ああっさりと・・・・

ヤック族の頭領のところまで乗り込まれましたねえ・・・。

アルト達は、言うことを聞けと要求を突きつけるのですが、猫娘もかくやというミルキィの顔と勢いにびびったヤック族の頭領が悲鳴を上げる始末(汗

首はとらないのかと恐る恐る確認する頭領(ミルキィだったら、やりかねないと思わせるところはあるかな)。まあ、パピル族を攻撃したら、反撃したと思えるような行動をとったのだから、無理もないけど。

しかし、ミルキィは、首を取るような決着はパピル族とつけろ、他人のいざこざに首を突っ込んでいる暇はないとのことですが、そりゃあ、パピル族とヤック族の民族紛争は前々からですが、リリフがああなって、しかも、パピル族に、「お前らみんな、滅んでしまえ」と抜かしておいて、他人のいざこざに首突っ込んでいる暇はないというのは、身勝手が過ぎるのではないか、と思うのだが。そもそも、パピル族が蜂起しなきゃ、人海戦術にやられかけていたのは、どこのだれだよ。

まあアルト達は異邦人であり、略奪者でしかないのだから、ヘタに首を突っ込んでも、結局、自己満足でしかないのだけど、でも、結果的に、無力な葉っぱ人間たきつけておいて、他人が戦っている間に、自分たちの目的のお宝掠め取って、トンズラしようというのも、憂い山の前と何が変ったというのやら。
まあ、ヤック族とパピル族の争いがなかったら、アルト達は完全に、単なる略奪者であるし、リブリから、憂い山までの道中での、主にミルキィが先陣切って、行ってきた犯罪行為の数々が、それを強調してしまいますしね。
そうならないためにヤック族とパピル族の民族紛争のエピソードを入れたのだと思いますが、完全に機能しきっていないのがなあ・・・。

くすぶっていた火種に火をつけるようなことをやっておいて、自分たちは目的を遂げるために、さっさと、他人が傷つけあっている間に、先へ進むか、見方を変えれば、ヤック族のほうも、アルト達のおかげで、だいぶ戦いやすくなっているといえるわけだから、どっこいどっこいとはいえ、ヤック族とパピル族の民族紛争は、世界とアルト達を投影した光景でもあったわけで、このまま、先へ進んで、宝を手にして、という前に、どうにかできなかったのかな、というきはするが。そりゃ、大事なものは戦って、守らないといけないときもあるのだが、パピル族にとって見れば、己の心情を捨てるかのような一大決心であるわけで、少なくとも、それを、結果的にとはいえ、促したアルト達が、後は自分たちで勝手に争っていろばかりに、背中を向けて、目的へ向ってまっしぐらというのは、いささか、勝手に思えてしまうのだが。まあ、今のアルト達は、出会った頃と対して変りがないのだから、そういう責任をとりたくはない、という感情もあるのかもしれないが。これまで戦ったときも、狩で獲物をとったとき以外は、逃げ場がなかったり、闘っていいという許可が出た事が多かったわけだし、今度もその癖が出たといわれれば、そこまでなのかもしれないが。
まあ、ワンダーというか、おそらくは、ウォーゼルは導くようなことをしないで、たきつけるようなことをするのは、アルト達を成長させないためということもあるのだろうし(ヘタなモラルとかを身につけられたら、世界を変えるのに、躊躇されるからではないか、と思うのだ)。

しかし、アルトやミルキィを蚊帳の外に置く、世界の価値観をそろそろ、明確に書かないと、まずそうな部分をカットして、旅の中で、成長していく二人とかいっても説得力が伴わないように思えるのだが(汗

頭領も、呪われたカイルン遺跡を知らないものはないということなのだが、その呪われたトチに、アマ風がしのげるのと、見晴らしのよさで選んだって、いい度胸をしている連中である・・・・・。
まあ、そういう呪いに動じないというか、ある種、リアリストなのかもしれないが。

ヤック族も探ろうとして入るみたいだが、調査をしても、調査に行ったものが一名をのぞいて、だれも帰ってこないという結果ですが、なんか、聖闘士星矢みたいな語り方だなあ、頭領・・・。

