2017年 11月 22日 ( 1 )

少女マンガの描き方 93

月刊少女野崎くん 第93号感想

今日から修学旅行です。

新幹線の中。
・・・というわけで、各自、今回の旅行の目標を立てろってさ。しおりの裏に書いてー、
と黒髪ロングの佐倉の友人。

皆私服。
制服で行く所もあるようですが、進学校とかで高いホテルとかに泊まる場合、向こうが、制服とかジャージでホテルをうろつかれるのを嫌がることもあるようなので、そのあたりが理由でしょうか?

そういえば、俺様でも修学旅行は私服でしたが、あれはどっちかというと、もめごとが起こったときにどこの学校か、特定されないためのものだったのかも・・・。

目標かー。じゃあ、私は、
「お母さんへのお土産忘れないように!」にしよーっと! おシャレな扇子が欲しいってー、と向かい側に座るリコ (仮)。
それ、後で先生に提出するんだからね。もっと真面目に書いた方が・・・、と黒髪ロングの子。

黒髪ロングの子、このグループだと突っ込み要員ですが、常識人枠だからと言って、まともとは限らないのですよね、あくまでそう見えるというだけの話でしかありませんから。

ダストボックスでも、マネージャーを雇おうか、という話になっていますが、あそこの連中の手綱をとれるマネージャーtって、よっぽど、人ができてるか、梅木みたいな苦労人体質か、よっぽどアレな人間か、ですが、来るとしたら東田みたいな連中か・・・。

私は
「早寝早起き」・・・、・・・は無理そうだから、「朝飯の10分前に起こして下さい」・・・と、と隣の結月。

それは私らに言えよ。先生は起こさねぇよ、黒髪ロングの子。

それでも、なかなか起きなそう・・・・。

じゃあ、私は「野崎くんの私服姿を全種隠し撮りすること!」にするよ!!!と佐倉。

それは私らにも言うんじゃない。心にそっと秘めとけ、と黒髪ロングの子。

俺様ティーチャーでは、会長に言われて、忍者が修学旅行で写真を撮りまくっていましたから、これも佐倉がとる行動としては、おおありでしょうねえ。しかし、今となっては。自分の意思でカメラをパシャパシャ撮っていそう、バレンタイン企画で野崎たちとニアミスしたときの日光みたいに。

座っている位置としては、


通 黒髪 結月 窓
路 
  佐倉 リコ(仮) 



大体、あいつの私服姿なんか見て、どうすんのよ。オシャレなの?と黒髪ロングの子。

はあ!!? ちょっと皆、本当に女子高生なの!!?とが我が耳を疑う。 

あのお…、それを言ったら、恋する女子高生すべてが、好きな子を追いかけまわすストーカー同然の存在みたいに聞こえてしまうような・・・・。

こういうのは非日常感がいいんじゃない(はあと)普段は制服姿の野崎くん。でも、今日は私服姿で特別な感じ・・・(はあと) と力説する佐倉。

でも、あと2年もしたら、皆私服になるしな、大学とかで・・・、と結月。
え!?と佐倉。

そう考えると、別にレアでもないわよね、うちの高校ほぼ進学だし、と黒髪ロングの子。

え!?と佐倉。


逆に言えば、と結月。

あと少ししか着られない制服姿の方が、長い目で見たらレアなんじゃないか?と結月。

「!!!」
今すぐ、学校に戻らなきゃ・・・!!!と佐倉。


まあ、理屈でいえば、その通りですし、それが学ラン、セーラー服なら、なおレア率高しですが、高校生の私服と大学生以降の私服って、一緒の人もいますが、イメージ変わる人は変わりますからね。
貴重なことには変わりない。それに、野崎は恋しよを卒業後も描き続けていたら、ひょっとすると、高校卒業後も、佐倉巻き込んで制服着ていそうではあるし。

って、あぶない!!! 流される所だった!!! 違うんだよ!!! 私は今!!! 野崎くんの私服が見たいの!!!と佐倉。

でもさぁ、どうせ、野崎の私服って、シャツにジーンズでしょ? ジャージと変わりないって、とリコ(仮)。

いやいやいや、辰巳狛江みたいに、道着四六時中着ているのとかいま・・・・、って、極端すぎるとしても、ヒイロユイみたいに、下着姿で四六時中行動していたり、銀さんやリンネのように、ジャージが普段着という主人公もいるから、シャツにジーンズというだけでも、かなりマシではあるような・・・。

