手を取り合って、少年と少女は旅立つ

アルトとミルキィに手渡される大きな布袋。ウォーゼルがいうには、旅費で、牢屋に閉じ込めたのと、道楽に付き合わせたお詫びだそうですが、ウォーゼルの態度からすると、選別みたいなものかもしれませんね。

アルトは受け取れないという態度をとりますが、遠慮なく飛びつくミルキィ。

さすがに神無月めぐみに似ているだけのことはあります(汗 というか、無印のめぐみ死神バージョンそのまんまだし(笑

今日は泊まっていけということで、執事のじいさんがアルトと、ミルキィを部屋に送っていくのを見て、「この時代にあらわれたか」という意味ありげな言葉をつぶやくウォーゼル。
アルトやミルキィが持っている武器を使わないと、倒せないような相手という可能性は高そうですね。
あるいは、同じ性質の武器を使って、戦う連中ということもありそうですが。ありがちですが、そういう連中が、人や世界を滅ぼそうとしていて、アルトの剣やミルキィの鎌ののかつての持ち主が、彼らにそむいて、人間や世界の見方をして、彼らを退けたということも考えられますが。

そして、世界に責めてきた者たちがいた場合、そのものたちの存在は忌まわしいものとして記憶されるわけですが、ここで、世界を守ったものたちも、出自が同じであることが隠されている場合、もしくは、それが忘れられている場合、アルトの剣をみたら、それと一緒くたにして、過剰反応してしまうというのは、良くあることだと思いますしね。

翌朝、一人旅立とうとするアルトですが、ミルキィは先に行ったのかと思いきや、アルトを待っていたようで、助けられたようなものだから、礼を言いたいということですが、それを言うなら、誤るのも一緒に言っておいた方がいいだろう、と思うのは私だけでしょうか?

いくら、餓死寸前とはいえ、自分が行った盗みに人を巻き込んだ挙句、その巻き込んだ、人間のおかげで、出所できたわけだし。

自分の領内で、ただならぬ武器を持ってる連中に、背に腹は変えられないからということで、これ以上、犯罪犯されたら、たまらないから、あんな大金を渡したということもありそうですね・・・。

武器を見せてくれというミルキィに、解いて、また巻くのが面倒と答えるアルトに、持つだけでもと食い下がるわけですが、特殊な武器に良くある持ち主にしかもてないという仕様で、あると以外には、激しく重くなってしまい、もてないようになってるみたいです。

同じタイプの武器を使うということは、より、使い手の心のありようを描くのをやりやすいということもありますし、使う道具が同じであれば、その使い手の資質は、戦いぶりに如実に現れますし、しかも、持ち主を選ぶタイプの武器は、その武器と精神的ありようが近いとか、その武器の求める精神的資質を持っている人間以外には、持つことを許さないというパターンが多いので、使い手の心のありようを描くのには、うってつけともいえるわけですが。

アルトが目的地のサンディアの名を口にして、それに反応するミルキィ。どうやら、彼女も底に向かうようで。

一方、ウォーゼルの城では、アルトたちのことを気にかける彼の姿をいぶかしげに思うじいやさん。ウォーゼルはつらいことが待ってるというのを、旅人の一般的なそれと思っているようですが、おそらくは、その武器を持つことを意味する事柄、たとえば、果たさないといけない使命とかがあり、どんなことがあっても、たとえ、守るべき世界を敵にまわしてでも、それをなさないといけない場合とかも、ありますし。
大事なことというのは、往々にして、疎かにされたり、忘れ去られるもので、それを大事にしたり、守り通すことは辛いこととか、大変なことである場合がほとんどですから。

サンディアには死神に関する情報があるということで、彼女も、そこに向かおうとしていたわけですが、アルトが知っているのは、北にあるということだけで、それ以外には、わからないということで、なし崩し的に、アルトを巻き込んで、一緒に北を目指すことに。
ミルキィの武器というのは、ひょっとして、生命エネルギーを吸収したり、それを、仲間に振り与える力がついているということなのでしょうか? そういう力を使っている姿が、いつしか、死神という名前で呼ばれるようになった原因だとか?

ただ、仮にそうだとして、ああいう子供にもたせている、もしくは持っているけど、それらしい力を発揮していないということは、彼女の武器には、アルトの剣のような女神のような人物が出てきていないということもあるので、ひょっとすると武器に完全に認められていない可能性はあるようです。
妙に目ざといことを言ったり、世の中のことをわかっているようなことを口にする割には、手段を選ばないようなことばかりするわけですあkら、「死神」としては、不適切な人物と判断されて、武器が、完全に力を貸すのを渋っているとか・・?
ミルキィの場合は、本当の死神になうrのには、そういう心の部分での成長が必要になるということを意味するのかもしれませんが。

アルトがミルキィの夢を背負うといったのは、あの場での事で、そうしないと、自分の活路も閉ざされるから、、必要に迫られて、そういっただけですが、彼女、わかっていて、道連れにしている可能性が高そうですけど・・・(ちゃっかりしてそうに見える割には、結構抜けている部分も大きそうですし)。

って、よく考えれば、アルトとミルキィの組み合わせって、TODのスタンとルーティに似ているのだよなあ。確かに、リメイクとかでは、スタンは大物っぽいように、言われる場面がちょくちょくあったが、ここ数年のベタな作品を良しとするような風潮では、逆にスタンのようなキャラを描くのは難しい。TOdが出た時期は、むしろ、スタンのような人間を軽く見るような風潮が強かったわけで、作中でも、彼が優しくあろうとすることに対する風当たりは強かったけど、だからこそ、その優しさを捨てずに最後まで戦い続けれたのは彼の強さな訳で、リメイク版はそういう大まかなイメージが先行していたところが強かったからなあ・・・・・。
言ってみれば、後世に脚色されまくって、それが物語にされた作品といったところでしょうか・・・。

仮にそうだとしたら、アルトは、スタンほど、人が良いとはいえないし、むしろ、事なかれ的な部分も少なからず持っているみたいですからね。つまり、逆境の中で、アルトの心が磨かれていき、人や世界を守るためには、それをなすために大事なことを、行い、それを成し遂げる、もしくは、その選択を実行することの出来る意思を見につけていくということでしょうかね?

ウォーゼルが言うには、世界を変えるということですが、戦うということに関しては、よく言えば、平和に生きている、悪く言えば、それを求めるあまり、戦うことの意味や、それを行うものを啓しているということなのでしょう。
アルトやミルキィの旅は、彼らが、方々で、戦うことで、そういった世界の精神的なありようを変えるということなのかもしれません。

彼らの向かう先には、前途多難な道が待っているようで(まあ、ヒーローというのは逆境でこそ、磨かれるものなわけだし)、最後の独白も、「僕たち二人の身に、何が起こるかなんて、考えもしなかった」ですからねえ。
力あるものには、それにふさわしい試練や、逆境が待っているということなのでしょうかね?
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by kwanp | 2008-03-06 15:36 | コミックス
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