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今週の武装錬金

というわけで、新年一発目の武装錬金は、カズキとブラボーが再び、合間見える構図から始まります。

ブラボーは斗貴子さんたちに意思確認をしてから、ニュートンアップル女学院に、すでに調査の手を伸ばしていることを告げます。戦士千歳が、火星人刑事よろしく、学生に扮して調べていることはつげてませんが、これは告げる必要がないと判断されたか、いつものことなので、火星人刑事よろしく、なんちゃって女子高生やってることは、いちいち、説明するまでもないか、余計なツッコミを入れたら、命がないのか、そのあたりでしょう。 ともあれ、この手のシチュエーションに驚きを感じなくなった私にこれ以上、言及する資格はないでしょう、これに関しては・・・・。


話が脱線しましたが、ブラボーはカズキの核鉄について、調査していることを言及しながらも、それでも、カズキ再殺をやめようとはしません。
いわく、


わずかな光明にすがって、大勢の人たちを犠牲には出来ない、と。

その重さを知るがゆえに、たとえ、己が泥をかぶってでも、より多くの命を守るために、拳を振るう者。

助けられる命は、たとえ敵でも助けようとする、人の命を吸い取る力を持つもの。

このあたりのブラボーとカズキのスタンスについては、解釈を何度も述べているので割愛させていただきますが、二人とも、立場は違えど、ともに、人の命の重みを知って、それゆえに、人を守るために剣を、拳を振るう者同士、そのやりかたが異なり、道が違い、互いにぶつかり合うしかないとすれば、それはもう、ぶつかり合って、どちらかが、自分の道を進み続けるしかないのです。

「もし、君が自分を偽善者と思うなら~~」
カズキに戦士への道を決意させた、この言葉もひょっとすると、かつて、自分が助けられなかった命への自戒の言葉だったかもしれませんが、今となっては本人のみが、事実を知るのみ。

ブラボーが勝って、対ヴィクター戦への試金石とするか、

カズキが勝って、己の体質を解決して、人を守るための戦いを続ける一歩となるか?

二つに一つなのです。

ただ、もし、ブラボーがカズキに道を譲った場合、それは、時期がいつになるかはともかく、
現段階でそれをやると、彼らの別れを意味するのではないか、という気がするのです。

何しろ、ブラボーはウルトラマン、そして、ウルトラマンは、M78星雲出身のタイプだと、大いなる意思や、宇宙の掟に従って、活動しなければ、なりません。地球を守るために戦うのも、その掟が許す範囲内だから出来るのです。そして、それを破って、己の感情で動いたときには、大いなる意思や、宇宙の掟によって、動くもの達の制裁が待っているのです。ブラボーの場合は、いうまでもなく、それは錬金戦団です。どうも、ヴィクター化したカズキの核鉄をほしがるのは、単に多くの人の命が奪われるから、というだけではなさそうですから。

人々をホムンクルスの脅威から守る事をやっているとはいえ、もともとは、研究バカの科学者たち、行ってみれば、マッドサイエンティストが作り出した組織ですから、常人の感覚で理解しようとしてはなりません!!

それに、ブラボーはカズキにとって、越えなければならない壁を意味しています。
どういう結果を迎えるにしても、別れは避けられないような気配が強そうです。勝ったとしても、負けたとしても。
それがどういう形でやってくるかは、和月氏のみが知るところですが、おそらく、ヴィクター化をなんとか出来たとしても、かつてのように肩を並べて、戦うということは、出来ないか、少なくなるのかもしれません。まあ、剣心の師匠である比古清十郎の例もありますから、できれば、不幸な結末を迎えると決まったわけではありませんが・・・・・。
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by kwanp | 2005-01-04 15:21 | コミックス

君には見えるか?

というわけで、今年のお気に入りコミックスライトノベルトップ10(順序と順位は関係ありません) ラスト2です。

今度は花とゆめコミックスの「親指からロマンス」

これはマッサージをしている少女と、タラシの男の恋愛モノなんですが、そもそものきっかけは、主人公の東宮千愛(とうぐう ちあき)が森泉陽介の体が目当てだったりします。


・・・・言い方が端的すぎましたね。要するに、マッサージの達人である千愛が、こりにコリまくってる陽介に、マッサージさせてくれ、と申し出たことから、「俺を本気にさせたらな」という条件の勝負になったのですが、

実は陽介、この勝負に別の目的があったのです。

というのも、千愛の双子の姉の明佳は、男をとっかえ引っかえして、もてあそぶ性悪女で、しかも、陽介の弟がこれに引っかかって、もてあそばれた挙句、ぼろ雑巾のように捨てられたわけで、その復讐のためにこんな勝負を申し込むのですが、当然、双子であることを知らない、陽介は、話とは違う千愛の態度に戸惑いながらも惹かれます。

でまあ、それを陽介のことを知った明佳は、千愛の振りして近づきますが、たらしの陽介には、一目で見破られ、眼中にな扱いを受け、その腹いせに千愛を人質にとって、陽介をいたぶろうと、取り巻きの男たちをつれてきますが、

千愛のマッサージ技術に、全員返り討ちにあいます。しかも、そのときの決め台詞が、

つぼ押しって、人を気持ちよくするだけじゃないのよ、同じつぼでも強く押すと急所になるの、長年やっていれば、女でも大きなダメージを与えられるつぼにね

と、どすが利いてます。ただの気弱ヒロインかと思っていたら、とんでもない切り札を持っていました(笑) 好きな男のピンチに、颯爽と得意技でもって、窮地を脱する。
正直に言います、萌えました、このときの台詞と表情で(笑)

でもよい子も悪い子も、よほどの場合じゃないときには、真似してはいけません

ともあれ、お互いの誤解が解けて、二人ともカップルとなったわけですが、やることはしっかりやってます。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・といってもマッサージですけどね(笑)

