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結局のところ・・・・・

シオンの能力、Meネットワークといった道具立て、シオンから生み出された蘇芳と状況証拠はそろっているのだが、いくら、流星の力で紫苑の能力が増幅されるとか、パワーアップしたからって、世界一つ、作り出しておいて、それをシオン一人でまかなえるか? と思えてしょうがないのだが。

まあ、黒みたいに、シオン自身も、蘇芳とつながっていることで、契約者であって、契約者でない存在になっていた(思い込みで、対価を払っている行動をとっていたとかね)。

シオンのコピーしたものは、どこか違うというようなことが星が落ちた一件の後、どういう風にクリアしたかと言うことに関しては、作中では言及されていない。

蘇芳が生み出されたことで、シオンの能力でコピーされたものがどこか違うという傾向があるので、それだと納得してしまっただけで、本来は別の現象によって起きたことである可能性もありえるのだ。

そもそも、シオンが己の命をかけて、生み出したコピーされた世界であるが、

作中においては、その世界に住んでいる人たちの記憶の定着をどうクリアするか、ということは語られていない。

どれだけの人がすんでいるのか、黒の契約者の世界と同じくらいか、それとも、メガゾーン23のように一部地域を再現して、その周囲の地域も存在するかのように演出しているだけかとかも、語られていない。

あの月の中で蘇芳が暮らすことをシオンの望みといっていたわけですし、それを作り出すためにシオンは命を駆けた。マダムが言うようになりふり構っていられなくても、そうまでして大事な家族が生きる世界を構築するのに、少なくとも、問題点をどうクリアするか、ということを考えることはするはずである。

蘇芳はカメラのレンズあたりに流星核が仕込まれているとはいえ、他の人たちは記憶の定着をどうするのか?

まあ、蘇芳が疑いを持たない程度に、蘇芳の周囲にいる人間の言動を演出する、もっともらしい行動を取るプログラミングか、それこそ、あの月自体が、メガゾーンやマトリクスのバーチャル世界を演出するための装置
であり、Meネットワークで得た情報で、蘇芳の家族や、周囲の人々を構成し、ロシアではなく、東京にしたのは、蘇芳の違和感を最小限にするためということだろうか。

結局のところ、シオンの掌の上でしかなく、シオンの用意したまやかしの世界で生きる事になった蘇芳という終わり方に見えてしまうし、

第一期25話では、力を解放して、妹に会うことを選んだら、多くの人が犠牲になるというような物騒な選択肢ではないわけだし、蘇芳が、たった一つの違和感を抱えながらも、あの世界の中で生きていく、ということを誰も責めることは出来ないのも確か。

しかし、作られた存在であろうとも、黒たちと一緒に旅をしていて、すっとックホルム症候群ではあるにしても、一緒に旅をしてきた黒やジュライの事を大事に思う感情は、確かに彼女のものである、と思います。

そういう自らが感じてきたそれらの感情を忘れて、まやかしの世界で生きる、ということを拒否する。

シオンの乗った車椅子を押しながら、双子であるはずのパブリチェンコ姉弟は、一つの人間として、生まれてきたかもしれない彼らがことなる価値観を口にして、それぞれ、譲れないもののために生きて、行動してきたということを明らかにしていたシーンでもあったわけで、少なくとも、シオンにとっては、蘇芳の価値観は理解できないシロモノになっていたわけで、シオンのやろうとしていることは、親切の押し売りになってしまう可能性のほうがでかく、蘇芳に拒否されることは容易に想像できる。

こういった作られた存在の物語においては、パターンといわれれば、それまでかもしれないが、やはり、自らが進んできた道や、その道のりで築いてきた絆などを大事にすると思うので、たとえ、一時的に、シオンの作ったかりそめの世界で暮らしていたにしても、元の世界へ戻ろうと行動し、戻ってくるということになる。

黒は、次に行く場所では必要ないとか言ってたが、妹を受け入れるとか言ってたときもそうだが、蘇芳に対しても、相手が望んでいること、思っている事を、全然、考慮しないで、自分の尺度だけで守ればいいだろうと考えて行動しているわけですし。

蘇芳の意見など聞いていないで、一方的に守ろうとしているという意味では、黒も、シオンも、行動理由としては近いのかもしれないが。

って、第一期では、妹の真意を聞かされて、自分が何も見えていなかったということを思い知らされたはずなのに、第二期では、ルルーシュに近くなったままじゃないのか?

まあ、そう簡単に人間、変らないということなのだろうけど、銀も、それが原因でああなってしまったのに、全然、懲りていないなあ、本当に。

このあたりの決着を、噂されている第三期でやるのかもしれないが。もっとも、この結末に関しては、個人的に思い当たる節があるのだが、それに関しては後述する。

あくまで、推測ではあるが、個人的には、シオンは、無から有を作り出したのではなく、もとからあった空間を、すおうが暮らしていくのに快適に作り変えた、第一期11・12話のニックのときにも、黒と対峙することになったニックだが、ゲートの中で、ニックの夢が具現化したような光景が現れ(ニックが言うには、黒が、自分の夢を信じてくれていたからということだったが)、ニックはその中に消えていった。

25話ではサターンリングによって、東京エクスプロージョンが起きたとき、黒の目の前に、死んだ仲間たちが現れていたが、マオはネコのままだったし、黄は人間である。

本人の見たいものが見えてしまう空間のようだ。ただまあ、蘇芳の力に関して、放送中にも言ったが、なまじ、知識や技術があると、想像力というのは、それに左右されやすい。
イメージを具現化する力というのは、不特定多数に納得させる物語ではないのだから、好き放題にイメージを具現化させることができれば、できるだけ、強力になりやすいと思うが、知識や、技術があれば、それに伴う制限まで、具現化してしまって、自由自在に使えるというわけには行かなくなるのだ。

おまけに、ただ、あの空間に蘇芳を放り込んだとしても、蘇芳がそれを受け入れないで、戻りたがるということは容易に想像できる話だと思うので、蘇芳が生きている世界をMEネットワークなどから、手に入れ、もっともらしく構築して見せて、自分がいる世界に対する疑いをもたせないようにすることが目的ともとれてしまう。


シオンが蘇芳の思い出を捏造していたわけだが、そういう捏造を行っていたのは、予行練習でもあったのだと思う。

ただ、作中では、物質を構成する、契約者を自殺させるという構図が強調されていたが、イザナギ、イザナミという名で呼ばれていたことからすると、

イザナギは死んだイザナミを迎えにいって、彼女の姿を見てしまったことで、イザナミは怒って、逃げたイザナギを追いかけるわけで、イザナギは、黄泉の入り口をふさいでしまい、彼女は、地上の人間を、一日千人殺すと宣言し、イザナギは1500人生むと宣言する。

命が生まれて、寿命をまっとうして、死んでいく、言ってみれば、命の連鎖ともいうべき大きな流れが、世界を形作っているのだが、イザナギは、命を誘導する存在(抗議の意味で言えば、無機物でも、命といえば、命ですしね)、イザナミは命を次の場所へと送り出す存在、命の連鎖をスムーズに行う役目ともいえるのではないだろうか。イザナミ、銀は、命を次に行く場所へと送り出す力なわけだから、権力に利用されている契約者たちを、その罪か介抱している力という強引な解釈もできると思うが。

あるいは、契約者という存在が、なにかしら、自然の理からすると、問題のある存在なのかもしれない(アニメ版ハガレンの錬金術のエネルギーみたいな理屈でもあるのか?)。

そこまで考えると、蘇芳は、次に行く場所か、あるいは、本来いるべき場所へと送り返されたから、ああいう結末になったのではないだろうか?

銀は、シオンの魂を刈取ったことを願いをかなえたような事を言ったわけであるのだが、シオンが死んだ後に、あの月は、どんどん離れていっている。

あの世界はシオンが作り出したものではなくて、彼が誘導してきた、別の世界ではないだろうか?

といっても、星ひとつがあそこまで近付いたら、只じゃあすまないと思うので、おそらくは、次元の裂け目をつないだ様な事をしていたと思うのだが(テイルズオブエターニアのインフェリアとセレスティアみたいな感じといえば、解るでしょうか?)。

物質をコピーする能力とかは、シオン本人が言っているのではなく、博士が言ってただけですし、シオンは、蘇芳が博士から聞いたとか言ってたことに、口裏を合わせていることも可能でしょうし。自分のやろうとしていることに協力してもらうための方便だったとも考えられますからね。

あの月はパラレルワールドで(だから、蘇芳の母親や、黒がいたアパートの大家さんもいた)、蘇芳は、あそこの世界の住人だったのかもしれない。シオンと蘇芳は異世界同位体(仮面ライダーディケイドにおける五代雄介と小野寺ユウスケが双子でいるようなもの)だったのかもしれませんね。

まあ、学校に行くとか、日常の光景が描かれていたけど、よくよく考えてみると、蘇芳は、その前に意識を失っているような事故にでも遭っていた、行方不明になってた可能性もある。

蘇芳は、黒の契約者世界の蘇芳とは別の世界の蘇芳であり、数年前に死んだ蘇芳とは、別個の存在ということであり、蘇芳がいた世界では、蘇芳一人しか生まれてこなかった可能性の世界ということでしょう(シオンしか生まれてこなかった可能性の世界とかもあるのでしょう)。

解釈の一つとして、あの月が本当にシオンが作り出したものであるなら、第一期の黒のように、シオンの作り出したまやかしの世界を拒否して、シオンの作り出したコピーではなく、蘇芳一個人として、生きる事を選択して、生きていく、消えていく事を選択するということもあったのかもしれないが。

流星核でシオンの能力が増幅されたと同時に、同じころ、意識を失っていた蘇芳が、黒の契約者世界に引きよせられてしまった。

別の世界にやってきたことと、あの流星が落ちてきた出来事と、その際に自分の体を作り出したことで、元の世界での記憶を失ってしまったということはありえると思いますし。



シオンはそれを知っていたから、蘇芳を返そうとして、あそこまで無茶をやったのかもしれないが。イザナミの能力によって、元の世界へ返してもらう(そして、自らも、イザナミの能力で、魂を刈取ってもらって、自分がいなくなることで、再び、元の場所へもどっていくこと、あの月に、蘇芳を害する人間を導かないようにする目的が合ったのではないだろうか?  

流星が落ちた時点で、おそらくはイザナギと呼ばれるまでになった、あるいは、そのきっかけにはなっていたと思うのだが、魂を誘導する存在(能力の方は、誘導した魂がこの世界で落ち着くべき器を用意するためのものだということであり、魂を誘導していないのに、器だけ作って、記憶を入れても、人間という存在にはならないということだろう)であるから、並行世界から来た蘇芳であるということに、意識的にか、無意識的にか、気がついたから、あの手この手で、元いた場所へ返そうとしたとも考えられる。

双子だからこそ、体が生み出された蘇芳が、死んだ蘇芳と違うという違和感を強く感じたというのもあるだろうし。

表情豊かになったジュライもいるわけだが、ゲートがなくなれば、案外、契約者の能力は使えなくなって、合理的な考え方一辺倒(これはこれで、結構、合理的というほど、効率がいい訳ではないのだが)にならないのかもしれない。

あっちの世界のジュライもひょっとしたら、意識不明の状態だったとか?

飛躍した想像かもしれないが、黒の契約者世界自体、イレギュラーな世界か、あるいは、10年以上前に大量に人がなくなった世界で、何らかの方法で、あっちこっちの世界から、クローン人間に人の魂をかき集めて、入れて増やしていた存在がいるのかもしれない。

星が見えなくなったのは、魂が元の体に戻ろうとするのを防ぐ為に蓋でふさいでしまったということだろう。

元の体じゃない器に魂を入れられた存在が契約者になる可能性が高いのではないかと(シオンがコピーした人間に限らず)。

シオンがやったのは、蓋を開けたこと、銀がやったのは、契約者となった人間から、引っこ抜いて、元の世界に戻すということをしていたわけで、黒の契約者世界の人間からすれば、この二人のやっていることは、まさにこの世の終わりにしか見えないということだろう。

案外、黒の妹や、アンバーといった、黒の大事な人間も、あの世界の中に帰って、生きているのかもしれない。

まあ、今回の終わり方は、物語的に言えば、水島版ハガレンと同じ終わり方で、蘇芳が、エドのように向こうの世界に行ってしまって、続きは劇場(第三期)でというような感じだったわけですが、黒の契約者自体、黒が契約者であって、契約者でない存在ということや、銀に人気がでちゃった時点で、こういう大掛かりな道具立てをしなきゃいけなかったという理由はあったと思うが、それを除けば、黒と一時、行動を共にした少女が、黒とはなれて、新しい居場所で暮らしているという終わり方自体、まんま、アスカ版の終わり方に近いわけですし。

女の子がメイン、死んだはずの父親が生きている、黒が李の仮面を被っていないで、態度が乱暴などなど、共通する部分は、いくつもあるし。

あれも、李の仮面を被っていないこともあるだろうけど、同人扱いされる理由の一つは、銀が出ていないからだろうしなあ。

アスカ版は、少女向け雑誌ということで、男性読者ムキじゃない黒の契約者を好きにやっていたのではないか、という節があるし(全員サービスのCDドラマには、銀のセリフは全然ありません)。

黒と関わった女性が、ことごとく死んでしまうというのも、生きていたら、ハーレム扱いになってしまうというのもあるのだろうし、それを差っぴいても、第一期が終わった時点で、銀や、美咲、黒を追いかけていた助手とか、大家さんとか、ある程度関わっていた女性キャラは何人か、生きていたわけですしね(本当に、関わった女性をことごとく、殺すなら、こういうキャラだって、どんどん殺すよ、殺す人は)。

第二期では、奇術師を除いて、どんどん、人が死んでいったわけだが、第一期はそこまでハードじゃなかったし。

ただ、アスカ版より、見る人が多いアニメでは、人気キャラである銀を殺す訳には行かない((メダロットでも、今時の子供は冷めているというような発言していたし)のと、黒の契約者って、アスカ版や第二期みたいな展開にしたかったのではないか、と思えますしね。

ただ、それをやるには、黒の設定は何とかなるのかもしれないが、一般人の女性が黒と行動を共にするというのは、ハーレムアニメに最終的になってしまうので(そうなっちゃうと、銀目当ての客だけじゃなく、萌えを必要以上に期待されて、作りにくくなるからね)、関わった女性キャラを殺すか、蘇芳のように「向こう側」に送るしかないのだろうなあ。

アスカ版の内容を、アニメ見る人(というか、おっきなお友達向け)が好みそうな要素(男の娘等)をちりばめて、描いたのが、第二期であり、アスカ版では、アスカ版の主役の奏(かな)は、最後、親戚に引き取られて(父親は、失敗して、処分されてしまったし、母親は父親に殺されてしまいましたしね)、新しい生活の場へうつり、黒に別れを告げるというような終わり方もそのままですし。

すくなくとも、アスカ版(何の変哲もない女の子が黒とかかわり、最後には黒とはなれて、新しい居場所へと向かうという話)が同人扱いされたから、こうやって、色々と設定を駆使する羽目になって、色々と突っ込みどころがある最後になった理由だとは思うけど、かといって、批判するほど、ひどいというような最後とは思えないし・・・・。


まあ、そういうパターンにあてはめたにしても、少将、強引な面は目立っていたというのも確かですけどね。
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by kwanp | 2009-12-28 22:14 | アニメ

とどのつまりは

ようやく再会できた弟のシオンがたおれているのをみて、駆け寄り、「何があったの?」と問う蘇芳。
消耗しきった姿になったシオンは相応の対価を払っただけという。そして、「僕を連れ出してくれないか、月が見たいんだ」という頼むシオン。

彼女を見つけたジュライの観測霊が部屋を後にする。

月下の下、歌を口ずさみながら、銀は何を思うか?

