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ハードボウンドは眠らない番外編5

さて、一連のシュラウドの行動から、怪しい部分がチラホラと垣間見えるのだが、

彼女の行動を見てみると、

おやっさんにフィリップの救出を依頼して(可能性が高い)、wドライバー×2とガイアメモリ6本を持たせる。

照井に接触する。

この二つに関しては、後者がいつごろなのかははっきりしないし、08年8月か、09年8月かによって、違ってくるわけだが、08年8月だと、下手すれば、一年半も剣とビートルフォンを渡しただけで、ずーっと、待たせ続けていたというような、いささか、間の抜けた状況になってしまうような気がするのだが(汗)

少なくとも10年に入ってから、照井にアクセルドライバーを渡して、さらには、今月(10年3月)に入って、二つのガジェットのメモリと設計図を手渡している。

ネタバレで噂されているエクストリームメモリとプリズムピッカー、これらも彼女から送られてくる可能性が高い。

しかしまあ、フィリップの救出を依頼しておきながら、1年半もほったらかしにしているなど、妙な部分も垣間見える。
普通、引き離されていた家族に一刻も早く会いたいくらいのことは思うものではないだろうか?

鳴海探偵事務所の場所をシュラウドが知っているのは、おやっさんに依頼したのだから、当たり前という木もするし、ミュージアムが鳴海探偵事務所を泳がせているのは、ファングジョーカー登場のエピソードを踏まえなくても、園崎家の風都における支配力を見れば、容易に想像がつく話ですし。
泳がせているのがわかって、それで、下手に行動しないほうがいいと思って、あえて、コンタクトを取らないでいたということだってありえるのだし。

すくなくとも、劇場版において、おやっさんは、あの子を頼むとか言いながらも、彼を依頼人のところへ連れて行け、というようなことは言っていなかったわけですし。
まあ、ミュージアムのアジトなので、もしもの時のために帽子に情報を隠して、翔太郎に託したという可能性もありそうだが。

実際、シュラウドの存在が語られたのは、ミュージアムがフィリップを捕まえようとしたファングジョーカー登場、霧彦退場のエピソードの後であり、ここ一ヶ月の間に二つのメモリとガジェットを送ってきたのも、ミュージアムが本腰を入れたのを知ったからだ、といえなくもないが、それを踏まえても、ミュージアムが鳴海探偵事務所を泳がせている間に、彼らに対抗できる力を蓄えておこうとして、新型ドライバーやガジェットの開発に力を入れていたという可能性のほうが高いと思う。

それらをふまえた上でも、彼女の行動には怪しい部分が見えてくる。

というのも、彼女にも照井の父親を殺す理由があるのではないか、ということだ。

彼の父親は警察の中でも、ガイアメモリの存在をかぎつけていた人物ということをwのメモリの持ち主が言ってた訳だが、かぎつけたかれが何をするか、といえば、考えられるケースとしては、ガイアメモリの存在を知り、ドーパント犯罪を追いかけるということだが、警察にも、組織の手が及んでいるわけで、下手に告発しようとすると、溝口のように、罪を着せられて、消される可能性のほうが高いわけだし、ドーパント犯罪に対して、実績があるとされる刃野や真倉にしても、
Wがメモリブレイクした後の犯人を捕まえるだけ(一応は、捜査していますけどね)。

つまり、本格的なドーパント犯罪に対応できる人間が公式的にいないということである。
あくまで仮面ライダーとのつながりは、刃野個人のコネクションであり、警察との連携がとられているわけではない。

まあ、仮面ライダークウガにおいても、終盤になるまで、クウガとのつながりは一条刑事がとっていたわけですが。

現在では、照井が接触しているため、刃野とのコネクションも、前ほど、意味をなさなくなっていたりはするわけだが。

超常犯罪捜査課の面子は、復讐に燃える照井と、実績だけを見れば、ドーパント犯罪に功績のあった刃野&真倉というコンビで構成されているが、警察としてはドーパント犯罪に対して、対応していますよ、という体裁を整えただけではないか、と疑いたくなるほど、彼らの部署に割り当てられた部屋はがらんとしているし、追加人員として、送られてきた九条は表向きは、汚職刑事、実際は、組織と一部刑事のつながりを告発しようとした人物と個人的なつながりのあった人物であり、本人が希望していたにしても、この配属もていのいい島流しであった可能性が高い。

刑事が組織に情報を流していたことや、それをやっていた人物が何人もいるということから、警察にも、上層部などに手が及んでいる可能性もあり、それゆえに、積極的に動きを見せないということか、メモリなしでは、打つ手がないということか。

5・6話でも、下請けのメモリ工場に危険が及びかけたときにも、すぐさま、爆破していたように、捜査の過程でメモリが手に入る可能性というのは低いようですからねえ。
警察に手が回っていること、対抗手段のなさが警察がやる気を見せない理由になっているみたいですね。

Wのメモリの男は、どうでもいいということを言ってたが、殺されたということは、照井の父親がそういう障害をものともせずに、ドーパント関連の犯罪を追求しようという姿勢を見せていたということになるわけだが、対抗手段として、ガイアメモリを手に入れるということは、個人的なルートではともかく、警察という公的組織としては、かなり難しいのではないだろうか?

というのも、公的組織がドーパント犯罪の対抗手段として、ガイアメモリを手に入れるということは、場合によっては(カブトのゼクトのように秘密部隊という形で運用することだってあると思いますし)ガイアメモリの存在を公にするということですから、組織としては、そのことだけは避けたいはず。

現時点で、星の本棚にアクセスして、ガイアメモリというシロモノをつくりだしているのはミュージアムという組織だけであり、この組織の一番のアドバンテージであるのは間違いない。

ガイアメモリやそれにまつわる技術の存在を公表されれば、そのアドバンテージが崩れてしまうことになり、さらには、星の本棚の力を狙う連中を一手に相手にしなければいけない。

もし、そうであるなら、照井の父親を殺す理由はシュラウドの側にも出てくることになる。

というのも、シュラウドにとっても、星の記憶や、ガイアメモリの存在を明らかにされることは、彼女にとっても、好ましいことではない。それを公表されれば、フィリップがたくさんの人間から狙われることになるからである。

照井に個人的に接触したのも、それが理由で、公的組織に提供すれば、間違いなく、ガイアメモリや星の本棚の存在を白日の下にさらさなければ、いけなくなる。

wのメモリの男をそそのかして、照井の父親を殺した人物の候補として、シュラウドもそれに入るのだ(ミュージアムと敵対していても、この理由は成立する)。

しかし、復讐に燃える一個人であれば、そのような心配はない。

彼女目的に関しては、彼女の正体がフィリップの母親である可能性が、イチバン高いことから、、父親に奪われた家族を取り戻すという理由で行動しているようにも見えるのだが、前述のとおりに腑に落ちない行動も見受けられるので、額面どおりに受け取れない。
しかも彼女のこれまでの行動は、すくなくとも、園崎父が率いるミュージアムとは違ったアプローチでのフィリップ、星の本棚にアクセスできる人物、能力に関する研究が目的という解釈でも成立する。

Wドライバーは装着することで、フィリップと翔太郎の意識がリンクするという特性を持っているわけだが、ぶっちゃけた話、翔太郎は、なりゆき上、wドライバーを装着することになった人物に過ぎないわけである。
実もふたもないことを言えば、左側の装着者は翔太郎でなくてもかまわないということになる。
そもそも前作ディケイドでもクウガからキバまで、9人の仮面ライダーに変身できるシステムのディケイドライバーであったが、士の正体、大ショッカー首領ということがわかれば、偽ライダー的な装置であったことは明らか。さらにいえば、世界を滅ぼす装置にもなっていた。

Wドライバーは二人の装着者をリンクさせることが出来るのだが、片方の精神力が圧倒的に強力であった場合、もう片方を乗っ取ることも可能なのではないだろうか?

おやっさんが生きていたら、おやっさんとフィリップのコンビで使っていたのかもしれないが、仮面ライダースカルも右側のスロットの人間なので、最初から、シュラウドも、翔太郎に任せるつもりだったのかもしれない。
すくなくとも、腕利きの名探偵と作中では評判の高い人物に任せたのに、その人物が死んで、残された半人前の人物が後を任されてしまった。
すくなくとも、家族を取り戻したい場合、この状況でまったく不安を感じずに、一回も後任の人間にコンタクトを取らないで、家族のことを任せっぱなしというような状況にするのは無理があるように思えるのだが。何かしらの理由があって、あえないということかもしれないが。

フィリップの精神とリンクして、同化することで、星の本棚にアクセスする能力を手に入れるという目的でなかったにしても、一年半も取り戻すべき家族をほったらかし、というのは怪しいですし、そのくせ、モノだけは妙に送ってくるわけですからねえ。
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by kwanp | 2010-03-31 23:13 | 特撮

ハードボウンドは眠らない28

フィリップがとめるのも聞かないで、ツインマキシマムを発動させる翔太郎。

しかし、あまりに強力すぎるその力に耐えられないで、倒れてしまう翔太郎。さらに、Wのメモリの男はダメージを受けずにぴんぴんしているという始末。

私、聞いていないと叫ぶアキコ。

そこに現れるテラードーパント。その気配に戦慄を覚えるフィリップ、何の御用ですか、と問うテラードーパント。様子を伺っていた冴子も、その場を後にする。

「何故、あいつが僕たちを助ける」
と合点がいかないフィリップ。いや、別に、あんたらを助けるわけじゃあないだろ。

翔太郎に駆け寄るアキコ、「なんで、こんなことを!?」と問うのだが、照井の泣き顔を見ていたら、体が自然に動いて、照井は仲間という翔太郎。

照井もそうだけど、ルルーシュのように、自らの体験に照らし合わせやすい事柄には過剰に反応するのですよね。
その反面、自分の体験から外れたことには、想像力が全然働かなくて、無神経どころか、ひどいことも平然とやってのけれるようなことも珍しくはないわけですので、前回、ラストのツインマキシマムのシーンは、かっこよくはあったけど、そういう危険な一面もはらんではいたりはするわけで。

しかし、照井は自業自得と言い放つ。

まあ、利用してただけじゃね、と思えるような言動が立つから、利用価値がなくなれば、そういうセリフをはいても不思議じゃないのだけど。

後は頼むといい、リリーのことも助けてやらないと、俺たちはこの町の仮面ライダーだから、と言って意識を失う翔太郎。
それに取り乱すアキコ(んなキャラか?)。

それを見て、馬鹿かと言い放つ照井に、怒るフィリップ。

照井につかみかかるフィリップ。アキコがケンカしている場合じゃないでしょというのだが、

普段のコイツの言動というか、序盤からの言動見ていると激しく違和感感じるのだが。

そもそも序盤においては、父親がいなくなっているのに、留守番役の人間の言うこと、額面どおりに受け取って、信じるようなやつで、父親の消息調べようともしないのだからなあ。

まあ、その後の行動に問題がありすぎるので、まともな思考回路を持っていないのは、明白なのだが、だからといって、祥太郎が倒れたからといって、照井とフィリップを仲裁できるような感情あったのか、と驚きたくなるわけで(ある意味、製作者側の最大の犠牲者)。

ガイアメモリで受けたダメージは普通の医学では治療できない。
アレ、バードのメモリの時には、病院に担ぎ込まれてたと思いますが、アレとどう違うのでしょうかね?
あれはひとつのメモリを使いまわしていたから、ということでしたが、ガイアメモリで受けたダメージには変わりないわけだし。どっちも自らのメモリの使い方で無茶したという意味では同じですよね?


しかし、それだったら、リミッターぐらいかけておけと思うのだが。それともwドライバーはフィリップにはいじることが出来ないシロモノなのだろうか?

wのメモリの男が仕掛けたわなから、リリーを助けるには、照井の協力が必要なのだが、wのメモリの男の居場所を教えろの一点張り。
自分の目的しか、目に入っていないというのはわかるけど、それでも、人の動かし方くらい心得ておけよ、エリート(汗)

君にとって、仮面ライダーとは何なんだ、とか言うフィリップ。
って、復讐を果たすために翔太郎たちは利用のしがいがあったし、そのためには、犯人に切りかかるようなことをしていては、翔太郎達の協力が得られなくなってるから、歩調をあわせている、みたいなことは最初のころに言ってたので、翔太郎たちほど、仮面ライダーの称号に重みを感じているとも思えませんし、そもそも、フィリップ自身も、そこまで仮面ライダーの称号にこだわっているような人間には見えなかったのですが・・・。

フィリップを殴り飛ばし、「俺に質問するな」とガレージを出て行く照井。

強烈な疲労を覚えるリリー。

「過剰適合者、と私は読んでいます。時たま現れる、メモリとの相性度が異常なまでに高い体質の人間を。あのリリー白金とインビジブルがまさにそれです」
と食事をしながら説明するwのメモリの持ち主。
異常なまでの食事量に、
「異常なまでのカロリー消費だな、複数のメモリの力を吸収する君の貪欲さ、そのものだ」と園崎父(エネルギー補充とか、カロリー吸収のほうが近いのでは?)。薄気味の悪い人という若菜(いや、変態性では、たいしたことないのだけどね)。

園崎父に呼び出された状況の中で、平然とメシを食べる根性に感服しながらも、「冴子と何をたくらんでいる」と問いただし、「若菜も困惑していてね、我が家族を乱す者は、この地上には、存在を許さない」という。

wのメモリの持ち主は、シャツを開き、コネクタだらけの体をさらして(それに驚く若菜)、
「私ほど、熱心なミュージアムの支持者はいませんよ、園崎さん。ガイアメモリの真実を極めたいという気持ちは、あなたも私も、冴子さんも同じです。すべては、あなたのため。よろしかったら、私を実験台に」

ガイアメモリ、その可能性の追求のためには、自らも実験台にするという人間か。まあ、医学の進歩というのも人体実験と紙一重なところもあるから、そういう意味では、踏み外し方もある意味、わからなくもないか。

・・・・・・・まあ、ある意味、医者はM気質がないとやっていけんから、キャラ付けとしては間違っていないのかもしれない。

それを聞いて、たいした男だな、という。しばらく、ここでゆっくりしたまえという園崎父。
父親をやり過ごしたということに驚く冴子。

検索を行うフィリップ、キーワードは過剰適合者、ガイアメモリ摘出で出てくる結果は 死亡。
追加キーワードはアクセルだと、生存という結果が出て、アクセルしか助けられないという。

照井に頼もうというアキコ。フィリップは、彼のせいで翔太郎が、というのだが、
あの場面なら、相手が誰でも、翔太郎はそうやったと思うよ。

翔太郎がやられて、というのはわからなくもないけど、ここまで、感情的になるほど、翔太郎たちに感化されていたとは思えないのですが・・・・。
仲間をやられて、それを自業自得扱いされたというよりかは、

マキシマムドライブが通用しない→ツインマキシマムは無茶だから、照井と力をあわせようとしたけど、翔太郎が無茶やった。「自業自得だ、俺に質問するな」

フィリップは、メモリの性能追及のためにガイアメモリを次々と作り出すというようなことを考えなしに行っていたキャラですから、

イチバン、欠けているのは想像力(この作品、ほとんどのキャラがそれだけど)。


アクセルと力をあわせるのがベストなのに、無理なツインマキシマムを平然と実行する翔太郎の思考は理解できない。

しかも、それを自業自得だ、と一蹴し、自分の復讐しか頭にない照井。


知識や検索能力はピカ一でも、それを駆使するという技能はまだまだ、乏しいところがあるので、翔太郎や照井のとった行動が理解を超えていて、パニック起こしているだけかもしれないな。

じゃあ、アタシが行ってくると真倉を問いただすアキコ。真倉を選ぶあたりとか、情報を得るためとはいえ、懐が痛まなそうなやりやすい相手を選んでいるあたりが、妙に小ざかしくて、いやなのだが。

照井のところにやってくるアキコ。帰れという照井。実はリリーのことが心配で、と指摘するアキコ。
馬鹿を言うな、とWのメモリの持ち主との線は彼女しかいない、だから、ここを張るしかなかったという照井。

「もう一度お願い、チカラを貸して、」というアキコ。

「あの女はドーパントなんだぞ、マジックを成功させるという軽い動機でメモリに手を出した犯罪者だ」

という照井ですが、

自分はどうなんだ、自分は?

