2005年 07月 03日 ( 1 )

そない、前作メインキャラを贔屓したいんか、

負債(あんたら)は!?

シンの声優さんが声を当ててる別のキャラの関西弁風に叫びたい、今の心情。

事前情報とかでわかってはいましたが、さすがにねえ・・・。

最初にシンの名誉のために断っておくと、アスランの追撃に際して、失敗に終わりましたが、シンはアスランに投降を呼びかけておりますし、問答無用で撃墜するような真似はしておりません。シン本人は、詳しい事情を聞かされておらず、何がなんだかわからないまま、出撃して、しかも、追撃の最中に、バンバン情報が飛び交って、しかも、スパイ容疑&脱走をしたのは、仲間だった人間。
いくら、命令に従わないといけない軍人でも、この状況でまともに、判断に行動するのは、難しいですし、よっぽど落ち着いていないと、事実を見抜くことすら、ママならない状況。この追跡は、ある種、踏絵みたいなものではなかったかと思います、シンを議長の都合のいいように動くための人形に仕立てようとするための。あの状況、ウソは言っていないけど、本当のこともいっていない、というか、故意にぼかした言い方をして、事実を堂にでも取れるように(メイリンのセキュリティの細工を、ラグナロクのデータを取られたと話をすり替え)言っているような気配が濃厚ですしね。この場合、ミネルバ関係の人間に出撃を命じるのは、追跡に情をはさむ恐れも出てくるから、普通は、別の部隊に任せると思いますし・・・・。

まあ、アスランの説得に耳を貸さなかったシンですが、それは無理は無いでしょう。何しろ、フリーダム&アークエンジェル追討の時から、アークエンジェルは悪くない、キラはコロスつもりで戦ってはいないといってましたが、個人的感情を剥き出しにしたものであり、以降、そのスタンスで、ずっと来ていますから、彼がどんなに正しいことをいおうが、「議長のいていることが気に入らない」という個人的感情に基いたものと判断されても仕方が無いですからね。
しかも、「ヒーローごっこじゃない」とか、シンがステラを返したことを責めるようなことを言っておいて、自分は、親友を打たれたことで、すっかり感情的になって、挙句の果てに脱走なんですから、説得力など、この場合、皆無です。これは、アスランの自業自得でしょう。
おまけに、アスランを斬れとささやいているのが、最近、好感度が上がっているレイなのですから、あの場面でどっちの言葉に耳を傾けやすいかは、明らかでしょう。
しかも、シンに考える余地を与えずに、ものの見事に誘導していますしね、レイは。でも、ラクスやキラもある意味、変わりないんですよね、レイと(笑)

シンは、最初、アスランとメイリンが乗っているグフに向かって、降伏を呼びかけておりますが、これは、この手の任務の常識であるとともに、否応無く、デュランダルの思惑に操られていき、その尖兵になって戦うことになるシンの行く末を暗示する意味合いもあるのかもしれませんが、
シンにとって、戦う相手というのは、基本的には、自分から大事なものを奪おうとする相手(フリーダム、連合)でして、メイリンは同じ船のクルーですし、アスランも気に食わないところはありますが、一応は、徐々に認めつつあった相手だった、ついさっきまでは。
そして、いきなり、出撃したかと思えば、その仲間を討てと言われる。
そのことに対する動揺もあるでしょうし、何より、彼は復讐者とはいえ、その力を向けるのは、自分の大事なものを失って、もう両親や妹を無くした悲しみを味わいたくは無い為だと思うのです。
ところが現実には、知らなかったし、現時点では、トダカ一佐、ステラを失っており、これ以上、こんな悲しいことを繰り返さないためにも、この戦いを終わらせると決意をした矢先に、戦わないといけない相手が、アスランとメイリンですから、自分のスタンスと、そして、現実との差に、シンは戸惑わずにはいられませんし、そもそも、デュランダルの演説で決意を固めたのは、同じ船のクルーを手にかけるためではなかったはずなのです。
そして、その決意をレイに逆手に取られて、討たざるを得ない方向へ、事態は、シンの背中をおしていく。そして、シンの思い等、知るよしも無く、「議長の言うことは聞けない」とたわごとを叫ぶのみ。逆にいえば、シンもアスランの思いに、気付く余裕すらないのですが。