ジュライの案内で、部屋に駆け込んでくる美咲たち。しかし、既に部屋はもぬけの殻。ここに蘇芳がいたのだよな、と確認するマオに、「けど、どこか行った、シオンと一緒に」というジュライ。
まさか、と最悪の可能性を思い浮かべる美咲。そこへマダムたちが現れて、イザナミに会いに行ったと語るマオ。
どうして、と問う美咲に、三鷹文書の言葉を口にしながらも、「会わなきゃ、なせないこともある」と答えるマダム。「どういうことだ」というマオに、「あなたには、何も話してなかったわね」といい、全部話す前に、隠し階段を使って、ここから逃げることを提案するマダム。

葉月と戦いを繰り広げる黒。葉月の腕を封じるが、彼女は能力を使って、ワイヤーを武器にして、黒を翻弄し、その隙をついて、ワイヤーで動きを封じ、取り押さえる。
対価といって、口付けをして、黒を殴ってから、とどめをさそうとするのだが、黒に沢崎から、予言の阻止が目的だと聞いたといいつつも、どうでもいいと嘯く黒。その言葉にイラツク葉月だが、黒は、イザナミを自分が倒すという。そこにか課長が現れて、沢崎を殺したのは、黒ではないと語る。

その部屋に現れる鎮目が率いる部隊だが、既にもぬけの殻。嘘を言ったのか、と沢崎の名前を口にしながら、装置についた血を舐めて、んあわけはないかとひとりごちる。

抜け穴から脱出する黒たち。課長が言うには、沢崎をMeにかけて、記憶を取り出した結果、鎮目が裏切って、CIAと手を組んで、ゲートは包囲され、パンドラを始とする主要機関は彼らの手に落ちたのだという。

通路の出入り口が激しく叩かれる。葉月は、裏切り者の始末は自分に任せてくださいといい、黒に「イザナミが待っている」といって、追っ手を食い止める役目を買ってでる。

階段を下りた美咲たちに、車に乗るように指示し、時限爆弾を仕掛けるマダム。ジュライがいなくなって、美咲の頭に載っていることに驚くマオ。ジュライは蘇芳に会いに行った、ここはゲート、と口々に言う双子。
どんな願いがかなう場所と呟くマオ。

そして、車を発車させるマダム。時限爆弾が0をさし、爆発する。

αチームから連絡が途絶えたと聞いて、スクイーズを急がせるCIA。

銀のいる部屋にたどり着く黒。銀が眠っているのを確認するが、抜け殻で、中身は既に覚醒し、中心核に向ったといい、遅かったのだと呟く課長。

マダムに案内されてやってきたのは、博士が作ったドールネットワークを使ったスーパーコンピューターが置いてある場所。コンピューターの核にあるのは、シオンの姿をしたドールでさえない肉体と語るマダム。

ドールネットワークによって、観測された世界の記憶、Meネットワークによって、集められた全人類の記憶、その全てがここにあると語るマダム。何のために? と訝しがる美咲。
なりふり構っていられなかったの、シオン君の計画に夢をかけた瞬間からというマダム。そのために、MI6とCIAを騙し、博士とシオンをロシアから連れ出したといって、頭上のスクリーンに月が映し出される。

アレは月ではない、アレは人類の生きた証、シオンの能力を使って、コピーされたもうひとつの・・・・、と語るマダム。

もうひとつの地球tって、ことですか(汗)

ホーエンハイムどころじゃなくて、水島版ハガレンだったか(汗)

でも、真理の扉の向こうの世界を丸々作っちゃったということだろうけど、流星で増幅したにしても、それでまかないきれるのか、対価は。
まあ、イザナギの力というにはふさわしいといえばふさわしいのだろうけど。


月下の下、シオンの車椅子を押しながら、「パパに全部聞いた。二年前、僕が生まれたってこと、記憶の大半がシオンの想像で作られたってこと」
と声をかける蘇芳。
「プレゼントは気に入ってくれた?」
「あれがなかったら、今の僕はいなかったかもしれない。あの記憶はね、僕の夢でもあったんだ。また、ああなりたいなって、ずっとおもってたし、シオンも同じ気持ちなんだなって、わかったから」と、シオンの問いに答える蘇芳。
「あれは人間らしい思い出を想像して、入れただけのことさ。社会生活を送る上で、そんな思い出の一つもなければ、不自然だろ。あれはボクの夢じゃない」
シオンから返ってきた言葉を聞いて、うつむく蘇芳。
「それにしても、蘇芳は契約者になっても、感傷的に物事を捉えるんだね」というシオン。
「そうかな?」
「契約者は、そんな考え方はしない。すくなくとも、ぼくわね」
やっぱり、蘇芳とシオンの意識はリンクしていて、蘇芳は体を失いはしたものの(世間では、それを死んだというのだが)、意識だけは残っていて、二年前のあのときに、増幅されたシオンの力で新しい体を作りだしたということなのではないだろうか?

でまあ、陰と陽、ふたつにすっぱりと分かれているのと、意識のリンクで、物質高性能力を使えるから、通常の契約者みたいに、物事を合理的に考えるようなことにはならないのではないかと。

博士の口から語られた二年前の本当の思い出では、シオンには感情っぽいものがあったわけですから、蘇芳の意識とつながっていて、一つの体の中で共存していたからでは? と思えてしまうが。

「もしかしたら、一緒に旅をした仲間の影響かもしれない」という蘇芳。「仲間か、その言葉自体、ボクには新鮮だよ」というシオン。

「僕は違う? 僕はシオンにとって・・・」「違うね。僕にとって、蘇芳は・・・」

言いかけたところで、契約者の死体を見て、驚く蘇芳。イザナミによって、自殺させられた契約者の死体だと説明され、ノリオの母親のことを思い出していると、シオンの姿はなくなっていて、自らも、別の場所へ移される蘇芳。

まあ、蘇芳は家族だし、それに双子という要因やら、自分の力で作り出した(と思っているコピーという)ことを考えたら、もう一人の自分という認識を持っているだろうし。

銀がみずから、覚醒したと告げられる黒。課長によると、銀を回収した彼らは、すぐさま、抹殺しようとしたが、イザナミとしての反応が途絶えて、封印しようとしたと語る課長。
しかし、黒たちに封印の装置が破壊され、もう一度、眠りを選ぶことを期待したが、奇跡は起きなかったのだという。
黒を責める気はない、人類には、最初からどうすることも出来なかったという課長。

銀に、もう終わりにしようと語りかける黒。

シオンを探す蘇芳はジュライを見つけ、駆け出す。ジュライの前に現れるMI6の奇術師。驚かないのか、という彼に、驚いているというジュライ。
作戦は中止だから、戻れという奇術師。手を出さないということで取引を下らしい。
しかしジュライは蘇芳と一緒に行く事を選択する。

「進化するドールか。いいだろう、好きにするがいい」と、手品を使って消える奇術師。そこにかけよってくる蘇芳。彼女に抱きつくジュライ。観測霊を追いかけて、彼女の手を引っ張り、走り出すジュライ。

強力な光が夜空を照らす。

スーパーコンピューターも同様に強い光を放つ。二人、イザナミとイナザギがであったと語るマダム。

同じころ、異変に、「はじまったか」と呟きながら、通路を一人歩く鎮目。そのさきに追っ手を片付けた葉月が立っているのを見て、「奇遇だな、こんなところで会うなんて、楽しかった?」と訊ねる鎮目。
そして、「正直になれよ。お前はそういう女なんだよ。俺と同じで、変態なんだよ」といって、能力を使って、葉月とぶつかり合う。

ヘルズゲートが開く、と報告する兵士。中心角に兵を派遣、わが国の失墜を許すなというジョン・スミス。

ジュライと共に中心角を歩く蘇芳。シオンを見つけるジュライ。駆け寄り、呼びかける蘇芳。
「取引終了だ」といい、自分の作った世界を見てきてよというシオン。何言ってるのか、わからないよという蘇芳に、パパとママによろしく、といって、事切れるシオン。その魂がイザナミに吸収される。

シオンに何をしたと問い詰める蘇芳に、望みをかなえたと答えるイザナミ。ジュライの魂も吸収され、倒れてしまう。

「あなたがこうなること、黒は知ってたんだね? だから、ケリをつけるといって、あいつは出て行ったんだ。ケリをつけるってこと、最初はよく分からなかったけど、あれはきっと、こうすることだったんだ。僕たちは約束したんだ。お互いのことにケリをつけるって」

ライフルを召還し、銀に狙いをつける蘇芳。流星核を破壊しようとする銀。

流星核が割れる事を報告する双子。

粉々に砕ける流星核。

マダムが言うには、計画には一つだけ問題があり、人間をコピーして、MEで記憶を定着させても、長くは持たないとのことらしい、流星核をもたせるまでは。

蘇芳の旅そのものが記憶の定着を見極めるための実験だったのか、と問うマオ。頷くマダム。
流星核がなくなれば、と問う美咲。記憶を失うというマダム。

これまでの記憶が消えていき、「いやだよ、やめて、消さないでよ」と抵抗しようとする蘇芳。

「俺にとっての蘇芳はお前だ」と黒の言葉が頭をよぎる。

個人的には、蘇芳という存在はオリジナルであり、体を失ったことによって、記憶は制限されたが、シオンの中で生きていたと思うのだ。二年前に誕生したのは流星が落ちた出来事で蘇芳も覚醒し、物質構成能力で自分の体を作ったとも解釈できるし。
ただ、これまでライフルを構成したのも、自分の体を構成している部分を使っていたから、流星核がなくなったら、補充できなくなった(流星核が割れた時に、蘇芳はライフルを構成していた)からとも取れるのだし。

おそらくは、コピーした人間に記憶を移し変えても、通常の場合は、コピーしたのは肉体だけで、自我、魂まではコピーできないから、記憶をうつしただけでは、それが定着しないのだと思うが。

「僕の記憶なんだ、消すなーー」とライフルを向ける蘇芳。しかし、そこに現れた黒が、「次に行く場所で、これはお前に必要ない」とライフルを捨てる黒。

「次はどこに行くの? 僕たち、すっと一緒だよね? また、旅を続けるんだよね?」「ああっ、そうだ」と答える黒。「嘘だ」「嘘じゃない、俺はいつでも、お前の傍に・・・」
蘇芳の頬をなでる黒。黒の名を呟きながら、目を閉じる蘇芳。彼女をジュライの隣に横たえる黒。

黒が蘇芳に訓練を施したのは、自分ひとりでも生きれるためということなのだろうけど、次に行く場所で、これは必要ないというのは、蘇芳が行く先を知っているのか、それとも、妹や懐かしい人たちがいた場所はそういうことを持ち込んで欲しくないと思っているのか?

まあ1クールだったから、お為ごかしという描き方の域をでなかったけど(どこまでいっても、妹に似た女の影は追っちゃうのだろうしな)、2クールあったら、それだけじゃなかったと思わせるものもかけたのでしょうか?

そして、黒の前にもう一人の銀が現れ、「まだ、遅くない。私を殺して」と願う。

蘇芳のところへ走る美咲とマオ。「たどり着けるか解らないけど、ここはゲートだ。願い事はきっと」と言う美咲。「同時に大事ななにかを失うってこと、忘れるな」と釘をさすマオ。

そのとき、黒の星が光り、第一期の最終回のような空間を漂う美咲とマオ。その眼下では、黒と銀が・・・・。

朝寝坊して、慌てて家を出ようとする蘇芳。もう少し早く起きればいいじゃないか、という博士に、ふたご座流星群の極大日だったという蘇芳。弁当を渡し、寝癖を指摘する母親。パパももう少し、早く起きればといい、学校へ向う(黒が住んでいたアパートの大家さんの姿も)。

「何かが足りない、そんな風に思うようになったのはいつからだろう。友達といても、家族といても、いつも、どこかで何かが足りないと思っていた。きっと、人恋しいのだろうと友達はいうけど、別に寂しいわけじゃない。むしろ、いつも、誰かに見守られているようなホッとした気持ちになる。
あったこともみたことも、想像すら出来ない誰かだけど、僕はその人のこと、とてもよく知っている気がするんだ。そして、いつか、きっと、あえる事を信じている。さよなら」

と語る蘇芳。

どんどん遠ざかっていく月。シオンの望みどおり、周防はあそこにいると尋ねるマダム。ジュライも一緒という双子。

シオンは蘇芳も自分が作り出したもの、あの月も、自分が作り出したもの、というような事を思っていたのか、それとも、シオンはあの月を召還しただけなのか(だから、シオンがいなくなると遠ざかっていく)。

破壊された中心核に立つ美咲とマオ。「終わったな」と現れる課長。これからが始まりですという美咲に、課長は力強く頷き、「そのために、君には、我々の元に来てもらったのだから」という課長。

そこへやってくるマダムが乗っていかないという声をかける。それから、彼女たちは逃げるようにそこを後にしたと語る。

美咲「そして、東京の街は、アメリカをはじめとする主要各国に制圧され、組織の時代は完全に幕を閉じた」

その間にいつぞやの老人が割腹自殺するシーンや、葉月の刃に倒れた鎮目のシーンが挟み込まれる。

また、ゲートが開いたといい、行ってみようと口々に語る双子。

美咲「新たに生み出されたものとは何か? それはこの世界をどんな風に変えてしまうのか?」

眠っている銀に魂を奪われるジョンスミスと兵士。 起き上がる銀? イザナミとは別に、銀の意識がでてきていたけど、あの時点で、銀の意識の方にシオンが体を与えて、という取引くらいはしそうだな(蘇芳を向こうの世界に帰すため)。

美咲「決して、遠くない未来、起こりうる何かの為に私たちは同じ道を選択した。」
物陰から、様子をうかがう美咲。マダムや、課長、マオを乗せた車が彼女の後ろにやってくる。彼女もそれにのり、車は空を飛ぶ。

美咲「皮肉にも、人はそんな私たちを組織と呼んだ。その後、彼の消息は聞かない。それでも私は彼が生きていると信じている」

夜の空の下、銀を背負って、前へ進む黒(背中で描かれている)、そして、空には、BK201の星が(生きているということか?)
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by kwanp | 2009-12-25 09:21 | アニメ

ハードボウンドは眠らない15

探偵事務所に響きわたる悲鳴。

蒸気に満ちたガレージの中、展開されたリボルギャリーからでてきたのは、ボクサーのように減量に勤しむフィリップでした(リボルギャリー内にあふれるボクサー道具って、こいつも財政圧迫している原因じゃないのか?)。

あと10kでモスキート級というフィリップ(15歳から18歳未満、45K以下)なので、フィリップの体重は55K。素人がボクサーの真似事なんてしやがって、とあわてて、介抱し、水もってこいという翔太郎。

なんで、こんなことをしたのかというと、若菜のラジオでボクサーの減量の話が出てきたとかで、検索しているうちに、気がついたら、という奴で、翔太郎に「一度はまると、止まりゃしねえんだから、知識の暴走特急だな、そのうち、死んじまうぞ」と溜息をつく翔太郎。

っていうか、その暴走特急の面倒見切れていないだろ、お前。

おやっさんに言われたから、面倒見ているという義務感の方が強いわけで、必要以上に面倒見ていないというのが丸わかりだからなあ。

はっきりいって、ハーフボイルドとかいって、熱血漢のイメージを強調されているけど、言われているほど、熱血漢じゃないし、人情派でもなかったりする。ハードボイルド小説を参考にして、ハードボイルド気取っているだけのただのコスプレ野郎でしかない(心まで飾りきっていない)。

フィリップの方も探偵キャラというほどには壊れていないというか、知識とか、それを検索する能力はあるけど、それを生かすような度量は今のところはないし、探偵役ノキャラほど、非常識でもない。

水といったらバケツということで、アキコがバケツで水をかけて、「暴走特急しかいないのか」という翔太郎。

というか、この作品、突っ込み役いないんだけどな。

まあ、劇場版を見たことで、Wのカッコよさを強調するためというのはわかったが、その間、妙なキャラ描写でお茶をにごしていたのが、劇場版の感想でも書いたけど、

当の劇場版でまんま不要だというのが証明されてしまいましたしね。

最初から結末が大体、想像できる話だっただけに、話を伏せておきたいのはわからなくもないけど、本当に面白い話って言うのは、その内容が明らかになっても、面白いわけだからなあ。
謎を隠しておいて、そのまま話を引っ張って、最後の方で申し訳程度に明かしたり、ディケイドでの注目を引くビックリ箱的なやり方に慣れてしまっていて、そのやり方に安住していることが仇になっているような。
ビギンズナイトを伏せることと、キャラクターの心情にそれが反映されていることとは別な話だし、物語の最初だからこそ、それをしっかりと書かないといけないと思うのだがなあ。

まあ、今までのやり方が染み付いているから、本当は立派でもないものを、さも立派であるように飾り立てるのは慣れていても、本当に立派である事を書こうとすると、それが板についていない。

三条氏のダイでも、キルバーンがアバンにそれに近い事を言われていたけどね(実力はあるけど、小細工に頼りきっていて、正々堂々と戦うことが出来なくなっている)。

長谷川氏の脚本も、面白かったけど、それでも、それまでの話でキャラクターちゃんとかけていれば、もっと、面白くなっていたはずなのにと、思うので、残念というほかないわけだし。

ストーリー的には面白いのは同感だけど、翔太郎達がハーフボイルドですらないコスプレ野郎&悪い意味での関西人でしかない連中で、それを指摘して、嗜めるような観点のないまま、それをかっこいいとか、取り繕って、話進めていったら、ぼろが出るのは避けられないわけで、それが反転して、とことんまでに叩かれて、スタッフ交代なんてこともありうるわけだし(イマジンコントが受けた電王も話が進むに連れて、批判が高くなっていってるわけですし)。

それに商品が売れているから、それが免罪符になるとも限らないしね。商品が売れているからといって、更迭を免れたスタッフがその後、どこからどう見ても「やっちゃった」としか言いようがない自己満足的展開で、作品にとどめを差しちゃった例もあるわけですから。今は面白く思われていても、その面白さを最終回まで保障するものではないのですよ、

パワーアニマルシリーズが売れた百獣戦隊ガオレンジャーの例もあるように、最終回ブーイングの嵐だった例もありますからねえ。

まあ、商品が売れたのだから、最後にはどうなっても構わないというのも一つのやり方でしょうけど、なまじ、はまっていただけに、最後の掌返しって、結構、見ている人間が受けるダメージも大きいわけですから、その作品が嫌いになるなんてことも、決して、珍しくはないのですし。

ガレージの片隅で、その様子をうかがうファングメモリ。それが視界に入るが、次の瞬間にはいなくなる。「まさか、あいつが?」と呟くが、次の瞬間には、減量の影響だ、と頭を振るフィリップ。

劇場版を見る限り、ある程度自我を持っているメモリみたいですから、じゃじゃ馬みたいなメモリなのか、それとも、組織の言う事を聞いているのか?