ただ、これらの恰好はフィクションの物語ではあるけど、作中の中で、その恰好を着て、堂々とふるまっているので、こういうのもありなのだな、と思わせているのも確かで、何を着るのがかっこいいのではなく、何を着てもかっこいいと思わせることも大事なのでしょう。

そういえば、CDドラマ野崎の安元さんが出演している鬼灯の冷徹でも、コラボカフェ企画があるので、安元さんはカフェのマスターという印象がありますな。

しかしCDドラマ佐倉がウェイトレスとして、Cdドラマ野崎の店で働くのはヤバい気はします。
なにせ、中の人が三者三葉で、葉山姉を演じていたので、彼女の妙な料理みたいなことをされるのは、ねぇ?

まあ、私服姿が珍しくなくなるとはいっても、こういう旅先での格好と普段の格好が違うなんてのもよくある話で、普段は漫画を描いているのに支障ない格好をしている、時々、高い服とかを着て、それを汚さないようにとかいうようなプレッシャーを己にかけるタイプもいるので、これまたケースバイケースとしか言いようがない話ではありますが。
そういう格好と旅先での格好は全然違うので、新鮮だと思いますが。

野崎の私服は、ギャルゲ回(第八号)、自虐ギャグ回 (第12号) 第20号のパジャマ、35号、雨宿り回、第55号、番外編野崎家、91号のゆかりの同僚のキャバ嬢姿・・・、は僚介の勘違いで、ある意味仕事着なので除外した方がいいか。

自宅で漫画を描いているときでも、制服姿が多いので、私服姿は数えるほどしかなかったりします。


ちなみに、女子にはでかくて邪魔、と思われているという設定は、4巻のプロフィール(14年一月発売)で書かれていたのが最初でしたが、それ以前に発表された内容では、結月が最初に出てきた話で、それっぽいことを言及していたくらいで、それ以外はほとんど言及されていなかったので、あれでそういう設定があったのか、と初めて知った感があります。
俺様ティーチャーでも、歌音編で、女子クラスの不審な噂の真相について、看破するも、忍者の言う事だから、と誰も相手にしてくれなかった、ということがありましたし、忍者や結月のいうことがたとえ本当だったにしても、日ごろの言動もあって、それを素直に信じにくい、みたいなものはあると思いますからね。それもあってか、バレンタインの時に、不用意な一言で義理チョコなしの憂き目にあってるようなことや普段のデリカシーのない発言もあって、一応、描写としては、そこそこ積み重ねがあるものの、それでも、そういう印象持ちにくいところはありますね。

逆に描写が少ないことでも、しょっちゅう、それをやってるかのようにイメージを持たれることも結構あるんですが、星一徹のちゃぶ台返しとか、ローゼンメイデンの真紅がだわだわ言ってるとか、トッキュウジャーのトカッチの名のりの時の一言の回数が意外と少ないとかね。


まあ、リコ(仮)もリコ(仮)で、自分がそう言ってる相手が、夢野咲子だとは思ってもみない、とかいう落ちもあるのでしょうけど。

なっ、と佐倉。

そこに・・・、

あれ・・・? 野崎だ、と気が付く黒髪ロングの子。

カメラを手に持ち、社内を見て回っている野崎。リコ (仮)が言ってるようなシャツにジーンズ、パーカー姿。

野崎くんをなんだと思ってるの!!? 家にファッション誌だって、山ほどあるんだからね!!! 修学旅行って言ったら、オシャレしてくるにきまってるじゃない!!!と野崎がいるのに気が付かないで反論する佐倉。


ファッション誌を持っているのと、持っている人間がファッションセンスあるかどうかは、別の話ですから(汗
学園ものやっているわけですから、若者のファッションとかはある程度抑えておかないと、という考えもありといえばありですからね。

理系キャラだったら、白衣で誤魔化すとかいう手もあるんですが。

フードをかぶって、自分だとばれないようにしたつもりの野崎。

なぜかその後、野崎くんには全然会えませんでした。

それは会えないよなあ(汗

初日から・・・・っ、初日から目標が達成できないなんて・・・!!!と慟哭する佐倉。

いいから、さっさと行くわよ。今日はクラス行動なんだから・・・・、と黒髪ロングの子。

そういえば、野崎ってB組だから、並ぶ位置によっては近くにいられそうだよね、とA組の最後尾とB組の先頭を思い浮かべながら、リコ(仮)