そして、種割れを起こし、グフを追い詰め、胴体を貫くディスティニー。

コクピットへの直撃は避けれたのか、スーパーコーディネーターのキラや、カナードほどではなくても、(キラよりの)コーディネーターは頑丈なのか、アスランとメイリンは無事ですが。

今回は、それをさておき、とさせていただきまして、話を進めさせていただきます。

「あんたが悪いんだ、裏切ったりするから」

・・・・・・・・シンからしてみれば、こう叫びたくなるのは無理からぬところ。シンは、ザフトにいるラクスが偽者のミーアであること、そして、ラクス殺害の核心にいる可能性が強いこと、など、キラ達やアスランが、デュランダルを怪しいと思っている要素に関しては、知らないわけですし、ましてや、現時点では、アスランは、えらそうなことを言いながら(それでも、アスランのことを認めつつあった)、結局は、個人の感情に走って、戦争を終わらせるための戦いを前にして、軍を脱走する。しかも、この時点では、キラやアークエンジェルよりの発言をして、シンのアスランに対する好感度は、下がりに下がっているまんまですから、
「あんたが俺に言ったことはウソだったのか!?」と、「あんたも結局は、おれから大事なものを奪っていく側の人間なのか!!」と怒るのも無理は無いですし、

それに、シンにとっては、ザフト軍は力を得るための場所に過ぎないわけですが、それでも、ともに同じ戦艦で戦っていれば、情だって湧いてきますし、敵ではないのですから。
ところがアスランは、事情はどうあれ、シンにとっては守るべき側に入るであろう、メイリンを巻き添えにして、今、自分の手で倒さなきゃいけない状況に追い込んでいる。
ステラの件での軍規違反がありますが、シンは基本的には、大事な何かを守るために、最善と思える手段を見出し、それをためらい無く実行できるという資質があるゆえの行動で、シンが戦う理由としては、大筋では逸脱しているわけではないのです(軍人としては、どうかという資質だと思いますが)。
守るために力をえて、それを振るうことを選んだのに、その守る側の相手に力を振るわなきゃいけない辞退に追い込んだのは、お前なのだ、お前が裏切りさえしなければ、おれは、こんな思いで力を振るわなくてすんだのだ、
あのセリフは、シンのそんな慟哭を表したものだと思うのです。
そして、ルナマリアにひと言、ごめんとだけ言ったのは、そんな自分の過ちを、自分の決意を、自ら捻じ曲げるようにした自分の罪をよくわかっているから、どんな怒りも憎しみも、真正面から受け止めようとしたからではないか、そんな気がします。

ルナマリアも悲しいのは当然ですが、「ごめん」といったシンに対して、怒りをぶつけないで、なきつくわけですが、メイリンが死んだ(と彼女はそう思っているわけですが)のは悲しいが、場合によっては、自分がメイリンを脱走兵として、討っていたかもしれないのだ。書く人によっては、コアスプレンダーに乗り込み、インパルスに合体してから、追いかけるという展開で、ルナマリアがグフを討たないといけないという状況に追い込まれる可能性が高いわけで、それを見ていたシンが、大事な人間を、その手で討たせてはいけない、と思って、

「ルナマリアに妹を打たせる気か!! あんたのやりたいことって言うのは、他人にそんなことをさせるほど、大層なものなのか!!」

しかし、それでも、逃走することをやめようとしないグフ。

「それでも、軍を抜けるって言うなら、手を汚さないといけないって言うのなら、俺が、オレが手を汚してやる。こんなことを繰り返さないためにも!!」

ぐらいのことは人によっては書けるでしょうね(私がかけるかは別にして)
しかし、実際には、シンがアスランともども、メイリンを討った。しかも、仲間であるシンが。
このあたりは、ルナマリアは知っていたのか、とか言われそうですが、どうも、例の報告を受けた、デュランダルあたりが、そのあたりの小細工を弄していそうな気がする。

