倍率ドン、さらに倍

今回のサブタイトルは、遠山の金さんですが、まあ、同義語で印籠というものがあるのはいうまでないですが、某富樫氏など目ではない、日本一、作品を描かないSF作家の火浦功氏のトリガーマンでは、とあるエピソードで、無数のクローンを持つ悪代官が、印籠を見せられて、わらわらと出てきて、ひれ伏すという、絵にしてみてみたいような見てみたくないようなオチがあったりするのを思い出しますが(汗

桜吹雪といえば、遠山の金さんをモチーフにして、サンデーの増刊で描いていた中津賢ニ氏が書いていた、奉行が、今の時代にも生きていて、女子高生が、きた町奉行になるという、ちぇりーじーる金なんていうのもありましたっけ。

ひょっとして、今回のタイトルは、それにも引っ掛けているわけはないか(笑

まあ、中津氏の作品といえば、水戸黄門と八部衆をモチーフに描いていた話がありましたが、その数年後に、天空戦記シュラトというアニメが放送されたのですが、八部衆の生まれ変わりというネタのバッティングに一部で話題になっていたそうで・・・。
シュラトといえば、シュラトの親友であるガイが、洗脳されて、「シュラト、殺す」と口走っていたわけですが、とあるパロディでは、このガイのキャラクターがまんま、女の子という設定で、しかも、シュラトの幼馴染という設定で、剣を振り回して、ことあるごとに、シュラトに迫るということをやっておりまして、しかも、これを読んだ読者からは、ガイお嬢様を嫁に欲しいという手紙が多数、作者の元に送られてきたそうで(実話)、ちなみに、この作品、両親が、雇用主のヴィシュヌと、結婚式のときに、酒の勢いで賭けをして、結果、ヴィシュヌの親戚の女の子のお婿さんに、という結果になってしまうというとんでもない理由でして、母親のヒュウガが、この話をしたあとで、「シュラト、人生はばくちだぞ」という説得力のかけらもない台詞を口にしていて、それに対し、「自分の人生をかけろよ」という至極、もっともな突込みを入れていましたが・・・。

ヒロインというのは、これくらい、タフじゃないと、やっていけないものなのかもしれないなあ、と思えてしまう、今日この頃・・・・。

先週の続きで、西沢に、ハヤテのことを好きになったと切り出そうとする桂妹。夜桜の中をあるいていて、下田の地名が出てくるわけで。
でまあ、名物の場所があるということで、そこへ行ってみると、100m以上の大観覧車・・・。

桂妹が、高所恐怖症で、このシチュエーション、同じ人を好きになったということを相手に告白。

ややこしい展開になりますよ、と堂々と宣告しているようなものじゃないですか・・・。

むしろ、これだけ、出オチ感丸出しで、まともに、シリアスに、西沢に、同じ人を好きになったことを告白できるという展開の持ってくるとしたら、それはそれで、すごいですが・・・。

ただ、4月3日にこれだけのエピソードを詰め込んでいるということで、一部で話題になっておりますが、基本的な登場人物を紹介するということがあったとはいえ、第一部もこんな感じだった気がしますし・・・・。

まあ、考えてみれば、連載初期から、毎週毎週、その感想を書いていた人より、ある程度、連載が進んでから、感想ブログやサイトを書き始めたサイトの方が多いからか、初期の展開(ただ、読んでいるだけと、感想を書くのとでは、やはり、違いますし)や、その感想をリアルタイムで追って書いていない上に、第二部からは、ある程度、時間の進め方を早めていて、それに慣れている(とはいえ、それでも、前よりは、話のスピードが早くなったという程度で、話がゆっくりなのは変わりないと思いますが)、驚きを感じるのではないかと。
ハヤテのような作品だと、そういった時間の感覚の差って、結構、出やすいのかもしれませんね・・・。
話が遅いというよりかは、話の濃さとスピードのバランスが伴っていないわけで、そういう時間の積み重ねに関する態度が、アニメ版のシリーズ構成をやっている武上氏とよく似ているところはありましたしね。だから、まあ、愛歌の一件も奏だったけど、今のペースを崩さずに、それでいて、過去の経験(暫定最終回とか、マラソン大会とかね)を踏まえたうえでの、話作りとかを模索している部分はあるのかもしれませんね。
単に、第一部のやり方に戻すだけでは、話を早くしろとせっつかれたときとおなじですし、かといって、マラソン大会のように、単に話の展開を早くしただけでも同じですから、色々と、試みてはいるのでしょうけどね。
前は、一足飛びに、ハイレベルなことをやろうとしていたのですが、今回のは、前に比べたら、まだ、地に脚が着いているほうだとは思いますね。この部分に関しては。

愛歌の例を見る限り、まだ、極端というか、加減がうまくつかみかねているという部分は大きいようですが・・・・。そのあたりの加減が、もう少しつかめてきたら、誌上で、桂姉や、シスターが大暴れするのが珍しくないという日もくるかもしれませんね(笑

咲夜が、ハヤテのことをモテるんでしょうけど、調子に乗るなというのは、読者に批判されているハヤテの言動を、作中で他者に批判させていないとかいうつもりなのかもしれませんが、昨年の今ごろ出たコミックスでも、お茶をにごすような対処の仕方をしているわけで、それに比べたら、多少はマシというのはわかるのですが、基本的に大差が無いような・・・。

