終わりよければ・・・?

さて、宇宙人云々は、結局、お嬢の母親のお芝居だったわけですが、どうも、幻想的にまとめようとして、空回りしている感が否めないような気が。

今回は、伊澄がお嬢のトラウマを作った件の回想から、始まるわけですが、結局、伊澄のやったことは、親友のトラウマを増やしてしまい、そのことが、彼女にとってもつらい過去になってしまったわけですが、鷺ノ宮の家は、強力な力を振り回すしか能がないのか?とか、思えてしまうわけですが・・・。
どうも、こういう家だと、精神的な修行とかも、ちゃんとつむのだと思うのですが、鷺ノ宮の家の人たちを見ていると、伊澄の曾祖母からして、落ちていたとはいえ、宇宙船を拾って、自分のものにしていたわけで、この作品って、元々、力をもつ人間が好き勝手やっていいというようなニュアンスを受ける(そういうところが、女性には人気がないのだろうけど)描写が目立つわけですが、伊澄や、彼女の曾祖母を見ていると、特にその傾向が強いようで・・・(私が、ハヤテはヒーローにあらずというのは、そういう部分もあるわけで)。
結局、先週は、宇宙船で、地球から離れて言っちゃうかもしれないお嬢のエピソードがメインでしたので、伊澄の曾祖母というのは登場しなかったわけですが、ギャグとはいえ、人のもの(結局、お嬢の母親のお芝居の産物でしたが)を取っておいて、これは私のものだ、と開き直るわけで、しかも、話のどたばたでうやむやにされ、そのことには、誰も言及しない。
伊澄が自分には力があって、その力で何をしてもいいというようなことを考えていたということなのですが、この一件で、伊澄は、親友を悲しませたことにはショックを受けるけど、その悲しみから受けた教訓が彼女を、精神的に成長させているか、といわれれば、「?」と思いたくなるような描写が多いわけで、力があるから、頼まれれば、赴くけど、あくまで仕事という印象を受けるのは、こういった行為に対する伊澄のスタンスみたいなものが、見えなかったというのもあるのかもしれませんが・・・。ましてや、ワタルや鯉ヘルペスの精霊の一件のように、相手によって態度を露骨に変えるとか、天然に見えて、という表現にした結果、裏表の激しさが強調されていたりするわけで、自分の大事な相手には優しいが、という傾向を感じてしまうのだ。底のところが、彼女の過去の一件によって、彼女の精神的成長というのを感じにくい一因なのかもしれませんが。
先週の話は、幻想的な物語で、何があったかは想像してくださいというやつでしたが、その過去から、何を得て、それが今の彼女にどう影響を及ぼしているのか、というのを垣間見せたほうが、その悲しい過去がどれだけ重いものか、ということを表現できたと思うのですが。ただ、悲しい過去がありました、ということはわかるのですが、それが現在の彼女に対して、どういう影響を及ぼしているのかは(その割には、ハヤテに対して、堂々と告白するようなこともしていて、設定通りに彼女がぼーっとしている見かけよりも賢明な少女であれば、その結果どうなるかは、明らかだと思うのだが・・・・・)、出番が少ないこともあってか、いまいち、納得しづらい。だからこそ、それまで嫌がっていた、ハヤテの血をなめて、力を取り戻すといったことが、意味を持つのだと思うのですが・・・。そりゃ、伊澄が嫌がっていた、ハヤテの血を飲むことで、それだけ、意味があるとは思いますし、確かにわかりやすい。
しかし、これまでの書き方からすると、伊澄は、ひょっとして、あの一件で得た教訓は、親友を悲しませたということでショックを受けたけれど、それを個人の経験にとどめて、ほかのことには、考えを広げる結果にはつながらなかったとも取れるわけでして、ハヤテの血を吸うのを嫌がっただけなら、顔見知りを犠牲にするのがいやなだけとも取れますし、前回の話で、どうも、幻想的にまとめようとした内容の割には、素直に良かったとは思えないのは、こういう細かいところを殺ぎ落としたのが、足を引っ張っているのかもしれませんが。