それだ!!!と食いつく佐倉だが・・・、


・・・・・・・・・・


それではこれから解説して回りますので、身長の低い人は前に、身長の高い人は後ろに並んでくださいねー、とA組のバスのバスガイドさん。


A組戦闘の佐倉、B組先頭の野崎。

勝負に敗れ、涙を流す佐倉。


まあ、身長の差でそうなりますよね。

クラスが野崎がA、佐倉がBだったら、チャンスがあったのに(汗

一方、その頃野崎

なんてことだ・・・。修学旅行って、オシャレするものだったのか・・・。ということは皆、今日は勝負服を着ているという事・・・・!!?


つまり見渡す限り、リアル高校生のちょっと背伸びした服であふれているという事だな!!! 資料になるー!!!と嬉々としてカメラを構える野崎。


まあ、友人とかクラスメイトとかは大丈夫だろうけど、学校によっては、うるさいだろうし、人にもよりますが、ホイホイホイホイ撮るのは難しそう(汗

特に野崎はでかくて邪魔、みたいに女子に思われているわけだから、目立つのが確かなので、写真撮ってて、気が付かれないなんてことはないわけですからね。勝手に取られるのが嫌って人もいるでしょうし。

そういう目で見てくんのやめろ!!! そして、こっちにカメラ向けんな!!!と手で顔を隠して言う御子柴。


っていうか、今の話だと、お前が焦る流れじゃねぇの・・? 「俺だけ気の抜けた服で来ちゃった・・・!!!」みたいな・・・、と指摘する御子柴。

そうだ!!!御子柴にオシャレについて聞きに来たんだった!!!と本来の目的を思い出す野崎。

ちょっとの手間で、必死にオシャレしてる感を醸し出すにはどうしたらいい・・・? できれば3日くらい悩んで決めた感じの・・・、と野崎。


野崎の場合、付け焼刃感はどうやっても出そうなので、そこまで意識しなくても大丈夫っぽいような。ちなみに、野崎が一番気合を入れてめかしこんでたのは、自虐ギャグ回の剣との打ち合わせの時。

剣のことはすごい尊敬していて、彼女以上みたいな存在なので、当然といえば、当然ですが。

佐倉が気合を入れてめかしこんだ野崎を見たいのであれば、剣以上の存在になるか、剣同伴の場に居合わせることでしょうが、佐倉には好きな相手がいると思い込んでる現状では、ハードルの高い話ですし。

お前のオシャレ間違ってるよ・・・・、と御子柴。

そこへ、
簡単にオシャレしたいなら、小物とか付ければいいんじゃない? アクセサリー的な・・、とアドバイスする鹿島。

なるほど!!! アクセサリー!!!と野崎。

でも、そういうの持ってんの、お前? 大丈夫か?と御子柴。


金ならあるからな、現地調達だ、と野崎。


お・・、おお・・・!!! 働いている男っぽくて、格好良いな、こいつ・・・!!!と御子柴。

・・・・・というわけで、とりあえずブレスレットとドッグタグを入手してきたわけだが・・・・、と袋から、買ってきたくだんのアイテムを取り出して、どうだろうか!!!と開運数珠(ブレスレット)と安産お守り(ドッグタグ)を身に着けて尋ねる野崎。

そういや現地(ここ)寺だったぜ!!! くそだせぇ!!!と御子柴。

修学旅行で見て回れるような大きな寺だと、お札とかお売ってる販売所はありますし、寺や神社によっては、入り口の前に土産物屋が軒を連ねている場所もありますからね。

仏教学校なら、ありかも。というか、数珠を買うにしても、寺に売っているかはともかく、木製の白いタイプを買って、使っているうちに黒くなっていったりすれば、使いこなしている感が出て、それはそれでかっこいいと思うのですよね。

オシャレな服やアクセサリーを持っているからすごいんじゃなくて、自分思っている服やアイテムを使いこなすことが大事なのですが、ここ数か月何度も言ってますが、野崎は知識だけは多いタイプのオタク作家なのですが、この手のタイプは知識を使いこなせているとはいいがたい人がほとんどだったりします。

