2009年 04月 30日 ( 1 )

ともあれ・・・・・・

ともあれ、電王の世界では、オリジナルの登場人物たちが、出張ってきているのですが、

劇場版の宣伝というのはさておき(電王本編に比べたら、まだ、本編に対する被害はビビたるものだろうし)、龍騎と同じで特異点という前提条件はあるものの、IF電王がいくらでも生まれる可能性のある話だからなあ。
もっとも、龍騎の場合は、どのモンスターと契約しても、餌を与え続けている限りは、従ってくれているわけだから、ライダーたちの主義主張に変化はないと思うけど、電王の場合は、モモタロスたちだって、主人公に対する好感度が上がっているというだけの話で、今回の話を見れば分かるように、自分の欲望のためだけに行動しているという意味では、序盤から大した変化は起きていない。
IF電王を書くという事は、ある意味、それにまつわる物語を新しく書き起こすくらいの手間隙を必要とするのではないか、と思えてしまうのだ。
だからこそ、デネブがストライク電王に憑依するという、主人公がデネブと契約していた状態にしたのかもしれませんが。

まあ、会川氏だったら、あるいは、IF電王の物語を書いていたのかもしれませんけど、タイムワープという一番、IF要素が大きいのに、オリジナルのまま、ということは、刻の運行を守る列車をアジトにしているということもあるのでしょうけど、電王の世界で、人の記憶によって、歴史を塗り替えるというやり方を応用している可能性もありそうですね。意外と当事者たちにも、そうかもと認識させるのって、やり方によっては難しくはないわけだし。

でまあ、今のところ、電王編では、モモタロス達イマジンと、ハナ、オーナー、ナオミというように、オリジナルのメンバーがでていて、電王主人公、桜井は出ていなくて、士やユウスケに憑依して変身するわけですが、基本的な設定では、電王は特異点しか変身できなかったのではないか?ということです。
ハナも特異点だったのに、どういうわけか、変身しなかったわけで、これは、許容量の問題で、オーナーもイマジンっぽいから、彼と契約した時点で、彼女の許容量が余裕がなくなってしまったということか、あるいは、その時代を守るのは、その時代の人間であるということ。これは、ガオウの時は事故にあった故にあっちこっちの時代を行き来しているわけですし、幽霊列車のことがあったから、それを追いかけて、ということですが、主人公の孫の幸太郎を新しい電王にしていることから、この理由も怪しくなるわけですが、幽霊列車が時間を破壊しようとしていることに対処するために電王にしたらしいので、このあたりにも理由はありそうですが、今回の劇場版「超電王」にも登場するということですが、理由はどういうことになっているのでしょうかね?

ともあれ、特異点でなければ電王になれないわけですが、TV版ラストから、妙な現象が見られるように為ります。
キンタロスやウラタロスたちが、直接、ベルトを装着して、電王に変身することです。実体化はともかく、特異点でなければ、変身できないのに、変身してしまっているわけで、さらば、電王では、ライナーフォーム、ソードフォーム、ロッドフォーム、アックスフォーム、ガンフォーム、ウイングフォ-ムと、主人公の孫が変身するストライクフォーム、桜井が変身するゼロノスゼロフォームの二人を除いても、主人公にイマジンが憑依するタイプの電王の全てのフォームが勢ぞろいする光景が描かれています。
特異点と契約したイマジンは一蓮托生になるから、それで変身できるのでしょうか? 
他にも、ガオウ、ネガタロスと奪ったパスで変身したキャラが存在する上に、詳しいことは分かってはいません。想像するとすれば、ガオウはマスターパスを使っているのと、刻の列車ばかりを狙う強盗団ですから、いくつもの刻の列車を襲撃していて、パスを奪ったりしていることを繰り返したりしているうちに、その仕組みに詳しくなって、不正規なやり方でも、変身することが出来るようになったのではないかと。オーナーからマスターパスを奪って、ガオウに変身できたのもそのせいかもしれません。ネガタロスは悪の組織(仮)というような組織を作ることに拘っていたことから、一匹狼で、似たようなことをしていて、ベルトやパスを使う術を覚えたのかもしれません。
すくなくとも、強盗団というからには、彼ら強奪したものを買い取ったりするルートは存在するはずです。ぽっと出の連中ならともかく、ガオウたちは名が売れている存在のようですし。長谷川裕一さんのクロノアイズでは、グランサーと呼ばれるクロノアイズ崩れの人間が、クロノアイズの横流し品を装備として使っていたという描写も出てくるように、刻の列車のメカニズムに関しても、解析する人間がいる可能性はあるのではないかと。
オーナーもコロコロ方針を変えていたわけだから、刻の運行に関して、厳密に接していたわけではない。それに警視庁とかに出向しているときの姿は、事なかれ主義の性格が強いわけだし(笑)。しかも、ガオウ事件の後で、ウラタロス、キンタロス、リュウタロスは、消滅の危機に陥りかけたわけで、別の時間軸から、主人公を連れてきて、という手は使えない。ガオウのようなケースが起きたときに、イマジンたちを用心棒がわりにこき使うつもりで、主人公と契約しているイマジンでも変身できるように調整した可能性はありそうです。
デネブは、もしものときのためにゼロノスのカードを残していたわけですが、この裏技をTV版終了時に知って、ゼロノスベルトに施していた可能性はありそうですし(デネブ自身の性格からすると、裏技を駆使するというような知恵が回るタイプには見えないし。生活のやりくりには、頭は回るのかもしれないけど)。

