列挙していけば、きりがないが

http://blog.livedoor.jp/death6coin/archives/50771946.html

損得勘定の視点から、してきさせてもらうと、ハヤテの約束は、言っては何ですが、提示されている約束のほとんどが、損得が絡んでいて、メリットのある相手、事柄が多くて、単に、損得だけの間柄で交わした約束ではないというには、いささか、説得力が足りないような・・・。そういう相手には、人というのは、耳障りのいいことや、勢いのいいことを約束事で、口にする場合ということがハヤテでなくても、してしまう人って多いわけですし(その分、格下への相手の反動がでかいわけですけどね)、しかも、ハヤテの場合は、自分をよく見せるということは、単なるええかっこしいではなく、生きるということに直結しているわけで(とはいっても、ハヤテの場合は、生きるために生きるというたぐいのものですし、夜逃げの連続で、人一倍、目先のことしか考えられなくなっているので、これも中途半端になっている)でしか自分を雇っている相手や、それに関係している人間に対しては、己をよく見せるというのは、己が生きていくために、良いか悪いかは別にして、必要不可欠なことでもありましたからね。
それ自体は、悪いとは言わないが、問題は、それを無理やり、善良で、誠実であるかのように見せようとしていることであって、しかも、自分のため以外の何者でもないのに、人のためということを強調しているわけですからね。
お嬢や、初恋の少女に関する約束でも、

>お嬢さまに会ったらこのお金は全額働いて返すから…これからも執事の仕事をよろしく…とお伝えください。――――

普通、命を救ってくれた相手に、実行できるかどうかは別にして、「このご恩は必ず・・・」とかいうのは誰だって言いますしね。
それにハヤテは人の好意を受けることで生きてきたという側面が、生い立ちの関係上、人一倍強い。見方を変えれば、自分によくしてくれる相手を気分よくさせる(といっても、夜逃げの連続という生い立ちの影響もあって、目先のことでの話ではありますが)ことにも長けているわけで、後に、白皇の編入試験(しかもクビがかかっていた)で、マリアさんの尽力で、白皇に編入できたときも、一流の執事になってみせると約束したときも、この思考が働いていたと思えますし(一流の執事云々の言葉もいつしか出なくなりましたし)。

>君を泣かせようとする奴から…僕が君を守るよ。――

これに関しては、金のないことの辛さということで、己の身に置き換えることが出来たから、ハヤテの思考でも、お嬢のことを考えることができたでしょうしね。
そもそも、お嬢が遺産継承権を失えば、彼自身にもそのとばっちりがきて、下手をすれば、両親を養っていた時代に逆戻りしかねない恐れがありますからね。
しかも金を湯水のように使うことにかけては、両親いじょうですから・・・・。

>三千院家の執事は…お客さまを辱めるような事はしませんから

そもそも、言ってる相手は、自分の主の許婚なわけで、そういう相手の誇りを守るのと、タマのやろうとしていたこと(ワタルの行動をネットで、流布する)では、どちらに重きをおくかは明白ですし。そういう相手にいいところをを見せようとするのは当たり前ですからね。

>今の僕には…女の子とつきあう資格なんてないんです

付き合う資格がない=特定の相手と、深い関係になるわけには行かない=浅くて、風向きが変われば、切り捨てられて、しかもそれでもかまってくれる相手なら、何をやっても良い(女の人に言わせると、世話をしたら、それにのって、どこまでも、とことん、甘えてくるたぐいの男は結構いるそうで、桂妹のように、何をやっても結局、手を貸してくれる相手というのをかぎ分けて、可能な限り、頼りきれる相手をかぎ分けれる嗅覚が発達している可能性は、伊澄に買い取られたときに、その疑惑を垣間見せている)。

でも…僕はお嬢さまと絶対に結婚はできませんよ

これは、こいんさんも言ってるように、財産目当てと思われるからということだと思うが、言ってる相手は、マリアさんなわけで、仕事上の上司だし、あこがれている相手でもあるわけですから、そういう相手に良いところwみせたいという心理はありますし、ましてや、前述したように、ハヤテは、自分をよく見せることは、一応、いきることにつながるわけですから、マリアさんお前で、お嬢に気があるような台詞を言うわけがない。

>三千院家の遺産が欲しいなら…お嬢さまに手を出す前に…僕を倒せと!!ナギお嬢さまが継ぐべき遺産は、この三千院ナギお嬢さまの執事…!!綾崎ハヤテが守っているから、遺産が欲しいならまずその執事を亡き者にしろと!!――

この台詞を言ってるときには、一度、屋敷を追い出されていて、伊澄が買い上げているので、お嬢のために働くいわれはないわけですから、一見すると、損得勘定は内容に見えますが、伊澄の場合は、陰陽術師としての素顔や、抱えている問題というのがあるわけですし、タイガや美希のように、自分のヒーローを手元に置いておこうとするあたりから、お嬢とちがって、その期待にこたえるハードルの高さというのは自然、高くなってくるわけです。そして、ハヤテは、それを乗り越えようとするよりも、必要とされるまでは、しない、それも、なるべくは楽な芳香でお茶をにごそうとする傾向が強いので、彼女の期待にこたえるよりも、お嬢のほうが楽だと判断しかねない部分があるわけですしね。
そういう意味では、危険なときに、そのピンチを助けて、なんていうのは、再就職のアピールとしてはうってつけですしね。




>おまかせください!!お嬢さまの執事として!!これから毎日僕が、お嬢さまの送り迎えを引き受けましょう!!――

これも、あこがれていると同時に、仕事上の上司相手に言ってる台詞ですから、調子が良いことを口走ってるだけとも取れますし。

などなど、損得勘定の側面が強く伺えますし、



こいんさんが成長してきた証といってる

>どんな危険な事でもするから!!僕の命くらいならいくらでもあげるから!!

