「ほっ」と。キャンペーン

カテゴリ:ライトノベル( 24 )

燃やせ!! 太古の魂26

基地でダイゴと話すイアン。
トリンはやはり、といっていた。敵が滅びてないことに薄々気付いてたんだろうとイアン。

滅んでいないのでは、
という可能性がわかっているなら、そのことをちゃんと話しておけばと思うのだが。まあ、デーボスの体を倒しているのだから、それでも警戒を解かないでいるのは難しいのかもしれないが。

俺達の知らないことを、沢山抱えているって、前に言ってたもんなとダイゴ。

たぶん、その中の何割かは、明らかに話しておいても支障がないことだと思う。

うん、とうなずくイアン。
あっ・・・、というダイゴ。
なんだ?
とイアン。
あ、いや、トリンに聞いてみようと思ってたことがあってさ、とダイゴ。
親父さんが持ってるものを、トリンが持ってた?とイアン。
そうなんだ。プレズオンの帰還とか、デーボスの復活とか、大事が立て続けだったから、
つい忘れちまってというダイゴ。

聞くタイミングを逃したというのはあるのかもしれないけど、即座に聞いておかなかったのだろうか?

そこへやってくる、険しい顔のトリン。
トリン、あんたに聞きたいことが、とダイゴ。
後にしてくれ、気配を感じた。底知れぬ異様な気配だ、とトリン。

ビルを破壊するドゴルド。
やめろ、ドゴルド!と駆けつけるレッドとブラック。

待ちかねたぜ、キョウリュウジャーといってから、あごでくいっと後を指し示し、ウチの新顔を紹介してやるよ、とドゴルド。
煙の中から現れる新たな戦騎。
身構えるレッド。
なんだ?とブラック。
はっ、とドゴルド。
歩いてくる新たな戦騎。
デーボモンスター?とブラック。
ちがうとレッド。

レッドたちやドゴルドの近くまでやってくる新たな戦騎。
あいつ、ただのモンスターじゃねえとレッド。
身構えるレッドやブラック。

頭がいてえ。ああっ、
悪い悪い、こっちの話だ。お前らが憎すぎて、
今、めまいがしたのさと新しい戦騎。
なんだと?とブラック。
銃を手に取り、攻撃するエンドルフ。
それを剣で防いで、よけるレッドとブラック。
ドゴルドがいるのもお構いなしでレッドとブラックにむけて、攻撃するエンドルフ。
それをことごとくかわし、柱の陰に隠れるレッドとブラック。
なにしやがる、この野郎!というドゴルドの抗議もどこ吹く風、レッドたちが隠れていた柱ごと破壊して、二人に攻撃を何発も命中させるエンドルフ。

ふっ、と銃口から出ている煙を吹くエンドルフ。
何者だ、お前!?と問いただすレッド。
オレはエンドルフ、恨みの戦騎だと名乗りを上げるエンドルフ。

ガブティラファングで攻撃するも、ことごとくよけられてしまい、正面への一撃も、よけられ、胸元に銃口を押し当てられ、その攻撃で吹っ飛ばされてしまうレッド。

ディノスグランダーでたすけに入るブラック。
それを手(銃?)で受け止め、はじき返す瞬間に、銃弾を叩き込むエンドルフ。
イアン!とブラックに駆け寄るレッド。
そこに追い討ちの一撃をかけようとするエンドルフだが、駆けつけたグリーンとゴールドが剣で攻撃するのをかわす。

エンドルフがグリーンとゴールドの相手をしている間に、
大丈夫?とピンクが駆けつけ、キング!とブルーが守るように前に立つ。

グリーンとゴールドの剣をかわして、一歩後ろに下がると、剣を手に取り、身構えるとともに、一閃して、グリーンとゴールドを吹っ飛ばす。

大丈夫か?とブラック。
ソージくん、ウッチー!
と前に立つブルー。


もう少し、なんとかならないのか
? お前達を恨むために俺は生まれたのに、頭が痛ぇと左手で額をおさえるエンドルフ。

ふざけんな、いくぞ!と切り込むレッドたち。
すかさず、両手で光線を放つエンドルフ。
やばい、と左にレッド、ブルー、グリーン。右にゴールド、ピンク、ブラックがよける。

地面を焼き焦がす、その力に驚くキョウリュウジャー。

この世界すべてがもろすぎる。ふう、頭が痛いと手でこめかみを押さえるしぐさをするエンドルフ。
おい、何やってんだ、
新入り!腹立たしいぜと詰め寄り、俺を手伝って、ヤツラの怒りをとるんじゃなかったのか? すっかりひるんじまってるじゃねえかよと突き飛ばすドゴルド。
エンドルフの目が光、抜いた剣でドゴルドを斬りつけるエンドルフ。
てめぇ、なめんな!と襲い掛かるドゴルドの攻撃をよけるエンドルフ。
体制を崩して、
よろけるドゴルド。
よけてんじゃねえ、この野郎!と剣で斬りつけるドゴルド。
それを剣で防ぐエンドルフ。
呆気にとられるキョウリュウジャー。

戻りたまえ、二人とも、デーボス様より、お言葉を賜る、と次元のハザマから、鎖のようなものが二人を拘束して、引きずりこむ。

敵の仲間割れに救われるなんて、とグリーン。
うん、とうなずくノブハル。
まったく、歯が立たなかったとブラック。
うつむくゴールド。
トンでもねえヤツがあらわれやがったとレッド。


なにかをうめくデーボス。
なっとくいかなそうなドゴルド。
かしこまりました、デーボス、と手をあわせることによって、デーボスを交信し、
デーボス様は人間のより濃い感情を求めておられるとカオス。

本当にデーボスが存在しているのか? という気がしないでもないけどなあ。

臣下の礼をとっているエンドルフのところに近寄っていき、怒り哀しみ喜びをさらに濃く彩るため、三戦騎たちに協力したまえ。それがデーボス様に
ブレイブを超える力を与えるであろうというカオスの言葉を聞いて、ならば、というも、目が合ったドゴルドを見て、ふんというエンドルフ。
怒るドゴルド。
まずはアイガロン、とアイガロンの前に立つエンドルフ。
俺様? 悲しみと恨みかぁ、と考え込むアイガロン。
納得いかないドゴルド。
キャンデリラを慰めるラッキューロ。
おおお、そうだ、ちょうどいいやつがいる、ほれ、こっち来いよ。マズは作戦会議しようぜとアイガロン。
それについていくエンドルフ。

オレをシカトしやがった。腹立たしすぎるぜ!と剣を持つ手に稲妻が走るドゴルド。
ドゴルド、エンドルフを傷つけてはならん。彼はデーボス様と私の復讐心の結晶。何をするかわからんぞとカオス。

恨みだから、中途半端にエンドルフにけんか売って、それで恨みを買ってしまう危険性もあるわけか(汗
ドゴルドのためというより、仲間内でいがみ合うことで、人間の感情を収集するのに、支障が出るのを嫌がっているから、フォローせざるをえない、そんな印象も抱けてしまうんだが。

散々、よその星を滅ぼしておいて、自分が痛めつけられたら、復讐って、
筋違いの逆恨みもいいところだよなあ・・・。

鳴り物入りで中盤に登場した強力キャラというとフラッシュマンのサーカウラーとか、
ヤミマル、バルガイヤー初代艦長シュバリエ、阿古丸、ギレール、ゴーゴーファイブのサラマンデス、狼鬼、サタラクラ、アバレキラー、ヒラメキメデス、スジガラのアクマロ、バスコ、エスケイプ?
こういう時期に出てくるだけあって、引っ掻き回していたキャラ多いなあ・・・・。

エンドルフはメガブルーの中の人なのだが、ネジレンジャーが現れたときには、ネジレンジャーは各メンバーが、自分のカラーと同じメガレンジャーを付けねらうように設定されている事に対して、こっちはそんなことに付き合う義理はないのに、というようなことを言っていたのだが、まさか、10年以上も経って、現役の戦隊が
こっちはそんな恨みに付き合う義理はないというような事を言われそうなキャラを演じることになるとは思わないだろうなあ。

