って・・・・・

アルト達を始末するのを作業といいはり、襲い掛かってくる警備ロボット。
それを辛くもよけるアルト達、壁に激突する警備ロボット。
ミルキィが反撃しようとするが、相手は同時にアンカーを地面に打ち込み、地中から不意打ちをかけてくるが、アルトの攻撃で、それも、真っ二つに両断され、事なきをエル。このアンカー、腕の付け根あたりから発射されるってことは、登攀用とかにも使えるという事? 最初から警備用に使われてたんじゃなくて、ひょっとして、旧型を警備にまわしていたとか、そういうのじゃないだろうなあ(汗 それとも、建物の安全や秘密を守るためには、それを壊さない程度にはなんでもありということなのかもしれませんが。

アルトが斬りかかり、何発もの攻撃を打ち込むも、レーザーで攻撃してくる警備ロボット。って、どう考えても、アルト達、レーザーを見るのは初めてなのに、そういう意味ではあまり、驚いていないような気がするんですが・・・・? それとも、アトモスツールみたいに魔法の類だと解釈しているのでしょうかね? 風のアトモスツールがある場所ですし。まあ、科学で作られたロボットのことを、ゴーレムと説明するファンタジーもあるわけですし、このあたりを魔法と戦っている相手が解釈するくらいは、戦いの最中にはありそうですしね。

驚いているスキを付かれて、警備ロボットに殴られ、壁に叩きつけられるアルト。その体に激痛が走っているのが、よく分かる光景ですし、
って、ミルキィも、声をかける前に、魔法で攻撃するなりして、アルトへの気をそらすとかいう方法はとらないのだろうか?
あるいは、先ほどの戦いで魔法を司る力を消耗しているから無理とか言うのか?
ミルキィも、アルトが痛めつけられたのに怒って、攻撃を仕掛けるが、ロボットの手が特殊ワイヤーによって、伸びて行き、彼女の首根っこを押さえつける。

その光景を見て、アルトは、油断したとか言ってるわけですが、驚いたという風に見えますし、その驚き方も、見たこともない兵器を使ったからではなく、不意を疲れたからだと思うのですが・・・・?そもそも、警備ロボットに使われている材質がどんなものかは知りませんが、金属の類で作られていると思いますけど、リブリでは、フルパワーで、ウォーゼルの城の壁を壊しましたが、今のところ、物語の中では、金属の体の相手と戦ったことはないですし、相手の武器を砕いたこともなかったはずですし。それに言ってみれば、未知の相手で、しかも、その中中にはエルの兄が入っていて、それを助けないといけない。それで、どこに、油断する余地があったのやら?

っていうか、そんなときにも、自分が戦う理由を考えること優先って・・・(汗

っていうか、ずっと引っかかっていたとかいってるけど、ヤック族の人海戦術を相手にしていたときにも、そんなこと考えていたのか? 

まあ、ヤック族は数に押されて、息が続かないよとかいってたけど、戦いに集中していたのじゃなくて、そんなことを考えながら戦っていたって、キラ・ヤマトか、あんたは!?
そんなこと考えて、戦っていたら、そりゃあ、戦いに集中できていないわけで、息が続かなくなるというか、完全に相手が弱いと思って、手を抜いていたということか? 読み返してみると、相手を力任せにふっ飛ばしていたり、壮剣を床に突き刺して、吹っ飛ばしたりしているわけだし、ミルキィをエルとともにかばった時も、エルのほうが動作が速かったりしているわけで、この戦い方も、そういうことを考えていたから、戦いが大味というか、力任せになっていたということでしょうか?

