いつかは・・・

またもや・・・・、馬車代をケチって、無賃乗車をしでかすミルキィと、それを止めきれないでいるアルト。

考え込んでいるアルトを、じれったく思うミルキィが、文句をいおうとするも、木に引っかかって、結果的に、馬車から、降ろされてしまいます。
アルトが、エリに枝が引っかかっているのに対して、歯の内側に引っかかるギャグッぷり(汗

頭に来たミルキィが優柔不断のアルトに、答えを出せないクセニ、こちらの言ったことには、不満を貰う身勝手さとなじり、自分で動けと文句をいうわけですが、ミルキィの考え無しの言動を指摘されて、言い返されてしまいます。

ミルキィの場合は、頭を使っているというより、自分の懐が痛まないで、手っ取り早いやり方をしているだけで、痛い目を見ても学習しないし、他の選択肢を考えないのは、頭を使っているとは言わないのではないか、と思うのですが(汗

アルトも考えるとかいっていますが、最後の最後まで、追い詰められないと腹が据わらないという欠点があって、なかなか行動を起こさないし、結局、わが身第一にしては、考え無しに、リスクを避けるから、この間のように、カッツとぶつかっても、相手をすっきりさせないでいるという消化不良な状況を招いて、余計に事態をこじらせているのだと思うのですが・・・・。

結局のところ、どっちもどっちという気はしますが(汗 この二人の問題点は、前々から指摘しておりましたが、今のところ、それで痛い目を見たりするどころか、結果オーライで何とかなってきたから、お互いにそれを改めたり、あるいは、それらを受け入れるという機会に恵まれなかったわけですからね・・・・。

でまあ、お世話したとかいって、二人とも別れるわけですが、これに関しても、どっちもどっちというか、ややアルトの言うこと二部がアルように思えますが。
最初に出会ったときには、あるとは毛布を貸しましたし、牢屋に入れられたのは、ミルキィの自業自得ですし、ミルキィだけでは、ウォーゼルには勝てなかったわかえですからね(結果的に釈放みたいなことを言っていましたが、あれは、どう考えても、牢屋を倉庫にするための方便でしょう)。ルウォールでは、カッツの襲撃を受けましたが、アルトが、あしらえ切れなかったとはいえ、ミルキィが妙な猿芝居で、余計な恨みをカッツから買ったこともありますしね。それに、パン泥棒をしようとして、アルトにおごらせたりしていましたし。
アルトが争いを避けるためとはいえ、煮え切らないところに、火に油を注いでいるのは確かですからね。見方によっては、アルトの態度をいいことに、ミルキィが好き勝手をして、彼を利用して、いいように操っているという風にも取れますし、あるいは、アルトが、ミルキィに面倒なことを押し付けているとも取れますから。

うまく歯車が合えば、お互いを補い合えると思いますけどね。

そして、それを少しはなれたところから、様子をうかがっている超人ワンダー(笑 目立たないのか、と思うけど、気配を消しているとか、そんなところなのか?

憂い山ふもとの街キルエンテで、長老に町の説明を聞く、結局長老のところで顔を合わせる羽目になった二人。まあ、目的地が一緒なのだから、こうなるのだろうけど・・・。

溶岩が積み重なって出来た街なのだそうですで、噴火のたびに地面は積み重なって新しくなるわけですが、人々は離れない。故郷だから? あるいは、生きていくのは、慣れていくことであり、ある意味、受け入れていくことだからか? まあ、人は大地の上、自然の上で生きているということは、どこにいっても同じだし、そういう自然の力というのは、人のために存在するのではないわけだから、噴火の多いこの町を離れても、どこにいっても同じで、溶岩に飲み込まれなくても、人はイツ死ぬかわからなくて、その日までを力の限り生きていくことには変わりないから、結局は、自然をあるがまま受け入れ、この大地で生きていく、のには、場所をどうしても、大差は無いということを言いたいのだろうか? 突き詰めていけば、最近の作品でよく持ち出される不幸な理由など、それを嘆いて、道を踏み外す理由にはならないということか?

それぞれ、個別に空王シャフォーを追いかけるわけですが、あるとは中腹を、ミルキィは頂上を目指してあるき始める。

まさか、空王の名の通り、溶岩に浮かんでいて、そこから、すべてを千里眼みたいな力で見渡しているんじゃないだろうなあ・・・・・・・・?

どうも空の力というと、ダイの大冒険のアレとか、天空のトウマとかを思い出すように、すべてを見通す知恵や真実を見抜く知恵みたいなものを想像させる場合が多いですし。
ある意味、今の二人があうのには、うってつけの人物なのかもしれませんが。

波を固めたような大地を見て、驚嘆するアルト。現実の世界で言うなら、カッパドギアみたいなものでしょうか? そういえば、あそこも、迫害から逃れたキリスト教徒が隠れ住んでいた場所でしたねえ。うがった見方をするなら、血を流して戦うことを避けるこの世界の思想から逃れて、ココに住んでいるということか?

八戦聖で一番強い人物ということは、見方を変えれば、一番恐れられているということだからなあ・・・・。

そして、アルトとミルキィ、それぞれの前に、千と千尋の神隠しみたいなのにでてきたっぽいモノが現れますが、やはり、お約束の、自分自身と向き合う類のイベントが用意されているのでしょうか?

まあ、今週は、今まで、言及されなかった、二人の問題のアル性格に、お互い言及してくれて、少しは、このマンガを読んでいて、もどかしかったものが解消されたかな、と思いますが。
無敵看板娘では、おかみさんがいざというときのストッパーになってくれていたのですが、このマンガでは、そういうキャラがいないわけだから、彼らの言動に待ったはかからずに、誰も言及しなければ、彼らが、好き放題するだけで終わる、鬼丸美輝や、神無月めぐみが暴れ放題暴れるだけの味気ない話になってしまう。いや、ひょっとしたら、超人ワンダーをそういう役に持っていきたいのかもしれないが。
なにしろ、どちらも、モラル的なけじめで、好き放題暴れる連中を、ビシっとしめるという意味では、同じ訳だし。おかみさんの場合は、物事の良し悪しというか、道理ををわきまえた部分と、実力で美輝たちを感じな部分でしめているわけだが、見方を変えれば、それは、暴れまくる怪人や、無法者を、颯爽と現れて、倒していくヒーローのそれと条件的には近くないだろうか?
そういうのを、ラーメン屋のおかみさんという親しみやすい形で書いていたのを、超人ワンダーは、ヒーローっぽい格好をした人物という、ある意味、ダイレクトな形で書いているのかもしれないが。
もっとも、ワンダーの正体が、ウォーゼルであるのなら、彼は、ヒーローではなく、人々によって、世界を見守る役目おちうか、世界を守る役目をもつことになった民衆よりの人物といった方が近いのだが。そういう意味では、かれもまた、ヒーローではないわけで、アルトやカッツたちを導き、あるいは、それにより、彼らにヒーローめいたものを託すのかもしれないのだが。
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by kwanp | 2008-06-26 22:51 | コミックス
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