2009年 04月 27日 ( 1 )

結局は 1

次にやってきた電王の世界。士の格好は鳥打帽にコート(右手に砂時計、左手に懐中時計つきのかばん)という、夏海の言うところの探偵みたいなスタイルなわけですが、桜井もどきとの区別化か? 奴の格好、殆ど桜井だし。
この場合の探偵というのは、どう考えてもシャーロックホームズでしょうけど。鳥打帽を被ったシーンは劇中には無くて、芝居で役者がそういう格好をしたから、イメージが強くなったのだそうですが、只でさえ、日本じゃあ、帽子と言うのは、あの手のスーツ姿ではいつのまにか廃れちゃったし、シルクハットとかを被っても、士じゃあ、イメージに合わないようなところがあるからなあ・・・・・。

まあ、日本の場合だと、ホームズのイメージって、鳥打帽だし、平成ライダーはイメージ先行の傾向が強いから、そういう実状は考えないで、イメージというか、ビジュアル先行は、ある意味、電王といえば電王ですかねえ。
この作品、カブトで大ゴケして、自分の欲望のために戦うライダーが大っぴらにやれなくなったからか、表面上は、最弱とか、人のために戦うようなことを言ってるけど、今までノライダーと変っていないし。

士がデンライナーのパスとチケット。カード? 日付の入っていないチケットを見て、声を上げるユウスケ。ちなみに、電王では、チケットがカードダス化されていたのだが、これが、かなり集めるのに苦労するアイテムだったらしい。
元々、バンダイの自販機で買えるタイプのカードダスというのは、4000円ワンボックスで、それでその弾のカードは全てそろうような仕様になっているし、昔は、玩具屋とかでは、少し前のカードダスをプリズムカード一枚&ノーマルカードの20枚セットくらいで、売っていて、全部のプリズムカードをそろえた頃には、その弾のカードが全部そろうようになっていたわけですが、最近は、2ボックス、3ボックスでそろうのが当たり前みたいな仕様になっているのは、どうかと思うのだけど。
このそろえやすさみたいなのも、バンダイのカードダスの売りの一つだったのが、他のトレーディングカードと大差なくなっちゃってしまうのは、まずいのじゃないかと思いますが。
只でさえ、バンダイのカードって、その番組が終わったら、集める意欲にかけてしまうのが多いのに、そろえにくくしてしまうから、カードを集める人口が減ってしまってるんじゃないか、と思うのですが。

ガッシュのアニメ3年目の終わりごろなどは、コンプリートする場合は、大抵、トレードで集める人が主流で、それもカードが発売されたら、直後に、目ざとい人が、即座にコンプリートして、後は、なかなか、カードが集まらないというケースを見かけましたし。しかも、表示マークを変えて、これまでのカードを出すなんて、とんでもないことまでやってしまうし。しかも、ファウード編ラストの紫電の雷帝は実質、千年魔物編の魔物のカードが多かったという有様で、かなり、末期的ナ印象を受けたシリーズでしたからねえ・・・・・。

そろえにくいわ、賞味期限は短いわ、と言うようなことが目立つようになってきているので、そういう方向ばっかりやっていると、それこそ、ますます売れなくなってしまうんじゃないか、と思えてしまうのですが。

刻を越える列車に乗って旅をしろということだ、とチケットを見て、断言する士。平成ライダーに関する知識はそこそこある士はともかく、クウガの世界のユウスケは、刻を越える列車という話にちんぷんかんぷん。

っていうか、士も、電王の世界の知識があるなら、扉を出る前に説明しておいたら、いいのに、と思うのは私だけか?

