変態ってねえ・・・・・

今週はカラー表紙で、マリアさんとハヤテの浴衣姿ですが、マリアさん、和服が別の意味で似合うのは気のせいでしょうか?
しかし、いい雰囲気だしていますけど、単なる職場の上司と部下の関係でしかないんですよね、今のところは・・・・・。
まあ、そこのところも踏まえたうえでのうそ表紙っぽく描いているのでしょうけどね。

でまあ、今週のサブタイトルは、SUPERCARのHIGHVISIONかな?

今回は、下田で、女の人の二人連れが虎鉄を見て、黄色い声をあげるのですが、虎鉄は鉄道の写真を撮ることに夢中で、それを見て、女の人たちは、引いてしまうというのですけどね。
まあ、虎鉄が趣味で存しているとも取れる描写ですが、趣味云々よりも、あの性格で、惹かれる野は変わらないと思うけどなあ・・・。
我に帰って、ハヤテが下田に来ていることを思い出すわけですが、お嬢と話をしていたあたり、執事としてはともかく(というか、ハヤテよりも格上の執事をださなかったり、好印象を与えるように描かないあたりが、ギャルゲっぽい一因だが)、趣味にどっぷりとはまっているものとしては、何か通じるものがあったということかな?
ワタルにしても、許婚としては、名ばかりの関係だけど、アニメや特撮関連の話では、何かとと、話は合うというか、ワタルのほうが、マニア同士のつながりがいろいろとあるみたいですし、お嬢の持っていないものを持っているみたいですからね。
お嬢を狙う人間は、愛犬家連続殺人事件のように、犬好きに悪い人間はいないという盲点を突いたやり方をしたことがないのか、それとも、ハヤテが男だったから、逆上して、お嬢をさらったけど、お嬢の説得で、男でもOKだと開き直るような人間、しかも、ハヤテのほうが嫌っている、しかも好きな人に嫌われるようなまねはしたくはないという真理は、自分も良くわかっているから、ある意味、安心だと思っているのかもしれませんね。
おまけに、お嬢も虎鉄も、周囲から、その趣味を理解されない人間という意味では、同じなんですから、そういう意味でも、話は合うのかも・・・。

その虎鉄がロマンスの予感を感じているころ、ハヤテは悪寒を感じているわけですが、災難だなと思う気にも慣れませんけどね、この男の場合は・・・。

このあたりは虎鉄に対する態度といっしょに後述させていただきますが・・・。

付いた宿は、屋敷とそっくり(別荘?)で、太平洋が広がっているくらいの違いがある程度(笑

西沢は親戚の家に、桂妹は、両親と食事という風に、今のところは別行動。
ハヤテが、自転車に二人乗りは疲れたとかいってるわけですが、やはり、二ヶ月以上のお屋敷生活で体がなまっているのだろうか?
常人だったら、それで疲れたとかいっても額面どおりに信用できるのですが、一応、この作品では、執事は超人ですからねえ・・。
それに、スピードだしたにしても、作中では、これまで、像が踏んでも壊れないくらい頑丈とか、体が資本みたいな生活をしていたことが強調されたりしていたわけですから、一見すると、納得できそうな台詞ですが、やっぱり、心身ともに、お嬢に囲われて、鈍ってきている印象をもってしまいますが。
疲れているなら、温泉でも入ってきたらどうだ、ということで、温泉に入って、マッサージチェアで、人心地ついているマリアさんとハヤテですが、そこに現れた虎鉄。
こいつは偶然じゃなく、絶対下調べして、先回りしていたか、お嬢から、場所を聞いていたかのどっちかだと思いますけどね・・・。

でまあ、ハヤテは、変態だと嫌悪感をあらわにしますが、そもそも、女装する男だと思われたくはないから、女の振りして、勘違いさせたのは、ハヤテ自身ですしね。
一見すると、あの場で、男だと正体を明かすのは、勇気がいることのように思えますが、お祭り騒ぎの行事ですから、余興とか、罰ゲームとか、ごまかす手段はいくらでもあったと思いますし、ハヤテは、そういう保身の術は長けている人間ですからね・・・。
やっぱり、女装すr店で働いていたか、働かされていた過去でもあるのだろうか? 九巻の巻末漫画でも露骨に敵意を表してたし。
もっとも、男であるとか、いくつか条件は違うわけですが、困難が付いて回るとわかっていて、好きな相手を追いかけまわしているという根本的な意味では、西沢と同じなんですけどね、虎鉄は。
しかし、虎鉄に対して、敵意をあらわにしていますが、西沢に対しては、女の子であることと、お世話になっている(弁当とかを作ってもらったりしている)ことから、当り障りのない態度をとっていますけど、虎鉄相手には、そういうメリットはないし、あったとしたら、もうちょっと態度が変わっていると思いますけどね・・・・。
しかし、ハヤテの場合、その場の都合で、相手を利用したり、切り捨てたりすることに、躊躇がないわけですが、このあたりも、夜逃げの連続で、長期的に人間関係を築くということをしてこなかったことが影響しているのか、目の前で、メリットになるか、ならないかで、即座に判断する傾向が強く出ているよなあ・・・。先行投資という概念はあまりないらしい・・・・。

けど、こういう感情の発露をお嬢が殺し屋に狙われているときじゃなくて、自分がらみのときにするあたり、まだまだ、「最近の僕は自分のことばかり」とか反省していたけど、その反省で変わったという説得力に乏しい気が・・・・。
それにこれも後述しますが、この態度はこの態度で、やはり、お嬢の執事としては問題がありますからね。