大体、今回のエピソードでは、咲夜の笑いを見せろという態度が、あまり、いい趣向じゃないので(というか、マリアさんに突っ込みを入れろとけしかけるあたりが好きになれない)

一方、ハヤテは、咲夜が本当にお嬢様ということで驚いていますが、まあ、これは、一応、きさくというか、既存のお嬢様のイメージに比べて、親しみやすいということを強調したいのでしょうけど、個人的には、誕生日だからといって、マリアさんに突っ込みを入れろと、よその家の使用人に強要したり、誕生日祝いにきた人間に、笑いを見せろと、いきなり、見物人がたくさんいるステージにあげて、その反応を面白がったり、どこをどうとっても、人に世話を焼かれることが当たり前だったり、人に囲まれていることに慣れきった人間が陥りやすい罠に、しっかりと陥ってる、典型的なお嬢様にしか見えませんけどね。

何しろ、以前のバックステージにも、お嬢がひねくれたのは咲夜のせいだ、というような記述がありましたしね。出番が少ないから、見えずに済んでいた部分が、今回の話で露呈したとも言えるわけですが・・・・。

まあ、パッと見には気さくで親しみやすいキャラということで、受けは取れるでしょうけどね。

まあ、最初に関わったお嬢様っぽい人間がアレだし、そのころ幼稚園だったわけで、一歩間違えれば、お嬢様はみな、ああいう人種と刷り込まれている可能性も大きいでしょうけど(汗

ちなみに、ハヤテは、初恋の少女に、もういいと愛想をつかされていたようですが、顔色をうかがうような態度も、度が過ぎれば、鼻につくでしょうし、そもそも、女の子を大事にしなさいとかいっても、あの年頃なら、自分の視点だけで、ものを見て、相手に白黒つける傾向が強いので、ハヤテの視点に考えが及びにくいのが普通ですしね。
それこそ、今回のエピソードの咲夜のようなところがあったとも思えますし。

とはいえ、それを考慮に入れても、辛そうに女の子は苦手とかいってるわけですが、女お子の期待にこたえられなくて、しかも、それでいて、自分のスタンスは出来るだけ変えずに、好き勝手にやりたい、では、普通、愛想はつかされるよなあ・・・。

駄目人間フェチのような物好きか、よっぽど、人間できているやつじゃないと、ハヤテのことを、許容できないとのでは?
そこそこ、金儲けに関しては、その言いつけを守ってはいるようだけど、女の子を大事にしなさいというところは、怪しいところだし(しても、自分のためという側面が強すぎる)。

でまあ、お嬢の姿が見えないということですが、

ますます、コンボがそろってきたような(汗

一方、桂妹と、西沢は観覧車で、西沢は、絶景を楽しんでいるわけですが、桂妹は高所恐怖症で、意地っ張りなので、心の目で見ているとか負け惜しみをいっているところへ、畳み掛けるように、観覧車が止まるというお約束のシチュエーション(笑

しかも、パニくってる状態の桂妹。これ、ギャルゲだったら、あきらかに、フラグがひとつ昇華される内容ですよね? 

愛沢家では、愛沢父がお嬢を探すために罠を提案するわけですが、自分も引っかかる始末。

しかし、マリアさん、お嬢に発信機つけているから、それ、たどればいいのでは? 

しかし、桂姉が、西沢に家庭教師をしていたと思しき話があるわけですが、どこぞの熱気バサラですか、桂姉は(笑

それはさておき、その期間がちょっとじゃなかったら、西沢が桂姉みたいになっていたわけで、それはそれで、見てみたいような、勘弁して欲しいような(汗
というか、ハヤテが今みたいに、あっちの女、こっちの女とふらふらしても、完全に相手にされなかっただろうなあ・・・・・。

まあ、今でも、基本好感度が高い(例:陽の下光)主人公高機能追尾方ホーミング機能付いているわけで、普通のギャルゲなら、他のヒロインを攻略するときに、一番の障害となるであろう役回りですからねえ。
非っ常ーーーーーに納得できました、ええっ(笑

ちょっとまて、西沢弟がお嬢にほれているのって、まさか、桂姉に振り回されたトラウマが関係しているとかいうんじゃないだろうなあ・・・(姉という人種に振り回されて、妹系や、ロリ系、年下系に走る人間は、少なくない、成就しない可能性の方が高いけど)。

桂妹と西沢の関係の描写も幾度かあったわけですが、ソフトだけど、桂姉と関わりあがったということは、しかも家庭教師をやっていたということは、借金返済後か、返済前になると思いますが、かつての家族を守った頼りになる姉の面影をどこかに感じたからか、そして、

早い話が、桂妹の好みは、桂姉(特に借金返済時)の男版みたいなタイプだということで。

出オチ感満々のフラグが、ここぞとばかりにそろった中、オチが付かないで、まともに収束するのでしょうか?

これで、西沢、桂妹、お嬢が、一同に介して、しかも、桂妹がハヤテのことが好きと、判明して、という展開になることも考えられますけどねえ。オチが付きそうなフラグは立っていますけど、それを覆せても、不思議じゃないと思えるようなレベルですから。

とはいえ、久しぶりに、次週が気になる幕引きですね・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
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by kwanp | 2007-09-19 15:50 | コミックス
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