そこへやってきた依頼人。ベッドに倒れているフィリップを見て、「あちらの方、大丈夫なのですか?」と尋ねる。「ちょっと、遊びすぎただけなんだよ」と慌ててごまかす翔太郎。

彼女の名前は麻生冬実、風都都市銀行、窓口勤務をやっている人間で、仮面ライダーを探して欲しいという依頼で、簡単な依頼かと思いきや、「仮面ライダーはこの街の敵、憎むべき犯罪者です」といい、その言葉に仰天する三人(倒れていたフィリップも起きて、驚く)。
彼女の話では、銀行を襲って、現金を奪い取っていったらしく、探し出して告発したいとのことだが、依頼人の方は依頼人で、ポツリと、「あのクソ野郎」と呟いて、アキコに反応される始末。

「俺たちの偽もの?」「誰が何のためにそんな真似を?」と首をかしげる翔太郎とフィリップ。

仮面ライダーが暴れて、めちゃくちゃになった現場にやってくる翔太郎。刃野の話では、「さあ、俺の名前を当ててみな」といって、「仮面ライダー」といったら、EXACTLYといって、銃をぶっ放したとのこと。

「正義の味方きどりが、とうとう、本性を現したってとこだな。俺はな、前々から、どうも、胡散臭い奴だと思ってたんだ」
「犯人は仮面ライダーじゃねえ」と反論する翔太郎。「翔太郎、いいな、知り合いだからって、隠し立てはすんなよ。今度見つけたら、ただじゃおかねえ。この俺がぎったんぎったんにして、逮捕してやる」と豪語する刃野。

まあ、散々、仮面ライダーのおかげで、手柄を立てておいて、見事な掌返しではあるのだけど。
この手の周囲の反応って言うのも、都合のいいうちは英雄扱い、何か都合が悪くなったら、悪者扱いって言うのも、民衆の典型的な反応だったりするのだけど、正義の味方気取りっていうのも、言いえて、妙ではあるのだけどね。

そもそも、おやっさんを死なせてしまったという罪悪感から、Wになって、ドーパント退治をやっているのだけど、強力な力を振り回して、悪そうな連中を倒して回っているのか、自分が正義のヒーローになった気分によっていて、その自己満足で行動しているとしか思えない場面も多々あるわけだから、ベクトルが善行に向っているだけで、これまでのドーパントと大差がないという意味では、当たってはいるのだよな。

仮面ライダーというのは、基本的に敵の怪人と同じ技術で生み出された存在(一部例外あり)なわけで、敵怪人との違いはその心だけしかないわけだが、翔太郎やフィリップは、罪を償うという目的でやっていることは、自らの弱い心から目をそむけて、ハードボイルドとか言って格好つけて、自分だけが満足する行動をとっていたり、知的好奇心の赴くままに行動していて、自分の好奇心が満たせれば、それでいいとか言うような行動を繰り返しているわけで、

他人からつけられる称号としての仮面ライダーという条件は、一応当てはまってはいるものの、敵のドーパントと大差のない言動をしているので、まだまだ、その名前に値しないというのが正直なところである。

行動として、ヒーロー足りえているか、と言えば、演出やシチュエーションでそれっぽく見えているだけでしかない。

罪を晴らすべく、行動をはじめる翔太郎。「俺の胸にぐつぐつと怒りが込み上げてきた」とかいってるけど、
それって、図星を差されたからじゃないのか(汗)?

ベットショットにメモリを差して、偽者を探す翔太郎。

フィリップのことが気になって、何も手につかない若菜は、父親にチェスでチェックメイトをされてしまう。
仕事の時間だ、といって、部屋を出て行く。それを見た父親は、「いつまでも、子供だな、困ったものだ」といって、懐からクレイドールのメモリを取り出す。「それは若菜の・・・?」といっている冴子に、「私たちは何かな?」と問う父親。「地球に選ばれた家族です」という冴子。「そうだ、お前はその長女だ。若菜のように気ままに生きているくわけには行かないよ」と大きな水晶玉をワインに入れる父親(もうちょっと、小さい玉はなかったのか?)。「ガイアメモリの開発、販売、全ては順調に進んでおります」と答えるのだが、「そろそろ、新しいメモリを増やしたい」という父親の言葉に現在進行中ですと言葉を詰まらせる冴子に、意地の悪そうな笑みを浮かべる父親。
地球に選ばれたというのは、地球の記憶を操れって、メモリを作り出しているということをさしているのか?
幹部のドライバーからして、どうやら、何かしらの条件があるようだから、フィリップの地球の記憶は別にしても、家族そろって、何かしらの特異体質みたいなものがあるのかもしれないが。

ただ、フィリップが生み出された存在である可能性も出てきたように、園咲家も作り出された存在である可能性もありそうだが。

星の本棚にアクセスして、その記憶から得た情報でメモリを作り出せるのはフィリップだけで、そのデータをもとに、フィリップが逃げ出した時点で生み出されたメモリのデータだけで、この一年、商売を続けていたということか?

メモリ開発を行っていたフィリップに逃げられたわけだし、ビギンズナイトの時には、あの場にいたわけだから、冴子のミスになるのだから、そのミスを隠蔽し続けていたから(父親は気がついているようだが)、Wドライバーに興味を持ったのも、そういうミスを帳消しにするためか? ロストドライバーとかも、失われたアイテムだったみたいだし。
人のミスに手厳しいのも、これ以上のミスで、自分の立場を脅かされたくはないということか。

バットショットで、偽者を見つける翔太郎。「出番だ、フィリップ。体、大丈夫か?」と声をかける翔太郎。「問題ない、ボクは元々、体を使わない」というフィリップに、それはそうだなと苦笑する。

ファングメモリは自律型のメモリで、ファングジョーカーはフィリップ主体なのだが、元々は、ロストドライバーのようなドライバーを使うことを想定していたのではないか、と思える節があるし(ジョーカーのほうにもファングメモリのパーツがついている)、体を使わないというフィリップをサポートする機能もあるから、ああいう自立型なのでは、と、思えてしまうのだが。

劇場版では、マスカレード(戦闘員)相手に戦っていたことや、一般人が変身したドーパント相手だったから、なんとかなったのであって、幹部クラス相手には、単身でまともに戦えていたわけじゃなかったからなあ(ミック相手とか)。

変身する二人、仮面ライダーを名乗り、暴れている偽者の前に現れるのだが、全然、似ても似つかない偽者のドーパントなわけで、

Wの目撃者も少なくないはずなのに、自分が名乗っているだけで、これをWと認定するのは、どうよ、と思うのだが。

「思ったよりも、早く会えたな」といいながら、機関銃をぶっ放して、その場を逃げ出す偽者。逃がすか、と追いかけるW。うしろから現れたリボルギャリーで換装して、ブースターをつけて、追跡する。

それを見て、「やべえやべえ」と1ランク強力な弾丸をぶっ放して、振り切るドーパント。
逃げられたWだが、足元に、金属片が落ちていたことに気がつく。

って、それ、あからさまに怪しくないか?

ロッククライミングをしている冬実のところに、現れるアキコ。銀行員じゃないでしょとか、いい、口汚い言葉を使ったことが気になって、とかいうのだが、探偵の勘というよりも、同類の勘じゃないかとか、思えてしまうのだが(汗)

劇場版での、おやっさんのアキコへのスルーとか、どうして、親子で離れて暮らしていたのか、とか、権利書を持っていたとか、色々時になる点はあるし、今のところ、自称おやっさんの娘でしかないというところから脱していないのだよな。

別の世界の仮面ライダースカルも翔太郎には声をかけていたけど、アキコへは声をかけていない(アキコがその世界の仮面ライダースカルの娘でないということもありえそうだが)。

翔太郎のようにおやっさんに面倒を見てもらっていた不良少女の類で、結局、おやっさんの実の娘ではないという可能性も、本当にありそうな気がしてきたな・・・・・(1クール過ぎたけど、アキコの家庭環境にはほとんどといっていいほど、触れられていないし、それだって、アキコの自己申告でしかないのだし)。

大体、翔太郎も、自称とはいえ探偵だったら、ほんとうにおやっさんの娘かどうか調べるはずだし、そういう描写が一つもないあたりがまた、気になるわけで。

途端に正体を現す冬実。掴みかかろうとして、かわされてしまい、宙吊りになってしまうアキコ。立ち去ろうとする彼女の前に、現れる翔太郎。

「俺たちにも絶対に偽仮面ライダーを捕まえなきゃならない理由があるんだ。 あんたも隠し事はやめて、協力してくれ」という。
冬実は、ツインローズという名前を出してくる。翔太郎の話によると、コンビで活躍する神出鬼没の怪盗の名前だと答える翔太郎。その一人が私だという冬実。

驚く翔太郎、指名手配犯じゃんと叫ぶアキコ(って、何事かと、人がこないのか?)。相棒の名前は倉田ケンジ。予告状を出し、いって気持ちを流さないスタイルということで義賊とかいう類のものなんだろうけどね。
しかし、昨日、たまたま、ドーパントが暴れているのを見てしまい、それがケンジだとわかってしまったと語る冬身。

ケンジを見つけ出して、止めたかったという冬実。なんとおりてこれたアキコ。
それがあんたの本当の依頼か、と言う翔太郎。「今回は、仕事は仕事はここまでかぁ、指名手配犯の頼みなんて、きけないもん」と残念がるアキコ。「いや、その依頼、うけよう。ただし、俺が欲しい報酬は一つ。奴を捕らえたら、二人で自首すること」と依頼を引き受ける翔太郎。
驚く二人。「依頼人はみんな訳ありだ。そんなこと、きにしていたら、探偵なんて、できやしねえ」という翔太郎。

翔太郎の場合は、これまでのストーリーでも気になっていたけど、こういうたぐいの発言をするときは、結構、上から目線であり、相手の思いを汲み取るというようなことで、そういう言動をするのではなく、そういうシチュエーションに酔うというか、自分がそういうことが出来るカッコいい奴であるという自己満足の現われでしかないのですけどね。

「ハーフボイルドの癖に妙に決めたわね、それもお父さんの真似?」と茶化すアキコ。

探偵ごっこのお前も人のこといえないじゃん。
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by kwanp | 2009-12-20 14:16 | 特撮

ハードボウンドは眠らない15・5

検索をはじめるフィリップ。キーワードは、倉田ケンジ、ツインローズと、ここまでの検索では、本棚があまり減らない。

落ち着かない翔太郎。アキコにいらいらしすぎと言われて、「当然だろう、早く見つけて、止めねえと、奴にまた仮面ライダー気取りで暴れられたら、たまんねえからな。いいか、アキコ、仮面ライダーって、名前はな、この街の人たちが、自然と俺たちにつけてくれた名前だ。結構、愛着持っているんだよ。その名を、遊び半分で汚す奴はゆるさねえ、絶対にな」という翔太郎。

その言葉どおりなら、確かに立派だとは思うが、翔太郎の場合、悪いドーパントを倒している自分がやっている、自己満足でやっていることが認められていることなので、そりゃあ、悪い気がしないだろうからねえ。
セリフ自体も、やっていることを汚されたらたまんないと言ってるものの、自分のイメージをこわされたら、たまらないというようなニュアンスで言ってるように聞こえるので、何かを守るためにやっているというよりも、自分たちがやっていることを認めてもらっているのが嬉しいという気持ちの方が大きいのではないか、と思えてしまうのですよね、力を振り回して、暴れまわっていることが許せないとかいうのではなくて。

しかも相手は義賊を名乗っているけど、義賊といっても、しょせんは、人のものを盗む犯罪者であることには変わりないですからね。

そういう意味では、犯罪者の頼みが聞けないというアキコの言っていることも間違いではないわけだし。依頼関係無しに、偽者を追いかけるという選択肢もあるわけだし。
勝手な決断をして、おやっさんを死に追いやってしまった自分の姿から目をそらしたいために、悪いドーパントを倒して、いい事をしている自分という自己満足に浸りたいだけなのではないか、と思えてしまうのだよな。

そもそも、そういう翔太郎の弱さを、ハーフボイルドといって、指摘するフィリップも、劇場版では、メモリを生産していて、より良いメモリを作り出せれば、それでいい、みたいな事を言ってたように、罪を背負っているという意味では同じなわけですし。
ガイアメモリ開発に手をそめるようになった一因でもある、自分の好奇心の赴くままに行動するという姿勢も、そのまんまであり(成り行きで脱出はしたけど、その部分が根本から、あらたまったかといわれれば、まだまだですからね)、翔太郎も、それを本気で何とかしようとはしていないというあたりが、二人が殆ど、何も変っていないように見える一因でもありますが。

悪い事をしているドーパントを倒しているという事実と、それに仮面ライダーという称号をつけられて、得意になるっていうことは、思い過去から目をそむけて、思考を鈍らせるには十分な要素だと思いますし。

後一つ、なにか、決定的なキーワードがあれば、というフィリップ。証拠品は、というアキコに、何の部品か解っていないというフィリップ。形から、リンゴのお尻というアキコに、「なわけあるか」と否定する翔太郎。
リンゴをキーワードにすると、一冊の本に絞られて、金属片はロッカーの鍵で、倉田の活動範囲で、リンゴをシンボルマークとする場所は一つということで、西鈴鳴地区北東シャウトビルだと判明する。
「マジで」という翔太郎、浮かれるアキコ。これまでの経緯を考えれば、結果的に事件が解決したりしたことはあっても、アキコの勘があたったわけではないことが多いので、翔太郎が疑問に思うのも無理はないわけですけどね。

冬実に居場所がわかったと報告し、乗り込もうとする翔太郎。倉田が何で、仮面ライダーを名乗り、暴れていたのかを調査して、対策をたてたほうがいいというフィリップ。しかし、自分の名誉を傷つけられたことに対する怒りで頭が一杯な翔太郎は、その言葉を取り合わないで、

「もたもたしている場合じゃないだろう。仮面ライダーは二人で一人、俺とお前なんだぞ。俺たちの名誉を挽回しないで、どうする。対策なんざ、動いてからたてりゃいいんだ」と飛び出す翔太郎。

ものの見事に、自分のことしか、頭にないような・・・。

冴子に、「昨日、品のない男が君に面会を求めていたね」と問いただす霧彦。さらりと肯定する冴子に、「アレは誰だい?ここ数日、君は様子がおかしい」という霧彦。それはあなたもでしょ、と言い返す冴子。「気がつけば、姿がないじゃない? サボタージュデモしているのかしら」という冴子。

Wが戦っている場所に足を運んでいることもあるのかもしれないが、何か企んでいるということか?