ちなみに、ハリケンジャーでも、シュリケンジャーの一人として、登場している。

怒りのぶつけ場所のない思いにイライラするドゴルド。

皆さんにこれを届けに来ました、とアタッシュケースを開けて、中の赤い獣電池を取り出す弥生。
のぞきこみ、わあと声を上げるアミたち。
デーボスの復活、強敵の出現に対し、私はガブティラの仲間、ティラノサウルス一族のスピリットの変化を感じ取った。おそらく、より強くあれという思いだとトリン。

ティラノサウルスだけかよ(汗 パラサガンやザクトル、ドリケラ、ステゴッチは何も感じていないってことになるじゃん、それ。

チャージボックスのガブティラのところに、赤い獣電池をおき、これはトリンの依頼で、プレズオンラボが新開発したキョウリュウレッドのパワーアップ獣電池ですと説明する弥生。
オレのパワーアップ獣電池?とダイゴ。
わーお、とアミ。
はい、私ダイゴさんのために、一生懸命に・・・、という弥生の言葉をさえぎって、やったあ、と喜び、ありがとな、弥生と弥生の肩を抱くダイゴ。
これで、あの新しい戦騎にも対抗できるかもしんねーな、とイアン。
その言葉に、喜ぶ空蝉丸たち。
弥生ちゃんは勝利の女神だね、とノブハル。
よーし、
チャージが済んだら、すぐテストだぁ!!というダイゴに、話しかけられない弥生。

いつでもいくぞとレッドに変身したダイゴ。

はじめてください、と端末を前にして、メガネをはずす弥生。
オッケー!とレッド。
よっしゃこーい
!と
アームドオンして、
シールドを構えるブルー。

行くぜ!と赤い獣電池にスイッチを入れて、ブレイブイン!とガブリボルバーに獣電池をセットするレッド。

<ガブリンチョ ガブティラ! オーバーヒーア>
なんだこれ!?とレッドが電流を受けてしまう。

スピリットレンジャーを見ていると、単独、それもガブリボルバーなしで変身していたけど、ダイレンジャーやガオレンジャーの先代が変身しないで戦っていた描写があるように、変身アイテムなしで、変身するのは、力を消耗していたはずで、ああいう巨大な特殊な力を持った獣の力を、人間の器で受け止めれるにも限界があるはず。

ガブリボルバーがなかったころのキョウリュウジャーというのは、シアンのラミレスやグレイのテッサイのような獣電竜に認められた人間の資質で、ラミレスならアンキドン、テッサイならブンバッキーという特定の獣電池の力のみを引き出せていたと
思うけど、それだって、100パーセントの力ではなかったはずで、あくまで、人間の中では獣電池の力を大きく引き出せる資質を持っているということだったのだと思う。

どう贔屓目に見たところで、こんな人間が同じ時代に5人以上、同じ地域に出現するわけがない。

トリンがガブリチェンジャーを作ったのも、その辺りをどうにかしたいからだろうけど、隠流忍者とか、疾風流とか、バーザとか、妖精とか、活動していたよその戦隊関係の勢力とか、知恵者とかいたから
交流して知恵を借りるとかすればいいのに、と思うのだが、
それとも知恵を借りても、こうなのか?



その分、適正があるから、ガブリボルバーから引き出せるのと違って、強力な力を引き出せてはいたのだろうし、死後は獣電竜の一部になっていて、より、強力な力を引き出せてはいるんだろうけど。

だから、カミツキ合体がなくても、デーボモンスターとかには戦えた。

実も蓋もないことを言えば、ガブリボルバーは仮面ライダーWでいうドライバーみたいなもので、スピリットレンジャーは意地の悪い言い方をすれば、100パーセント、獣電竜に己を侵食されてしまい、取り込まれた人間という見方もできるわけで。



ガブリボルバーは侵食を可能な限り防ぎ、それでいて、安全に強力な力を引き出すためのツールではにかと。


たぶん、新しい獣電池の機能って言うのは、侵食されないで、キョウリュウジャーのメンバーと獣電竜のシンクロを生前のスピリットレンジャー以上にして、より力を引き出すというものだと思う。

失敗したので、ガブティラに侵食されてしまったということなんだろうから、侵食されない程度に使用者は入り込んでくる獣電竜の力に押しつぶされない自我の強さも必要とされる
わけで。
ダイゴは
それができていなかったということになる。

作中では、理由としては、父親が持っていたものをトリンが持っていて、それに気をとられていて、ガブティラに押しつぶされないように、
意識を集中しきれなかった、というところだろうか?

それでなくても前回などは、仲間に責め立てられる夢をデーボモンスターに見せられ続けて、それで眠れなくなったりしたわけで、最近、やたら、ダイゴの精神力のもろさを強調するような話が続いていたけど、パワーアップにつなげるための複線だったのでしょうねえ。
とまどう弥生たち。

ダメージを受けるレッド。
キングー!と駆け寄るブルー。
失敗?とアミ。


キング!と駆け寄るソージたち。
ダイゴさん、
と弥生。
倒れるレッド。
キング!とレッドに駆け寄り、よびかけるブルーたち。
ああ、
と息を呑む弥生。

その眼前で、いきなり立ち上がり、前かがみになって、よたよたと歩き出し、咆哮を上げるレッド。

ええっ、ととまどうアミたち。
キング? ねえキング?と声をかけるブルー。
咆哮をあげるレッドに、驚くブルー。
なんだよこれ、どーなっちゃってるの
?とブルー。

この動き、まるでガブティラだ、とイアン。
弥生さん、
これは一体?とソージ。
パワーアップとはこういうことなのでござるか?と空蝉丸。

そんなはずはないんですけど、とテーブルのところに戻って、メガネメガネとメガネをサgす弥生。

そこへ、おいおい、と現れたのは、
アイガロン、エンドルフ!とイアン。
弥生のところへ走るイアンたち。

見ろよ、
新入り君。あいつがお目当てのキョウリュウブラックだ。ちょっと人間一人、殺した程度でサ、オレ様のことをずーっと恨んでる心の狭いヤツという
アイガロン。

いや、それほど、親友を殺されたことを引きずってはいないし、関係ないエピソードで、なにかのおりに親友思い出すとか、そういうこともやっていないし。

自分は散々、他の命を脅かしてきているのに、デーボスがやられたからって、被害者気取りだったヤツに言われたくはないよなあ・・・・・。

なんだと・・、と声を震わせ、親友を殺された日のことを思い出すイアン。

あいつを泣かして、恨ませてやれば、濃い感情が手に入って、おれ様たち二人とも手柄になるんじゃないの?とアイガロン。
あんたとは上手い酒が飲めそうだ、
とエンドルフ。
ふざけんな、人間をなんだと思ってやがるとイアン。

獣電池を取り出し、ブレイブイン!と獣電池をセットする。
キョウリュウチェンジとリボルバーをまわして、踊りだす4人。身体を一回転させる空蝉丸・
シールドを構えて、彼らを守るブルー。

ファイヤーと空高くを掲げて、放ったキョウリュウスピリットの力で、体に強化スーツをまとい、ヘルメットが装着される。

弥生ちゃん、キングを頼むとブラック。
はい、とうなずいて、ダイゴさん
、逃げましょうというバイオレットを振り払うレッド。
えっ、と驚くバイオレット。

ブラックの攻撃をかわすアイガロン。

ゴールドたちを蹴散らすエンドルフ。

アイガロンの斧をかわして、斜面をけってパラサショットを放つブラック。
泣けるわー、復讐の相手にこの程度の力しか出せないの? お・ま・え・は
?とアイガロン。
黙れ!とパラサショットを連射するブラック。
それをしゃがんでよけてから、そのまま走り出し、俺様は違うよ、最近はお前の顔見ただけで、気持ちがダークになるんだよ、と斧をふり、
ブラックにキックで蹴飛ばしてから、けりを入れ、斧で何発も攻撃を決めるアイガロン。

吹っ飛ばされるブラック。

目から光がなくなり、
黒い涙が流れるアイガロン。声のトーンが変わる。
ブラックの首をつかんで、持ち上げる。
逆恨みしやがって、というブラックから、恨みの感情が流れ出る。
イアン、挑発に乗るな、というグリーンだが、エンドルフの攻撃を受けて、吹っ飛ばされ、ブルーやピンク、ゴールドも一蹴されてしまう。

すばらしい恨みの心だ。デーボス軍の感情を集められないのが惜しいとエンドルフ。

一度、氷結城、デーボスのコントロールから離れたことで、哀しみの戦騎だから、それ以外の感情、それも、一定以上の強い感情を処理する能力を持ち合わせていないし、デーボスが敗れて、帰る場所を失うことは、デーボス軍にとっては前代未聞
のことだから、デーボスにもそれは処理しきれないということか?