どこで乗れるのですか、という夏海の問いに、そこまでは知らんという士。電車といえば、駅と相場が決まっているとかいうのですが、任意の扉に、ぞろ目になる時刻にパスをかざせば、という設定はあるにしても、作中じゃあ、どんどん、その設定は忘れ去られていってた記憶がありましたしね。

って、描いている本人(電王メイン脚本)が、そんなこといって、どうするの。そりゃ、形骸化しちゃってたけどさ。

そこへ、謎の球体(勇者シリーズとかで、エクスカイザーや、ファイバードなどのエネルギー生命体が現地のメカに乗り移る前の状態みたいなアレ)が飛んできて、士に乗り移り、時計が紅くなって、いきなり、人格が豹変して、声が関俊彦さんに変った士。ハイ、説明するまでもなく、モモタロスに憑依された状態です。
近くにいた駅員っぽい人に「出て来いよ」とつかみかかる。引きずり出してやろうか、という士の言葉に、「ハナがきくな」と正体を現すイマジン。
パスを取り出し、電王ソードフォームへと変身する。

って、ディケイドライバーを持っている士に憑依しているのだから、間違えて、ディケイドライバーを出すというようなシーンを入れても、良かったのじゃないか、と思うけど。もともと、コメディ主体の作品なのだし。

あれがこの世界の仮面ライダー? と驚くユウスケ。いや、だから、解説役になって驚いていないで、変身しろよ、ユウスケ・・・・・。

ちなみに、電王世界は、オリジナルと同じ、ということですが、刻の列車を行き来するということで、他の世界と違って、改変の影響をそれほど大きくは受けていないということでしょうか?

デンガッシャーで、イマジンを滅多切りにする電王。近くにあった時計が9時26分を指している。
必殺技でチャージして、剣先を飛ばし、縦一文字に両断して倒すソードフォーム。倒した後で、つまんねえ!とかんしゃくを起こして、どっかにいこうとして、それを慌てて追いかけるユウスケたち。「どうしたんだよ、おかしいよ、お前」というユウスケですが、表面上がクールっぽく見えているか、粗暴な態度を見せているかの違いがあるだけで、大して、変らないと思うのだが・・・・。

変です、とにかく正気に戻さないと、というけど、いつものあれも、十分に正気じゃないと思うのですが。
笑いのツボを突いて、それによって、モモタロスが離れるわけですが、お前、いつもハナに殴られているんじゃないのか? 殴られるのと、ツボを突かれると言うのは勝手が違うのかねえ。

よくやったという士。都合のいいときだけ、夏海の笑いのツボを利用するわけね・・・・。

士から離れたイマジンを見て、驚くユウスケ。人に憑依しないと、実体を保てないらしいとイマジンのことを説明する士。そういえば、Tvシリーズ終了後の劇場版とかでは、イマジンが相手と契約した描写を見ていないのだが、分岐点をどうにかしたことによって、契約という手順を踏まなくても良くなった、ということか?
っていうか、他人のことお構い無しに憑依するって、結構、はた迷惑なことをやっているよなあ・・・・・。

しかも、士はもう一度、憑依しようとするモモタロスに対して、ユウスケに憑依させるわけだが、
モモタロスたちとどう違うって言うんだ?っていうか、前回のラストの板についてきたコンビぶりはなんだったのか、と少し哀しくなるけど・・・。

モヒカンチックに髪を逆立てたすがたになってしまうユウスケ。夏海は、ユウスケがおかしくなっちゃったと悲しむわけですが、あんた、悲しんでいるというより、笑いをこらえていない?

キャラの立ち位置的には、ユウスケもモモタロスも、ある意味、大差ないから、話の処置としては、間違ってはいないのだけど、自分の身代わりに仲間を憑依させるって、身勝手ぶりは変っていないような・・・・。

取り付かれるとこうなるとか、女の子の頭つかんで、モモタロスに憑依されたユウスケを見せたりとか、小林女史の目には、ロクでもない男のように見えているみたいですね、士は。実際、そうだけど。
士に殴りかかるモモタロスだが、あっさりとかわされてしまう有様。しかも荒れていると指摘される。