まあ、殺し屋相手の戦闘シーンを割愛したのは、バトルものにしたくはないということもあるのでしょうけど、ハヤテの場合、ハヤテの場合、最近は、作者自身も、認め出して規定はいますが、ハヤテの本性というのは、お嬢様に恩義を感じる忠実な執事ではなく、金を稼ぐことを優先し、生きるためには、何だって利用する人間のままですが(生きるために生きるというやつね)、そのルールのまま、お屋敷での生活を続けているのですが、主人公を良く見せようと、作中江は補正が効いていて、それが全面二でない、このあたりは、ハーレム状態に説得力を持たせるためだとは思いますけど、この補正が、戦うべき理由と戦わないときには、それを徹底させるための理由付けのメリハリが二重に存在することになるわけで、そのあたりが少年ジャンプ的バトルもの的な要素を(この要素は、主にハヤテを取り巻くハーレム状態の形成に一役買っている)もちながらも、バトル一辺倒になるのを避けようとしても、戦うべき理由と、戦わない理由というのを持ち出しにくくなっているから、うまく機能しない。だから、強力な助っ人キャラやほかの人間に、やらないといけないことをほとんど代理でやってもらう結果になるんじゃないか、と思いますから。

それはさておき、くつろごうとするハヤテに、俺と風呂に入れと強要する虎鉄。一見すると、ハヤテに自分の好意を、一方的に押し付ける虎鉄という構図に見えますが、マラソン大会、地下迷宮とハヤテも、自分の感情を一方的に、桂妹に押し付けていますし、ひな祭りの時の「負けてくれ」も一方的な感情の押し付けですし。
幼稚園時代にいわれた言葉をよりどころにして、女の子の好意に応えられないというのも、感情の一方的な押し付けですからね。

まあ、それ以前にハヤテの場合、ビリヤードの話で、お嬢を借金返済に利用しないとか言っておいて、マラソン大会では、賞金に目がくらんで、借金返済に利用しているわけですから、すでに、作中で誓いを立てても、それを守れないという姿を見せてしまっているので、その場しのぎの言い訳にしか過ぎませんけど。

それを抜きにしたところでも、この言い分は、一方的なことには変わりありませんし。
かなり、少数派とはいえ、好きな人と一緒に苦労したいと思う人もいますからね。十代前半ということで、「それでも付いてきてくれるかい」なんて問われて、そうそう「うんいいよ」などと返す女の子も、そうそういるとは思えませんが、その意思を確認するやりとりは、必要でしょう。
まあ、物語開始以前は、ハヤテに世話を焼いてくれる西沢がほとんど唯一、ハヤテに、あれこれと何かしてくれる相手だったと思うので、態度をぼかしていたと思うのですが・・・。
ついでにいうと、初恋の女の子に告白して、返り討ちにあった過去も関係しているのかもしれませんが。

でまあ、埒があかないので、卓球で勝負をつけることにして、虎鉄が勝ったら、一緒にお風呂に、ハヤテが勝ったら、虎鉄に死ねというとんでもない条件を出すことになるわけで。
しかし、マリアさんが、西沢のとのことを勝負中に問いただしてきて、虎鉄が勝ってしまい、しかも、マリアさんは、「私が勝ったら、ハヤテと二人で、メイド服着て働いてくださいね」という条件を出してきて、わざと、虎鉄が負けてしまいます。

まあ、事情はどうあれ、自分に都合が悪いから、相手に死ねなどということは、どう考えたって、お嬢の教育上よくないし、そういう意味で、ハヤテにペナルティを与える意味合いもあったと思いますが・・・、もっとも、虎鉄の場合は、社会的制裁を受けているわけですし、お嬢に男だとわかって逆切れして、お嬢を誘拐した態度を、(お嬢の態度にも問題はあったわけですが)批判されているわけで、虎鉄に釘を刺すことをするなら、ハヤテの虎鉄への態度もはっきりと釘をさしておかないといけないわけで、虎鉄の愛を受け入れろとまでは言わないにしても、自分が嫌いだから、死ねという態度は、主を良く導く執事の心が舞えとしては不適格ですから、メイド服を着て、働くというペナルティを課す前に、はっきりと言葉で、いう必要はあると思いますが、アニメ化するから、これまで以上に、人目に触れる機会が増える作品ですので、主人公の悪い部分を、こういう遠まわしな形で書くのは、まずいんじゃないかと思いますけどね。主人公でも、間違っている部分は間違っていると、明言するべきだと思いますから。
おまけに今回の旅行では、お嬢のわがままで、お嬢が勝手に行動した結果、西沢を巻き込んだわけですが、そういうことに対する叱責はされていないし、そういうお嬢のわがままを受け入れた態度にも問題はあるわけで、相手のためを思って、それを正すという概念が、あまり強くないのですよね・・・・。
このあたりは、まだ、このエピソードが終わっていないので、どこかで明言されることもあると思うので、一概には言えないのでしょうけど、どこかで、こういう部分に触れてほしいものですが・・・。
07年のサンデーになってから、前に比べると、少しはましになった気もしていましたが、また、だんだんと、前の路線に戻りつつあるような印象を受けますね・・・。
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by kwanp | 2007-02-28 14:08 | コミックス
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