少年は立つ・・のか?

佐渡川氏の新連載も三回目。
ウォ-ゼルに手玉に取られて、手も足も出ないミルキー。

最初から、自分たちを釈放する気なんてなかっただろう、というアルトに、執事のじいさんは、ウォーゼルの道楽には、極力関わらないことにしていると返す。
先週も、それを思わせるカットがあるものの、確かに、牢屋を潰してしまえ、なんていうような人間のいうことは、そのときそのときの感覚で言ってるだけで、そのサキのこととかも、考えていない場合が多いというか、自分の価値観から見て、必要ないと思ったものを殺ぎ落とすわけだが、そういう必要ないという行動派、最初のうちはともかく、時間がたてばたつほど、着いていけなくなる人が多くなる。
まあ、彼には彼の見えている世界があるのかもしれないが、そういう人間の見えている世界には、彼と同種か、それ以上の人しかついていけないような感覚の世界である場合がほとんどなのだよな。

そういう意味では、執事のじいさんが物分りが悪いというわけでは、必ずしもないのだろう。

でまあ、ミルキィは、それに対して、魔法で攻撃して、脱出する。
執事のじいさんによると、魔法は、久しく見ないということらしい。

警官や、城の衛兵の装備を見る限り、必要以上に強力な武装というのは存在していないわけで、人の手に余りそうな強力な武装というのは、何らかの理由で封印されたか、失われたということなのだろうか?

たとえるなら、ガンダムwで、マリーメイアのクーデター以降、MSといった兵器が、作業用とかを残して、破棄されたように、平和な時代がきて、必要のなくなった強力な力、魔法やら、人知を超えた力が宿る武器などは、それを使って戦う相手がいなくなったことで、必要なくなったとか?

長い年月が流れれば、そういった経緯とかも忘れ去られていき、たとえば、あるとの持っているような武器などが封印しなければいけないとか、決して使ってはいけないという事実だけが、必要以上に強調されていき、もっともらしい、別の理由がまことしやかにつけられて、皆、それに納得してしまっているというような状況では、詳しい経緯などが省みられることはないわけだし。

むしろ、ヒーローも必要がなくなれば、その力を持つことで、バケモノ扱いされたり、その力を忌み嫌われたりするわけですし、平和になったことで、むしろ、魔法を持つものや、アルトの剣のような武器を持つものたちは、世界から排除されかけたのかも。そして、人々はそのことを正当化するために、彼らをあっき羅刹のように語り継いだのかもしれない。

しかし、アルトの父親がもっていたり、ミルキィが使っていたりするということは、逃げ延びた人たちがいて、姿を隠して、生きてきたということかな?

となると、死神を目指すミルキィは、目的のためには、手段を選ばないというか、短絡的な方法でそれを成し遂げることしか知らないということは、彼女に魔法を教えたものたちのバックアップを受けられないという状況にあるということは十分に考えられる。
なにしろ、生きるためと賞して、盗みを働いていたわけですから、彼女のいうように死神を目指させるということは、彼女に魔法を教えたものたちからすれば、自分たちが本当にバケモノだと思われかねないような死活問題だったのではないだろうか?
だからこそ、彼女が死神を目指すことに、力を貸すわけにはいかず、彼女は、盗みとかで食いつないでいたということか? まあ、彼女の成果受からして、挫折することも折込済みだったのかもしれないけど。

でまあ、魔法をウォーゼルに投げつけるわけだが、ピッチャー返しでノックアウト(笑

なおも食い下がろうとするが、負けの事実を突きつけられ、グウの根も出ないミルキィ。

アルトを当てにしても無駄と告げるウォーゼル。彼は必要がない限りは、剣を抜かないし、そもそも、つかまったことも何割かは、ミルキィのせいだと思っていますからね。まあ、彼がもっている武器を現在出ている材料で判断すれば、よく言えば、ヒーローがh正体を隠すように無駄な戦い方はしないわけだが、第一話の冒頭のナレーションや村で差別を受けていたことからすると、そういう意味合いよりも、下手に剣を振りかざして、下手に騒ぎをおおきくすることを望まないだけ、という意味合いがおおきいようだ。
剣を振るうのも、どうやら、生きる糧を得るためで、それ以外には、むやみやたらと振るわない。
おそらくは、そういうこと以外では、糧を得る手段も彼や彼の父親にはなかったのであろう。

2~3なんて、あっという間さ、というウォーゼルですが、ひょっとすると、魔法が見なくなって久しくなったり、あるとの持っているような武器が、忌避されるような現状に関して、何か知っているのかもしれませんね。
それこそ、この世界がこうなってしまったような、大部分の人たちが忘れているような何かを。あるいは、彼らを使って、自分が知ったであろう何かを本当に確認する、そして、その先にある何かを狙っているのか(順当に考えると、アルトの持っているような武器やミルキィの持つ魔法の力であり、それらを使って、何かに太刀打ちするためか、あるいはそれらを我が物にして、自らの力を大きくし、場合によっては、世界を変えようとしているのか?)

ミルキィのように、夢も希望もないし、自分の目的を果たすのに、積極的にはなれないけど、それでも譲れないものがあるわけで、今の時点のアルトは、事を荒立てずに、生きるということを最優先にしているみたいですが、彼にとっては、ウォーゼルの城で、刑期を終えることは生きることにつながらないらしく、ウォーゼルと戦うことに。

そして、このまま、終わるのではないかと、ひやひやしていたらしい、ウォーゼルは、アルトに待っていたと告げるわけですが、アルトが持っていた剣の力を、文献とかで走っていたけど、目の当たりにするのは初めて、というところか?

そして、剣の力を解放すると、また、彼の後ろには、女性の人の姿が(女神の類か?)。そして、ウォーゼルに、勝ったら釈放という約束を確認すると、跳躍したかと思うと、剣をウォーゼルに向かって、切りかかる。それを見て、よけないと死ぬと思うウォーゼルですが、まだ、切り札があるということでしょうか?

しかし、今回のアルトはまだ、何か、いやいやでもやらないといけないことがあって、しかもそれが出来る保障はどこにもないみたいですし。
しかも、ミルキィのとばっちりもあるとはいえ、ウォーゼルのところで牢屋に入って、2~3年の契機を全うすることすら、彼には許されない事態のようですから、それをやらないといけない必要に迫られて、で、まだまだ、事なかれな側面のほうが強いみたいですね、アルトは・・・。
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by kwanp | 2008-02-21 11:53 | コミックス
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