でまあ、話は現在に戻って、お嬢の母親の墓が下田にあって、その墓参りということも、下田にきた理由だったわけですが、お嬢の話によると、彼女の母親は、ハヤテに似ているのだそうですが、先週までの、宇宙人を演出していた一件からすると、芝居がかったところも、そっくりなのでは、とか思えてしまうのですが。
お嬢の話によると、お嬢の母親は、体が弱かったという話だが、しかも、金持ちの家だし、己を良く見せるということに関しては、ハヤテ以上なのかもしれない。
何しろ、金持ちで、しかも落ちを先に言ってしまって、何であるが、彼女の場合は、娘の書いた絵を元に宇宙人騒ぎを演出しているわけで、芝居っけ十分である可能性が高い。
まあ、お嬢から見れば、いろいろと頼りない一面はあったようだが、身内の感想と、伊澄の母親のような、ある意味、外野の感じ方のギャップというのは、この手の、周りから、尊敬されたりすることが多い人間には良くありがちなことで、家族からすれば、四六時中、そばにいることが多いため、実態を目にすることが多いからだ。
おまけに、三千院家がいつから金持ちであるかによるのだが、帝のじいさんがアレだけの金持ちなのだから、家に来る客も、金持ちとかが多いわけで、そういう連中相手に、自分を良く見せるということをしていたとしたら、ハヤテなど、足元にも及ばないレベルで、自分を良く見せることや、その発想がレベル的に高くなっていてもおかしくはない。体が弱かったということもあるので、なおさらだろう。

ついでにいうなら、宇宙人の格好をしていたのは、娘の怖いモノ嫌いを考慮した結果ではないかと。地下迷宮では、神父に遭遇したときも、最初は、幽霊だと気がつかなかったし、そうとわかったときは、涙目になっている。
後は、悪霊が桂姉に乗り移ったのを見ていたが、これは器が器だから、怖く感じなかったというのもあるだろうし、ハヤテの去就がかかっていたので、そっちのほうが、彼女にとっては重大ということだと思えるのだが。
宇宙人だったのは、娘の感性で、化けて出て、娘の願いをかなえる存在として、その姿というのを額面どおりに受け止められ、納得されるということが重要だと思うので、覚えているか、覚えていないかは別として、お嬢の昔書いたイラストを参考にするのは、芝居の道具立てとして、あの場合は、重要な要因だと思える。

しかし、そういった可能性のある人間が、正体を明かして、娘のことをお願いしますというには、あの展開はいささか、きれいに見せすぎではないか、と思うが。
何しろ、空の上から、娘の事を見ているという言葉には偽りはなさそうだが、お互いの誤解を知らずに、主従関係(お嬢からすれば、恋愛関係)を作っているわけだが、いざとなれば、お嬢のことより、自分のことより、自分のことを優先する。
普通、自分が死んだ後に、大事な娘を託すのに、そんな相手に対して、ひとこと、頼むわよ、というひとこおとで済ませていいのか? と思いたくなるし、現在まで、ハヤテは本質的には、マラソン大会のころから、まったく、変わっていないのだ。
しかも、死んだ後も、宇宙人を装って(それだけのことができれば、死んだ後でも、多少のkと尾はできるような気もするあたりが、見守ることしかできないというセリフに説得力をもたせきっていないのだろう)、娘のことを見守っているくらいに、一応は、娘のことを心配している。
それだけの強い思いをぶつけられて、その上で、相手をだませるほど、ハヤテが、自分を言いように見せて、しかも、自分よりも、レベルが上の人間をだませるとは、とても思えないわけで、死んだ母親が、娘のことを、娘が好きな人間に託すというシチュエーションをきれいに描こうとし過ぎたために、そのマイナス部分が大きかったということなのだろう。

はっきりいって、ハヤテの場合、その場しのぎの積み重ねで、人生を送ってきたともいえるわけだし、お嬢との関係は、勘違いとすれ違いが生み出しているわけで、そんな相手に、お願いしますで、済ませるか、普通? と思いますし。
宇宙人の一件が証明しているように、彼女の芝居っけはかなり高いし、空から見ていたのであれば、なおのこと、お願いしますだけで、済むはずがないと思われるだけのことは、ハヤテは十分、やってきている。

