どこがだ?

ひどい目にあうって、ハヤテは全然、ひどい目にあっていないし、むしろ、並み居る登場人物をいいようにあしらっているわけですが、それだって、主人公にとって、都合よく動くようなヒロインや登場人物たち相手に、という範疇の話ですからね。

咲夜に伊澄と、自分に甘い態度をとりそうな人間を選んで、厄介ごとを持ち込む人間の相手をしていて、すっかり寝る時間がなくなったハヤテ。

まあ、人の世話を見る仕事は休む時間なんて、あってなきがごとくですので、一々、騒ぐようなことじゃないと思うのですが。

普段、仕事をサボったりして、色々な女相手にご機嫌を取ったりと好き勝手やってる癖して、こういうときばかり、疲れたような顔をしているあたり、ムシがいいな、というか、日ごろ、マリアや、他の人間に助けられている上で、好き勝手やってるわけで、ハヤテ自体はたいした子とやっていませんし、しかも、咲夜に関しては、肝心なところは、伊澄まかせだし、その伊澄の研にしたって、女装して結局は、生霊しばきたおした(元ネタは押切蓮介か?)わけですから。

人の世話を見る仕事として、当たり前にやってることで、さも大変な一夜だったと大げさにアピールしているあたり、見習であることを考慮の外に置いたにしても、日ごろ、ロクに、執事として、仕事をしていない証拠でしょう。

一日連続で、何件も厄介事を持ち込まれたこともありますが、作中でだって、基本的に、厄介なことは他人任せで、自分はさほど、手を汚していないわけですから(人を使うというのも、能力のうちではあるでしょうけど、ハヤテの場合は、相手をいいように使いはするけど、そいつを物理的か、精神的にこいつに協力して、良かったと思えるようなことをしていないから、一方的に利用しているだけなので、そういう意味でも三流だと思いますけどね)、意外と、そういう揉め事をどうにかするノウハウというのは、ハヤテ単体では持ち合わせていないでしょうから、精神的に消耗するというのは、考えられなくもないですが、それを考えると、屋敷での生活というので、相当、鈍っているのかもしれませんが(少なくとも、屋敷に来るまでは無茶なスケジュールでのバイトのシフトとかも組んでいたこともあったはずでしょうから)。

疲れている感じを指摘されるハヤテですがわざとそれを出していることもありえそうですけどね、この場合。なにしろ、そういう場合でも平気とか言う風になると、相手もそれを当然という風に受け止めて、多少の無茶が効く相手として、対応しますからねえ。
それにあだち充氏の作品出でてくる、主人公周りの大人って、特に父親あたりは、仮病で休んで、本当に大変なときは、出勤して、周りの同情を買うというようなことを言っていましたから、それと似たような心情なんでしょうね。

お嬢のバイトの日だから、疲れたなんて、言ってられないとか言うわけですが、これは、疲れたなんていって、本当にきられるのを恐れての態度かもしれません。

ちなみに、毎日バイトをするのではなく、決まった日にバイトをしているようですが、西沢を送っていったときには、お嬢が休んでいたということなのでしょうかねえ?

「無茶ですよ、そんなことをしていたら、命がいくつあっても足りませんよ!! お客様の」とハヤテ。

まあ、お嬢の感情任せの一言で、一億五千万円の借金背負わされた人間のいうことだから、説得力だけは無駄にありますよね。お客の言葉に、感情任せに、反論して、相手の人生に少なからぬダメージを与えるくらいのことを言いかねませんし。

寝言は寝ているときに言うから、許されるとはマリアの便。まあ彼女の場合は、お嬢を見てきただけに、こういうときの彼女の言葉が、勢い任せだということをよく知っているからだろうけどね。
あれこれと、お嬢のことを考えているのは、確かにしても、彼女の場合は、お嬢のことを、なまじ、知っているだけに、その限界で、彼女のやることに見極めをつけるのが早いので、アニマルSPみたいなことをやってしまうのでしょうけど、あれって、肝心なところで、お嬢の力を信じていないということになるわけですから。