復讐という個人的な目的のためにメモリを手に入れて、しかも、思い込みで犯人じゃない人間、手にかけようとしていたわけですし、そもそも、仮面ライダーだって、ドーパントの一種なんですけど。
事情を知らない人間がつけた称号だし。


事情をよく調べもせずに、自分の基準だけで、メモリに手を出さざるを得ないような状況をあっさりと軽いというあたり、自分の目的は高尚だから、やってもいい、他人の目的は軽いうえに、手を出したら、即犯罪者。

まあ、ぶっちゃけた話、翔太郎とフィリップの言動も、この程度のレベルでしかないので、翔太郎たちをよく見せようとすれば、照井の言動レベルも、この程度にならざるを得ないですからね。

鬼に対抗するために鬼の力を手にしないといけないということもあるとはいえ、それに対する葛藤とか、なしに、自分が使っているチカラは正しい、それを使って、悪い怪物倒している自分も正しいって、無根拠に思っている言動が目立ちますからね、彼らは。
京都迷宮案内の第一期の最終回もかくや、という理屈ですが。

フランク白金に中に入ったら、どうだ、といわれて、招かれ、旗を出す手品を疲労して、バイクのおもちゃをプレゼントされる照井。
アキコが感心している顔を見て、「その顔だ、驚いたり、笑ったり、お客さんが楽しんでいる顔を見るために、裏で七転八倒する。それがワシら、マジシャンなのさ。リリーも、ちゃんとそんなマジシャンの端くれだ。それがワシには、無性にうれしい。たとえ、あの娘が不正を犯していたとしても、だ」
というフランク。

あんた知ってたのか、という照井。うすうすと答えるフランク。自分で考えた消える大魔術をやらせてくれと、言ってきた、彼女の技量をよく知っているわけだから、いきなり、そんなレベルアップ遂げたら、不審に思うわな・・・・。
孫としては心配だ、というフランク。そこへ帰ってきたリリーが、照井の顔を見て、逃げ出す。
それを追いかけ、消えて逃げようとする彼女に、
「相手は仮にもドーパントか、とアクセルに変身して、手加減しているとはいえ、ドーパントになっていない生身の相手を攻撃してリリーをあぶりだす照井。

捕まえようとする照井の手を舞台に出るといって、振り払おうとするリリー。力を使い続けたら、死ぬと説明する照井。
「おじいちゃんの晴れ舞台なの、だから、私は消える大魔術をやって見せて、安心して、引退させてあげなきゃいけないの。お願い見逃して、このステージだけはやらせて」と懇願するリリー。
あきらめろ、という照井。

その気持ちはわかるけど、やっていることはインチキでしかないわけだからなあ。それで一時的に安心させても、続けていれば、ぼろは出てくるわけですし。
まあ、安心させたいという気持ちにうそはないだろうし、それで追い詰められて、ということだとは思うけど、祖父に認められたいという心情も少なからず、存在していたと思えるのだが。

死んだってかまわないという彼女に、そう思っているのはお前だけだ、と一括する照井。

いや、だから、お前が言うなよ。

翔太郎の言葉を思い出すシーンがあるけど、人の振り見て、自分のふりを改めるには、無茶な行動積み重ねすぎだと思う。

リリーをつれて帰る照井、「これで、おしまいかな」というフランク。
「最後のステージだ、悔いのないようにやれ、ただし、ラストステージが終わったら、必ず、俺の処置を受けるんだ。オレの、俺の仲間が見つけた、君の、君を救うための処置を」という照井。

「お部屋はどうですか」とたずねる冴子。
「ガウンのサイズが合わない以外は最適」とか言ってるのだけど、霧彦のものをそのまま使っているのか? 金持ちなんだし、新しいガウン用意できるだろうという突込みが即出てきそうな演出やってどうするのだか(霧彦のガウンとっておくとか、いうことは別にかまわないというか、当たり前だとは思うけど、金持ちの家でそういう演出されても、ほかに用意できるだろうと突っ込みを返したくなるわけですし)。

遊びに出かけてくるというwノメモリの男。

フィリップにリリーを助けることを頼む照井。その彼を殴り、「これは翔太郎から教わった」といって、手を差し伸べ、仲直りの儀式だというフィリップ。

いや、お前、それ、完全な八つ当たりだろ。

左も粋なことを知っているなといって、差し伸べた手を握り返す照井だけど、自分の弱さを指摘されて、逆切れして殴ってたんだけど、そのときのは。

フランク白金のラストステージ(野外ステージかよ)を見物しているフィリップたちの前に現れ、変身するWのメモリの男。照井を挑発する言葉を投げかけるのだが、
「お前などの相手をしている暇はない、オレは、リリーを救いに行く」と、仇のことはすでに眼中にない照井。

消える大魔術に挑むリリー。

「あの女はまもなく死にますよ、無駄なことを何故?」と理解に苦しむようなことをいわんばかりに問うWのメモリの男。
「彼女もマジシャンのはしくれ、そして、オレも仮面ライダーの端くれだからな」
wのメモリの男に向かって、叫ぶ照井。
「これだから、青臭いドライバー使いは」
と攻撃するも、アクセルガンナーを壁代わりにする照井。それを凍結するwのメモリの男。
いったん、距離をとる照井たち。
いやさ、先に観客避難させるか、釘付けにして、wのメモリの男をその場から引き離すように誘導しろよ(汗)

消える大魔術を成功させるリリー。不意にめまいを覚え、外に出る。追いかけてきた祖父がみたものは、消滅しかかっている彼女の姿であった。
そこに駆けつける照井たち。

「ありがとう、最後までやらせてくれて、さようなら、ちょっと怖いけど、かっこいい刑事さん」
と消えかける彼女に、「君は俺が守る」と変身し、デンデンでリリーの居場所を把握して、「何をするんだ」というフランクの問いに、「死んでもらう」と答えて、切りつけるアクセル。

倒れて、元に戻ったリリーだが、次の瞬間、意識を取り戻す。それを見て、驚いていたフランクがうれしそうに駆け寄る。

それを見て、死なない限り排出されないメモリがと驚くwのメモリの男。
「彼女は一度、死んでいる。逆転の発想さ、殺さずにメモリを抜く方法がないなら、死ぬのを前提に考えればいい。一度、心臓を止め、メモリに彼女を死んだと認識させ、対外に輩出させた、そして、電気ショックで、再度、心臓を動かす」
というフィリップ。

「ちょっとした大魔術だろ」とメモリを砕く照井。

要するに、デカレンジャーでも、デカブレイクがレッドを助けるために使った手段なのだが、フィリップがこの場にいる意味ないんじゃないのか? デンデンはアキコに操作させればいいわけだし。
おまけに、wのメモリの男の危険さはこれまでにも、散々、強調されているわけだから、逃げている間に、wのメモリの男が暴れて、被害者が出たら、どうするつもりなのだか(汗)

持ち主を殺すほどのチカラを宿したメモリ。それをわが身にさす実験が私の楽しみだったのに」と怒り、照井に襲い掛かるwのメモリの男。

ステージに乱入してきて、それを見て、逃げ出す観客。

いや、フランクのラストステージだからって、不正にてをだしてまで、成功させたかったのだから、ステージをぶち壊しにしないように、配慮して戦うものじゃないのか、こういう場合?

しかし、怒りの力もあってか、Wのメモリの男に追い詰められる。
凍らせて、砕くなど、生ぬるい、チリになれと雷の力を持つムチを振るうWのメモリの持ち主。

そこに現れるファングメモリ。「いくよ、相棒!!」とファング&ジョーカーに変身するフィリップ。傷だらけの体で戦おうとする翔太郎。

「左、目を覚ましたのか」と問う照井。

「そういうことだ、照井」答える翔太郎

「ボクも驚いたよ、大丈夫なんだろうね、翔太郎?」
「オレの身を案じるなら、とっとと片付けて休ませろ」
とフィリップの言葉に嘯く翔太郎。


いやさ、それが出来るなら、Wのメモリの男が出てきた時点で、食い止めるところで、そういう演出やれよ。ちょっと、これらの演出の順番とか、入れ替えるだけで、十分、盛り上がる展開になると思うのだが・・・・。


「了解した」とアームドファングを構えるフィリップ。アクセルと二人で、Wのメモリの男に挑み、台風を引き起こす彼に、二人同時のマキシマムドライブで攻撃することを提案する翔太郎。

「今こそ、のろわれた過去を振り切るぜ」

ライダーツインマキシマムで止めを刺す二人。

wのメモリの持ち主もメモリも見当たらないということで逃げられたが、リリーは救えたと、フィリップは、君のおかげだ、と礼を言う。「あの危険なメモリ抽出方法を、躊躇なく、しかも、正確に行うとはすごい男だよ、君は」とほめるフィリップ。

「なんだよ、寝てる間に。また、妙に仲良くなりやがって」という翔太郎。

「強くなってきた、いいわ、竜、ライト」
それを見ていたシュラウドがつぶやく。彼女に関する情報を突き詰めると、いろいろと怪しい部分も出てくるのだが、それに関しては、別記事で語ろうと思う。

wのメモリの持ち主の帰りが遅いのを案じる冴子。もう少しで、メモリブレイクされるところだったと命からがら、戻ってくる。
「もう、無茶しないで」と抱きしめる冴子。

霧彦の時も急にやさしくなった後で、退場なので、彼も退場フラグが立ったということでしょうか?

「それにしても、腹が減ったな」
抱きしめられながらも、冷ややかな顔で、つぶやく。

ベッドの上で報告書を描く。
リリーは救われて、逮捕しようとする真倉を、wのメモリの持ち主の犠牲者だ、ということで、不問に付す照井。逮捕されるようなことをしていないのに、逮捕されるって、どうなのよ、と思うが、
真倉にしてみれば、ガイアメモリを持った人間=即犯罪者というような図式が出来上がっていてもおかしくはないから、真倉の立場からすれば、無理のない反応なのかもしれないが。

照井の中で、何かが進んだ気がするという翔太郎。

俺達の一番の収穫だという翔太郎。それを見つかりタイプライターをアキコに取り上げられてしまう翔太郎。

テーブルの上にたむろするガジェットたち。そこにやってきて、照井にぞっこんになっているリリー。自分に対する礼だと思ったら、照井の方に行って、まるっきりピエロの翔太郎。
まあ、命を助けてくれたのだから、ポイント高いと思うけど、変身して、自分を攻撃しようとしたり、無神経な発言連発したりしていたヤツを、好きになるのか?

「軽い、やはり、軽すぎる」と顔をしかめる照井。
「興味深い」とアキコとともに、興味津々にたずねるフィリップ。うしろで、がっくりとうなだれる翔太郎。

「俺に質問するなぁ」という叫びが当たり一帯に響き渡った・・・。

これまでのツケが一気に出た話じゃないのか、と思えてしまう今回のエピソード。しかも、話の持って生き方自体、行き当たりばったりで、突っ込みどころ満載だからなあ。

Wのメモリの男自体、この話に関してはガンになりかねない危険な存在だと思えてしまうのだが。いうまでもなく、彼が風都でメモリの力を使って、起こした怪奇連続殺人事件。
それらに関して、翔太郎たちやおやっさんたちが何か行動を起こしたと思えてしまうくらい、ノーリアクション。
町を騒がした怪事件。「この街で誰も泣かしてはいけない」という考えで行動しているのであれば、黙って、傍観を決め込む気にはなれないものであろう。
それに鳴海探偵事務所はこの手のドーパントがらみの事件の専門家みたいに思われている発言がしばしば見受けられる。にも関わらず、それらに対して、何も行動を起こした形跡がないわけで、「街を守るヒーロー」としてのセリフが嘘っぱちのようになってしまう。

しかも、事件を突き詰めていけば行くほど、翔太郎たちの街を守るというセリフに説得力が乏しくなっていってしまうのだ。
照井が復讐に対して、一区切りつけるにしても、エピソードの積み重ねの結果、復讐にとらわれることのむなしさに気がついたとかじゃなくて、それっぽいシチュエーションで話を書いただけ、というのが丸わかりでしたからねえ・・・。
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by kwanp | 2010-03-28 10:06 | 特撮

またしても・・・・・

つかみかけたモンはものにしないとな、と誰もいない朝の教室で、中段逆突きの練習に励む半座(上半身裸で、いたるところにあざが)。

「おそらく、中段逆突きは、相手の面への攻撃の封じ手なんだ」

机みっつを、二つは逆さにして、両端に並べ、残るひとつを真ん中に立てて、その隙間をくぐるようにして、中段逆突きを繰り出す。

朝連が休みなのに、早起きしてしまった野田が教室に入ってみたものは、崩れた机の中に倒れ付す半座。

なにやってんだ、と問う野田に、中段逆突きの練習をやっていると答え、そのやり方を説明する半座。
前回の中段逆突きができていたときの穂波の顔を思い出して、うっとりとして、机にぶつかって、それを崩してしまう。

やめろよ、机、壊れるだろと崩れた机の中から、半座を引っ張り出す野田、あざだらけの半座の体を見て、「よくやるぜ」とつぶやく。

どうやら、藤木のシゴキは、一週間も中段逆突きが続いているようですが、ほかの技を教えて、覚えられたらたまらないということでしょうかね。

というか、

だから、誰か止めろよ。

部の実力者が新入部員に過度の体罰を何日も延々と続けている? 野田は、「キツいわ、飽きるわで、俺だったら、音を上げている」とかいうのですが、

それ以前の問題だと思います。

今のところ、作中でトップクラスに強いキャラが、その力を容赦なく、自分よりも弱いあてに、間違えるたびに振るっている。
飽きるとか、キツいとかいう以前に、並の人間だったら、体が持たないというか、下手したら、重症負わされていると思うのだが。
それとも、野田が通っていた道場は穂波の鉄拳制裁を受けても耐えられる様な体じゃなければ、やっていけないというのだろうか?

実際、ああいうのが変にのさばっているというか、集団をしきちゃって、周りが口を挟めないような空気を形成しちゃって、とめるにとめられないにしても、限度ってものがあるだろうに。

いまだに顧問が出てこないのだけど、穂波とかかわるのがいやで、道場に顔を出さないのじゃないか、と思えてしまうのだが。

おそらくは、自分のペースだけで、相手の実力考えないで、一方的に相手をイビるような、しかも、なまじっか実力があるか、あるいはほかに口が出せない理由があるのか、誰も、そいつに注意できない状況。

これで、並の人間で穂波にきらわれている新入部員だったら、どんな怪我させられていたかと思うと、ぞっとしますね(汗)

半座は空手って、甘くないとかいうのですが、空手というより、穂波が極端なのと、それをとめられない周囲に問題があるのだと思います。

穂波は多分、半座を空手部から追い出すのが目的だ、というにいえない状況。

しかし、同じクラスだから、こういうシーンがあってもいいとは思いますが、散々、野田の出番よりも番場との中を強調しておいて、クラスが同じという理由なのはわかるけど、散々、空気扱いしておいて、こういうときだけ引っ張り出されても、ご都合主義丸出しとしか思えないのですが。

そもそも、コイツ自身が勘違いとはいえ、半座にいきなり、襲い掛かったわけですから、穂波の言動に突っ込みいれられる立場か、と言いたくなりますし。

一方、穂波は青柳に謝るわけですが、公衆の面前で、半座を部から追い出せていませんと大声で叫ぶのはどうよ、と思うのだが。

第一話ではいいことをしたとかいいながら、下級生である半座に全部やらせて、それを自分お手柄にしているし、体育会系が陥りやすい上下関係の履き違えを地で行ってるようなところがあるのだが、
あえて、そういう描写をしているというよりも、素でそういう描写を描いているんじゃないか、と思えるようなところがありますからねえ。

佐渡川作品のメインの女性キャラは、強気な女性というより、やたら、自己主張は激しい、そのくせ、回りに異論は認めさせないというより、聞く耳を持たない、自分の中での妙な常識、妙なルール違反を頭がいいと勘違いする、しかも、自分に都合がいいように理論武装して、それを周囲にごり押しする。強気で勝気な性格で誰が何を言おうと、それに臆することなく、突き進むというようなイメージが無敵看板娘のころにはあったけど、コメディ要素除けば、佐渡川作品で、重宝される女性キャラ像って、

運動部とかで、根拠もなく態度がでかくて、やたら、でしゃばり、後輩には、むやみやたらに言うことを聞くことを共用するはた迷惑な先輩像そのものなのじゃないのか?