他にも、好きな女の子にひまわりを一輪挿しして、「俺はお前の太陽だからな」とか、真顔で言えたり、ギャルげーをやりこんでいるらしい、マッサージのプリンスこと、マッサージ研の珍獣にして、千愛と明佳の兄でもある東宮武(とうぐうたけし) ちなみに、東宮兄妹は、マッサージに関しては天才的な沙腕を持っているので、こっているツボがイメージとして現れるツボーズという存在が見えるのですが、武の師匠になると、ナビ機能までついているようです。

まあ、その武の好きな相手で、千愛の友人、ぱっと見は小学生っぽい(らしい)相沢優奈。
武のことは憎からず思っているが、テレゆえか、こぶしで突っ込みを入れるなど、ハードな愛情表現が目立ってますが、傍から見れば、良い相方です(笑)

最初は、この武と優奈の組み合わせでラブコメだったんですが、この二人、ラブラブバカップルなので、山あり谷ありのラブコメよりも、コメディにしかならないような気がしますし、「M(マゾ)とN(ナルシスト)の肖像」のように、コメディ向きのカップルでも、状況設定が、それっぽかったら、それでも何とかなったんですが、そっちのハードルも高くないですからねえ(笑)

更に、マッサージ研の会計係で、見かけだけなら、容姿端麗、頭脳明晰と何拍子もそろってるクールビューティですが、堂々と、早弁をしたり、意外と人見知りが激しかったりと、制服やユニフォームに関しては、譲れないこだわりを持っていたりと、見ていて飽きない先輩、阿部夏江と、マッサージ部の部長で、夏江に、いろいろな意味でかわいがられている、まあ実際にかわいい性格なのだが、一応部長の春海千歳(実は良いとこのぼっちゃんらしい)。

まあ、この面子を交えて、はれて恋人同士になった千愛と陽介は付き合いだすのですが、マッサージを介しての恋なので、色気というのが全くありません。それをじれったく思ったのか、優奈などが入れ知恵というか、恋の手ほどきをしますが、この優奈も優奈で、好きな相手からもらいたいプレゼントが、本人お手製による、東宮武人形なので、まともなアドバイスに名りゃしません(笑) しかも、千愛は、それを真に受けて行動して、っと、良くも悪くもお笑いのコンボが炸裂します(笑)

そして、武の師匠で、マッサージ界随一の使い手を交えた、夏合宿を経験して、やってきた、裏マッサージ大会の招待状、勝てば、莫大な賞金、負ければ罰ゲームが待っているという、大会に、3 ON 3で挑むことになり、マッサージ研からは、千愛、武、部長の三人が選抜され、出場し、ハシでたくさんの豆粒をつまむ速さを競ったり、肩の凝り具合や足の張り具合で、目的の職業の人間を当てる種目など、トーナメントを余裕で勝ち抜きます。

さらに、少年誌ほど引っ張りませんでしたが、裏のマッサージ大会にて、千愛たちと激戦を繰り広げた、山茶花高校。コンセプトは怖い学校でして、
最初に登場したのが、髪を緑に染めていて、見た目が怖いために、いつもサングラスをしているが、実は性格的には、非常に間抜けでお人よし。しかも、低音ボイスを聞かせて、相手を足腰多々無くしてしまう、とんでもない特技の持ち主、三姫周(みひめ あまね)。

三姫の一年後輩で、関西人、見た目が男っぽいので、初対面の人間は、ほとんど、女だと気がつかないという(たぶん関西弁のせいもある)、自分の学校ですら迷う方向音痴、黒松。ちなみに、三姫も全く気がついてなかったらしい(笑)

そして、部長で、解消したコリが悪魔のイメージを伴って実体化するという悪魔のイリュージョンというマッサージ技を使う男、桜ノ宮恵太(さくらのみや けいた)。ちなみに山茶花の部長は、美しさ、強さ、怖さを身に付けていないとなれないようで、山茶花高校の美の基準は毒々しさなのですが、ヘリコニアのうつぼ蔓のような美を持っているのだとか。強さに関しても、部活中、私語をしているものには鉄建制裁という容赦のなさ、怖さはいうまでもなく、悪魔のイリュージョンと、余裕で、部長の条件を満たしているようです、桜ノ宮は。

まず、部長と桜ノ宮がぶつかりますが、怖いものが苦手な部長は、あっさり敗退、
さらに、桜ノ宮を、武が秘儀・薔薇の舞で、下しますが、不意をついた低音ボイスで、武を行動不能にして、周の勝ち、しかし、武も、おとなしく負けたままではいません、ギャルゲーをやりこんで、知り尽くした男、東宮武、妹に、袖をつかんで上目遣いで、周を見るというしぐさで、周を動揺させて、あっさり撃退(笑) 黒松の感覚を遮断する無音の前に苦戦を強いられますが、陽介のエールで、あっさりと調子を取り戻して、勝利を収めて、優勝しますが、改めて、字にしてみると、お馬鹿な戦いですよね、これって(笑)

大会が終わった後も、千愛の激写騒動やら、山茶花が千愛たちの学校にマッサージの助っ人として、出張してくるとか、いろいろあるのですが、それはまた別の機会に紹介するとしましょう。
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by kwanp | 2004-12-31 20:26 | コミックス

ゆっくりと、器の中が満たされて・・・

「水と器」 新書館 ウイングス 山田睦月 作

霊力はからっきしだが、人の世話をやくのは向いている、生臭坊主と、人形を作る技術は一流だが、心が欠けているために、妖かしに魅入られやすい人形ばかり作ってしまう、人形師を書いた時代物。

名うての人形師の養子だった彼は、生臭坊主と知り合い、彼に頼まれて人形を作って、それを供養していくうちに、少しずつ、人形師として、人として大切な何かをみにつけていくのであるが、そんな時、生臭坊主が、長年追っていた鬼が、見つかり、彼は姿を消す。