その態度に、いこじになったお嬢は、何が何でも、やってやると、一人で行くことになったわけですが。

まあ、二人とも、お嬢がそういう人間だから、存在意義を見出せる人間なので、彼女の底力を信じるという態度には出ることが出来ないのかもしれませんが。

それを聞いて、ハヤテはこないのかとがっくりと来る西沢。好きな相手に会えないのと、いっしょに働くのがお嬢だということもあって、落胆しているわけですが、恋敵にいい顔は出来ないのもあるでしょうけど、こういう時に、お嬢のフォローや手助けをしても、ハヤテが西沢に対して、好感度をアップさせるなんて事は期待できないですからね。よくて、利用し甲斐のある相手という認識を改めるくらいでしょう。

相変わらず、店はヒマで、経営が成り立っているのか怪しいところですが、メイド喫茶のことは別にしても、表向きの商売ということで、別の家業、たとえば、ハヤテに、ホワイトディのお返しを作るための手段を提供するなどしていることから、お金のことやら、何かの理由で困っている人たちに、助けの手になるようなことをするトラブルバスターのような仕事をやっているとも、とれますしね。
喫茶店自体は、趣味か表向きの顔として、機能すればいいと思っているのか、さほど、経営には熱心ではないのでしょうね。

まあ、桂姉妹と、借金返済時代から関わっているとすれば、と仮定しての話になるが、桂姉の酒浸りの今の現状では、かつての日々から比べると、物足りなさを感じている可能性もあるので、桂姉に匹敵する人間を探すために、そういうトラブルバスターみたいな仕事をやっているということもありえると思いますが。

仮に、かつての桂姉のような人間と関わることに何かしらの生きがいみたいなものを見出すならば、トラブルの近くに身をおくのは、最良の手段ですし、そこまで行かなくても、トラブルがらみの生活というのに、慣れてしまって、それ抜きでの生活は退屈でしょうがないという可能性だってありますからね。

ひょっとしたら、店を手伝ってもらうことにかこつけて、桂妹を桂姉のようにしようとしている事だって、考えられるわけですしね。

なにせ、ハヤテが引き起こした事態とはいえ、コーヒー専門店っぽい店で、ナポリタンを出せとか言う客がやってきたり、それを何とか切り抜けた後、似たような客が大挙していたり、悩みを抱えた漫画家とひと悶着あったりと、冷静に考えてみると、人災にしろ、天災であるにしろ、結構、やっかいごと見たいな事は転がっているわけで、喫茶店どんぐりというのは、普段は客はこないけど、客が来るときは、きまって、何かしら、トラブルや厄介事を持ち込んでくる客が来易い、そういうゴタゴタを呼びやすい土地柄なのかもしれませんね。
ホワイトディのときでも、そういう客に対しての対処には、慣れっこなはずなのに、右往左往していたり、その後の似たような客に対しても、言うことを効くような態度を取っているわけで、そういう客が寄ってきやすい状況を、自ら作り上げているともいえるわけですが、そういうトラブルを呼び込むことも、喫茶店どんぐりの目的なのかもしれませんね。

暇を持て余しているお嬢の声を盗聴しているSPたち。彼らは、お嬢のことを心配して、後をつけてきているわけですが、屋敷にちゃんと人は残っているのか? 
お嬢の言葉を聞いて、サクラの客を送り込むわけですが、結局、SPの顔を全員覚えていた、お嬢にばれて、やらせの客をよこしたらクビと言ってのけるわけですが、お嬢がSPの顔を覚えていたということよりも、SPが、お嬢が自分のことを全員覚えていたことを知らないでいたということを想定していなかったということは、間が抜けていたかもしれませんが、過保護とはいえ、お嬢を守るというのが仕事ですから、大げさとはいえ、ついてくるのは、当然でしょう。

