2006年 07月 12日 ( 1 )

ある意味、予想通りというか・・・・

今回は、前々から言ってたようにカラーで、しかも、表紙もですが、

ハヤテが表紙だと、別の雑誌に見えてしまうのは、気のせいでしょうか・・・?

とまあ、今回のサブタイトルは、昔やってた、カローラのCMソングが元ネタですが、唐突ですね・・・。

来週あたり、ドナドナ執事コメディーとか入れたら、ナウな感じになると思いますが(笑)

表紙のほうは、ハヤテ以外は、マリアさんまでもが私服ですが、色々な意味で、17歳には見えません(汗)

ええっ、色気があると言う意味も、一応、ありますが。

でっ、ハヤテと西沢の出会いを描いた話ですが、そりゃ、こんな助けられ方をすれば、気になるのも、当然か・・・。

ちなみに、カラオケの回では、西沢の自転車は、普通のママチャリだったわけですが、壊れてたから、家族のを使ってたのでしょうかね?
あるいは、西沢弟あたりが勝手に持ち出して、いや、あのMTBが西沢弟ので、姉が勝手に持ち出したと言うほうが、理にかなっているか(笑)

しかも、彼女の場合は、下手すりゃ、命に関わっていたわけですからね。お嬢や、伊澄のときとか、桂妹とか、第一印象がすごく頼りになる相手と刷り込ませるのは、ハヤテは上手いんですよね。
ただ、それを継続すると言うか、そのイメージを維持し続けようとする手腕にかけるというか、ノウハウがないわけですが、これも、前にいった、夜逃げの連続に拠る、人間関係の断絶の繰り返しによるもので、最後まで、いいイメージを維持しようにも、維持しようがないという現実があるわけですし。
まあ、フォローをしようとしたら、借金取りに足取りを捕まれるわけですから、やりたくてもやれなかったという事情もあったのでしょうが・・・。
だから、マラソン大会でも、お嬢を金儲けに優先しようとしたり、桂妹あいてに、弱点を攻めるというえげつないまねをして、謝りもせずに、協力を求めると言う真似が出来るわけですから。
地下迷宮では、多少、マシになったように見えましたが、実質的には変わっていないことを、外泊のときに証明して見せたわけですが。
依然として、「自分の手で金を稼ぐこと、そして、それが出来る環境を維持しようとすること」が、ハヤテが持つ唯一のルールなのですが、前述している、夜逃げの連続に寄る人間関係の断絶で、その状況を最後まで維持するというノウハウは完全じゃあないわけでして、唯一のルールですら、ハヤテは不完全なのですよ。

ただ、このルールは、絶対に変えられないものではなくて、ハヤテ自身が、そのルールを守ることだけでは駄目だと気がつけば、変えることは出来るわけですがね。
そういうハヤテを中心にこの話は回っているわけですから、そういう意味でも、とことん、少年漫画的であるんですよ、このマンガは(デスノートとか、スラムダンクなどの方が、少女漫画的な作品だったりする)。
借金1億5千万円も、お嬢に肩代わりされた時点で、お嬢の機嫌次第で、どうにでもなるハードルになってしまったという事実も、それを裏付けているとの思います。

ハヤテの一言で、機嫌を損ねたお嬢が、プレゼントを借金にしてしまったわけですが、これはみかたを変えれば、お嬢の機嫌ひとつで、借金が帳消しになってもおかしくはないわけですから。
そして、その行動を促すのは、どういう形であれ、ハヤテが、お嬢の成長を促すであろうことは、作中を見ていれば、わかるわけですが、結果として、ハヤテ次第で、借金をどうにかすることが出来るわけですが、ただ、これをやるには、納得のいく描写を重ねていくのが必要があるのですが・・・・。

まあ、目次でいってるように、過去の自分に何かいうことで、海賊か、錬金術のマンガを書けということばです海賊はともかく、錬金術は、描いたとしても、畑センセの作風だと、ハガレンとの間には、決定的な違いがありますから、どちらかと言えば、武装錬金がいいところでしょうね・・・・。