寺ごとに売ってるアイテムをコレクションする人とかいそうですし、場所にもよりますが、寺や神社だと、土産物屋とか、屋台とかでアクセサリー売ってる場合もありますからねえ。そういうのって、食べ物とかが有名な場合が多いですが、服とかアクセサリーというか、石とかも取り扱う店もありますからね。

八坂神社だと、入り口の前からが店が軒を連ねてるのですが、店を探すので時間がかかって、買うのは難しいでしょうかね。

ちなみに、壬生寺などは、新撰組の記念限定グッズを多数販売してたようです。

ただいまー、と自分のクラスのところに戻ってくる野崎。

あっ、お前、どこ行って・・・、っつーか、何それだっせぇ!!!と野崎の姿を見て言う友人。

うーん、御子柴にも、


「これが恰好良く感じる奴とか、センス死んでんだろ・・・」


・・・・って、言われたからな・・・。やっぱり外すか・・・、と野崎が思い直していると・・、


あっ!!!と叫ぶ声が。


野崎くん・・・、それ、と佐倉。


佐倉・・・!!!とびくっとする野崎。


それ・・・、ここで買ったんだよね・・・!?と尋ね、

お揃いで買ってもいい!!?と目をギラギラギラさせていう佐倉。

センス死んでる奴がいた・・・!!!と野崎。

これはセンスの問題じゃあなくて、野崎が身に着けているから、ということで、先ほど言った、「あのキャラが着ているから、かっこいい」という心情に関する手がかりみたいなものが、目の前に転がっている状態なのですが、野崎は、佐倉の好意に気が付いていないので、当然、それに気が付く由もないのですが。

しかし、自分が詳しくないとはいえ、周りの意見に右往左往している部分。これも、ネットの意見とかに左右されやすい(読者の意見に耳緒を傾けているが、かといって、読者のニーズにこたえれていない)という知識だけはあるオタク作家の典型的な特徴のひとつでもあります。

意見に耳を能向けては駄目ではないのですが、意見を取り入れるものの、それを反映させる匙加減が極端な場合が多いのですが、野崎の場合は、普段から周りの意見に耳を貸しているし、それがうまい具合に働いているので、いつものことともいえるので、これが完全にあかん、とも言えないのですよね。

見て見てー!!野崎くんとお揃いなのー!! うぇへへへー、と佐倉。

お、守りかー。若にも買って行ってやろうかなー。あいつ、幸薄そうだし、と結月。


キャッキャッ、キャッキャッ、とお守りを見る結月と佐倉。


しかし、あの結月が、若松くんの為にお守りを選ぶなんて・・・。なんだかんだで大切に思ってるのね・・・、ふふふ、と笑みを浮かべる黒髪ロングの子。

でねー。野崎くんはこれだから、私はコレにしたんだー、と佐倉。
ああ、くそ。先に取られたか!! 残りはコレかよー!!!と結月。


何であいつら、異様にカブり気にしてんの・・・!? 好きなもん買えよ! と黒髪ロングの子。

なぁ、若にはどの色が似合うと思う? やっぱ緑かなー、と合格守 長寿、子宝、のお守りを手にして、結月が聞く。

色じゃねぇよ、文字見ろよ。どれも必要ねぇだろ、と黒髪ロングの子。

幸薄いから長寿はいると思うし、合格守りも、今は一年だけど、二年なんて、本当ならあっという間ですし、志望校次第では、早いうちから準備している人もいるので、いらないことはない、といいたいところですが、野崎達が卒業したら、若松の出番も格段に減っちゃうし、そもそもサザエさん形式なので、年を取るかも怪しいので、そういう意味では子宝以外の二つもいらないというのは、間違ってはいない。

