2005年 06月 26日 ( 2 )

それほど、意外でもないような

http://tyupi-tyupa.com/cgi-bin/mirror/futaba/src/1119614744349.jpg

ネタで「よつばと」ドラマ化の特集だそうですが、

魔性のホモ〈雇われた先で、大抵、好みの男をゲットして、痴情のもつれで、店をがたがたにするプレイボーイ〉が出てくる、西洋骨董菓子店がドラマ化されたこともありますから〈しかも、ゴールデンタイム〉、今更、本当だったとしても驚くほどのことじゃないでしょ〈笑〉

しかし、「CAFE吉祥寺で」とか、この漫画とか、ぱっと見を装えば、執事カフェと装えないことも無いんじゃないか? という気がするのだが、はてさて〈笑〉
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by kwanp | 2005-06-26 19:20 | コミックス

あっちこっちで話題沸騰な訳ですが

http://cwww.pos.to/whatsnew/blosxom.cgi/comic/zettai/quickresponcse2.htm

来週から「絶対可憐チルドレン」の連載が始まるわけで、あっちこっちで大騒ぎですが、
「絶対~」が「武装錬金」みたいな結末ですか・・・・。
まあ、短期集中連載のときにも、難解なテーマを抱えているのがよくわかる構成でしたが、
まあ、武装錬金と同じになるか、それとも違ってくるのかは、メインの男性キャラの書き方が、鍵のひとつになると思いますね。
というのも、椎名氏の漫画の場合、「美神」の横島や、ジパングの日吉のように、最初は、ミソッカスというか、足手まとい扱いで、その中で、力を蓄えて、何かのきっかけで、その資質が大きく、開眼するという書き方がまず、思い浮かびますが、そこまで行かなくても、「乱破SS」とか、タイトルは忘れましたが、ハツカネズミの話とか、主人公ではなく、その近くにいる人間が力を持っているケースが多いですから。
「椎名百貨店」2巻に収録されている、マリちゃんHELP!なども、一見、主役のマリ自身の力で敵を倒したかのように見えますが、彼女が使っていたのは、父親の形見の銃でして、
それをドラえもんの四次元ポケットのように、タマが切れるとともに、矢継ぎ早に、次から次へと、銃を取り出して、撃ちまくって、敵を倒すという戦法で、敵を倒しているわけです。

つまり、見方を変えれば、この銃が、美神や乱破一族の役回りを果たしているともいえるわけです。
でまあ、「絶対可憐チルドレン」は、ご多分に漏れずに、このパターンを踏襲していまして、参院の強力な超能力者の少女に振り回される青年科学者という構図で、縮んで、三倍という、うらやましいというより、絶対に渦中にいたくないシチュエーションです(笑) 傍から見ている文には楽しいんですけどね・・・・・。
だって、普通の子供の面倒見るだけでも、大変なのに、超能力者ですよ、超能力者。それも三人(笑)
なんか、「萌え~~」というより、「面倒見るのが大変だな」という感情が先にたって、身につまされる話が色々と出てくるんじゃないか? という気配が濃厚にさえ思えてきますが、それはさておき。

