思いっきり・・・

表紙のエルが別キャラだろうと思うのですが・・・。

いきなり、動きを止めたシーマ。

出力低下、各連結箇所稼働率20パーセント低下、エネルギー循環効率半減と、いきなり、各部に異常を告げるメッセージを口にする。

アルト達もパピル族、ヤック族も、何もやってはいないのに、いきなり動きを止めたシーマ。

そのとき、

僕も戦うよ、と、

リリフの声が聞こえてきて、シーマの背中に、彼の姿が。驚く長老たち。リリフが言うには、彼はエルの兄に呼ばれたとのことで、さらにエルの兄が言うことには、人間の魂をエネルギーに精製して、動く設定と語っているわけですが、何年も中に取り込まれている間に、内部構造データを熟知したということなのでしょうか?

まあ、魂というか生命エネルギーを精製ということは、スパロボのOG外伝に出てきた修羅神や魔動王グランゾートに出てきた邪動王を彷彿とさせますし、気力とか、オーラパワーとかで戦うファンタジー系スーパー戦隊とか、大魔王バーンの光魔の杖とか、魔王ハドラーが最後の戦いのときに、自らの命を光の刃に変えていたとか、武装連金のヴィクター&カズキとか、ターンエックスとか、そういう例がありますが、これらと同じように、生命エネルギーを武器にして戦うということですが、自前にしろ、そうでないにしろ、古代ヤヤナーナは、生命エネルギーを戦闘能力に変換することが出来たということですかねえ・・。

古代ヤヤナーナが戦っていた相手が、他の生き物の生命エネルギーを吸収するという事を行っていて、さらにそれを攻撃にも転じることが出来ていて、それに太刀打ちするには、生命力で、魔法を作り出さないと太刀打ちできなかったとかいうところなのでしょうかねえ?

ただまあ、ヴィクター&カズキやら、ナイトウィザードのアゼル・イブリスのように、際限なく相手のエネルギーを吸い取ってしまうようなシロモノではなく、それに対する制御は出来ているということから、古代ヤヤナーナは、そういった生命エネルギーの制御には、ある程度成功していると思います。
場合に依ったら、魂を分析したりして、不老不死か、不老長寿のようなことにも手を伸ばしていたか、あるいは、ある程度まで成功していたかということで、そのあたりが死神の逆鱗に触れてしまったということなのでしょうかねえ? まあ、そういう技術をもたらした存在が、人間以上に長寿であったという可能性も考えられるのですが。

コミックス版リューナイトでは、クラスチェンジに必要な精霊石が、生命エネルギーを急激に消耗するシロモノでしたし、強力な力と引き換えに、人員の生命エネルギーを急激に消耗して、しに至らしめるようなシロモノでは、おそらく省きとしては、使い物にはならないでしょうから、そう考えると、エルの兄が八年間も生きてこられたのも、あながち、ありえない話ではなかったのかもしれませんが・・・。

シーマのようなロボット型とカッツがしていたような腕輪との違いですが、エネルギーの変換効率の違いで、シーマのようなロボットが初期型で、研究が進んで、改良が重ねられたことによって、腕輪のようなサイズになって、生命エネルギーも少量で済んだということなのでしょうかねえ?

魔法の概念みたいなものから、人間には魔法のようなものは、最初から存在しないで、異邦人によって、魔法がもたらされたとか考えていたわけですが、生命エネルギーを変換するということは、ひょっとすると、気とか呼ばれるエネルギーとか、色々と精神エネルギーの使い手の話が語られているわけですが、そういったエネルギーの解析、だれでも使えるような実用化にこぎつけたとか言う可能性も出てきそうですし、ひょっとしたら、技術の進歩によって、最初はエネルギー効率の悪かったロボット型のアトモスツールも、効率のいいエネルギー変換によって、最低でも、500年もの年月を生き延びることが出来たということなのでしょうかねえ?

