ようやく・・・

アルトと再会したミルキィ。彼の顔を見るなり、飛びつきますが、嫌な過去見せられた後に、自分に都合のいい相手の顔を見たら、そりゃ、飛びつきたくもなるわなあ・・・。
ただまあ、過去の嫌な記憶から目をそむけて、目先の希望にすがり付いているだけという風にも見えてしまうのですけどね、シャフォーが見せた映像による、アルトとミルキィの反応は。

一歩間違えたら、これ、悪質な洗脳だぞ(汗

ここで、シャフォーの支え支えられながら、生きていくことを選んだのなら、あるいは・・・という言葉がかぶさります。

本当にあの人形っぽいのが空王シャフォーだった。

あれはシャフォーがメッセージを伝えるためのメッセンジャーみたいなものだと思っていたのだが・・・・。そして、やはり、八戦聖だったみたいです、ワンダーは。
ワンダーのあの格好も、シャフォーの格好も、何者にも、いかなる考え方にも囚われない心を持つということをするためにああいう格好をしているのではないか、と思うのですよね。

なにしろ、八戦聖は立場もある人間が多いようですし、ワンダーの正体がウォーゼルだったら、リブリとルウォールのぶつかり合いになってしまう危険性はあるわけですしね。

ワンダーとの会話で、火・金・埴(これは土のことでしょう)・緑(これは木でしょう)水・風、魔法の属性が明らかになっているわけですが、これは五行をベースにして、それに、ちょこちょことアレンジを加えているということでしょうか?
五行は、互いに影響を与え合い、その生滅盛衰によって天地万物が変化し、循環するということですが、命(人や動物に限らず、植物やその他のものも含めた意味で)がめぐって、それによって、多くの命が生かされていくということですが、今の世界は、ひょっとすると、500年前の大破壊が原因で、いたずらに死を恐れたり、血を流して、何かを成すということを極端に避けたりして、500年前に、死神が、「今の世界は間違っている」と思ったであろう状況よりも、ある意味、悪くなっているのではないか、という気もしますからねえ(まあ、その原因の多くは、間違いなく、死神がもたらしたものなのが、ある意味、皮肉なのですが)。

死神というのは、ひょっとして、これらの属性の魔法が通用しないとか、それらを吸収するとかいう能力を持っているということかな? 魔法というのは、普通、ファンタジーだとマナとかを使うけど、マナは大抵、世界を支えるエネルギーでもあるわけだから、もし、こn作品の魔法も、マナによって、更生されるのであれば、死を司り、死を操る死神に、それが通用しないのは、ありうる話ですからね。

アトモスツールなり、魔法なりが、人々から遠ざけられているのは、死神の大破壊が原因で、それらを敬遠して、使わないようになった(死神学者などは、研究のためにか、持っていたり、使っていたりするようだけど)?

空王シャフォーは、この世でただ一人の宙(そら)の魔法の使い手なのだそうですが、Gガンダムとか、ナイトガンダムとか、武者ガンダムとかあるから、ファンタジーにガンダムネタ使っちゃあいけない理屈はないからなあ(笑 面食らわなかったといえば、ウソになるけどね(汗

サムライトルーパーでも、宇宙をそらと読むとかいう強引なネタ使っていたし(笑


そういう事情を抜きにしても、感情や自分の立場に囚われず、本当に大事なことを成すために、真実を見抜き、それをなすために行動するということだと思いますが、

なんでしょうか、ワンダーやスキのやり方の方が、まだ、穏便な気がしてきたのですが。

過去の辛い記憶を見せて、またそうなるのは嫌だ、と思わせるまでは、いいとして、問題は、それに対し、どうすれば、そうならないで済むのか、ということを、二人に考えさせることだと思うのですが、シャフォーの示したことは二人でいなさいというだけで、それ以上のことは言っていないわけですし、アルトもミルキィも嫌な映像見せられて、そうなりたくないから、仲直りしたという風にしか、見えていないのですよね。

それだけ二人が、問題山積みだったから、二人で支えあえという基本的なことを教えて、いろんなことを一気に教えて、オーバーヒートするのを防ぐためという解釈も可能だけど(汗