あれー? 二人とも、お守り買ってるの? と女の子を侍らせている鹿島。

お前も堀ちゃんに一つどうだ?と結月。

あー、いいね!と鹿島。

『先輩、先輩。お守り買いますけど、何が欲しいですか?』とメールで尋ねる鹿島。

鹿島の奴・・・、旅先でまで、気ぃ遣わなくていいのによ、まぁ、気持ちはうれしいけどな、とまんざらでもない堀だが・・・、

『でもすみません。千代ちゃんと野崎とかぶってしまうので、他の種類からお願いします』

って何で、お守りの種類、他人に遠慮しなきゃなんねぇんだよ!!! 好きに選ばせろや!!!と堀。

この二つは申し訳ないのですが・・・、というメールに添付された画像
昇進 千代ちゃんの

安産 野崎の、

というお守りふたつ。

両方いらねぇよ!!! 学業くれよ、学業!!!と堀。

まあ、気になる相手と野崎が色お揃いというのは、嫌だったというところなのでしょうかね。だから、お守りの効果は二の次、三の次なのかもしれません。

そういえば野崎くん、何か漫画のネタに使えそうなものは見つかったの?と佐倉。

うーん・・・、今日は学年全員で寺巡りしてただけだからなぁ・・・、と野崎。


修学旅行ネタでは、こういう集団行動での一幕も重要なので、おろそかにはできないですし、後になって、ふと思い浮かんでしまうということもあるのですよね。

さすがの野崎くんでも、お寺でドキドキの恋話は思いつかないかぁ・・・、ふふふふー、と佐倉。

・・・・いや・・・、一応、考えてはみたんだが・・・・、と野崎。


お揃いの数珠とお守り?を身に着けていて、一緒に歩いている背の高い男と小柄な女の子。これ、他校の修学旅行生や観光客の人からすれば、ちょっと? 風変りだけどカップル、という風に見られる可能性ありますよね?

でも、たぶんその声は、当人たちには届かないか、届いても、野崎が
「まさかー」とありえないように言ってのけそうではありますが。

逆にパッと見ただけで、野崎と佐倉の関係を看破してしまう人、とかもいそう 
実際にそういう人いるしね)。

見て、本物の波みたい、と龍安寺の石庭ではしゃぐマミコ。

そうだね・・・。それじゃぁ・・・・、とマミコを持ち上げ、溺れないように捕まえていなくちゃね、と鈴木。


真っ暗で誰も見ていない今なら・・・、と意を決して、好きです・・・!!と告白するマミコ。

ただし、二人はかねの中。

えっ・・・、ちょっ‥、その砂、立ち入り禁止じゃ・・・。あっ・・・!?  えっ・・・!? 鐘の中・・・!!? あっ・・・あっ、大仏の前で、お前・・、ちょ待っ・・・・、う・・・・・、うわぁぁ
ぁ・・・・、と恋愛どころじゃない・・・!!! 佐倉。


まあ、好意的に解釈すれば、出来上がった原稿を書かれている部分を見ている限りでは、野崎がいちいち背景描いているとは思えないので、石庭以外のコマもマミコも鈴木も背景が描かれていないこともあり、実際に石庭に踏み込んでいないとも解釈できる内容です。
立ち入り可能な場所で、この会話をやって、マミコを鈴木が持ち上げている、という解釈も可能です。ただし、好意的に解釈すれば、の話なので、そのまま手直ししないまま、雑誌やコミックスに掲載されて、世に出た場合、佐倉みたいな反応をする人が多かったら、アウトになる可能性が高いでしょうね。
これは単に、野崎の描写が足りない、という可能性が高いのですよね。

これまた、野崎もカテゴリに入っているであろう、知識だけはたっぷりとあるオタク作家によくある傾向で、自分の持っている知識を作中で、読んでいる人に良く分かるように描けていない、という特徴でして、かといって、全然わからないというのではなく、もうひと手間、二手間かけたら、どうにかなる場合っていうのも少なくはない、惜しいケースがほとんどだったりします。

鐘の中に閉じ込められてるって、鈴木が好きな子たちから逃げているとかそんな状況なのでしょうか? いつぞや、鹿島をかっさらtって、鹿島の取り巻きの女の子たちから野崎が追いかけられていたことがありましたが、さすがに、修学旅行の場所でそういうことをやって、鐘の中に隠れるなんて、のを実際にはやらないでしょうけどね。

こういうぶっ飛んだシチュエーションも、すべて悪いのではなく、匙加減でありって、思わせるケースもあったり、真似しようとしてもできるものではないってのが、一目でわかることもあるので、ケースバイケースではあるのですが。

たとえば、究極超人あ~るのように、三十三間堂でスプリンター(あ~ると同時期に連載されていて、あ~るが終わる少し前に終わった小山ゆうさんの陸上マンガ)ごっこなんて、真似しようとしてもできるわけないですし。
ちなみに、バスガイドさんがそれにラリアットをかけたりしていたのですが、このバスガイドさん、お客さんにプロレス技をかけて、病院おくりにすることがしょっちゅうあったそうで・・・。
どMな客でも多かったんでしょうか、その旅行者(?)