という気がするのだが。

PUNISHErのアルトとミルキィだって、シャフォーの洗脳紛いの論法に載せられて、お互いがお互いを必要みたいなことを言ってたけど、ミルキィが間違っていても、いざというとき、アルトがそれを正すようなことを全然、やっていなかったわけですし、気の弱そうな後輩に、得意がって説教して、面倒見てやっていると勘違いしている先輩の方がナンボか近いような。

今一度とか、先走って教室を出た穂波を見て、青柳は、息があうと思ったのだけどなとかいうのですが、それ以前に過度の暴行止めろよ・・・。

問題のある後輩を見守っているキャラのつもりなのかもしれないけど、下手にかかわって、自分に飛び火するのがいやで、傍観決め込んでいる無責任な先輩、もしくは指導者にしか見えんし。

穂波は、不良(彼女いわくクズ)なのに、なぜ、ああも耐えられると理解に苦しむ。
半座のクラスに乗り込んでいって、昼休みに武道場に来いという手紙を渡す。

野田は、とうとう、半座に止めを刺すのか、と恐れ、半座は、ほめてもらえると勘違いするのですが、

いくら、恋は盲目状態とはいえ、一週間くらいで、認めてもらえたとか思うのはムシがよすぎないか?

おまけに、前回の話から、一週間の間のことは、野田の説明セリフでしか語られておらず悪阻の間のやり取りがどういうものであったかは描かれていないので、前回と同じようなやり取りが、延々と続いていたと、想像するほかありませんし。
前回、中段逆突きを披露して、穂波の意表を突いた後は、わずかでも責められるような部分を見つけたら、容赦なく殴っていたというのが実情でしょうし。
盲目状態だと、ただの自己正当化、あるいは、自分は正しいと思い込んでの身勝手な行動も、理由があっての行動というように、納得してしまっているのでしょうけどね。
こういうタイプは、自分をよく見せるためとか、相手に自分の言うことを聞かせるための言動はするけど、周囲をよくするための行動は一切やらないというか、そういう考えは働かないですから。
そういう意味ではそこそこ、力はあるけど、集団の活力をなくしていくことしかできないのですけどね。

昼休み、道場へすっ飛んでいくと、胴着に着替えた穂波が待ち構えていて、自分と立ち会って、半座が勝ったら、部も自分も好きにしろ、負けたら、空手部から出て行けという条件を持ち出してくるのだが、

独断で部をかけの材料にするなよ・・・・・。

まあ、自分が負けるはずがないとタカをくくっているから、そういう条件を切り出せるのだろうけど、相手のことを不良だというレッテルで、ろくに見もしないで、見下しているだけじゃなくて、自分の一方的な好き嫌いで、周囲の人間の運命まで勝手に巻き込んでいるわけで、半座を嫌うだけなら、まだ、個人の問題だとは思うけど、自分がそう思っているから、皆もそう思っているという勝手な思い込み(半座の面倒を任されたのも、半座を追い出すためとか思い込んでいるわけだし)で、周りが見えていないということをいいたいのかもしれないけど、それに対する説得力がないわけで。

それにまあ、前回、穂波のイビりを描いたから、それで、彼女の半座に対する嫌がらせを描けていると思ったのかもしれませんが、一回描けば、それで、その要素すべてを描けているとおもっているのか、話が長い割りに、ひとつの要素に対する描写を積み重ねて描くというようなことを軽視しているところがあって、PUNISHERの時も、アルトの狩猟に関する描写を打ち切られたとはいえ、一回か、二回しか描かなかったし、PUNISHErでは、生活描写というものがおざなりにされていましたが、あのストーリーだと、これをもっと、重視して描かないと、アルトというキャラを描けなかったと思いますしね。
生活描写とかをあまり入れなかったのも、アルト自身がアトモスツールだということを隠すためなのかもしれませんが、物語として、描かないといけない部分を描いていないということには変わりはないわけですから、本末転倒としかいいようがないような・・・。

佐渡川氏の描く世界そのものが、部活動とかで、上級生というだけで、尊敬できる要素が無きに等しい先輩が威張り散らしているような内容なのに、そういうわけじゃないですよ、といわんばかりのポーズがとられているけど、説得力がともなっていない。あるいは、自分はそういうつもりではないけど、常識人ぶっていて、しかも、それが板についていないことに自覚がないというべきなのか。

いじめっ子が戦隊ごっこでレッドをやりたがる、もしくはやっているようなものでしょうかね?

せめて、2~3回くらいは、ひっぱって、半座を追い出そうとして、嫌がらせを続けるというような事、殴られても、殴られても、めげずに喰らい突いてくる半座も描き様によっては、彼を嫌う説得力を読んでいる人間に持たせることができたと思いますからね。

半座に貸したのは単なる苦行、半座を追い出すため、道場という聖域を守るためと正直に言いながら、殴りかかる穂波。

それを聞いて、

すかれているとは思っていなかったけど、部員として、認めてくれていると思ってた・・、というのはわかるけど、

期待して、厳しくしてるんだって、思ってたというのは、好意を抱いているからこそ、肯定的に解釈してしまうとはいっても、その態度が自分を認めてくれているかどうかっていうのは、さすがにわかると思うのですけどねえ・・・。

不良が幻見てしまったということか、とショックを受けるのですが、そんなもの、最初からわかっていたことでしょうに。

幻じゃないものがあったと、この一週間の間に訓練した中段逆突きがあるということですが、番場に認められたとか、青柳も一応、認めているというようなことは一切、無視かよ・・・。

まあ、穂波に認められるのが、今の半座の目的だから、そのための課程でしかないのかもしれないけど、番場が一応、半座を認めたのは幻じゃあないだろうに。

イチバンの目的以外、目に入らないという態度が露骨なら、そりゃ、人も寄ってこないよね。

こういうときだけ、急に逆境設定を持ち出してきて、自分が世界で一番、かわいそうみたいに状況に酔いしれてるだけじゃないのか? と突っ込みを入れたくなる気分だけど・・・・。
冒頭で野田を出したのも、逆境設定、強調するためなのかもしれないけど、本人が思ってるほどに徹底されていないからなあ。

後、番場とのやり取りの中で、寸止めを覚えたように、半座は実践の中で、強くなるタイプというか、相手の技を覚えるということをしている。
時間無制限、一対多数の状況の中ですし、今のところ、三十分、一週間という時間の長さは気になるところですが、このあたりは、今後の成長に期待ということでしょうか?

打ち切りにならなければ、の話ですが。

そんなにオレのことが嫌いか、と問う半座。キライだと即答する穂波。

まあ、よほど、劇的なことがなければ、一週間くらいじゃあ、印象変わらないから、そのあたりは無理もないし。

オレももう、贅沢は言わねぇ、ただひとつだけ、ほしいものがある。

「その大ッ嫌いな俺に空手を教えちゃくんねぇかな?」
という半座。

ほかに言い方なかったのだろうか?

勝負に勝って、自分のこと認めさせるということだろうけど、無理やり、言うことをきかせるような言い回しじゃないか、と思うのですが(汗)
せめて、「弱いやつは嫌いだといったな、だったら、アンタに勝って、俺を認めさせてやる」とか、「せめて、教えてくれなくてもいい、俺が空手部にいることを認めてくれ」とか、ほかにいようがなかったのでしょうかね? 力ずくで、無理やり教えろというようにも聞こえてしまうのですが。
気になる相手に認められたいとか思うのは無理はないと思いますが、一足飛びに認められたいとかいう思いが強い割には、純粋さみたいなものが足りないというか。
まあ、ケンカ三昧の日々に辟易したから、高校デビューして、恋人作って、生まれ変わるんだ、とか言う割には、けんかを売られて、あっさりと返り討ちにするなど、変わろうとして、己を抑えるような葛藤は皆無で、アッサリとケンカしていたように、生まれ変わろうというひたむきさも、孤独をいやだと思って、わかってくれる相手を求める心も、それっぽい状況は用意したけど、とりあえず、条件満たしていますというだけの話で、それをどうやって、納得させようかという工夫に乏しいようなところがありますからねえ。

というか、勝って、言うことを聞かせるだったら、それこそ、穂波の嫌う不良とどう違うという話になるので、勝った後で男を見せないといかんだろ、これ?

この話だと、頭を抱えたくなるようなやり取りの結果、半座を見直したとかいうような結果になるのが落ちだろうけど。

しかし、一回程度で嫌がらせのエピソード入れて、結局、やりあうのだったら、入部したときに一戦交えて、その戦いの中で、穂波の使う技を実践の中で身につけるというようなことをやって、勝つくらいやってもよかったのでは?

現時点では、穂波が半座に勝っている理由って、

不意打ちと、半座が穂波を意識しているから、勝てているようなフシがあるんだし。

お断りだ、とけりを入れる穂波。

結局のところ、こういう頭が痛い状態になっている理由というのは、ひとつには、半座を魅力的に見せようとして、という理由があるのかもしれませんね。
というのも、特定の人物を魅力的に書こうとする場合、その人物が持つ魅力を引き出せば、それでいい場合はともかくとして(そういうケースはほかの登場人物も魅力的というか、個性的である場合が多いので)、特定の人物を魅力的に見せようとして、ほかの登場人物を貶める、もしくは極端に描くというケースなのだが、半座に限らず、佐渡川作品はこのケースになるのだと思う。

PUNISHErでのカッツとウォーゼルもそうだったけど、半座と青柳も、勘九郎を二分割したために、魅力に乏しいキャラになっているのではないか、と思える節がありますし。
勘九郎は美輝への復讐に燃えるキャラでありながらも、それさえなければ、好青年というか、人生うまくいってたのじゃないか? と思えるくらい、塾の講師をやれば、教え方がうまかったり、鬼丸飯店を手伝えば、その腕で、店に貢献するという万能キャラですからねえ。
Nでは、正体を隠して、カンナお目付け役兼テッコツ堂のマスコットとして、皆に慕われていましたし。

美輝に関わって、人生棒に振っていると思えるようなところがなければ、相当な万能キャラで、この手のキャラは、それをよく見せている要因がなくなれば、魅力の乏しいキャラに成り下がってしまうというのは、よくある話で、PUNISHEr以降は、青鮫&好青年な部分と、主役を追い掛け回すお邪魔キャラ的な部分とに分割されてしまって、前者は、それぞれに魅力的というよりも、本来、一人のキャラを魅力的に見せていた部分が、二つ分割されてしまったのは別に悪いことではなく、それぞれに魅力的なキャラとして、描けるのであれば、それはそれでかまわないのだと思います。

しかし、カッツはチンピラ然としたイメージが抜けきらなくて、勘九郎でいう美輝を追いかけるばかりではない、というような好青年的な部分がそぎ落とされてしまい、チンピラ然としたイメージがありましたし(だからこそ、アルトと違って、八戦聖にとことん、痛めつけられるような描写が必要だったのかも)、ウォーゼルもすべてを見通したような超然としたような風に描かれながらも、どこかしら、魅力に乏しいところはありましたし(そもそも、正体かくす必要はあったのか、と思いますし)。
どちらも、単体では、さほど、魅力的なキャラではない上に、魅力的に見せるような工夫がされたとは思えないですからね。
ハンザスカイにおいても、第一話から、半座というキャラが、空手にやろうとするまでの経緯がひどくおざなりに描かれていること、これは何度も指摘していることではありますが、ケンカ三昧の生活に嫌気がさして、高校デビューを果たそうとしていたけど、結局、ケンカしかない、ところが、そのよりどころもあっさりと打ち砕かれてしまうという話ですが、それにしたって、恋人でも友人でも、なにかしら、同じ思いを共有したい相手を欲する心は、弱虫ペダルほどではないにしてもそれを渇望する心が描かれた形跡はなく(今回純粋さが足りないというのは弱虫ペダルとの比較を抜きにしても、描かれているとは思えないことが理由)、ケンカ三昧の生活から抜け出そうと変わろうと模索する心もナンバほどではないにしても、模索したような形跡は見受けられない。

とりあえず、それっぽい描写はしているだけでしかないし、この作品、今のところ評価されているのは、空手描写だけでしかない。
それはそれですごいことだとは思うが、結局のところ、新しい道しるべ、追いかける対象ができたものの、彼が拳を振るうのは、戦うための戦いでしかなく、ほかの少年漫画で言ったら、「お前の拳には心がない」といって、倒されるタイプになるわけですが、かといって、ピカレスクというほど、強烈でもないわけですし。

おまけに、恋した相手というのが穂波。

普通に考えたら、嫌がらせレベルか、よっぽど、腕がないとイメージ回復は無理です。

さらにいうなら、半座が空手を目指すいきさつの書かれ方にしても、言いたいことを納得させるためにどうすればいいのか、そのためにキャラをどう動かせばいいのか、という想像力に欠けている(主要キャラを無敵看板娘のどのキャラのイメージで見てくれと露骨なのも、そのあたりが理由だと思うが)と思うし、ある種の想像力の欠如というのは、前述した体育会系的な性格に起因しているのかもしれないが(一流どころはともかく、そこそこ、実力があるスポーツ選手というのは、想像力に乏しい人が少なくはなく、そのあたりは安易なお笑いに走る人間にも共通する部分が見受けられる)。

結局のところ、好青年の部分をそぎ落とされた勘九郎を魅力的に描く方法といえば、圧倒的暴力で、勘九郎の前に立ちはだかるキャラを描くやり方が走りやすいというところもあるのでしょうけど。
まあ、それに頼らないキャラの描き方を模索するというやり方もあったと思うが、無敵看板娘的なノリガ望まれているということもあって、そういう部分を引きずり出さざるを得ないところはあるのかも知れないが、その割には、おかみさんの突っ込みなどが描かれていないので、ある種の想像力の欠如という部分も少なくないと思えるのだが・・・・・。
さらに言うと、主人公をよく見せるやり方としては、主人公のおかげで、ヒロインの抱えている問題が解決したというような話運びがギャルげーで重宝されるわけだが、ヘタレ主人公というイメージで見られがちなギャルゲの主人公の中には、そいつの人格をとりあえず、すごい、やさしい強いという風に強調しているけど、典型的なヘタレ主人公でしかないというような性格を無理やり持ち上げるケースもあるわけだが、圧倒的な暴力を振るうヒロインを主人公のおかげで正すことができたというような話運びにしたいというのが、いやな意味でリアルな空手部の空気が形成されている原因なのかもしれないが・・・・。

しかし、佐渡川作品には、力の理論しかない上に、少年漫画的なその作品世界での常識を打ち破るような力を持ち合わせた登場人物は存在しないわけですから、強いものには従う、既存のルールは打ち破れない、というような妙な常識が作品内にまかり通る世界になっているわけで。しかもヒロインには、作者が持つ体育会系的な体質が強く現れているわけで、ヒロインが持ち直すということは、己のそういう部分を作者が見つめなおさないと難しいわけだからなあ。今の時点で、この作者には無理っぽいのでは、と思わざるを得ない。
しかも、その上に「力だけではない心の伴った強さ」という自己主張を通そうとしているわけだが、この時点で、それがいかに無茶というか、作品としてのバランスを損なっているか、というのはいうまでもないだろう。

コメディに徹することができていたら、いろいろな意味で、まだ何とかなっていたのかもしれないけど、かといって、シリアスに徹しているというわけでもないし、それにしたって、バランスが取れているわけではないですからね・・・・・。
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by kwanp | 2010-03-25 22:34 | コミックス

ハードボウンドは眠らない27

珍しく、外食にやってくる鳴海探偵事務所の面々と、照井。
何で、照井がここにいると不満顔の翔太郎。貰ったタダ券4人分だし、いつもタダで力を貸してくれるしというアキコ。

今度からお金を取ろうかという照井。

それはご勘弁をというアキコ。

いや、お前も十分、フィリップの検索能力利用しているだろ。

「照井が今、冗談を言ったぞ」とフィリップに話し掛けるのだが、フィリップは、「彼が僕らに馴染んできた証拠じゃないかな」とこたえながら、食事中に何かを組み立てている。

フィリップも、中途半端に、この手の常識欠如しまくった頭脳派キャラのテンプレをなぞったキャラになってきたような。
シュラウドから送られてきた新ガジェット二号機だというフィリップ。

送られてきた設計図とメモリに罠が仕込まれていないか、確かめるくらいはしたのだろうか(汗)

というか、前回の今回で、もう新ガジェット!? まさか、パワーアップアイテムもシュラウド経由で送られてくるとか言うのじゃないだろうな、ラウズアブゾーバーみたいに(汗)

レストランのステージで、フランク白銀(しろがね)のマジックショーが始まる。
翔太郎は、まだ現役だったのか、というところを見ると、有名なマジシャンだったのでしょうか? 孫のリリー白銀がでてくるのだが、躓きながら、トランプをぶちまけ、バク転をしながら、ボタンを押してしまい、仕掛を発動させてしまうなど、ドジをやらかす始末(汗)

フランク白銀が人生をささげる消える大魔術に、リリーが挑戦するのだが、彼女が消えたものの、何かあったのか、フランクが辺りを見回している。
それを見た照井に「マジシャンにはまだ早い」と言われるのだが・・・?