ついでにいうと、事故現場を連合に近寄らせないようにしたのも、自分に都合のいいように、事を運ぶための小細工にしか見えん。

いずれにせよ、仲間を討たざるをえなかったのだから、悲しくないわけは無いと思うのです。
フリーダムのときは、ステラの敵であるとともに、散々、戦闘の邪魔をされてましたし、タンホイザーを攻撃された際にも、複数、人死にが出てましたし、なにより、ハイネの死因は、直接はガイアでしたが、間接的には、フリーダムが関与しているのが大きかったですし。
戦闘中に武器やカメラアイを失うというのは、キラに殺されなくても、他の相手に殺される可能性はあるわけです。そして、小説版でも、アスランの口から、キラがグフの武装を奪っていなければ、ハイネは死んでいなかったかもしれないということを指摘したくだりがあります。
つまいr、ミネルバのクルーにとっても、フリーダムは討たなければいけない敵なのです。
ところが、今回は、なにがなんだかわからないうちに、出撃して、その途中で、アスランがメイリンをつれて、脱走し、しかも、メイリンは、アスランの脱走の手引きをしており、共犯だということが明らかにされ、相手を打たざるを得ない状況に追い込まれて、討たざるをえなかったのです、任務とはいえ。

かつての仲間がスパイだったこと、その仲間を任務とはいえ、討ったのが、シンであること。そのことを慮って、ヨウランが、「これ以上、そのことは言うな」と言ったのだと思われます。

いずれにしても、大事なものを奪われたから、力を手に入れて、同じ思いをしなくて済む様になりたかっただけなのに、現実は逆の方向に進んでいく。力を得たのは、こんなことをするためじゃなかったはずだ。

なんつうか、シンが悪役として書かれていますが、今回の書き方は、己の力の行使について、疑念を抱くという書かれ方としてはアリかもしれませんね。けど、本当に奏進むかがえらく疑問ですけど。
メイリン殺した(彼らの主観では、そうなっていることに)ことで、その罪滅ぼしのために、シンがルナマリアを守るというのでしょうが、偽りの愛情っていう言い方はどうかと思うのですよね。

まあ、負債にしてみれば、真の愛情なんて、キラ・ラクスとか、アスラン・カガリあたりのことをさしているのでしょうから、ないがしろにしている新作キャラがどんな愛情を育もうが、どうでもいいのかもしれませんが。

それをさておいたにしても、ボンボン版や、小説版でのハイネの死に方ひとつでも、上手くかけているのを見ると、アニメ版の書き方のセンスの無さから察するに、こういう書き方しか出来ないのでしょうけどね。
ステラとの出会いすら、取ってつけたものでしかないわけですし。


まあ、ラクスの「次はオーブ」というのは、少し考えてみたら、ある意味、彼らの自業自得。
何しろ、デュランダル自身も、フリーダムは倒されたが、アークエンジェルは生きているということは、わかっているわけです。そして、彼らが身を寄せる先は、アークエンジェルが今回の戦争では、オーブの中立思想の元に行動していると見られていると見ていいでしょう(23話、28話では、行動をともにしているカガリが、オーブ軍に説得を試みていたわけですし)。 それはすなわち、アークエンジェル追討命令が生きているということになりますから、散々、ザフトや連合の邪魔をしてきて、しかも、これからも、デュランダルの邪魔にしかならないアークエンジェルが寄るオーブを、謀反人を匿っているということで総攻撃するのはありえないことではないかと。
まあ、ついでにいうと、オーブは、中立であるがために、グローバルカンパニーとのつながりが深かったのではないか、と。なにしろ、立ち回り方には気をつけないといけないとはいえ、連合の商品やザフトの商品を仲介して、ザフトのいい品を連合に、連合のいい品をザフトに、という商売が出来るわけですから、このルートを使って。
これをロゴスが見逃すわけは無いですから、彼らの戦略拠点となっていても、おかしくはないわけです。
しかし、その読みがあるなら、カガリを結婚式から連れ出した時点で、発揮してろ!!と突っ込みたい気分です。
密かにエターナルやドムトルーパー入手して準備を整えるような人脈があるのなら、あの時点で、情報を入手して、的確な行動取れてもおかしくは無いと思うのですが(笑)