お茶でもしないか、とモモタロスから情報を聞き出そうとする士の言葉に聞く耳をもたないモモタロス。しかし、ケーキをつけるという言葉にあっさりと、承諾して、光が作った巨大プリンを何倍も食べるわけですが、イマジン好みのお茶って、味覚的にとんでもなかったはずでは(汗)

プリンを何皿も食べているモモタロスの話によると、数日前から、実体が保てなくなってしまったということで、人から人へ乗り移っていたということで、その話を整理して、モモタロスのことを人魂という夏海。
人魂って言うな、と怒るモモタロス。いや、傍から見たら、そうにしか見えないけどね。

もとはどういう姿だったんだ、と尋ねる士に、なんだか、もう思い出せねえよ、俺は俺を失ったと逆切れをするモモタロス。
モモタロスの姿は電王の主人公のイメージが作り上げた姿で、そのつながりが失われていくわけですから、普通だったら、絆が失われていく、という風になると思いますが、主人公は自分や、自分の周囲のことだけしか考えないで行動するし、ハナが首根っこ抑えていて、なんとかなってたけど、いつのまにか、イマジンたちとナあなあな関係になっていたわけだから、あんまり、説得力ないだろうし。

そもそも、自分が実体を失って、体から体を渡り歩いている時点で、生き延びるために仕方ないとは言え、人の体を断りもなしに憑依して、暴れているわけだから、俺は俺を失った、とかいって、状況に浸っているけど、やってることは十分にロクでもないわけだからなあ・・・・。

そのモモタロスを撮る士。言ってるせりふは、哀しげなのだけど、やってることは、実体を無くしたということを差し引いても、人の体勝手に憑依して、自分の状況嘆いているだけなので、被害者とばかりはいえないし。そんなシーンに、何か感じて、写真とっても、ロクでもない奴同士が共感しているだけにしかならないのですけどね・・・・。

っていうか、何で、モモタロスだけ、みんなとはぐれて、行動しているのか? それに、ウラタロスたちは、全然、探していないみたいだけど、この異変をどうにかしたら、モモタロスも元に戻るから、そっちを優先しているということなのか?
にしても、ハナも探すくらいはしてあげれば、いいのに。

あっちこっちにいるモグラのイマジンが悪いとか言い出すモモタロス。何で分かるのですか、と突っ込みを入れる夏海(いや、ほかにも突っ込みどころはあると思うのだけど、モモの言動とか)。
勘だ、とたいした根拠がないのをごまかしてから、飛び出すモモタロス。光が作ったプリンは食べず終い。

飛び出したモモタロスを追いかける士と夏海。しかし、士はユウスケを貸しておいてやればいい、減るもんじゃないしと、思いっきり他人事。自分の身にふりかからなければ、他人はどうなってもいい、ということを平然と口にしているわけで、実際、全然、初期から変わってはいないのですよね、彼。
ユウスケが横でフォローしているから、話がマシに見えているだけで。

最初にイマジンと闘ったときにもあった時計が11時を指す。

脳細胞とかが減ったらどうするという夏海に、士は、「そりゃ、やばいな、アレ以上減ったら、大変だ」というのですが、士よりかは、まだ、マシだろ。
何で探しているんですか、と怒る夏海に、パスとチケットを見せて、デンライナーを探していると答える士。

相変わらず、目的のことしか見えていないけど、アギトノ世界で用意されたヒントに比べると、若干、ヒントがパスと何も描かれていないチケットだけ、というのは、難易度が減ったということなのだろうけど、目的のことしか見えていないで、それ以外のことはどうでもいい士というのは、あながち、描写としては、間違ってはいないのですよね、というか、イマジン相手にためをはれる身勝手なメンタリティをありのままに描かれている主人公って、どうなのだ、と思いますが・・・・・。

小林さんの電王も、井上氏のキバも成長度合いからいったら、士のこといえませんけどね。
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by kwanp | 2009-04-27 00:04 | 特撮