その前夜、坊主が人形師の家にやってきて、作ってほしい人形があると、頼みに来るのであるが、本人もわからないまま、人形師はそれを断り、坊主は、いつもと違って、拍子抜けするほど、あっさりと引き下がって、旅に出てしまう。

そして、作中のところどころで語られる、坊主の過去。坊主の過去は、零落した家柄の武士であり、坊主が追っていた鬼は、彼の実の兄だったのである・・・・・。

そして、彼は、兄と決着をつけるために、全てに幕を引く覚悟で、兄と対峙するが・・・


といった感じの話で、空っぽの器に、少しずつ液体が満たされていって、それがいっぱいになっていくような過程で、物語は進行していく。ふつうなら、坊主も人形師も、主役ではなく、惨めなまま、終わっていく敵役になりそうなキャラクターだと思うが、それを主役として、登場させ、かけていたつきが、まん丸になるかのごとく、ゆっくりと、成長していく、という過程は、派手さはないが、静かに、それでいて、何もかも、受け止めて、昇華するような懐の大きさのようなものを感じる。
最初から完璧な人間など、どこにもおらず、間違ったり、回り道をしながら、自分の足で、手で、大事なものを見つけて、人は成長していくのだ、ということを、人形師の人形の果たす役割の変化とともに、しっかりと書かれた作品で、坊主の、兄や過去を決着をつけるくだりと、その後のシーンは、この作者の作品を知るものなら、時代物の体裁はとっているが、この作者らしいと、納得せずにはいられない終わり方である・・・。
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by kwanp | 2004-12-31 16:55 | コミックス

いつもと同じ、けど、少し違う歴史

「プラネットラダー」 コミッククリムゾン刊 なるしまゆり 作

月光クロイツと同じ雑誌で、創刊時から連載されていた、人気漫画家なるしまゆりさんの作品で、これまた、月光クロイツと同じように、一巻丸ごとかきおろしという仕様で、5月ごろに、最終間が出て、完結している。
無数に存在するパラレルワールドの中で、人が存在する9つの世界。そして、その世界は、遠くないうちに衝突して、滅亡する。そして、それを回避できるのは、まなないの娘と呼ばれる少女に選ばれた、ひとつの世界だけ。

そんないいつたえをたよりに、あなないの娘と呼ばれる少女、カグヤを巡って、いくつもの世界をまたにかけ、そして生きている武器を操る、不老不死の者たちが争いあう。
かつては滅びを回避するために、皆が生き残れるために、手を取り合った者たちが、敵味方に分かれて、合い争う。その中でも、最大の力を持つ七界(ゲオ)とその皇帝クラは、穴内の娘を手に入れて、七界が生き残るために、六界と八界を、傘下におさめた地心火炎晶(ジオパイロゲート)の使い手、バンビに滅ぼさせ、あなないの娘を手にするのは、自分と七界だといわんばかりに、覇道を突き進む。

そんななかで、カグヤは、かつて滅亡した世界の王子で、現在は、かつての友の姿をしたロボットをはべらせた男、狂王子とよばれる男セーウと係わり合い、さらには、同じ歴史を何度も繰り返している賢者メシエと知り合い、一人でも多くの人間が生き残れる道を探そうとする。

が、そんなカグヤを、クラが見逃すはずはなく、彼女は、七界に連行され、クラと直接対決する羽目になる。

そして、皇帝クラとの対決の中で、カグヤは自分はあなないの娘ではなく、一人の無力な小娘にすぎず、あなないの娘というのも存在しないことを看破する。

それはカグヤの兄と、メシエが作り出した偽りの希望、滅び行く世界に希望を与え、絶望の世を照らす一条の光にしようとしたはかりごとに過ぎなかった。希望なしで、生きていけるほど、人は強くないからだ。

そして、クラはそれを更に利用して、世界を纏め上げ、滅亡を回避しようとして、どんな手段をも、選んで、実行してきたのである・・・・・・。

やり方は違えど、それはすべて、今日と同じ、しかし、少し違う明日を迎えるために、彼らは、滅びを回避しようと、己の道を歩く。

そして、その結果、全ての生きる武器の所有者が一同に会し、滅びを免れるかもしれない大博打に挑もうとするが・・・・・、

と、最終巻のあらすじをかいつまんで説明しましたが、これでも、全てを語っているとは思えないので、興味を持った人は、一回読んでみてください。その価値はある作品です。

滅亡にさらされながらも、それでも、明日を迎えるために生きる人たちの物語。この手の物語によくありがちな、なげやり感というのもは全くなく、最後の最後の最後の瞬間まで、生きることをあきらめずに、自分たちの生きる世界を守ろうとする姿は、人の強さとか、たくましさとか、やさしさを見た気がします。
結局、詳しくは語りませんが、万事、丸く収まる、とまではいきませんでしたが、それでも何とか生き延びて、今を生きている、というところで、物語は終わり、カグヤの兄、カガミの手紙で幕を閉じます。
自分の妹がいてくれたからこそ、自分はこうして、世界が衝突する未来を変えるために、その力を手にして、戦っていられると。偽りの希望として作られた伝説であったが、彼にとっては紛れもない事実だったのだと。
全てが終わった後、と全てが始まる前と二つのときを重ね合わせて、そこに希望がある、それを指し示したところで、全七巻、六年に及ぶ物語は、本当に終わりを告げます。

なるしま作品は、いくつかあって、完結している作品は少ないわけですが、どれだけ、過酷な状況に叩き落されても、なにかしらに希望を見出し、強く、優しく、傷ついた人間が、己の足で立ち上がり、道を行くのを、最後まで、温かく見守る、どんな状況でも、人には、人を思いやる優しさがあるのだと、そんなところがあるから、この人の作品は好きなのかもしれません。
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by kwanp | 2004-12-31 15:19 | コミックス

お笑い人狼草紙

「月光クロイツ」 クリムゾンコミックス刊 羽崎やすみ 作

話は、月臣源(つきおみ げん)が昔、自分の家で家政婦をやってた庚の電話を受けたことから始まる。変質者に付きまとわれている、雇い主のお嬢さんのボディーガードをしてくれ、と。
源は、人の姿のまま、狼人間の力を使う狼男の上位種、人狼(ひとおおかみ)で、小さいころ、満月の晩にビルの屋上を、ひとっとびしたところを庚に見られて、写真までとられてしまっていたので、それをネタにされ、しぶしぶ、久瀬光(くぜ ひかり)のボディーガードをすることになった源は、その騒動の結果、光も人狼(ひとおおかみ)だということを知り、なし崩し的に関わることになるのだが・・?