まぁ、あれだ。こういう恋みくじくらいでいいのかもしれないな。地味だけど、と野崎。

うんうん、こういう穏やかなトキメキでいいんだよね。恋の神様パワー(はあと)とかそういう・・・、と佐倉。

恋みくじを引く野崎と佐倉。

貴船神社のは水につけると結果が浮かび上がってくるので違うし、八坂神社の恋みくじという気もするけど・・・?


ただ、若松には安井金比羅宮の事は知らせない方が無難でしょう。何せ縁切りでも有名なところですから。


ちなみに、かみありには、ことあるごとにカップルを撲滅しようとする弁天様がいたて、弁天は隠れ縁切りとして、有名でもあります。

アクセスでいうなら東寺も近鉄で一駅行けば、京都駅ですし、歩いてもそう遠くありませんから、行きやすいといえば、行きやすい。

その結果はというと・・・・、


どんっ

二人そろって大凶。

神よ・・・!!!と佐倉。


大凶自体、数が少ないので、二人そろって大凶というのは逆に運がいいのでは、という気もしますし、そもそも、修学旅行カップルは別れやすいという話も聞きますので、ここで大吉を出さないという展開はわからなくもないのですよね。


ちなみに、桑田乃梨子さんの恐ろしくていえないのメインキャラ新名は、すごい不幸体質で大凶が当たり前というキャラで、ラストで大吉を出したら、それが文字通り死亡フラグになってしまったなんて例もありますからねえ。

でもほら、野崎くんだったら、これも素敵なエピソードにしてくれるはず・・・。二人で引いたお揃いのおみくじ、そう考えると、大凶だって、特別な思い出だよね・・・、と佐倉。


おみくじを結んでいる野崎。


なっ、 何だ!? どうした!!?とぴょんぴょんぴょんと野崎のおみくじをとろうとする佐倉に戸惑い、こっ、こら、やめろ、佐倉!!! むしろ取ろうとするんじゃない!!!と野崎。

二人そろって、お揃いだから手放したくないというのですが、野崎にわかるはずもなく。
まあ、それ抜きにしても、二人そろって大凶なんて、ある意味ではすごい運だと思うのですよね。

ほら・・・、しょうがないな、とふわっと佐倉を持ち上げる野崎。

大凶だからな。なるべく高いところに結んでやれ、と野崎。

佐倉「!!!」

入学式で出会ったとき、とはちょっとシチュエーションが違うけど、佐倉には効果的な行動。

こんな事してもらえるなんて・・、と心の中で呟きつつ、こ・・・、このおみくじ、大凶だったのかも・・・、なんて、と佐倉。

いいや、それは大凶だ。お前だけ違うわけではないぞ、大凶だ、と言い張る野崎。
野崎くん、実は大凶だったこと気にしてたの? 必死すぎるよ、と佐倉。

さすがは、「ぼくのかんがえた (残念な方向に)最強ラブコメ主人公」 いいかも、と思わせておいて、他の相手だったら、幻滅させるようなポイントはしっかりと抑えてくれています。

A組集合ー、という呼び声が聞こえてきて、あっ、行かなくちゃ!と佐倉。
じゃあ、また後で、と野崎。

そうだ、野崎くん、と、たっ、と振り向き、そのパーカーかっこいいね! 私服似合ってる!と佐倉。

たった、 たったった、と走り去っていく佐倉。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・、・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
無言で見送る野崎。

はぁ!? 持ってきた私服のチェックしてほしい!? 何でだよ!!!と御子柴。

え!!? さっきのだせぇ恰好に食いついた佐倉に褒められた!? お、おう、そりゃやべぇな。 ちょっとそこに並べてみろよ、と御子柴。


これは話を聞いていて、なんとなく佐倉の行動の理由がわかるけど、それを口にするわけにもいかないから、とりあえず野崎に話を合わせてみるか、ということでしょうね。

漫画の場合だと、こういうやり取りを何回かしていくうちに、面白い話になっていくので、案外修学旅行中にファッションセンスが磨かれるかもしれませんが、それで野崎にチェックを入れるライバルが一時的に増えるかもしれませんので、佐倉からしてみれば、今のファッションセンスの方がいいかもしれませんね。