ただまあ、作中では、士やユウスケが変身しているわけですが、ディケイドやユウスケに関しては、特異点、もしくは、それに順ずる存在ではないか、という可能性がでてきます。
というのも、クウガでは、クウガと警察は連携をとっていたわけですし、クウガのことを大っぴらに公表するわけにも行かないから、マスコミに対する情報管理は行われていたはずです。詳しい事実を知っていたのは、一部の刑事とかえらいさんくらいでしょうし、一般の警察官や他の刑事、マスコミなどといった、関係者以外の人間が、噂を膨らませる余地は大いにありえると思いますし。
キバの世界では、人とファンガイアの共存。龍騎の世界ではライダー裁判という形で、世間に公認されている。ブレイドの世界では、政府機関のひとつですし、まさか、ブレイドたちライダーの情報をすべて、世間に公表しているわけではないでしょうし、政府の情報操作は何らかの形で行われていると思います。オリジナルのブレイドでも、天王寺が仮面ライダーのことを記事にしないようにマスコミに圧力をかけていたというような描写がなされておりましたし。とはいえ、虎太郎という出版社を止めた一個人が、仮面ライダーn戦いの現場をかぎつけて、その戦いを目撃したり、剣崎に接触できるあたり、一般人が、その情報を入手できる余地というのはあるわけですから、仮面ライダーに関する憶測はいくらでも、出てきそうな下地はたくさんありそうですからね。
ファイズの世界では、ケータイやネットを通じて、オルフェノクの噂が流れているし、アギトノ世界では、アンノウンの存在こそ、まだ知れ渡ってはいませんでしたが、グロンギがいまだ健在で、それに対抗するためにG-3が作られていて、ショウイチの失踪がきっかけで、よリ強力なG-3XやG-4を作り出すなど、八代がマスコミに叩かれていたようになんらかの形で、ライダーや、それを取り巻く存在が世間や多くの人に公認されている状況が作中で語られているわけですから、人が記憶で歴史が形作られるという設定に乗っ取るのであれば、人の記憶というのは、同時に移ろいやすいわけだから、それを利用して、多くの人間、さらにいうなら当事者にも、別の可能性のライダーの世界を認識させて、世界を作り変えるというのは、何らかの手段を使ってか、それを可能にしたということが考えられます。
まあ、同じ小林さんの龍騎ではライダー裁判という形で、弁護士や検事、事件の関係者がライダーになって、勝ち残った相手、の主張が通るということだけど、見方を変えれば、これって、ライダーになる人間が変っても、龍騎は龍騎、ナイトはナイトというように(シザースのように、同じデッキで戦い続けているライダーもいるらしいけど)、中身の人間が変っても、ライダーというか、その変身装置は同じですし、キバは王の鎧、ブレイドはBOARDのエースが装着するカテゴリーエースを使った変身装置、ファイズや他のライダーズギアは、オルフェノクに対抗するために開発されたというように、ディケイドにおける、ライダーは、どの世界も誰がなっても大丈夫なように設定されているということです。考えれば考えるほど、ディケイドにおけるライダーって、ヒーロー否定の考え方に基づいていますよね。
ライダーに変身する人間ではなく、ライダーという存在そのものが特異点として、設定されていて、都市伝説と同じように、いくつもの噂のバージョンや、その細部も異なってくるというように、変身する人間や、それを取り巻く環境、その戦いの過程が異なっているということなのでしょうかね? しかも士は九つの世界の仮面ライダーに変身できるディケイドライバーの装着者(このことから、士自身に、ディケイドライバー装着の資格が存在する可能性アリ)で、ユウスケは、アマダムを体の中で融合しています。特異点=仮面ライダークウガ=ユウスケ=特異点ということで、ユウスケが電王に変身できるのではないでしょうか?
逆にいえば、仮面ライダーに為りさえすれば、誰でも特異点になることが出来るわけです。ただまあ、気になるのは、今回のエピソードでは、モモタロスが人から人へと憑依してきたということを語っていて、その間に変身したかどうかで、話が違ってきてしまうのですが。場合によっては特異点と契約したイマジンに表意されている間は、変身できるということになってしまいますしね。
ただ、電王主人公が今回の話でも、異変の影響を受けて、子供になったりしているわけですが(佐藤健さんのスケジュールの関係というつっこみはさておき)、ディケイドの世界の仮面ライダー=特異点的な存在というような前提が、電王の世界にも侵食していっているから、特異点が電王に変身できるという原則が、仮面ライダーに変身した人間が特異点てきな感じにルールを変えられていって、憑依された夏海が変身できるのかもしれませんが。
ただ、夏海や光もディケイドに大きな関係があるとみられているので、特異点的ナ扱いを受けている可能性はあるでしょうけど。