ショーの時間がそろそろという冴子。

翔太郎達の前に現れるドーパント。その正体はやはり、倉田で、「お願いだよ、ケンジ。もうやめてくれ、昔のあんたに戻ってくれよ」と懇願する冬実の言葉に、「昔の俺ねえ」といって、笑い出し、ムリだなと冬美を突き飛ばし、「もう、自分自身にも、俺を止めることは出来ないのだよ。禁断の果実を食っちまった今となってはな」というケンジ。それを見て、「もう、ケンジの目じゃない」という冬美。

まあ、義賊といって、悪い奴から盗んではいるとしても、結局は犯罪者であることには変わりはないわけですからねえ。義賊でなくても、善人として振舞えている人間でも、一歩、歯車が違っていれば、どうなっていたか解らないし、仮面ライダーという作品は、そういう運命が一歩違っていたらという要因が大きく作用して、悪の組織と戦う結果になった異形の怪人の物語ですからねえ。

番組の都合上、ヒロイックなデザインをしているけど、実際はライダーも戦っている怪人と同じ悪の組織によって、生み出された怪人でしかないわけですし。

悪の組織から生み出された存在ということで、尚のこと、その心のもちようだけが、ライダーをヒーローとして認めるということになるわけで。

ところが翔太郎もフィリップも、自分が正しいから、というようなニュアンスで、事件に取り掛かっているのではないか、と思えてしまう場面が何度かあったわけで、罪があり、一歩間違えていれば、自分もそうなっていたかもしれないからこそ、他人事ではなく、目の前で起きている出来事を何とかしたい、というのではなく、罪があるからこそ、自分を立派な存在だと思いたいと思い込んで、周りを間違った悪い奴と断定して、それを倒すことで、自分の正しさに酔って、目をそらしているのでは、と思える言動が目に付きますし。

そういう意味では、自称義賊の依頼者、そして、その力に溺れた義賊の片割れというのは、翔太郎とフィリップを映し出す鏡といえるわけですから。

メモリを捨てろという翔太郎に、「メモリを捨てるくらいなら、人間を捨てるぜ」といって、変身する倉田(メモリハアームズ)。

フィリップに呼びかけ、変身する翔太郎。「本物さんよ、たっぷり遊んでくれよ」といって、襲い掛かるドーパント。

力に溺れているという意味では、今の翔太郎達も大差なかったりするのですよね。

ドーパントと戦うW。左手を剣に変化させ、滅多切りにするドーパント。背中にしょっている半分に割れた剣を取り出す。それに対抗するためにヒート&メタルに変身するのだが、メタルシャフトを剣で受けたドーパントが左手をさらに機関銃に変化させ、懐に叩き込む。

「こいつ、むちゃくちゃだ」という翔太郎。「両腕を自在に武装する、強敵だぞ」というフィリップ。

wも十分、むちゃくちゃなんですけど(汗)

火炎放射器に変化させて、炎を吐くドーパント。それをリボルギャリーを盾にして、防いで、その隙にヒート&トリガーにチェンジし、リボルギャリーの陰から飛び出し、攻撃するW。

さらにジョーカーにチェンジして、「よくも、仮面ライダーの名前を汚してくれたな」と拳を叩き込み、ふっとばすW。

「たまんねえなあ、本物は強ええよ」と面白そうに笑い出すドーパント。そこへクライアントから連絡が入り、「遊んでないで、そろそろ、本気を出しなさい」と釘をさし、本番といって、ドーパントの合図で周囲から多数のマスカレードドーパントが現れる。アキコや冬美も人質に取られる。

組織の罠か、と気がつくフィリップだが、説き既に遅し。わざとヒントをおとして、それに食らいついて、追いかけてくるように仕向けたのであり、それを噂どおりの鼻のよさと皮肉るドーパント。

しかし、偽者を名乗るなら、外見くらい偽装しろよ、と思うのだが、ダミードーパントとかじゃ、鳴り済ませれないのか、Wには? それともwに成りすますような技術さえ、今の組織には、持ち合わせていないというkとおで、色々なフォームに対応できそうなアームメモリを使ったのか?

人質に機関銃を向けるドーパント。「クズ野郎」とののしるW。「ケンジ、やめてくれ」という冬美。まさか、彼女までグルじゃないだろうなあ・・・? 風都の銀行窓口とかいいながら、直ぐにぼろが出るようななりすましとかやっていたり、口汚い言葉を露骨にはいたりと怪しい要素も多いし。

「クズの次の要求も、大体わかるよな、変身を解け」と強要するドーパント。変身を解除する振りをして、ルナにチェンジしようとするが、見透かされていて、フィリップの方のスロットを封じられてしまい、さらに機関銃を叩き込まれて、変身解除して、倒れてしまう翔太郎。

意識を取り戻し、翔太郎のところへ向おうとするフィリップ。

そして、フィリップが車の中にいるかな、という風に、最初からフィリップが目当てだたようで。リボルギャリーからでてきたフィリップに、逃げろと叫ぶ肩に傷を負った翔太郎。

外へ逃げ、どうすればいいと考えるフィリップ。そこへ現れた冴子が私についてくればいいという。「誰だ、あなたは? まさか、今回の事件の首謀者?」と口にするフィリップ。それを肯定する冴子。

って、姉弟なのに面識がないのか、と思えるようなやり取りだけど、脳の要領を可能なだけ、利用できるように記憶を消されたり、そもそも、最初から、そんな記憶などなくて、オリジナルの記憶を断片的に入れられただけとも取れるのだが。

さあ、いらっしゃい、ライトという冴子。「ライト?」

って、まさか、月って書いて、ライトと読むのじゃないでしょうね(汗)?

同じジャンプ系だしなあ・・・。

フィリップの名前はおやっさんい、フィリップマーロウからつけられた名前なので、本当の名前があっても不思議ではないしのだけど、フィリップの名前よ、といいながら、戻ってらっしゃいという冴子。

選択を突きつけられたフィリップは・・・?
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by kwanp | 2009-12-20 11:02 | 特撮

コピーか、それとも・・・?

苦しみながら、死んでいく契約者たち。

自らの力が自らを殺していくというようだが、ギアスもある程度使っていたら、歯止めが掛からなくなるようだったのだが、それを自在に操るという感じなのだろうか?

その中を一人進んでいく銀は、「もうすぐ会えるね」と嬉しそうに微笑む。
銀の髪が青く光っていたり、光の魂が漂っていたりするのだが、死んだ契約者の魂を吸収しているのだろうか?

アジトのマンションでカーテンを開ける蘇芳。料理をしている黒に、顔を真っ赤にして、声をかけるのだが、ネットではストックホルム症候群とか言われていたけど、そうつっこまれても無理ないですけどね。

このあたりはせめて、2クールだったら、もう少し何とかなっていたのでしょうけど。

ペリメニ(ロシア風水餃子)を作っているのを見て、手伝うとか言い出す蘇芳。いらんという黒に、具をつめるのだけはうまいとかいって、強引に手伝うことに(汗)
出来上がったものは、マオやジュライに肉まんといわれてしまうシロモノに。

食べたら、いっしょだよと言い張る蘇芳。

今日は別々に動くという黒、片付けなきゃならないことがあるらしい。手伝うという蘇芳だが、「お前にはやることがあるはずだ、俺は俺で、自分のことにけりをつける」といわれてしまう。

不安そうに帰ってくるんだよねと問う蘇芳。そして、自分のことに決着をつけるから、といい約束してといい、それに振り向かないで、わかったという黒。

課長から、沢崎が黒に殺されたと聞かされる美咲。課長は、沢崎を誘拐したのは黒だということで疑いようもないというのだが?

沢崎はしってたのねと呟く鎮目。イザナミには課長と葉月であたるといい、美咲と鎮目には、蘇芳の事をあたれと指示を出す。
この期に及んで、蚊帳の外ですかとふてくされる鎮目。三鷹文書の内容を口にし、イザナギとイザナミが出会うことで、大きな災厄が起こるのではと問う美咲。

その兆し、沈むことなく昇る弓張り月にあり、そはやがて、満ち満ちて、イザナミの産み月となる。

と続きの文章を語り、予言の最終段階になったという課長。これまで、伏せていたのは、無用な混乱を避けるためと語るものの、まだ、なにかありそうだが?)。

天国戦争は、三鷹文書の解釈をめぐって、起きたものであると語り、予言を覆すには、イザナミを始末するというのだが?

銀に会いに行ったというマオ。以前の銀と比べると別人のようになっているとかたり、それを進化だと語るものもいるようだが、黒にとっては重要じゃないといい、銀がそうなった責任を感じていて、決着をつけるというのだが・・・・。

まさか、そのころから、ルルーシュ化が進んでいるとかいうのじゃあないだろうなあ・・・。

それを聞いて、自分も決着をつけるというのだが・・・・。

水族館にやってきた蘇芳。えらく、荒れ果てているのだが、襲撃を受けたのか、それともシオンが飽きて、すべて、破壊したとか?

そこに現れる博士の姿に驚く蘇芳。アレはコピーだ、とこともなげに言うのだが、そんなこと、普通は考え及びません(汗)

それを聞いて、自分と一緒だという蘇芳。
どうして、それを、と問う博士に、蘇芳は母親に会って、一度、死んだことを教えられたと答える。

あいかわらず、無責任な女だという博士。私やシオンのことなど、何も知らないくせに。

まあ、博士がMeの研究に携わっていて、理解している、あるいは習得している技術があるから、当たり前のように感じていることでも、門外漢にはピンとこない話もあるわけですが、それを考慮しても、博士の場合、一線、超えてしまっているようなところがあるわけですし、記憶を移し変えれば、蘇芳の存在が保てると思っているあたり、人の記憶を操る事をやっているうちに、人を構成する大きな要素の一つである記憶というものを操れるということで、自分が、人間を越えた存在みたいになってしまっていたのかも。

しかもシオンのコピー能力もあるから、それで記憶を移し変えれば、蘇芳の存在は保てると思っていたから、ああいうことをしていたのか。

シオンが生まれながらの契約者であることを薄々、感づいていたから、ああいう態度を見せていたのかも。


組織に属していたとはいえ、母親の場合は、一線を超えていなかったから、博士の行動が人間としての分を超えてしまっていたように思えてしまった。
あるいは、博士のそういう部分もシオンが生まれながらの契約者であることも、薄々、感づいてはいたけど、見てみぬ振りをしていて、あの自己で、それを突きつけられて、限界がきてしまったので、一目散に逃げ出したということだったのかも。

シオンが母親に執着を感じなかったのは、自分が拒絶されていることが解っていたから、という可能性がでてくることに。

そして、「死んじゃいない、現にお前はここにいる、記憶も感情も持って、ここに」といいきかせる。

「確かに一度、お前の肉体は死んだ、だが、復活したんだよ、シオンの力で」と説明する博士。

死人にMEをかけるというのは、正気の沙汰じゃないけど、記憶を抽出して、他の器に入れるということで、蘇芳という存在は保つというのは、Meの研究に携わっていて、思いつきそうなことではあるが、記憶を他の器に移し変えることで、蘇芳を失うまいとしたのか、あるいは、蘇芳とシオンの意識がつながっていることに気がついていたのか?

体がなければ、その記憶を保つことも難しいということもあるとか、双子とはいえ、一つの体で、二つの自我が共存するには、蘇芳の記憶をかなり削らないといけないとか? だから、シオンは、自分の記憶で、蘇芳が生きていたら、という記憶を補完していたということかな。

まあ、博士の発言からすると、前者で、博士でさえ、シオンと、そのあたりの認識のずれがあるのかもしれないが。肉体的に死んでしまった蘇芳が、自分の体の中にいるとかいわれて、それが事実であっても、それを事実と受け入れる方が少数派だったりするのだし。


父親が自分を作ったと思ってた博士。
二年前、シオンが契約者になった時の事を尋ねてくる博士。その記憶を口にする蘇芳。これも嘘と問う蘇芳に、流星が落ちてきたのは本当だが、シオンは生まれたときから契約者、蘇芳は、あの場にいなかったといい、第一話の冒頭で、青白く光るものを見て、シオンが蘇芳と呼んでいたのは、蘇芳の体が、あの瞬間に作り出されたというkとおらしい。

元々、シオンの力はコピー能力ということらしかったのだが、人間をコピーしたことはなかった、それも自分をという博士。

流星核が契約者の能力を増幅させるという話だが、ハガレンで、ホーエンハイムが生きた賢者の石みたいになってしまったようなものでしょうか?

この子は女だぞ、というマオに、だから、蘇芳なんだ、という博士。まあ、双子って言うのは、一人の人間として、生まれてくるはずが、二つの命に分かれたという話だから、自分のコピーとして、蘇芳を作り出すというのはありない話ではないのですが。

双子ゆえに意識がつながっていることとか、陰と陽が双子で、片方は陰、片方が陽という風にきれいさっぱりと分かれていて、契約者の能力がシオンにだけ、現れていて、意識はつながっているけど、蘇芳の方は自覚がないというくらいのことはありえるだろうし。

ライフルを作り出していたのは、博士が蘇芳の記憶をMeで吸い出していたからなのか、それとも、蘇芳の意識とつながっているからなのか?

博士は、シオンが蘇芳の記憶として、思い描いたものを、MEで吸い出して、蘇芳に定着させたとかいってるのだが、心臓とかに記憶のバックアップの機能があるという説を聞いたことがあるわけで、博士はなまじ、蘇芳の能力を物質をコピーする力とか知ってるから、蘇芳を能力で作り出したとかいうのだが、
小さな流星核で、能力を増幅できるなら、流星でその力を増幅すれば、人間の体を作り出すということくらいは可能だけど、

問題は、その力が支払能力を超えているか、いないか、ということですけど。

対価を払い終えたとかいってたので、二年の間、蘇芳を作り出した対価を払わされていたということになるわけで、よく知っている蘇芳相手でさえ、対価を二年も払うことになったわけで、冒頭の契約者を次々と殺して回っていた銀と比べると、力がつりあわないと思うのですが。

それだけ、蘇芳を作り出すことの対価が重かったのかもしれませんが。

シオンが、つくったものはどこか、何か違っていたということですが。

水族館の記憶の事を訪ねる蘇芳。プレゼントだと、シオンが言ってた言葉を口にする博士。「プレゼントなんかじゃない、あれはきっと・・・」と言い、シオンに会わなくちゃといい、あわせてと懇願する蘇芳。

一方、装甲車で乗り込む三号機関。装甲車の中で、ファイル(三鷹文書?)を読む鎮目。

博士の子供を見つけたという兵士。場所を言いかけるが、ドールシステムに何者かが介入して、わからないと答える兵士。ドールが自分たちのネットワークを持っているという話は聞いたことはあるけど、本当だったんだな、という鎮目。
博士はMEにもネットワークみたいなものがあるという事を提唱していたらしい。

どうして、今、そんな話をという美咲(こういうときだから、の話題だと思うが)。潮時だという鎮目。
とりあえず、サンシャインに向っちゃって、というめぼしをつける。

シオンのところに向う蘇芳達。いきなり、立ち止まるジュライ。わかったというと(マダムのドールと話している)、蘇芳の手を引っ張って、走り出す。

みつかってしまったのなら、仕方ないと、逃走ルートを伝えるように言うマダム。もう、伝えたという双子。
そこに電話が掛かってくる(メール?)。内容を見てから、電話を破壊する。


サンシャインに乗り込む兵士たち。

階段を下りる蘇芳達の前に、現れる鎮目。蘇芳の事をまだ、男だと思っていたらしい。その事を指摘するマオの方に驚くのだが、契約者を使って、活動している組織の一員が、モモンガが喋っているのに、契約者の意識が入り込んでいるとかいう可能性は考えないのか?

というか、好色そうな顔して、相手が男か、女かも見分けられないとは、そっちの方に失望したよ。それとも、女好きみたいなのはポーズだったとか?

発砲して、「来なさい」ときた道を戻る博士。それを追いかける蘇芳たち。「もしかして、だまされていたの、俺だけ?」と今更ながらに気がつく鎮目。

見えない槍を使う契約者が蘇芳を狙い、そいつから、彼女を庇う博士。

物陰に隠れて、博士の傷を手当てしようとする蘇芳。「どうするよ、さっきの変態の方に戻るしかない・・・」といいかけたところへ、発砲の音が響き渡る。

それが聞こえた美咲の前に、メガテンに出てきそうなデザインのスーツを着たマダムが現れる。
今行っても、あなたには何も出来ないという彼女。そこへやってきた兵士が攻撃を加えようとするが、いつぞやの黒の力を奪った兵器をぶっ放して、兵士を倒すマダム(本当は消えるほどの威力らしい)。

あなたは一体という美咲。ここから、逃げることが先決、直に、ここも血の海になるというマダム。
空を見るとヘリの部隊がやってきていて、マダムが言うには、組織なき今、大国アメリカの復活を演出したいみたい、イザナミとイザナギを狙っていると説明する。

文書で知った危険性を知っている美咲だが、アメリカにはエネルギー資源に見えているらしい。

ここは、あの子に任せて、と退散しようとするマダム。こんなときの為にきたえさせたとのことらしい。

怪我で博士が倒れこんだところへ、能力を使って、武装した鎮目があらわれる。
自分のことはいいから、という博士。ライフルを召還する蘇芳。どうするつもりだ、というマオ。ここは僕に任せて、と飛び出す蘇芳。

鎮目にライフルをぶっ放すものの、びくともしない彼に吹っ飛ばされる蘇芳。
もう少しでやられるところだったよ、といい、そっちの趣味ないから、と蘇芳を掴むが目潰しを食らって、取り乱している間に、彼から離れた蘇芳が、鎮目の顔があらわになっている部分めがけて、「どうせ、死なないよね」とライフルをぶっ放して、倒すことに成功する。

静目を倒して、戻ってきた蘇芳だが、博士は「パパはもう駄目だ」という。「よくない」と連れて行こうとするが、「成長したお前の姿が見られただけで・・・」と満足そうに言う博士。「昔のボクじゃないんだよ、勝手に納得しないでよ、コピーだし、契約者だし、パパの知っている蘇芳じゃ・・・・」という彼女に、「お前はずっと、私の蘇芳だ。シオンが言いというまで、それ(流星核)が手放しちゃいけないよ」といって、事切れる博士。

一方的な見方ではあったのだろうけど、家族が大事な人だったという風にも見えるのだが、よく考えてみれば、自分の研究成果だから、いろいろな意味で、大事な子供だから、こういうセリフをいったのではないか、というきもするのだが(汗)

鎮目たちが追ってきた、博士を横たえて、星を乗せて、その場を後にする蘇芳達。

鎮目は博士の遺体に能力を使って、攻撃しようとするが、そこに現れたCIAが博士の記憶には利用価値があるといって、まったをかける。おそかったじゃないの、と皮肉る鎮目。

銀のもとへやってくる黒だが、もぬけのからで、さらに、沢崎を殺された怒りに燃える葉月が、彼の前に立ちはだかり、その刃が振り下ろされる。

二年前と同じ地下を通って、シオンの待つゲートに向うマオたち。行く手に現れた美咲たち。美咲は驚くが、ジュライが言うには、双子が教えてくれたようで。
しかもマダムとマオ(リカルドというらしい)は、昔、恋人だったらしい。しかも、そんなやり取りをしている間に周防の姿が見当たらなくなってしまう。
「二人の気持ちがつながった」「ここは、ゲートだもん、願い事が何でもかなう場所」「そして、何か、失う場所」と口々にいう双子。

そして、いつのまにか、別の場所に現れた蘇芳の前には、意識を失い、倒れているシオンが・・・・。

しかし、博士の分かれた奥さんに対する発言って、製作スタッフというか、監督の本音も入っていそうだな、と思えてしまう(汗)
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by kwanp | 2009-12-18 22:38

ひょっとして・・・・・・・

http://natalie.mu/comic/news/show/id/24978

ヘタすれば、幕末ギアスはなかったこと扱いですか(汗)?