最後に喧嘩してしまい、それっきりだったということもあるのであれば、なおのこと、お嬢の母親がどういう人間でアレ、心残りにはなるはずだし。

場合によっては、お嬢の母親にこっぴどく絞られてもおかしくはないシチュエーションになってもふしぎではない。にもかかわらず、そういったことには触れずに、お願いしますという一言で、済ませるところが、いつものようにハヤテを無理やり良く見せるとはいえ、困難大事なところでも、それをやってしまうあたりに、「本当に、お嬢を守る執事としての姿を描けるのか?」と、素直にこのシチュエーションを受け入れなくなってしまうのだと思うのだが。

大体、金持ち相手にご機嫌を取ろうという人間でも、体を張るくらいのことはしますから、助けに行った位で、納得してほしくはないですが・・・・。

まさか、アレだけの大芝居をするのに、力を使い果たしたといか言う落ちを持ってくるのではないでしょうね(汗?

それで、ハヤテに対して、お願いします、で済ませたとしたら、いくら、抜けた人間とはいえ、あんまりといえば、あんまりな落ちだとは思うのだが(汗

いえ、今回の話を見ていると、そうである可能性は低いと思うので、それはないでしょう(これに関しえてゃ後述させていただきますが)。

いずれにせよ、これで、番外編のあの話に、即つながるとは思えないわけだし、ホワイトディのこともあるので、もうひと悶着くらいはあるのでしょうけど、それがあったとしても、あの話のようになったと納得するのは、難しい展開のような気がしますし・・・。

しかし、ハヤテと、お嬢との間に血縁が、という話に対して、お嬢の母親は一人っ子とか言ってたわけですが、父親のことは不明だし、帝がよそで、子供を作っていたりするわけですしね。

そもそも、後述するように、金で人の命を買えるとか考えていて、しかも、作中で一番のお金持ちのやることに、際限があるとは思えませんし。
しかも、ハヤテに関しては、一番付き合いの長い西沢でさえ、高校からの付き合いでしかないのですから。
見方を変えれば、ハヤテの過去を知るものは、どこにもいないのですし、ハヤテに関しても、雇う際に調査をしていたわけですが、三千院家はマリアさんが実権を握っているとはいえ、一応、帝のじいさんが一番えらいことになっているわけですし、お嬢の母親の肖像がを、何か、思わせぶりに見ていることからも、その事柄身の執着はでかそうですから、マリアさんに頭が上がらなくても、大事なことでは、彼女を出し抜くくらいの芸当ができるはずでしょう・・・。

ハヤテは、お嬢の母親をよみがえらせるために作ったクローンの出来損ないという可能性も考えられますからね(あくまで、与太話です、本気にしないように)。

ハヤテが、お嬢を元気付けるために何か言おうとしたところへ、いつまで、しんみりしているんや、とばかりに、咲夜が乱入。
とはいえ、大事なものが永遠に手の届かないところに言ってしまったということに対して、余人が、どうこういえるわけもないし、あからさまに心配されているセリフでは、なおのことでしょうから、この咲夜の態度は、ある意味、正解なんでしょうね。
こういったことの、心の中での折り合いは、最終的には自分で何とかするしかないのですから。
ひょっとすると、伊澄が、お嬢に感じている後ろめたさに関しても、こうやって、彼女が、ある程度、中和してきたということもあるのだと思いますが・・・・。

結局、みんなが集まって、なし崩し的に宴会になるわけですが、今回、虎鉄に対して、黒い態度を見せないのは、人前だからでしょうかね?
お嬢とマリアさんの前、それから、鷺ノ宮家での一件があるわけですが、伊澄とはいつのまにか、ある種の、秘密を共用するような共犯関係めいたものがありますから、人前では、あまり、その黒さを発揮していないことになりますし。
自分のことを人前で、よく見せたいという性分の前では、黒さを発揮するのも抑えざるを得ないわけで、虎鉄がハヤテを口説き落とす手段としては、有効な一手になりそうです。

その宴会の中、母親に会いたいかということをたずねるわけですが、あうことがあっても幽霊か、夢の中といってるわけですが、幽霊の姿で直接出てくる可能性は、まずありえないでしょう。少なくとも、この世に、子供を残して逝った母親が、子供のことを心配して出てきたのに、子供がい上がるような姿で出てくるなんてことは、普通やらないでしょう。