しかし、修学旅行編とでもいう前回からの話ですが、野崎の知識はやたら多いオタク作家感みたいなのが、良くも悪くも的確に醸し出されていますよね。佐倉も修学旅行序盤なので、まだおとなしいですし。

ちなみに、俺様ティーチャーでも、文化祭の準備に取り掛かるのですが、真冬のクラスは劇をやるのですが、不良がはびこる学校に転校してきたヒロインが、それを変えるために立ち上がり、それに力を貸すヒーローという内容ですが、番長の名前が桶川(で早坂が演じる)、ヒーローの名前が会長で、忍者も会長の忍びとして特別出演するという内容で、提案した女子生徒の話では

「今の一年生は、去年までいた番長達とか知らないしさ、普通のフィクション劇として楽しんでもらって、2,3年生で
「あー、あったあった!」って、楽しみたいんだよね」

とのことで、すっかりヤンキーの巣窟という一面をぬぐいさりつつある緑が丘の今にしかできない劇ではありますが、会長の妹がなにやら企んでいるようですから、この劇自体、これから先の不穏な展開、その変わりつつある緑が丘を台無しにされてしまう象徴にも見えてしまうのですよね。

で、その話を放課後、風紀部の部室で忍者に話して、番長!!! 早坂が番長!!! しかもきょんきょんか(番長のあだ名)と爆笑され、ナンバー2にも裏切られるのか、とか言われるのですが、一般の生徒は、そこまで知らないという気もする。

それはさておき、ナンバー2とか裏切りとかかまをかけてみるも、新任教師は反応なしなのですが、鷹臣が新任教師の名前とか素性を聞いても、覚えていないとか言ってますけど、これ、一戦交えたうえで、言っているわけですから、本当に覚えていないほど印象がなかったか、と言ってしまえば、それまでですが、真冬を助けることに固執していたり(これまた、周りからすれば、いたいけな女の子がヤンキー、それも番長に連れまわされているなんて、真冬が被害者に見えてもおかしくないですからね)していることからして、自分だとばれないように、身のこなしも偽っている可能性とかあるんですよね。
忍者を助けに行ったら、鷹臣がいたのは、想定外だったにしても、鷹臣が辞めていない時点で、新任として入ってきたわけですし、鷹臣が辞めなかった場合もあるので、目的果たすまでは、自分の正体に気が付かれたら困るのですから、普段の身のこなしとか言動からして、偽のそれが自然に出ているくらいにまで、身に着けているとかね。

最初に鷹臣が彼を見たときの印象自体、顔があいまい、ですからね。

まあ、黒子テツヤみたいに、もとから印象に残りにくい存在感、戦いぶりだったといわれれば、それまでですが。
前にも鷹臣にライバル心を燃やしている大学の同級生とかいましたけど、彼もかなりできる人でしたし、鷹臣がいることを知ったうえで、緑が丘に来ていたら、自分だとばれないように、身のこなしまで徹底して偽るくらいのことを執念でやってのけるとか、できてもそんなにおかしい気もしないのですよねえ。

真冬が五条鷹臣(鷹臣の旧姓)の連れていた女の子だと知ってからの新任教師の固執っぷりはかなりのものですし。

新任教師にしても、トウコという女の子のことで何かあって、その子と同じくらいの見ていて心配そうになる女の子と知り合い、気にかけていたら、その女の子が、総番長の鷹臣が連れまわしていた子で、しかも、妹の時と同じように守り切れなかった事態が発生。

まあ、これだけでも十分、トラウマになりますよね。

しかも、会長の妹か誰かに、精神的に不安定になるようにわざと仕向けられてるようですからねえ。鷹臣が辞めたのは、教師の道に外れたことをしているとかいうことを、そう思い込んでいるか、会長の妹あたりに吹き込まれているみたいですが。

しかも、新任教師があの男のそばにいたら、君は幸せになれないとか言って、暴走を始めているわけですが、会長の妹は、まだまだ、本気を見せていません。

だから、今回、佐倉はおとなしかったんでしょうけどね。


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by kwanp | 2017-11-22 22:40 | コミックス