横一閃の一撃をブラックに炸裂させるアイガロン。
オラ、もっとだせよとアイガロン。
そこへ、連れ戻そうと引っ張るヴァイオレットを振り払うレッド。
ダイゴさんと叫ぶバイオレット。

アイガロンに突っ込んでいって、フェイス部分でアイガロンの手をかむレッド。
いてぇと悲鳴を上げるアイガロン。
よせ、とレッドをアイガロンから引き剥がそうとするブラック。
この野郎! お、お前のちっぽけな宝なんか、興味ねえんだよ!とレッドとブラックまとめて、斧で攻撃するアイガロン。

倒れるレッドにせまるアイガロンを、キング!と止めようとするブラック。
ジャンプしてがけを登って去っていくレッド。
キング、待て、と叫んでから、このままじゃ、といって、アミちゃん、弥生ちゃんとピンクとバイオレットに声をかけるブラック。
はい、とバイオレット。
ディノチェイサーでキングを追うんだ、と獣電池を放り投げるブラック。

はい、と受け取るバイオレット。オッケーと受け取るピンク。
獣電池にスイッチを入れて、呼び出したディノチェイサーにまたがり、
ピンク「行くよ、弥生ちゃん」
バイオレット「はい」

ディノチェイサーでがけを上りきって、レッドを追いかけていく。

危ない!
とエンドルフのビームを、グリーンやゴールドをかばうように前に立つブルーだが、防ぎきれずに3人とも吹っ飛ばされてしまう。

アイガロンを
振り払い、キックを入れて、グリーンたちに駆け寄るブラック。
せまるエンドルフに攻撃して、グリーンたちの前に立ち、これで撤退だ、と
15番アロメラスと20番グルモナイトの獣電池のスイッチを入れるブラック。
心得たと剣に獣電池を装てんして、エンドルフとアイガロンに向かって、雷電火炎渦巻きを放つ。


次の瞬間、ブラックたちの姿は消えており、
逃げられた、敵討ちの気力もねえのか、あいつは!と悔しがるアイガロンの頭を叩くエンドルフ。

なにすんの?といつもの調子に戻るアイガロン。
ああっ、悪い悪いというエンドルフ。
あれっ?俺様、なんか変だった?とアイガロン。
何のことか、とエンドルフ。
しみるわー、一度爆発して以来、たまに変になるんだよなー、俺様。

心の底が、ダークな感じになるっていうかさとアイガロン。
気分よさそうに見えたがな、
とエンドルフ。

あの新入り、
なーんか、キライ、と物陰から様子をうかがうラッキューロ。
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by kwanp | 2013-08-21 22:03 | ライトノベル

謹賀新年

あけましておめでとうございます。というわけで、丑年にちなんで、今年一発目は牛にちなんだキャラをねたにしましょうか。

牛キャラというと、個人的に真っ先に思いつくのは、ブラックタイガーもとい、ポリフォニカのミノティアス・オロ・バーリスタンでしょうかねえ。

こいつは元々、赤のシリーズに名前だけ出てきたのですが、白の高殿円さんがたいそうお気に入りで、ダンスパーティにでようとタキシードを着ようと礼服の本を読み漁ったり、進級が掛かった試験で、スノウの精霊召還に、まっさきにかけつけた(ご存知の通り、ポリフォニカでは、人が精霊の力を借りる代わりに神曲と呼ばれる曲を演奏して力を与えるというような関係が成立している)りして、特に後者は、私だったら、梅干マニアの駄犬(ブランカ)よりも、ミノティアスと契約するぞと一部の読者を言わしめたのは良く知られた話。

とはいえ、よくよく考えると、彼が目立つシーンというのは、紫のヤンデレ女神リシュリーティンクとのやり取りで成り立っている場面も多いのだが、このリシュリーティンク、ジョッシュという青年に惚れているのはともかくとして、女神の力を余すところ無く、ストーキングに注ぎ込んでいるというとんでもない女神様で、神曲楽士を目指すジョッシュ(というか、白はそれを目指す少年少女たちが、それを要請する学校のある精霊等が舞台の話だったりするので、登場人物は、その卵がメインだったりするのだが)に付きまとうばかりか、彼の演奏に惹かれてくる精霊&彼に近付く女性をその力を余すところ無く振り回して、追い払うという女神様であって(契約相手に対する執着が強すぎて、暴れ回った経緯で姉たちから封印されていたのだが、全然反省してないような気が)、ミノティアスは、ダンスパーティに出席するときは、礼服の本をめぐって(精霊は、自分の格好を、自在に変えることが出来るので、どんな服装も知識さえあれば思いのままであったりする)、そして、進級が掛かった学年末の実技試験(精霊を召還して、その技能を競うあう)で、スノウとジョッシュが対戦する組み合わせになったときに真っ先に駆けつけて、当然、ジョッシュの下に現れたリシュリー相手に一歩も引かないで、ぶつかり合う羽目になり、試合会場はリシュリーの力で破壊されてしまい、試験どころではなくなったのだが、結果として、スノウもジョッシュも進級することができて、一部では、「何でアレで進級できるんじゃ!?」と突っ込みを入れる読者がいたが、神様クラスの精霊が後ろで、睨みを利かせているような人間を、こういう出来事の後で留年、もしくは退学にしたら、大抵の人間はリシュリーに仕返しされるとビビるのが普通で、それでもなお、ジョッシュを留年もしくは退学に出来るような度胸のある人間など、そうそういるわけもないし、スノウに至っては、形だけ見れば、ミノティアスを召還して、彼がリシュリーとの対決も辞さない姿勢ではあったものの、ミノティアスは、リシュリーがイロモノ揃いの八人の女神の一人に対して、中級精霊。
そう形だけ見れば、リシュリーの暴走のとばっちりを喰らった哀れな被害者なのである(汗)
ちなみに、スノウの主であり、スノウハァハァなプリムローズは、この試験でボウライという下級精霊を桃マンの姿にして、自称、彼女のライバルをその精霊の力で問答無用に叩き潰すという結果に終わったのだが、そのライバルも進級できたのは、この結果で留年、および退学になった日には、死んだほうがましという精神的なダメージを受けるんじゃないかという配慮があったからじゃないのか、とうがった見方をしてしまいたくなるのだが・・・・・・・。
とまあ、こんな具合にミノティアスの見せ場というのは、意図的にか、偶然にか、ジョッシュ・ユウナギの凶悪なストーカー精霊ことリシュリーティンクがらみの場面がほとんどだったりするのだが、ジョッシュの幼馴染で、サラサ・シンラがでてきて、ことあるごとに彼女とリシュリーがぶつかり合って、ジョッシュの胃に穴をあけるという光景が繰り広げられるようになってからというもの、ミノティアスはこのやり取りのとばっちりを受けてか、リシュリーとぶつかり合う場面は少なくなってしまうのであった。
このあたりは、後の時代の話になる赤で、職場関係で彼のせいでもないのだが、責任を感じて、職場を止めて、職場を転々とするような経緯を彷彿とさせるところがある。
ちなみに、白の高殿さんの場合は、マッチョと料理を売りにする少女小説家であり、そういう意味では、彼女の持ち味が遺憾なく発揮されているキャラクターといえなくも無い。
ちなみに調べてみると、牛キャラの中でも、かなり性格がいいというか穏やかな部類に入るらしい。
なにしろ、ビーンズ文庫で描いていたときには、婚約者を奪われた女の子が、クマみたいな男と結ばれるというような結末になってたし、遠征王シリーズでは、元軍人のマッチョなコック軍団が各地を蹂躙する。「そのとき~」シリーズではマッチョな傭兵軍団に不本意ながらかしずかれる女の子というように、明らかに、本編よりも、そっちの方に力が入ってるんじゃないかと思いたくなるような内容だったからなあ・・・・・・・。
ちなみに、ビーンズ文庫では、現在身代わり伯爵シリーズの作者である清家末森さんが、高殿さんの後釜に収まっているのではないか、と個人的には思っていたりするのだが。というか、ある意味、マッチョ描写が、高殿さんよりもマイルドで、受けやすくなっているようなところがあるのだな、これが・・・・・。
しかし、ポリフォニカRPGもでたことだし、リプレイでは、榊さんがクマの上級精霊パーゼルを演じて、好評を得ていたので(このリプレイで、クレバー矢野さんが演じていた人見知りの令嬢キャラは、設定を活かしきれていなかったと思えてしまうのだが)、次、リプレイがでるのであれば、ぜひとも、高殿さんでミノティアス、もしくはマッチョキャラをロールプレイしてもらいたいところである・・・・・・・。
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by kwanp | 2009-01-01 15:41 | ライトノベル