ひょっとしたら、4月3日の時のように、便乗して、自分たちの萌えを満たすということをあわよくば狙っているだけかもしれませんが。

大体、お嬢がついてくるな、といっても、彼女の命を狙ってくる連中が、それにあわせて、命を狙わないでいなければいけないという理屈はありません、というかむしろチャンスですから。

それに、命が狙われているのに、自分ひとりで出来るから、ついてくるなというのは、結局、お嬢の自己満足で、周りが見えていないというか、自分の言うことの重みを理解していない証拠ですからね。それで、何かあっても、「お嬢がそういっていました」で、誰もお咎め無しで済むような問題ではないでしょうし。

マリアやクラウスだって、こういう時に何かあれば、責任を問われるでしょうからねえ。

過保護といわれても、保身の意味合いもあって、ついてくるのは当然でしょう。やり方がまずいのは、ともかくとして。

マリアあたりは、クルナといわれれば、とかいっていますが、好奇心にかこつけて、もしもの場合に備えるためにもぐりこんだのかもしれませんが。オーナーの許可を取っているということですが、中にいるのは、お嬢と、桂姉の教え子の西沢なわけで、それを知らなくても、商売柄、人を見ている加賀北斗が、西沢が桂姉の系譜に連なる人間だと、直感的に悟るというのはありうる話であろう。しかも、わがままお嬢様に、そのお付の執事、しかも、初日には、様子を見に来たメイドやSPが、あれこれとやらかしていた。
トラブルを呼び込む要員としては、普通なら、格好の呼び水になるような連中である。そういう意味では、何かやらかしてくれるのは、大歓迎なのではないか、とさえ、思えてしまうのだが。
ただ、アニマルSPの時のように、警護するならともかく、山登りを誘導するようなことをやっているあたり、お嬢のことを、どこか、信じ切っていないように見えますので、ひょっとしたら、お嬢が何かやらかすのに備えているのかもしれませんが。

自分の目的のためには、周りが全然見えていない傾向が、急に強くなった気がするが。主を大事に思う執事や使用人という構図とは、また、違うと思うのですけどね・・・。

もっとも、お嬢のそばにいる人間というのは、ひょっとすると、意図的に、こういう人間が周りを固めているのではないか、マリアや、クラウスも有能であるにしても、先週の話などは、ハヤテが来たおかげで、自分の居所がなくなってしまったのではないか、と、めそめそとないている人間ですし。普通、命を狙われている後継ぎの身の安全を守るために、つける人間としては、いささか、役不足だと思えるような時もありますし。
ハヤテが問題ありまくりなのはともかく、SPたちは、虎鉄にお嬢をさらわれたときもありましたから。

しかも帝のじいさんは、死んだ自分の娘を蘇らせるかのことが目的であるかのように見える行動を取っている。にも関わらず、自分の孫娘を後継ぎにするかのようなことを言って、しかも、なかせたらとか、ハヤテを倒したらとか言うような条件までつけて、親戚連中を煽っている。

ひょっとしたら、お嬢は偽りの後継者で、しかも、お嬢がああいう性格になるように仕向けていて、能力や性格等で、疑問符がついたりするようなのを身辺にはべらせているのではないか、という気さえしてきますからね。

個人的には、ペンダントを使って、自分の娘の復活をもくろんでいるかのような態度が目立ちますが、そういう手合いが、一点がけで済ませるとは思えないので、他にも色々と保険を打っているのではないか、とさえ、思えるのですけど。
何しろ、お嬢の母親と似たように病弱な人間にペンダント持たせているし。

