そりゃ確かに

博打でもうけるのはごく一部の人ですが、一種のばくち打ちといえなくもない漫画家がいってどうするという気もしますが。まあ、畑氏の場合に限らず、最近は、手堅くもうけるスタイルのばくち打ちが多いようですが、今のサンデーには。そういうところだから、雷句氏もてあましたんだろうとは思いますけどね。

ファウード編後半などは、突っ込み役の清麿がいなくなって、普通の少年漫画、言ってみれば、主人公がどんどん勝ちあがっていく、単なるパワーインフレで、主人公が正しくて、それに従わない奴は、皆、間違っている、否定されるというような、構図の世界になってしまったわけですが、考えてみれば、それまんま、サンデーの姿勢そのもので、典型的な、少年マンガのバトルもの的な作品だから、そういう構造がまんま作品ににじみ出やすいわけで、このあたりをどうにかしないと、ガッシュのような作品って、サンデーからは続きにくいでしょうしね。
そのあたりを考えて見ると、私の周りでは、ファウード編後半は、一部を除いて、すこぶる評判
がわるかったわけですが、その理由も、少し見えてきた気はするかな。

ラスベガスに行く旅費が二人合わせて50万円ということですが、これって、言葉巧みに咲夜に乗せられたのも一因なのですよね。乗った方も乗った方なのだけど、家が没落して、大変だって相手に、そういう大出費をさせるようなことをさせるなよな、とは思いますけどね。

本当に大丈夫だったのですかというサキですが、あんなに露骨に目を輝かせていたのはどこの誰ですか? 旅行に言っている段になって、なにを今更。

それに対し、カジノで勝てばいいというワタル。そりゃあ、時には、勝負しないといけないときもあるでしょうけど、勝負する部分を間違えているような気が。橘グループを再興したいとかいってるけど、それをやるには、周りの言葉に惑わされないで、何を選択するかを自分で選べるようにならないといけないと思うのですけど、そういう部分は、まだまだみたいですね。咲夜あたりはそういうのを鍛えさせてやってるみたいな部分もあるのでしょうが、そういう態度を露骨に取る人間は、むしろ、自分に都合よく動く手ごまが欲しいか、自分がいいと思うようなやり方を、考えなしに押し付けているに過ぎません。
まあ、一見すると、そういう態度を取る人間が魅力的には見えたり、器が大きいように見えたりするというようなことは、あったりするのだよなあ、そういう風に見えるのは一時的で、すぐに化けの皮がはがれるのだけど。

しかし、ワタルが不安全快の海外旅行とか言っていますが、そうさせたのは、どこのどいつだよ!?すっとこどっこいな姉と、しっかり者の弟みたいなニュアンスで描いているのだろうけど、サキもどっちかといえば、カテゴリ的には、ある意味、ハヤテと大差ないのかもしれないなあとか思えてしまったり。

まあ、咲夜が話を持ちかけてきて、しかも、サキの目を輝かせていて、断りきれないという意味では、話の持っていき方としては間違ってはいないのだろうけど、咲夜に都合がよさそうに話を持っていく時点が、まずかったのでしょうけど。

アメリカに着くわけですが、なにしろ、この作品は2005年ですから、この時点では、直通便が健在だったはずですが、料金から考えると、国内ではなく、国外の会社のを使ったのか、3年前だったら、そうでもないのか? しかし、ガンシューティングって、ドジキャラつれての旅行に、死亡フラグとかいっておいて、それに対する備えが伴っていないと思うのは私だけでしょうか?銃が固定されていても、なにやらかすか分からない奴は、やらかすのだけど。

ちなみに、サキは3巻の巻末でも描かれていたように、子供の頃放浪していたのですが、本人曰く、遭難だったそうで・・・。しかし、ボケた己の親と、うっかり者の娘だけで、海外旅行させるサキの両親も、どうかという気もするが、サキの祖母の中では、サキの両親は行方不明という設定になってたわけだし、そうでなくても、なまじ強烈な人物が、ボケたりすると、行動力がなまじあるだけに、周りはその対処に引っ張りまわされるというkとおは珍しくは無いですからねえ(汗) 娘をお守につけて、気の済むようにやらせているというような感覚だったのかもしれない(汗) っていうか、老人ホームで、大人しくしてく、暮らしているようなタマじゃないだろうし。
二人とも、アメリカは初めてということで、勝って、日本に帰るとか意気込むわけですが、ハヤテとお嬢の会話によらなくても、カジノで勝てるのは、ごく一部ですし、カジノで行われていることは、一種の演出ですから、それで、もうけようという自体、かなりムシがいい計画なのですが、この時点で、傾きかけている己の家を再興しようとする少年というより、結局、彼自身も、橘家の一員だなと思わせるような言動になっているように思えるのですが、ラスベガスがらみの一件で・・・・。

ちなみにウシジマくんというのは、闇金ウシジマくんのことで、主人公の丑嶋は悪役キングコンテストで一位になったような悪役キャラだそうで、自虐ギャグですか、それは?

