妙だとは思っていたけど・・・・。

http://d.hatena.ne.jp/esthetwin/comment?date=20070610#c

伊澄もお嬢も、妙なのは、感性の近い、あの二人が、勘違いもあるとはいえ、ハヤテを気に入ったことですからね。
ハヤテは、身代金目当てで、お嬢を誘拐しようとしたり、伊澄が狙われていると早合点して、一人相撲を取って、空回りしていただけですし、なにより、後々の行動で、自分のためにしか動かない人間があることが、どんどん明らかになっていってましたし。

二人とも、お嬢は、金目当てや、命を狙われてで、伊澄は霊能力者ですし、こういう仕事は、ある程度、人を見る目がないとできない仕事ですから、二人とも、下心のある人間を見抜く目はある程度、養われていて、ハヤテは、普通だったら、この二人にまっさきに警戒されるはずの人間だと思いますし。

つまり、別の要素があって、それがゆえにあっさりと、ハヤテを気に入ったとみたほうがよさそうです。

私が思うに、秋塚のことは代償行為であり、本物のヒーローが手に入らないから、秋塚を好きでいることで、手に入らない相手のことに関して、心の中で整理をつけようとしていた、ということでしょうね。
そして、感性が近いゆえに、ハヤテのことも、自分と同じように代償好意だと思っていた。
そして、その本物はいつかは帰ってくるだろうということが確信できたから、ああいう行為に踏み切れたということではないかと。

それに、三巻カバー裏のマンガでは、伊澄n元に引き取られたエンディングはノーマルエンドだし、伊澄は一周目でクリアできるキャラと目されていたように、攻略難易度は高くないのは、そういう事情もあるからではないかと思いますしね。

では、その本物のヒーローと目されているのは、誰なのか? 

こいつは、作中で、散々、言及されている姫神でしょう。何しろ、必殺技は使うは、虎を格闘できるわと、一見、ヒーローっぽく見える要素満載ナ男ですから。ヒーロー好きの彼女の目に、ヒーロー=好みのタイプと見えてもおかしくはない。つまり、伊澄は姫神のことが好きだった(あくまで、彼女がヒーローに見える、この作品内でそういわれているということで、本当は、そうじゃなかったというオチがあっても驚きはしませんが)

そして、お嬢も、彼女もハヤテが気に入ったのは、ハヤテに、どことなく、姫神と同じにおいを感じたからではないでしょうか?

雰囲気か、どこかしらにたようなところがあったのか? まあ、あるいは、巷で騒がれている、姫神イコールハヤテの兄説とかね。

ハヤテの兄説に関しては、否定説が有力ですが、たとえば、[明日はきっと]さんで、言われていた、「マリアさんのあの子」発言ですが、これは、年齢以外にも、こういう発言をするとすれば、最近は、そういう側面は、なりを潜めていますが、マリアさんは、お嬢の母親的な側面がありますから、娘と仲がいい相手のことを、あの子とよんだりしますから、そういう意味で使ったとしたら、年齢は関係なくなる。

ついでに言えば、ハヤテの兄ですし、女顔で、小柄だったら、年相応に見られなくなる可能性も出てくるし、ハヤテの家族ということは、親父の夜逃げや、怪しい商売につき合わされていた可能性は高い。今週の話では、年齢と外見が一致しない子供たちが出ていましたから、これ、十分に考えられる要素です。

それに、この作品では、ハヤテのことを、見かけで貧相といって、執事だと信じなかったり、マリアさんの制服姿をコスプレとか言ったりと、年齢や中身よりも、見かけで判断することって、結構ありましたし。
女顔で小柄だったら、年相応に扱われていない可能性は、十分にある。

その過程で、怪しげな技能を身に付けていた可能性は高く、なおかつ、作中では、最初は、お嬢の命を狙っていたシスターは、偽名を名乗っていた。これを一歩突き詰めて、偽の戸籍まで用意していた可能性はありますし、なぜ用意するのか、といえば、ハヤテの両親の下にいて、夜逃げを何度も繰り返していたことから、逃亡のテクニックを身に付け、さらには、両親のもとから、離れて、偽の戸籍を用意したか、こいつは後述しますが、自分の記憶を失っているかの理由により、別の名前を名乗って生きていたか、場合によっては、姫神=ハヤテの兄は、最初はお嬢の命を狙う資格ではなかったか? という疑惑すら浮かんでくる(おそらくは、信用させて近づいて・・・、のはずが、情が移ったか何かで、お嬢の事を守る決意をしたのかも)。これなら、偽の戸籍であることを明らかにするわけには行かなくなりますからね。

それに、ハヤテだって、元は、お嬢を誘拐しようとした犯罪者だったのを、お嬢の勘違いで雇用されて、お目こぼしされていますしね。

身元の怪しさ、偽の戸籍などで、入り込んでいたとしても、お嬢のお気に入りだということで、こ見逃されていて、失念されているのではないでしょうか?

