ここまでくると・・・

ロイドが、シュナイゼルじゃなくて、ルルーシュの側に付いたことを考えると、シュナイゼルのやろうとしていることの先には、ロイドのやりたいこと(科学者として、自分のやりたいことをついきゅうしていくこと)をやれないのではないか、科学の進歩というか、科学の追及が意味をなさなくなるということを意味しているのではないか、と思えてしまうのだが。

なにしろ、シュナイゼルの下で、好き勝手やっているように見えるロイドだが、その反面、フレイヤを開発し、スザクにぶっ放せとけしかけたニーナに、科学をとるか、心を取るか、の二択を突きつけたりと、壊れた振りをしていながら、シュナイゼルのやろうとしていることに反対しても、それは意味をなさないから、従い、その代わり、シュナイゼルにとって、好都合な範囲で好き勝手をやろうとしていたと思うのだが、それを蹴飛ばしてまで、ルルーシュやスザクの側についたのは、科学者である彼らにとっては、シュナイゼルのやろうとしていることは、見過ごせないということなのだろうな、と思うのだが、シュナイゼルは、物事を合理的に進める事を良しとする人間だが、よくよく考えてみれば、合理的というのは、シュナイゼルにとって、合理的であり、それが一応は、ブリタニアという国にとって、合理的な選択になっていたからであるわけだが、逆にいえば、シュナイゼルが世界を取ってしまい、世界中の人間の意志をたとえば、いのままに出来てしまえば、彼にとって、スムーズな形で物事は進む。

シュナイゼルは、ギアスを持たないようだが、ナイトオブワンのように、ギアスをとりあえずは封印しているギアスユーザーもいるようだし。一応、ギアスの存在に気が付いていたけど、自分は知りませんでしたというような言動をとっていて、スザクとかから確証をとって、それで始めて知ったかのような体裁を整えているかのようなそぶりを見せているが、クロヴィスが言ってた、マリアンヌ暗殺に関して、コーネリアとシュナイゼルが何かを知っているということ、前者はともかく、後者は、いまだ何らかの形でも明かされていないようだし。

つまり、ギアスに対しても、何らかのアプローチを持っていて、皇帝が作ろうとしていた世界を、自分が、世界を効率よく動かすために作リなおそうとか考えているのではないか、とか思えてしまうのだが。

シュナイゼルに従いながらも、ロイドたちは、科学に対しては、真摯に接していたようではあるし、そもそも、科学というか、学問に従事する人というのは、基本的に自力で、自分の求める答えを手に入れるということをもって、ヨシとするべき人だと思うのだが、おそらくは、シュナイゼルのやろうとしていることを、ロイドたちは、支配者から、何事においても正しい、言い方を変えれば、シュナイゼルにとって、好ましい形しか取らない答えしか認めないということになるのではないだろうか?
合理的といえば、聞こえはいいわけだが、見方を変えれば、正しいと思える選択肢を選んで、効率よく事を運ぶ、言ってみれば、間違いを許さないということになるのだが、科学などの場合は、いってみれば、失敗してナンボ、その積み重ねが結果につながるわけで、ナナリーを皇帝に立ててはいるが、今のところは、シュナイゼルの傀儡政権という可能性が濃厚ですし。

まあ、シュナイゼルも、ルルーシュも、やっていることには、大差は無いわけだけどね。
ルルーシュは、ギアスを大々的に使って、ブリタニアを手中にし、世界を一つにしようともくろんだわけだが、それだって、裏返してみれば、シュナイゼルのやろうとしていることを止めるために、手段を選んでいる余裕は無かったということになり、そのためには、ギアスを使って、人の意思を踏みにじっても、物事をスムーズに進めなければいけなかった。
手段を選ばなくて、人の意思を、無理やり何らかの力で思い通りに進めようとするようなことをしている意味では、おそらくは、シュナイゼルもルルーシュも大差は無い。ギアスは無くても、シュナイゼルは、相手にその気にさせていて、しかも、目的を達するのには、その気にさせた人間を矢面に立たせているのだが、手と手を取り合ってではなく、相手をその気にさせて、その上で、自分意都合が言いように動かせるわけで、共犯関係ではなく、完全な操り人形なわけだから、ある意味、ギアスを使うルルーシュよりもたちが悪い。