アルトがシャフォーに見せられた過去の映像から(死神が、この状況で、生きていられるのもが点がいく、といったセリフ)すると、場合によっては、己以外の相手から、生命エネルギーを吸収して、それを己の攻撃力に替えるとか、そういうタイプの敵もいたのではないか、と考えられるわけで、壮剣カーヴィナルは、そういったエネルギー吸収を無効にするような力も持ち合わせているのではないか、と考えられるわけですが(おそらくは死神も)。

話を戻すと、人間の生命エネルギーを動力にしているわけですが、葉っぱ人間のような別種の生き物の生命エネルギーを混在させたことによって、動きを止めたとあるわけですが、葉っぱ人間がつかえないような仕掛になっているということが考えられる話で、ひょっとすると、葉っぱ人間というのも、敵につながる存在であり、人間や、動物などの生命エネルギーを吸収する存在で、リリフ族はそういう生命エネルギーの吸収を抑える品種改良をした種族で、ヤック族は、そういう改良が不完全で、それゆえに食べることを覚えざるをえなかったとか?
おそらくは、古代ヤヤナーナが敵を知るために捕まえたか、兵隊代わりにでも使おうとして、そういう遺伝子改良を行ったということなのかもしれませんが・・・。生命力を吸収する能力をそのままにしておいたら、手元におけるわけは無いですからねえ。

死してもなお、皆のために戦うリリフっ体の姿に心を打たれる長老たち。

飛び出したミルキィは、

だから、情けないって言ったのよ。確かに今のあんた、戦っているけど、最大のチャンス作ったけど、死んでからじゃ、どうしようもないじゃないの!!

と死んでもなお、皆を守るために戦うミルキィに対して、やるせない思いをぶつけるようなセリフを口にする彼女ですが、まあ、彼女の場合は、生きているうちに、できる限りのことをしろというようなことではないと思いますからねえ、何しろ、腹が減ったら、パン泥棒、お金が無いから無賃乗車というように、「~~だから、仕方がない」という理屈を掲げて、好き勝手やっているわけですし、その「~~だから」というような状況を改善しようともしないか、あるいは、それが出来ないもろもろの理由に甘んじているところがあるようですし。
まあ、そういう何も出来ない自分を見ているようで嫌になるということもあるのかもしれませんが(それを考慮に入れても、相手に向って、滅んでしまえとか言って言い訳はないのですから)。
死んでもなお、力を貸すリリフに対する怒りみたいなものの根源は、死んでしまった母親に対する感情なのかもしれないですが。なにしろ、彼女の母親は、ゼルロット博士の実験台として、散々利用された挙句、死んでしまい、用済みになって殺されてしまったわけで、それによって、ミルキィは、家族の愛情を知らないで育ってしまった一因であるわけですし。
死んでしまえば、それでお終い、何も出来ないというのを、旅の中で知ったというようなことではなく、父親は綱や娘を実験台に使うような人間だし、母親は死んでしまって、ミルキィを見守ってくれているのかもしれないが、何もしてくれないという意味では、ミルキィにとっては、いないとか、何にもならないというのと同じみたいに思っているのではないでしょうか?
腹が減ったら、パン泥棒、お金がないから、無賃乗車の彼女が、それをまったく悪く思っていないことはないにしても、彼女がそれを改めない、改めれない、ということから、生きているうちに、何かを変えるために行動するという発想が出てくるとは思えないわけで、それっぽい考えが出てくるとしたら、やはり、アルトと関わったことで、その状況を変えられるのかもしれないというような一縷の希望が生まれたからということですが、今の彼女は、アルトさえいれば、自分は変われるということで、彼にすがり付いていて、それに依存しているような状況ですから、やはり、昔と変っていないといわざるを得ないのでしょうし、そういう縋れる存在がいるというより、運が良くて、そういう相手が見つかっただけに過ぎないのに、それによっては、自分は、似たような境遇の相手とは違うんだ、見たいな優越感を感じていて、自分のことを棚にあげて、他人に対して、その優越感ゆえに、「お前ら、もれなく滅んでしまえ」というような暴言を言ってしまうようなせ維新状態なのでしょうかねえ?

