って、おい

エルの前に現れたロボット、そのコクピットの中に、8年前に生き別れた彼女の兄はいた。

しかし、このロボット、ドラクエのキラーマシンがモチーフじゃないかということで、一部で批判というか、悪評の種になっているようですが、それをいうなら、チャンピオン系の感想で評判のいい悪徒も一部は仮面ライダー龍騎からデザインまんま引っ張ってきているのはいいのだろうか(汗)? ACTタイガー&ドラゴンとか、ACtポラベアとか。

彼らの前に現れたのは警備ロボットなわけですが、戦いが終わり、人は戦を忘れて、エネルギーも底を尽きかけてということで、遺跡に踏み込んできたエルの兄を取り込んで、500年以上ももっている時点で、どんなエネルギーだったのだか・・・、という気がするが。

それとも、500年の間に、何人か侵入してきた人間を取り込んで、生き長らえてきたということなのかな?

カイルン遺跡の警備ロボットが500年も動いているわけだが、オートメンテナンス機構をもっていたとか、エルの兄貴を取り込んだときに、機体からのびていたのが、コードというより植物っぽかったから、あれが植物なら、ああいう植物部分が支えていた可能性もあるだろうし。ああやって取り込めるのなら、仲間の残骸から必要な部品取り込んでいた事だってやってたかもしれないでしょうしね、ああも生きる執念が強いということは。

でも、長い間ほったらかしにされていた兵器がぼろぼろになりながら、稼動しているなんて表現っていうのはむしろ、可愛いほうのような・・・・。

天空の城ラピュタなどは、メンテナンスされていないのにロボットが稼動していて、ラピュタを守っていたし、ラピュタ自体も機能が健在だった例もありましたしねえ。
黒歴史の語源になった∀ガンダムなどは、2000年の間、ナノマシンで自己修復していたという例もあるからなあ。
イデオンとソロシップとか、不思議の海のナディアのノーチラス号やニューノーチラス号とか、500年じゃあ聞かないシロモノもあるし(後者は、修理されていた可能性もあるけど)。

山田正紀氏の機神兵団のラストでは、2年前にドイツの装甲騎士団と戦って失われたはずの機神が万全の状態で現れたけど、これは物語の根幹に宇宙人の関与があるので、例外と見たほうがよさそうだし。
アニメの今川版鉄人などは、昭和30年代に戦時中に作られた鉄人が日本に現れるわけだけど、これもメンテされていなかったと思いますが、他の例を考えると、これは可愛い部類に入るほうだと思いますしね。
中にはグランセイザーのように、何億年もの昔から埋もれていて、それでも動かせるという例だってありましたしね。
それにファンタジー&SFでも、太古に滅んだ機械文明の問題無しに動くなんてことは、よくある話だし、500年間、カイルン遺跡の警備ロボットが動いているのは、むしろ、かわいいほうなのかもしれないなあ・・・・・・・・。

ヤック族がその頃から、カイルン遺跡を根城にしていたというのであれば、アルト達ですらてこずったあの軍勢を、ヘタすれば、一人で、切り抜けられた可能性もあるわけで、そりゃ、生命エネルギーを補充するのには、うってつけの人材と思われても、無理はないかも・・・。

まあ、リリフあたりから、ヤック族に気が疲れないで、入れるような抜け道を教えられたのかもしれないけど。

しかし、ロボットがエルの兄を取り込んでいるシーンを見ると、こいつは、機体と生体コアをつなぐチューブなのか、それとも、植物みたいにも見えるのだが、ヤック族とパピル族のような植物を兵器に利用することで、人間のもつ精神的、あるいは、直接生命エネルギーを吸収して力に変える兵器を作っていたということなのだろうが、サイズの大小は別にしても、アトモスツールと人の関係ににていないか、これ?