ガンダムwのパロディマンガを書いていた羽崎やすみさんの狼男もので、「風のたてがみ」
という少女漫画で出てきた、人の姿のまま、狼の力を行使する人狼(ひとおおかみ)の設定を使った作品。

作中では、源と光のほかにも、人狼のクロード・ルビエや、人狼の力を狙う秘密結社狼団(ひみつけっしゃおおかみだん)や、その背後にいるルーカンパニー、そして、継母の万平美園(よろずだいらみその) そのだんなで、女癖の悪い、源の実の父親の月臣正(つきおみただし) 半分、血のつながった弟で、ブラコンの沙月、御園の秘書で、忠誠心は篤いが、思い込んだら、妙な方向へ突っ走りまくる狼男の川岸、庚の孫で、女装趣味の史野、といった顔ぶれで話は展開する。

そして、光は、満月の晩に、銀髪の姿に変身するタイプの人狼で、源の母親の形見のクロス(十字架)で、月の満ち欠けに関係なく変身できるようになるのだが、実はクロードも、同じタイプの人狼だったことが、判明して、事態は急展開を告げる。

しかし、3巻の最初に収録されている、このエピソードを書いたところで、03年春に、コミッククリムゾンは休刊となり、実質、8割がた、書き下ろしの第三巻は、それから一年ほど待たねばならなかった。しかも、最初は、03念年末に発売される予定であったが、それも延期になり、04年春にようやく発売されたのであった・・・・・。

書き下ろしの三巻では、狼人間の力を抑えきれなくなっていく、クロードを何とかしようとする過程を軸に、美園と、その親友だった、源の母親、小夜子の過去が語られる。

御園と、正は婚約者で、小夜子が、正とくっつく形になったのだが、御園は、正のことは、兄弟以上の感情は持っていなくて、むしろ、二人のことを応援していた形だったのだ。

しかし、一人取り残された形になった御園は、それを紛らわすために荒れてしまい、それを何とかしようとして、満月の晩に、ドライブについてきた小夜子は、事故で、しかも、御園を助ける形で亡くなってしまい、満月の晩だったこともあり、自分が助からなければ、小夜子は死なずに済んだのではないか? と思わずにはいられなかった御園は、人狼について調べ始める。事情を知っているものとしては、当然といえば当然の行動であった、その結果が、狼団という秘密結社に結びつかなければ(笑)

人狼とはいえ、ベースは人間なのだから、その力があって、目の前で友達が死にそうになっていれば、手を差し伸べるのは、当たり前だろう。それに、小夜子だけが助かっていたとしたら、今度は、小夜子が、残された人生を、後悔したままで生きていたような気がするのだ。
強い力があっても、大事な友達一人救えない力など、あっても邪魔なだけに過ぎない、そう思っても、おかしくはないだろう。

そんな意味合いの言葉を口にして、「だからもう気にしないでくれ」と源は、御園を説得し、
長年のわだかまりは幕を閉じ、御園はルーカンパニー、ひいては狼団を解散することを決意する。

だが、クロードの問題はまだ解決しておらず、月の狂気に駆られて、クロードは光に牙を向けてしまう。

10倍返しにされて、病院送りになったのはともかくとして

核戦争の脅威を特集した番組を見て、美園が勢いで注文してしまった核シェルターに、クロードを、暴れても大丈夫なように隔離しても、時間稼ぎにしかならない。

源は史野をつれて、クロードの故郷へ、光は庚の実家に手がかりを求めようとする。

事件がおきたのは、そんなときであった。ルーカンパニー解散に納得しきれない川岸は、こっそりと、人を狼男、狼女にする薬の試飲会を開くが、おりしも、満月でハイになりすぎた狼男達は、町へ出て暴れようとし、結果、クロードを引っ張り出さざるをえず、更には、応援&クロードを制止にきた光までもが、人狼のアイテムをいくつもつけていたために暴走してしまう。

やることなすこと、ド派手というか、大味な美園が用意したヘリで、駆けつけた源も、光を相手に戦わうことを迫られるが、

光とクロードは、狼の要素を強く受け継き、動体視力に長けた狼系で、源は制御に長けた巫女系の人狼。一長一短はあるものの、両者が戦うと、後者が振りにならざるを得ず、追い詰められていく、源。

だが奇跡は起こり、光の暴走を止め、クロードももとに戻って、故郷に帰り、全ては丸く収まっり、源は、しばらくの間、母親の形見のクロスを、史野に預けて、物語は終わる。

私個人は、獣人フェチではなく、羽崎さんのお馬鹿で濃い芸風が好きだったので、読んでいたのだが、どうも、この作品、獣人に変身しないという点が大きくマイナスに働いていたらしい。
動物の姿に変わる、もしくは、萌えな猫耳姿になるのが、この手の作品を愛好するものの、つぼみたいなのだが、人の姿のままなので、強い存在に変わるという願望は満たせず、一般的な狼男は雑魚扱い、という点がお気に召さないのだと思う。
しかし、人の姿のまま、狼の力を行使する、というのは、使いようによっては、正体を隠して、人間社会に溶け込むことを要求される獣人ものの物語として、成り立つ余地を十分満たしているので、そんなに悪い素材とも思えないのだが、世間はそうは思ってはくれないようだ。