まあ、たくま氏は幕末ギアスのコミックスにコメント寄せてたりするので、さすがに、スルー&なかったこと扱いと言うことはないと思いたいけどね。

幕末ギアスは全4回という短さもあって、語りきれていない部分はあったのだけど、最終回は、ものの見事にアニメのクライマックス先取りしていたのだよな、実は。

うちでの幕末ギアス最終回記事
         ↓

http://kwan.exblog.jp/9389889/


というのも、幕末ギアスでは、ルルーシュのギアスは騎士銘亜を運搬するという能力。人を操る能力はこの作品のラスボスであるペリー(私利私欲で、ブリタニア本国に黙って、日本を私物化しようとしていた悪党)になっていて、ケロケロエース10月号発売の時点では、手を組んでいなかったルルーシュとスザクっが共に手を携え、ペリーに挑み、

巨大なナイトメアに変形した黒船を相手取り、

さらには、

ペリーをスザクが剣でギアスを反射させて、斬りすてる。という展開。しかもユフィが存命で、ナナリーがどうなったか、という顛末はかかれてはいないが、スザクが、その後の日本を治めるのに手を貸し、ルルーシュは、CCと一緒に姿を消すという結末は同じナ訳で、後から読むと、おもいっきり、ネタバレをやっていたとしか思えない作品だったりする。

4回しかやっていなかったこともあって、二次創作の題材としては、どうして、ルルーシュが新撰組&黒の維新団の頭領として、ブリタニアに戦いを挑むようになったとか、この作品でも、ブリタニアの後続であるはずのルルーシュとナナリーが日本で、武士やっているのか、とか、二次創作等の題材としては、いくらでも手を入れる余地があるわけだから、本腰入れて、取り組むにはもってこいの題材ですからねえ。
コミックスの巻末にコメント入れていたわけだし、幕末ギアスに刺激を受けて、というところだとは思うけど、どんな話になるのやら。
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by kwanp | 2009-12-14 21:52

ハードボウンドは眠らない14

クレイドールドーパントを粉々に破壊したバイオレンスドーパント。次はお前だ、と、鉄球になって、Wに襲い掛かるが、Wの前に割り込んできたリボルギャリーによって、はじかれてしまい、捨て台詞をはいて、逃走されてしまう。

破片が集まってきて、あっさりと再生されるクレイドール。「あーあっ、油断したわ」と毒づく。

「そういうことか」と冴子の言葉に合点が行く霧彦。

「あいつ、今度見つけたら、絶対、始末する」とその場を去るクレイドール。「ちょっとまって・・・」と声をかけるフィリップ。「どうかしたのかよ」という翔太郎。

クレイドールと戦った時に感じた感触を思い出しながらも、「気のせいだ」とはぐらかすフィリップ。

9・10話で登場した浅川麻衣のスイーツを紹介する若菜。収録を終了した時に麻衣に「心無い嫌がらせに負けないでくださいね」と励まされる。

「謎の電話から始まった、今回の事件。人気dj園咲若菜に付きまとい、この街まで泣かせる犯人は誰か」と翔太郎が思案しているところへ、犯人から電話が掛かってくる。
今回は、若菜があれほど見たがっていた景色をプレゼントし損ねた。次こそ、最高のプレゼントをするといい、ノーヒントで電話を切る。

フィリップは決定的なミスをしたといい、一つは過去のインタビューに出てこなかった風都タワーという場所、そして、「あれほど、君が見たがっていた景色」といったこと。

犯人は、この事を直接聞いたことのある人間、若菜の直ぐ身近な人間だというフィリップ。

そのタイミングでやってきて、心配そうなそぶりを見せるマネージャー。
あわてて、「どこにいくの?」と訊ねる彼に、「洗面所にいく」と言い残し、その場を後にする若菜。

犯人は今、若菜の近くにいるかも、こうしちゃいられない、と護衛に向うアキコ。
若菜が遅いなと翔太郎が思っていると、マネージャーが若菜がいないと騒ぎ立てる。

クレイドールドーパントと拳を交えたときの事を思い出し、「あのときの感触、やっぱり、そんなはずは」と思い浮かんだであろう推測を振り払おうとするフィリップ。

事務所に入ろうとすると、そこに若菜がいて、倉庫に戻ろうとするフィリップ。「また、隠れるの?」ととがめられる若菜。犯人が自分の身近な人間であると推理したのでしょう? と犯人を訊ねる。
その前に、と、「誰かに殺されそうになったことがあるか」と質問するフィリップ。
「あるわよ、何度も」とあっけらかんというか、軽い調子で答える若菜。舞台でスポットライトが当たるような構図になって、若菜が、姉の名前を口にする。そのスポットライトの余波が当たる構図のフィリップが「お姉さん?」と聞き返す。「昔から嫌われているの」と答える若菜。「どうして」というフィリップに、彼女の家は特殊で、昔からある仕事に関わっていたという。

ガイアメモリの製造・流通のことだとは思うけど、フィリップの地球の記憶は人為的に作り出されたような節があるし、Wドライバーの構造(フィリップの能力を効果的に活かす構造)とか、特異点研究でもしていたのかと思いたくなるような要素が多いわけですからねえ。

しかも、完結編におけるディケイドのあるシーンの士には特異点っぽい描写がされていたし。

しかも、ディケイドライバーはアマダム・人が進化したアギトの力・モンスターの力・オルフェノクの力・アンデッドの力・人が鍛えた鬼の力・ワームをコピーしたゼクターの力・特異点がイマジンの力を借りて、変身した力・ファンガイアのキングの力をコピーしないといけないわけですが、地球の記憶から抽出することが可能なら、それらをコピーすることも可能ですからね。

しかも、劇場版では、他人に成りすますダミーなんてメモリという、ディケイドライバーに良く似たメモリまで登場している。

しかし、一つの世界だけでなく、複数の世界をまたがらないと、これらの力はコピーできない。そういった理由から、複数の世界を移動する力を持つ大ショッカー(完結編ではスーパーショッカー)に関係した組織ではないかと思いますしね(先日語った、ディエンドの世界で得たデータも関係しているとは思いますが)。

でまあ、冴子はその仕事を手伝っていて、若菜は自由に遊ぶことを許されていたことから、気に食わなかったから、作中では、中学生の冴子が父親にビンタされていて、その八つ当たりを若菜にしていたと語る。

弟の言葉に怒りも消え、不思議と優しくなれたという若菜。ちなみに、その弟はもういないのだそうだが。

フィリップの可能性は高そうだけど、フィリップが、その弟のコピーとか言う可能性も高いような。地球の記憶なんてものを持たされたような事を劇場版で言ってたけど、その力を利用しているにしても、何かあったときの為に、コピーくらい作り出すことは考えるはずでしょうしね。

我に帰って、「なんで、こんな話を」という若菜。それを見て、「とても、優しい声でした。きっと、それが本当のあなたです」というフィリップ。
若菜は、フィリップといると素直になれるといい、フィリップもそれに同意する。

「犯人を突き止めましょう、若菜さん、手伝ってください」というフィリップ。

翔太郎をスリッパで殴り、若菜がいない事を問いただすアキコ。「それが俺にもわからないんだって」と弁解する翔太郎。「ミスタークエスチョンに攫われたら、どうするのよ」と翔太郎の耳を引っ張るアキコ。

そうやって揉めている間に、探せよ、お前ら。

アキコの言葉を聞いて、取り乱すマネージャー。

時間までに戻らなければ、代役をというスタッフの言葉に、自分が代役に、と考えるアキコ。

彼女がその気になっているところへ、代理のモトコが現れる。それを見て、クスっと笑う翔太郎にスリッパで叩かれる。

星の本棚で検索をはじめるフィリップ。
キーワードは、メモリはバイオレンス、


若菜に好きな景色はという質問を前にどこかでされたことはありますか? と尋ねる。
番組のオーディションの時に、と答える若菜。

次のキーワードはヒーリングプリンセスのオーディション
最後のキーワードは歪んだ愛情。

犯人がわかりましたというフィリップ。

次の店はラーメンの屋台で、店長が口下手なので、常連客で口のうまい彼が呼び出されたとのことだが(いいのか、情報屋(汗))、甘いもの食べ歩きで、なぜ、ラーメン屋? というもっともな疑問を口にするアキコ。その答えとして、スイーツラーメンがでてくるのだが・・・・。

・・・・・って、思わず、脚本家の名前を確認したくなったのは私だけか?

犯人がわかり、礼を言う若菜。そして、事件が終われば、また、ちゃんと顔をあわせて、会わないかという若菜。ハイと頷くフィリップ。若菜は約束よといって、事務所を出て行く。

若菜に息苦しい感情を覚えるフィリップ。こんな感情もあるのか、と彼女が出て行ったドアを見て、若菜の名前を口にして、検索に入ろうとする。

スイーツラーメンを食べようとする情報屋に、本番前なので、と待ったをかけるスタッフ。
そこへ戻ってくる若菜。心配したよというマネージャー。モトコに謝り、彼女はしっかりねという言葉を残して、帰っていく。

検索をはじめるフィリップ。

「濃厚な生クリームが麺に絡まり、絶妙な甘さを表現。さらにチョコメンマとチョコ入り卵と餡子入りチャーシューが絶妙なハーモニーをかもし出しちゃって、まあ」
スイーツラーメンの感想を口にして、誉める情報屋。興味と勇気のある人は、ぜひ、挑戦してくださいといって締めくくる若菜。番組の収録は全て終了する。

結局、何も起きなかったというアキコ。安心するのはまだはやいという翔太郎。店主の携帯が鳴り響き、犯人から電話が掛かってくる。最高のプレゼントをするという犯人に、マネージャーの名前を口にする若菜。
「とぼけたって、無駄よ。アゲオ。あなたの負けよ」という若菜。

「いやんなんちゃうなあ、今まで、散々尽くしてきたのに」と正体を現すマネージャー。

いや、それだけじゃあ、犯人の正体を暴く決め手にはならないでしょう(汗)すっとぼけようと思えば、すっとぼけれるセリフだと思うのですが・・・・・・・・。

まあ、歪んでいるにしても、若菜の事を好きだという事ですから、好きな相手にこれ以上の嘘はムリだということで、観念して、正体を現したという解釈も可能なのかもしれませんが。
観念しな、という翔太郎。「どいてよ、そこ。ここはボクと彼女の問題」といって、バイオレンスのメモリをセットして、変身するマネージャー。

ひと暴れして、若菜を連れ去るバイオレンスドーパント。

若菜の事を検索して、彼女の事が書かれている本の前に立つフィリップ。しかし、手にとるのをためらい、「こんあやり方、やっぱり」というのだが、

自分の気になる相手の事を勝手に調べることに気がとがめるという感情はわかるけど、

今まで散々、好奇心の赴くままに調べてきていて、さらには、興味をそそられるものには、相手の事をお構い無しに追い掛け回すなんて事をやってきておいて、自分の気になる相手の事を調べるのには良心の呵責にさいなまれる。

そういった感情を成長というのかもしれませんが、成長を描くのであれば、若菜とか、身の回りの大切な相手だけではなく、誰にだって、かってに自分の事を調べられたくはないと思うものであり、探偵という超作業である以上、仕事を遂行する上で、たとえ、気がとがめる相手であっても、それを調べることで、真実が明らかになることで、依頼人のためになることであれば、それがどんなに辛いことでも、真実から目をそむけてはいけないというような成長を遂げるならまだしも、自分の気になる相手や大事な相手だけを勝手に調べるのは気がとがめるというのであれば、身勝手な感情としか言いようがないですからね。

もちろん、そういう感情をそのまま描いて、ロクデナシの物知りの言動として描くなら、たとえば、そういうロクデナシでも、譲れない一線があるという風に、やりようによってはそれもありでしょうけど、それをムリヤリ、成長だとか、恋心の名のもとにムリヤリ美化するのであれば、これまでの平成ライダーと大差のない作品で終わってしまうとは思いますが。

wをヒーローと認定するには、このあたりの不公平感というか、たまたま力を持っていて、ヒーローっぽい事をしているだけで、ヒーローぶることが出来ている運のいいやつという域をでないような印象を、良くも悪くも、長谷川氏はそこそこかけてはいるとは思います。

そこへ若菜が攫われたという翔太郎の声が聞こえてきて(Wドライバーを装着しているからね)、サイクロンとジョーカーのメモリを取り出し、変身して、ハードボイルダーで追いかけるW。

鉄球モードで逃げながら、Wが大通りを走って追いかけているのを見て、地下のトンネルのある方へ逃げるバイオレンスドーパント。車の間をかいくぐり、逃げるドーパント、追いかけるW。
「最悪の展開だな・・・」と翔太郎。「奴は予告した目的を果たすまで、決して、若菜さんを放さない」というフィリップに、冷静だなと責める翔太郎。冷静なわけない、真剣なんだというフィリップに、「お前の天使を絶対、取り返そうぜ」と、トンネルを出て、追いかけてきたリボルギャリーに、乗り込んで、ハードスプラッシャーに換装するW。

水上からバイオレンスドーパントを追いかけていく。相手の攻撃をよけるw。そこへ、「これでも食らえ」と巨大な拳となって、海面にたたきつけようとするドーパント。水の中に沈められたかと思いきや、飛び出してきたドーパントを、ルナにチェンジして、伸びた手が相手を掴み、ちぢむ勢いを利用して、浮上する。
一瞬でトリガーのメモリをセットして、ネットで相手を捕らえて、振り回し、地面にたたきつけて、若菜を引き離す。

「何で、邪魔をする?」「そんなに彼女が憎いのか!?」
「確かに姫はワガママで、意地悪だ。でも、憎んじゃいなかった!! むしろ、好きだった」と告白するドーパント。
「だったら、なんで、こんな事をした!?」と、問い詰める翔太郎。
「そそのかされたんだ、強い男にしてやるって」と弁解するドーパント。
「誰かにガイアメモリを貰ったの?」と、問う若菜の言葉に引っかかるフィリップ。メモリという言葉は、先ほど、フィリップが検索の時に口にしていたから、それで知った可能性があるが、メモリでドーパントに変身するという事を知っていて、それを誰かに貰ったという仕組みは、ドーパントがらみの事件の当事者か、あるいは、それを提供する側である可能性が高いし、前回、若菜と戦ったときの衝撃もある。

フィリップが疑うには、十分な材料だと言える。

「あとはもう、自分で自分が制御できなくて」と若菜に襲い掛かるのを、トリガーマグナムのホーミング弾で吹っ飛ばす。

「早く逃げろ」という翔太郎。「ありがとう、仮面ライダー」礼を言って、あわてて、その場を離れる若菜。
「今のは、ちょっとぐっと来たぜ」とその言葉に酔う翔太郎。その翔太郎を嗜めて、行くよと促して、「さあ、お前の罪を数えろ」という二人。

その場を後にする若菜。

購買者名簿から、バイオレンスのメモリを購入者を見つける霧彦。冴子の指示で探していて、「妹さんが心配なんだね」という霧彦に、「そんなんじゃないわ」と答える冴子。

若菜が連れ去られた噂で持ちきりのラジオ局。モトコは自分の部屋にはいって、「かわいそうに、きっと、今ごろ」とほくそえんでいると、そこに若菜が現れ、モトコがマネージャーをそそのかしたということを問いただす。

高笑いと共に、「おめえが悪いんだよ、後輩の癖に、仕事とりやがって」と胸倉を掴む。

そして、マネージャーの胸倉を掴んで、「金さえ払えば、文句ないんだろ」と売人を脅す回想シーンが入るが、
これは、若菜関係無しに、外される理由ばっちりなのでは?