自然の力と、人の精神を干渉させて、引き出す力が魔法であり、大概の奴は使えないのだそうですが、足りない人の精神を補って、魔法を発動させる掛け橋がアトモスツールなのだそうですが、人間を媒介にして、その道具の力を引き出すというコンセプト自体は、ダイレクトですがこの警備ロボットと同じなわけですしねえ。
まあ、スパロボに出てきた修羅神を連想するような設定という気もしますが、魔法の力を科学的なアプローチで生み出す作品も、最近だと、某魔砲少女とかがあるわけですが、それ以前にも、そういう作品があったわけですから、ありえない話ではないし、ファンタジーと見せかけて、SFという作品も珍しくはないからなあ(山田正紀氏などは、江戸時代と見せかけて、ということをやっていたし)。
アトモスツールの前段階が、こういう警備ロボットで、試行錯誤を繰り返していくうちにか、もしくは、カッツのアトモスツールには切り替えスイッチというか、S(ショット)とか(E(エクスプロード)とか描かれているところに、宝珠とも、切り替えたときに点灯するランプみたいなものとも知れないものがありましたが、宝珠だとすれば、そいつでダウンサイジングに成功したのではないか、という可能性もありますからねえ・・・。

まあ、このロボットの理屈は、生きるためには仕方がなかったというところなのでしょうし、何度も言ってる様に、考古学者も略奪者になりかねない部分はあるので、エルの兄は、このロボットからすれば、侵入者ということでもあるのでしょうけど、むやみやたらに人を取り込むあたり、長い年月の間に壊れていたのではないか、と思えてしまうのだが・・・。
それとも、侵入者とか敵の捕虜とかでをコアにして、生命エネルギーか、精神エネルギーを吸収させていたのだろうか?
かなり、人を兵器の部品として扱うのに、躊躇のないあたり、末期なだったのだろうか、あるいは、ヤック族やパピル族のような歩行植物、ひょっとしたら、エイリアンみたいなものと戦っていて、対抗するために敵の技術というか、存在を参考にして立ち向かう兵器を生み出して、それがアトモスツールだったとか?

って、よくよく考えると、壮剣をアルトが使うとき、条件をみたせば、500年前の勇者の姿が浮かび上がってくるわけだが、このロボット、人を取り込んでいる部分に見える植物のようなものから考えると、かつてのコアにしていた人間の意識とか知識や記憶を吸い取っていて、それで知恵をつけたということで、自我が暴走しているのではないか、と思うのだが、武器に宿る何かしらの人格という点では、壮剣に宿るかつての勇者の姿とダブるものがあるように思えるのだが・・・・。

歩行植物とかを自らの技術に取り込んだつもりで、逆にそういう存在が、兵器を支配しているということかな? 今のところは、推測の域を出ないけど、危険なトップシークレットを封印するのに、番人は必要だとは思うのだが、番人が必要なら必要なのはいいとして、メンテナンスする人間はいなかったのか、と思うのだが。それともそういう技術すら失われたか?
しかし、こういう場所に安全に踏み入るのに識別コードみたいなものでも残っていなかったのかと思うのだが、500年前の大破壊のときに失われたか、あるいは、その反動で、こういう研究に触れるものがいないように破棄されたか(破壊できなかったか、あるいは、破壊するには、惜しかったか?)ということなのか?

まあ、当時のヤヤナーナが兵器の研究や開発の結果、死神や勇者と呼ばれる存在にたどり着いたというのであれば、あの大破壊の責任を、生き残っていたのなら、ヤヤナーナや、そこの軍人たちが問われていた可能性は高いので、そういう連中に、アトモスツールを扱わせるわけには行かない、と危険視されて、識別アイテムとかを取り上げられた可能性もありそうですからねえ。

しかし、運が悪かったとかいうけど、本能が暴走しているとしか思えないので、自己正当化じゃないか、とも思うけど、機能停止していなかったか、することが出来なかった過去の人間たちの不始末だよなあ・・・・。機械は己の勤めを果たそうとしていたのも確かではあるけど。
しかし、兵器の割には、自己保存のために人を取り込むような強烈な本能があるのなら、無理やり取り込まないで、相手の目的を聞いてから、場合によっては、取引を持ちかけるくらいの突然変異くらい見せても、よかったのでは、と思えるのだが(汗)

エルの兄貴は、遺跡のことを調べたいというか、知りたいわけだから、そこに付け込んで、「私と一体化すれば、この遺跡に関して、あらゆる知識を授けてやるぞ」みたいなことを言って、言いくるめるとか言う手もありだったんじゃ・・・・?