まさか、議長が、世界を掌握しようとした、後一歩というところで、ラクスが彼の本性を明らかにして、自分に世界の支持があつまるように画策しているから、戦場に乱入するのとか黙ってみていたとか?

ラクスだと、こういう話が冗談になるのではなく、本当にそう考えていてもおかしくは無いから、が怖いところだ。

などといってたら、ラクス達にとって、ユニウスセブン停戦条約は守る必要の無いもので(連合ザフトが結んでいるだけ)、争いが起こったときのための抑止力として、大事なもので、新型の核動力と、それ専用の機体を開発したとかいう話を、シンアスカ研究所の掲示板で目にして、斜め上を行く論理展開に目が点になりましたよ(汗)

そもそも、前の戦争の終盤のような、殲滅戦にならないように、核動力や、それを隠すためのミラージュコロイドが禁止されたのであって、それを無視しちゃいかんでしょ。それに、ラクス達が暴走しないと、誰が断言できるのだか。そもそも、この条約には、前にもいったように、領土戦は開戦以前にするという項目も盛り込まれている。
つまり、ラクス達がこの条約を無視して、核搭載のMSを使うということは、どこの勢力であろうとも、必然的に、立ち向かうために核を使った戦いをせざるをえなくなり、結果として、前作の戦争の終盤の再来を、いとも簡単に作り出し、そして、下手をすれば、世界の滅亡を呼び込むのだ。
デュランダルだけではなく、ラクス達も世界を殺す危険性は十分にある、いや、やり方がデュランダルよりも、ストレートな分(デュランダルは、時期を見て、上手いこと世界の人間に呼びかけて、その気にさせている)、ラクス達の方が、よほど、デュランダルよりも危険といえるのだ。
「DESTINY ASTRAY」では、南米が独立戦争をしていたときに、オーブも水面下で、独立を取り戻すための根回し(この時点で、ロゴスの介入が大きかったのではないかという気がする)をすすめられていた、とあるが、実際、南米では、独立戦争を先導していた切り裂きエドを倒し、完全に、独立の気運を叩き潰すまで、連合は諦めようとはしなかった。
それに、後に「ブレイクザワールド」事件の被害の救援ネットワーク構築を口実に、大西洋連合は、オーブや南米をはじめとする、中立国家を巻き込み同盟を締結しているように、決して、諦めてはいなかったのだ。
つまり、ユニウスセブン停戦条約が、名目上とはいえ、南米やオーブは、この恩恵を間違いなく受けているから、ラクス達と行動をともにしているカガリがいる時点で、オーブは、連合やザフトに責めてください、といっているようなものだということを指摘しておく。
新型核エンジン搭載の、ストライクフリーダム&インフィニットジャスティスの開発に関しては、カガリは知らなかったかもしれないが、傍から見れば、立派な共犯だし、知らなかったとはいえ、連合やザフトに、オーブを攻め入る口実を与えているのである。
おそらくは、ヘブンズベースを攻めた後、デュランダルがオーブを攻め様としたのには、こういた理由もあるのではないだろうか?
つまり、カガリ自身がオーブと縁を切り、1個人となって、キラ達と行動をともにするか、キラ達と縁を切らないと、オーブは再び、炎に包まれることになるのであるが、フリーダムを横にはべらせている時点で、これに気がつかないカガリは、為政者たる資格はないと断言できるだろう。
[PR]
by kwanp | 2005-07-03 02:30 | アニメ