こういう本性って、ちょっとやそっと隠すくらいじゃあ、隠し切れないと思うのだけど・・・・・・。

マネージャーが若菜に好かれたいから、簡単に怪物になったと笑い飛ばすモトコ。いや、そういう本音を出すときは、人に聞かれないところでやろうよ・・・・、と思うのは、私だけか?

私を怒らせるな、とクレイドールドーパントになり、「化物」と叫ぶモトコを消そうとするクレイドールドーパントだったが、弟の姿と、フィリップの姿が思い浮かんで、モトコを消すのを思いとどまる。

助かって、若菜が化け物であるというスキャンダルを公表しようとするが、園咲の家の害になる奴は生かしては置けないとナスカに変身した霧彦によって、消されてしまう・・・・。

ハードタービュラーに換装して、ビルの谷間を飛び交うバイオレンスドーパントをチェイスを繰り広げるW。

挟み込んで、やっつけようと、スタッグフォンとトリガーマグナムを合体させ、クワガタのはさみのように分かれたビームで、ドーパントを挟み込んで、倒す。

メモリブレイクされたマネージャーが落下するところを掴み、世話が焼けると呟くW。若菜姫、ごめんなさいというマネージャー。

やったな、と変身解除した翔太郎が声をかけるのだが、フィリップは、若菜の言葉を思い出し、考え込んでいるので、返事が返ってこない。

しかし、この状態だと、3・4話の賭けのこともあるから、ある程度、フィリップの考えていることも流れてきてもおかしくはないような気はするのだが。

若菜にご機嫌ねと皮肉交じりに声をかける冴子。「ええっ、ある人に気付かされたの、自分らしく生きていれば、それでいいんだって」と答える若菜。
いや、自分らしくいきるのって、これはこれで、結構、大変なんだけどね。その自分らしさが周囲にとって、都合が悪いと、周りは寄ってたかって、それを封じ込めるか、それがムリなら、排除しに掛かるからなあ。

若菜に電話をかけ、ガイアメモリの事を持っているのか、と問うフィリップ。 それを聞いて、いいえ、持っていないとはぐらかし、会わないか、という若菜。僕達、もうしばらく、このままでいませんかというフィリップ。
その方がスリリングでいいかもねといって、電話を切る若菜。

弟とフィリップの「本当の若菜」という言葉を思い出し、フィリップに嘘をついた罪悪感というか、嫌われたのかもということもあって、メモリを落とす若菜。それを拾う父親(しょうがないなという顔をしている)。

若菜の曲が流れる。

報告書を書く翔太郎。フィリップがひとりぼんやりすることが多くなったと呟く翔太郎。ラジオでは、劇場版の事件となる死者の復活に関する噂を報告する葉書が読まれる。

相棒は決して、自分から悩みを打ち明けたりしない。だから、俺にも慎重さが必要だ。迂闊にあいつの心に入り込むのは・・・・と言いかけたところに、ラーメンを食べてきたアキコが入ってきて、フィリップに元気がないと声をかける。

まあ、慎重さだけじゃなく、時には大胆さも必要だし、アキコのようなタイプというのは大胆というよりは、翔太郎が言うように、本当にデリカシーにかける場合が多いですからね、こういう状態の人間に話し掛ける場合は。

まあ、確かにハードボイルドに限らず、仲間の抱える問題に、必要以上に踏み込まないという態度をとる場合もあるが、それはあくまで、ある種の信頼感があってこそであって、都合のいいときだけ、利用して、都合が悪くなったら厄介者扱いするような今の翔太郎に、そのような感情があるとは思えないし、面倒なことを避けているだけとしか思えないのだけどね。

スリッパを叩き合う翔太郎とアキコを見て、少しだけ笑いを取り戻すフィリップ。

まあ、初期のイメージを大事にしつつ、自分だけが満足できれば、それでいいというような、依頼人のためとか、街を守るためというような意識など、全然、持っていない翔太郎とフィリップの問題部分って、この脚本家さん、結構、うまく描けているのだけど、あくまで、あとの展開で、そういう問題部分が明らかにされたり、それによって、翔太郎とフィリップがどん底に突き落とされ、己と向き合うというような展開があって、はじめて、活かされる要素なので、今後の展開で、それをやらないと、せっかく、面白くなりそうな要素がものの見事に台無しになりかねない、ということもありえるわけだけど、3~8話での話を見る限り、

台無しになる可能性のほうが高そうですけどね。
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by kwanp | 2009-12-13 09:40 | 特撮

ハードボウンドは眠らない 番外編2

ディケイド完結編

上空からディケイドの偵察に向うスカイライダー。彼と連絡を取り合うスーパー1とカブト。
空中からのFARを受けて、倒され、カードだけが残るスカイライダー。そのカードを拾うディケイド。
さらにすかさず、クロックアップをかけて(カブトにカメンライドしなくても使えるのか、脚本が、相も変らずなのか?)、同じく、クロックアップで応戦するも、FARで倒されてしまうカブトとスーパー1。カブトを倒したときに折れた角を手にとってから、直ぐに放り投げる士。

士は破壊者となってしまったらしい。

光写真館

あの日以来、戻ってこない士達。元の祖父と孫娘の二人暮しに戻ったが、ついつい、士達の分までコーヒーを用意してしまう光。
士達の分を処分しましょうという夏海。そこへ現れて、士達の事を忘れたから、君たちも、切り替えろという海東。そして、海東はスクリーンに映った地球を指差して、士達がそこにいることを語る。

士の前に現れるライオトルーパー達と、鏡の中から現れ、彼らを引き連れたユウスケ。士を倒して、世界の破壊を止めるというユウスケ。

って、キバーラに強制的にアルティメットにされてしまって、しかもいつのまにか、世界の崩壊を止めるために士に敵対するって・・・・・。少しは抗えよ、ユウスケ。

なんというか、ユウスケを成長させて、みんなの笑顔を守るために戦わせるつもりは交替後の製作スタッフにはないらしい。

次々となぎ倒されるライオトルーパー。
そして、巨大な足がユウスケの背後から現れる。

河原で写真とか、士達のものを処分する夏海と海東。海東に言わせると士は強くない人間ということで、カメラ越しでしか、世界と向き合えなかったとのことだが、

カメラやってる人間は、みんな弱いってことにならないか、それ?

それでも撮り続けたのは世界と向き合うつもりだからではないか、という夏海。どうかな、という海東。

そうやって語っていると、空の向こうでは、ライダーが現れたときの現象が起こり、現れた仮面ライダーJに追われるディケイド。

しかも、アタックライドでギガント(G4の武器)やサイドパッシャーに変形するというダークライダーよりのアイテムで迎え撃つディケイド。

その姿を目撃して、驚く夏海。彼女の前に、ユウスケも現れる。

って、って、徹頭徹尾怪獣扱い(汗)

倒されたJの巻き添えを食い怪我をしたユウスケ。

Jのカードを手に入れる士。そこに現れるライオトルーパー。しかし、変身しようとする士の前に現れ、ライオトルーパーを蹴散らすタックル。どうやら、士に付きまとっているようだ。

トンネルの近くで、ユウスケを介抱する夏海。士は変ってしまったというユウスケ。あの日から、士を追いかけていたらしい。残されたライダーは、少ない。もう、自分たちの知っている士ではない、悪魔だ、というユウスケ。

一方、トンネルにはいりながら、ユリ子になんで、自分に付きまとうライダーの一味だろという士。誰も自分のことを見てくれないというユリ子。

そして、鉢合わせするユウスケと夏海、士とユリ子。
今まで、自分はお仕着せでしか行動していなかったといい、自分の意思で破壊者をやっているという士。今回だけは見逃してやるといいカメラを破壊して、放り上げる。

そもそも、記憶を失って、世界の破壊者とか一方的に他人から言われていただけだし、それぞれの世界を渡って、その世界の中でやってきたとことって、ユウスケの手助けで、その世界のライダーと仲良くなれたり、ヒントシステムに助けられたりしていたことが多いわけで、そういう助けを借りたことを考慮したとしても、その世界で、自らの意思でその世界のライダーを助けたというほどの行動は見せていなかったと思うのだが。

しかも、ネガの世界やディエンドの世界では、周りからチヤホヤされてふんぞり返っていたような行動も目立っていたわけだから、

自分を認めないなら、破壊してやるというような行動にも取れてしまうのだが。

それを拾いに行こうとする夏海。そこへキバーラが現れて、士を止められるのは、夏海だけ。そのための力をあげるという。

屋台にやってくる光。園咲の父親はいないかなという彼の前に屋台の親父が出したのは、イカとビール。それを口にしているうちにイカデビルになり、気がついて、見上げると、屋台のオヤジだった桜井もどき。そして、慌てて逃げ出した彼をマントが追いかけてきて、捕まった光をスーパー死神博士にして、自らはゾル大佐となる。

そして、ハチ女や戦闘員、ザンジオーたちが敬礼をして、ゾル大佐が服装の乱れは心の乱れ、自分が幹部になったからには、たるみはゆるさんという。

一方、工場跡地で座り込んで、カードを見る士。「どうして、戦いの後、カードを見るの?」と問うユリ子に、「戦いのあとにはカードしか残らない。せめて、戦ったライダーの事を、自分が覚えておきたいから」という士。

そもそも、どういう状況でライダー大戦がどうなったか、どうして、士がライダーたちを滅ぼすようになったか、という経緯が明らかになっていないので、イマイチ、どうして戦った相手の事を覚えておくという形だけ見れば、相手の事を大事に思っているかのようなセリフも乗り切れないのですけどね。

そこへ現れて、「死人をペットにして、楽しいか、士?」と問う海東。彼の話によると、ハチ女の毒によって、倒されたという話であり、どうして、蘇ったかということに関してはわからないとのこと。
士は彼女はかつての自分だといい、誰も自分と向き合ってくれなかったとか、自分の居場所とか、自分がどうすればいいのかわからないうちに死んでしまって無念だろうからという理由で彼女を置いているということだが、

向き合ってくれなかったとかいうけど、ピンぼけ写真を売りつけたり、自分の事を必要としてくれる人間を、自分の欲望を満たすために利用したりしていたわけで、

そんなことばっかりやっていれば、向き合ってくれないのは当たり前だと思うのですが。

挙句の果てに、自分が世界を滅ぼすとか言われて、周りから敵対視された挙句に逆切れして、ライダーを滅ぼしまわっているって、どう考えても、

八つ当たり以外の何者でもないような。

まあ、ライダー大戦で、士がどういう経緯をたどって、ライダーを滅ぼすように至ったかなんて、推測するしかないわけですが、自分を世界の破壊者と付けねらってくるライダーたちと戦い、自分がいなくならない限り、世界の滅亡は止まらないというようなことを思い知らされたとか、そういうことなのかもしれないが、ディケイド最終回の「世界を守るために排除する」とかいうライダーたちも、あっさりとディケイドを排除するしかないと決め付けていたわけだが、そういう連中と戦い続けて、頭に来て、という所だろうけど、自分で自分の行動を決めるというのではなく、結局のところ、周りにはぶられたから、その仕返しをしているだけでしかないような。

自らがハチ女に倒された事を思い出し、海東と士の話を聞いて、自分が同情されていた事を知り、涙を流して、飛び出していくユリ子。
そりゃ、馬鹿にされたと思うし、相手の事を思って、一緒にいるのと、自分が、相手を救ってやっている、面倒を見ていっていると、優越感に浸った感情で一緒にいるということって、結構、合点が行くわけですから、士の場合は後者でしょうね。

そこへ襲い掛かってくるブレイドと龍騎。

呪文をT唱えて、ネオ生命体を成長させようとする死神博士とハチ女。なぜか、ハチ女とねんごろになっていて、ドラスは死神博士をパパ、ハチ女をママと呼ぶ。

龍騎をブレイドブレードで、ブレイドをFARで片付けて、残るライダーは一人になったとかいって、士の前に、アルティメットフォームで立ちふさがるユウスケ。

いや、ディエンドがいるじゃん。

士を止めるためなら、究極の闇も受け入れるとか言ってるのだが、

それ、士を倒したあとは、自分が戦うための戦闘マシーンになって、自分が破壊者になるかもしれないって、わかってる?というかせめて、赤い目のアルティメットフォームになって戦ってくれよと思うのだが。

そもそも、作中でのユウスケの扱いは、虎太郎とか啓太郎の扱いと変らないわけで、会川氏降板以降、みんなの笑顔の為に戦えていたかというと、否としか言いようがない展開だったような。
それで最終回とか劇場版でだけ、「みんなの笑顔の為に」とか言われてもなあ。

だからこそ、最終回、劇場版で黒い目のアルティメットフォームになったというのは、その現われともいえるのですし、オールライダーVS大ショッカーでも、黒い目のライジングアルティメットになって、地の石を破壊されて、赤い目になるという、乗り越えるイベントもないまま、赤い目になって、士と共に戦っていたわけですしね。

でも、ユウスケこそは、最後の一人になっても、士を説得させようと、最後まで、諦めたらいけなかったのではないかと思うのですが。

究極の闇を受け入れるといって、クウガゴウラムに変身するユウスケ。クウガゴウラムの角でディケイドを捕まえ、空中から地面にぶつかって、相打ちに持ち込もうとするが、ディケイドの攻撃を受けて、パーツが次々と破壊され、結局、ディケイドに敗れてしまう。

クウガのカメンライドのカードを手にする士。その前に現れ、キバーラの力で変身する夏海。倒せるものなら倒してみろといい、最初の攻撃を受けてから、反撃して、腹を殴るディケイドだったが、キバーラの渾身の一撃を受けて、ディケイドライバーを貫かれ、倒れる士。

どうして、という夏海に、自分が倒した仮面ライダーの事をおぼえていてくれ、とか、自分を倒したのが、お前でよかったとか、いって、倒れるわけだが、

それって、世界のために倒されるのは解るが、このままやられたら、癪だから、暴れるだけ暴れて、気が済んでから、夏海の手に掛かって倒されようという身勝手なだけじゃないのか?

しかも自分を倒そうと聞く耳もたなかった相手に恩を売りつけるという、嫌がらせとしては、この上ないやり方まで、おまけして。

嫌がらせの為に、ここまでやったとしか思えないのだが・・・・。そもそも、世界を救うために手に掛かる必要があり、それを受け入れているなら、己の意思で、世界を守るために命を投げ出す選択をすればいいのだし、そのために準備が必要なのであれば、それを語る手間を省いてはいけなかったと思うのだが。

そもそも、アマゾンの世界では、お人よし舐めるなというような脚本を書いていた脚本家なので、そのあたりの、世界を守るために、己の命や体をなげうつという自己犠牲やそれを、自分の意思や決意で行えるような純粋さというものをかけていないのは、やっぱりといったところではあるが。

しかも、士が倒れたあとで、ひょっこり現れて、もっともらしく悲しむ海東。

まあ、自分じゃあ、士を止められないということを解っていたのかもしれないが、それでも士を止めるために、戦うとか、やり方があっただろう二・・・・。

士が倒れたことにより、ピラミッドが現れて、周囲の光景が変わって、渡が現れて、ユウスケやワタルたちの世界は元に戻り、世界は救われたとか、忘れかけられていたライダーの物語は永遠に語り継がれるとか、

どう考えても、作り手の本音としか思えないようなセリフを口にする渡。

9作も作り続けてきて、平成ライダーでも、全ての作品を知らない(特に電王から入った女性ファンとかね)ファンが増えたとか行ってたしな。

ディケイドの最終回騒ぎのおかげで、知名度を売り込めたわけですから、そりゃあ、仮面ライダーの名前をかなりのインパクトで、世間に知らしめることが出来たわけですからねえ。

しかも、それぞれの仮面ライダーの物語は再び語り継がれるとか言う渡は、それじゃあ、ディケイドの物語はという夏海に、

ディケイドの物語は存在しないという渡。


って、とうとう、でやがったよ、本音が。これに関しては、うちでも何度か語ったように、ディケイドは物語はなく、平成ライダー10周年のお祭騒ぎ的な作品の主役でしかないわけですからね。
そりゃあ、核となる物語なんて、なく、もっともらしく、謎っぽいこととかをちりばめられて、隠された物語があるように装っていただけですしね。

それは解るのだけど、ここまでひっぱっておいて、この期に及んで、そんな事を言っても、責任逃れ、もっともらしく、ストーリーを引っ張っておいて、

ディケイドとは何だったのか、そして、外付け変身装置であるディケイドライバーと士が葬られなければいけない理由とは? なんで、ライダー大戦で、海東は、士に銃口を向けて、今は、戦いから目をそむけているのか? 士は、なんで、ライダーを破壊して回っているのか?