おいおいおいおいおいおいっ(汗

大丈夫か、某少女小説レーベル(汗 
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by kwanp | 2007-09-14 14:07 | ライトノベル

ヒーローのあり方とは?

「Ex!」

GA文庫 織田兄弟

常人離れした動体視力を持つ主人公、大和一哉が、人目を気にせずに、その力を振えるという、母親の言葉にだまされて、元悪の組織が経営する(今は、人間社会に溶け込み、暮らしていくことを目的とした)養成学校に転校する話。
主人公自身も、元正義の味方だった父親と、今は、元悪の幹部で、父親の生き様に引かれて、組織を出奔した母親の血を受け継いで、変身能力をもっており、作中でも、クモの改造人間のヒロインと学園の平和を守るために、学園に襲撃をかけてきた、世間ではヒーローとされているが、実際は、その力を振るって、人を痛めつけたり、破壊を楽しんだりしている似非ヒーローとの戦いで、力を覚醒するのだが、どうも、作者的には、一哉は便宜上の主人公でしかないようだ。
一哉は、下地が整いすぎているし、父母から、ヒーローとしての英才教育を幼いころより受けているというとり方もできる。この話では、きっかけがあって、その力に目覚めたヒーローの卵に過ぎず、スタートラインにたったに過ぎないのだ。
しかも、ラストで、この活躍がきっかけで、モテモテになったりするし、こいつとは別に、人知れず、学園の平和を守る人物がほかにもいるからだ。おまけに学園モノということで、恋愛要素を前面に出しているし。
それにその人物、このことで、周りから賞賛を受けるどころか、その能力や、それ以外は、普通の人間と大差がない身体能力ゆえに、改造人間たちの学校でも、忌み嫌われているという扱いを受けているのだから。一哉を表向きの主人公に据えながらも、この人物の影の行動によって、学園の平和が守られるという幕の引き方が、さりげに、ヒーローとは、力ではなく、生き方であるということ、この作品が語っているように思えるのだ。
世間で、ヒーローとされている連中が、SOMという空間に敵を引きずり込み、相手を一方的に袋叩きにするという能力を持ち合わせていたり、現行のヒーロー、とりわけ、平成ライダーに対する批判を強く感じると同時に、少年向けで、ヒーローものやる難しさを考えさせられる作品。
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by kwanp | 2007-02-23 13:34 | ライトノベル

読み返してみた感じ・・・・

うらひとさんが、ネタにするというので、記事で紹介するために、読み返しているとらドラだが、確かに、色々な意味で、女性の観点でかかれた作品だわ、これ(笑) 
1巻を読んだ限りでは、変則的なドラえもん的な話に見えるのだが、2巻で、大河の幼馴染が出てきたあたりから、女性的な観点を小出しにして、垣間見せている傾向があるし、三巻などは、「男って馬鹿」という見かたを、最も強く書いていたりするし、竜児なんて、ある意味、その際たるものだろう、大河や、亜美に対する反応の仕方は。
たとえば、亜美などは、見かけは美人で、天然を装っているが、実は、わがままだわ、腹黒だわ、可愛い子ぶれば、男なんてチョロイわ、と思っているキャラで、大河には、彼女の想い人の北村の見ていないところで、素をだして、大河にちょっかいを出していて、転校してきてから、「クラスメートになるとわかっていたら、ぶりっ子して、対応していたのに」とか言ってるわけだが、これは明らかなウソだろう。
北村が亜美の実態を知ってもなお、それを受け入れているように、逆に亜美も、北村のことを良くわかっていてもおかしくはないわけだし、北村の好みを理解していても、おかしくはないだろう。
まあ、亜美にしろ、大河にしろ、見た目なり、ぱっと見の性格なりで、第一印象を決められやすい、たとえていうなら、吉本の某芸人を見て、クマだと、即、判断するようなものであろうか?
しかも、そのイメージが強烈過ぎるわけで、先入観を強くもたれやすいし、竜児と違って、ある程度付き合わないとわかりにくい性格をしているし、たいていは、その癖の強さゆえに、そこまではもたないというか、「マリ見ては読むが、ネットで話題にならない少女向け小説、マンガは、色々と理由をつけて、読まないたぐいの人種」のように、さっさと手を引くというパターンが多いと思うので、本当の姿を理解されていないという意味では、ベクトルは違えど、両者は似ていたりするのだが。

竜児の場合は、見た目は怖そうだが、それ以外は、色々な意味で普通ということもあるので、先入観をもたれやすいといっても、程度が違いすぎるわけだ。もっとも、これが、大河や亜美の自分への態度に関して、理解が伴わない一因になっているという気がするのだが。

でまあ、タイプが似ているのに、どうして、亜美ではなく、大河なのかというと、多分、家族同然の付き合いが長すぎて、という奴か、あるいは、ついでに言うと、引っ越していったということは、それに直接、関わる時間が減ったということであり、亜美がモデルをはじめたということもあり、別の意味で物足りなかったという気もしないでもないが。私立T女というマンガで、竹田姉の親友の旦那が、言ってたではないか、「人間、慣れれば、火山口の上でも生活できるんですよ」と(笑) つまり、亜美の性格に慣れきっていたのに、亜美が引っ越していってしまい、物足りなくなっているところに、大河が現われたという可能性のほうが高そうだが(笑
好みは把握している可能性は高い亜美の前に、そのものズバリなタイプの女の子がいたら、そりゃ、戦闘態勢になってもおかしくなかろう。
まあ、亜美にしても恋愛感情かどうかは怪しいものだが、北村にほかに好きな人がいて、それで、仮に上手くいったら、どう考えても、そっちの方を優先するだろうし。彼女のいる男に、べったりよりかかるというのは難しいわけだし。ほかに北村レベルで、腹黒い実態を知ったうえで受け入れて、付き合い続けれるような物ず・・・、もとい、理解のある男は、そうそういないだろうし。
その証拠に、引っ越して、これまでどおりに往かなくなっているのか、モデルをはじめての猫かぶりも手伝ってか、二巻で、やっていたストレス食いはこのあたりが原因だろうし。
北村や、ファミレスで、竜児たちと最初に会ったとき、猫をかぶっていたのも、どこから、実態がばれて、悪評が流れるかわからない、という警戒心のなせる技だろうし。

大河に関しては、一巻だけを見る限り、明らかにのび太であろう。
家事はダメ&北村へのアプローチもままならない。一巻では、弱みを握った&竜児の性格的な部分もあり、家事の面倒&北村へのアプローチを頼りきっていたのだが、後者に関しては、結果的に裏目に出て、挙句の果てに意中の相手に、竜児とデキてるという勘違いをされてしまうというカウンターを食らってしまう。秘密道具に頼って、痛い目を見せられるのび太に近いものがあるわけで・・・。