ちなみに、羽崎さんは、コミッククリムゾンでは、「月光^」の前に、「奇跡でGO!」という魔女の孫に生まれた、双子の少年の話を書いており、この二人、祖母に、後継ぎになることを強要される話なのだが、もし、クリムゾンが休刊にならなかったら、今度は、吸血鬼ものか、忍者者か、霊能者物でも書いていたのか、非常に気になる。実現することはないのはわかっているのだが。

ちなみに、現在は、羽崎さん、まんがタイム系列の雑誌で、OLもののギャグ4コマを書いているので、機会があれば、紹介する予定だ。
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by kwanp | 2004-12-31 12:34 | コミックス

トリパロとGO! WEST

・・・・・・・・・・このタイトルでネタの趣旨がわかった人は、かたぎにはなれません(笑)

トリパロは、まんがタイムの新雑誌「MAX」の創刊号に載せられた、きらら執筆陣によるトリコロのパロディという趣旨で、作られた企画で、(以下敬称略)師走冬子、新条るる、ととねみぎ、藤島じゅん、愁☆一樹という顔ぶれでかかれたもので、まあ、今年の春から夏ごろまで、トリコロの作者の海藍氏の急病による休載で、きらら系列の雑誌の売上がおちていたので、その関心を取り戻すための一手だったのである。

別にそれ自体はかまわないが、たった8Pは少なすぎるだろうという気がする。

まあ、きらら系列の人気作家によるトリコロ作品というのは、興味をそそるものだし、作家賛同しでも、付き合いのある人たちは、知り合いの作家さんのキャラを巻末のあとがきに書く、とかHPに寄稿している人も少なくないし、書いてる人たちもパロディ作家出身の人たちも少なくないから、企画としては悪くない気がするのだが、小ぢんまりまとまっている印象が否めないのだ。

トリコロが人気漫画だし、売上減の中、へたなことやって、イメージダウンにつなげたくはないのだろうが、この手のコラボレーション企画は、「ボーボボ」と「DETHNOTE」のコラボレーションものと一緒で、やはり、一味も二味も、パロディする人間の持ち味を加味しなければいけない気がするのだ。
そして、こういう企画にこそ、もっと、新人とかを起用すればよかったのだと思う。こういうときに思わぬ起用が思わぬ結果を引き起こすのが、代役の面白いところなのだ。「セーラームーン(アニメ版)」で、三石琴乃さんが病気で倒れたときに、荒木香恵さんが代役を見事こなして、その後、ちびうさ役として、レギュラー入りしたりとか、偽黄門役をやった人が後に、黄門役を射止めたりとか、この手の企画には、何が起こるかわからない、混沌振りが欠かせないのだ。ところが、それをきららの人気作家で固めて、無難にまとめたから、可もなく不可もなくという結果に終わってしまったのだ。

ではどうすればよかったのか?

個人的には、丸々一冊、トリコロのパロディ本をやっちゃえばよかったのだ。それも、一部の人気作家だけじゃなしに、きららとか、まんがタイム系列の作家さnを無作為に選ぶとか、新人に書かせるとかで、トリコロのキャラを書けば、書き手のカラーを前面に出すのも認めるくらいの事をして。原作者であっても、いやそれだからこそ、気がつかない盲点というのは存在するもので、人気作家が、もとネタに忠実に書くだけよりも、新人や、変り種の作家さんの中には、こういう点を面白く突いてくる作家さんというのが、必ず存在するので、けっして、悪い考えではないと思うのだ。

それに、じつをいうと、この手のやり方に例がないわけではない。

それがお題に乗ってたもう片方の「GO! WEST」なのである。

これは漫画家の巣田祐里子さんが、今はなきア二パロコミックスに連載していたマンガで、
掲載雑誌の休刊により、打ち切りを余儀なくされた作品である。基本は「西遊記」を元ネタにして、百封の瑠璃に力を奪い取られ、13歳の子供になってしまった師匠、三蔵を元に戻すために、弟子の孫悟空、妖魔ハンターの海王、竜姫、性別不明の如意棒が、ものみの谷を目指す話で、それ加えて、悟空の親友アルファルファも、氷漬けにされて、連れ去られた姉を取り戻すために、新米妖魔ハンターの七生、運び屋コンビとパーティを組むことになり、二つの軸で物語が運ばれていき、やがて、それがひとつになるはずだっただけに、作者による簡潔編を見てみたいものだが、今となって、実現は難しいようだ。まあ、せめて、西遊記を紐解いて、ファンなりに想像力を働かせてみるほかないだろう。

現在は、愛蔵版全三巻に、それまでコミックス未収録だったものや、かきおろしもふくめて、完全収録されているので、手に入れるのは容易だ。

さて、実は90年夏に、ア二パロ作家総出で、一冊丸ごと、「GO! WEST」な別冊「AND NOW3」が発売されて、更には、そのなかで、MARIKOさんが書かれた「MISSCAST」という、星矢キャラが演じる「GO WEST」が連載化されたという冗談のような話がある(笑)

まあ、パロディ雑誌だから出来たという声も聞こえてこようが、これくらいのことをやるパワーがないと、きらら系列も、生き残りは難しいような気がする。海藍氏の作品は確かに面白いが、その人気がいつまでも続くとは思えないし、そうなったときに彼以外に柱となる作家さんがいないと、後は休刊が待ってるのみである。今回の休載は、その言い練習台となれたはずなのだが、うまく活かせたかどうかは、後の時間が判断するほかないでしょうね。
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by kwanp | 2004-12-31 11:26 | コミックス

この顔にピンときたら、ではありません。

悩殺ジャンキー(白泉社 花とゆめコミックス 福山リョウコ)