クラウスは姫神の後任を、自分が選ぶといきまいていたように、お嬢のお気に入りということで、いろいろt目をつぶっていたことだけは確かのようですし。

大体、物語において、身元の怪しいやつが執事になるなんて、珍しくも何ともないですしね。

まあ、姫神であろうとなかろうと、ハヤテの兄が、偽の戸籍を用意することになった境遇にいるのなら、何らかの事故で、なくなったと完全に信じ込まれているということでしょう。それもハヤテガ原因で。

おそらくは、両親のもとから飛び出したというのであれば、ハヤテは、かなり高い確率で、やさしかったけど、自分を捨てた兄ということで、自分をよく見せるための材料に使うと思いますが、兄のことw口にしないというのは、それができないくらいに、ハヤテにとって、心理的なダメージが大きかったということでしょう。
ちょっとやそっとじゃ取り繕えないか、ひょっとすると、心理的なダメージから自分を守るために、記憶にふたをして、思い出さないようにしているのかもしれません。

ついでにいえば、ハヤテの兄は、小さいころのハヤテにとっては、憧れだったか、頼れる兄に見えたと思いますし、そのあたりを考えれば、自分では何もしないで、すぐに人に頼るハヤテの言動も、合点が行きます(好きにはなれませんけどね)。
おそらくは、ハヤテの兄が、ハヤテの元からいなくなったのは、初恋の少女が現れる前。
で、兄がいなくなったあと、彼女に依存しようとしたけど、結果は、殴られて、「女の子を守れる強さを手にしなさい」ということを言われたわけで。

おそらくは、このあと、夜逃げするか何かで、ますます、頼れる相手がいなくなって、両親の言うことを聞かないと捨てられるという強迫観念を植え込まれて、人の顔色をうかがうような人間になっていくのだと思いますが・・・・。

それはさておき、暫定最終回がどんな物語だったかというのは、おそらく、伊澄は姫神のことが、好きだったか、強い憧れを抱いていた。しかし、彼は、お嬢を守ることを己に誓った男で、彼女の思いに気がつかなかったか、こたえられなかった(ワタルは気がつかなかったっぽいが、これはハヤテが西沢の気持ちに気がつかなかったと同じように、ヒーロー好きの感情だと思っていたのではないだろうか? 女心に鈍い男とか作中でも言われていたし)。それにお嬢に怖い思いをさせてしまった負い目もあるから積極的にはなれなかったし、そんな相手から、大事な相手を奪えなかったのと、下手をすれば、どっちも失ってしまうという恐れもあったから、踏み切れなかったのでしょうし。
だから、秋塚を好きでいることで、己の心に折り合いをつけていた。しかし、秋塚は死んでしまう。マンガのキャラとはいえ、本命に想いを告げられなかったとしたら、代償的な存在とはいえ、それを失うのは、精神的に痛手は大きいと思うし、そんな折に、お嬢が、新しく雇った執事が自分の前に現れて、しかも、大切ないてだといわんばかりの態度を取っている。

下田のエピソードで明らかになったように、昔、伊澄は、お嬢を元気付けようとして、逆に心に大きな傷をつけてしまった過去があり、そのことを形はどうあれ、負い目に感じている。
しかも、お嬢の前では、その力を極力、見せないように振舞っている。そんな人間が、お嬢が大事に思っている人間にあからさまに、「好きだ」と告白するのは妙だと思いますしね。

まあ、力を隠しているのは、お嬢に怖かった記憶を思い出させないのと、それを思い出させて、嫌われるのが、怖いというのもあると思いますが、そんな人間が、その相手の大事なものを、奪いかねないようなことを、考えなしにやるのは、考えにくいわけで。

過去の未熟な自分の好意が原因で、大事な友人を傷つけてしまって、そのことが理由で、感性の近い、その友人に、自分の本当の姿を打ち明けられないでいる。その友人を傷つけまいと、配慮もしている。

なまじ近い感性をしているから、自分の正体を明かせないというのは、苦しいはずだし、人にない力を持っていて、なおかつ、常人に理解されない感性であるから、理解者を得られる可能性は、普通の(?)人にない力を持っている人間よりも低いはず。

秋塚がいなくなった伊澄(この場合、心の支えという意味合いなので、二次元三次元、という違いは、除外する)と、ハヤテを得ているお嬢。

なんでここまで、違いが、という思いが、仲のいい親友相手でも、だからこそ、生まれるのではないだろうか?

後のエピソードで、力にムラがあると語られているように、力と、それを制御する精神のほうも、十分とは言いがたいし、心の隙を押さえ込むという訳には行かないようだし、納得のいく、心理的葛藤なしに、キャラが自分の欲求に忠実に行動を行うという過程は、マラソン大会でのハヤテの言動まんまなので(このころは、幾分かはましだったが)、その過程から考えると、伊澄の心理状態に、明らかにしては、都合が悪い心理的な葛藤が存在して、それを押さえ込めなかったと見てもいいわけだ。このあたりの詳しい、伊澄の心理的ナ描写はされていないわけで、その上で、お嬢に怖い思いをさせて、トラウマを抱かせたという過去が、後に明らかになっているわけで、ちぐはぐだと思われ、それを指摘されても、無理からぬ話だと思うが・・・。

どうせ、いつかは姫神が帰ってくるのだし、自分だけ、我慢することはないのではないか?

