考えれば、考えるほど

虎鉄が、ハヤテを追い掛け回すのは、ハヤテにも原因があると思えてしまうのだが・・。
まあ、相手が同性で、偏執的というか、ストーカー入っているから、ハヤテに同情の声があがるわけですが、
相手をその気にさせるような言動に関しては、何度かいいましたが、はっきりとは断っていないんですよね、虎鉄相手に。
おまけに、お嬢が、姿かたちでなく、相手が男であろうと、その愛を貫けみたいなことをいったがために、ハヤテは本当の愛に気がついていないのだとか、勘違いしまくったことを考えていたり、しかも、極め付けに、「ハヤテは私のものだ」というお嬢の啖呵。この作品、執事は主をいいほうに導くのが役目とかいっときながら、雇い主には、ひたすら服従みたいな描写が多いわけですから、主への手前、自分の愛を受け入れられないとか、勘違いしている可能性は高いんじゃないかと。

しかも、ああも黒い態度を露骨に出しているということは、嫌悪感で、顔もみたくはないという感情が先に走っていると思うので、その後、ろくに接触を取っていないと思いますからねえ。

西沢からバレンタインチョコ受け取っても、なしのつぶて、桂妹にひどいことしても、ろくに謝らずに、数日後には、のこのこと顔を出して、力を貸してくれと、平然と口にする。

その気にさせておいて、放置状態といういつものパターンを見事に踏んでいるわけで。

しかも、大量の反省文と、かなりな社会奉仕。

罪を償って、真人間になって、その愛を貫くとか、決意を新たにするには、十分な材料がそろっているんですよね・・・・。

同性に言い寄られて、不愉快な思いをしたのか、自分に不都合なのか、はともかくとして、あのあと、ろくに顔もあわせていない公算が高そうですし、何もしない子おtによって、余計に、自分に言い寄る同性の、自分への思いを強くしてしまったのかもしれませんね。大体、もとより、困難な思いなんですから、ちょっとやそっとのことではくじけるわけないですからね。
どこぞのお嬢さんの助言を、肝に銘じているわけですし。

どこをどう見ても、性別が男という点を除けば、まんま、いつものパターン。

まあ、普通だったら、自分に言い寄る同性にいい顔はできないといわれれば、素直にうなずけるものですが、散々、桂妹やら、お嬢やら、自分の欲望のために利用してきたわけですから、いつものように、何とかすれば? とか思いますけど。

そういう個人的な感情をさておいても、これまでやってきた行動パターンが、見事に虎鉄に対しても出ているわけでして、本人にとっては、もっともいやな形で、それが跳ね返ってきたと思うわけですが、虎鉄の想いを受け入れて、添い遂げろとまではいいませんが、あきらめさせるのにも、本腰入れて、説得するしかないでしょうね。都合の悪い相手に対して、「死ね」なんていう態度を露骨に出すようなやつに、人を言いように導くなんて、反面教師としての教育材料でなければ、難しいし。
結局のところ、やってることが「最近の僕は自分のことばかり」とか口では、反省するそぶりを見せていても。やっていることは、変わっていないということでしょう。というか、人前でやる行為は基本的にパフォーマンスであり、このせりふを言ってった相手も、下手すれば、一生ものののろいをかけている悪霊、つまり、損得勘定を考えないといけない相手ということには変わらない。つまり、虎鉄がらみのことは、ハヤテがやってる行動パターンが、そのまんま裏目に出ているのであり、目先のことで、都合の悪い相手には、正面から向かい合わずに、逃げたり、切り捨てたりということを平然とやるというように、ハヤテの悪い部分が、もろにでているわけで、働かない親を養い、借金にもめげずに正直に生きて、なんて、設定で、隠れていた部分だったりするのだ。
もし、ハヤテの成長イベントとして、この災難を乗り越えるというのであれば、面白いとは思いますけどね・・・・。ただでさえ、ハヤテの周りには、都合よく動いてくれるヒロインばっかりですから、虎鉄みたいなのが、一人くらい、近くにいるくらいがバランス的にはちょうどいいとは思いますけどね・・・・。
成長しないんだったら、一生追いかけられてろというのが、正直なところだし、成長すれば、最終的に帳消しみたいな考え方もねえ・・・。大体、一流の執事だの、ヒーローだの言ってるんだから、好き勝手やってきた分、作中で、そのつけはしっかりと、払ってほしいものですが、無理だろうなあ、いまのまんまだったら。

そういや、今週の記事で、虎鉄がらみの記述をチェックして、感想を見て回っていたら、虎鉄が一人で、下田にいて、仕事は大丈夫なのか、とかいう声をいくつか見かけたのですが、やつが、唯一の執事とは限らないし、かりに唯一の執事でも、思い込みは激しいし、切れるとやくざみたいだし、とか泉が言ってたわけですし、ハヤテに出会う以前に、屋敷にきたお客相手、それも女性に、ハヤテに迫ったように、迫ったなんてことが、まったくなかったとは思えませんし、そうでなくても、裏切られたとかいって、人をさらうようなやつが、それを前面に出さないまま、仕事をやり遂げるとは思えないわけですし。どう考えても、虎鉄がいなくなって、道義的には問題あるでしょうが、仕事の効率という意味では、さほど、差しさわりはないんじゃないかと。
そもそも、泉はMですから、虎鉄がしでかしたことで、その主が、責を問われるのは必定、何かやらかすのは、目に見えていますから、そこんところ、わかってて、見逃しているのかもしれませんし。

お嬢だって、ハヤテをおいているのは、仕事ができるからという理由じゃないですから、「何かしでかして、お仕置きされるから」とかいう理由で、やつをそばに置いていることだって、ありえるでしょうし、良くも悪くも、主従というのは、バランスが取れるようになっていることが多く、どちらかが、やたら、人間ができているなんてことは、そうそうなかったりするのだし。
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by kwanp | 2007-03-02 22:24 | コミックス
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