ヒマということで、恋の話とかすることになったのですが、デートとかしたことがあるか、とかお嬢は、西沢に尋ねて、ハヤテと、遊園地にいったときのことを思い出すわけですが、デートという雰囲気じゃなかったというにしても、色々とあると思いますし、前にもいったように、再会したら、すぐ告白、しかも、チョコを渡しに言ったり、夜の一人歩きは危険だから、送っていけと、結構、押しの強いことを言ってるわけですし、しかも、物語以前は、一緒にプリクラを撮ったり、弁当を作ってあげたりと、色々と世話を焼いているわけで、どう考えても、好きだけど、思いは伝えられないというような受身な態度とは思えないわけで。プリクラに至っては、ライフセイバーズの面々も関わっているような描写がありましたし。第一話では、クラスメイトから、付き合いの悪さに関して、文句を言われるような場面がありましたが、こういう付き合いの悪い人間というのは、クラス内で、仲間はずれとか、いじめの標的になる場合もあるので、ひょっとしたら、西沢が、間に立って、フォローしていた可能性はあるかもしれませんね。そもそも、入学祝に、母親がMTBをプレゼントしていたことからしても、あの時点で、普通の女の子とは、やや毛並みが違っていた可能性が高そうですしね。そういう人間が、周りを巻き込んで、何かやらかすというのは、良くある話ですが、もし、特定の男子に、並々ならぬ感情を抱いていて、それが周囲にもろばれだった場合、あわよくば、そいつに任せれば、自分たちにとばっちりは回ってこない、そこまでは行かなくても、自分たちがこうむる被害は、少なくなるという考えを抱くこともあるのかもしれないが。
自称普通ほど、あてにならないものはないからなあ。
あるいは、そういうパワフルな人間が、有無を言わせずに周りの人間の世話を焼くこともあるので、その線で、ハヤテの面倒を見ていて、遊園地に誘い出してもおかしくないように話を持っていったのかもしれませんね。
余談ながら、サキが恋愛相談みたいなものを持ち込んでいたのも、他人の悩みとか、やっかいごとみたいなことに、首を突っ込んで、(サキから見て、)的確に裁いていくかのようなことがあったのかもしれませんが。ワタルとも知り合いっぽいわけですから、Vタチバナでおきたゴタゴタを彼女が、何らかの形で関与、あるいは解決したとか?


でまあ、デートはあると答えるわけですが、そしたら、チュ-はしたことがあるかと訪ねてくるので、ハヤテにチョコクッキーをもらったエピソードを思い出して答えるわけですが、ハヤテみたいなタイプって、受けてる恩の割には、小さいことで借りを返したかのような態度とりたがるからなあ・・・・・。これもその口だったのだろうなあ・・・。
しかし、ケーキ屋って、まさか・・・・・、よしながふみさんのアレじゃあないだろうなあ。

でまあ、逆に、西沢が恋のエピソードとか聞くわけですが、オレンジジュースといわれて、グレープフルーツを飲まされたことを思い出すわけですが、

それは今度出るツンデレキャンディーをネタにしてのことですか?

なにか、お嬢とか、桂妹とかの絵柄が描かれたミニタオルで、しかも、キャンディーで、お嬢のツンデレを再現したとか言うようなことを言ってるわけですが、どう考えても、タオルのほうに予算の比重がかかっているので、味でツンデレを再現しているといわれても、どれだけ、再現できているか、怪しい気がしますけどね・・・。

まあ、それはさておき、ベッドでいたずらされたとか口走り(明らかに、西沢に対する優位を強調したいが為の誇張ではあるのだが)、どんぐりの二階から、様子を見に侵入してきたハヤテが壁をぶち破って、入ってくるわけですが、お嬢や他の人間のためには、手を汚さないでも、自分のためなら、なりふり構わないわけですか・・・・。

いたずら云々に関しては、誤解が解けて、ハヤテは健全と、マリアがいうのですが、健全というより、お嬢に迂闊に手を出さないのも、自分の身が可愛いというか、自分が生きていくために、特定の相手との仲を必要以上に深めないため、ということもあると思いますけどね・・・・。

しかし、今週の話って、マリアの侵入の手口とか、いたずらされたとかいうハヤテの反応とかを見ると、某マンガのある話を彷彿とさせるんだよなあ。大体、二次元には興味がないということをいって、一度は告白断った相手だろうから、今更、何をいわれても、反応気にするような相手じゃないだろうに。
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by kwanp | 2008-03-19 20:33 | コミックス
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