嫌な過去や記憶に立ち向かうというより、それを避けて、いい結果を得ようとしているように見えてしまうのですよね、今回の結果は。

結局、海をわたる術が伝えられなかったということですが、アルトとミルキィが直前で喧嘩しなけりゃ(いつかはそうなることはさけれなかったでしょうけど)、伝えられたかもしれませんけどね。

それに対して、何とかするさと一人ごちるワンダー。

ミルキィはアルトに対して、どうして、自分と行こうとしたのと問い掛けますが、アルトは、ミルキィがいなければ、リブリの牢屋で事態は変らなかった、ミルキィのように、笑ったり怒ったりして、苦労を吹き飛ばす強さがなかったといいますが、

それは強さじゃなくて、虚勢だという気がするのですが・・・。

まあ、15歳前後ということですから、そういうのが、豪快というか、強さに見えてしまう年頃でもあるのでしょうけどね。
アルトもミルキィも、父親の主義主張で、周りに対する影響も考えずに、自分たちの生き様を貫いて、それで、周りがどう見るか、のリスクもろくに考えないで、あるいは気にしないで済むのでしょうが、二人はそのとばっちりを受けて生きていたわけですからね。
アルトはただ、怒りや感情を押さえ込んで、事態が収まるのを待つ(アルトとカッツの喧嘩をことあるごとに周りが止めていたのは、おそらくは、アルトの剣の威力を知った周りの人たちが、その危害が自分たちに及ぶのを恐れたためじゃないか、という気がするが)。ミルキィも昔は、大人しく殴られていたわけですが、死神の力に目覚めて、旅に出る前後のこともあって、「なんで、自分だけ、大人しく、痛い目を見ないといけない」、とbどのつまりは、自分だけが損をしたくはないという真理が強くなってしまっているのだと思いますが。
しかも、彼女の見た人間は、親切そうに見えても、結局、自分を敬遠していたり、何かにおびえて、自分を殴ったりするか、利用したりする人間しか見てこなかったか、あるいは、そういう目でしか人間を見なかったから、手を差し伸べてくれる人間に気がつかなかったか。

自分いないものを持っている人といれば、自分が、いいと思った何かを持っている人にいれば、何か、変れるかも知れないということで、ミルキィと一緒に行くことを選んだアルトですが、
強くなりたい(まあ、いたずらに耐えている受け流しているだけでは、いつかは、爆発してしまいますからねえ)と思うのは無理もないことかもしれませんが、アルトがいってることは、誰かと一緒にいることで、あくまで、強くなった気分になっているだけで、本当に強くなっているわけではないのですけどね。

そいつと一緒にいるときはともかく、そいつがいなくなったら、元に戻ってしまうか、あるいは、さらに悪くなってしまう可能性だってあるわけですし。
アルトとミルキィは、向けられる感情に対して、それを内にためこんで、大人しくしているか、あるいは、それを向けてきた相手に返しているか、の違いがあるだけで、二人とも、大差のないのが、実情だと思うのですが・・・・・。

自分にはじめて、優しくしてくれたから、という(そう思ったのは、同類を見分ける勘みたいなものが働いたからじゃないのか、という気がするが)ミルキィのいってたのと、大して、変らない理由で、アルトはミルキィと一緒に行くことを決めたのだそうです。

まあ、半年かかって、これというべきか、まだ半年というべきか。しかし、一歩成長したとするにしても、空王シャフォーに過去の記憶を見せられる、和解するの間に、もうワンクッションほしいところだと思うのですが・・・。

アニメで換算すれば、10話になるか、ならないか、のあたりだと思いますが(アルトとミルキィが出会うリブリのエピソードで、2~3話くらい、ルウォール3~4話、憂い山のエピソードで、3話くらいでしょう)。

無敵看板娘Nでも、このあたりの導き手の部分で、テッコツ堂の面々、特にカンナでしっくりこなかったようなところがあるのですが、無敵看板娘の場合は、おかみさんというキャラがいたのですが、彼女がなまじ強烈というか、強力だったので、それなしでの、至らない登場人物たちへの、導き手の導き方に関して、ノウハウが少ないというか、加減をどうすればいいのか、ぴんとこないのではないか、と思えるところもありますが(なまじ、強力なキャラだすと、似たような役回りのキャラを作るときに、苦労するのは、プロアマ問わずによくある話ですし)。

アルトはミルキィに温泉饅頭を、そろそろ、おなかすいてきた頃だろうといって、出すわけですが、餌付けという言葉が頭をよぎるのは気のせいでしょうか?

