高いでしょうけど。 ファンはかぶってる割合が多いので、そのあたりの抵抗はあまりないと思われますが、畑氏があの路線やると、武装錬金の二の舞(打ち切り)になりかねないところがありますからね。
もっとも、「あいこら」って、ときどき、ハヤテのエピソードを参考にしたネタをさり気にやることがあったりするので、今回の葉、ネタ返しの意味もあるのかもしれませんが。

さて、ページをめくれば、うってかわって、メイド服のハヤテですが、一生女装は嫌なので、呪いを解こうと決意します。
久しぶりの不幸な主人公とかバックステージで行ってたわけですが、最初に、莫大な借金を背負わされるとか、車に轢かれたり、虎やロボットと格闘したり、女装させられたりしていたりと、序盤ですでに、ハードルの高い不幸を設定されているわけです。
つまり、それ以降は、それ以上の不幸を用意しないと、基準を満たしたことにならないわけです。しかも、行き過ぎれば、それはそれで、不評の元になりかねない。
このインフレの構造は、見方をければ、まんま、バトルマンガと同じなわけで、普通にやっていけば、バトルマンガと同じように、マンネリ化してしまうわけで、最初に、ハヤテがお金持ちのお嬢様をやる理由付けのためだけに持ち出したとしたら、少々、やりすぎだったといえますが・・・。

もっとも、バトル漫画的インフレの図式は、ハヤテから完全になくなったわけではなく、ヒロインたちが、ハヤテを意識するという構図に移り変わっただけですが、バトルマンガのようにしたくはないという意識が強いのか、バトルマンガゆえにわかりやすかった部分も廃されているわけですけど・・・・・。
どう考えても、パラメーター式のギャルゲーのほうが近い内容ですし(主人公の内面描写がないのは、プレイヤー=主人公の図式もあるのだろうけど、だとしたら、これはこれで、問題があったりするのですが・・・・)。

意気込むハヤテとは裏腹に、ハヤテのメイド姿は、周りの評判がいいわけです。「マリアさん目で同意しないでください」とか言っていますが、周りのことお構いなしに、自分の感情だけで突っ走ってきた奴が、同じ事をされて怒る権利はないと思うのですが・・・・。

せめて、不幸路線をずっと継続してきたのなら、もうちょっと、周りに、女装の方がいいと見られることへの同情の念も沸くものですが、今回に限っては、一生、女装でいる位がちょうどいいとさえ、思えてしまいますから・・・・。

そんな中、咲夜がハヤテのスカートの下はどうなっている? と疑問を投げかけるわけですが、間違いなく、徹底しているでしょうね。

というか、女装が好きで、「自分は何で女に生まれなかった?」という奴が、女装するときに下着が男ものであるわけないじゃないですか。
こだわる奴は、下着まで、とことん、こだわるでしょうし、男物だったら、めくられても、さほど、不都合はないわけですからね。
先週のサンデーを見ても、ストッキング?をはいているみたいですし。

でまあ、ハヤテの自業自得感が強い感がしますが(普段の行いのせいでしょうね)、一応、咲夜のせいでもあるので、彼女らが協力することに生り、桂妹には、伊澄が説明・・・・、

咲夜、おまえ、話をこじらせて、場合によっては、ハヤテが一生、女装のまま過ごさないといけないようにする気満々だろ(爆笑)!?

どうみたって、説明をするのにミスキャスト以外の何者でもありませんし、それに気がつかないわけありませんからね、彼女が(笑)
絶対、わかってて、やってるだろ・・・・・・・・・・・。大体、こういうお願いは、ハヤテ自身が行くべきでしょう。人目につくのはまずいとかいう考えかもしれませんが、三千院家は金持ちなんだから、こういうときに、車を出したり、やヘリを飛ばして・・・・・、あっ、余計に目立つか、それ(笑)
まあ、人目につかないように工夫してでも、直接頼みに行くものでしょう、少なくとも、相手のプライドを傷つけるわけですから。