といったような数々の疑問には答えないで(まあ、答えても、納得させられるだけの技量や意思はないのだと思うが)、物語はないから、勘弁してくれ。

お金を払って、見た人間に対して、この発言、明らかな責任逃れでしかない。

きっちりとストーリーを語るやりかたも、派手なやり方で、注目させて、興味を持たせ続けるやり方も、どちらもありだと思うが、どちらにしても納得させなければいけないのは同じナ訳で、申し訳程度のストーリーでも、納得させないで、満足させないで、開き直っているのを認める理由などどこにもない。


しかもそうなった経緯は語られていないわけで、世界を滅ぼすといわれた存在が、一転して、世界を救ったという逆転のシチュエーションを、おいしい場面だけ切り取って、もっともらしく語っているだけじゃないのか、としかいいようがないわけだし。

まあ、全ての責任を白倉pや製作スタッフにあるとは言わないが、マガジンヒーローズで劇場版のコミカライズをやってたりしたわけだし、コミカライズとかで、語りきれなかったストーリーを語るという手段もあったと思うわけだから、説明不足の批判はされても無理からぬところだろうし。

ガンダムSEEDDESTINYのように、最終回で好き勝手やった挙句、余計な補完ストーリーで、せめて、その後の展開を納得いくように、とその後のストーリーを想像していたファンの止めを刺したケースを忘れたわけではないだろうし。

それだったら、ガンバライドを使って、ライダーになって、バトルロイヤルをするプレイヤーたちの物語でも作るというやり方だって、あったはずだし。

もっともらしく、謎や伏線っぽいものをちりばめて、興味を持たせて、ひきつけてきた責任の一端は、井蛙作者側にあるのだから、いまさら、そんな発言をされても、納得できるわけがない。

士の撮った写真を確かめる夏海。世界が元に戻ったので、カズマやワタルの写真が元に戻っている。誰に感謝もされないまま、倒れていったという海東。

いや、あれだけ、暴れまわっていれば、感謝されないのは当然でしょう。

士の写真があれば、彼が復活するかもという夏海は、トンネルで彼とであったときに写真をとったのを思い出し、回収し忘れていたカメラを取りに行こうとするのだが、その前に現れる桜井もどきこと、ゾル大佐率いるスーパーショッカー。

ここは任せろという海東。

しかし、さらに夏海の前に現れるザンジオーや戦闘員たち。なぜか、世界を渡って、助けに現れたユウスケが、ここは任せろといって、夏海を逃す。

あの時、キバーラが現れてはいたけど、邪魔が入らなかったし、回収して置けよと思うので、回収どころではないという要素が入って、回収し切れなかったということをやっておけば、回収するために海東が、ユウスケが、夏海を先に行かせようというような場面になっても、受け入れられるのだが。

そして、カメラのある場所までたどり着いた夏海の前に、ユリ子とハチ女が現れて、自分の場所はあったというユリ子は、ハチ女にウルトラサイクロンで道連れにしようとして、ハチ女に逃走され、自身は消滅する。

でまあ、ユウスケも暗室に顔を出して、写真を現像するのだが、感光しているといって、再び現像に取り掛かる夏海。

出来上がった写真は士の上半身が写っていない不完全なもの。

それぞれのライダーの世界で、ロール(役割)が士に振り分けられていて、その果てに世界の破壊者という焼くワイrが当てはめられたわけだが、そもそも、ディケイドライバーを破壊すればいいだけのことじゃないのかとか思えてしまうし、そうじゃなければ、なんで、ディケイドライバーと士をセットで滅ぼさないといけないのか、という説明すらされていないわけですし。

まあ、好意的に解釈すれば、士だけしか、ディケイドライバーを使うことが出来ないというような要素があるとか、士の能力をサポートする、オールライダーででてきた士の妹は、別の世界の扉を呼び寄せることは出来ても、入ることは出来ないようなので、彼女の能力を再現した装置とも解釈できるのだが。

士と一心同体とか、士が生きている限り、どれだけ引き離しても、士の元に戻ってくるとか、どういうものであれ、士と切り離せないという説明があれば、まだ解るのですけど、それがないまま、士を倒すしかないというような(しかも世界の崩壊ではなく、ライダーを倒して回っているというようなことばっかり強調されていて、いつのまにか、世界の崩壊はうやむやにされてしまっている)ことを語られているわけで。

それで、士を滅ぼすしかない、と平成ライダーたちが袋たたきにしていたけど、その理由は、結局語られていないわけで、その結果、どうして、士がライダーたちを倒して回っているのか(どう見ても、八つ当たりとか、仕返しという言葉しか思い浮かばない)、夏海がどうして、士を止められるのか(このあたりは、士が写真館の面々と一緒に旅してきたから、途中から問ってつけたように士と夏海の絆が強調されだしたとかあるのだろうけどね)。
それで、雰囲気だけ、それっぽく整えて、士は夏海の手に掛かって死にましたとかいわれてもなあ。
それにあの最終回で、続きは劇場で、とか盛り上げておいて、これですから、劇場版の宣伝にしても、これは語るというか、風呂敷をたたむ義務を放棄しているといわれても無理のない展開だと思いますし。

夏海達の思いによって復活する士。ユウスケから修理されたカメラを、海東からカードを受け取る。

このあたりは、特異点の設定を彷彿とさせるわけですが、夏海の思いか、あるいは、特異点はその影響を受けないということで、結局、復活できたのか(そっちの方が、士の性格上、夏海の手に掛かって、倒れるも、その後に復活できると確信していて、ああいう行動にでたとかありえそうですし)?

要塞に戻り、ドラスに力をくれというハチ女だが、逆に食べられてしまい、さらには、ドラスのボディが姿を現す。それを見て、最強最悪のネオ生命体の誕生だというスーパー死神博士。

スーパークライシス要塞の復活に興奮するゾル大佐やスーパーショッカーの怪人、戦闘員たち。

そこへ、マシンディケイダーにのった士・夏海と、トライチェイサーに乗ったユウスケがやってくる。ゾル大佐たちに立ち向かうわけだが、ディケイドを倒すためにスーパーショッカーになったかと桜井もどきに言う士。

いや、あんたらがもっと早く、決着つけていれば、そういうことをしなくて済んだんじゃね?

どうみても、士の自分に酔った行動のとばっちりを受けていたとしか思えないのですが。

お前たちのたびはここで終わりだ、という桜井もどき、旅を終わらせることは出来ないというようなことをいう海東。旅をしていき、物語と物語をつないでいくという士。

では、お前は何なのだ、というゾル大佐に、「通りすがりの仮面ライダーだ」と叫び、

ディケイド、ディエンド、クウガ、キバーラに変身して、スーパーショッカーに立ち向かう士達。

それぞれの必殺技で、スーパーショッカーを蹴散らしていくが、その前に現れるドラス(その際に、ゾル大佐から、もとの姿に戻る桜井もどき)。ワタルやアスムも駆けつけて、他の平成ライダーも現れる。

って、電王、お前らはオリジナルの可能性が高いのだから、ディケイドと他のライダーの仲を取り持つとか、そういう行動できたとおもうのだけど、自体が収拾してから、もっともらしく、仲間みたいな顔して、駆けつけるなよ。

まあ、「暴れたくて、うずうずしてるんだよ」というセリフが、こいつらじゃ、その程度の理屈で暴れるのが関の山のチンピラ連中だよなと思うので、仮に電王の世界のモモタロスたちがオリジナルであっても、一度は手を組んだはずの相手に襲い掛かったり、世界が元に戻ったからといって、あっさりと掌を返して、すました顔で平成ライダー集結の場に居合わせるような行動をしても、平然としていそうだからなあ。

ライジングアルティメットやシャイニング、キングに変身して、ドラスを倒すも、ドラスの分身でしかなく、マンモスメカや、ドラス本体が起動させたクライシス要塞の攻撃を受けて、TOBECONTINUED
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by kwanp | 2009-12-12 21:08 | 特撮

ハードボウンドは眠らない番外編3

仮面ライダーW ビギンズナイト

クリスマスの中、帽子をかぶり気取ってみせる翔太郎だが、そこをおやっさんに見られてしまい、「男の帽子は、視線の冷たさと優しさを隠すためのものだ、お前にはまだ早い」と言われ、それが嫌なら出て行けとたしなめられてしまう。それに渋々と従う翔太郎。

まあ、Tv本編では、フィリップなどが、翔太郎の言動を皮肉って、ハーフボイルドというけど、それ以外は、こういう翔太郎の未熟さを指摘し、それを諭すような視点というものは存在していないわけですからね。

今日が何の日だか、わかるか? というおやっさん。何か、心当たりがある翔太郎だったが、おやっさんのメリークリスマスという言葉に拍子抜けして、そこで目を覚ましてしまう。

すべては、翔太郎がうたた寝で見た夢だったのだ。スリッパで突っ込みを入れられて、おやっさんはという翔太郎に、「お父さんが帰ってきたの?」と問うアキコ。

そkにサンタや情報屋が来ていて、ツリーの飾り付けをしたり、チキンを胸肉にするか、足肉にするかと言い争うのだが、そこに依頼人がやってきて、パーティはお預け。
依頼人は、睦月安沙美。ひっとチャートにも顔を出している有名人だそうだが、彼女の話によると、なくなった姉が姿を現したといい、その真相を探って欲しいと依頼する。

フィリップは死者が蘇るなんて、ありえないといって、この謎に挑む気は満々。

調査に取り掛かると、意外と死者の復活の噂は風都に広がっているようで、亡くなった身近な人間が蘇っているとのこと。
死者の復活は、死んだ人間と身近なところで起きているということで、安沙美の姉の墓がある教会にやってくる翔太郎とアキコ。

そこで死の尊さに関して語る神父と出会う。墓を後にしようとした翔太郎達だが、そこへ、安沙美から依頼を取り消すという連絡が入る。
「どういうことよ」と息巻き、安沙美にアキコ。
そして、安沙美の姉の姿を見つけて、追いかけるも、そこに現れたのは、死の世界の支配者を名乗るデスというドーパント。
「やっぱり、ドーパントの仕業か」と変身する翔太郎だが、攻撃するも、姿が消えてしまい、入れ替わりにおやっさんが現れて、仮面ライダースカルに変身する。

おやっさん相手に戦うことをためらう翔太郎。ありえない、というフィリップ。しかし、スカルに変身したんだ、といいはる翔太郎。鳴海壮吉は死んだんだというフィリップ。
アキコの前で最悪の形でおやっさんが死んだ事を知られてしまう。

そして、アキコに向けて、撃たれた銃弾を彼女をかばって受けて、スカルに敗れてしまうW。半熟には帽子は似合わない、やめちまえとおやっさんにいわれてしまう。


園咲家ではパーティが開かれて、死者の復活の噂で持ちきりなのだが、霧彦は夜の屋台(というか、冴子にどやされて、飲んで鬱憤晴らしデモしていたのか、と思ったが、夜の街の方が、ガイアメモリを買いそうな人間を見つけやすいのかもなあ)。

夜、事務所に顔を出す刃野。帽子を被っていない翔太郎は、探偵もやめるといい、心の中で仮面ライダーもやめるというが、刃野はあいつには帰るところはここしかないといって、今回の事件に関する情報をおいて、翔太郎の姿に勝ち誇る真倉を置いて帰っていく。

情報を見ようとするフィリップだが、アキコに止められてしまう。そして、おやっさんの死に関しては、翔太郎の口からきくといって、フィリップの口から真相を聞くのを断る。

一年前におやっさんが死んだ場所を訪れる翔太郎。ハードスプラッシャーで追いかけてくて、墓参りのつもりかいと揶揄するフィリップ。死体も見つかっていないといい、半熟の君らしいねといわれてしまう。

やっぱりか。

ダイの大冒険でもそうだったし、ウルトラマン超闘士激伝でも、ウルトラマンが蘇ったからなあ。

彼の態度に胸倉をつかんで怒る翔太郎。「あの晩も、こうだったね」と語るフィリップ。

一年前、おやっさんは、翔太郎と共にフィリップを助けるためにアジトにもぐりこんだわけですが、おやっさんはフィリップの事を、地球の記憶を背負わされた運命の子というのですが、

解釈によっては、地球の記憶をもつ人間というのは人為的に作り出されたとも、取れますしね。
人為的に特異点を作り出す研究デモしていたのでしょうか、ミュージアムは? 今回の士の復活も特異点を思わせるような復活の仕方なので、ディケイドライバー関係にも、ミュージアムが一枚かんでいるという可能性もありそうですね。

でまあ、彼を助け出すのが今回の依頼ということですが、翔太郎の事を半人前といい、自分の指示に絶対に従えというのですが、

つれてくる前にいわないか、そういうことは?

タブードーパントに見つかる翔太郎達。翔太郎にアタッシュケースを預けて、ここを動くなというおやっさんは、立ち回りを演じるが、タブードーパントや戦闘員ともいえるマスカレードドーパントに囲まれて、仕事ではこいつは使いたくはなかったが、とロストドライバーを取り出し、スカルメモリをセットして、仮面ライダースカルに変身する。

どうやら、おやっさんがロストドライバーを持っていることに驚くタブードーパント。Wドライバーを持っていたことからも、依頼人は、ロストドライバー&Wドライバーの開発に携わっていて、それを持ち出して、姿を消した人物(フィリップの母親?)に託されたということか?

その戦いぶりに見とれていた翔太郎は、フィリップを見かけて、一瞬、おやっさんの指示を思い出しながらも、彼を追いかける。そして、アタッシュケースの中身を見て、自分の力を引き出す、より効率のいい高性能メモリの製作に現を抜かそうとする彼を見て、「お前のせいで、街がどれだけ泣いていると思っている!!」とつっかかるのだが、
「拳銃を作った人間を君はせめるのかい?」といって、要は使う人間が悪いのであって、自分は悪くないというのだが、拳銃は、警察や軍隊が使うこともあるし、人を守るために使う職業の場合、すくなくとも、それに関する管理は厳しく行われているわけですしね。
メモリだけ作って、後は知らない、あるいは、何が起ころうと、目を向けようとしないというフィリップの態度は、それが何に使われるか、知ったうえで知らん顔をしているうえに、どうもそれも誰かに言われたことを鵜呑みにしているっぽいのだから、十分、その罪は大きいと思いますけどね。

おまけに現時点(14話)では、根津という売人が、婚約者の正体を知って、ショックを受けているところにメモリを売りつけているわけだから、ミュージアムは何かしでかしそうな人にメモリを売りつけている、どう考えても、自らの身を守るとか、平和的な目的のために使う人にメモリを売っているとは到底、思えないですし。

フィリップと口論になって、取っ組み合いになったところで、転送装置に突き飛ばされたフィリップが入り込んでしまい、タワーの中心に転送されてしまう。

それを知ったおやっさんにどやされて、フィリップを助けに行くも、第一話で語られたように、おやっさんは凶弾に倒れてしまい、翔太郎に、「この依頼は、後はお前に任せる」といて、フィリップのことを託し、帽子を翔太郎にかぶせる。自分には、帽子はまだ早いという翔太郎に似合う男になれと言い残すおやっさん。

Wになって、タブードーパントと戦うが、アジトのビルが崩壊する。そして、その中で、ファングメモリが現れ、落下するフィリップを助ける。それをセットして、フィリップ主体で変身。戦闘員相手に戦い、翔太郎を抱えて、その場を脱出する。

そして、フィリップは、翔太郎の知らない、もう一つのビギンズナイトがあるといって、おやっさんが、フィリップが閉じ込められていたカプセルに接触した時に、星の本棚に入ったおやっさんに、「お前は自分で何かを決めて行動した事はあるか?」と問われ、首を振るフィリップ。
自由になって、それから、お前の罪を数えろといわれ、さらにはフィリップ・マーロウ、自分が好きな、男の中の男、自分の意思で決断し、事態を解決する男という意味の名前を付けられる。

おやっさんの指示を破って、勝手な決断をした罪をもつ翔太郎には、帽子の似合う男になれと帽子が託され、自分で決断してこなかったフィリップには、自分の決断で道を切り開いて生きた男という意味の名前、フィリップをつけられ、二人で一人の探偵でなければ、二人の罪を背負って、前に進めないというフィリップ。

これまでのストーリーで、翔太郎達の言動が、探偵としてはもちろん、ヒーローとしても、「?」と思いたくなるような言動が目立っていたわけだが、ビギンズナイトの事で、強い影響を受けているどころか、おやっさんを失ったことが自分の罪だと思うというのはともかく、その罪滅ぼしのためにやっている、裏を返せば、そうでなければ、こんなことをやっていない、ここまでやらないというものであり、「お前の罪を数えろ」というセリフなど、おやっさんの言動を真似ている部分が大きかったということである。

結局のところ、ハードボイルド小説を読みふけって、その言動を真似ているだけのハードボイルドオタクが強い力を手に入れただけのレベルでしかなかったということなのだろう。