数が多いとはいえ、葉っぱ人間相手に、考えて戦う必要はないとか思っていたのか? 森の動物のほうが手ごわいとは思うけど、森では何があるかわからないからこそ、全力で相手に挑んでいかないといけないわけだし、ヤック族相手の戦いで、今読み返してみれば、そうと取れるシーンもあるけど、そういう葛藤は、もうちょっと、しっかりと描いてもらわないと・・・・。
大体、そんなことを気にする前に、もっと、気にすることあるんじゃないかと思うのだが、ミルキィの暴言とか。そういう葛藤のことが吹き飛んだかのような発言していて(だから、そういう葛藤関係無しに行動したということを言いたかったのかもしれないが)、ヤック族との戦いとかには、そういう葛藤があるようなことを全然言わない、考えていないかのような戦い振りを見せていて、相手が強そうなときだけ、そういう葛藤を持ち出してくるというのも、ご都合主義じゃないのかと思えてしまうのだけど(コミックスになってから読み返せば、何かわかるのかもしれませんが)・・・・。それとも、アルトがロボット相手に苦戦しているのも、ヤック族相手に数で押されているのも、アルトが弱いからじゃなくて、アルトが迷っていたからということなのかもしれませんが、別にアルトが無敵というような描き方でなくても、読んでいる身としては、あまり気にならないので、必要以上に、アルトが強いということに拘って、無理やりアルトを強く見せるような描き方しなくてもいいのじゃないか、という気はするのですが。
そもそも、アルトの場合は、狩をしていたといっても、動物相手に命のやり取りとか駆け引きをやっていたわけではなく、壮剣の力に頼って、狩りをしていたためか、それとも、父親の「野生の一部始終に手を出すな」とか、狩りで生き物を狩って、それを食べるということにも、疑問をもっていて、それでも生きるために動物を狩らないといけない暮らしをしていたわけで、狩をする自分を完全に肯定していたわけではなく、それにアイデンティティを見出していたわけではないみたいで、生きるために剣を振るってきたといっても過言ではない。まあ、風のアトモスツールを手に入れるのは、サンサディアに行くためで、そのために剣を振るっているはずなのですが、母親に会いに行くのは強くなってから、ということで、このまま、、狩をしていき続けるか、それとも、別の生き方を見つけるのか、迷っていて、強くなるということに拘っていたわけですが、しかし、それをやるにしても、単に似たような生き方をしていて、その結果、自己主張だけが強くなってるミルキィを強いとか言って、見習っているあたり(この年頃は、そういう虚勢を強いと勘違いしやすいころでもありますが)、強くなるおいうのは、実力的に、というよりも、自分の行き方に自信を持てるようにするという意味なのかもしれませんが。まあ、人間、己の生き方に、いつでも自信を持てる人なんて、そういないですし、迷いながら、そのときそのときで、選択していかないといけないわけですが、森の中で、狩りをする生き方しか知らないアルトには、その生き方しか知らないで、しかもいじめられていたわけで、他にもっと、いい生き方があるのではないか、とか、隣の芝生を青いといってるような考えなのでしょうか?
いじめられても抵抗しなかったのは、ヘタに抵抗したら、余計にひどくなるとか、そういうところなのでしょうか?

警備ロボットの足にロープを引っ掛けて、転倒させる、ミルキィを助けるエル。そんな中、アルトは今は違うとつぶやくけど、基本的に、今は、ミルキィを支えて、彼女を、大破壊を引き起こすような死神にさせないということを己の役割にしているというか、ミルキィを支えることに存在感を見出しているわけですから。

警備ロボットが立ち上がる隙をついて、ロボットの正面に取り付くミルキィ。そして、魔法をぶっ放すわけですが、それだったら、さっき、アルトが殴られたときにロボットの注意をそらすために使えばよかったのに、と思うのですが、他の相手と、一緒に戦うことに慣れていないというか、思考がそういうことを考えるようには、まだ、出来上がっていないのか、彼女の場合?
アルトとエルがミルキィをかばうシーンはあるけど、ミルキィがそういう事をするシーンはなかったし、各自、バラバラに戦っていたけど、戦力が強いから、そういう戦いでも、ある程度考え無しの力押しで何とかなったけど、人海戦術の前にチームワークのなさを付け込まれて追い込まれたというわけか?

つまり、カイルン遺跡での戦い方は、

目の前の戦いよりも、自分が何のために戦うかを考え込んでいて、戦いに集中しきれなかったアルト(考えて戦うということに慣れていない)。

誰かと一緒に力をあわせて戦うということがなかったために、誰かと連携するという事を知らないミルキィ。

壮剣の力や、魔法に頼っていて、自分たちの弱点に気が付いていない二人という問題点があるわけで、かなり、行き当たりばったりで、勢い任せな戦い方をしていますよねえ・・・。
このあたりをザイナーハ戦で、つけこまれて、本格的に追い込まれてしまうのかな? とはいえ、八戦聖たちの間柄がどうなのかは、材料が足りないので、彼らにどういうチームワークがあったかは断言できないのですが、壮剣や魔法の力に頼りきっている彼らに遅れをとるようなことはないと思うのですが・・・・・・、憂い山からのアルトとミルキィの仲にも、表面上、一緒に旅をする理由は出来たけど、逆に言えばアルトの方は、他に、自分の存在意義になりえる理由があれば、いともあっさりと手のひらを返せるたぐいの動機ですし、ミルキィもアルトに依存しているというほうが近いので、絆に、いつ、ヒビが入ってもおかしくはないことを匂わせていて、やがて迎える決別を予感させますし。