手乗りタイガーとか、言われて、恐れられているわけで、明らかに、理解とは程遠い環境にあるわけだ。
3巻では、「竜司は私の」とか爆弾発言をかましたわけだが、個人的な私見を言わせてもらえば、彼女の竜児への態度は、明らかに恋愛感情・・・・・ではない。
なぜなら、女子で一番仲がいい、櫛枝実乃梨ですら、大河が好きな相手が誰か、気がつかず、一緒にいるというだけで、まあ、あの年代は、実際にそうでなくても、男と女が一緒にいれば、恋仲にしてしまうものなので、そういう勘違いをしやすいわけだし、大河のようなタイプは、根気の要る付き合いの果てに本音を漏らすタイプなので、そこまでもっていくのすら、骨の折れる相手である。
つまり、実際の関係がどうあれ、逢坂大河の実態を知っている(理解しているというのとは、またニュアンスが違う)のは竜児ひとり(竜児の母親は理解しているようではあるが)といっても過言ではないのだ。
まあ、それは、亜美に対しても同じことが言えるわけだが。竜児は、亜美がちょっかいを出すのは、自分が、大河のお気に入りだと彼女が勘違いをしているからだ、と思っていたり、前述した、何でも恋愛関係に結び付けたがるフィルターでものを見ているので、その事実に気がついていないわけだが。
北村は、好きな相手がいるわけだし、その目が完全になくなるという可能性もあるが、自分の本性知っていて、逃げない相手はそれだけで貴重であるし、一人でも、素の自分を知っていて、受け入れてくれる相手がいるというのは、あの年頃にとっては、強みだと思うし、そういう相手がいれば親ともめて、あのマンションをあてがわれて、放り出されるような間柄の親の元でも、限度はあると思うが耐えれるものである。
おまけに、竜児が亜美のおもちゃというか、下僕(恋愛関係には、ちと程遠い)になったとしたら、そういうよく知っている相手を失ってしまうわけで。また、そういう相手が見つかるとは限らず、また一人なのであり、それは耐えられないだろう。
たとえ、理解したつもりで、頓珍漢な態度をみせる下僕であっても、である(このあたりの竜児の描き方は、女性ならでは、という気がするが)。

ついでにいうと、理想が高い。そもそも、手乗りタイガーとして恐れられる一因になった、入学時の告白の一件だって、見かけで判断して、告白する連中をことごとく、返り討ちにしたわけだが、彼女からしてみれば、そういう連中は山のように見てきたわけで、ある意味、代わり映えしない光景といえるわけだが、この光景も、見かけで勝手に判断して、都合が悪くなれば、手乗りタイガーのあだ名をつけて、勝手に恐れているわけだが、前述したように、竜児は一番、彼女の実態を知っている(理解しているではない)のであるのだが、彼女の好きな相手ではないという、ある意味、扱いに困る微妙な立場だったりするわけだ。
好きな人も親友も、ある意味、彼女の本心を知らない。知っているのは、ある意味、自分を「手乗りタイガー」と呼び、勝手に恐れている連中と大差ない竜児だけなのだから。逆にいえば、そういう扱いが微妙な奴だからこそ、気楽に接することが出来るという皮肉な側面もあるし、それがいなくなれば、ある意味、自分を誤解している親友と、好きな人に、自分の本意を伝える術を身につけれないまま、時間が過ぎていって、また取り残される可能性が高い。恋愛感情ではないのだが、竜児はいなくては困るというのは、そういうことだと思っている。

もっとも、あれだけ、生活の面倒見てもらっている相手が、網の下僕になったとしたら、大河に関して、よく知っているわけで(理解しているのとは別)、そんな奴が、敵に回られたとしたら、本人はともかく、亜美が、それをフル活用しないという保障は無いしね。
いずれにしても、ある意味、恋愛関係よりも、得がたい関係ともいえるわけだが。

でまあ、竜児が大河に抱いている感情というのも、恋愛関係ではないというか、こいつの場合は、完全におかんというか、「おとぎ銃士赤ずきん」のりんごと同じ人種だろう。同じタイプでも、男と女では、世間の対応というのは、おおむね、女性に有利に働くものだし(笑
生活無能力者においては、右に出るものがいなくて、世話のしがいがある逢坂大河。しかも家は目と鼻の先。それで、解放された後、生活無能力者振りを発揮されて、体を壊されたりしたら、たいていの人間は、寝覚めが悪いに決まっているだろう、どう考えても。
そもそも、ほかの事はイザ知らず、家事に関しては、完全なる生活無能力者で、竜児が一手に面倒見ているという意味では、竜児もの母も、大河も似たようなものだし、そういう意味では、面倒を見ずにはいられないようなところがあるのだろうと思うし・・・・・。
ところが、おかんではあるが、年頃の男でもあるし、目つきが悪いのと家事能力がそこそこいけてる意外は普通の男であるから、大河のことを知りは出来ても、普通の男のサガで、何でも、恋愛に当てはめて、都合よく解釈してしまう(本当に理解するのとはニュアンスが異なる)。
そういう面が強く出ている人間だというのが、今のところの実感だったりするのだが・・・。

しかし、考えてみれば、竜児は良くも悪くも普通の男であるのだが、最近の話に良くありがちな、ギャルゲの主人公的な男ではないように見える。
というのも、大河や亜美は、北村がらみでだったし、そもそも、大河が北村に告白しようとして、うっかり、竜児のかばんにラブレターを入れた、言ってみれば、とばっちりであろう。
しかも、北村は亜美の本性を知って、なおかつ受け入れているけど、恋愛感情には至っていないようだし、大河に対しては、告白したけど、結局、その後は、何のリアクションも起しておらず、その後、北村のことを見ているうちに、意識してしまうようになった大河という風に、竜児を中心に、話は回っていないというか、むしろ、竜児は中心の人物の周辺にいる人物でしかないわけだ。そもそも、、4巻では、意中の相手に自分の気持ちを伝えるチャンスを、自ら棒に振っているわけだが、普通、主人公という、陽の当たるスポットであれば、こういうときに何とかできるか、なんとかなっているものだが、結局、それを告白する勇気も無いまま、自らの手で、自らチャンスをつぶしていたし、しかも、別荘に着てから、仲良くなるために奔走するというよりも、目先の欲望に(例:掃除)流されているあたり、明らかに、主人公の親友が、目先の欲望に流されて、悪巧みが失敗するという、特に、SSでよく見かけるパターンそのものではないか(笑 


ついでにいうなら、実乃梨が姉キャラであることが4巻で判明したわけだが、それを踏まえたうえで、作中の実乃梨に対する竜児の美化しまくった、彼女のイメージは、姉という人種に縁がない奴が、姉という人種にムシのいい幻想を抱いているのも、馬鹿な男のサガをうまく表現していると思うのだが(笑)

