敵は他に居るのか?

パピル族は世界の価値観を表しているとして、リリフは、パピル族の生態を説明したり、ヤック族のことを教えたりしているわけだが、リリフの言う平和な生活というか、水と太陽の光と、わずかなトチがあれば、暮らしていけるというのは、アルトが見た死神が、生と死は表裏一体というようなことを語っていたわけだが、死神は、人が生にしがみつく行動をヨシとしなかったわけで、あの大虐殺(大破壊)を引き起こしたようなのだが、あの大破壊には、それにいたるまでの物語が合ったのではないか、と今週の話を見ていて、思えてしまうのだが。
アルト達がヤック族寄りとは描いたが、先週の感想で書いたパピル族のメンタリティを考えると、戦おうとするパピル族も、パピル族からすれば、ヤック族と大差がない認識なのでは、と描いたし、リリフも、このカテゴリーに入ってしまうと思うのだが、今のままでは、座して滅びを待つだけで、このままではいけない、と変ろうとするリリフが、アルト達の未来を案じさせるものであると、今週書いたのだが、これが当てはまるとするのなら、正真正銘のヤック族に当てはまる連中が、今のところ、表に出ていないわけで。
妥当なところでは、黒い球体といわれれば、それまでなのだが、ヤヤナーナでのエピソードで、気になる点がパピル族にしろ、ヤック族にしろ、八年間も、カイルン遺跡が立ち入り禁止にされて、その正体を秘匿されていたわけですが、なぜ、ヤヤナーナや人間側が、それを行う理由があるかということなのですよね。

いずれ、時間を経て、人間の手では終えなくなるような、凶悪な形態になるというのなら、話は別ですが、だとしても、八年も時間があったわけですから、そうなる前に叩くという手もあったはずですしね、単純に考えると。まあ、倒したとしても、種子みたいなものが倒した相手にとりついて、新しいヤック族になるというなら、話は別なのでしょうけど。

カイルン遺跡は、エルの兄が死んだ後、探索に行ったものが軒並み、行方不明になったわけですが、博士は口では、エルの兄が見たものを、見て来いとか言ってたのですが、墓泥棒たちを脅すなどしていたことから、カイルン遺跡の地で何が行われているのかを知っているのではないか、と思える節があり、エルに言った事以外にも、目的があるのではないか、と勘ぐりたくなるのだが、

まさか、風のアトモスツールのことを知っているのが、一部の考古学者と、明言はされていなかったが、ウォーゼルガ知っていたことから、八戦聖のことだろうと推測は出来る。

八戦聖が知っている事を知っているということや、博士は、エルが助けてもらったということから(八年間、遺跡に兄を探しに行く為に力を蓄えていたということから、彼女の腕前をよく知っていたということか?)、得るよりも強い、つまり、腕に覚えがある相手と判断して、遺跡に入ることを許可したのだと思うが、ヤヤナーナの考古学者たちでは、おぼつかない相手でも、腕に覚えのありそうな人物だったら、たとえば、先住民族を黙らせて、あわよくば、生態のデータを取るとか、遺跡を研究することを円滑に行うために、アルト達を利用したとか言うことも考えられるわけで。

風のアトモスツールがトップシークレットっぽいことから、トップシークレットなのは、風のアトモスツールなのではなく、風のアトモスツールを求めて、人が入ることを禁じていた、つまりは、人間と葉っぱ人間が遭遇することを恐れていたのではないかと。
葉っぱ人間、歩行植物だが、パピル族とヤック族でも、葉の形が違うわけだが、他にも、この手の生物が存在するのであるとしたら、葉っぱの違い以外にも、差異があるのではないか、と考えられるわけで。
何しろ、植物は、樹齢何百年とかいう樹も存在するし、信仰の対象になったりすることも珍しくはない。
西洋では、アダムとイブが命の樹から、実を食べたがために楽園を追放された話もあるわけだが、余計な知恵をつけたがために、というのは、死神が大破壊を起こしたときに、言ってたせりふと符合するものがあるわけだし。

パピル族やヤック族といった葉っぱが頭部の種族が居るということは、他に形状とか、特性をもつ種族とかがいるのは、もとより、信仰の対象になる霊木クラスの固体や、種族が居て、そういった存在が持つ知恵や知識、あるいは、力を手に入れようとしたり、霊木クラスだと、何百年、あるいはそれ以上の年月を過ごしてきていると推測できるわけだが、特に、その人から見れば、無限に等しい年月を、我が物にしたいとか考えるやからも、当然出てくるでしょうし。

スパロボOGSでも、アインストを軍事利用しようとして、失敗していたりというのは記憶に新しいし、ドラゴンクエストロトの紋章では、ラスボスの異魔神のボディが世界樹から生み出されたとか言うのもありますからね。

ヤヤナーナは過去、軍事国家ということですが、不死の兵団とかを夢見て、それを作ろうとか考える人間は、時々物語とかで出てきますが、葉っぱ人間でそれを補おうとか、あるいは、不老不死を研究して、細胞から生み出したはいいが、葉っぱ人間しか、生み出せなくて、数少ない成功例が、後に勇者と死神と呼ばれる二人だったとか?
ヤック族やパピル族に当たる個体は、もともと、カイルン遺跡があったあたりを警備するのに配置されていた、歩行植物だったとか?
そういや、特撮エースで連載されていた、仮面ライダーEVEでは、大首領の正体を、植物生命体と設定していて、主人公や、その父親は、大首領の器となるために改造されたとか言う設定がありましたっけねえ・・・・・。ミルキィがアトモスツールを埋め込まれていたけど、アレが、歩行植物の元で、歩行植物に乗っ取られないで、歩行植物の力を奪って、自らの力に変えることが出来たのが、例の勇者とか、死神とか?


ついでに言えば、考古学者というのも、元をたどれば、その前身は、ヤヤナーナの軍人で、平和な世の中で、軍人は要らないからと、学者に鞍替えさせられたとか?

世界の半分が虐殺されたり、破壊されたりしているのだから、その反動で、原因となるものを避けたくなるという極端な行動に出たくなるのは、考えられることですしね。

歩行植物に関わることで、過去の惨劇(大破壊)の記憶に触れられたくはないか、それによって、余計な知恵を、また人間がつけるのを畏れてのことかな? うがった見方をすれば、人間側の上層部に、歩行植物のえらい個体が、根を張っていて、人間が歩行植物と関わるのを、嫌がっていて、妙に平和な世界も、そのために維持されているのだとか?
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by kwanp | 2008-10-03 01:22 | コミックス
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