電王では、ハナがイマジンたちによって、失われた時間の中で、特異点ゆえに生き残った人間ということが語られており、桜井もどきの目的であろうと推測できるライダーシステムの開発も、特異点になって、その力を手に入れることも目的の一つという可能性が出てきます。

電王世界の刻の運行を元にした世界の改変を行っているか、行われているかにしても、特異点なら、大丈夫だけど、そうでない人間が、そのシステムを知っていたとしたら、忘れ去られた人間は刻の列車に乗って、誰かが思い出すまでさまよい続けることになるわけだし、そういう不安定な運命から逃れるために、特異点の力を手に入れようと目論んで、特異点になる方法を模索しようとしているのではないか、

しかも、いく世界、行く世界で魔王と言われて、その世界のライダーたちから目の敵にされているディケイド。
しかも、その魔王は夏海の夢の中では、全てのライダーを一度に敵にまわして、蹴散らしていたわけですが、そういう存在に対して、少なくともライダーたちは、魔王ということで認識しているわけですし、それが強大であればあるほど、その存在感は強いものになっていくわけですからねえ。しかもその正体が何者であろうとも、倒すべき敵でしかない相手のことを、よく知ろう、あるいは、自分たちと同じ人間であるというように考えるのは、大抵は、一部の人間でしかないわけだから、逆にいえば、魔王の正体が変っていても、誰も気にしないわけです。
ましてや、魔王として君臨した後などは特に。

つまり、桜井もどきの考えている目的って、ディケイドの魔王としてのイメージを振りまかせて、ディケイドとディエンドを戦わせて、共倒れにして、己がディケイドに成り代わるということなのかもしれませんね。

誰からも魔王と呼ばれる存在になるということは、言ってみれば、その存在は、だれからも認識されているということになるわけですからね。まあ、普通なら、勇者という存在になることで認識されることを選ぶのではないか、と言われそうですが、魔王を倒す存在は、新たな魔王に他ならないし、魔王なきあとの勇者の末路は、大抵、その力を恐れたものたちによって、排除されてしまうことが多い。皆が好きだから、とか人に失望するとか、理由はさまざまですが、勇者とかは戦いの後に姿を消して、人々と距離をとるケースが多くなり、いつしか、その存在が忘れ去られてしまうか、一部の人々に覚えられているか、ということになるのが多いわけで、それだと、不安定なことには代わりがない。
つまり、生き残る手段として、考えるのであれば、最初から、誰もが、その名前を知っている魔王として君臨した方がいいということになるわけです、生き残るのであれば。

だからこそ、士のような、自分が一番じゃないと気がすまなかったり、自分の価値観を追い求めて、それ以外の人の価値観を省みない海東のような人間がライダーシステムを手にしている理由にも、ある程度の納得がいきますよね。魔王として君臨するための実験台なわけですから。

ただの人間が代償もなく魔王になるというのは、英雄も誰にでもなれるけど、英雄というのは、力があるのはもちろんだけど、その生き様がヒーローたら占めている部分もあると思うわけで、常人がなれないとはいわないけど、なるには、やはり、代償はでかいといわざるをえません。ディケイドで、敵として出てくるものは、ヒーローを否定するもの達であり、魔王がいくつもの世界をクリアしてきたのは、ユウスケの助けによる分がでかいわけですから、魔王の心を変える存在、言ってみれば、伝説を塗り替える存在になるのがユウスケということになるのでしょうか?
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by kwanp | 2009-04-30 21:43 | 特撮