マリアさんに事情を説明するのですが、全然、信じてもらえません。当然といえば、当然ですが・・・・。ひょっとして、年寄り扱いされたことに対する、ささやかな仕返しですか(汗)?
ちなみに、p262の三コマ目って、どう見ても、怒っているか、黒いオーラを発揮しているようにしか見えません(笑)

まあ、実際、女性キャラに対して、好き放題の行動していますし、最後までお咎めなしでやりたい放題では、特定層の男性ファンが喜ぶ作品に終始するしかありませんからね・・・・。
もっとも、女性ファンに大きく受けるには、ハヤテという作品は、足りないものが、あったりするんですが、それはまたの機会に語ることにしましょうか。

マリアさんに信じてもらえずに、一生、趣味で女装をやっていると思われ(わざと、そういってる節もなくはないというか、絶対に黒、入ってる)かねない状況で、桂妹は、絶対にわざと負けてくれるという、どの口がそれを言う?といいたくなるような、虫の良すぎる台詞をはくわけですが・・・・。
というか、自分が元に戻ることしか頭にないわけで、どう考えても、イベントで人目がある状況で、時計塔で、女装した男に、わざと負けてくれと言われて、そう簡単にうなずく人間が、早々いるわけないだろうに。
女装した男に、人目の或るところで負けるって、十分、プライドが傷つくと思うのですが・・・。

そういう虫のいいことを考えている人間に限って、大勢の前で、さらす羽目になるんだって場・・・・・。

一方、神父は、桂妹にハヤテへの恋心を気付かせうようとしますが、桂妹は、マラソン大会での決着がついていないことという結論に至るわけで、神父は恋心といいますが、あんたの場合は、恋心のほうに誘導して、三角関係で事態をややこしくして、面白がりたいだけじゃないのか?

大体、これで、恋心になったら、露骨に釣橋効果だし、そりゃ、恋愛じゃなくて、一歩間違えれば、調教や洗脳でしょうが・・・・。恋は勘違いの産物とはよく言ったものですが、それだって、限度というものがあるでしょうし。金持ちのお嬢様をだまくらかして、借金返済させるなんて、見方によっては、鬼畜ゲームの主人公よりだしなあ・・・・・。

まあ、これで、桂妹が呼び出しに応じるのは、クリアしたわけですが、一生、女装がかかっているとはいえ、ハヤテの呪いを解くほうにばかり、描写が行って、人目がある中で、桂妹が、女装して、メイドの格好をした男にわざとまけることで、傷つくことへの配慮はまったくなしですね。
まあ、ギャラリーが、女装に気がつくかどうかは、別にして、自分が助かるためなら、他人を踏みつけにしてもいい、というところは、相変わらずというか。そうせざるを得ないにしても、普通、もうちょっと悩むわけですが、そこをスルーして、桂妹を負かす気満々になるあたりが、露骨というか、一方的な書き方だな、と思えるのですが(このあたりの感覚が、ココ数ヶ月、話にも露骨に現われている)。
そりゃまあ、普通のマンガなら、相手のことまで、考慮すること、こういうシチュエーションでは少ないですが、ハヤテの場合は、「最後に笑うのは真面目な奴」であり、人を貧相だといって、不審人物扱いされてきたり、執事には見えんとかいって、不審人物扱いされてきたわけですし、ちゅうちょなく、やっちゃいけない立場ですし、今は、手段を選ばずに生きなきゃいけないというような状況でもない(でも、意識はそのまんま)。呪いを解かないと、一生、そのまんま、という話で、このあたりの葛藤は、見事にスルーされているわけですが、ハヤテは、そのあたりの葛藤にこだわらないといけないタイプの人間なんですよね・・・・。
このあたりの言動が、「一生、女装していれば?」と思いたくなる一因なのかも・・・・。コミックス一巻のブレイクの少し後あたり、春あたりから、こういう感覚がでだしていましたし(連載序盤はそうでもなかった)。