出来上がったがジェットはデンデンセンサー、見張りや敵の探索(あらゆる光の波長、変動をキャッチできる)って、スタッグフォンとかぶる様な気がするのだが、スタッグフォンはフィリップが設計したヤツだから、似たようなコンセプトで、他人が設計した、それもアクセルを設計して、Wドライバーを設計したかもしれない人間(あくまで、その可能性が高いというだけのことですが)の設計ともなると、興味がわくということか。

デンデンセンサーが早速反応したのだが、だれもいない、確かめようと立ち上がった翔太郎が何かにぶつかって、転んでしまうのだが、いきなり、その上にまたがるように現れるリリー。
「機能の美人マジシャン」と声を上げる翔太郎。「ニタニタしとらんで、さっさと起きんかい」とスリッパで突っ込みを入れるアキコ。

そりゃ、アキコと、美人の依頼人じゃあ、後者の方に目が向くのは無理もないと思う。

今週のハートキャッチプリキュアでは、生徒会長が男装している女の子ということがわかったというか、バレバレだったわけですが、あっちの方がまだ、かわいいと思いますしね。

「いやービックリした、さすがマジシャン」と感心して、台詞がハードボイルドじゃあないと思ったのか、「今のマジック、どうやったんだい」という翔太郎。

既に手遅れという気が・・・・。

マジックじゃなくて、おもむろに上着を脱ぐリリー。鼻の下を伸ばす翔太郎に突っ込みを入れるアキコ。

上着を脱いだ彼女の右手には、メモリの差込口があり、
「本当に消えるんです」
と説明する。

「「ドーパントぉ!?」」
声を上げて、驚く翔太郎とアキコ。
「はい」
のんきそうに頷くリリー。

何、この間抜けなやり取り?

彼女の話によると、脱出マジックがうまく出来なかったところに、透明になれるメモリを貰ったのだが、消えたり、元に戻ったりが自分の意思で出来なくて、あまつさえ、メモリも体から出なくなったと語るリリー。

それで、この事務所の噂を聞いて、というリリー。

次の瞬間、姿が消えたのを見て、デンデンセンサーを変形させ、スコープで彼女の姿を追うフィリップ。彼の話によると、差し込んだ瞬間に変身するはずなのに、それがないということで、彼女の状態はかなり、妙だという。

本来、働くべきメカニズムが働いていないということで、「異常だ、バグが発生しているのかも」と推測するフィリップ。

どうにかしてくれ、戻らないと、と姿を現して、懇願するリリー。

メモリの製造過程を突き止めないと、と立ち上がるフィリップ。いつものように、黒服の組織の連中かと思いきや、
「もらったんです、物腰のやわらかい感じの人でした、悩んでいる私の前に現れて・・・」
というリリー。

「売人じゃないのか・・・、謎の紳士」
「その男を探し出すしか、手はなさそうだな」
頭を抱える翔太郎とフィリップ。

そういえば、霧彦が死んで以降、他のガイアメモリの売人て、出てきていないですね・・・・・。

「まっ、安心しな、俺は困っている町の人間を見捨てたりはしない」
とリリーのいそうなところに見当をつけて、そこまで歩いていって、力づけるように言う翔太郎。
「ありがとうございます」
と翔太郎が見当をつけたところとは全然、別のところから、姿を現すリリー。

「そっちかよ!!」
突っ込みを入れる翔太郎。

wのメモリの男のところへいそいそと通う冴子。不機嫌そうに舌打ちをして、彼のことを快く思わない若菜。
素手で持っていたティーカップを砕いてしまう。
「大丈夫かね?」
心配そうに覗き込む園咲父。
「最近、なんだか、力を抑えることが出来ないときがあって」とこたえる若菜に、
「まるで、メモリの暴走症状だな。ドライバーを使っていれば、安全なはずだが」
首をかしげる園咲父。一つの要素とはいえ、地球の記憶を扱うには、人のみでは大きすぎる許容量に飲み込まれてしまう、その人物を更生している、自我、記憶などを使っている容量まで、浸食してしまうということか?

フィリップの記憶が消されていたのも、地球の記憶から、一つでも多くのメモリの情報を引き出すために、基本的な記憶に関する部分まで消して、容量を確保していたということか、あるいは、地球の記憶とアクセスしているうちに、記憶が浸食されてしまい、結果として、記憶を消さざるを得なくなった可能性はあるのかも。

ただ、フィリップのコピーか、あるいは、園咲家の父親以外は全員コピーという可能性もありそうだけど。
シュラウドの正体は母親ではなく、若菜(オリジナルとか)。

前回、若菜に事務所を襲撃させたように、ミュージアムは翔太郎達の居所は掴んでいるけど、泳がせているのは明白。
その理由の一つは、失われたはずのロストドライバーをもっている人間とつながりがある翔太郎に保護されていること。

十中八九、翔太郎自体には何の脅威も抱いてはいないだろうけど、

ロストドライバーを手にしていて、しかも、その発展形(?)であるWドライバーを持っていて、幹部クラスと戦える相手、そのドライバーを供給できる背後関係の動きに警戒したということだろうし。

後は、研究価値のなくなった実験体の始末に自分たちが手を汚さなくてもいいから、しばらくの間は泳がせておいて、相手の出方を見ようということか?

まあ、そのまま、一年、こっちに攻め込んでくるわけもなく、ハードボイルド探偵気取りでドーパント退治にうつつを抜かしていて、たいしたことはなさそうだ、とか警戒していたけど、考えすぎだったということと、そろそろ新しいメモリを作り出さないといけないということもあって、派手な罠を仕掛けたということだけど、それも失敗してしまったわけで、

組織が馬脚を現しだした今だからこそか、今までは、様子見だった組織が本気を出してきたから、照井にドライバーを渡したり、新しいがジェットの擬似メモリと、設計図を渡したりして、戦力を増強させていたということか?

実験とかいって、今のところは地球の記憶から抽出したメモリの実験をしている段階だけど、いずれか、すでにか、彼らが地球の記憶を把握して、それらを自由自在に使いこなすことを目論むのは明らかですしね。

前回の感想でも書いたディケイドライバーによる世界征服の手段がまんま、地球の記憶でも使えるわけですからね。

阻止するだけの理由としては十分だろうし、フィリップの家族がシュラウドだったら、フィリップを守るために戦力を与えている可能性がありますからね。
フィリップ自身、記憶を消されているわけですから、それ以外の家族が、フィリップを利用することに反対していたとしたら、排除しようとする可能性はありえそうですしね。

Wのメモリの男にドライバーを預けてもらってから、というようなことを若菜が言ったのを聞いて、聞き捨てならんなという園咲父。

リリーにメモリを渡した男の足取りを追う翔太郎達。
得意先のレストランで、いつもピアノを弾いている男だ、という話を聞き込んでいるところに居合わせる照井と真倉。

「あえますよね」と今日中に会うことに拘るリリー。何で、焦っているんですか?と訊ねるアキコ。
とにかく、と言葉を濁して、アキコの手を引っ張るのだが、照井とぶつかって、顔と顔がかなり近付くくらいに、照井に覆い被さるリリー。
彼女を見て、「昨日の見習いマジシャン、重い、どけ!!」
と怒鳴る照井。

いや、それは女性に禁句でしょう(汗)

体重は絞っていると抗議するリリー。まあ、身軽さが売りの仕事ですから、当然のように気をつけていると思いますし、それを門外漢に重いとか、口は軽い、最悪な女とかいわれたら、

怒るのは当然でしょう・・・・・・・。

これは明らかに照井が悪い。

こいつはなんだ、と口をそろえて、正太郎たちに尋ねる照井とリリー。
アキコは二人のことをお互いに紹介するのだが、リリーのコトをドーパントと口を滑らせてしまう。

依頼人の秘密は守ろうよ、探偵所所長。というか、ドーパントの正体っぽい相手に対して、ロクに確かめないで、斬りかかった前科のある人間に、メモリを貰って、それが暴走しているというような人間の素性、正直に話してどうする。

おやっさんが遠ざけていた理由って、アキコは探偵の素養に欠ける上に、クビを突っ込みたがるから、遠ざけていたのじゃないか、と前々から思っていたけど、ここまでとは・・・・(汗)

それを聞いて、手錠を取り出す照井。

いや、今、ドーパントがらみの事件、おきてないでしょ(汗)

あわてて、ちょっとまってくれ、彼女にメモリを渡した相手を探さないとまずいんだ、と仲裁に入る翔太郎。

あっかんべーをして、照井の怒りを煽るリリー。

レストランで、ピアノを弾くwのメモリの男。そこにやってきて、リリーに、メモリを渡した男か、どうか、尋ねる翔太郎。頷くリリーだが、問答無用でガイアメモリ流通のことでしょっぴこうとする照井。

照井を見て、「照井雄二の息子ですね」というWのメモリの男。
「なぜ、父の名前を知っている!?」と驚く照井に、
「会いましたから、去年の八月に」とWのメモリを取り出すwのメモリの男。
「まさか」という照井の前で、メモリを差し込んで、変身しようとするWのメモリの男。
その姿をバットショットで撮るアキコ。
変身したドーパントに吹っ飛ばされる照井。逃げ惑う人々。

辺りを凍結させようとするドーパント。変身して、アキコとリリーをかばう翔太郎だが、それはハッタリで、外に逃げられてしまう。
追いかけた翔太郎の前に現れるドーパント。応戦する翔太郎。
ヒート&メタルに変身するのだが、攻撃が当たらないで、逆にカウンターを食らわされてしまう始末。

マキシマムドライブで攻撃しようとするも、炎のチカラを上回る凍結攻撃で反撃され、手も足も出ない。
もう一本マキシマムだ、とメモリを取り出す翔太郎だが、「ツインマキシマムは危険だ」と制止されてしまう。
二本のメモリを使ったマキシマムドライブということか?

そこにアクセルたちが駆けつけ、アクセルがマキシマムドライブで攻撃しようとするのだが、リリーが間に入って、制止する。
彼女の目的は、もとに戻ることではなくて、メモリの力をちゃんと使えるようになること。
元に戻るんじゃなかったの、と問いただすアキコに、「使えなきゃ困るんです」といいはるリリー。

ゴルゴだったら、「有罪」とかいって、即射殺されてるぞ(汗) そこまでいかなくても、依頼人がウソをつくのは問題あると思うけど、本当の目的をいったら、止められると思ったからだろうなあ・・・。

「体を見せてもらいます」とリリーと共にその場を退却するWのメモリの男。

敵を取り逃がした怒りで剣を地面にたたきつけて破壊する照井。
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by kwanp | 2010-03-22 20:59 | 特撮

ハードボウンドは眠らない27・5

「かつて、風都を震撼させた凍結事件、照井家惨殺の真犯人。Wのメモリの正体はウェザーだ。」
まあ、翔太郎達から見れば、初めて知る事実だけど、視聴者からすれば、とっくの昔にわかっている情報だけどなあ・・・。

しかし、昨年の8月が、去年(09年)の8月なのか、一部で言われているように、年度単位で運営されている組織なのだから、今が09年度なので、08年度で、08年8月なのか?
どっちにしても、昨年だったら、そんな派手な事件がおきていたのに、大ショッカーのシャドームーンを張り倒していた場合か(劇場版ではシャドームーンに追い詰められていたディケイドとクウガを通りすがりのwが乱入して、シャドームーンを倒していた)と突っ込みを入れたくなるし、
08年だったら、スカルは何していたということになる。

フィリップを抱えて、現実の生活が大変だったとかいうにしても、一年も経てば、ある程度、慣れてきて、少しは余裕が出ると思うし、そもそも事務所の運営の仕方を見ていると、おやっさんの死を経験したのに、事務所の経費をハードボイルド小説に使っているのだから、現実の生活に追われていて、という理由に説得力がないと思いますし(汗)

それに、これまでのストーリーで翔太郎たちが、依頼をまったく介さなくて、ドーパントがらみの事件に自ら首を突っ込む事件は皆無というあたり(一見、何の変哲もない事件にドーパントの影を感じて、首を突っ込むというようなこともない)、街を組織から守るための行動をまったくといっていいほど、起こしていないわけですからねえ。

wドライバーの力を手に入れて、それに酔いしれて、それを振り回して、有頂天になっていて、自分の力で何とかなる範囲で、ドーパントを倒すだけにとどまっているのではないか、という疑いを抱かずにはいられないのですが(汗)

「ウェザーは気象を自在に操れる。その一つが冷気だと考えれば、説明がつく」
ウェザーのメモリのことを説明するフィリップ。他にも当時、感電死や溺死など、周期的に連続殺人が発生していたと付け加える。

って、気づけよ、当時の捜査員(汗)

それ、全部、あの男の仕業だったのか、と戦慄を覚える翔太郎。それだけ、わかれば、十分だと、バットショットが撮った写真を手にとり、wのメモリの持ち主のところへ向かう照井。
リリーを助けないと、というアキコ。「ふざけるなよ、望んで、悪党についていったやつを、なんで、助けなければならん!」
アキコの言葉を一蹴する照井。まあ、結果として、そうなったわけですが、リリーの心の隙をついて、欠陥品と思しきメモリを渡したわけで、結果として、そのように追い込まれてしまったという部分があるので、必ずしも、彼女が全面的に悪いというわけではないと思うのだけど。
そういう部分を考慮せずに、悪即斬に走りたがるなあ・・・。

照井を呼び止める翔太郎と、ひとりでは殺されるだけだ、とフィリップ。

「なんだと」と振り返る照井。単独のマキシマムでは敵わない、殺されるだけだと説明するフィリップだが、
家族の敵を打てるなら、殺されてもいいという照井。

いや、フィリップが言ってるのは、殺される上に、家族の敵が討てないといってるのだけど。

「死んでもかまわなんだと、そう思っているのはお前だけだ。少しは周りを見ろ、心配しているやつがいるだろ」
と照井を止めようとする翔太郎。

いや、気持ちはわかるけどさ、追いかけていた仇をようやく見つけたのだから、気がはやるのは無理もないんじゃないのか? そもそも、そんな説得が耳に入るなら、復讐に手を染めなんてしないだろうし。

アキコは元の照井にもどったとかいうけど、

鳴海探偵事務所の面々は、利用価値があるから、調子を合わせていただけなところがあるわけですし(フィリップの検索能力とか)。
自分の目的を果たす上でメリットがないから、聞く耳をもたなくなったというだけでしょう。

「やっと、敵を見つけたんだ、無理もねえか」という翔太郎に、照井がああなった以上、慎重さが必要だ、と説くフィリップ。
うるせえな、と言いながらも「わかってる、ムチャはしねえよ、相棒」と頷き、拳をあわせる。

wのメモリの男の身元を割り出す照井。それを知って、飛び出そうとする照井とぶつかる刃野。その際にバラ蹴るマジシャン一家の調書。

刃野が言うには可哀想な境遇で、フランク白銀は息子夫婦が事故死、孫娘を必死に鍛え上げていて、子供の頃から、それに耐えて来て、と涙ぐむ刃野。

「あんな町のクズ、どうでもいい」とはき捨てる照井。

Wのメモリの男を探している翔太郎達。Wのメモリの男に見覚えがアルというアキコ。そこへ通りがかるサンタが怪我をして、治療費がかさむという話を聞いて、ジミーのときの医者だと気がつくアキコ。

まあ、あの話はジミーのインパクトがでかいことだけはたしかだったからなあ・・・・・・。

医者のほうがかすむのは無理もない。

病院でリリーを治療するWのメモリの男。傍にいる冴子に「怖い目だな、これは治療ですよ、冴子くん。急ぐ必要があるので、申し訳ないが、しばらく、待ってください」というWのメモリの男。
「そんなできそこないのドーパントが、私より大事なの?」と問いただす冴子に、今はね、とこたえるWのメモリの持ち主。リリーにペンたてをぶつける冴子。
それに苦笑しながら、もう大丈夫といって、姿を現すように言うwのメモリの持ち主。
それをきいて、出たり消えたりするリリー。メモリは体内にあるままだけど支障はないというWのメモリの持ち主。そこへ現れる照井。
自分を捕まえに来たのね、というリリーに、「邪魔な女だ、とっとと失せろ」とはき捨て、眼中にない照井。

見逃しているのは、家族をなくして、祖父の期待にこたえようとして、ガイアメモリに手を出したという事情が他人事のように思えなかったからなのだろうか?