とはいえ、マリアさんが、今回は、いつも以上に関わらなかったのは、すぐに種明かしをされてしまう恐れもあったからでしょうしね。

でまあ、お嬢派帝のじいさんを、「どれだけお金を積んでも、死んだ母は戻ってこない、そんなこともわからないやつ」といってるわけですが、ハヤテの命を助けるためとはいえ、結果的にハヤテの人生を金で買ったお嬢がいえる立場ではないと思いますが・・・。
そういう自嘲をこめて、のセリフであれば、もう一コマか、二コマ、それっぽい演出を入れればいいわけですが、彼女的には、ハヤテを助けたということになっているのかもしれないので、そこまで、自覚していないだけかもしれませんね・・・。
もっとも、事実が発覚したときに、このセリフも、逆に作用しそうな予感がしますが・・・。

でまあ、心の中で、母親に語りかけるわけですが、結局、今回の騒動も、彼女が、あまり変わっていなかったということ尾の証明になるわけで、そう簡単に安心できるとは思えないのですが・・・。
そもそも、アレで力を使い果たしたとは思えないので、また何かあれば、出てくるでしょうし、何せ、お嬢を悩殺ボディにする分の力は、残っているはずですし。一応、悩殺ボディになるか、あるいは、それに匹敵する手段はあったみたいですから、そっちの分お力は、あまり、使っていないようですし。
まあ、宇宙船が勝手に動き出すというアクシデントがあったので、ある程度は消耗していることも確かでしょうし。
引き際があっさりしすぎているというのが正直なところかもしれませんが、今後、ないかあったときのために、温存しているという見方もできるわけですが・・・、さて?

それを差し引いて、考えても、やはり、夢か現か、という春の幻という演出にするには、やはり、ハヤテにとって、都合が良すぎたという感は否めないのは、同じですが・・・。

しかも、お嬢の母親の墓に向かって語りかけているわけですが、ものの見事に、お嬢のことばかり。まあ、母親の変わりが、自分にできるとは思えないというセリフは、照れ隠しもあるのかもしれませんが、これまでの言動や、神父の幽霊が、ハヤテにたびたび、ちょっかいを出してきたことを考えると、夢か現かははっきりしないけど、お嬢の母親が、お嬢のことを心配しているのはどうも確かなようだし、しかも、人をだますということに関しては、相手のほうが上っぽい、といというのは、宇宙人を装っていたことからも明らかですし。とはいえ、直接、口にしないで、表面上はきれいにまとめようとするあたりが、あざといとは思いますし、お嬢の母親に対して、いつものパフォーマンスをやっているように見えてしまうんですが・・・。
つまり、いざとなれば、マリアさんにした約束のように、あっさりと反故にする可能性もありうるわけで、これで、お嬢の執事としての使命感に目覚めたと納得しろといわれても、難しいですね・・・・・。
マラソン大会の時点で、すでに、ハヤテの本性に触れずに話を、きれいにまとめるというやり方は難しくなっているわけで、触れなければ触れないだけ、話に不自然さが出てしまうと思いますからね。きれいにまとめたいのであれば、マラソン大会のような言動は、どういう理由があっても、やってはいけない、最後の一線にするくらいの覚悟は必要だったのでは、と思うのですが(話をきれいに書いて、それを納得させるのは、それだけ、難しいわけで、借金返済とか、己の不幸によって、好き勝手をするハヤテが、ヒーローとして、現時点で、納得できないのは、その難しさを避けて通っているからfですし)。