ハヤテはとっさに、賞金1千万円に目がくらんで、賞金獲得を、お嬢のスポーツ嫌いをなおすことよりも優先したことがあるし、外泊のときも、連絡をつかなくなって、お嬢の身に何かあったら、というようなことよりも、宿泊費として、渡されたお金を使い切ってしまったことを、気に病んでいたりと、仕事をサボって、女へのプレゼントを買ったり(しかもその言い訳のために、主や上司へのご機嫌取りも忘れていない周到さ)しているわけで、とっさに、人が見ているところで、主を思っているような台詞を口にするくらいは屁でもないわけですし。
そもそも、その日の昼に、伊澄の曾祖母との約束を忘れて、ピンポンに興じていたのは、どこのだれでしたっけ?

大体、お嬢がいなくなった後で、お嬢の後釜に座った人間が、財産相続のために、倒すことが条件となっていたハヤテの雇用を、好き好んで行うなんて可能性は、低いでしょうから。
多少、無茶をしてでも、お嬢を取り戻すほうが、彼にとっては、確実な保身でもあるわけです。

>まだ幼いですけど、お嬢さまは…僕が一生守っていきますから。

最近は影を潜めているけど、不幸な目には一応はあっていましたし、人語を話す虎だの、悪霊神父だの、普通だったら、非現実的なものをいくつも見ているわけですから、お嬢をよろしくという、お嬢の母親の言葉を、夢か現かわからないまでも、受け入れる下地は、十分に出来ていたわけですし、死んでいるとはいえ、お嬢の母親にも、心象をよく持ってもらうために、こういうポーズをとっておくのは、必要な努力であるわけです。


例外っぽいサンタでも、切羽詰ったとはいえ、自分が犯罪を犯して、警察に連行されるのだって、(誘拐なんて手段を取ったのは、彼自身なのですが)自分を売り飛ばした両親が原因で、前科がつくのがいや(誘拐を行おうとしたのは、彼自身なので、前科がつくのが嫌だからとも取れるし)、伊澄の場合も、後に作中で披露されている鑑定眼があるわけで、正確な価値はわからなくても、彼女の身に付けているものに、無意識に反応(100万円もするコートを身に着けていたので、そっちを守ることに意識が言っていたわけですが、マラソン大会での言動を見る限り、そういう行動をとりかねない)していた可能性もありますしね。

ただでさえ、上下関係、雇用関係という利害関係があるわけで、それだけではないということを証明するために、その行動で証を立てていかないといけないし、ハヤテの本性がロクでもないならないなりに、それを無理やり、よく見せるのではなく、そういった人間でも、超えちゃいけない一線や、関わっていくうちに大事なものが出来てしまうわけで、そういう大事なものを守っていこうとする感情が芽生えていくことをか改定かないといけないわけですが、マラソン大会で、それをあっさりと覆し、しかも、それをスルーして、忠実だとか、不幸でお人よしだとかいうイメージを強調しているわけですし、約束のほとんどは、懐は痛まないし、しかも、うちでも何度も指摘しているように、夜逃げの連続で、ひとつのことを、なしえたことがないわけで。そういった部分を、作中では指摘されずに、そのまま、複数のヒロインと約束をしているわけですから、ますます胡散臭くなっていく。
そもそもこれらの約束を成しえなかったときには、どう責任をとるか、なんてのは、言及していないし、自分の生き血を伊澄に与えるという約束をしても、それをスルーしているわけですからね。約束を守らないとか見られてもおかしくはない。

つまり、お嬢や初恋の少女に関する約束事ですら、損得勘定や、保身の考えが強く働いていて、相手の思いを大事にしているとはいえないのではないか、どちらかといえば、自分の行動を正当化するための免罪符でしかなく、そういう過去に甘んじているだけではないか(少なくとも、ああいう過去があるから、今のハヤテのような行動をとっても仕方ないんだ、といわんばかりですし)という疑いが強いのですけどね。

まあ、ウチは、ハヤテに対して、批判的なブログであるので、マイナスの印象も働いているといわれれば、それまでですが、雇用関係という損得関係の都合上、損得から生じる間柄を差し引いた上で、それでもなお、その人たちのつながりや、善意、主や仕事上の上司、仲間を信じられるか、ということを書いていかないといけないわけですが、ハヤテの場合は、連載半年後あたりから、それが怪しくなっていましたし(読みきりを見た後では、それは最初のころは、あるていど、猫をかぶるのが成功していただけにも見えるのですが)、マラソン大会あたりから、決定的に、ハヤテの行動には、胡散臭いものが出ているわけで、マイナス要素を取り除いても、それでもハヤテの行動が信用できるか、といえば、否ですし、損得勘定や、打算的な要素を考慮したうえで、これら、ハヤテの行ってる約束事が、お嬢や、初恋の少女相手のものでも、本気だったり、その相手を大事にしているとは、額面どおりには受け取れないものだったりするのだ。
頭の悪い、人の良さというより、本能的に、自己顕示欲が強いというほうが近い印象を受けますしね。
[PR]
by kwanp | 2007-11-10 14:17 | コミックス
<< なにやら・・・ しかしまあ・・・・ >>