「みつけたぞ、俺の全てを奪った、Wのメモリの男」と向き直る照井。
「やれやれ、この病院ともお別れですかね、名残惜しい。さすが、刑事の息子ですよ、照井竜君」
肩をすくめるwのメモリの男。
「オレの名前まで・・・・」
「あの日、死の瞬間、照井雄二が呼び続けてましたからね」
説明するwのメモリの持ち主。
妻と娘をかばいながら、妻子だけは見逃してくれという照井の父親に、ついでといって、三人とも凍結死させるWのメモリの男。
照井の父親はガイアメモリの存在をかぎつけている人間だったが、それよりも、だれでも良かった、私の能力の実験が出来れば、と嘯くWのメモリの持ち主。

そんなことで家族を殺されれば、ふざけるなと思うのは無理もないわけで、「覚悟しろ、井坂、オレはもう、自分を抑えられない」と変身する照井。
「自分を抑えられない? いいですねえ、私もです」とドーパントに変身するWのメモリの男。

ドーパントと戦うアクセル。そこに駆けつける翔太郎とアキコ。
「フィリップ!」ドライバーを取り出す翔太郎。
「ああっ、照井竜と共闘だ」
サイクロン&ジョーカーに変身する翔太郎。

しかし、

「邪魔だ、どけ!!」
Wにまで切りかかるアクセル。
「なにしやがる!」と怒鳴るWに、
「手出しをするな、俺が倒すんだ」と言い張るアクセルに、力を合わせないと敵う相手じゃないと主張するフィリップ。しかし、言い争っている隙を疲れて、熱のチカラで二人まとめて、釣り上げられ、吹っ飛ばされてしまう。
さらにそこへ冷気を飛ばすドーパント。
アクセルはエンジンのメモリをセットして、ジェットのチカラで、wはヒートにチェンジをして、防ぐものの、メモリチェンジがおっつかないとこぼす翔太郎。
さらに雷の力で攻撃してきて、エレクトリックで防ぐアクセル、トリガーにチェンジするW。
いくつもの力を同時に使うことに驚くフィリップ。
竜巻で二人を吹っ飛ばすドーパント。
「人とメモリは惹かれあう。一つの能力では満足できない私は、多彩なパワーのウェザーに出会いました。だが、まだ足りない。研究の末、私はさまざまなメモリの能力を吸収して、進化していくことができるようになりました。もうすぐ、透明にもなれるようにもなる」
興奮を抑えられないように語るドーパント。

ウェザーのメモリはおそらくは、かなり初期に作られた複合メモリだと思うのだが、気象だとか、ひとつの言葉で複数のいろいろな意味を持つ要素のメモリ、Wドライバーの前身みたいな代物だったと思うのだが園崎父のように、ドライバーを使わないと使いこなせない代物だったのが、奇跡的に使いこなせてしまった例外的なケースということでしょうかね?

雨とか竜巻とか、それそれの気象につながりを持たせて、さまざまなメモリの力を取り込むことをやってきたということだろうか?

「まさか、リリー白銀は!?」
「そう実験動物です。あのインビジブルメモリは体内でロックされるように私が調整しておいたものです」
自分が仕組んだ罠であること語るドーパント。

一方、家に帰ってきたリリーに、どこにいってたと怒鳴るフランク。訓練しすぎて、と取り繕うリリー。どうやら、祖父のラストステージのためにメモリが必要だったらしいのだが、すでにメモリに浸食されかかっているようで・・・。

しかし、そういう事情があって、それで差し伸べられた悪魔の手を、とってしまったという紙一重で誘惑に負けてしまった感というのはわからないでもないし、そういう事情を踏まえて、悪態をつきながらも、リリーを見逃した(wのメモリの男が優先ということもあるのだろうけど)というのは、描写としては、そこそこ、よくできていたと思う。

「彼女はこのまま、命の全てを消費して、死ぬ。そして、私が使える仕様となったメモリが残る。私は、それが欲しいだけなんです」
と嘯くドーパント。
そんなことはさせないと叫ぶwに、「無理ですよ、メモリブレイクしても、しにますし」と釘をさすドーパント。
バイク形態になって攻撃するアクセルだが、吹っ飛ばされてしまう。
「キレイなガイアメモリですね。こんな純正化されたメモリやドライバーを使っているような者が、私に勝てるはずがない。家族と同じ死に方をプレゼントしましょう」
照井を凍死させようとするドーパント。
「ヤツが、やつが目の前にいるというのに」
敵を討てない無念さに涙を流す照井。
それを見て、トリガーのメモリをトリガーマグナムにセットして、マキシマムドライブを行うかと思いきや、ヒートのメモリをセットしようとする翔太郎。それを止めようとするフィリップだが、
「もう、これしか手はないんだよ」
と制止を振り切り、メモリをセットし、Wの体が炎に包まれる。

wのメモリの男とは来週で決着なのでしょうかね? 三条氏がひとつの関係をずるずる引きずるよりかは、ある程度で、すぱっと切るのがいいとかいってたけど、

その場その場で、それっぽい関係を演出しているけど、一つ一つのエピソードの積み重ねや、それを演出する描写の積み重ねなんて、まったくといっていいほど、やっていませんから。

そりゃ、現時点では、ゴセイジャーに比べたら、おもしろく見えるのは否定しないけど、描写がゾンガイスカスカなのは、どっちも同じですから。
三条氏や長谷川氏の脚本の見せ方がうまいから、それに助けられているだけですよ。

まあ、さすがに、Wのメモリの男を許せないと思うような描写の数々、家族の敵を討ちたいのに、それができない、照井の無念。大事な人を失ったからこそ、それがわかるから、今回のラストでのツインマキシマムに一か八かでかけて、攻撃しようとする翔太郎のシーンだけは、よかったとは思いますが。

しかし、これも突き詰めていくと、やはり、序盤の成美探偵事務所の面々の描写がおざなりだったことがたたっているというか、おやっさんを失って、そこから立ち上がろうとする翔太郎、そして、フィリップを抱えて、残された事務所の切り盛りをしないといけないということや、父親の元に転がり込んできたアキコとのひと悶着など、そのあたりがしっかりとしていれば、大事な人を失った悲しみと、そこから立ち上がってきて、それを乗り越えようとしてきた日々がしっかりと描かれていたので、あれば、家族を失った照井の怒りと憎しみ、そして、敵を目の前にして、それを討てない悔しさ、無念さ、それによって、流された涙、それがわかるからこそ、危険なツインマキシマムに挑むというシーンがもっと、盛り上がったのではないか、と思うと非常に残念と言わざるを得ない。
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by kwanp | 2010-03-21 22:53 | 特撮

そりゃまあ・・・

無敵空手娘って、ネーミングは安易だと思うが、

佐渡川氏のキャラの使い方も安易だからなあ。いっそ、開き直ってスターシステムくらいやればいいのに、という気はするが。

半座にコーチをつけてやったという青柳。

お前の根性を試してやるという穂波。穂波が教えてくれるということで、テンションがあがる半座。
それを見て、
はてさて、どうなることやらと不安を隠せない番場。

半座に中段逆突きを教えるということで、いきなり、と驚く周囲。
調べてみると、人によっては、空手にない技だとか、空手の本質を損なう技だとかいう人もいるようですね。

それを教えることに対して、穂波は、
「空手は瞬間的な爆発力を要求されるものだ(当然、疲労も爆発的だ)」

ああっ、だから、番場が半座とやりあったときは疲れたのですね。

けど、中途半端に相手のペースに引きずり込まれてもいましたから、カッコをつけて、得意になって、大風呂敷を広げてしまい、それで、自分の勝機をみすみす見逃してしまうというタイプ
ですかね。

「特に中段逆突きはその場の上下運動が激しいのだ(だから選んだのだ)」

試合の中で決めるのも難しい技みたいですからね。

「まずはそれに慣れてもらおう(疲れきって、逃げ出すがいい)」
半座にいう穂波。

やり方を知らないという半座に対して、習うより慣れろと、
半座の腹に突きを叩き込む穂波(汗)

スパルタなんて、いいものじゃないといことはわかっているわけですが、

誰も注意をしないのでしょうか?

はっきりいって、穂波の行動に問題がありまくるのはわかるのですが、それを誰もなにも言わない、それに対する説明が何も無いということのほうが、不自然なのですが。
それとも、半座が空手部に入るまでに回数を費やしたように、空手部でやっているうちに、そういう事情がだんだんとわかってくるというような趣向でやっているのかもしれませんし、これまでの話を半座の視点よりで描いているのかもしれませんが、外野の声が全然入ってこないし、穂波も不良とケンカしたり、不良と見たら殴りかかるようなことをやっていれば、「また、あの人やってるよ」くらいのことは言われると思うのですけどね。

まあ、同じことをやっていても、不良とスポーツマン
および武道家に対する周囲の反応というのは大甘ですけど、真偽も確かめもせずに、不良というだけで、攻撃するようなことをしている空手部員というような存在を放置しているあたり、この学校は空手部に何か弱みでも握られているのでしょうか?
と思えてしまうのですが。

それとも、不良が多いから、穂波に暴れさせて、不良どもの押さえにしておこうということなのでしょうか?

学校の有力者の娘とか、空手関係での著名人、あるいは、町の名士の娘だとかで、周りが何もいえない状況になっているとか、いうことが明らかになれば、そっちのほうが納得できるのですけどね。
傍から見ると得意極まりない状況で、一部の人間が幅を利かせていても、周囲の人間は、それに対して、その状況下で生き残ることが最優先となるわけですし、たいていの場合、

幅を利かせている人間というのも、あくが強いというか、妙に個性が強いわけで、

ちょっとやそっとの反論でどうにかできるような相手ではないというのも、よくある話。

ジャンルは違えど、スタジオジブリだって、後継者が育たないというのは有名なように、

強烈な人間の前では、ちょっとやそっとの個性など、かすんでしまうものですからね。

番場は県内四位、青柳は、間合いに入れず、敗北した拳士はかず知れず、といわれているわけですから、少なくとも、県内三位か、バベルと同等か、それ以上の持ち主ということでしょうか?

それか、誰もが口を挟めないようなバックでもない限り、納得できないような異様な状況ですからね。

まあ、青柳との一戦で、見る目が多少変わったかもしれないけど、基本的に血龍と呼ばれて、不良相手にケンカを繰り広げていた人間が入部してきているのに、穂波が騒いだだけで、ほかは、それこそ、半座に過剰反応して、襲い掛かってくるようなことをしていた野田でさえ、何も言わない。
第三話では、半座が乗り込んできた時には、あれだけ騒いでいたのに、である。
しかも、一時的にとはいえ、それが原因で、番場は空手部を飛び出したのに、ですからねえ。
番場や青柳がとりなしたにしても、穂波以外の皆が納得するとは、到底、思えませんが。

番場や青柳がとりなして、一応、入部を認めたから、誰も何もいえないというkとおであれば、半座が穂波に、腹に一発入れられても、「いい気味だ」と思うような人間は確実にいると思いますが、

青柳と番場の一戦見て、いじめじゃないの?といってた大谷は、穂波に対して注意するなり、やりすぎだ、と口を挟むなり、何か言うべきだと思うのだが。
明らかに青柳のときよりも、露骨にいじめに見えると思うのだが。

それとも、こいつには言っても無駄とあきらめているのか?

結局、この空手部に残っているだけの人格の持ち主でしかないのでしょうかね。

半座は、いつのまにか、自分の懐に飛び込まれていることに驚いているわけですが、
穂波が教えてくれているということで浮かれ騒いでいる半座と、半座を追い出すために、その一挙手一投足を見逃さないであろう穂波ですから、半座の隙を突くというのは、穂波にとっては、可能だと思いますし、

初回で半座を叩きのめしたとき意外は、前にも言いましたが、穂波の半座への攻撃は、基本、不意打ちの場合が多いのですからねえ。

半座が思っているほど、強くは無いのかもしれません。

半座は俺が求めているのは、アンタのその強さ、そこに惚れたんだよ!!

恋にもいろいろな形もあるでしょうけど、それは多分、恋じゃないと思います(汗)
まあ、自分の力よりも、はるかに上にある人物に圧倒されて、惹かれるということは確かにあると思いますし、一目ぼれみたいなものですけど、

強ければ言いといっても、さすがに限度がありませんか、穂波は(汗)

いや、これもひとつの考え方としてはアリ、なのかもしれませんが、それだったら、なおのこと、穂波の問題のある言動も、周囲の受け止め方もしっかりと書いておかないと、このせりふに説得力ないでしょう。



そもそも、恋のようにみえるけど、

ケンカ三昧の生活に嫌気がさして、高校デビューしようとしたら(青春に恋というのも、平凡な高校生活のイメージがそんな感じだから、というのもあるのだろうけど)、結局、ケンカ三昧の生活殻抜け出せなくて、不良相手にケンカする日々。

本人が言うほど、ケンカ三昧の生活を抜け出す努力をしていたわけではないと思いますが、それにしても、結局、自分にはケンカしかない、ということで開き直ったところを、

穂波にぶちのめされて、その唯一のよりどころも、木っ端微塵に打ち砕かれてしまったわけで、さらには、弱いと一蹴されてしまう有様。


半座のアイデンティティ完全否定されてしまったわけで、別のよりどころを探すか、あるいは、強くなるか、と選択肢がいくつかあるけど、強くなることを選んだ(というか、それ以外考えられるほど、選択肢のアル生き方をしていたとは思えないですしね)。


ケンカ三昧の暮らしから抜け出して、別の青春を探そうと、わざわざ、遠いところに通っているのに、結局、これまでと変わらない日々、じゃあ、しゃあねえ、と開き直りかけたところに、自分の存在全否定されるような事件に出会う。

これって、精神的にダメージ、結構でかいわけで、食欲がわかない、夜も眠れないとかいってたけど、恋煩いじゃなくても、何でアレ、自分の存在全否定されるような事件に遭遇すれば、食欲わかない、夜も眠れないというような状況に陥っても、おかしくないでしょうからねえ(汗)

第二話でも、悩んでいることって、恋煩いよりも、自分が本当に弱いのか、ということでしたからねえ。

強くなる道標ができたのを恋と勘違いした可能性は高そうですしね。

そういう意味では、穂波を目標として、追いかけて、強くなるためなら、なんだってやるというような半座のせりふは、目標を追いかけて、がむしゃらにがんばるという意味では妥当でしょうけどね。

ただ、強くなる目標が穂波という一点を除けば、話ですが。

空手で鍛えているとはいえ、強い意外は、人格的にほめれたものではないからなあ。ヤンキーマンガだって、強いキャラでも、もう少し、魅力のある人物として、描かれていると思うけど。

もっとも、この推測がもし、当たっていたとしたら、穂波より強いキャラが現れて、そいつを追いかけることに夢中になったら、それこそ、穂波が用済みになってしまうわけですが。そうなってから、半座のことを意識して、気を引こう・・・・・て、

最近、そんなヒロイン珍しくも無いか(笑)

話が長引きすぎとか言われているけど、その割には描かないといけないことって、はしょられているし、半座の逆境設定も結構、中途半端なところがありますからね。

それに、半座が必死なのも、自分の数少ないより所を守るためという当たり前の行動でしかないし、よりどころ云々だって、第一話ではおざなりに描写されていただけですからね。
恋のように見せかけているだけで、単に力を追い求める以外に、何のドラマも持っていないけど、なまじっか、力があって、それを振り回しているだけでしかないわけですし。

練習を始めるわけですが、半座が間違えるたびに、暴力を振るう穂波。

中段逆突きに関して、

前足と逆の拳で相手の腹部を突く、さらには体勢を低くすることで、相手の上段攻撃をそらす。
そのためには体のばねを使って、前進と落下を両立し、腰を回して打たねばならない

と説明されているのですが、そういうことも教えるつもりは無いとのこと。

個人的な感情による露骨ないやがらせで、下級生に対して、指導かこつけての嫌がらせ・・・・、

しかも、この後、間違えるたびに、殴りかかるようなこともやっているわけで、

穂波の顔が近いということで、彼女を見ている半座をたるんでいるとか言って、殴る始末。

新入生、それも初心者に上級生が暴力を振るうってだけでも、大問題だと思うのですが。空手に限らず、鍛えた人間は素手でも凶器を持っていると認識されると思うのですが・・・、

というか、野田がさすがにとめているわけですが、

半座じゃなければ、死んでいるのじゃないか?