まあ、話を戻しますが、ハヤテとの出会いを夢で再現していて、目がさめたわけですが、考えてみれば、これは、西沢視点ですから、美化が入っていてもおかしくはないんですよね。
そもそも、お嬢といい、桂妹と言い、ヒロインの間のズレが人一倍、大きい奴ですから、単に、西沢の危機を見て、助けようとして、飛び出したとは限らないわけで。
これも、ハヤテの認識と、西沢の認識の間に、大きな落差がある可能性は高いでしょう。

一方、ハヤテのほうはというと、マリアさんに、桂妹へのプレゼントを聞いていますが、自分で聞いておいて、「マリアさんでも」というのは、マリアさん17歳?ネタを意識しすぎな描き方ではないかという気はしますが。
この手のネタを強調するあまり、キャラにそぐわない発言が見受けられるのですよね。
こういうところで、「マリアさんでも」とか言う発言をさせてしまうあたりが、畑センセが天然と言うよりかは、あれこれ、計算しているなという印象を受けてしまうのですよね。
別に、計算して話を描くのは悪くはないんですが、そのイメージが強いと、たとえば、今回のような話や、バックステージの発言だと、受け止め方によっては、小手先の小細工で、読者のご機嫌とっている印象を与えかねませんしね。

で、マリアさんに、真意を問いただされると、ばつが悪くなって、買い物にいってきますと逃げ出すわけですが、そもそも、これは、逃げ出す必要はないのですよね。

桂妹は、お嬢の友達ですし、お嬢の選ぶプレゼントだと、桂妹の好みに合わないということもありますから、話のもっていき方しだいでは、お嬢の執事の仕事の範疇に入るはなしでもあるわけですから、マリアさんに相談するノア、さして、不自然ではないと思いますから。
それに、日ごろの世話になっているわけですから、そのお礼に、誕生日のプレゼントで、桂妹の気に入りそうなものを、とか、そういう事情を話すのに、不都合はないわけですが、この前の外泊のときに、報告をごまかしたりと、その場しのぎの行動に終始して、しかも、桂妹の家にとまたことを報告しておりませんからね。
桂妹に誕生日プレゼントを贈りたいということを説明すれば、或る程度詳しい事情を説明しないといけませんし。

でまあ、町に出たハヤテは、桂妹のプレゼントを探すわけですが、これって、仕事をサボっているのでは・・・・?

なかなかいいプレゼントが見つからなくて、女心がわからないと嘆くわけですが、ハヤテの場合は、これまでの言動もありますしね・・・。
桂妹がお人よしで、桂姉の言動で、或る程度免疫がついているから、許容されているわけで、そうでなかったら、普通は、一回は二回は、ハヤテは張り倒されてもおかしくはないですから。
プレゼントに気を使っても、そのあたりのことに気がつかないで、これからも似たような行動繰り返すのであれば、せっかくのプレゼントも意味がないと思うのですが・・・・。
女心以前の話のような気が・・・・・。

しかもばったり、街中で、西沢に会い、桂妹のプレゼントの相談に乗ってもらおうとするわけですが、そこへ現れる三人娘にカップル扱いされるわけですが、事情を話すと、誕生日の催促をされるハメに(笑)

しかし、桂妹の誕生日プレゼントのことでしたら、この三人に最初から相談すればいいわけですが、表面上の態度はともかく、美希あたりは好意的ではないでしょうしね。
ハヤテもひょっとしたら、本能的に、そういう感情を嗅ぎ取っているのかもしれませんが。
懐の痛まない方法でクリアすると言う方法を、最優先にしているというのもあるのでしょうけど。

しかし、このマンガの場合、「全員、ハヤテの愛人で・・」というのも、そのうち、そうなりかねないから、冗談に聞こえないのですが・・・。

ハヤテのクラスメートが現れたことで、居たたまれなくなって、還ろうとする西沢ですが、この三人が出てこなくても、結果的には大差がなかったような・・・。
何しろ、一度は告白を断った相手ですし、バレンタインディには抱きしめられてから、チョコを渡された相手に対して、これまでの経験から言うと、誤解を与えそうな言い方で、他の女の子の誕生日プレゼントを買うということを話すのは、配慮が足りないと思いますし(言った後で気がついても、同じこと)。天然のにぶチン発言で流すには、ハードルが高いですしね・・・・(汗)
要するに相変わらず、自分しか見えていないわけですが、今回は、結果的に三人娘とブレーキの故障したMTBに助けられたようなものだと思いますね。