まあ、ハヤテの人格言動云々だけなら、さほど、問題じゃなく、問題は、そのハヤテの横っ面をはたく人間がいないということでしょうから。これで、桂妹が、ことあるごとに勝負を挑んでいくうちに、見る影もなく、桂姉化していったら、それはそれで面白いんですが(笑)

でっ、3月3日の夜な訳ですが、お祭り状態な人がいっぱいになっている夜の白皇学院。
ワタルの説明によると、試験で赤点とって、退学になる奴への最後の楽しい思い出とあるわけですが、十分すぎるほどの嫌がらせだ、それは(笑)

しかし、お嬢も、ハヤテが桂妹へのプレゼントのことへの、嫉妬で頭がいっぱいな訳ですが、普通なら、こういうときに手を貸すことがポイントにつながると思うのですが。まあ、そのあたりの仕返しもかねて、ヘリで、派手に目立ちながら、時計塔に降ろす喰らいはし手も、今回は罰は当たらんような気はするが・・・・・・・。
単に助けるだけだったら、今のハヤテだと、調子付くだけだろうし・・・・。お嬢の立場で、こういうときに、何かしでかすのなら、ギャグの範疇越えて、洒落にならないから、活動的でいるのは、逆に怖い気がしますが(汗)

さらに運良く、泉に見つかり、ハヤテのコート姿に、何かあると、本能で察知して、彼から、コートを奪おうと、追いかけ出す泉。渡るたちは置いてきぼり、というか、咲夜は間違いなく、わざと見過ごしたように思えるのですが(汗)

でまあ、新しい執事がでてきたわけですが、やんちゃな妹を持つ兄系、しかも、ロマンチスト? きっと、お嬢さんに揚げ足を取られて、決まるものも決まらないということが日常化しているのでしょうね(笑)
もしかして、姉とかに幻想持ってる口なんでしょうか? それで、桂姉のクラスだったとしても、あれが姉の一般的な姿だとは、普通、思わないだろうし(笑)
しかし、そこはかとなく、言動から思えてしまうのだが、

ひょっとして、このキャラ、ハヤテに変わる不幸要員の意味合いもあるんだろうか?

台詞を見た感じでは、お嬢様のわがままに振り回される、典型的な執事キャラのようだし、メイド姿のハヤテを見て、運命の出会いだと勘違いします(笑)
ステレオタイプ的に、程よく、不幸な目に合わされて振り回されるパターンを、繰り返しそうな御仁に見えて、仕方がないのだが(笑)

とはいえ、完全に不幸要素を、こっちに移したら、それはそれで、ハヤテの問題の或る言動が目立ってしまう気がするのだが・・・(ほかでカバーする方法でも、見つけたのだろうか?)。

もっとも、それも、ちゃんと出番があれば、の話で、西沢弟も、最近、出てきていませんしね。

こういうキャラを出すのは、個人的には大歓迎ですが、ワタルの場合も、結局は、別の意味で、ハヤテの縮小版みたいになりつつありますし。
このてのキャラは、男が描くのは、本当に難しいわけですが、それでも、最後まで、しっかりとキャラの立ち居地を崩さずに、最後まで描いてほしいですから。

東宮の坊ちゃん。フラれるの前提って、桂妹にだろうか? まあ、彼の場合、理想のタイプよりも、世の弟君がいう、「いかにひどいか」で語られる姉タイプの女性の尻にしかれやすいタイプだからなあ・・・。
案外、ココ、最近なのかもしれないな、あの暴力的な体罰は。東宮のあの性格も、間に、野々原が入っているからだろうし。

でも、ハーマオイニーって、ハリーポッターというよりも、うらひとさんところの、あのWEBマンガを思い出すのは私だけじゃないだろう・・・・・・。

今回は、ヒナ祭りで、一見、ハヤテVs桂妹といいながらも、脇で、事態を引っ掻き回す奴らが事態を面白いややこしい方向へ持っていこうとするニュアンスのほうが目立っていたような・・・。
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by kwanp | 2006-08-30 13:33 | コミックス
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