話が横にそれましたが、
早速、本屋に行って、買ってきた「てれびくん」に掲載されていたウルトラマンネクサスを呼んでみたのですが、確かに、書かれているように、「暗い」とか、「子供置いてきぼり」といわれているストーリーに忠実な方向で書かれていますが、でも、それを過不足なく、まとめて、ストーリーをわかりやすくしている上に、しかも、ちゃんと、よんだ子供にも、ストーリーが伝わるように配慮されて、書かれているように思えました。
長い間、ストーリー中では戦力に数えられなかった、力をもたなかったメインキャラ〈主に男〉が開眼するという書き方が目立つわけで、そういう意味では、彼がコミカライズしているウルトラマンネクサスは、彼が書くにはうってつけの作品だったと思います。事実、私が買ったてれびくん7月号の漫画では、おもに、弧門の視点で書かれており、そういう意味では、椎名節みたいなものを感じた話のつくりでもありましたが。
これはウルトラマンに変身する人間(三人)と、それを追いかけていくウルトラ警備隊のメンバーコモンという二つの主役の立ち位置を置いて、コモンが色々と、ピンチや試練を乗り越えて、成長し、最終的にウルトラマンになるという展開になるわけですから、ある意味では、得意の書き方だったのではないか、と思うのですよ。 得意の分野でしたら、何をどう見せればいいのか、というのは心得ているのは、当然だったので、かけた部分もあったのだと思います。
ついでにいうなら、横島や、日吉などが、力をえても、そう簡単に最強になるような書き方はされておらず、多少見直されることはあっても、強者ぞろいの面子の中で、扱いは、そう簡単には変わらないわけです。まあ、椎名氏がホームズを題材にした話を書いてたことがあるわけではないですが、椎名氏の話は、基本的に、「貧弱な坊や(一部、そうでないのもいましたが)」をメインにおいているわけで、しかも、常人離れしまくった連中の中で、その人物の目を解することによって、ワンクッション置いて、その「貧弱な坊や」が読み手に感情移入できるものの見方や、言動をとっているわけです。こう言った人物を置くことによって、読み手と同じ視点で、作中での出来事を計ることが出来て、感情移入しやすくするというやり方も、椎名氏の作品が面白いといわれる一因だったと思われます。
つまり、武装錬金では、最初、力を得たばかりのカズキがこの役回りで、斗貴子さんの属する戦いの世界とカズキの属する日常の世界をつなげる役割だったわけですが、ヴィクター化によるパワーアップを果たした後は、斗貴子さんと一緒、ヴィクター化で、新しい力も手に入れた、エナジードレインをやらないようには、心がけているが、弱点らしい弱点は存在しない。襲い掛かってくる敵は、実力は折り紙つきだが、性格や戦法に癖があるために奇兵的な使い方しか出来ないという曲者という触れ込みかと思いきや、ヘタレばっかり。
そして、ヴィクター化を拒むことへのデメリットといったものは無いという風に、カズキの決意と、そして、彼の体に、現在進行形で行われている変化との葛藤というのは、戦闘以外の場面では、いくつかの場面でかかれてはいるが、戦闘中に、それが悪影響として出てくるといったことは無いわけで、しかも、ヴィクター化による、桁違いの力を手に入れたことで、果たしたパワーアップ。
ヴィクター化を果たすまでのカズキは、たとえ、斗貴子さんと対立することになっても、一人でも多くの人間を助けるために、それが敵であっても、手を差し伸べる。しかも、戦士として、生きてきた斗貴子さんは、戦士としての常識を知っているわけですから、重みがある。でも、カズキは、そんな常識ではなく、自分が、助けたいと思うから、守りたいと思うから、誰も悲しい思いをするのは嫌だから、守るために戦うわけで、それだけは誰にも譲れない。
ところが、前述したように、デメリットの無いパワーアップに、しかも、ブラボー&火渡が出てくるまでに、ずいぶんと間があったわけですから、その間、戦っていた相手はヘタレぞろいの再殺部隊で、ヴィクター化しても変わらない彼の意思は、余裕になっていたわけです。そして、友人や、家族と別れているとはいえ、斗貴子さんと二人、しかも、「一蓮托生」とすごい宣言をした相手と二人で、逃避行。剛太、完全な当て馬。現実時間の数ヵ月後には、一度は敗れたブラボーを倒すほどに、力をえているわけで、ヴィクター以外にかなうキャラというのは、そうそう、いないわけで、前ほど、横島や日吉のようなスタンスを保てなくなっていたわけです、見方を変えれば。そのあたりのカズキの強化による、パワーバランスの崩壊や、展開にメリハリがなかったり、展開が遅くなったりしたことが、打ち切りにつながったと思われるわけで、つまり、武装錬金のような末路をたどるとしたら、メインの男キャラの描き方も大きく関わってくるのではないか、という気はする。
そして、当の椎名氏はというと、

「そのままやっても、こどもはついて来てくれますから」

このセリフは、単に強気の現われではなく、わかってもらおうと努力している姿勢が、今回はじめて、この漫画を読んだ自分にも、よく伝わってきたというのは、大げさな言い方かもしれませんが。
この記事にあるように、「時代は向こう側に行ってしまった」という認識を持っているわけですが、冷静にものを見ているということは、「だったら、その向こう側に行ってしまった時代の中で、自分の書いているものに、目を向かせるにはどうすればいいのか?」と考える下地は出来ているのは、ネクサスの漫画版を見ると、その努力の後が、垣間見える気がします。
それに加えて、「読者は付いて来てくれる」、つまり、読者を対等のライバルと認め、その真剣勝負の中で、自分の書きたいものを表現して、認められなければいけないというわけで、つまり、真剣勝負をするための努力を惜しんでいないわけで、「絶対~」を、今のサンデーで、理解して受け入れてもらうための、努力は惜しんでいないといったら、言い過ぎかもしれませんが。
ある一定レベルの人は口癖のように、子供相手に手が抜けないといっているK人もいるわけですが、言い方は違えど、椎名氏も、好意的に解釈しすぎかもしれませんが、発言からして、そう聞こえてしまいますね・・・。
しかし、武装と同じように打ち切りに会いそうな漫画なら、他にありそうな気がするのですが・・・・。
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by kwanp | 2005-06-26 13:44 | コミックス