主人公の鏑木那伽(かぶらぎ なか)は顔のつくりは悪くないのだが、緊張すると、凶悪犯面になってしまうという癖のために、普通の女の子扱いされないのが悩みの女子中学生。
ある日、好きな男に振られたのであるが、その際に「人気モデルウミみたいなかわいい女の子が好き」というものだったために、その足で、所属事務所に殴りこみ、結果、見かけどおりの前科者に・・・・・・・・・・・・・・・、ではなく、モデルとしてスカウトされたものの、凶悪犯面でなかなか、仕事がゲットできずに、伸び悩んでいたのだが、

ウミが実は男という秘密を知ってしまいます。

本人の話によると、モデルになったいいものの、その幼馴染が緊張の余り、ばっくれてしまい、女がおだったこともあいまって、代理でやったのがきっかけで、モデルとしてスカウトされ(家族を言葉巧みにだまして、契約)、結果人気モデルになってしまったという、とんでもない事実を知ってしまったナカは、口止め料として、仕事を回してもらえることになったことから、彼女のモデルとしての道は開かれる。
無愛想な凄腕カメラマン・堤に気に入られ、無理難題を吹っかけられたりと、堤にウミが正体が男である為、成長期という避けられない事態があり、女装モデルとして、先がないという事実をちらつかされ、縁を切ることを迫られたりと、波乱含みで、この先どうなる、というところで、2巻まで出ているコミックス収録分お話は終わっています。でも、よく考えたら、八重ちゃんみたいなのもいるんだから、ずっと、そのまんまということも・・・、うわっ、なにをする、はなせ

ともあれ、

個人的には、一巻では、まだ、緊張すると凶悪犯ヅラという設定が生かされていて、しかも、間にはさまれてる1p漫画のパンチが効いていたりと、ギャグとして、楽しめたのですが、二巻あたりから、普通の恋愛物になってしまって、ちょっと残念かな? と思っているので、もうちょっと、緊張すると、凶悪犯面という設定を生かして、ギャグを飛ばしてほしいものです。
やはり、話が進むにつれて、普通の女の子の恋愛モみたいになるんでしょうかねえ・・・?
それはそれで、もったいない気がしますが・・・・・。
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by kwanp | 2004-12-28 23:06 | コミックス

今年買ったコミックス・ノベライズその一

舞-HIME(少年チャンピオン連載)

現在、深夜に放送されているアニメのコミックス版ですが、ストーリーはアニメとは別物で、個人的には、こっちの方が面白いんじゃないかと思ってたりします。紹介しようしようと思ってて、しそびれていた作品です。

ストーリーはというと、不祥事を起こし、前の学校を追い出された盾祐一は、風華学園へ転向してくるのですが、来て早々、銃をぶっ放す少女と、さらにそれを炎で受け止める少女との県下に巻き込まれます。しかも、この喧嘩、日常的な光景とかしていて、みなさん、いつものことかと受け流したり、応援したりしているというとんでもないところ(笑) どう見ても、普通の学校ではありません(笑)
それもそのはず、この学校、オーファンと呼ばれる謎の化け物の襲撃を受けていて、それ新太刀打ちできるのは、チャイルドと呼ばれる、まあ、わかりやすいたとえでいうと、スタンドとかアルターとか、武装錬金みたいなものを操ることが出来るHIMEと呼ばれる少女たちで、
そのチャイルドは、鍵と呼ばれる男性と力を合わせることで、発言するしろものだったりします。
でまあ、オーファンが暴れている時期に転校生としてやってきた祐一君、例のもれずに、鍵だったわけですが、鍵は鍵でも、

喧嘩をしていた、二人のHIME両方の鍵だったわけです(笑)

銃をぶっ放していた少女・なつきによると、「おまえと私の子供」ということらしく、
ようするに、転校早々、女性二人同時に、できちゃった結婚せざるをえない状況に追い込まれます。しかもそこへ、オーファンの攻撃(このシーンがかなりエロかったりする)。
 おまけに、なつきには、少なくない数のファンが男女ともにいまして、肉欲獣扱いで、敵視される始末(笑) さらには、寮の祐一の部屋が、戦闘中の攻撃で、破壊され、喧嘩をしていたもう一人の少女、舞のところへ転がり込まざるを得なくなるわけです。おまけに、その翌日には破壊魔呼ばわりされるわ、ホモ疑惑までささやかれるわと、次から次へと、不幸のオンパレード(笑) おまけに転校前は、男子校だったので、共学への憧れみたいなものがありましたが、それも、なつきのおかげで、粉々に粉砕される始末(笑) まあ、この手の作品の主人公は、これくらいの災難がないと、只の桃色ハーレムで、見ている人間としては詰まりませんから、ちょうどいいのですが(笑) この後、どんな災難が待っているかと思うと、楽しみでしょうがありません(爆)
ところが、その晩に、なつきが舞の部屋へ忍び込んできて、祐一を拉致、追いかけてきた、舞い達と、なつきの部屋で喧嘩になりかけ、祐一が仲裁しようとして、結果的にチャイルドを召還して、なつきの部屋を破壊、彼女まで、舞の部屋に転がり込む、といった具合に、やりすぎなくらい、どたばたストーリーを展開していて、ある意味、アニメ晩よりも、パワーのある作品に仕上がっていると思います。
現在一巻が出ていて、今紹介したストーリーの後も、ぶっ飛んだ話が展開していて、一巻のラストは、エロスなところで、終わってたりするのですが、それは実際に、自分の目で確かめてください(笑)

後、人間関係も、アニメとは微妙に変わってたりします。
たとえば、アニメでは脇役の祐一ですが、こいつはなつきのことが好きみたいですが、コミックスでは、なつきが、祐一のことを下僕扱いして、祐一のほうは、何かと世話を焼かされてます(笑) なつきはなつきで、橘さん扱いだし(笑)

