言ってるほどには・・・・

さて、今週は、サンタの格好をした西沢ですが、サブタイトルは、まんまな、青山剛昌。
そういえば、コナンが始まったのもこの時期でしたが、青山氏、デビューしたのって、たしか、20年位前のこの時期でしたっけ。

さて、今回は、サンタコナンを探せという企画と連動した話ですが、企画とは関係なしに、とか、取り繕いながらも、コナンに会いたいと駄々をこねだすお嬢。
それを聞いて、「事件がおきないといけないのでは?」と言うハヤテ。よほどの事件がないと着てくれないとのことですが、不幸を売りにしている主人公が、他人事みたいに言ってどうするよ(笑)

不幸を売りにするのなら、こういうときこそ、真価を発揮するときだと思うのは、私だけでしょうかねえ? こういう態度を見ていると、本当に不幸がウリの主人公という設定は形骸化しているのを、つくづく痛感させられる気が。まあ、ハヤテの場合は、不幸キャラというより、自分の不幸によってるだけのキャラでしかないんですけどね(不幸キャラ好きには、あまり好かれないタイプ)。
しかし、エネミーゼロは90年代後半のゲームですが、セーブロードに制限があったり、敵の姿が見えなかったと、結構、難易度が高いゲームで、攻略本が一冊しか出なかったという、某ニセンチとは違う意味で、厄介なゲームだったりします。

でまあ、その言葉を受けて、人里はなれた山荘で殺人事件なんて、たとえを口にするわけですが、それはどっちかというと、金田一少年の事件簿のほうがなんぼか近いような気がするのですが・・・・?

まあ、こういうシチュエーションの話は、日本で一番、好んで使われるのだそうです・・・・・。

三千院の屋敷が常識では考えられないほどの大雪に包まれるなんて、シチュエーションでも、十分にいけると思うのですが、よく考えると、そのシチュエーションは、すでにやっていますからねえ・・・・・。

でまあ、お嬢が言うや否や、人里はなれた山荘で、しかも、陸の孤島という状況で、この手のマンガによく出てくる、黒い人影が殺されるというシチュエーションで、しかも、クラウスや、西沢まで召還されてしまうという状況に陥っています(笑
お嬢が言うには、コナンの世界に入り込んでしまったとのことですが、先日、連載30周年を迎えたこち亀でも、42号で、掲載作品に何らかの形で、両津勘吉がでているという趣向でして、今回のサンタコナンを探せというのは、その縮小版になる、一見、やばそうに思える企画ですが、集英社と、小学館は、同じところがやってるわけだし、口で言うほど、やばいネタじゃないんですよね。
少し前のアニメの銀魂でも、事件の現場に現れる黒い影をネタにしていまして、正体は、黒い影の外見の天人で、しかも、銀魂の世界ではアイドルの寺門通のストーカーというとんでもない設定でしたが、そのエピソードの銀魂では、銀さんたちが、古今東西の探偵のネタをパロっていて、コナンのネタもしっかりと使っていたわけで、スナックお登勢の客で、似ていた人間を使って、パロディネタをやっていたのに、突っ込み担当の新八が、「訴えられたら、どうするんだとか言ってましたが、こういう台詞を言うネタほど、実際は、それほど、やばくないようなネタは、結構、ありそうな気はしますけどね(そもそも、本当にやばくても乗せるような勇気の或る出版社が、この業界、どれだけあることやら・・・・)。

でまあ、編集部から、好き放題コナンをネタにしてよいということで(編集部注で、言い回しが微妙に変わっているとのことですが、多分、予想の範疇内なんだろう、このマンガの場合)、班員探しをすることになるわけですが、複数の女の間で、その気にさせながらも、どっちつかずの態度をとって、自分の都合で利用したり、切り捨てたりを繰り返すええかっこしいのロクデナシ執事、ムシの居所ひとつで、人の人生を左右するわがままお嬢、黒くて、実は、一番、最凶なのでは?と評判のメイドさん、年頃の女の子のベッドの下から現れるなんちゃって変態で、首をちらつかされると、あっさりと、ひよる執事長。人語をしゃべるけど、男と女相手では、露骨に態度が変わるトラ、平凡が売りだけど、ハヤテに恋するどころか、本性とかも色々と知った上で、ハヤテに恋しているっぽいので、十分い平凡じゃなさそうな自称平凡なライバル。

