2009年 03月 31日 ( 1 )

そいつは

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網創漠蓄 さんのウチの感想に対する記事ですが、いってること自体、言い方は違っても、ウチでも折に触れ、言及してきたことと一致することが多いのですが、言及しているような資質を持っていたとしても、ハヤテの場合はそれらの行動が自分のためでしかなく、回りの人間のことを、一切、考えいないで行動するから、相手にとって、優しく見える行動でも、そう見えるだけなので、自分が大切といったわけでして。

ハヤテの場合は、アテネとの思い出が一番、幸せだった記憶だと思いますが、両親には金儲けの道具としての価値しか、見られなくて、周りの子供は、ハヤテの両親や、彼らと一緒に居るハヤテを信用しない。まあ、ハヤテの両親がやっていることは警戒されてというか、信用されなくても、当然なのですが。
ハヤテには兄が居るようですから、兄のほうはまともっぽいけど、あの両親と比較して、マシという可能性もあるので断言は出来ないし。
ハヤテ自身を見て、ちゃんと必要としてくれたと思うので、ハヤテにとっては幸せな時間というか、記憶だったと思いますが、自らの手でぶち壊しにしてしまって、その上、二度とアテネに会うことが出来なくて、謝れず終い。

人によっては、こういう出来事は、大抵は自分のやった行動が原因ですから、なまじ、居心地がいいだけに自分の存在を全否定されたようなショックを受ける出来事になるものですし、そこから立ち直るのに時間が掛かることが少なくないのですからね。おまけに、自分を利用している両親のところに戻って、また一緒に暮らしていかざるをえないから、自分のやった行為がどういうことかを思い知らされてしまうわけですので、今の状況を良くしようというよりも、現状維持に走りやすいでしょうから。

さらにいうと、ハヤテは両親と夜逃げを繰り返していたわけですから、一つの人間関係を続けるということを、一番長く続けていたのが、両親で、その両親はハヤテを金蔓としか見ていなくて、利用価値が在るからいっしょに連れていたわけですから。まあ、この両親から逃げられなかったのか、それとも、過去のことがあるから、逃げてもいいことが在るとは限らない、もしくは、いいことにめぐり合えるとは思えないと思ってたのか、少しは自分の親に期待していたのか、一緒に居たわけですが、その両親が莫大な借金をこしらえて、逃げ出して、しかもバイト料から、学校の授業料から、全部、ハヤテから奪って、逃げていったわけですから、利用価値のありそうな人間を、相手の気持ちを考えずに可能な限り利用して、あげく、用済みになったら、切り捨てるという接し方を、一番見てきた可能性が高いですから。
それ以外の人間関係は、一時的なものが多かったと思うので、自分のやった行動が相手にどう思われるか、とまでは、アテネの一件で心に蓋をしているから、そこまでは考えていないし、夜逃げでリセットされるから、目をそむけやすい。あの両親の下で、まっとうに育っているというイメージを強調しているから、他者のマイナス感情が緩和されていると思いますし。

しかも、お嬢とであったときには、軟派してきた相手を追い払ったり、その上で寒そうにしているお嬢に上着を着せたり、その後で体を張って助け、狂言誘拐の時には「助けにこない」と決めて掛かったところへ、助けに着たりと、好印象を与えるタイミングに、期待を裏切らずに現れて、助けてくれてるので、好印象を与えていますが、

マラソン大会で、桂妹に対して、その弱点をついたあと、いつまでも、ここに居たら、殺されるというようなことを言って、トンズラしているように、自分のやったことを自覚していながら、地下迷宮のエピソードでは、その桂妹に助けを求めているのですが、謝りもせずに力を貸してもらおうとしているようなことをしているように、自分の事情はプッシュするけど、相手の事情や身上はかけらも考慮はしないし、考えようともしない。
まあ、桂妹が、桂姉にあれこれ迷惑かけられながらも、面倒見ているというようなことを知っているから、そういう相手になら、頼んでも大丈夫だろうという計算も在るのでしょうけど、頼みやすい人間に頼むにしても、自分が相手にやったことを忘れて、そういうことをしているわけですから、力を貸してもらうのに、相手のことを考えないで、頼みに言っているわけですから、目的を果たすために手段を選ばない、もしくは、心理的なタブーは存在しない。
まあ、こういう部分は、大事な人間のことを考えて、行動する場合、目的を果たすために最も効率的な手段をとるという行動にもつながるので、こういう部分が在ること自体は悪いことではないけど、ハヤテの場合は、自分の得しか考えないで、しかも、過去のことがあるので、その行動によって、誰かが辛い思いをしてもそれを見ない振りをして、躊躇なく、その選択肢を選ぶわけでして、その資質を活かしきれていないのですが。
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by kwanp | 2009-03-31 23:48 | コミックス