アルトが猟師から、猛獣使いか、トップブリーダーにジョブチェンジしたというところでしょうかねえ(笑

結局、海をわたる方法は話はわからず終いで、あるいていくことにする二人。壮剣と死神の鎌が、いずれ、ぶつかり合う予感を暗示しているのか、重なりあい、布を取った本来の姿で、刃がぶつかり合う姿がかかれるのですが、やはり、いずれ来るぶつかり合いは避けられないということでしょうか?

シャフォーのやり方を見ると、嫌な過去の記憶を見せて、それを避けさせるというようなことを考えて、勇者と死神が再びぶつかり合うことを避けているのか、あるいは、ワンダーの言動に、表面上あわせているだけで、本当は、それによって、互いを依存させて、その結果、何かがきっかけで、決裂するように、導いたのか?
後はあの子達次第とかいってるけど、逆に自力で、考えたり、困難に立ち向かっていく力を奪っているように見えてしまうのですが?

しかし、アルトは、一人だったら、何も変らなかったとかいってますが、それはあくまで、彼らの主観で、ウォーゼルは、何かしら理由をつけて、彼らを釈放して、旅立たせていたと思いますし、こういう彼らの感情自体、そうなるように仕向けられているのかもしれませんね。

謎の球体は日増しに大きくなっていくようで、スキも海を渡る方法はないのかもしれない、と危惧し、グロセオもヤナヤーナに向かうしかないと結論を出します。まだしばらく、退屈するなというザイナーハに、自分で見てきたらどうだ、というグロゼオに、それに気が付かなかったと口走るザイナーハ(笑

まあ、ファンタジーとかでは、自分の拠点にじっとしている敵役が多いですからね、もろもろの事情で。

ちなみに、吉崎観音さんが昔、、ファンロード系でやっていたファンタ&スエットでは、魔王自らが動いているわけですが、勇者と対決するまで、さして、動こうとせずに、追い詰められ、後は、エンディングを見たいときに便宜的に倒される、そんな魔王は嫌だということで、自らアクティブに動く魔王もいますけど、ザイナーハのようないかにも、パワータイプのキャラがそれをやると、アルトに返り討ちにあうかませ犬フラグにしか見えないのですが(汗

いやだって、主人公の強さを強調するときには、デカブツなきゃらを倒すというのが、一番わかりやすいですからねえ。
最初にそれをやると、八戦聖が本当にすごいのかよ、という突っ込みを招きかねないですし。

ただ、ザイナーハとの戦いで、何か、力が目覚めるとか、何か、大事なことを悟って、開眼するような展開があるならともかく、今回のような互いに依存させるのを促すような展開で、成長を示すような描写がなかったわけですから、ザイナーハで、ろくに成長とか、葛藤させるような展開がないまま、表面上だけ、成長したというような展開をやられると、パニッシャーも危ないかもしれませんね、作品的に。

まあ、シャフォーのエピソードは、アルト達を誤った方向へ誘導しようとしている節も見受けられるので、ザイナーハ戦で、怒りの心で闘うような、間違った力を手に入れるような展開があるのであれば、そういう心配も抱かないで済みそうですが。


シャフォーのハッタリを、グロゼオがよこでフォローしていて(シャフォーは、宙の力、おそらくは、あるがままの記憶を人に見せることはできるけど、それを使って、自分がいいたいことを伝えるというのは、あまり得意ではないようなので、グロゼオが、その意図をうまいこと伝えていたのではないかという構図が思い浮かんでしまうのだが・・・・。
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by kwanp | 2008-07-31 11:56 | コミックス
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