よくよく考えてみれば・・・・

まあ、桂妹の取った行動は,
ヒーローの名に値しない似非ヒーローとしか言いようがないキャラで、個人的には、今週の話は、ハヤテの中でも、最悪の話だったわけだが、

ぱっと見には、苦手な高いところを克服したとかで、成長したかのように見えるが、自分の後ろめたさを軽減するために、西沢に勝たせたわけで、自分を信じてくれる相手に恥じない言動を取るというのとは、全然、違います。

今週のハヤテは、桂姉も、美希も出ていないわけで、桂妹にとっては、ヒーローだった相手や、彼女をヒーローと認定する人物の目がなかったというある意味、都合のいい展開だったわけで、そういう目がなければ、ああいう不正行為をしているのだから、

分からなければ、何をやってもいいと言っているのと、大差ないのですよねえ・・・。

それに、桂姉は、桂妹のヒーローでは、あるが、桂姉は、ひょっとしたら、西沢の家庭教師だった人間で、ヒーローという意味に当てはまるかはともかく、彼女に対する憧れやら、受けた影響は、かなり大きいわけで。
もちろん、桂妹は、西沢の家庭教師は誰かは知らないが、同じ相手にあこがれている人間同士という意味でもつながりがあるという解釈も出来るわけだ。
場合によって、西沢の家庭教師の妹が、自分の後ろめたさをどうにかするために、自分の都合だけで、回答を捻じ曲げて、優勝者を意図的に選んでしまったということ自体、西沢の桂姉に対する憧れはもとより、自分を守ってくれたヒーローでもあった姉に、恥ずかしい行為をしてしまったことになるわけで、誇れる話ではないだろうしね。

まあ、今の畑氏に、桂姉や咲夜をちゃんと、かけないのと同じ理由で、ヒーローもロクにかけないのは、わかっていたけど、ここまでとは思わなかった・・・。

受けをとるためには、何でもやるというのが、畑氏のスタンスだが、もうちょっと、やりようが合ったのではないのかね、と思うのだが。

たとえば、全員、高いところと答えるとかして、期待に満ちた目で、レッドを見るとかね。正直に答えて、全員失格にするのはたやすいが、ヒーローが、みなの希望を奪うようなことを言うわけには行かないので、あえて、高いところに上るとかね。西沢だけが答えを出して、後ろめたさ故に、ご機嫌をとるように、それを正解にするから、問題があるわけでね。

大体、ページの都合だか、なんだか知らないが、レッドの好きなものを、という問題を出しているわけだが、無敵看板娘Nでは、青鮫には、一応、青鮫が実在するものとして、プロフィールが事細かに設定されているわけで、そういうものを作らせて、しっかりとなりきらせて、ヒントをにおわせるということだって、出来たはずだし。ただ、演じているから、ヒーローではないとか言う声もあろうが、少なくとも、中身をしっかり演じきる様なことをしなければ、子供の夢をぶち壊すことになるわけで、時々、特撮ものでも、それを分かっていない人が、バカな発言や、行動をとって、イメージをぶち壊しにすることが多いいのと、無関係ではないだろう。

ちなみに、青鮫は作中では、一応、スーパーマーケット・テッコツ堂の従業員で、西山勘九郎が正体を隠して、青鮫を演じているわけだが、シーレンジャーショーの「シーズンオフ」とか、正体がばれたときの話を見れば、青鮫をヒーローとして描こうとしていたのは明白ではあるし。

それに、作品は違うが、クレヨンしんちゃんの劇場版 嵐を呼ぶジャングルでは、アクション仮面の劇場版のイベントで、客船クルーズでの試写会を行っていて、その最中に、サルの軍団に襲われるというトラブルがきっかけで、アクション仮面役の郷 剛太郎が、劇場版のボスキャラ、パラダイスキングと戦わされるのだが、この作品では、アクション仮面は、TV番組だけの架空の存在とされていて、実在の存在ではない、つまり、ヒーロー役の役者が、ヒーローの格好をして、ヒーローとして戦うわけで、子供たちの前で、アクション仮面として、まけるわけには行かないのだし、それは、心まで、しっかりとなりきっていないと、アクション仮面としての説得力が必要になるのはいうまでもない。
負けず嫌いの桂妹が、役になりきる、そういうことを理解せずに、ヒーローの扮装をして、アクションを決めていれば、それでいいだろうとか思っているのなら、それはそれで、頼まれたとはいえ、仕事を疎かにしているわけで、誉められた話ではないし、それで、ヒーローとして、注目を集めれるわけがない。それはそれで、桂妹は、扮装をしているだけの、偽ヒーローでしかない。ましてや、美希のヒーローの名にも値しない人間だといってもいい。
ご当地ヒーローとはいえ、そういう部分を疎かにしてはいいはずはないだろう。
それで、次に桂妹の考えで答えを捻じ曲げれそうにない問題を出して、優勝者を決めるとかすれば、よかったわけだし。

そういう意味では、苦手を克服する、西沢が優勝するというシチュエーションばかりに、優先して、桂妹に、ヒーローの扮装をさせていることの意味をないがしろにしていたつけは大きいので、どう考えても、やり方がまずかったとしかいいようがないだろう。

まあ、結局、打ち切りになった悪徒もそうだったけど、ただ、ヒーローもの条件やシチュエーションだけを、持ってきて、ヒーローっぽく演出する作品ほど、ヒロイズムにかけていたりするのだよなあ・・・・。  こういう作品が、最後に作中の登場人物が成長して、ヒロイズムを見せるということは、98パーセントの確率で、獲得できないまま、期待はずれに終わってしまう場合が多い。それにヒロイズムを見せる作品というのは、むしろ、序盤、成長前でも、なにかしら、こいつ、こいつらはやってくれると思わせるものを感じさせる場合が多い。

まあ、最近で言うと、男性に受ける作品で、そういうのが期待できる作品というのが、年々、減ってきていたりするのも事実ですが。
[PR]
by kwanp | 2008-10-10 23:54 | コミックス
<< 悪役を描いたことが無いというよ... って、それはさすがに・・・ >>