馬鹿な、よくある男性像を描くことに徹底しているキャラともいえるわけだが。

個人的な実感はさておき、そう考えてみると、むしろ、北村が主人公のギャルゲで、中途半端にフラグを立てたものの、結局、亜美や大河のシナリオに入らなかったか(ノーマルエンドやバッドエンド?)、ほかのヒロインのシナリオの後日談を竜児の視点でやっているようなニュアンスを感じる話だと思う。
そういう意味では、最近のギャルゲ、それめいた話とは多少、趣が異なる話であるのは確かだろう、北川や雄二が主人公の話で、後日談をやっているわけだから。
4巻だって、これ、ギャルゲのSSとかで、主人公や、ヒロインに恋する男女が手を組んで、主人公たちの後をつけたり、あわよくば、邪魔しよう
いやだって、この話、どう考えても、竜児が、北村が立て損ねたフラグのとばっちりを受けてるようなもんじゃん、どう考えても・・・・・。
それも話のタイプとしては、クラナドや東鳩2に近いタイプのものだろう。というのも、蔵などでは、春原が、智代や杏あたりから、張り倒されることが多いわけで、しかも、杏などは、主人公のことが好きだったりする。ちなみに主人公は春原のことをヘタレとかいってるが、子供のときにことみを見捨てた彼も十分ヘタレなのはいうまでもない。
でまあ、杏や智代は姉だったりするわけで、姉から受ける無理難題や暴力を、春原に一手に引き受けさせて、主人公はそのヒロインたちに好かれたり、都合のいい部分を教授していたりするわけだ。リアル姉を表現しつつ、姉萌えを損なわない、ある意味、巧妙なやり方だといえるわけだが。
東鳩2でも、環のリアル姉さンな部分を一手に引き受けるのは、雄二の役目であるわけで、主人公もその被害にあったりはするものの、環はもとから、主人公のことが好きだったりするわけだから、雄二のほうが、その被害が大きいというのは言うまでもないだろう。
また、環の場合は、まだ、くっついた後で、リアル姉さンぶりを発揮して、主人公を、自分の家に住まわせて、しかも九条院の大学部に生かせるために勉強させているというようなことをしているので、これなどは、亜美の構図に近いものがあるわけだし。これまた、亜美に関しての、竜児の役どころは、アイアンクローをかけられたりはしないが、雄二に近いものがあるわけだし。

まあ、言っちゃなんだが、姉という人種とくっつくと、くっついた後で、人一倍、尻にしかれるのは目に見えているわけで、個人的にはこれで、4巻の冒頭の警告夢の展開のほうが、はるかにマシなのだ。手乗りタイガーに首根っこつかまれているほうが、まだ、幸せなほうだと思うがなあ(汗)

そういう意味では、4巻の作中での、大河の「本来なら、玉砕するために、腰を痛めて、入院して・・・」というのは、竜児という人間だけでなく、実乃梨の性格や姉という立ち位置を踏まえた上での、上手い台詞だといえるわけだが(笑

4巻で亜美が言ってた月と太陽のたとえは、太陽=主役とヒロイン、月=サブキャラや、シナリオに突入しなかったヒロインというふうに見ることも出来る。
まあ、他のシナリオではメインになることも出来るかもしれないが、そのシナリオでは、フラグが足りなかったわけで、縁が無かったわけだし。シナリオが進んでいる以上、後からどうしようと、メインになることは出来ないわけだし。

前述したように、とらドラは、少年向けの作品では良くある、主人公中心型ではなく、北村や実乃梨の側面を殺ぎ落とした群像劇というか、主人公はタマタマ、スポットが当たっているに過ぎないという少女向けの作品の方で、よく見かけるスタイルの作品であり、サンデーで連載中の金色のガッシュも、このスタイルに近いものが合ったのだが、つい先日まで、連載中だったファウード編、いや、千年魔物編の終わりあたりから、この感覚を失いだしたか、あるいは、自分の描きたいものを優先した結果、この感覚をおろそかにしているわけで、段々と、普通に面白い少年漫画家になってしまっているのだ。
というか、雷句氏に限らず、この感覚をもっている男の作家さんは時たま見かけるわけだが、長じるにしたがって、この感覚を失っていくか、鈍らせていって、少年向けの作家になっていくケースが殆どなのである。るろ剣の和月氏なんて、その典型的なケースだし。
この感覚を長く維持しつつ、少年向けの感覚を持ち合わせるというのは、骨の折れる作業であり、ちょっと、気を抜くと、すぐに無くなってしまうものだったりするのですよね。
まあ女性でも、こういう感覚を欠如している御仁はいるわけだが、一般的に、女性よりも、男性のほうがこういった感覚を維持するのは難しい傾向が強いのですが・・・。

いずれにせよ、恋愛モノっぽくとれる表現や、男向けレーベルというオブラートに包まれているけど、「男って馬鹿よね」的なものの見方は強いし、それに対する甘やかしはない。むしろ、萌えに対する皮肉すら感じるわけで、男向けにしろ、女向けにしろ、同性に対する甘さというのが、どんなに優れた書き手にしろ、大なり小なりのこるわけだが、女性が書いているために、そういったものが、話を鈍らせるということがないわけで、少年向けのオブラートで、カムフラージュできてるうちは、指示されるたぐいの作品だろうなあ・・・・。
実際、大河は男に置き換えたら、少女モノに良く出てくるタイプのキャラだし(小柄で女の子みたいに可愛いけど、芯は男らしいといったところか)、大河を男に置き換えて、話を見てみると、そっちのほうが、話がしっくり来るんだよなあ・・・・・・・・・。

まあ、少女漫画で描いている男性作家というのは、これを少女向けでやっているともいえるわけだが、最近は、男性作家が昔ほど少なくなったのは、こういったことが、少女向けで出来る作家さんというのが、少なくなったからかもしれませんね・・・・。
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by kwanp | 2007-01-22 20:57 | ライトノベル

個人的には・・・・・

れでぃ×ばと 上月司(電撃文庫)

まあ、いつかは、こういう作品が出てくるとは思っていたが・・・・。執事ブームに便乗した作品ka
と思いきや、とりあえずの下調べは、そこそこやっているようで(単にそう見られないために取り繕っているだけともいえなくもないが)、ハヤテなどでは、軽視されている執事要素をある程度は満たしているのは、確かで。このあたりの突き詰め次第では、執事ものとしても、いい線いくのではないか、と思える。
ただ、こなれていないし、出てくるキャラが、ドジメイドとか、高飛車お嬢とか、執事以外のステレオタイプのキャラが多く、学園モノか、ラブコメに無理に、上流階級ネタをからませたという印象や、めぼしい執事作品を元にしたという感がある。このあたりは、今後の展開で出てくるキャラに期待ということで。
一巻は、のっぺりとしている感はあるのだが、このあたりも、保留というところ(書き手が慣れていないだけ、印象も或る)。話としては悪くは無いが、主人公は、のっけから高飛車お嬢とトラブルを起こしたり、お嬢を言い負かしたりとする光景は、小気味がいいのだが、このあたりの要素が、一歩間違えれば、執事ブームに便乗したという印象を受けて、損をしやすいという諸刃の剣めいたものを抱えていたりもするので、安心は出来ない。というのも、主人公が正しいという考え方を強く出しすぎると、この作品の場合、特に、執事やメイドに関しての知識を披露している分、違和感が強くなり、話に魅力がなくなる危険性は大きい。
主人公が、善良な奴であるのは、ともかくとして、だからといって、主人公がいつも正しい、悪くは無いということをやっていると、これはこれで、読んだ執事スキーに嫌われ,
ブームに便乗した作品扱いを受ける一因となるのだし。しかも、男の場合、この手の話を書くと、この罠に陥りやすく(ハヤテはすでに、この罠に陥っている)、それに気がついて、それを意識して、書くというのは、非常に難しく、女性受けを狙う作品ほど、この罠に陥る傾向が強い。しかも、そこそこ、実力のある人ほど、特に。
今の時点では、キャラに対する目線は、均等なので、その心配をするほどでもないのは幸いですが、やはいr、萌えや、恋愛要素を希望する読者が多いでしょうから、そっちを選ぶと、最後まで保てるか、が成否を決めるポイントになりそうで。
ただ、学園者や、ラブコメ、執事モノと、あれこれと欲張っている感は強いし、書いているうちに方向性を探っていくのかもしれないし、恋愛モノを期待する向きは多いだろうけど、できれば、執事モノとしての路線は捨てないで、追求を怠らない方が売上はよくなると思いますし。

