2005年 06月 05日 ( 1 )

つれづれなるままに轟鬼5

というわけで、戸田山こと轟鬼メイン? のかに退治のお話。

鬼になったばかりの戸田山が、あっちこっちで、カニの魔化魍を次々と倒していくのですが、
倒した後に、ギターを弾き鳴らし、ディスクアニマルも、それに乗って、胸を叩いたりしているなど、一見すると、ワルノリとも取れる光景が繰り広げられる。

安達家では、明日夢がたちばなのバイト初日ということで、母親が奮発して、麻から豪勢な食事を作り、息子を励ます。ちなみに、朝、こってりと食事をとるのはきつい感じがしますが、昔などは、朝と夕の1日二食でしたから、あそこまでは極端ではないにしろ、ボリュームのあるものを食べていたようです。イギリスのブレックファーストなどもその口ですし。
しかし、明日夢のお母さん、バイト初日にステーキに、トンカツというのは、ベタ過ぎる気もしますが、ベタ過ぎるのが逆に新鮮な気もする。

響鬼はバイクの練習でモトクロスのコースを走っていたときに、迷い込んだ犬を轢かない様に、避けて、転倒する響鬼。ちなみに、東映の公式HPを見ると、犬がジャンプしたバイクに近づいていったとのことで、これをスタントをやっていた東福寺氏の技量で、事なきを得たのだから、凄いというほか無い。
ちなみに、最近、響鬼がバイクに興味をもったり、練習したりしている描写がちらほらと書かれているが、やはり、夏ごろ登場するとか言われている、リバーシブルディスクアニマルへの伏線なのだろうか? それとも、響鬼専用のバイクが出てくるのか? 個人的には、前者になってほしいところだが。やはり、専用バイクだと、レイによってXR250がベースの機体なのでしょうかね?
なお、今のところ、ホンダの公式HPを見ても、今回、響鬼が乗ったとされるバイクの種類は紹介されていないようだ。

ただ、響鬼がバイクに乗るようになるのは、かまわないが、前々から書いているように、「とりあえず、出しました」というような書き方だけはしないで欲しいですね。ジェットスライガーは勿論、マシントルネイダーのスライダーモードや、ビートゴウラムのエンシェントモードのように、劇中dフェも数えるくらいしか、出番の無いのでは、、出した意味が小さいと思うので・・・。

「たちばな」では、おやっさんと、威吹鬼、あきらが前回のオオナマズの一件を報告していたわけですが、話は明日夢のバイトすることに移り、気が付けば、自分たちのことを説明してしまっていると口々に語る威吹鬼たち。
まあ、個人的には、明日夢が響鬼の弟子になるかは微妙で、雑誌では「強引な誘いをまっていたのでは?」とも書かれていたわけですが、自分たちのことを知りながらも、自分たちとは異なる価値観で動く人間という存在こそ、この手の話には、必要だと思われるので、明日夢を除いて、このポジションにうってつけの人間は、作中では早々いないでしょう。
作中では、それほど、異形として、おどろおどろしくかかれてはいませんが、やはり、音撃戦士というのは、人知を超えた特異な存在だと思うので、明日夢がいないと、それを取り巻く、特異な価値観の世界だけで、話が閉じてしまい、感情移入が、しにくくなると思うのですよね。
勿論、鬼のライダーとなる人たちも私たちと同じ、人間だという設定ですから、なにかしら、共通するところを見つけて、感情移入することはできると思いますが、しかし、いい意味で、年季をつんで頼りになるベテランとして書かれている響鬼というのは、最近、めっきり少なくなった、ナイスガイ。響鬼でなくても、威吹鬼も、早々いるようなキャラではないし、一番、視聴者として、近いのは、戸田山だと思われるけど、それをメインでピックアップするにはちとつらい相手で、明日夢が猛士で、本格的にその稼業に身を投じるようになったら、一般人でもあり、特異な鬼達の世界と関わる人間であるという明日夢の特性というのは、片方に傾いてしまい、見ている人間に共感を与えにくくしてしまうのではないかと思うのだ。

さて、謎の男に関しても、話が及び、吉野の本部の方では、なにやら、大方の見当をつけているようであるが、それと同時並行で、謎の男が、試験管のようなものから、何を海に流して、そこから、魔化魍を生み出している光景が書かれているわけだが、前回は、都市部で大地震、今回は、カニで海というような按配だが、海というと、潮の満ち引きで大きく変わるわけだが、これらの潮の満ち欠けは月の満ち欠けが大きく関与していて、前回のことと、最近の妙な静けさを考えると、今度は津波でも起こそうとしているのかもしれない。
天変地異の象徴としては、地震に津波というのは、えらく、ポピュラーですから。