アニメのほうでは、舞やなつき、他に、碧というキャラがいまして、最近、漫画のほうにも、ようやく出てきたのですが、彼女のチャイルドはロボットへ変形するのです。アニメ版ではC調キャラで、己の気分の赴くままに行動して、バイトのシフトを強引に変わってもらったり、他においしそうな話があると、そのバイトをホッポリ出して、神社に不法侵入して、倉庫を物色、とすき放題行動していて、先頭になると、「正義、友情」を口にして、アバレ回るのですが、「正義や友情」を口にするなら、時速300くらいの直球ストレートの言動を取るくらいでナイト、いけない、という私にとっては、あまり、ぴんと来ないキャラだったのですが、漫画版では、変形したチャイルドを操って、縦横無尽にアバレ回って、オーファンを倒すという素敵な登場をしてくれまして、ますます、漫画版のほうを支持したくなったのはいうまでもありません・・・。

ちなみに、この祐一、巫女さんで、年下で、ツインテールの幼馴染がいるのですが、それが出てこないのが、少しばかり残念なくらいですね、不満といえば(笑) ともあれ、見て損はない話かと思います。
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by kwanp | 2004-12-27 00:00 | コミックス

ウルトラマン対仮面ライダー再び(笑)

といっても、昔でた、あのビデオの第二弾が出るわけではありませんし、てれびくんのOV(オリジナルビデオ)が出るわけでもありません。
そう、察しのいい人は、薄々気づいたかもしれませんが、今週の武装錬金のらすとシーンで、ニュートンアップル女学院に合流するために、墓地で待ち合わせしていたカズキ達の前に現れた、戦部。そして、カズキ達の前にほうりだされるパピヨン。
カズキと「ヴィクター化したら、俺と戦え、ならずに済んだら、俺たちの仲間として、一緒に戦え」と、二つの約束をして、去っていき、カズキ達の一件から手を引きます。

そして、その直後に現れる、再殺部隊の新たな強敵 根来、リターンマッチとばかりに現れる円山、そして、ブラボー。

かつては、敗北を喫した相手が再び、カズキの前に立ちはだかります。

しかし、カズキは己のペースを崩さずに、「勝って、先へ進むだけ」と言い放ちます。

といったところで、今週の武装錬金は次回へと続きます。

どこが仮面ライダー対ウルトラマンだって?

ほら、「武装錬金」4巻で、、LXEのアジトを襲撃する歳に、「背中に人生を」、と聞かれて、でとったポーズが、カズキが仮面ライダーで、ブラボーがウルトラマン。しかも、一回戦っていますからね。おまけに、ふたりとも、ブラボーはアナザータイプ、カズキは、サンライトハート弐式、とフォームチェンジを取り入れて、ますますそれっぽくなってますから(笑)

仮面ライダーは、若いライダーファンは、たいてい、この番組からライダーを知った、「仮面ライダーBLACK」の続編、「たいようの、こかめん、らいだぁぶらく、あるえくすだ」こと仮面の助、もとい、「仮面ライダーBLACK RX」のロボライダー、バイオライダーのフォームチェンジに始まり、00年の仮面ライダークウガでは、基本フォームのマイティ、スピードのドラゴン、探索能力に長けたペガサス、力のドラゴンと4フォームある上に、それに金の力が加わった、ライジングフォーム、さらに電気ショックでパワーアップした、黒き戦士・アメイジングマイティ、そして、究極の闇と恐れられたアルティメットフォーム(正味登場二分間(笑))と、フォームチェンジのオンパレード。
次のアギトでは、少なめになったものの基本のグランドフォームに、剣を操るフレイムフォーム、ハルバードを操るストームフォーム、三つの力を合わせたトリニティフォーム、マッシブになったバーニングフォーム、そして、さなぎから蝶へと変わるかのように、光り輝くシャイニングフォームと多彩なことには変わりありませんでしたが、

その次の龍騎では、ライダーが13人もいた成果、疾風、烈火のカードでサバイブに変わるのみ、ファイズでは、ファイズが、ファイズアクセル、ファイズブラスターと外付け装置によって、強化し、今年のブレイドでは、カードによってジャックフォーム、13枚のカードすべてと融合するキングフォームと地味になって行ってますが、すでにフォームチェンジはおなじみになってまして、このフォームの多さと、戦況によって、サイズを自在に変えれる、サンライトハート弐式は、どこか会い通じるものを感じますし、

対するウルトラマンも、平成三部作と呼ばれるうち、「ティガ」「ダイナ」は三つのフォームにチェンジしますが、三作目の「ガイア」は「V2」と呼ばれる強化バージョンになり、その次のウルトラマンコスモスでは、ルナに変身してから、コロナ、そして、それを経てからでないとエクリプスになれなかったりと、使いどころに制限が強かったりするので、防御重きをおいた、武装錬金・シルバースキンなど、癖のアル能力も、まんま当てはまりそうです。

まあ、ほかに、彼らのどのあたりが仮面ライダーで、ウルトラマンかは、11月29日の「今週の武装錬金」を参照してください。

ココから先は、あくまで、たとえの前提に基いた仮定ですが、

この勝負、どう考えても、カズキの勝ちでしょう。なぜなら、ウルトラマンの変身時間は、三分の時間制限がありますから、その変身をして、変身に時間制限のない仮面ライダーの前に現れた時点で、すでに勝負は決まってます(笑)

ちなみにライダーの中には、「仮面ライダーJ」という、前作のZOのデザインを少しいじくっただけの巨大化するライダーがいますが、長距離走者と短距離走者では、体力の使い方が違うことくらいは、門外漢の私にもわかりますから、一概にライダーの方が有利とは言い切れません。前回、新たな力を手にした、カズキがブラボーに敗れたのも、案外、このあたりが理由なのでしょう。

果たして、ウルトラマン対仮面ライダーの比ゆに則った戦いが展開されるのか、それとも、比ゆは、あくまで比ゆに過ぎないのか、続きが気になるところです。
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by kwanp | 2004-12-22 20:58 | コミックス

なんだかなあ・・・・

今週の武装錬金で、再殺部隊の戦部がヘタレっぽくなってきたわけですが、
筋肉、露出、桁違いの再生能力とマッチョ系の変態キャラの要素を色濃く持っているのに、

ドーピングで精神力のチャージってのはどういうことですか、和月先生!!