しかし、ハヤテでも思うのだが、どうして、新米執事の物語だからといって、いかにも、執事やメイドになるのがうってつけ、というようなキャラがいないのか(少女向けだと、よく出てくるんだけどね)。ああいうのは、時間を重ねていくうちになるものかといえば、そういう奴も確かにいるだろうが、性分的に向いている奴とかいるとおもうのだが。
ひょっとして、主人公がかすむとでも思っているのなら、それは間違いだ、としか言いようが無い。主人公の場合は、話の中心にいるわけだが、この手の話の場合は、美形で、有能なキャラがいくら出てきてもおかしくはないし、主人公は異分子であるケースが多い。おまけに少年向けだと、主人公が話の中心にいるという構成になりやすい。
どこの馬の骨だかわからん得体の知れない奴が新米執事で、上流階級のお嬢様達やメイドに好かれて、ハーレム構成するというのは、物語だということを考慮しても、うそ臭すぎるだろう。だからこそ、執事要素とか、お屋敷的な描写を、或る程度はしっかりと書きこなす必要があると思うし、そういう執事になるために生まれてきたような奴というのも出てきたほうが、話としての説得力も増すと思うのだが、主人公の立場も、より、強調されると思いますし、執事スキーたちは、そういうキャラを求めているわけですし。
それなのに、執事になりたてで、執事の心得すら心得ていない新米の高校生ばっかりにスポットが当たって、そういうベテランやら、天職としか思えないキャラには、スポットが当たりにくい。
おまけに最初から、恋愛要素を強く匂わせているし、身分の壁というようなハードルも、アッサリクリアしてしまい、そのあたりの葛藤もあまり、重要視されない。執事モノを、流行で書いているか、それっぽい道具立てを用意しただけ、と思われやすいのだろうなあ・・・・・。
読者が、執事要素を求めていないから、ともいえるわけだが、だからといって、こだわって書かないでいいという決まりは無いと思うのだが・・・・。

でも、よく考えたら、執事になる動機としては、割合まともなほうなんですよね、この作品。
まあ、私の知っているケースだと、「顔が執事っぽいから、やとわれた」とか、「禿のほうがむしろかっこいい職業」とか、そんなレベルばっかりだけど。
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by kwanp | 2006-09-11 00:33 | ライトノベル

そりゃあ、そうだろう・・・・

http://coffeewriter.com/text254.html#7

少女漫画はホモくさい、コバルト文庫でさえ、腐女子の読むもの、とか、見もしないで決め付ける(男が、少年向け作品で、そういうたぐいの発言したら、袋叩きだろうに)、とかいうレッテルがつくのに、あれだけ、ボーイズラブを取り上げていたら、ボーイズラブにはまっていると思われるのは、当たり前でしょうに。あまり、そっち方面を見ない人からすれば、十分、はまっているように見られてしまいます。
でも、そういう人たちは、そのくせ、流行ってるとなれば、マリ見てとか、のだめとかに飛びついて「面白い」と得意げに言うから、私しゃ、そういう姿勢はどうかなといってるわけで(いつぞやのライトノベルを自分のセンスで選べんやつ云々の暴言も、そういった理由による)。
マリ見てとかいった話題作以外の少女小説を面白かったので、電車の暇つぶしに持ってきたのを見られたときも、ネタでやったように思われたし。

普段はそういう類の姿勢で敬遠しているのに、こういった記事が出たら、ものめずらしさで飛びついて、「俺のエクスかリバーが」とか、妙に反応する態度というのは、個人的には、どうかなと思うのですけどね。

しかし、個人的には創作しようって人間なら、研究の一環として、躊躇せずに、ボーイズラブに突貫するくらいの姿勢は無いと、面白い作品は作れないとは思いますけどね、実際。
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by kwanp | 2006-08-16 17:14 | ライトノベル

まだ、もめてるのか・・・・・

霜島ケイさんの新作が、今月末から来月末に変更になったとかで、枚数を超過したのが理由だとか。まあ、MF文庫はかかっくが一律で枚数制限があるとかで、それはいいのですが、担当さん、まだ、「巨乳」にこだわっているとかで、もめているのだとか。
どういう風にこだわっているかは、詳細はわからないわけですが、これまでのファンが見たいのは、霜島節であって、んな萌えではないですし(ツンデレあたりなら、かけるとは思いますが)
新規の読者相手に萌えでつろうというのが目的なんでしょうけど、主に、少女小説、少女漫画で書いていた人に一律に、そんな少年向けの作品で通用する萌えを最初から当てはめさせて、書かせようというのは、無理な話だと思うのですが・・。
まあ、これ以上は、実際に作品を読んでから、評価することにしますが、第一巻は、作品世界を説明するので手一杯だったという印象が強いし、基本的な読者は、霜島作品を愛読しているファン層ですから、無理に今風な萌えを加味させて、霜島節が損なわれたら、どうするのやら・・・・。大体、霜島作品の女性キャラというと、るり姉や環が文字通り、別の意味で小娘レベルに思える女傑ぞろいだというのに、表層的な萌えでつると逆効果になると思うのだが・・・・。
んな萌えがなくても、ちゃんと面白い作品を書ける人だと思うのですがね。
どちらかというと、この人は、平成ライダーに辟易している旧作ライダーファンが喜びそうな作品を書いてもらって、そっちのほうの受けを狙ったほうがいいのじゃないか、という気がするんですが・・・・・。
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by kwanp | 2006-05-20 11:54 | ライトノベル

どうも世間的には・・・

私の読んでいるのは、ライトノベルと認識されていないっぽい気はしますが(苦笑

nadaさんから、キーワードバトンをいただきました(笑) 


最近思う『ライトノベル』

・・・・・・・・・何気に、見え隠れするこだわりのあるエロさでしょうかね。

いや、別に、一時期、読む作品で、乳だの尻だの、妙にこだわるキャラが色々と出てくるとか、やたらマッチョなキャラにこだわりの描写があるとか、作者があとがきで、、やたら乳に関するこだわりをまくし立てるとか、そんな作品に当たることが多かったからじゃありませんよ、念のため。
それはさておき、面白い作品というのは、このエロさを前面に出すよりも、さりげなく出すというか、それを、切り札にしない人という気はします。男女問わずに。
まあ、エロさというのは誰もが持っている武器だから、諸刃の剣みたいなところもあるのでしょうが・・・・。

この『ライトノベル』には感動!!

さくまゆうこさんの「札屋一連」の第二巻とか、封殺鬼の一巻とかね。

直感的『ライトノベル』

すきな漫画家やイラストレーターさんが書いているということを除けば、やはり、初見というか、表紙を見た一瞬のイメージで、ある程度、買うかどうか決まるという気もしてくる。

タイトルで、即、いくつか買ったのをあげると、

「札屋一蓮」 さくまゆうこさん(最終巻はいつ出る?)

「そして王国が誕まれる」 めぐみ和季さん(最近、年の差カップルネタに走りつつあるような)

「占い師SAKI」(一番面白く感じたのは7巻だった)

「炎風の聖者」(文字通り、紙が主人公)

とあって、その後も続刊を買い続けることになるケースが多かったりしたので、やはり、面白いと思うのは、タイトルがシンプルだったり、上手くまとまっていたものとかかな?
後は、買うかどうか、多少、5:5、もしくはどちらかが5・5~7の割合で迷ってしまうものあたりまでが面白いと感じる境界線。
かけらもそう思わないのは、世間的には面白いのかもしれないが、自分的には合わなかったものが多いですし、さして、必要に迫られなければ、無理に読む必要はないでしょうね。

後、あれこれ、読んでみて思うのだが、やはり、作家のこだわりどころ(趣味とはちょっと違う)が強すぎもせず、弱すぎもしない人のが面白いようだ、自分的には。出過ぎると、押し付けがましく感じるし、なさ過ぎるとのっぺりとした印象で、話が自動的に進んでいくような印象が強いし。
後は、さり気に毒のそこそこ強い作風があったほうが面白いと思うのだが、少女小説書いていている人が、少年向けで話を書くと、勝手が違うのか、そのあたりが薄れてしまうような気がする。
内容は悪くないんだけど、癖がなくなって、話が丸っこく感じるのですよね、どういうわけだか。

こいつは多分、私の好みに、やや毒の効いた作風を好むようなところがあるからに関係するような気はしますが。いや、そこそこ、面白いのはあるのだが、何かが足りないような・・・・。


好きな『ライトノベル』

主人公に不幸とか災難に見舞われながらも、それを切り抜ける、もしくは切り抜けようとする登場人物の話でしょうか。主人公が割合安全な位置にいる作品は、悪くはないのも少なくはないが、物足りなくなるというのが正直なところで・・・。これは最低基本条件でして、その上で、他のキャラが濃いとか脇役とかサブキャラにも光るものがある作品とかね。
結局のところ、自分の好みを反映するものでしかないわけですけどね、こういうのは。

こんな『ライトノベル』はィャ!!