明日夢がたちばなに到着して、開店の準備に追われていると、戸田山が顔を出すのですが、日菜佳に対しては、微妙な反応(笑) やはり、押せ押せムードが強い彼女には、真面目で、女性の扱いを心得ていない戸田山にしてみれば、やりにくい相手だと思われますが、意外と、そういうのが最終的に上手くいったりするのです余ねえ・・・・。
でまあ、気になったのが、戸田山のがんばってます発言。真面目で努力家というイメージの強い戸田山なのだが、そういう人間は、自分で自分のことを、がんばっているとはなかなか言わないというか、努力している人ほど、そういうことはいわないような機がするもので、やや、意外。元警察官だったり、斬鬼との師弟関係で、腰が低いように見えたけど、意外と、図太いところもあるのかな? とか思えたりするのですが、個人的には、鬼に成り立てということで、響鬼との「鍛えてますから」のセリフから感じる安心感や、精神的余裕と比較して、なり立てで、「頑張ってますから」と主張することで、斬鬼のいなくなり、独立独歩で、何もかもやらなくてはいけなくなった、不安を象徴しているのかな、とも勘繰れる。

帰り際にひとみとのいとこの関係が明らかになるわけですが、変なところで、頑固で正直なところあるから、うっかりすると、全部白状してしまいそうですから、さっさと先に行かせたのは正解だったかもしれませんね。しかし、警察官を辞めて、家族や知り合いには、どういう風に説明しているのだろうか、戸田山のような、適性に応じて、外部からスカウトされた人たちは?
でも、時間の問題で、ひとみにばれそうな気もしないでもないけど。戸田山は年の離れた妹のような扱いをしているけど、彼の性格では、女性全般の扱いが苦手そうですからねえ。
おまけに、ひとみがそれを知ろうとした時点で、明日夢や、あきらに絡みで知ろうと、首を突っ込んでいる可能性は高いですから、そういうときに事実を素人首を突っ込む人間のパワーというのはバカに出来ないものがありますしね・・・・。そうなったときに、どこまで持ちこたえられるか、気になる処です、彼が(笑)

そして、盲腸で入院したときに知り合った斬鬼との再会ですが、弟子の戸田山がひとみのいとこだったりと、この師弟とは、縁があるみたいですが、どちらかというと、響鬼たちの属している世界というのは、気が付かないだけで、何食わぬ顔で、自分のすぐ近くに潜んでいるという、昔だったら、ある意味、当たり前だった異界とか、異形の世界への存在や入り口というのを、世間は狭いという形で、表現している気もしないでもないですが・・・・・・・?

斬鬼は引退後、湯治で本格的に体を休めていたようで、今後はトレーナーに転向するみたいなことを言ってましたが、ひらたくいうと、鬼達への戦い方の指導やら、長い実戦経験を活かして、後進の鬼たちへのカウンセリングや、体のケアとかをやるのでしょうか?
実戦経験がある人間が、鬼の戦士達の体の健康を預かるのでしたら、かつて、自分も前線に立っていただけに、体のことはよくわかっているので、鬼たちの立場にたった、医療というものを行いやすいでしょうからね。
普通に考えれば、何だかんだいって、斬鬼の世話になっていそうな戸田山というのを連想してしまいがちですが、鬼になろうとしているあきらなどが、案外お世話になるというのもありえそうです。

そして、おやっさんと斬鬼は、戸田山の戦い振りを見て、倒した後で、ギターをかき鳴らす戸田山の姿に首を捻るわけですが、同じ頃、香須実も響鬼に、戸田山のディスクの修理をする回数が多いということを口にしていたわけですが、実際、箱にしまってあるディスクを、無造作に地面に放り出すなど、扱い方は、乱暴なのですが、慢心というのには、ちょっと違うような気もするのですよね。
つい、この間まで、斬鬼と一緒に戦ってきて、斬鬼流というやり方が体に染み付いているわけで、烈雷を逆手に持って戦う、というやり方を身に付けたくらいでは、戸田山のような、真面目な人物というのは、自分のやり方というのを、完全に実につけられないものではないか、と思うのですよね。おまけに、鬼になったばかりで、やってやるぞというような気概もまだまだ、強くて、緊張しているし、そこへ、斬鬼とは違う、自分のやり方を見つけようという意気込みも加わって、ああいう風に空回りしているのではないか、と思うのです。

これがあたっているかどうかはともかくとして、童子と姫を撃退したのもつかの間、化け蟹の魔化魍に後ろから、不意を突かれたところで、今週は終わりですが、果たして、実際のところ、あのギターをかき鳴らす演奏は、何を意味しているのでしょうか? 響鬼や、威吹鬼とは違って、発展途上の鬼ですし、それゆえに躓きやすいとは思いますが、自分の力を過信するといったように、慢心するほどの余裕は、まだ、無いはずですから、やはり、気合を入れすぎて、注意が、行き届いていない、といったところかもしれませんね・・・・・・・。
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by kwanp | 2005-06-05 23:27 | 特撮