一応、この作品、パワーバランスが、穂波>>>>>>>>>半座>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>不良

と現時点では、こうなっていると思うのですが、

数が多くて、彼自身がいったとはいえ、一方的になぐられていたわけですが、不良に囲まれて、殴られていて、血まみれになっていたはずなのに、穂波に殴られてもビクともしない・・・・。

どう見ても、不良に囲まれたときよりも、ダメージ受けていないとおかしくないか?

穂波の性格からして、ダメージを受けないように痛めつけるなんて、配慮ができるとも思えないし。
自分はできたんだから、人にもできるはず、みたいなことを考えるタイプでしょう、こういう手合いは。

まあ、空手の練習で、暴力ふるって、体に少なくないダメージ与えられたなんて、話の展開上、必要とはいえ(理由は後で後述)、空手経験者としては描きたくないのでしょうけど、

不良に囲まれて、一方的に殴られて、ぼろぼろに成るなんて、描写やっておいて、空手がらみで、それ以上のダメージ受けていないように描くのは、さすがにアンフェアじゃないのか?

不良に対して、いい印象持っていないのではないか、というような意見もささやかれているけど、さすがにこの描写は一方的だろ。

「過度な上下運動は筋肉に疲労をもたらし、踏み込みによる衝撃は間接に負担をおわせる。もちろん、それにより、肉体は鍛えられていくのだが、その際には必ず、体はわずかに壊れるもの・・・・」

って、その前に別の理由で、半座の体が壊れてしまうのではないかと・・・。というか、これ、ギャグにしても、しゃれになっていないような・・・・。

というか、青柳が考えあって、半座の教育係にしたにしても、誰か、止めろよ、上級生。

こんな一方的な殴り合いの光景、上級生がなんとも思わないで、平然と練習を続けている。

この調子で、空手部に入った一年生をイビる・・・・、

意味も無くハードな上に、とめるどころか、見てみぬ振りをする人格破綻者の上級生。

うん、こんな部活、まず、入りたくないです。

こういう連中のどこに、心の伴った強さを解けるやつがいるというのでしょうか?

ココロを伴わない力だけを持った連中の醜さを描くことで、そういうことの醜さをわかりやすくしよう(?)としているにしても、そういう連中しかいない作品に成っているように見えるので、空手部の連中にそれを体現させようとしているなら、それを納得させるのって、大仕事だと思うのですけど、それができるとは到底思えないのですがね、今の時点での佐渡川氏を見ている限りでは。

まあ、穂波が幅を利かせている時点で、この空手部、個人の技量はともかくとしても、集団としては力を発揮できるような状態ではないでしょうし。

こういう人物というのは、程度は違いますが、実際にいますし、所属する集団の中で、人望があるかどうかは別にして、幅を利かせて、取り巻きといっしょに、集団にではなく、自分にとって、不都合な人間を追い出すようなことを平気でやる場合が多いわけで、しかも周囲の人間は、それを見てみぬ不利。
腕前は、並か、それより、少し上というところなので、下手に嫌われにくい性格、第一印象は、むしろいいほうなタイプが多いのが、このタイプの厄介なところですからね。

半座の足元には汗がたまって、水たまりができて、半座の足の皮もむけているのを見て、ぎょっとする野田。

大谷が「厳しすぎでしょ」といってるけど、

そう思うなら、注意するくらいしろよ・・・。サマになってるとか、そういうこと言ってる場合じゃないだろうに。

しょせんは、この空手部に所属している人間に過ぎないというところでしょうかね?

まあ、佐渡川氏も無敵看板娘とかではそうだったし、弟子の吉谷やしょさんの作品でも、ふつうだったら、死ぬだろみたいな暴力描写は、結構入っていたけど、あれらはギャグだから、見れたわけですし、ギャグなし、もしくは、ギャグにしても笑えないような内容で、これはさすがに引いてしまいますけど(汗)

それでいて、

打ち込みをはじめるわけですが、
「打ち込み、組み手の練習のひとつである。一人が前に立って立ち。残りはその前に列を作り、順に技を出していく・・・」

空手経験者だから、こういう説明と描写はそこそこ説得力あるのかもしれませんが、今のところ作中最強クラスの空手部員が、

初心者をぼこぼこにして、痛めつける。

リアル空手でやりたいのか、トンデモ空手にするのか、はっきりしないのにこんな描写やられてもなあ。下手すれば、行き過ぎた指導(?)で後輩を死なせかねないことをやらかしている・・、しかも、周りは見てみぬふり・・・・・・、なまじっかなリアルさが伴っているせいか、穂波のやっていることで、本当に死にかねないのじゃないか、と思えてしまうし、穂波の性格も、スポーツ漫画に出てくる、科学的根拠の無い精神論や根性論で無茶なトレーニングを課す頭の悪そうな先輩や指導者にしか見えませんから、なおのことでしょう。

しかも、それがヒロインって、性格の悪い事が売りのヒロインも結構いるはずなんですが、それすらマシに思えてしまうくらい、恐ろしい女ですな(汗)

今回の連載が打ち切りになったにしても、これはさすがに妥当だと思います、ええっ。さすがにこれは肯定的に見れません。ゴセイジャーの方がまだ人道的です(1~4話の時点で、突っ込みどころ満載の話ばかりです)。

性格に問題があるなんて、もんじゃねえだろ。

いくら、空手未経験者としても、こんな連中に心の伴った強さを説かれたくないですし、それに同意したくはありません。

野田が高津にうっかりと拳を当ててしまい、青柳は高津の変わりに半座に的になってくれと声をかけるのですが、疲労困憊で、頭がボーっとしている状態で、中段逆突きを披露する。
それを見て、コツなど、教えていないというのに対して、

穂波が散々殴っていたのを見て、マスターしたと説明する番場。

三十分間、延々やっていた中で、寸止めマスターされた経験あるからなあ・・・・。

しかしまあ、一対多数の喧嘩で戦ってるわけだから、聖闘士じゃないけど、戦いの中で相手の攻撃に対して、学習して、その場で対策を取るなり、マスターするなりはありうる話でしょうしね。

穂波のシゴキより、半座の根性のほうが上とかいう番場を殴る穂波。かくなるうえは、とかいってるけど、

いいかげん、誰か止めろ!!


後、空手初心者の半座の実力を底上げするために、穂波が無茶なトレーニングを課して、一足飛びにあれこれと身につけさせるための仕掛けかもしれないが

半座の強さを納得させることができる仕掛けにはなるかもしれないが、穂波が半座を認めたり、それまでのことを謝罪したにしても、すき放題やってきたのに、それに対する落とし前とか、本人の反省具合は、書いている側は、ちゃんと落とし前をつけているつもりでも、読んでいる側からすれば、作者補正で甘やかされているとしか思えないような、大甘な決着のつけ方が関の山だろうし。

今週にしたって、練習風景を描いているけど、穂波が無茶なトレーニングを半座に課している時点で、まともな練習を施さないで、無茶な練習を課して、半座の体に必要以上の負担をかけていることになるわけですけど、そんな無茶な練習に加えて、間違うたびにおそらくは手加減なしに相手を殴るようなことをしているなど、体に確実にダメージが行ってるとしかおもえないようなことをしているわけですし、こういった嫌がらせじみた練習を行っていくと、今のところ、不意打ち&穂波を意識しているという要因があるとはいえ、

穂波>>>>>>>半座

なのに、強いほうが、弱いほうに対して、痛めつけているわけだが、何回か前の話では、半座が、自分よりも弱い不良たち相手に囲まれて、袋叩きにされているシーンがあり、それによって、怪我をしていたのは前述のとおりですし、追い出すための嫌がらせで、手加減をして殴るなんて配慮の行き届いたことをするとは、到底思えませんからね。

その後で、このような描写を入れて、しかも追い出すための嫌がらせ、どう贔屓目に見ても、半座の体が受けるダメージはでかいと思えてしまうのですが。しかも、追い出すための嫌がらせ的な無茶なトレーニングを課す始末。

空手に対する描写がなまじしっかりしているので、今週の穂波の行為も、いやな意味でリアルにダメージを実感させ、「まあ、ギャグだからな」と受け流させるような効果を持っていないわけですからね。

ギャグを安易に扱う書き手にはよくある話だが、やっていいことと悪いことの区別のあいまいさが目立つ作品を書く人ほど、この手の演出やりたがるのだよなあ・・・。

これで強くなったにしても、体に対する悪影響皆無なんて、いわれたら、納得いきませんし、こういうことをやっているヒロイン(?)に対するお咎めとかがなくて、穂波のおかげで強くなったみたいなことを平然と語られて、それに穂波が気をよくするなんていうような展開になったら、作中で語られているような練習を、主人公に地道に積み重ねさせないで、メインの女性キャラが、気に食わない不良を追い出すために、無茶なトレーニングを課して、間違うたびに、作中トップクラスの攻撃力で、相手の腹を殴りつけるようなトレーニングを繰り返したあげくに、強くなる。

そんな主人公が空手で強くなる。そんなばかげたトレーニングをする女がヒロインの役回り。

そりゃ、強くなるかもしれませんが、門外漢から見ても、空手に対して、失礼じゃないのかという気がしますが。

穂波の嫌がらせで強くなった半座>>>>>>>>>>>地道に練習している空手部員

とかになったら(本当に成りそうだから、いやだけど)、それこそ、作中で説明していた練習方法はなんだったんだ、ということになりそうですし。

テニスインストラクターの経験を持つ人間が、ギャグマンガとして、テニスを描いたケースはあるにしても、

あちらは高橋陽一の後継者で、突き抜けているから、まだしも、

佐渡川氏がそこまで突き抜けれるとは思えないし。

穂波の無茶なトレーニングのせいで、体にダメージが残って、そのおかげで選手生命が長くないみたいな展開になって、それを穂波が本気で反省して、己の行動を改め、半座の体にダメージが蓄積しないやり方で、半座を強くする、もしくは、科学的なトレーニングを学ぶようになるというような展開でもあれば、まだしも。

でも、PUNISHERでも、空王シャフォーが、アルトやミルキィに不安をあおらせるような映像を見せて、お互いがお互いに依存するように仕向けたイベントで、二人の絆が強まったことを描いてた人なので、そういうような展開になるとは思えないし、せいぜいが、穂波のおかげで強くなったとかいうことを言うのが、関の山でしょうしね。
そもそも、美輝や、ミルキィ、穂波もそうですが、メインとなるヒロインって、結局のところ、女性キャラを描いているというよりも、悪い意味でオヤジな感覚丸出しな人物に女性キャラのガワかぶせているだけでしかないし、それを魅力的に見せようとする工夫も凝らしていないからなあ・・・。
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by kwanp | 2010-03-18 23:02 | コミックス

ハードボウンドは眠らない26

ドーパントの正体は堀の内であった。

「人形の声を聞いて」
人形から、未だに聞こえてくる声に、
「まだ、操っていたのね」
怒るアキコ。リコの人形を地面に寝かせて、
「どうして、自分の娘の人形を、復讐の道具なんかにするの!?」
と問い詰めるアキコ。お前なんかに何がわかる、という言葉を投げ返す堀の内。
「アンタが最低だってことよ、あんな小さな子を悲しませて」
と怒鳴るアキコ。何の話だ、という堀の内に、
「娘さん、人形を取り返して、って、頼みに来たのよ」
説明をするのだが、この時点では、まだ、取り返して、と思い込んだまま、話をしているわけで。
「ウソをつくな」
とイカル堀の内に、
「あんた、自分の娘を愛していないのでしょう、だから、娘のこと、何もわかってないのよ」となじるアキコ。
いや、愛してはいると思うぞ、一方的なものだとは思うけど(だから、厄介極まりないのだけど)。そもそも、依頼人の依頼すら、思い込みで、その真意を確かめもしないで、勝手に取り返してと思い込んでいる今回のことを別にしても、無実の人間を犯人扱いしていたりするわけで、他人の親子の間に愛情がないと決め付けて、批判するようなことを言わせても説得力がないような(汗)
そもそも、前回、娘のことを愛していない、とか、何もわかってないのよとかきめつけた相手が書いた小説を読んで、涙を流していたのはどこのどいつだ。

探偵の娘の割には、大して調査とかもしないで、突っ走るようなことばっかりやっているわけで、そんな事ばっかりなのに、ロクすっぽ、相手のことを調べないで、その相手が娘のことを愛していないか、愛しているか、を、自分の主観で判断する。
まあ、ドーパントに変身して、娘の使っていたと推測できる人形を操っていたというのは、黒と判断されても無理ない状況ということを考慮しても、当の依頼人の思いも、曲解して、受け止めちゃっている人間に、親が子を愛しているかどうか、ということを判断されたくはないような。

「いいかげんにしろ」
怒って、アキコを突き飛ばす堀の内。パテギアのメモリを取り出し、ドーパントに変身する彼をにらむアキコ。
いったんは気圧されるものの、我に帰って、襲おうとしたところへ、トリガーマグナムで攻撃されてしまい、さらには、Wのメモリの男によって、霧に包まれたその場から、連れ出されてしまう。

堀の内が去った後、人形を抱きしめ、「必ず、私が助けてあげるから」と誓うアキコ。
その姿に何を言っていいのか、わからない翔太郎。何か、思うところがある照井。

一方、Wのメモリの男によって、連れ出された堀の内は、というと・・・、ドーパント専門の医者だと名乗り、パペティアのメモリを研究させて欲しい、と申し出るWのメモリの男。

操っていた人形を失った、役には立てないと断る堀の内。代わりを用意している、とモニターに移った若菜を指差すWのメモリの男。
「彼女を操り人形にしてください、あなたの愛を否定した連中に罰を与えるために」
とささやくWのメモリの男。
アキコの言葉が脳裏によみがえり、怒る堀の内。

人形をソファに座らせ、「リコちゃん、今、どうしてるんだろ」と呟くアキコ。
それを見て、いつまで、人形とにらめっこしているんだよ、そんなことをしていても、何も怒らないぜ、とアキコのいうことを全然信用しない翔太郎が人形の頭をポンと叩くと、
「ほっといてよ」
と喋りかえしてくる。
それに驚く翔太郎。
「やっぱり!!」
と期待に目が輝くアキコだが、人形の後ろから、
「ほっといてよ」を連呼するカエルのメカがでてくる。メモリをさしたその姿はカエルとオタマジャクシの中間形態という感じ。

フィリップの話によると、録音した音声を色々な音声に変化させるということで、
発売される商品でも、それは再現可能。

しかし、作中だと、録音機能つきのメモリではあるけど、商品だと、これって、いかなるメモリにもチェンジできるメモリという別物に変化するメモリに擬えることができなくはないか(実際、これが紹介されている雑誌では、ジョーカーと吹き込んで、Wジョーカーを再現していた)?