と、魔が差したゆえの告白だったのではないか? 

きっかけとして、考えられる出来事は、おそらくは、ハヤテが風邪を引いた一件だろう。まあ、これは伊澄が口を滑らせたことが原因なのだが、それに腹を立てたお嬢は、ハヤテを締め出し、風邪を引かせてしまったうえに、そのことを、性格的なものとはいえ、素直に悪かったとはいわなかった上に、お嬢は料理ができないわけで。

ぶっちゃけて言えば、せっかくの幸運を生かしきっていない典型的なケースで、そういうのを見て、「自分のほうが・・・」と魔が指すくらいは、珍しくはないと思うが、霊能力者というのは人を知る職業であり、伊澄はその中でも、強力な部類に入って、しかも、お嬢のことはよく知っている相手である。そして、女としては、いろいろと勝っている。
何と言っても、お嬢はその事実を知らないという、伊澄にとっては、アドバンテージにもなるカードがいくつもそろっている。箍が外れて、何か、仕掛けるには、十分なカードが、彼女にはそろっており、あの告白を天然の行為と断言しきれないと思うのだ。

そして、売るといったから、買うといったように、おそらくは、姫神の代わりとして(お嬢には、姫神がいるわけですからね)ハヤテを手に入れたが、彼は、魂胆は堂でアレ、自分のもとにいるよりも、お嬢の方を選んだ(おそらくは、自分が代用品であることを本能的に察知した。代用品であるということは、より似た人間が現れれば、捨てられる可能性が高いということですからね)。

もっとも、ああも、あっさりと、ハヤテのことを諦めたのは、代用品ではなく、本物(姫神)に想いを告げれるチャンスができたということですから、伊澄がハヤテにさりげなく、手を貸すのも、そっちの理由のほうが強そうですが・・・・。

伊澄が好きな相手を手に入れる道が開けた物語であることだけは確かでしょうね。 ちなみに、彼女がよしとする結果は、親友との仲を良好に保ったまま、姫神を確保することでしょうね。

何しろ、姫神を確保するだけなら、お嬢を亡き者にすればいいわけですから。

作中だと、シスターの一件が格好のチャンスですが、そこまで、外道になりきれなかったのかもしれませんが、そうまでして、姫神を手に入れようとは思えないようですし、彼女の目的を果たすには、どうしても、ハヤテとお嬢はくっついてもらわないと困るようで、小説版では、ドッペルゲンガーを強引に押さえ込んでいたりもしますし。
どっちも本物だし、ドッペルゲンガーがやろうとしたことを、お嬢本体でやらないと意味がないわけで、そのあたりの理屈を持ってきて、説得するという手もあったのに、それをやらずに、偽者だと決め付けるハヤテに手を貸す形でドッペルゲンガーを押さえ込んでいるわけで。
ドッペルゲンガーが前面に出たままでは、彼女の目的は、達成されない可能性がありますから(ハヤテの浮気の可能性を本体にほのめかしていましたし)、お嬢をハヤテに都合のいい状態にする必要があったわけで(それとは別に、あそこで、お嬢の良心との折り合いがついたら、ストーリー展開上マズイという都合もあったのだと思いますが)。
下田でも、ハヤテに手を貸したのは、あのまま、お嬢が宇宙の果てに言ったら、戻ってきて、それを知った姫神が追いかけていきかねない、もしくはそれをやってのけかねない人物のようですし、彼。

とまあ、さりげに、ハヤテに手を貸すエピソードも、よくよく考えてみると、自分の欲望には、ストレートに忠実な性格が垣間見えているような気が・・・。

ついでにいうと、姫神イコールハヤテの兄でなくても、説明できる話といわれれば、それまでですが、ハヤテから推測できる兄のイメージと、姫神の手がかりが同一人物だ、とにおわせるものも、多いので、可能性は高いのですよね・・・。

まあ、姫神のほかにも、虎鉄がハヤテの兄ではないかという説もあるようですが、一条さんとか、加賀北斗も結構、怪しいと思いますしね。男か女かわからない、というのは、ハヤテの女の子と見まごう要素に近いものがあるでしょうし。

もしこれがあたっていたら、の話だとして、あのころは、伊澄に対する人気もすごかったですけど、うらひとさんが描いたハヤテ×伊澄に対するリアクションがすごかったように、やはり、ファンが期待するのは、ハヤテ×伊澄でしたからね。
本当は、伊澄は別の人が好きで、ハヤテは身代わりでしかありませんでした、なんて、声高に、そうそう言えるものではなかったでしょうしね。
そうでなくても、ギャルゲとかでは、主人公以外の男とヒロインがくっつくのに、あまり、いい反応見せない人も少なくはないですし。
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by kwanp | 2007-06-12 10:25 | コミックス
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