あの・・・、

犯人を探せというより、被害者リストの方が、なんぼか、近いような気がするのですが・・・・(汗)

特にハヤテは、日ごろの言動から、被害者にならないほうが不思議なくらいですし、そうでなくたって、その言動ゆえに、犯人扱いされたり、濡れ衣を着せられる事態になっても、さほど、おかしくはないような・・・・。

一番、被害者に近いのは、いうまでもなく、マリ・・・・、ゲフンゲフン。

そういうわけで、むしろ、この面子のなかだと、ハガレンっぽいニュアンスを感じる5番の怪しい男など、どう考えてもシロにしか見えません。
本人が、「ついかっとなって」とか言ってますが、殴りはしたけど、実はまだ、生きていたという落ちがついているとかいう典型的なパターンでしょう(をい)。

でまあ、あまりに露骨に怪しく見えるので、お嬢は、西沢を犯人扱いするのですが、自分の恋敵をいきなり、犯人扱いする方がむしろ怪しいというか、そうでなくても、ろくな目に会わないのでは?

だいたい、今回の話が、コナンを装った、雪山の山荘で一人一人、順にころされていくホラーとかいうオチだったら、間違いなく、この時点で、殺される確率が高い行動をとっていますよ、お嬢は・・・・(汗)

そういうシチュエーションで生き延びそうなのも、この面子では、西沢あたりが、一番、条件に近そうですしね(汗) どう見ても、この場面で、お嬢が墓穴を掘っているようにしか見えません・・・・・・。

しかも、クラウスを犯人に仕立てようとしたり、ムシの居所ひとつで、人の人生左右する発言を、軽軽しく行うという彼女の特性が、悪い意味で発揮されているような・・・・・。

しかも、本当に、実は生きていたオチだし(笑

事件解決で戻れるかと思いきやコナンサンタを見つけないと戻れないことに気がつくわけですが、本当にいるかどうかもわからないわけで。下手をすれば、今回が最終回という事態になるわけですが・・・・・・・・、このマンガだと、どうせ、何とかなるんだろうな、という予定調和が強く感じられるので、あまり、大変だ、という気はしないんですけどね・・・。

なんとしてでも、コナンサンタを見つけようと躍起になるお嬢たちですが、あっけにとられる、西沢とハヤテは、せっかくだから、クリスマスの飾り付けをしようということに。

で、どうせ夢だから、とハヤテに抱きつく西沢ですが、夢ではないわけで、ハヤテのほうは反応に困ったような顔をして、西沢も我にかえって、パニくったまま、コナンサンタを探しに行こうとするのを、ハヤテが呼び止め、二人っきりで話をすることに。

しかし、普通、クラスメートの女の子が弁当作ってきてくれたりしているのに、自分に気があるんじゃ、とか、いくら鈍くても気がつくだろうに・・・。

大体、女の子と付き合う余裕がないみたいなことを言っていますが、ヒナ祭りで、時計塔の最上階で、説得の必要もあったとはいえ、女の子相手を肩で抱いて、夜景を一緒に見るなんて事をしておいて、それで、女の子と付き合う余裕がないなんて、どうみたって、説得力皆無にしか思えないんですが・・・・。

とっさのことだったにしても、それで、何もありませんでした、付き合っていませんということを口にしても、すでに相手は、その気になっているわけで、男のほうの言い訳、逃げ口上に思われても、文句は言えないと思いますしね。

大体、昔の約束を持ち出しているわけですが、その約束で守っているのは、金を稼ぐということだけで、自分の都合で、出したり引っ込めたりしているのは明らか。それは約束を守れているとは、お世辞にもいえないわけですし。