ナナリーに関しても、ルルーシュがああなったのは、妹である君のためなのだよ、みたいなことを言って、兄妹である我々が、あの子を止めなくてはいけないだろう見たいなことを言って、皇帝になるように促すくらいのことはしたはずだろうし。

ただ、こうなってくると、ナナリーが、大人しく傀儡のままでいるとは思えないし。マリアンヌ暗殺前の彼女の言動を見ていると、母親似ではないかと思えるような、おてんばぶりで、ルルーシュの手を焼かせていたわけだし。まあ、目が見えなくなって、足が動かなくなって、人の手を借りて、生きないといけなくなったから、性格が変わったといえなくもないですが、
どんなに大怪我をしようと、大病を患おうと、人格が変わらないものは変わらないって言うこともあるわけだしナア・・・・・・。マリアンヌの娘であるとともに、皇帝の娘でもあるわけで、皇帝は、昔の姿を見ると、クロヴィスは父親似だったと思わせるような養子とそぶりを見せていたわけで、ナナリーも父親似なのだが、人の手を借りないと生活するのはひと一倍難しいという状況で、父親似の部分に火がついて、それで、健気な妹のそぶりをしていたとか言われても、今更、驚かないけど。

なにしろ、幕末ギアスでは、琉々朱とスザクが手を組んでラスボスに当たるわけだが、その最終回が掲載されていたケロケロエースが発売されたのは、スザクとルルーシュが手を組む前で、まあ、最後まで、二人は、ぶつかり合うよな、と思っていたら、あの展開であるのだが、幕末ギアスでは、ユフィやシャーリーも健在で、と見方によっては、皇帝の作ろうとしていた、世界そのまんまなのだよなあ・・・(汗)

しかも不思議なことに、ラストシーンでナナリーは出てこないし、ルルーシュはナナリーをおいて、CCとともに、いずこかへ姿を消していくわけですからね。ラストシーンで、蘭須露斗がアルビオンになっていたりするわけで、クライマックスに関して、ある程度の情報を受けて描いている可能性は確かだろうし。ペリーをラスボスにしたのは、適当なキャラをスケープゴートにして、めでたしめでたしという展開を皮肉ったとも受け取れるわけですしね。

ページの都合といえば、それまでですが、本編とは違い、この作品のルルーシュが、妹以外のものも大事に思えるように成長したというのであれば、まあ、いいと思いますけど、現状の展開を考えると、ネタバレになるので、かけなかったのでは、とかうがった見方をしてしまいそうです。

何も知らないで、とか、いいようにのせられて、ではなくて、意外と、気が付いていて、自分意有利にことを運ぶために、周りをその気にさせて動かしているとかいう言動をとっているとかいう部分があっても、不思議じゃあないだろうけど。

まあ、彼女からすれば、両親を殺して、皇族やら、かつてともに戦った合衆国の面々でさえ、己の目的のために、利用しようとしている光景を見てきたわけで(まあ、本性が白日のもとにさらされただけとも言うが)、ルルーシュが、自分に優しいそぶりを見せてくれていたら、いただけ、その優しさが、自分の都合のいい間だけで、都合次第で、あっさりと切り捨てられるシロモノだったと知ってしまったか、あるいは、マリアンヌがルルーシュに、私が守ってあげるからとかいうった後で、心の中で「私の邪魔をしない限りは、ね」と付け足していたような感じで、ルルーシュを見限ったという可能性も考慮しておいた方がよさそうではあるよな・・・・・。
まあ、ナナリーの場合は、この物語の中では、切り捨てられやすい、翻弄されやすい立場の人間なわけだが、ルルーシュは、妹の前では、よき兄として振舞っているものの、自分の都合で、びしばしと、他人を蹴落としたり、切り捨てたりしているわけで、しかも、父親を亡き者にしてしまったわけで、どういう目的でアレ、ナナリーの逆鱗に触れてしまったことはたしかだし、ギアスで、己に従わせているけど、最終的には、今の世界を存続させる、本人はどういうつもりかは別にして、自分の都合で他者を切り捨てる世界の継続する世界をつづけるけど、シュナイゼルのやろうとしていることを考えると、シュナイゼルが作りたいであろう世界は、ある意味、切り捨てられる人たちが、生まれない世界でもあるわけで(その裏では色々とやらかしている人もいるようですが)、ナナリーが、それを知ったうえで、協力するメリットは十分い存在するとは思えてしまうのですよね。
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by kwanp | 2008-09-12 23:47 | アニメ
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