MTBで走り去っていった西沢はと言うと、ブレーキが利かなくなって、しかも下り坂を走っているわけですが、体を張って止めたハヤテのおかげで、今回も事なきを得たわけですが、最初のときも、案外、こんな感じだったんでしょうね・・・・。

しかも、最初に出会ったときのことを切り出してくるあたり、ポイントは高いわけですが、これって、西沢弟とお嬢のときと、同じ光景ですよね、確か・・・。

ともあれ、今週のカラーページは、散々、書くのに時間をかけたみたいなことをいってたので、それを納得させるだけのことはあると思いしたが、本来なら、半年以上前に語られていたはずの話ですし、しかも、もろもろの事情が重なって、本来描く話とは別の話になってしまい、その話がファンの不評を買ってた話ですから、そんな事情が絡んでいる話を、読者の関心が高いエピソードとはいえ、そんなに時間のたっていない時期に、カラーにしているのって、描いている人間も、まったく平気と言うわけでもないですし、前に描きそびれた話を、大して、時間の経っていない間に、カラーで書くというのは、まるで、前に売りそびれた商品を高く売れるときに、急いで、高く売っているような印象を受けてしまうのですよね。もうちょっと、時間をおいても良かったような・・・。
そもそも、先週、今週は、あまり、期待はしていないと言うことを言いましたが、これまでにも、伊澄の「お嬢のヒーロー」宣言のように、前にかけなかったエピソードを、強引に、他のエピソードに割り込ませたりして、唐突感が強かったわけですし、今回のエピソードも、本来、考えていた、ストーリーの描き方というのがあったと思うわけですが、だからこそ、本来予定になかったエピソードをもぐりこませるときには、地下迷宮の伊澄のエピソードもあるので、より、今週の話は、慎重にやらないといけないと思うのですが、そのために割かないといけない労力を、カラーで描くために割いているわけですから。
先々週のバックステージから、それで、大変だと言うことも、さんざん言及されていたわけですから、大変だったのは明らかですし、カラーページは、力の入りようが、見てわかる代物でしたし。そこに、大きく再構成された話を持ってきても、それでしっくりいかないのは当然でしょう。
本来、労力を使わないといけない部分に労力を回せないわけですから。描きそびれた部分を、機会を見て、描くこと自体は、悪いことではないのですが・・・・・・。
読者が寄せる関心が高い話とはいえ、本来、考えていた話でよかったと思いますので、今週は、ちと、カラーだと言うので、欲を張りすぎた印象が強いですね。

しかし、ブレーキの壊れたMTBを受け止めるよりも、車に轢かれたり、虎と格闘したりということが日常茶飯事の運命のほうが、よっぽど、数奇のような気が(汗)

追記、私は見落としていたのだが、「執事ブームの生みの親」とかいうアオリが表紙にあったわけですが、これは饅頭屋の自称元祖、自称本家というのと大差ないでしょうね。
そもそも、一番、執事物らしく書いていた時期に、「数少ない女性ファン・・・」云々の発言が出ている時点で、執事モノとみなされていないわけですし、執事を出さないで、美少女キャラばっかり、クローズアップしている作品を執事目当てで見続ける人間が、少数派なのは、明らかですしね。
ちなみに、人気の某執事喫茶が出来たように、執事カフェを望む声が高いわけですが、ハヤテが火付け役ではなく、その一因となったのは、執事好きのラノベ作家・高殿円さんの発言に、多くのファンが賛同したことだったりするわけで、執事需要は確かに高いわけですが、ハヤテの人気とは、別物ですからね。

そもそも、読者の反応を、人一倍、気にする畑センセの作品で、内容との乖離が激しいアオリを使う自体、久米田氏の弟子と言うことで、或る程度は路線変更がおかしくないと思われていて、できるのかもしれませんが。
実際、作中の何気ない発言で、クレームがきたこともあったわけですし、ああいうコピーを使うということは、クレームがこないのがわかっているからでしょうね、手を出すのは安全なネタが多いですしね、畑センセの場合。
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by kwanp | 2006-07-12 10:44 | コミックス