それって、言ってみれば、星そのものというべきシロモノで、フィリップが持っている力のことをさすのかもしれませんが。

ダミーのメモリなど、フィリップがいなくなった後に、それを作り出そうとしている形跡が伺えるのですが、うまくはいっていないようですが、Wドライバーも、メモリをセットしているとはいえ、体半分とはいえ、いくつものフォームに変身できるわけですから、体全体が一つのフォームに変身するとか、
外部からの入力端末を使わないで、フォームチェンジできるようになるドライバーもこれから開発されるか、あるいは既に作られているか。

まあ、外部入力端末をUSBメモリから、カードに変えて、体全体にフォームチェンジできるようになったのが、アースのメモリをコピーしたディケイドライバーであり、

劇場版では、小夜のチカラで世界を渡っていたのですが、そのチカラで、小夜自身は、他の世界に渡ることが出来なくて、士は渡ることが出来た。
ディケイドライバーの性能を考えると、いくつもの世界に差違はあっても共通して、存在するしろものを道標にして、異世界へわたるための道標を作る能力、平たく言うと、小夜が門を開く能力、士が道を作る能力をもっていたということか?
門を開き、道を作るための能力は何でもいいのではなくて、条件によって、道標に出来るシロモノが限られているか、あるいは、大ショッカーが自らの世界征服に役立てるために、ライダーをキーワードに
平行世界にリンクを張るという仕様にしたということでしょうか?その世界の情報を吸収して、その世界の情報を吸収し終えた証が、その世界のライダーの力を入力したガンバライドカードであるということでしょうか?

しかし、星の記憶といえども、限界許容量は存在するわけですし、ましてや、複数の世界の情報を入力すれば、当然、削除しないと、すぐに容量が一杯になってしまう。

ディケイドライバーに入力した情報の削除だけですめば、ともかく、いくつもの並行世界とリンクしているために、ディケイドライバーも星の記憶と同じような扱いになってしまい、削除されてしまった情報が、本当に消えてしまったのかも。

よその世界から来た人間に、自分の世界のあり方を好き勝手に左右されてしまう、しかも、有益な情報は奪われてしまい、それによって構成された世界を大ショッカーが支配する。

そりゃあ、世界の破壊者なんて、言われてしまうわけだ。全てのライダーを倒して、その情報を元に再構成する前に、ディケイドライバーとその所有者を始末することで、世界を守らせようとした、ということか。
シンケンジャー(スーパー戦隊)の世界では、ディケイドによる崩壊を免れたのは、ライダーがいない世界だから、ということか?

Wでは、ミュージアムは、wの世界の中での、星の記憶からデータを掘り出して、それをもとにメモリを作っていましたが、劇場版では、スーパーショッカーのスーパー死神博士は、死神博士のメモリを使っていたわけですから、大ショッカーとのつながりはあるようですが、大ショッカーの技術研究班の一つということなのでしょうかね?

劇場版でのジョーカー&ジョーカー、サイクロン&サイクロンは、後継機のディケイドライバーから、試作機のWドライバーに、その性能がフィードバックされたということか?

アキコの声を、録音しようとするが、乗り気ではない彼女は断るのだが、その声を録音されて、翔太郎の声に変換されてしまう。

大阪から出てきて、すぐの時に、一度、リコにあっていることを思い出すアキコ。
人形を落っことして、それをひろい、人形に話し掛けるフリをして、リコを安心させるために
「ちゃんと人形の声を聞こうとすれば、きっと、お話してくれるわよ」
という。

ある意味、間違ってはいない言葉ではありますね、別人形に限った話ではないですが。
それをすごいと誉めるリコ。

そして、探偵と名乗り、名刺を渡して、もし、困ったことがあったら、ここにきて、という。

彼女はそれを覚えていて、ここに来たことを知り、人形を抱えて、飛び出す。

頼る相手を致命的に間違えているリコが思いっきり不憫に思えてしまうのは私だけですか?

リコとあった場所にやってくるアキコ。
しかし、リコの姿はなく、そう簡単にあえるわけはないか、とベンチに腰掛けたところで、アキコに声をかけてくるリコ。
それをみて、ここにくれば、会える気がした、自分が守ってあげるからね、と声をかけるアキコ。
会話ができるのに、相手の言っていることを聞こえていないって、どれだけ、致命的な態度取っているのやら。

最初に会ったように、人形の声を聞いて、それを誰かに伝えて欲しいということで、人形の声を聞けば、人形が、というか、リコが何を言いたいのか、それをだれに伝えればいいのか、ということを聞いてくれということであるわけだが、アキコには探偵能力はないわけだし、リコの事を調べようとする気配すら、今回のエピソードでは見せていないわけですからねえ・・・・。
勝手に突っ走って、リコの父親らしい人物に食って掛かっているだけ(汗) 人形の声を聞くどころか、それに近いことすら、全然やっていない(汗)

しかし、今時、あんなでかい人形を持ち歩いている女の子って、そうそう見かけないから、記憶に、十分、残ると思うのは私だけでしょうかね?

まあ、神のごとき英知を持つ探偵がこういうケースに行き当たれば、それこそ、その英知でリコの正体から、彼女が何を求めているか、まで、たちどころにわかってしまうから、犯人に手出しが出来ない以外は、結構、スムーズに話が進むだろうけど、この作品だったら、それで事件解決という風には行かないから、話を描くのには支障があるとは思えないのですけどね。

父親がドーパントになったということを説明するのだが、それでもリコは話を聞いて、聞いて、と同じ言葉を強調する。
って、全然、リコの話を聞かないで、自分の主観だけでドーパントに利用されている可哀想な女の子を助けようと思い込んでいますね・・・。

それは探偵助手の役回りでしょう・・・。

人形なら取り戻したといって、指差すのだが、人形の姿はなく、とりあえず、警察に行こうというアキコ。
まあ、子供のみを守るというのも、間違ってはいないのですが、リコの声を聞こうとしないという意味では、アキコが避難している堀の内とどう違うのやら。

人形人形としきりに訴えるリコ。人形の声が聞こえるといったのは、リコを笑わせるためのお芝居だったというのだが、

お前、それはいくらなんでも言っちゃいけないことだろ(汗)

この手のウソを、中途半端に明かしたために、ウソをついた相手に殺された推理小説だってあるというのに。

本当のことを話せば、人形の声を聞いてもらうということに拘らなくなって、一緒についてきてもらえると思ったのだろうけど、

それ、思いっきり、本末転倒だから・・・・。

というか、人形の声を聞いてもらう、ということは、人形の言おうとしていることを聞いてくれ、というこおtであって、伝えたい相手に、伝えたい言葉があるというようなことであって、アキコが人形の声が聞こえないから、とバラしても、何の解決にもならないし、そもそも、変に希望をもたせてしまった分、それがウソだったとわかったら、そのうそを突いた相手の言うことを信用するわけはないのだから、逆に不信感や警戒感を持たせるだけで、いいことなんて、全然ないわけですけどね。

これは、スタッフが、あれこれと、批判に対して、弁解して、それを作品作りに生かしていない(それをそのまま聞けば、作品に反映されて良くなるか、といわれれば、微妙ではあるが)ことを正当化しているのか?

正直は美徳ではあるが、一度突いたうそは、場合によっては、つき通した方が、相手のためであるわけで。何でも、正直に言えばいいというものではなかったりするのですよね・・・。

そういう意味では、普段、ハーフボイルド呼ばわりしている翔太郎のほうが、まだ、その辺りの機微をある程度わかってはいるのですけどね。
こういうこともわからない人間に、おやっさんの面影を見たとかいう翔太郎の目はどうなっているのやら(汗)

案の定、逃げられてしまい、追いかけようとしたところに、翔太郎が声をかけてきて、見失ってしまう。

「どうして、こうなっちゃうんだろ」

明らかにアキコが考えなしで行動する以外の何物でもありません。しかも、今回は過去最悪レベルの言動を行っているし。

見失ったはずの人形の姿が。

しかも、「何が人形よ」と人形を、地面に払い落とす始末。
「いいのかよ・・・・」
呆気に取られる翔太郎。

思い通りに行かなかったり、自分の理解を超えているからって、それを理解しようともせずに、あっさりと投げ出すのは、一度依頼を受けた探偵としてはどうなのだろうか。そのアキコの理解を超えたことに関して、何とかしてくれると思ったからこそ、アキコに助けを求めているわけだし。それで、何とかしようと突っ走っているのだけど、こういうときこそ、翔太郎がガツンといわないといけないのだろうに。
すくなくとも、リコの人形を地面に払い落とすなんてことだけは、けっして、やってはいけないことなのは、たしかですし。

そこへ照井から電話がかかり、来てくれといわれる。

若菜にドライバーを返し、ドーパントになってくれというwのメモリの男。そこに堀の内が現れ、彼女を操り人形にする。

それを見て、素晴らしいという堀の内。

堀の内の住んでいるところに呼ばれる翔太郎たち。真倉がなんで、お前らがここに、と目くじらを立てる。

家の中から現れた照井が、堀の内は妻を病気で亡くしていて、荒れ果てた家の中に案内される翔太郎たち。そんな中で、リコは暮らしていたのか、と心配するアキコ。
しかし、リコは一ヶ月前に亡くなっているということを知らされてしまう。

照井は、アキコが心配するようなことは何もないというのだが、

普通さあ、事件に関わっていくうちに、そういう基本的なことは調べておかない? というか、アキコは涙を流して、あの本に感動していたわけで、ベストセラーになっている本の作者が、最近、娘を亡くしたなんて、ニュース、マスコミがほうっておかないし、安易な感動路線で受けを狙いたがるような手合いなら、なおのこと、そのことを強調すると思うしね・・・。

まあ、ボロクソに叩かれた原因って、その辺りも無関係ではないのかも。

照井は、当時いなかったから無理もないけど、瀕死の人間がメモリの力を使って、復讐を行った事件と遭遇したこともあるのに、堀の内の娘が死んでいるのに、目の前にそれと思しき人物が現れて、というような展開が起きているなんて、ありえない、とかいって大騒ぎする。

普通の刑事モノ、探偵ものとかで、アキコが何もない場所に向かって話している光景を見て、彼女のことを心配して、事実を教えたというのであれば、まだしも、

メモリやドーパントがらみで、散々、常識外の出来事に遭遇しているくせに、なんで、かけらもドーパント、もしくはメモリがらみで起きている可能性があるということを考えようとしないのだ、こいつら?
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by kwanp | 2010-03-17 21:59 | 特撮

ハードボウンドは眠らない26・5

おまけに、サプライズというか、衝撃の展開的な話をやろうとしたのだろうけど、一時間ものの刑事ドラマ、探偵ドラマで、30~40分目の時点で、容疑者の家族構成が明らかになるのはともかくとして、それまでに全然、だれも調べない、もしくは、調べた結果を教えようとしないって、いくら、本格推理ものをやらない、やる必要が無いからといって、さすがに無理があると思うのですが。

奇策やら、奇をてらって、失敗する典型例じゃないか、これ(汗)

何でもありとはいえ、それは見ている人間を納得させればの話であるし、こういうKとおばを多用する作り手って、自分がいいかげんな作品を作っていることを正当化するための方便でしかないわけで、
30年近く前のザブングルも、ファンの間では何でもありとかいって、評価されているけど、実際、そういういいかげんな部分が強かったらしいですしね。

死んだはずの人間が、系の話を考えなしに当てはめたとしか思えないのだけど。

ホームビデオ(父親が娘の誕生日プレゼントの人形を渡して、リコと名づける内容)を見せて、リコが人形の名前だということがわかる。

君は疲れている、休んだほうがいいという照井。

いや、敵だと思い込んだ相手を考えなしに切り殺そうとしたヤツが、相手が正気じゃないとかいって、そういうこと言えるのか?

ようやく、自分の前に現れた女の子が、人形自身であることに気がつき、自分が何をやったか、ということを悟り、飛び出すアキコ。

先ほどの場所に行くと、ゴミ収集車に人形が投げ込まれているのを見かけて、慌てて追いかけるアキコ。いうまでもなく、彼女は必死で追いかけているのに、ごみ収集車は気がつかない。

そこへ、自転車に乗った情報屋が現れて(オークションで手に入れたふうとくんバイシクル)、それを強奪して、追いかけるアキコ。

照井「所長を安心させようとしたのだがな」

照井なりにアキコを気遣っての行いが、逆にアキコを煽るような結果になってしまい、心を痛める。

翔太郎「人形が、死んだ女の子の姿で現れた、アキコはそう信じている」
照井「ただの人形だぞ、どうして、それでもなお、親身になれる!?」

アキコの言動を理解に苦しむという顔で、問う照井。

いやさ、死んだ家族の復讐のために、敵討ちをしようとするばかりか、その命まで奪おうとする、どう考えても、警官の行動範疇超えている、正気の沙汰とは思えない行動をやっているあなたに言われたくはないでしょう。

というか、人形相手に話し掛けたり、何も無いところに、話し掛けたりして、正気を疑うのはわかりますが、それにしたって、他者からその行動を理解されなかったりするという意味では、アキコのやっていることも、照井の復讐も、ある意味大差はありません。
すくなくとも、照井が常識人ぶって、そういうKと緒を言っても説得力はないだろうに。

しかも、翔太郎は、

「それが鳴海アキコなんだよ。たとえ、人形でも泣いていて欲しくはない、あいつはきっと、そういうやつなんだよ」

と語るわけですが、

泣いていて欲しくはない、と思っていることに関しては、本当だとは思いますが、泣いていて欲しくないために、どうすればいいのか、ということを考えるという選択肢自体が、決定的に欠如しているわけですから、結果として、思いっきり泣かせているのと大差がありません。

あげく、自分がついたウソに責任を持たないで、それを告白してしまうという致命的なミスまでやっているわけで、考えるよりも先に走るタイプだとしても、まったく考えなくて言い訳ではないと思うのですが。

おまけに、何、不可思議な事件にはまったく縁がない、まっとうな刑事&探偵ですみたいな顔して、語っているし、あんたら、超常現象捜査に携わる人間でしょうに。

少しは、ジャンルというか、ドーパントという怪人が暴れ回る風都という架空の町での物語として、しっくり来るようにすり合わせる位はしてくださいよ・・・・。


自転車でごみ収集者を追いかけるアキコ。

フィリップが留守番をしている事務所に襲撃をかけるクレイドールドーパント。
若菜を通じて、アキコの居所を問いただす堀の内。狙いは照井ではなかったのか、と訊ねるフィリップだが、「あの刑事は私を罠にはめるために挑発しただけだ。だが、あの小娘は違う」
復讐に燃える堀の内。
フィリップを守ろうと、クレイドールに攻撃をするファング。

ごみ収集場までやってきて、ようやく、車の前に回りこんで、車をとめるアキコ。

いや、それだけ必死で追いかけていれば、普通は、気がついて、車とめるくらいはするのじゃないですか? それに、追いかけている最中に、信号で止まる事だって、一度や二度はあったでしょうし、そうでなくて、信号に止まらないで、スムーズにいけたというシーンをいれて、追いかけるだけでも、必死さが十分い強調できたのではないかと思いますが・・・・・。

クレイドールドーパントに追い詰められるフィリップ。やられると観念したところで、なぜか、アクセルガンナーが出てくるし、普段は、事務所に隠しているということでしょうかね?
それだったら、遠隔操作で、操って、クレイドールドーパントに立ち向かおうという発想くらいは浮かぶはずですし、ファングが応戦している間に、動かすようにするでしょうしねえ・・・。

アクセルガンナーの攻撃をくらい、操り糸が切れてしまうが、「あの小娘だけは、絶対に探し出してやる」
堀の内は、アキコに復讐することにあくまで拘る。

「ここは一体」と正気に戻る若菜。

いや、一遍来たことあるのでは?

