戦いは終わるかにみえたのだが・・・

アルトの気持ちに呼応して、勇者の力を発揮した壮剣カーヴィナル。それを見た警備ロボットは、アルトとは戦えないと言い出す。警備ロボットのセリフによると、カーヴィナルとこの警備ロボットというか、古代ヤヤナーナは、同じ勢力に属していたようであるが・・・。

だったら、形状とか、最初に見たときに識別できたと思うのですが・・・・。

それとも、自己保存の意志が強くなりすぎて、そんなことも分からなくなるほど、バグっていたとか? まあ、遺跡に迷い込んできた人間を、即座に取り込むようなことをしていたわけですから、人間で言うところの正気ではないとは思いますが。

それを考慮に入れても、おそらくは、アルトは、生き残るために戦う気になったときにだけ、勇者の姿が見える、あの状態、あの状態で発せられるエネルギーか、オーラ、それがカーヴィナルを認識する条件で、そうでないときは、持ち主以外にはただの剣でしかないのだとは思うが。
ただ、今はともかく、古代ヤヤナーナの軍事国家が健在だった頃に、おそらくは軍事基地だったカイルン遺跡でそういう認識方法だけではやっていけないだろうから、認識する方法というか認識票みたいなものはほかにあったと思うのだが、失われたか、処分されたのかもしれないが。
いうまでもなく、風のアトモスツールに近づけないようにするために。

これが古代ヤヤナーナの軍事国家がやったのか、大破壊の結果なのかは断定できないが、個人的には、大破壊の後、死神に対する拒否反応から、死神にまつわるものに近づけないように封印がわりに認識票を処分したという可能性が高いと思うのだが。

勝者、もしくは生き残った側による理性的ではない敗者、もしくは、カタストロフへの過剰反応は決して、珍しい話ではないだろうし。

警備ロボットはアルト、正しくは壮剣カーヴィナル&その持ち主とは認めたが、エルとミルキィまでもを、その対象に含めたわけではなく、攻撃を依然として続けると言い出し、アルトはそれを納得することが出来ないで、ロボットの後頭部あたりに壮剣の爆風が生じるほどの一撃を叩き込む。

って、エルの兄がいるんだけど!?

そりゃあ、ロボットにエネルギー吸い取られているけど、だからって、勇者の姿が見える壮剣を叩き込まれたら、ロボットは無事でも衝撃とかを受けて、無事じゃなくなっている可能性もあるんですけど・・・・・。せめて、腕とか、足とか、叩ききるくらいのことをすればいいと思うのだが、
考えてみれば、こういう殺るか、殺られるかという状況でアルトに手加減するような余裕というか、技量というべきか、あるいは、そういう思考が生まれるような余地があったかな、とも思いますしね。

カッツの場合は、いじめを受けていたこともあって、似たように良い目で見られていない彼と関わる、同レベルで戦うことは、得策ではないし、ルウォールでの戦いも、全力を出さないで戦っていたわけですが、これだって、あんな力を公衆の面前で解放する、それも自分が暮らしていたところよりも大きな町で、というのは、下手をすれば、自分がこれまで受けていたような迫害よりも、大きな迫害を受けるという恐怖心のほうがでかかった(つまり、保身というか、生き延びるためではあるが、前に進むのとは性質が違う感情)。
つまり、カッツ相手に全力を出して、戦うよりも、そっちのほうが怖かったわけですから。
リブリで、剣を見られるのを嫌がったのも、それに近い感情があったのでしょうし。
つまり、街中というか、人間相手だと、生き延びるのに、剣の力以外で、生き延びる手段を見出すことが出来ますが、森の中での狩りには、そういう理屈が通用しないという前提のほかに、アルトが狩をするのは生きるためですから(魚釣りもしていましたが、他に収入源もあるとは思えないですし)。目の前の獲物を逃して、他の獲物にありつけるような保障は一切無いわけで、目の前の獲物を、壮剣の力もあるとはいえ、それを全力で確保しないと生きていけない世界ですから、しかもアルト一人で(父親が壮剣使えたかは不明ですし)。
手加減という概念がああいう状況で生まれるとは思えないのですよね。
仲間というか、ある意味、守らないといけない対象(父親を守れなかった代償行為)である、ミルキィが狙われているから、とっさに必死になったのかもしれませんが。まあ、エルも一応、感情に入っているのかもしれませんが、下手すりゃ、中にいるエルの兄貴もひしゃげていた危険性もでかいのに、こういうことをとっさにするあたり、やはり、ロボットの言葉に頭が熱くなって、深く考えないで、攻撃したとしか、思えませんが・・・・。