やはり、今風の流行に安直に手を出したものとかですね。
ここ数年、購読している小説ウイングスが、最近、物足りなくなってきたのも、最初は三浦しをんさんのエッセイが終わったから、と思っていたが、よく考えれば、ウイングス系列は最近、メジャー化を意識しているのが、原因かもしれない。
後は、そのひとなりの特色とでも言うのでしょうかね、真瀬もとさんなら、困った兄貴とか、霜島ケイさんなら、何度も懲りずに、貧乏くじを引く筋金入りのお人よしとか、甲斐透さんだったら、10代後半から20代の青年と、10前後の少女との年の差カップルが主役の物語とか、そういったある種の顔みたいなものが見えない作品は、好きじゃないです。
まあ、こういうのは、時間をかけて付き合うものなんだろうけど。

ついでにいうと、意外と、恋愛要素に、やたらとはしる作品はどこか物足りなく感じるところはあるかも。いや、フラグっぽいものはあってもいいけど、それを変に成就させようとしない、もしくは、作者や一部の読者だけが喜びそうな、話の運び方をしないように気をつけるとか、気をつけている人の作品が面白く感じたりする。

しかし、アニメ化とかがあるから、仕方ないといえば、仕方ないのでしょうけど、どこ行っても、マ王や、彩雲国ばっかり、やたら置いている状況というのは、勘弁してほしい。おかげで、それ以外の作品が手に入りにくくてしょうがない・・・・・。

多分、私は、バディものの延長で、読んでいる傾向があるのからだとは思うが。

この世に『ライトノベル』がなかったら??

なければないなりに、なんとか別の楽しみを見つけて、やっていそうな気はします。
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by kwanp | 2006-05-15 09:16 | ライトノベル

拍車がかかっているからなあ・・・

http://d.hatena.ne.jp/kanose/20060421/lightnovel

ライトノベルはなぜ売れないかという記事だそうですが、私個人としては、「大須は萌えているか」さんの意見に賛同したいところですね。



だってねえ、少し前に「ライトノベル大陸戦記」

http://d.hatena.ne.jp/kazenotori/20060404/1144105046

という記事もありますいたけど、コバルトとか、ビーンズとか、「=腐女子」のイメージが強い書き方されてましたし。読んでみれば、下手な少年向けよりも、少年向けな内容もあったりするのですが・・・。
それに、腐女子向けだったら、興味をまったく持たないかといわれれば、そうではなく、TVや雑誌とかメディアで紹介されれば、「=面白い作品」という保障がつくから見ようという気になるので、これは気持ちとしてはわかるし、無理もない側面があるのは理解できる。
ただ、それで見て、はまる人は、その保障がない限りは見ようとしない人が多く、ない場合は、徹底して、手を出さない傾向が強いし。
少女向けなどは得に、既存のレーベルのイメージが固定されているのか、そのイメージを強く持っているのだろうし。
「マリ見て」や「マ王」、最近、放映が始まった「彩雲国」を見ても、それに比べれば、メジャーではないコバルトやビーンズ、ホワイトハートのほかの作品などに、手を伸ばす人は少ないわけだし。
「たとえば、暴れん坊本屋さん」を見ても、「ウイングス」はまだしも、「ウンポコ」を見ようとする人など、早々いないだろうし。コミックスで手っ取り早く済ませようという人もほとんどだからなあ・・・。
「評判になるから面白いんじゃん」とかいう声も聞こえてきそうだが、評判になる作品と、自分が面白いと思う作品は違うということだ。評判になる作品でも、自分の感性にしっくりこない作品というのはあるし、その逆もまたしかり。
少年向けは、評判になるメジャー作品でなくとも、個人的に気に入っている作品を、熱烈に支持する人間がいて、そのよさを伝えようというhpを見て、それが話題になったりするのでまだいいが。少女向けになると話題の作品をとりあげて、面白いとかいう人は、少女向け作品を読む男でも、よくいるが、少女向け作品で、メジャーじゃないけど、面白いと思う作品というのに、目を通して、それを取り上げている人というのは、少年向けのそれよりも、格段に数が少なくなる。
ついでにいうと、ネットの普及も、良くも悪くも一役買っているということだろう。面白い小説は、
取り上げられたり、大手サイトで面白いといわれれば、読んでみたいという気になるが、逆にいえば、取り上げられないから、面白くはないと思うこともあるだろうが、男で、少女向け作品の話題作を見る人でも、それ以外は「人目が気になって」とかいうことを免罪符にする人が多いし、それが当たり前だと思っているからたちが悪い。前にもいったが、こういうことを言う人は、自分の趣味では人目を気にしないことが多く、いまさら人目を気にしても、意味がない人間が多かったりするので、理由になっているようでなっていない。
だいたい、そういう人は、腐女子受けと聞くと、無条件で、拒否反応を示す人が多いのも事実だし、ネットというのは同好の士が固まりやすい側面、それに安住していると、それ以外のものには、理解を示しにくい側面というのが、確かにあって、さらに偏見を強調している面もあるのだし。

生理的、感覚的に受け付けんというのもあるかもしれないけど。

だから、

http://d.hatena.ne.jp/syana22/20060410/p2

で、腐女子向けポータルが出来ても、その偏見をとくのに理解が進むどころか、おいしいところだけつまみ食いして、それ以外は、さほど、興味を示さないという傾向に拍車をかけるだけだろうし。

そりゃまあ、お金も無限にあるわけではないから、はずれは引きたくはないという気持ちは当然だろうが、ネットでの評判は、あくまで他人の意見であって、どれだけ、意見が近いと思っても、まったく感じ方が同じではないし、鵜呑みにしてはいけないのだ。評判を聞いて買うだけでは、自分の足で探すのとは、まったく別物です。
いい物を知っているのと、いいものしか見ないというのは似ているようで違うわけで、いいものしか知らないというのは、ある意味、恐ろしいことだったりするのですが。
とはいえ、情報が氾濫すると、何をどう見てもいいのか、わからないというところはありますから、やはり、皆がチェックを入れているというのをチェックするというのは、決して悪いことではありませんが、あくまで、きっかけでしかないわけですけど、それをゴールだと思う人が、少なくない。ライトノベルが売れない一因というのは、そこにもあると思いますし。
地道なアピールをやり続ければ、という人もいるでしょうが、評判で、買うかどうかを決める人は、どれだけやっても耳を貸しません。でも、この手の人種は、己の感じた面白さは、広めようとするわけで。私の感想が、よそよりも、分量が多いのは、このあたりの事情が絡んでいたりもする。
まあ、やり方や、薦める人間のよしあしもあるのでしょうけど、見もせずに拒否して、挙句の果てに、雑誌とかTV、ネットで取り上げた後に、それと同じモノにどっぷりはまって、その面白さを声高に語りだすというパターンがほとんどでして、マリ見てや彩雲国を見て、同じレーベルの作品にも手を伸ばすことはまったくといっていいほど、ありません。そういう類の人間が、多くを占めていれば、「大須は萌えているか」さんの結論は、決して極端な意見ではないんですよね。
「本屋勤務の人がそういうことをいうのはどうか」という意見もあったようですが、個人レベルでさえ、思いたくなるときがあるんですから、本職では、なおさらという思いますしね・・・。
結局、どれだけ情報があふれかえっていようとも、判断するのは、自分であることには間違いないわけですから。
だから、アニメ化とか、挿絵描きとかで、評判がでたとしても、根本的な解決にはならないと思いますし、すべての作品にそれをやれるわけはないのですから、今の現状に拍車をかけるだけでしかないんですよね、実際。
けっきょく、どれだけ便利になっても、自分の足で、自分のほしいものを探すことを欠かしてはいけないという結論にいきつくのが、落ちなわけで・・・。
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by kwanp | 2006-04-23 12:10 | ライトノベル