こういうキャラはべたでも、ワンパターンでも、底なしの精神力は自前というのが、王道だというものだと思うのですが(笑)

まあ、確かに、近代に入るまでは、戦士が倒した戦士の血肉を食らうという風習はありまして、割と最近まで、残ってるところも少なくありません。

そういう意味では、リアリティのある設定かもしれませんが、万国変態大集合な、この手の作品では、リアリティはさりげなく表現するのが、美学というものですし(笑) 内容から考えても、この設定を持ち込むにしては、現段階では準備不足だったという感が否めません。

おそらく、今回の話で言いたかったことのひとつとして、ホムンクルスは、最多撃墜の戦部すら、それくらいしないと倒さない相手だということを言いたかったのではないかと思うのです。

物語中でも、斗貴子さんは、私情を可能な限り排して、ホムンクルスの排除に徹していますし、現在カズキと行動をともにしている剛太も、カズキの考え方に、己の考えはこれで正しいのか、と迷う一歩手前にあります。現地入隊のカズキを除けば、戦団の人間の考え方は、基本的に、敵となった人間は、誰であろうとも排除せよ、が基本的なもので、言ってみれば、戦部のやり方は、その極端なまでに、その思想を忠実に実行するための、象徴のひとつだと思うのです。

しかし、この思想を作中で語るには、いくつもの難があります。

ひとつは、この物語の中で書かれているホムンクルスは、パピヨンを除けば、その大いなる目的を果たす前に倒されています。ヴィクターⅢの力のことを考慮からはずしたとしても、カズキは自分の力を出せるだけ出して、最良の結果を引き出そうとして、奔走し、いくつかの事例を除いて、それを導いたわけです。しかし、それは、多くのホムンクルスとの戦いにおいては、奇跡的なケースに属するか、非常にまれなレアケースにはいるようなのです。
つまり、通常のケースにおいて、錬金の戦士が、ホムンクルスを倒すために、いかなる犠牲を払ってでも、それをなさなければいけない、という思想がどれほどのものか、ということが作中で触れられていないわけです。


それを語るとすれば、おそらくは、ブラボーや、火渡の大きなトラウマになっているであろう、おそらくは、斗貴子さんが、錬金の戦士になるきっかけとなった一件。
それが、これ以上ないほど、うってつけだろうと思われます。おそらくは、かつてのカズキのように、錬金の戦士として、命の取捨選択をせずに、救える命はすべて救う、ということをモットーにして戦ってきたのは、想像に難くありません。

七年前の出来事が、そんな彼らの力や行動が、無力に等しいくらい、悲惨なものであり、彼らの信条を粉々に打ち砕くほど、容赦のないものであったことも、また、確かだと思われます。
目の前に事態に、己の力がまったくの無力であった場合、たいていの人は、現実に妥協して、ブラボーノ要に、多くの人を救うために、心を鬼にして、ことの処理に当たったり、火渡のように、理不尽には理不尽で立ち向かう、というような、ある意味、正直で、直球的な発想も、昔は正義や使命に燃えていて、その結果、挫折してしまった人間には多いですから。

確かに、一度転んでしまっても、もう一度立ち上がって、転ぶ前の己の道を進めばいいだけの話かもしれませんが、それをやるには、犠牲になった人たちの命や犠牲は重すぎるのでしょう。それを全身で受け止めて、なおかつ背負いきれて、己の道をいける人間は、まれなのだと思います。たいていは、その重みをうけて、これ以上、重み、つまり犠牲を出さないようにしようとしたり、その重みを払いのけようとするのが、普通の反応ですが、けっして、それをやるから、弱いのではなく、それだけ、その重みを真正面からうけとめて、それでも、その重みに真摯に応えようとしているだけですから。だからこそ、その重みを受けて、倒れる前と同じ道を行こうとし、同じ過ちを繰り返すまいとするものもまた、強いとも言えるかもしれませんが。
要するに学習による、反応に違いに過ぎないのです、これらは。

もうひとつ、難点があるとすれば、そういった、ホムンクルスの恐ろしさを書ききる前に、そのホムンクルスすら凌駕するヴィクターの存在を出してしまったことで、錬金の戦士たちは、ヴィクターを倒すべく、可能な限りの戦力を集中させて、ことに当たらざるをえなかったことで、作中のホムンクルスの脅威というのは、それに比例して、落ちていき、敵としてのボリュームの大きさを、前ほどは感じなくなってしまい、今週号のパピヨンの「そういうことをしないと、精神を高揚できないのか、お前」というせりふをぶつけられても、それを跳ね除けられるほどもものをだせなかったのは、彼に責任のすべてがあるとは言い切れないかもしれませんね。
そういった意味では、戦部は、一連の展開の犠牲者なのかもしれませんね・・・・。

つまり、ヴィクター、および、ヴィクターⅢの設定が明らかになる前に、戦部の設定を出しておけば、もっと映えたのになあ、とちょっと残念ですね。

ともあれ、パピヨンに負けたことで、彼が人から向けて、真の変態マッチョになって、底なしの精神的なしぶとさで、パピヨンを付回すようになってほしいものですが。

まあ、使い捨てキャラだから、こういう設定が突き詰められてないキャラを出したのかもしれませんが、そうだとしたら、三巻で、使い捨てキャラにも愛を注ぐ、という発言は達成されてないような気がするのですが・・・・(汗)
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by kwanp | 2004-12-13 13:57 | コミックス