しかし、前回と今回のエピソードが、いまいち、納得し切れなかったのは、ハヤテとお上の関係の前提である勘違いによって始まった関係が、本物の絆を生んでいく、という過程を描くことに関して、受け狙いを重視した話を描くことをやってきて、両者の勘違いや溝を持ったまま、二人の関係が、どんどんつみあがっていくようなボタンのかけ違いを描いていくことに関して、第二部以降は、都合によって、出したり引っ込めたりしていたわけで。
お嬢が、宇宙船に乗って飛び出そうとした経緯に関しても、誤解によるもので、暫定最終回と同じという指摘がありましたが、個人的には、誤解する自体はかまわないでしょう。
そもそも、お嬢がああいう誤解をするのは、自身のコンプレックスと、周りにそれを刺激する有能な人間がそろっていることであり、第一部のラストのような騒動があったからといって、簡単に、完全に改まるという類のものではないのです。
でまあ、こういう人間は、些細なことでも、発想を飛躍させ、突っ走るわけでして、地震の裸を見られても、ノーリアクションだったお嬢が、誤解して、事態をややこしくするという発想事態は、決して悪いものではないのですよね。
ただ、それをやりすぎると、ガッシュのパティみたいなギャグキャラになってしまって、ヒロイン扱いされないということもあってか、イメージを保ったまま、そういう勘違いで、騒動を発展させるというやり方は難しいようですし、ガッシュでも、一時期、ダークサイドっぽい演出をしていたスズメがファウード編以降は、そういう演出はすっかりと影を潜め、ヒロインっぽく描かれていましたし。個人的には、人を好きになるというのは、そういう怖い部分も含んでいると思うので、きれいな面ばっかり強調するよりも、ありだと思うのですけどね。
ともあれ、伊澄が出出したあたりから、こういった、勘違いとすれ違いによる演出というのは影をひそめ出したわけで、その後はたまに思い出したかのように出てくるだけで、二人の関係が、勘違いとすれ違いのまま、良好に築かれていく、というボタンおかけ違いのまま、事態が進んでいくような演出を積み重ねるというやり方は、おろそかになっていったわけで、しかも、第二部以降は、ハーレム描写に拍車がかかる。偽者が本物になっていく過程というよりかは、まがい物を、さも、高級品であるかのように描いていくような描き方が目立っていたわけで、ハヤテの実態がどんどんぼかされていって、さも、不幸で、善良であるかのようにかかれてましたしね。
今回の話がしっくりとこない一因は、積み重ねをおろそかにしてきたということと無関係ではないでしょう。
しかも、お嬢の母親ですが彼女、一応は、勘違いとすれ違いから始まった関係であることは空の上から見ていて、知っていたと思いますし、そういうことを知ったうえで、自分の大事な娘を、ハヤテに託すということ事態が、ハヤテの成長を現していると思いますから。だからこそ、ハヤテがお嬢を守るという使命感にも説得力が出てくるわけですが、当り障りのないような話運びで、娘をよろしくお願いします、となってしまったのは、そのつけとは無関係とは思えませんし。これから先も、ファンの喜びそうなことを描いていく上で、そういった細かい部分が犠牲になるのであれば、師匠みたいに、完全に別物にして、構想していたストーリーを完全に放棄するか、あるいは、もう少し、描きたいことと、読者のよろこびそうなことのバランスを見直す必要はありそうな気はしますが・・・。
にもかかわらず、そういったことには触れないし、お嬢の母親が出てきたシーンでは、ハヤテ一人だったわけで、お嬢が、その間、どうなっていたかというのも、かかれていない。つまり、お嬢がいるから、事実を話せないという訳ではないようですから。それにお嬢が気を失っているとか、そういう方向に話をもっていって、それで、お嬢の母親の魂とハヤテを対面させるとか、話を短く、スピーディにまとめようとするあまり、そういう些細な演出にコマを費やすということがおろそかになっているのかもしれませんね。
墓の前での、ハヤテのセリフに関しても、お嬢が聞いている、しかも誤解はまだ解けていないということで、お嬢がきいても、誤解を解かずに納得させれるセリフ運びという縛りがあるわけですが、この場合、ハヤテの逝ってることが、お嬢に聞こえなければいけないという必要ないわけで、聞かれても誤解を解かれる必要のないセリフなり、ハヤテの決意が、お嬢の耳に届くような、一言があれば、それでよかったわけで。
やはり、今回のエピソードは、もう一週、もしくは二週かけて、じっくりと描いた方が良かったのでは、と思いますし、無理に話を短くまとめるのは、逆効果でしかないと思うのですが・・・。

しかし、アニメ化の影響か、妙な小細工ばっかり、知恵をつけている印象を受けるのですが、ますます小手先で、ごまかす話が多くなってきそうだなあ・・・・・。
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by kwanp | 2007-04-11 14:33 | コミックス
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