その帰ってきた(すぐに事切れた)者の話によると、遺跡の奥に、巨大な何かがあって、近付くものを次々と・・・、という話らしい。それを聞いて、畏れを感じるアルトとミルキィ。しかし、その二人をよそに、エルは一人でも行こうとするのだが、結局、三人で行くことに。

まあ、エルの場合、ひょっとしたら、二人の性格見越して、こういうことを言って、二人をその気にさせたこともあるのかもしれないが・・・。

いよいよ、風のアトモスツールのあるところまで、近付いてきたわけですが、エルが風のアトモスツールのことをどうして知っているのかと問い掛けるわけですが、そういう疑問は最初のうちに口に出すものではないか、とも思いますが、パピル族とヤック族の争いに巻き込まれて、聞きそびれたということか?

エルが言うには、博士にしても、完全に解明していないということで、ウォーゼルの持ってきた情報の出所から、ウォーゼルに対する疑問が生まれるわけだが、これが、アルトたちが、自分たちで考えて、自分たちで、どう行動するのか決めるようになる、など、彼らの成長へのきっかけになるのでしょうかね?

まあ、この作品における考古学者というのは、先史文明時代のコウコガクシャという存在のイメージの名残にそって、そのスタイルを構築しているのかもしれないが、一話から見え隠れする、この作品の世界について回る思想からさっするに、考古学者たちの正体というのは、過去、ヤヤナーナが軍事国家であった頃に軍人であった者たちの子孫ではないか、と思えるのだが。

おそらくは、死神にまつわるものが、この地で生まれて、あの大破壊を生み出した結果、それを生み出したであろう軍事国家の者たちは責任を問われたというより、その怨嗟がひょっとしたら生き残ったヤヤナーナの者たちに向けられたのではないか、と思えるのだが。
まあ、断言は出来ないがエルやら、墓泥棒たちの持っている武器は、ネットを発射する銃や、縄であるわけで、考えようによっては、この地に生きるもの者たちが、武器を持つのを好まないものでもいるのではないか、とも思えてしまうのだし。
ついでにいえば、死神を生み出さない死神学者と比べると、ひょっとしたら、考古学者というのは、ランクが劣るのではないだろうか? というのも、アルトの家族がやってた狩猟スタイルを迫害する考えというのは、血を流す行為を嫌うが、人々は、肉とかを口にしていて(作中でも肉料理などが出ているので、人類皆、菜食主義という世界ではなさそうだし)、穢れを嫌う思想に近いものがあるわけだし。
ヤヤナーナは今は観光やら、聞こえのいい言い方をすれば、トレジャーハンター、言ってみれば、墓泥棒とかにも解放されているわけだが、こういう遺跡を詳しく調べて、開放するわけだが、ヤヤナーナの遺跡に限らず、そういう調べる役割を考古学者たちが、担い、その結果を、死神学者や、その背後にいる者たちが吸い上げるシステムになっているのではないだろうか?
実際に調べるのは、考古学者だが、その結果や手柄といったおいしいところは、死神学者やサンサディア、あるいは、体制側が手に入れるという所なのだろうか?

話しているところへ、アルトが、人の声が聞こえるというので、耳を澄まして見る斗、どこからか、聞こえてくる懐かしいという若い男の声。それを聞いて、エルは兄上と反応するわけですが、兄さんとか呼んでいたのに、対面するときは、こういう言い方ということは、元軍人と決めるのは早計だろうが、こういうかしこまった言い方をする家系ということか?

アルト達の前に現れたのは、エルの兄ではなく、それを取り込んだ、ロボットの一種のようですが、G4とか、YF21のようなマシンマキシマムという思想で作られた機械なのでしょうかね?

こういう機械が、守っている風のアトモスツールというか、古代ヤヤナーナの兵器も、こんな調子の代物が多いのでしょうか?

パピル族やヤック族も、古代ヤヤナーナで作られた植物兵器だとか、死なない兵士とかを研究していて、死神とか、勇者が生まれたとかいうんじゃないだろうなあ・・・・。
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by kwanp | 2008-10-16 18:11 | コミックス
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