いずれにしても、ハヤテの言ってることは、あくまで、自分の視点のみで、物を考えていて、相手のことを考えていないわけで、中途半端にしか守られていない過去の約束を一方的に持ち出してはいますが、それで、相手を納得させることをしていないわけですからね。
どういう事情がアレ、いや、あるからこそ、相手に納得してもらうことは欠かせないと思うのですが、それをやっていないわけで、そのくせ、自分の事情を押し付けて、相手に言うことを聞かせる(地下迷宮での桂妹に対する態度とか)、どっちつかずの態度をとって、相手の行為を利用していると言われても、反論できるようなたちばではないでしょう。

しかも、今のところ、それに関して、本編では、それを正当化するような、描き方が目に付くわけで(こういうところが、執事マンガとみなされない要因なのでしょうね)。

大体、ハーレム目指しているかのような行動振りですが、この作品の登場人物、特に女性は、どういうわけか、物分りが妙にいいのが多いわけですが、桂妹だって、普通だったら、「いいかげんいしろ」と切れて、張り倒されるどこ炉じゃ住みませんし、お嬢に対しても、普段はホッポリ出しておいたり、借金返済に利用したり、都合が悪いときだけ頼っているわけですからね(しかも、執事の仕事は、ろくにやっていない)。
そもそも、ああいう風に、どっちつかずの態度をとっておけば、その行為を、言いように利用できると、男から見れば、いいことずくめのように見えますが、相手によっては、態度をあいまいにしていたために、ストーカー見たいになってしまう可能性も或るわけですし、ヘタすれば、今週の結界師にでてきた六本木樹里亜みたいなので、しかも、一人の男にとことん尽くすようなタイプだったら、最悪、日常生活に多大な支障をきたす恐れだってあるわけですからね。今のハヤテの状態では、決して、出来る芸当ではなかったりします。

天然ジゴロなんて、マリアさん言われていますが、仮にそういう才能があるにしても、その才能を使いきれていないのが実際のところ。

まあ、それで、ハヤテが、大やけどをするなら、自業自得ですので、同情はいたしませんが、こういう作品に限って、大概、女性が都合よく泣き寝入りをするケースが多いわけで(それも、男のほうは、こういう人間ならだまされるのも、無理はないというような奴じゃなくて、なんで、こんな奴にというタイプばっかりですからね)、それで、男のほうは悪くないんだ的な言い訳に終始すことが多いですからねえ・・・・・・。

結局、断るにしても、相手のことを真正面から受け止めないといけないわけですが、ハヤテの場合は、桂妹の態度でもわかるように、それをやっていない(相手に自分の都合のいいように誘導していたりはするのですが)。
西沢が、「好きな男の子から、何か心のこもったものをもらえればうれしい」という言葉も、本当に理解しているかどうか、今の時点では怪しいわけですし。ホワイトディまでに、そのことについて、真剣に悩んで、自分が相手を正面から見ていないことに気がつき、それを何とか治そうとする描写がなければ、どんなに、りっぱなプレゼントをする描写があっても、説得力は伴わないと思いますし(そういうところに、蓋をして、綺麗に書こうとするのがわかりやすいから、ゲンナリするわけで)。
しかも、桂妹は、西沢の恋を応援するということを約束していて、ハヤテのことを好きになったにもかかわらず、彼女が西沢のことで悩むような描写はかけらもないし、そもそも、ハヤテのことを好きだと気がつくまでの経緯では、都合の悪い部分には、露骨に避けていましたし(そこそこ、人気があるから、見逃されているに過ぎない)。

間があいている分だけ、浮かれきった分だけ、気がついてからの苦悩がでかいというのなら、それもありなのかもしれません。
本編という目に見える部分で書くというのであれば、の話ですが。

まあ、この後、どう考えても、待っていることが明らかな修羅場や、サキの見合い話あたりからの展開を考えると、ハヤテの成長への伏線のようにも思えるのですが、それにしては、描くのを急ぎすぎている感が強いわけで(展開を急ぐあまり、話の展開を殺ぎ落としまくって、ベタな展開で、お茶を濁しているところを感じるわけで)、この調子で、ホワイトディでの西沢への返答とか、三角関係の清算とかを急ぐあまり、話を損なうような描かれ方をされそうで、不安なのが、正直なところでして、下手に、話を書くのを急がないでほしいのが正直なところですね・・・・・。
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by kwanp | 2006-12-13 10:43 | コミックス
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