兄を生命エネルギーのコアにされたことで怒るエルだが、兄を奪われた怒りというのは、分からなくもないが、今の彼女たちもそうだが、前述したとおり、エルの兄貴は、略奪者であり、侵入者でもあるから、怒るのは、筋違いという気もするのだが。
何かしら、資料あ伝承が残っていて、対策とか、たてられなかったかと思うのだが、そういうものすら、残っていなかったのか? しかし、博士もこのことを知っていて、それでエルに「行っておいで」といったのであれば、石橋を叩いて人に渡らせるという具合に、自分の知りたいことを知るためにエルの兄やエルに、危険と承知で、カイルン遺跡に行かせた可能性があるし、場合によっては、エルの両親もそのために利用して、カイルン遺跡に行かせて、その結果を美味しい所取りしようとしたのでは? という疑惑が出てくるのだが?

ロボットの中から、呼びかける兄の声に、駆け寄るエルだが、ロボットに殴り飛ばされてしまう。
思わず、身構えるミルキィ。しかし、エルはロボットの中の兄と、8年ぶりに会話して、元気だったか、と会話し、エルに、自分を倒してくれるように懇願する兄。

自分の欲求のままに遺跡探検して、それでミスって、ロボットの生体コアにされたのに、その尻拭いなんて役目を、妹にさせるのか、この兄貴(汗)えらく、はた迷惑な兄貴だよなあ・・・・。

ロボットのほうも、立ち去るか、それとも、自分を倒すかという選択肢を突きつける。

その選択肢に愕然とするエルやアルト達ですが、アルトはひどいよとか言ってるけど、自然の一部始終に手を出すな、という言葉はどうした? 
このロボットだって、長いこと、この場所で、己の役目を果たしてきたわけだし、エルの兄はある意味、自業自得でしかないわけだが、自らも侵入者であり略奪者であるから、エルの兄貴を見捨てるか、それとも、手を汚すかという、どちらにしても、後味の悪い選択をしないといけない、嫌な思いをしないといけないから、それで怒っているということなのだろうか(アルトの行動基準は嫌な思いはしたくはないということがある)? アルトの場合は、これを自分が何もしないことへの言い訳に使っているような節があるからなあ・・・・・。

エルはほったらかしにされてきたけど、それでも、兄の笑顔に癒されてきたとか言ってるのですが、それって、ロクデナシ属性ということでしょうか?駄目な兄の世話を焼くのがすきということもあったのかもしれないけど・・・・。

場合によっては、新たな手の掛かりそうな連中(アルトとミルキィ)がいるので、同行することになるのかねえ?

しかし、親切なのか、ロボットは、選択肢を突きつけておいて、口封じのためにアルト達を消す行動に出るわけですが、そういう行動に出る頭脳があるのなら、エルの兄貴をダマくらかして、納得ずくで生体コアにするだけのことは出来なかったのか、と思うのは私だけか?

場合によっては、遺跡に関する情報が好きなだけ入るから、人によっては、受け入れる人も出てきそうな気もするのだが? そんなことをしたら、それこそ、アルトたちがただの略奪者になってしまうから、このロボットを悪者にしないといけなかったということなのだろうけど。
しかも選択肢を突きつけておきながら、アルト達が戦わざるをえない状況まで作っていて、至れり尽せりで、妙な方向でサービス精神旺盛に見えるのだが・・・・・。

自分のことが可愛いミルキィは、当然、大人しく殺されるようなタマではないわけで、当然のごとく、応戦しようとするわけですが、それに対して、止めるのかと思いきや、エルはとどめは私に、と、アルト達に頼むわけですが、兄の首をロープで締める気ですか、あなたは(汗)

ロープだけでロボットと渡り合える戦い方があったなら、それはそれで見てみたいと思うけど。

それとも、壮剣でも借りて、兄を突き刺す気なのか?

それを聞いて、戦闘開始するアルトとミルキィですが、ヘタすれば、そうせざるを得なかった状況とはいえ、同行者の肉親の命を奪ってしまうわけだが、得るの了承を得てとかいう風に、アルトやミルキィの逃げ道、しっかりと作っているように見えてしまうのだが(汗
なにしろ、アルト達はこういう戦っても構わないというお墨付きがないと、戦うことによって生じる責任から逃げるようなところがあるとはいえ、お膳立てが整いすぎているような気がするのですけど・・・・・。

そして、警備ロボットとの戦いが始まるわけですが、ヤヤナーナのエピソードは、アルト達を単なる略奪者にしないための方便として、ヤック族とパピル族、エルの兄のエピソードを挟み込んだんじゃないのか、という印象があったけど、ますます、強くなってきましたねえ・・・・・。
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by kwanp | 2008-10-23 10:01 | コミックス
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