罪滅ぼしといえば聞こえはいいが、強い力を振り回して、悪い事をやっている人間を倒して、少しはマシな人間になったつもりでいるだけで、本当にハードボイルドな人間であろうと努力しているのではなく、ハードボイルド小説を読みふけって、その言動を真似て、ハードボイルド探偵になった気でいる。

結局のところ、コスプレでしかないわけですがね。フィリップも、同じで、地球の本棚とかで知識をあさっているけど、その知識は、自分が色々なことを知っているというような自己満足でしかなく、自分の知識をどう使うかということを考えたこともない、ということだし、二人とも、似たり寄ったりの組み合わせということだとは思うけど、

ビギンズナイトを劇場版で語った理由って、このエピソードをTV版で放送したら、下手すりゃWのカッコよさをそこなって、商品の売れ行きに響くから、という理由なんじゃないか、とかなり本気で疑ってしまうのだが。

なにしろ、言ってることは物まね、カッコよさではスカルにはかなわないとマイナスイメージの方が高いわけで、カッコよく見せるために、こういうやり方にして、劇場版関係の話には極力触れないでいたと思えてしまうのだが。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・そのあげく、アキコに妙なキャラ付けして、不愉快な言動で動かすことばっかりやってたわけだから、同情の余地無しではあるが。

フィリップは、帽子を翔太郎に差し出して、再び問い掛ける、

「もう一度、悪魔と相乗りする勇気はあるか」と。

それを聞いて、帽子を手に取り、再び立ち上がる翔太郎。

検索を行い、犯人を絞り込もうとするフィリップ。

キーワードに、目撃されることが多い19日という日にちを加えて、場所を特定するフィリップ。

そこへ向う翔太郎たちだが。アキコから、安沙美が神父のところへ行ったという知らせが入る。

アキコは安沙美に神父は怪物かもしれないということを知らせるが、安沙美は既に知っているというような事をいい、それでも姉に会えるならと、神父について行こうとするのだが、神父に聞かれてしまい、風都の名士たちが眠らされている場所に連れていこられてしまい、強制的に眠らされようとする。

その時点で、「?」と怪しい要素満載の今回の事件。

そこへ、間一髪のタイミングで駆けつける翔太郎たち。メモリをセットすると同時に(メモリの名前が出てこない)、再び現れるスカル。彼は翔太郎に依頼人を渡せと迫るが、おやっさんの教えは破れないと、依頼人を渡すことを拒絶し、Wに変身する。

戦っている中で、相手が、dのイニシャルをつけてはいるものの、デスではなく、ダミーであることを看破して、化けの皮をはぐのだが、

それでも、記憶までもって、その相手に変身できるって、十分、強力じゃないのか?

そのメモリを使って風都を影から支配することが目的だったそうだが、実際にそれを使って、実行されていたら(もう、されていたのか?)、どえらいことになってたのかも(汗)

ちうか、ディケイドライバーとほぼ、同じ能力を持っているわけだが、ディケイドライバーの試作型なのかもしれませんね。フィリップの地球の記憶は特異点を思わせるし、士の復活もそれに近いものを彷彿とさせる。

記憶を持ち合わせて、本人に鳴り済ませるということで、それを使って、風都の著名人に成りすまして、ゴージャスな生活をおくるとか、セコイ目的を語るダミードーパント。

もしかして、地球の記憶をもつフィリップの代わりを作り出そうとしていたとかいうのじゃないだろうな?

まあ、ヴァイラスのメモリの管理とか、「ちょっとまて」と突っ込みを入れたくなるミュージアムのメモリ管理のずさんさ。まあ、それくらいの手落ちがナイト、物語の悪の組織を倒すとかは難しいところもあるだろうけど、人の手に渡っているということは、メモリで、フィリップのような地球の記憶を持つ、あるいは、星の本棚にアクセス出来る人間を作り出すということは失敗に終わっていると見てもいいのか?

まあ、成功はしているけど、ダミーのメモリは、性能はそれに及ばない試作品ということで、流しても、構わないと判断されただけなのかもしれないけど。

ダミードーパントは、他者や、他の物体に変身することが出来る以外は、たいした能力はないわけだが、それはディケイドも同じ訳ですし。

失われたフィリップの力か、星の本棚にアクセスする能力を持つ人間を生み出す過程で、ディケイドライバーが生まれたとは思うけど。

ただ、星の本棚で、おやっさんとフィリップが会話するところがあるし、自分が好きな男の中の男の名前を、その日、あったばかりの子供に名づける。

翔太郎は、なんだかんだいいつつ、面倒を見ている子供ではあるから、帽子にふさわしい人間になれ、という行動をとっても不思議ではない。しかし、自分の頭で何も考えないで、ガイアメモリを生み出して、市場に流していたあたまでっかちの子供に、そんな大事な名前を名乗らせるものだろうか? という疑問もあるし。

まあ、地球の記憶を背負い込まされたというような事を言っているから、そういった力に負けないようにということでつけた名前にしても、そんな大事な名前をなまじっかな奴に付けるわけはないので、依頼人がタスケテクレという人間だから、その資格ありと見たのかもしれないが、依頼人が信用に足る人間であっても、その助けて欲しい相手が、ロクでもない人間なんていうのも、珍しい話ではない。

自分の手元にいた翔太郎にさえ、自分がいいというまで、帽子を被るのを許さなかったおやっさんが、初めて会ったであろう人間に、自分が好きな男の中の男の名前を付けさせる。こういう行為はよっぽどの理由がなければ、やれないことだと思うのだ。

そうなると、どこかで、フィリップの人格を知っていた可能性というものをかんがえざるをえなくなる。

自分の名前すらないような人間だったフィリップなので、記憶を根こそぎ消されていた可能性は否定できない(本人が、重視していなくて、忘れてしまったのかもしれないが)。以前、どこかであったことがあるのか、依頼人によく似ている、つまり、依頼人がフィリップの家族であった可能性、一番考えられるのは、母親であるが。

まあ、後、これは推測の域でしかないが、たとえば、園咲家の人間、父親以外、あるいは、彼ら全員がクローンだったりする可能性もありうるわけで。

若菜は弟の記憶を語ったわけだが、ダミードーパントがおやっさんに成りすましていた事を考えると、個人の記憶をも、自由に出来る技術を持っている可能性も否定できない。

アキコに対しては無反応だったが、これに関しては、あの場で、戦力的に脅威のある相手は、Wのみと判断して、アキコよりもWを倒すことを優先しての行動ととれなくもない。

しかも、星の本棚にアクセスできたり、Wドライバーを半分にしたようなロストドライバー、しかもスカルメモリは、フィリップが差し込むのと同じ側であること、依頼人に頼まれたとはいえ、初対面の相手にいきなり、自分が好きな男の中の男の名前をつけるといった行動から、おやっさんがフィリップのオリジナルである可能性も考えておいた方がいいのではないだろうか?

自身が依頼人というのも、探偵ものではないわけではないし。自分がなれなかった男の中の男、あるいは、自分で肝心な場面で自身の意思で決断できなかった後悔を味あわせたくはないとかいうような意味合いも込めて、その名前を付けたというのも、ありえそうだ。

ともあれ、逃げるダミードーパントに協力しようと現れる、タブー・ナスカ・クレイドールの三幹部。しかし、ダミーはタイヤに偽装して、逃げてしまい、三幹部をいなしたWは、ダミーを慌てて追いかける。
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by kwanp | 2009-12-12 20:48 | 特撮

ハードボウンドは眠らない番外編4

スーパークライシス要塞と同化したドラスから、マシンディケイダーで逃げるディケイド。
思い出を怪我す奴を許せないというW。
画面が真ん中で仕切られて、Wサイド、ディケイドサイドに分けられ、交互にそれぞれの物語が語られる。

追いかけられるダミードーパントが、追いかけてくるWに諦めろといい、ドラスも、まだ諦めないのという。
それを聞いて、

ディケイド「俺が向き合った人たちの事を諦めない限り・・・・」
w「大事な人たちの記憶や思いを汚す奴は許さない」

と交互に語る。

お前たちは何者だ、というドラスとダミードーパント。

「通りすがりの」「二人で一人の」

仮面ライダーだ!!

と叫ぶところで、二つのライダーが顔をあわせて、画面が一つになる。ディケイドとWは顔見知りのようで、どうやら、彼らが顔をあわせたオールライダーVS大ショッカー後の話のようだが、どう考えても後付だよなあ。

せめて、ライダー大戦に続くみたいな終わり方ではなくて、オールライダーVS大ショッカーにつながるように語っていれば、まだ、このあたりも納得が出来たと思うけど。

力を貸せというディケイド、そして、現れる歴代平成ライダーたち。FFRオールライダーで、一列に並んだ、ライダーたちが、背中を押して、FFrに変形していき、クライシス要塞に攻撃していく。

そして、ディケイドは、ハードタービュラーに載って、ダミードーパントが操るマンモスメカと相対するのだが、ディケイドによって、破壊される。ダミードーパントと戦うディケイド。

どちらも、他の存在に変身できるけど、本体は、目立った能力がないという意味では、似ていますしね。

破壊されたマンモスメカを、Wがハードタービュラーを強制的にドッキングさせ、ヒートメモリをセットして、マンモスメカのカラーも同時に赤くなり、最後にはマンモスメカをクライシス要塞にぶつけて、スーパークライシス要塞を破壊する。

いや、ある程度、マンモスメカによって、ダメージを受けているとはいえ、マンモスメカをぶつけられて、破壊される要塞って、どうよ、と思うのだが・・・・。

崩れゆく要塞の中で死神博士のメモリを排除して、正気に戻る光、そこへ祖父を助けに現れるキバーラ。
オールライダーVs大ショッカーでは、孫に対して、何の感慨も見せなかった死神博士が変身するのを嫌がったり、正気に戻るという演出を加えられたりしているけど、露骨に批判されたから、後付でキャラを修正しましたというニュアンスが強くて、頷けない描写ではありますね。

フィリップのような地球の記憶は、メモリ一本では再現しきれないようだけど、死神博士のメモリをセットして、死神博士になっていたことからも、一個人になりすますのは可能らしいので、フィリップの能力を再現したメモリを作り出そうとした研究の副産物というか、かなり性能を落とした廉価版がディケイドライバーやダミーメモリということでしょうね。


ダミードーパントと戦うディケイド。

そして、ディケイドと力を合わせて戦い、切り札は持っているよねというフィリップ。くすぐったいぞといって、Wを二分割するのだが、

くすぐったいレベルの話ではありません(汗)

翔太郎のジョーカー&ジョーカー、フィリップのサイクロン&サイクロンに別れて、トリプルエクストリームでダミードーパントに大ダメージを与えるのだが、ドラスに乗っ取られて、アルティメットDに。

そこへ駆けつけた平成ライダーたちも、最強形態になり、アルティメットdを倒して、ライダーたちはそれぞれの世界へ帰っていく。
そして、士は、このカードはお前が持っていろといって、スカルのカードを渡し、彼らの前に別の世界のカメンライダースカルが現れるのだが、

なんで、全てが終わったときだけ?

姿かたちが同じでも、死んだおやっさんとそっくりな人物である保障など、どこにもないわけです。そんな相手が最後だけ、ひょっこり現れて、翔太郎に「帽子が良く似合う」と誉めるような事を言っても、おやっさんに認められたという説得力は伴っていないでしょう。

せめて、BLACkの世界で、カメンライドのカードでBLACkとRXが同時に集結したというように、別の世界のスカルを召還して、共に戦う中で、

あんた、しんだおやっさんとは違うけど、それでもおやっさんと同じ魂を持っているよと思わせるような描写をしてから、帽子が良く似合うと言わせて、おやっさんがそこにいたら、行ったであろうことを口にさせるべきではなかったのでしょうか?

旅こそが俺の生きる世界と結論を出す士。そして、次の世界へ向う前に記念撮影をする士達。まあ、オールライダーVs大ショッカーでも思ったけど、旅を続けていくことで続編が作りやすいような結末にするとは思っていましたけどね。今回のないようだっら、ライダー大戦に続く、みたいな終わり方ではなく、アポロガイストを倒しても、旅は終わらないというような終わり方でも良かったのではないかと思わざるを得ないですね。

鳴海探偵事務所では報告書を書く翔太郎。安沙美は姉の死を受け入れて、前に進む事を決意し、正太郎達も少しだけ前に進む。

そして、姿を現す二人目の仮面ライダーアクセル。

彼もまた、鳴海壮吉か、あの夜の依頼者によって、見出された仮面ライダーということか?

しかし、一つの話にする意味あったのか? と思わざるを得ない内容だったような。たしかに、スカルとの顔合わせとかディケイドとの共闘なしには語れないものではあったけど、それだって、ディケイド本編では、BLACK&Rxの共闘というほかのライダーでなら、ありえないシチュエーションをやっているわけですし、別の世界のスカルであっても、共に方を並べて戦うというようなシチュエーションの方が、まだ、説得力があったと思うし、記憶も持った上で、その人物になりすますのであれば、スカルになりきってしまい、ミュージアムの幹部たちがWを襲っている状況で、スカルになり切って、思わずWを助けてしまうというような状況にだって出来たはずですから。

もっとも、素人の私でさえ、これくらいのシチュエーションは思いつくのに、プロが思いつかないはずがないですから、そこから、何かしら、意味があるとすれば、まだ、鳴海壮吉は生きているということであるのと、共闘した上で帽子が似合うと語らせないのは、今回の映画で、翔太郎とフィリップが、ビギンズナイトをある程度乗り越えたのは確かだが、勝手な判断から、おやっさんを死なせたという反省はしているのかもしれないが、反動で、おやっさんの言葉をただ、守ればいいというような極端から極端に走った結論しか出していないのでは? と思える要素があるわけですしね。

先人の言葉を、よく理解した上で、それを守るのと、ただ、鵜呑みにしているだけでは、おやっさんの言葉を守るというようなことにはならないわけです。

たとえ、その言葉を言った本人でさえも、その言葉を言ったときの思いを守りきれずに、その言葉に似合わない人間になってしまうことだってあるわけですから、おやっさんに従うのではなく、その言葉や教えに従うと翔太郎は、今回の映画の中でいっていますが、最後の方で、仮面ライダースカルに帽子が似合うといわれて、涙ぐむのですが、その仮面ライダースカルが、自分の知っているおやっさんとおなじおやっさんであるかどうか、ということは、作中では、何の保障もされていません。

戦ってきたのも、ビギンズナイトの償いということであるわけですが、だとすれば、あの日の罪悪感が彼らを動かしているということはそれがなければ、動かないということも言えるわけですしね。

まだまだ、翔太郎とフィリップは、自分の意思で戦う理由を見出していないのであり、通り縋ったほかの世界の仮面ライダースカルに帽子が似合うといわせたのは、おやっさんが生きているかもしれないということと、まだまだ、帽子が似合わない半熟でしかないというkとおを意味しているのでしょうね。

それに翔太郎がおやっさんの事を話そうとしたが、他の面々によってさえぎられたとか、そういう部分も、翔太郎が、おやっさんの死をアキコに話せるにはまだまだ、時間が掛かるというような事を匂わせていると思いますし。

そういう意味では、今の翔太郎とフィリップというのは、ある意味、典型的な平成ライダーといえなくもない。
平成ライダーでは、原点回帰とか言って、昭和ライダーを彷彿とさせる設定を持ち出してくることが、しばしばあるのだが、セリフや、シチュエーションを似せただけでは、手本となった作品の魂を受け継いだとか言い切れないわけですし。

ホラ、ギャグ漫画といわれるテニスのアレだって、本人は、スラムダンクの作者の後継者のつもりだけど、実際には高橋陽一氏の後継者と目されているわけですし。

それにしても、今回の劇場版はアキコがでしゃばらないおかげで、いつもよりも面白く感じてしまうということが良くわかる話でしたね。まあ、翔太郎とフィリップの過去がメインの話ですから、アキコがでしゃばるわけには行かないし、ヒロインとして、見せないといけないわけですが、それって、いつもの駄目な関西人テイストが余計だと言外に言っているようなものですけどね。

おまけに、今回の話が面白かったのは確かだけど、そのためにTV版では、ビギンズナイトがらみの描写が出来ないで、キャラ描写を損なっていて、そのためか、妙な具合にキャラが迷走しているわけで、面白いエピソードを劇場版にもってきたはいいけど、物語に与えているダメージは、大きくなってしまったことも確かでしょうしね。

今回のエピソードはやはり、Tv版でやった方が良かった、あるいは、序盤に、ビギンズナイトそのものは書かなくても、翔太郎とフィリップが、まだまだ、半熟であり、十字架を抱えていて、それを背負いながらも、戦うということ、彼らを未熟だと指摘する価値観を内包したうえで、物語を語るべきであるという思いがますます強くなっているわけで、アクセルにその役割を期待できたら、いいのだが・・・・。
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by kwanp | 2009-12-12 16:16 | 特撮