何をいきなり訳のわからないことを、と叫ぶアルト。

まあ、ロボットにしてみれば、壮剣をもっている人間なら、壮剣にまつわる事情を知っていてもおかしくは無い思い込んでいるわけだが、ロボットが、他のロボットが朽ち果てていき、己もエネルギーが尽きかけていって、エルの兄貴を取り込んでいるわけで、人からすれば気の遠くなるような時間が経っていて、壮剣の由来を知らない人間が、それを手にすることになっても不思議ではないほどになっているのに気が付いていないと思うのですが、そこまで考えが回っていないで、自分の感覚だけで話しているようなところはありますが、アルトもミルキィも、ある意味、人のこといえないような気はしますが。
ミルキィは自分の理屈を勢いだけで言ってるようなところはあるのですし、アルトも、基本的に嫌な思いはしたくは無いというようなところがあるわけで、他者から見れば、己がどう見えるかというような観点が、育ちも関係しているとはいえ、抜けているわけですから、人のことは言えないわけですけど。

ロボットは、自分は壮剣の味方だと言うのですが、アルトは何を訳のわからないことを、と攻撃を止めない。

アルトは、仲間を攻撃するお前は敵だというのですが、味方もロクに判別できないまま、散々攻撃しておいて、警備ロボットの意味無いじゃんと思わなくも無いが(笑 そもそも、アルト達自身、遺跡に入ってきた侵入者&略奪者だから、攻撃されるのは当たり前だし、認識表持っていない奴を攻撃するのは当たり前のような気がするが。
まあ、自分が生き残るために人を取り込んだり、秘密をベラベラしゃべった挙句、秘密を守る口封じに、お前らを殺すとか、そういう部分は妙に応用が利くくせに、壮剣を最初から判別できない(よくよく考えると、勇者の姿が見えない状態での判別方法もあったと思うしなあ。まあ、今の状態は暴走状態に近いだろうから、勇者の姿が見える状態でのカーヴィナルの状態を認識するのは、暴走状態とかでも、カーヴィナルを認識できるような最終手段みたいなものだったのかもしれないが)、そのくせ、カーヴィナルの持ち主以外は攻撃するという、妙なところだけ忠実というか、あるいは、基本が一応は生き残っていたというべきなのか?

侵入者&略奪者なのに、カーヴィナルの持ち主以外は、お目こぼしがきかないとか、ある意味、当然なことをいわれて、「お前は敵だ」というのも、仲間の命が掛かっているとはいえ、一方的で勝手な気もするのだけどなあ・・・。
まあ、二択を迫りながら、結局殺すというようなことを言ってくる相手を信用できるわけも無いということだろうけど、結局、侵入者&略奪者なのはアルト達で、警備ロボットはやり方が強引というか、本末転倒している気もするが、自分の仕事をこなしているわけだから、アルトたちの方が盗人猛々しいという気もしますが、交渉をもちかける振りをして、殺すような事をしていたら、そりゃあ、後から、相手の正体に気がついて、戦いを止めようとか言い出しても、信用されないで、交渉なんて成立するはずが無いですからねえ・・・・。

警備ロボットは、空気を圧縮したのをぶつける攻撃をして、アルト達を驚かせた後、徹底的に戦うことを宣言し、アルト達も色々と謎が残るけど、尋ねる空気じゃないみたいなことを言っているわけですが、

そんな空気が、あんたら、お互いに、最初から、持ち合わせていなかっただろう!!

壮剣の持ち主に気がつかないで、戦いが始まった後で、気が付いて、戦いを止めるとか良いながら、長い年月の間に、余計な知恵はつけているくせに、相手を怒らせるというか追い詰めるようなことしか言わない警備ロボットに、せめて、警備ロボットが、エルやミルキィを守るためとはいえ、容赦なく攻撃してくるアルト。
話を訊ねる空気なんて、お互いに、自ら台無しにしていると突っ込みいれたくなるのですが・・・・。

とはいえ、警備ロボットのほうは、風のアトモスツールに迂闊に近づけないやり方としては、ある意味、申し分ないやり方だとも思えますが。

警備ロボットと戦おうとするアルト。そいつぶっ壊して、風のアトモスツールを見つけて、サンサディアまで飛ぶという言葉に気をとられて、またもや、不意をつかれるアルト。
戦っている最中、それも相手が、アルト達を全滅させる気満々なのに、余所見をするなよ・・・。

ミルキィが魔法にそっくりとかいうわけですが、科学ででも、炎とか水とかを操る力を生み出せますしね。先史文明の科学兵器が、後の時代に、魔法の武器として、生き残っていたりするものですし、世界最初のSF小説といわれる封神演義なども、宝貝は、科学兵器という解釈とかもありますからね。
同じ敵を持つといっていたのですが、これまでの展開を考えると死神となりそうですが、勇者と死神は、同じ存在というか出自から生まれて、大破壊を生み出したのが死神で、それを倒したのが勇者と呼ばれたのだと思いますが、古代ヤヤナーナが死神を生み出しておいて、それが暴走したから、やばくなって、それを生み出したのは自分たちだということを隠していたということもありえるでしょうし。そういう都合の悪い事実は、末端やら、こういう戦闘機械が、必要以上に詳しい事情を知っているということは、そう無いですし。
まあ、以前、指摘しましたが、エルの兄を取り込んだ、ロボットの内部から出たコードにまぎれて、植物とかが書かれているような描写がありましたから、ロボットがアトモスツールに近い存在であることは推測できましたしね。