魔法をぶっ放ししたはいいが、返って相手を本気にさせてしまったミルキィたち。ロボットはリミッターをはずすのだが、ミルキィは、力尽きて、成す術がないのか、それとも、魔法や鎌の力で、自分よりも弱い相手を張り倒すことは出来ても、自分よりも強い相手と、己の力を駆使して戦うということに慣れていないのか、警備ロボットの本気に気圧されてしまう。

しかし、そのとき、勇者の姿を浮かび上がらせて、剣の力を解放するアルト。

守るって言ったじゃないか、仲間(ミルキィ)を。

自分のためばかりが戦う理由じゃない、今は大事な人を助けるんだ、そっちのほうが僕はやる気が出る。

って、会ったばかりとはいえ、一緒に戦い抜いたエルは仲間じゃないのか? それに、自分のためじゃないとか言ってるけど、アルトはミルキィを自分の存在理由にしている、もっといえば、自己満足のために、彼女を支える行動をしているわけで、思いっきり、自分のためでしかないのですけどね・・・・・・。大体、セリフでいってるだけで、ミルキィのピンチを助けたのはエルだし、何もやっていないわけだしね、こういうセリフをいって、状況に酔っているだけ、って、ますますキラだろ、それ・・・・。

まあ、このセリフを言わせるために、ヤック族とパピル族の争いというか、世界の姿を彼らの姿で描いて、リリフの死、パピル族の蜂起と言う描き方をしていたのだと思いますが、アルト達にとっては、他人事でしかなかったわけですし(まあ、最近の作品でも、主人公が力を貸すのは、主人公が力を貸す相手よりも優れているとか、人が出来ているとかいうことをアピールするための自己満足でしかないところがあるので、似たようなものですが)、エルの兄がロボットの中にいるわけで、それはどうでもいいのだろうか? エルの兄が中に入っているロボットを倒すか、それとも立ち去って、秘密を守るかの二択を突きつけられるかと思いきや、ロボットは自分の秘密を守るために襲い掛かってきて、そういう躊躇したりしながら、どちらを選ぶかという責任をアルトたちが背負う責任を回避させたり、ずいぶんと戦いやすい状況をお膳立てしてもらっておいて、しかも、仲間(ミルキィ)のために戦うとか言う大義名分を引っさげて、あとくされのない戦いが出来るわけで、そりゃあ、やる気も出るでしょう・・・・・・・。
今週号から見れば、まだ、かっこいいとか思ったのかもしれないけど、葉っぱ人間の民族紛争とかが話しにしっかりと結びついてこないあたり、戦う理由というか結論が出なくて、とりあえず、今は身近にいるというか、支えないといけない相手をダシにして、戦う理由にしているようにしか、見えないのですが・・・・・。事の善悪に関係なく、アルトが本気で前に進もうという意思を強く持ったときに反応しているのだろうか、この勇者?

勇者の姿が浮かぶ壮剣に驚くエル。ミルキィの説明によって、博士の只者ではないと言ってた言葉を思い出すのですが、壮剣に関する伝承とか、それらしい剣や、それを持った人間の噂とかは思い出さないのでしょうか? 八戦聖の噂とか聞いたことがないのか?
やはり、考古学者は出土品の発掘とか、遺跡(主に昔の軍事基地?)に踏み入って、その中を探索するけど、詳しいデータとか、めぼしい資料とかは、誰か(おそらくはサンサディア)に抑えられていて、考古学者というのも名前だけで、危険な仕事をやらされる下っ端みたいなものということなのかな? 

ロボットも、勇者の姿が浮かぶ壮剣を見て、戦闘停止を宣言してきたけど、壮剣自体は、彼らのデータに登録されていなくて、勇者の姿に反応したということなのか? ということは、壮剣は勇者が使っていた武器ではあるけど、特別なものではなく、死神を倒したとか、勇者の意思が宿ったから、それで、特別な武器と認定されたということかな?
先週の感想でも書いたけど、の兄貴を取り込んだロボットと似たようなニュアンスがあるようにも見えますしね・・・・・。

しかし、ヤヤナーナ編は無理やり、アルトたちをよく見せようという意図が強くなっていたけど、今週はそれが特に強くなっているような・・・・・・・・。これが間違った方向へ進んでいって、そこから叩き落されたり、鼻っ柱を折られることへの伏線なら、いいんですけどねえ・・・。
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by kwanp | 2008-10-30 09:19 | コミックス
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