ミルキィが攻撃を仕掛けるけど、その攻撃は通用しないで、目から出たビームで吹っ飛ばされそうなところに、助けに入ったアルトに引っ張られ、ミルキィの魔法でひるんだ隙に、アルトが壮剣で、止めを刺すというような攻撃をして、

だから、決着は今、生きている僕たちの手で、とシーマを倒すアルト達。

まあ、アルトの場合は、狩りをしてきているから、死んだらそれまで、という考え方は、ミルキィよりかは、身近に接してきているとは思いますが、そのアルトにしても、自身の力というより、壮剣の力で生き延びてこられたのではないか、と思えるところがありますし、周りの人間から迫害を受けても、それに対して、ただ争いを避けるようなそぶりを見せていたということや、父親の言っていた言葉、「野性の一部始終に手を出すな」というようなセリフを理解しきっていなかったりと、彼の場合は、ただ、生きるために、生きる、死なないように生きてきたということに過ぎなくて、生きて何かを成すとか、生きている間に、己の力でやれる限りの事をするというような発想とは、これまた縁遠い生き方をしてきたと思いますからね。

そういう意味では、二人で手を携えて、進んで行ってはいるけど、どこかしら、進む道をたがえているのではないか、と思わせるようなセリフだと思います。

エルの兄は、アルトにありがとうと告げて、倒れ、アルトに駆け寄るミルキィやパピル族の面々。
アルトはエルに、内部に彼女の兄とつながっていた太い管があり、そこを切断すればと教えて、兄を楽にと伝える。
心の中で、兄に別れを告げて、それを実行しようとしたとき、再び立ち上がるシーマ。

まだ、止めを刺されていなかったのか、とあわてて、身構えるアルト達。しかし、シーマ、いやエルの兄は、エルに謝罪の言葉と、兄らしいことをしてやれなかった、最後にお前に会えてよかった、と別れの言葉を継げて、永い眠りにつく。
とはいえ、結局は、この兄貴がカイルン遺跡の調査に踏み込んで、その結果、シーマに取り込まれてしまったのだから、自業自得な部分もあるわけですし、しかも、妹に、自分を倒してクレとか、その尻拭いを頼むわけですから、はた迷惑な行動の結果を取り繕っていると思えてしまいますしねえ・・・・。
熱心に調査していたわりに、シーマに取り込まれていたわけですが、カイルン遺跡に風のアトモスツールがあるということを知っているのは、考古学者では、一部のものだけですから、それを考えると、エルの兄に満足な情報が手に入っていなかったということもありそうですし。
博士も知っていて、あえて、研究結果が知りたいとか言った類の理由で、エルの兄をわざと犠牲にして、エルにそれを見届けさせるために、カイルン遺跡に向わせたとかいう魂胆でもあるのかもしれませんが、そうでなかったら、まさか、五百年前の兵器が稼動しているとか言うようなことを想像していなかったということかもしれませんが(大抵はそうなのですけど)。
エルの兄を取り込んで、アルト達を始末しようとはしたけれど、彼はその使命を果たそうとしていただけですし、それを時が過ぎ去って、彼が戦っていた理由すら忘れ去られるような長い時間が過ぎて、他の警備ロボットが倒れて、シーマ一体になっても、その使命を果たそうとしていただけですからねえ(その使命を果たそうとしていた態度には、いささか、同意しかねる部分もあるわけですが)。
パピル族とヤック族を世界の縮図で、リリフをアルト達に擬えていたわけですが、警備ロボットは、この場合は、死神に擬えた方がいいのかもしれませんね。なにかしら、使命を持ってはいたけど、その使命に拘るあまり、ヤック族やパピル族といった、彼から見た侵入者たちはもちろん、守るべき遺跡までもを破壊してしまった守護者という、使命を果たそうとしているうちに変質してしまって、単なる破壊者となってしまった部分は、どことなく、死神を彷彿とさせてしまうわけで、場合によっては、アルトやミルキィがたどり着くであろう未来の中の一つと重なるのかもしれませんし・・・。

ただ、最終的にうまいこと纏めたっぽい感じになっていますが、シーマが風のアトモスツールだとわかって、なおかつ、地上に出てから、大暴れするまでは、完全に二つの民族に関しては、他人事だったのですから、そこのあたりをどうにかできれば、パピル族とヤック族の民族紛争を、世界の縮図に例えるような感覚のもち主を出すなり、ミルキィか、エルにその役割を担えるような特性をもたせて、それを納得させれるような描写をしていれば、まだ、何とかなったのにとは思うのですが・・・。

でまあ、行きがかり上、やむをえないとはいえ、風のアトモスツールを破壊してしまったアルト達。地道にサンサディアへ行くことを選ばざるを得ないのでしょうかねえ?
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by kwanp | 2008-11-20 14:50 | コミックス
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