今回は・・・・

6話と7話の順番を入れ替えて、の内容だったわけですが、冒頭のお嬢のセリフは、自分の感情に流されて、他人に一生もんの借金背負わせて、なに、得意げに、「そこまでの額貸してくれる金融機関など、そうないのだからな」とか得意げにふんぞり返っているんだか・・・・。

まあ、そういう人間相手にも、誠心誠意仕えるからこそ、忠誠心が本物だともいえるわけですけどね(名君、賢君に忠義を示せるのは当たり前)。

こういうキャラは、そのキャラの本質を、取り繕ったりせずに、オープンにした上で、やりたい放題やらせたり、突っ走らせたりするから、ギャグとしては面白いわけですし、やはり、ある程度は、その本質を明らかにしたほうが、成長ドラマにしても、観れるわけですが、原作では、この二人の絆を強調するあまり、この二人を無理やり、よく見せようとするきらいがあるから、どっちにしても、メインヒロインとしては、影が薄くなってしまうんでしょうね・・・。

好きな相手に対して、積極的に見えて、消極的なところとか、目先のことで感情に流されて、相手を振り回す(屋敷を追い出すとか、命に関わることをさせるなど)とか、タイプ的には、金色のガッシュに出てきたパティと同じなわけですが・・・・。

お嬢のペットというのも、後々の展開を考えると、あながち間違ってはいないわけですが、忠誠心はないわ、ほかのヒロインにも、八方美人でいい顔をしようとするわ、と、ペットはペットでも、しつけのなっていない野良犬を拾ってきただけじゃあ、そりゃ、問題のある行動しかしないのは、当たり前でしょうしね・・・。

この間終わったアニメ妖逆門でもそうでしたが、問題行動があっても、小さい女の子の悪さを指摘するどころか、責任ほかにかぶせて、かわいそうとか、そういう風に話を持っていきたがる作品多いよなあ・・・・・・(コミックス版のほうは、まだマシだったんですが)

第一話の冒頭を、ある程度、ハヤテが執事として、お嬢に仕えている時間が経過した時点でのエピソードにしたのは、ある意味正解だろうな、何しろ、そうでもなければ、この作品で、最初に出てくるちゃんとした執事は、中学校くらいのベッドの下からでてくる変態親父という、悪い意味でイメージぶち壊しな話になりかねない(まあ、この親父は、その後の展開でも、解雇をちらつかされただけで、あっさりと日和るような態度をみせたりと、執事らしくはない態度をちらほら見せるし)わけだからなあ・・・・。

バックステージでも、某執事喫茶でインタビューとかでちゃっかり、ブームに乗っかるようなことやってるし、そこの執事さんが、マンガ読んでいますといったみたいですが、そりゃ、あんだけ、ネットで話題になっていれば、執事を演じる参考文献のひとつとして、チェックしていてもおかしくはないだろうし。それにあそこは完全予約制だし。
ホテルでサービスの勉強をして至りと、モノホンの執事と完全に同じとまでは行かないまでも、相手をもてなすための演出をやるための下準備を整えていたとしても、ふしぎじゃない気がするので、額面どおりには受け止めれないのですが・・・。

ある意味、電王以上に、イメージで中身の問題部分を補おうという意図が強いな、本当に。

解雇をかけて、タマと一騎打ちをすることになって、結局、それがばれて、お嬢とクラウスは、マリアさんにこっぴどくしかられるわけですけど、最初のうちはともかく、段々、こういう展開にも、誰も何も言わなくなっていくのですよね、原作では・・・・。

後半はエイトとのバトルなわけだが、牧村印のメカの信憑性は「?」なわけだが、考えてみれば、飛び級とかして、ロボットの開発に携わるような人間が、体の不自由な人を世話するような機会に恵まれていたとは思えないし、したとしても、高水準の介護施設とかでやってたり、手のかからない人の世話をやってた可能性のほうが高そうですが・・・・。
でも、お嬢のいったことで、すぐに怒り出すようなAIでは、確かに、問題があると言われてもおかしくはないですけどね。ミサイルとかつけてる時点で、怪しいよなあ・・・。

「あの日、僕は誓ったんだ、命に代えても・・・・・・・・・」

・・・・・原作では、マラソン大会前後から、自ら、この言葉を踏みにじるような言動を取るわけですけどね。

大体、お嬢を助けたのだって、マリアさんの親切にほだされて、の話だったわけだし、それがなければ、自分がひどい目に合わされたから、悪いことして何が悪いと開き直ってた、ただの誘拐未遂犯でしかなかったわけですし。
助けられて、執事に雇われて、感謝の念もあるわけですが、原作では、作中時間で一ヶ月もしないうちにその感情は薄らいでいるので、ことばどおりに信用できませんし。
タマやエイトとの戦いでは、雇用がかかっていたわけですし、機嫌を損ねたら、一生もんの借金を背負わす女の子という事実が、この時点で明らかになっていますから。
人見知りして、人に心を許さない、かわいそうな女の子というのは、ほとんど、それを良く見せるための演出に過ぎないわけですし。
お嬢の事を聞いて、やる気が出たのも、マリアさんの優しさにほだされたのも、シチュエーションとしては似たようなものですしねえ。

連載時、一巻発売時点で、女性ファンに人気がなかったのも、少しわかった気がするな・・・。

誓うだけなら誰でもできますし、ハヤテは、後のビリヤードの話で、お嬢を借金返済に利用しないと立てた誓いをあっさりと破っている。
問題は、その誓った後、アニメ冒頭までの時期に、その誓いを果たせる、というか、果たそうという姿勢を徹しているかということですからね。
原作を知っている身としては、お嬢を抱えて、話しているというので、ひょっとすると、アニメでは、お嬢にもすでに実態がばれた上で、改めて、お嬢のために執事になると誓ったという風にも見えますが、問題は、冒頭のエピソードの時期になるまでに、そうなったと納得できる物語の過程が描けているか、ということですからね(武上氏が関わっている時点で、それを額面どおりに信じるのは、非常に疑わしい)。お嬢は、ハヤテに抱えられていて、それにドギマギして、ハヤテの話を聞くどころじゃないとか、都合のいいところだけ、耳に入っているとか、そういう可能性もありますけどね・・・・。
原作の場合は、ヒロイン人気に傾いていて、そういう風に、本当にお嬢を守るために執事になろうとするハヤテの姿というのは、とことん、軽視されていて、節目のエピソードに、忠実な執事っぽいセリフをはくだけの詐欺師に成り下がっていますしね。
三話ラストのあのシチュエーションを信じるならば、原作は、あくまで、素材に過ぎないということになるのだろうけど。
少なくとも、マラソン大会~地下迷宮のエピソードを、ちゃんと、納得できるようにかけるのか、原作同様、実体はろくでもないのに、うわべだけ、きれいに書こうと取り繕うか(武上氏が脚本家いていれば、即アウト内容になるだろうけど)、個人的に、このアニメの評価を決めるポイントになるのは、そのあたりになりそうですが・・・・・・・。
[PR]
by kwanp | 2007-04-15 16:53 | アニメ
<< 普通はねえ・・・・・ やるには、早すぎた話じゃないのか? >>