お嬢は、旅費分だけ稼ぐということで、もしかしたらとかいうわけですが、そういうきりのいいところで、ギャンブルを打ち止めできるような人間だったら、それこそ、旅費をカジノで稼いでということで、最初から渋ったりはしないでしょうし、そうでなくても、咲夜の言葉に乗せられて、ラスベガス行きの話に乗ったりはしないでしょうしね。

運が良かったら、ということで、ハヤテを見るお嬢とマリアですが、金持ちのお嬢様に借金肩代わりしてもらって、屋敷で働かせてもらって、しかも、自分が生き延びることしか考えないようなロクデナシなのに、化けの皮がはがれないで、何とかやっていけるって、最後にどうなるか分からないので断言は出来ませんが、今の時点では運がいいとは思いますが。
不幸云々というのも、他人の気を引くためのポーズでしかなく、某Z教であれば、即刻、不心得者として、たたき出されている類の似非不幸キャラだしなあ。

余談だが、先週の話で、下着に関して、お嬢に考えなしに聞いたことで、批判がいくつかあったけど、もともと、そんなデリカシーのない言動を、自分さえ良ければ、考えなしに行うようなところがあるキャラなので、安易を今更と思うのだが。

でまあ、お嬢が言うには、とある人物を忘れているということなのですが・・・。

ワタルがいうには、空港はどこも代わり映えしないということで、日本では書かないことまで、カタカナで書いているということですが、外来語が使われているところというのは、そういうところありますしね。

アメリカのお菓子などが並んでいて、コラーゲンとか入っていないとかいうサキですが、調べてみると、甘い、でかい、色が派手なのだそうですが、まあ、輸入系の店や、100均とかで時々見かけるこの手のお菓子は確かにその条件、満たしてはいますよねえ。

そういえば、昔安永航一郎さんがキャラデザをした定吉七番(セブン)というゲーム(原作は小説で、ゲームが出たあとの挿絵は安永さんが書いていた)があって、グリコを元ねたというか、グリコ森永事件を元ねたにした会社乗っ取りの話があるのですが、彼らがやっているのは、関西人に納豆を食わせるという目的の元に、腹の中で納豆になるという仕掛のアーモンドチョコを売りまくっていたという話を思い出しましたが。

ちなみに、解説でロス経由と描かれていますが、これは2008年現在で、2005年の時には、直通便が存在しておりました。まあ、第一話の満月から、ハヤテは、実際の2005年から、最低でも三年ずれているという解釈を取っていますので(下手すりゃ、それどころではないけど)、2008年のアクセスをそのまま描いても、間違いではないのですけどね。

ただ、これは、私の解釈ですし、うちにアクセスしている人が知っているだけの話で、知らないで、知識のある人からすれば、2005年は、直通便があっただろうと突っ込みを入れるのも決して、間違いではないですけどね。

ちなみに、ソウルから行けば、直通便が存在するのだそうですが。

空港にスロットがおいているわけで、迎えにきた咲夜の話によると、お嬢の母親が三千万あてたとかいう話をしていたのですが、お嬢の母親のような人間というか、運のいい人間って、性格的に不愉快なというか、表向きは、常識というか、人間関係において、そこそこうまくいっているけど、その実、結構、性格的に抜けているというか、気を使っているようで、全然気を使わない人間って、いたりしますからねえ・・・・・。そういう意味では、納得か。
咲夜の回想でも、こどもほっぽらかして、スロットやっていて、こどもほっぽらかして、パチンコに昂じる主婦と大差ないじゃんと思ってしまいますし・・・。

スロットを仕様として、咲夜がそうやって、みんな破滅するとかいうわけですが、乗るほうも乗る方だけど、このラスベガス旅行を提案したりして、ワタルを引っ張ってきたりしているように、自分を安全なところにおいて、人には、火中の栗を拾わせるような事をしていて、そういうことを口走って、読者に大量買いを促している作者の姿とダブって、いい印象をもてないのですけどね。
まあ、畑氏だって、ハヤテが飽きられれば、場合に寄っちゃあ、サンデーから切り捨てられる可能性もあるわけで、咲夜ではなく、ワタルのほうに立場が近いわけですけれど。

咲夜にホテルまで車で送っていってもらうわけですが、海外にき喜んでいるサキの姿を見ているワタルに、咲夜は来て良かったでしょうというようなことを言うのに対して、ワタルは否定するわけですが、それにしたって、相手の喜ぶ顔を見たいがために無理をして、ラスベガスに行って、相手を大事にしているというよりかは、ものとかお金で相手の気持ちを釣って、ご機嫌とっているというか、甘やかしているだけという気がするのですが・・・・・。

伊澄はいないしとかいって、からかう咲夜ですが、この二人の関係は、ラブというよりかは・・・・(以下略)。

ホテルとかに喜びの声を大にして、きてよかったと喜ぶサキにドキッとして、頷くワタルですが、一方、ラスベガス某所では、ガラスの仮面の月影先生に似た女が、一条という相手の名前を口にしているのですが、いよいよ、橘家の執事の登場でしょうけど、どうせ、このマンガの登場人物だしなあ・・・・・・。
咲夜やサキの、ラスベガス旅行に関する言動から、主をたぶらかす女みたいなニュアンスで描かれているからそういうワタルに、苦言を呈するような立場のキャラとも推測できるけど、そういうキャラをこのマンガに求めるのは、ほぼ、絶望的だというのは、今までの経験から思い知らされているので、あまり、期待はしていないのですけどね。
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by kwanp | 2008-12-03 15:10 | コミックス
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