それを別にしても、敵と戦うために、敵の技術を取り入れて、というのはファンタジーとか、特撮とか(作品によっては、これもファンタジーに入るが)でもおなじみですし。仮面ライダーは、有名ですし、エヴァは使徒のコピーとか、機神兵団の機神という風に、相手に対抗するために、相手の技術を奪ったはいいが、巨大ロボットになってしまったという例もありますけど。

しかし、先週のレーザーに対する驚き方は、絶対にそういう驚き方ではなくて、不意をつかれたから驚いたという風にしか、見えませんでしたし、それに、レーザーも、科学を知らない人間からは、十分に魔法に見えるので、今更、ロボットの攻撃で、魔法と驚くのはタイミングが遅いと思うのですが・・・・。

本気の力を見せると言い出す警備ロボット。アルトとミルキィは、警備ロボットが風のアトモスツールではないか、という答えにたどり着くわけですが、まさか、これに対抗して、風の力を見につけて、シャフォーやザイナーハのような風を操る力(羽は象徴みたいなものか?)を身につけるのが、目的だということか?

にしても、壮剣と警備ロボットが関係ありそうなことをいっていたけど、また、謎を引っ張るとかいって、批判を受けそうですが、最近は、謎をむやみに引っ張る作品増えて、しかも、それが満足の行かない結果に終わることも少なくはないですが、序盤に謎を引っ張る自体は悪くは無いというか、解明されそうなところで邪魔が入るというのはなくもないけど、しかし、謎をぼかすという意図のほうが強すぎる気がするのですが、これは(汗)

ヤック族を追い詰め、戦争は終わったと告げるパピル族の長老ですが、「ムシがいい」といって、自分たちも傷ついたとかいうのですが、

そもそも、あんたたちが始めたことで、反撃を受けたら被害者面かよ。

ヤック族のような好戦的な連中は、パピル族のような抵抗しない相手には、強く出れるけど、そういう相手が反撃するとか、場合によっては、己よりも格下に見ていて、そういう連中が反撃するとは思わないので、反撃したら、自分たちがもっとも、被害者であるかのように痛みを、必要以上に強調することが多いのですよね。
そもそも、これまでにもパピル族をおいたて、しかも、テリトリーに侵入してきたとはいえ、パピル族を殺してきたわけですし、パピル族を追い詰めていたのも事実ですしね。ワンダーが介入して、お膳だてを整えたわけですが、リリフのことが無くて、そういう蜂起が無ければ、全滅していた可能性もありますし、生き残るために、追い詰められたのが反撃すること自体は、可能性は低いですがありえるわけで、それを読みきれなかった時点で、ヤック族も自業自得です。大体、被害うんぬんを言うのなら、アルト達にとっちめられた時点で、和平を持ち出して、被害を少なくしようとか、巷で言われているように、パピル族よりも分別があるなら、いくらでも、やりようはあったと思いますしね。まあ、無抵抗主義者の集まり相手に、力を振り回している連中が戦いの理屈振りかざして、暴れて、好き勝手している時点で、その理屈も怪しいものですけどね。相手を侮った挙句が、この敗北なのでしょうし。
戦争はじまったばかりとかいってるけど、ヤック族の頭領の判断ミスでこれだけの被害を招いた可能性も高いので、パピル族がこれまでの決まりを破って、戦ったという、ある意味、自己否定ともいえる行動を考えると、パピル族は今回の蜂起で勝ったとしても、精神的に受けたショックみたいなものが強いわけですから、そういう隙に付け込んで、責任転嫁をしているだけなのですよね。はっぱの形は違うけど、大差ないのじゃないのか、ヤック族も。
パピル族の族長が、ヤック族の頭領の棚上げ発言に、自分たちは間違っていたのか、と打ちのめされているわけですが、そうでもなければ、いずれはジリ貧になって、全滅するしかないわけで、生き延びたかったら戦うしかなかったと思いますし、今回のように勝てたことによって、その後、共存のみとを探るとか、やりようはあるはずですしね。
どっちにしろ、ヤック族の言てることは、痛みを知らない奴が痛みを知って、ぎゃあぎゃあわめいているわけでしかないのですよね。まあ、それがある程度力を持っているから、余計に厄介ではありますが。

まあ、問題は力を貸したワンダーの意図ですが、そういえば、どこにいったのやら?

族長が悩んでいるところへ、警備ロボットが、地上に現れるわけですが、風のアトモスツールでサンサディアへいくって、ひょっとして、これに乗っていくということなのか(汗

もし、そうだとしたら、これで海をわたるのは、いつ、可動停止になるか分からないのに思いっきり不安なんですが(汗
[PR]
by kwanp | 2008-11-06 09:54 | コミックス
<< ひょっとして・・・・ そりゃあまあ・・・・ >>