しかも、Wのメモリの男に、騙されて、操られてしまったということを思い出し、怒り心頭に達するのだが、フィリップには気がつかないで、その場を飛び出すけど、出る途中で、事務所通るし、どれだけ、頭に血が上っていたにしても、気が付かないはずないと思うのだけど・・・。

事務所を襲撃されていたことに関しては、元々、居場所をつかまれて、それで泳がされていた(限界を迎えたガイアメモリの持ち主の処分等)可能性が高いのだから、別段、不思議ではないわけですし。

あわてて、連絡を取るフィリップ。ドーパントがアキコを狙っていることを知らせるフィリップ。
それを聞いて、アキコが危ないと、照井とともに彼女を追いかける翔太郎。

車を運転していた人間の制止も聞かないで、ゴミ収集車の中から、人形を取り出し、ごめんねと謝るアキコ。

お父さんにもう泣かないで、というリコ。やさしいね、というアキコ。

しかし、ゴミ収集車をひっくり返して、ひとりで人形と話しているというシュールな光景を見せ付けられているのだよなあ、傍から見れば。
何かをなすときには、そのような滑稽さを気にも留めないで、突き進むことも必要ではあるけど、アキコにあるのは突き進むことだけなわけで、この手の話には、ある程度、遠回りナ展開になるのはわからなくは無いけど、それにしたって、遠回りさせすぎというか、必要以上に登場人物が間抜けすぎるというのはどうかと思いますが・・・・。

そこに現れるドーパント。人形を抱きしめ、身構えるアキコ。

wのメモリの男のところに怒鳴り込む若菜。済ました顔で、そろそろ来る頃だと思っていたというWのメモリの男。
若菜を宥めようとする冴子(変身済み)。若菜を懲らしめようとするのだが、予想外の反撃を受け、変身解除してしまう。
あわてて、駆け寄る若菜だが、冴子は、「いいのよ、気にしなくて」といい、Wのメモリの男の方を見る。

「どうして、こんなことを」と問うアキコ。自分と、自分の娘を侮辱したからだ、とこたえる堀の内。
「私は、リカコとの思い出を小説に書いた、そうすれば、娘は永遠に生き続ける、そう思ったからだ。なのに、あいつらは小説をけなし、あろうことか、私が娘を愛していないといった。お前もだ」
とアキコを指差す堀の内。

いや、なくなった娘をモデルにした小説を描いただけならまだしも、それで、賞をとって、ベストセラーになったわけで、それで大さわぎされたり、その騒ぎ方次第では、娘を金儲けの道具に利用している、と思われても仕方ないと思うのですが・・・・。

すくなくとも、公表せずに、原稿のまま保管しておくという手だってあったはずですし。

まあ、妻に続いて、娘まで、ということですから、自分が抱える悲しみを誰かに聞いて欲しくて、そして、理解して欲しかったのかもしれませんが、その行動の挙句、批判しただけで、命を狙われるって言うのは、十分いはた迷惑でしかないと思うのですが・・・・・。

家族を亡くした上に、メモリを使っているので、まともな思考が出来なくなっている可能性は大いにあると思いますが・・・・。

「だから、復讐するの? そんなのリカコちゃんが悲しむ。それにリコちゃんだって」
娘のことを思うなら、と訴えるアキコ。その人形のことか、という堀の内。リコをただの人形だ、といいはり、アキコを操り糸で捕まえ、忠に浮かせる。
人形の声を聞いて、というアキコ。それを耳障りだとナイフで糸を切って、地面に叩き落そうとする堀の内、間一髪のところでキャッチするW。しかし、助けてくれた相手に、遅いはないと思いますけどね・・・・。

「そういうな、所長。左がイチバン、あんたを理解している」
剣を堀の内に突きつけるアクセル。
理解はしているかもしれませんが、見ているだけのような・・・。

アクセルの剣を払いのけ、超音波攻撃で、動きを封じて、再びアキコを捕まえて、柱にがんじがらめにする堀の内。
攻撃しようとしたアクセルもつかまってしまい、操られて、wと戦うハメに。

照井に意識はない、操っているやつを倒さないと、とアドバイスするフィリップ。それを聞いて、サイクロン&メタルに変身するW。
しかし、アクセルに邪魔されて、攻撃できない。

どうすれば、という翔太郎に、「アレを使おう」とフロッグポッドの録音機能で、口まで封じられたアキコが喋っていると思わせて、アキコの方を向いて、一瞬の隙が出来たところを、メタルシャフトを投げて、ダメージを与えて、アクセルの操り状態を解除する。

我に帰ったアクセルに猛攻撃をくらい、サイクロン&メタルのマキシマムドライブを受けて、倒される堀の内。

死んだ妻子の写真を見て、全て失ったという堀の内。リコちゃんがいるというアキコ。人形を受け取り、それを抱きしめる堀の内。アキコに礼を言うリコ。
いや、「あんたは娘を愛していない」なんて、いうような言葉を投げつけるようなことをしていたやつが、謝罪も何も無いのに、そんなことをいっても、ハイ、そうですか、と聞く耳もつとは思えないのだけどなあ・・・・・。

大体、リコの正体を知るまで、リコのいうことに、まともに耳を貸さなかったやつがそんなことを得意げに、堀の内に向かっていうのは何か違うでしょうに・・・・。

若菜に何をしたと問いただす冴子。直挿しと同じことになるように調整したと語るWのメモリの男。
そんなことをすれば、やがては精神を、と抗議する冴子。
ドライバーはドーパントとしての進化を阻害している。そんなものに頼る限り、彼女は本当の力を手に出来ないという。

メモリに喰われないように、持ち主を守るということだから、100%その力を発揮できるわけではないから、ドーパント専門医としては、ある意味、間違ってはいないと思いますけどね。
予想を越えるWのメモリの男のマッドさに戦慄を覚えるというところか?

「アキコは本当に人形の声を聞いたのか? フィリップはそれが事実なら、パペティアのガイアメモリが、操られた人形に何らかの作用を及ぼしたのだろうといった。
でも、オレは思える。あの人形が本当に堀の内のことを思って、アキコに依頼しに来たんじゃないかって」
報告書を纏める翔太郎。って、そういう推測は、作中でも、もう少しして置けよ。そういう推測をかけらも、思い浮かべないで、常識的に考えて、信じられんと頭から否定するような態度しか、取らなかったのに、こういうときだけ、そういうもっともらしい推測を持ち出されてもねえ・・・・。

フロッグのメモリを使って、照井に自分を誉めるような言葉を言わせるアキコ。それにあきれるフィリップ。

窓をあけ、
「真実はわからない、だが、まあいい。この町には、ミステリアスということばがよく似合う。美しい謎は謎のまま。それも悪くない」
壊れたままのドアを覆うビニールシートが、風になびく。

しかし、

他者から見て、価値がないと思われたり、どれだけ、ばかげていると思われることでも、それが依頼人にとって大事な物、依頼を果たすことで必要だと思われるのであれば、それを追い求めることを軽んじてはいけないということもあるのだろうけど、アキコの場合は、ぎゃあぎゃあ、騒いでいただけだし、しかも依頼人の声に耳を傾けようともしていないわけで、思いっきりディスコミュニケーションしているとしか言いようがないわけですし。

そもそも、人形=リコということに気がつかなくても、調べていくうちに、彼女が言いたいことはなんだったのか、ということに気がつくという展開にしても、全然支障が無いわけですし。

それに、おやっさんとアキコの親子関係、ロクに描写されていない上に、戸籍上のつながりが本当にあるかどうかさえ、作中では明らかになっていなくて、いきなり、転がり込んできたと思ったら、事務所の権利書をつきつけて、所長に納まり、やりたい放題。
おやっさんとのつながりを実証するようなこともまったくやっていないうえに、

おやっさんが出てきた劇場版ですら、おやっさんとの親子関係にはまったくといっていいほど、触れられていません。

まあ、劇場版で出てきたスカルはダミードーパントの化けたものでしかなかったわけですから、当たり前なのかもしれませんが。
今後の展開では、なにかしら、

納得できるかどうかは別にして、

おやっさんとアキコの親子関係に関して、語られるのかもしれませんが、現状では、アキコとおやっさんの親子関係は、権利書とおやっさんをみて、驚いたくらいで(これは劇場版だが)、ろくすっぽ描かれていない。
ケーキの話で、かろうじて出たくらいで、アキコとおやっさんの関係には、まったくといっていいほど触れないで、そのくせ、こういう話では親子関係を強調した無いようにして、それにアキコを語らせようとするけど、それでも、おやっさんのことにはかけらも触れない。
おやっさんと親子であるという設定だけを振り回して、こういう親子の話に関わることへの説得力がまったくといっていいほど、ないわけですからねえ・・・。

一つの関係に、拘らないとか三条氏はいってたけど、拘らないのと、キャラの行動を積み重ねることおW最初から放棄しているのとは、全然、違いますから(汗)!!
妙なところで開き直らないで欲しい・・・・。

おまけに、アキコは突っ走ることしかやってこなかったとはいえ、今回は、依頼人の声を聞こうともしない有様。それで、最後になって、リコの正体をしって、あわてて、人形を取り戻そうとして、あげく、堀の内に、こんなことして、亡くなった娘が喜ぶわけないとかいわれてもねえ・・・・。

最初に、死んだはずの人間が依頼をしてくるというシチュエーションありきで話をすすめて、細部を考えなしに作ったような話だわ、それくらい、気がつく、考えるだろうというようなシーンまで、おざなりに作られていたとしか思えない話で、今までのエピソードの中で、特に出来が割る井は暗視じゃないのか、というのが正直な印象の話でしたね・・・・。
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by kwanp | 2010-03-17 21:58 | 特撮

いいたいことはわかるのだが・・・・

青柳に蹴りを決める半座。

それを見て、対の先とつぶやく大谷。

「組み手における攻撃のタイミングは大別すると3種。出鼻をくじくべく、先に出る先の先と、相手が動いた後の隙をうつ後の先、そして、相手の動きと同時に出る対の先だ。

どれも早々に身につくものではないが、特に対の先は相手の主導の中で発揮せねばならぬ。たいしたもんじゃないか」

と半座をフォローする番場。

半座に空手のセンスがあるということを書きたいことでしょうか? 

みたか、バンと声をかける半座に、誰がバンだと突っ込みを入れる番場。

完全に野田が空気ですね・・・・。

まあ、半座からして、勘九郎とそっくりなので、敏行に似ているキャラとコンビを組ませたいというのはわかるけど、立場ないというか、なんで、声をかける役をふったのやら・・・、と思えてしまうのだが。

これだったら、ほかにやりよういくらでもあるでしょうに・・・。

半座を見て、「なかなか、やってくれそうじゃない」と気に入る大谷。
声をかけられた財前という二年は、
「半座とかけて、紙風船とときます」といいだす。
穂波がそのココロは? というと、
「どちらも期待で膨らむでしょう」と返すのですが、

大谷もそうですが、この空手部に所属している時点で、クールそうに決めていても、所詮は、穂波や青柳の同類だろ、と思えてしまいますので、あまり、人格面は期待できそうに無いですね。


ハイハイお上手と愛想笑いをしながら、青柳が誰かに仕掛けるのは珍しいと思ったけど、これを見せたかったのかしらというのだが、

まだ終わっていないという青柳は

半座をぼこぼこにして、叩きのめす始末

番場たちは大人気ないとかいってるけど、

結局、穂波の同類かよ、こいつも・・・・。

去るものは追わずなんていってるけど、追いかけて、相談に乗ったり、面倒見てやるのがいやなだけじゃないのか、という気がしてきたが。
感想を書くために、調べていると、ろくでもない空手部の話にふれたブログとか、HPをみるけど、
この空手部は、その典型のように思えてきたような。

この漫画に出てくる空手部の面々みていると、空手の腕はそこそこ、うまいので、そういうところで、なんとか、うまいことやれていて、こういう人種しかいなかったのでは? 
と、かんぐりたくなるような。

PUNISHER以降、熱血っぽいシチュエーションを知っていて、それを知識として走っているけど、それを血肉として、何かをかけていないというか、そんな印象がありますし。

無敵看板娘やNでは、大田にヒーローを語らせることが、結果的だったにしろ、うまいことバランスが取れていたのかもしれませんね。

せめて、身動きできないような攻撃を一撃できめるとか、強者で、頼れる部長に見せたいのであれば、もっと、演出方法あるでしょうに。
自分が強くないと気がすまないお山の大将にしか見えないし、こういうので、人間味があるようなことを表現したいのであれば、思いっきり、履き違えているとしか思えないのだが・・・・。

強くて、頼りになるけど近寄りがたくない先輩ナ演出って、ほかに無かったのでしょうか?

部長からして、このざま、そりゃ、新入部員も寄り付かないし、強くて、人格がましなところに行くか、強くなくても、ほかのところに言って、空手をやったほうがマシと考える人のほうが多いでしょうからね。

叩きのめされたのを見て、やっぱり、あいつには無理といいはる穂波。

青柳が、「そんなに嫌いか、半座が。暴力にこぶしを使ってきたケンカ屋がそんなに許せないか」と声をかけてくる。

「許せませんね、あの手の人種は、自分のこぶしも愚弄されているようで、腹が立ちます」
組み手が始まり、青柳と組みながら、答える穂波。
まあ、この手の極端な潔癖症みたいな考え方は、この年頃なら、時々見かけるし、ある程度強いので、自分の考え方は間違っていないと、妙な自信を持ってしまうのは無理も無いのかもしれませんが、

門外漢からすれば、体鍛えただけのスポーツ選手って、ただの乱暴ものにしか見えない相手って、結構いるような。

それを聞いて、半座のことを任せるという青柳。まあ、半座というか、不良に対する態度が行き過ぎていることを何とかしたいから、荒療治をして、何とかしようってことなのでしょうけど、

先ほどまでの組み手の描写が無ければ、頼りになって、部員に対して、目も行き届いている先輩という化けの皮もはがれなかったでしょうけど、選手が足りないし、よさそうな人材が入ったけど、穂波が不良が嫌いと騒ぐから、下手すれば、追い出しかねないので、面倒を見せることで仲良くさせて、うやむやにしたいというようなことじゃないのか、と思えてしまうのだが。

去るものは追わず、みたいな考え方も、相手に自主性を尊重するというよりも、自分に都合の悪い人材や、余計な手間隙をかけたくは無いという、単なる放置じゃないか、と思えてしまうフシがあるからなあ。
結果、キャラがたいした成長をしないで、重要イベントを他人事のまま、スルーするような展開になってしまうのだと思うけど。

不服か? と問う青柳に、真っ平ごめんという穂波。

「嫌いなんですよ、不良って、生き物が!! 身勝手に生きて、人に迷惑かけて、それを変に正当化して、構成すりゃ、それが美談!? 

普通だつーの!! だったら、ハナから、道をはずさずに、真面目に生きていた人間の方が美しい!!」

青柳の顔に蹴りを決めながら叫ぶ穂波。

言いたいことはわかるけど、最初に言っておこう、まんま、あんたの行動にそっくり、当てはまるじゃないか、その言動。

まあ、体を鍛えただけで、精神的な修行を積んでいない武道家やスポーツマンは乱暴者と大差が無いわけですし、高校野球やプロ野球では、ガッツポーズをとる選手も珍しくは無いですからね。

まあ、真面目に生きてきた人間よりも、悪いことをしていた人間が更正するということのほうが、インパクトがあるけど、それ以上に、それを更正して、生きていく、ということが難しいからこそ、美談になるわけですからね。

まあ、物語でも、不幸な生い立ちとかを売り物にしている割には、その実、全然、不幸や逆境に見回れず、むしろ、特別待遇を受けたり、なぜか、行った悪行を見逃されたり、そういう言動に対する作中内での追求が甘い作品も・・・・、

って、全部、佐渡川作品に当てはまるような・・・・。

大体、誰もが正しく生きられるわけではないし、正しく生きたくても、それが難しい人間がいるということを、穂波は全然理解していないし、その人が正しく生きていけているのは、

あくまで、道を踏み外さずにすんだ、身もふたも無く言ってしまうと、運がよかっただけだということですからね。

真面目に正しく生きるのって言うのは、存外に難しい生き方だと思いますが、穂波の場合は彼女のもつ力の強さで、周りを強引に黙らせているだけでは? と思えてしまいますし。

その人の正しさ、強さの真価が問われるのは、そこからといっても過言ではないわけですし。
そこそこ? 空手が強くて、それが自分の正しさに自信を持って生きてこられたから、自分の正しさを微塵も疑っていない、ということなのかもしれませんが。

ただ、聞くところによると、まんま、佐渡川氏の姿勢が、穂波に投影されていて、不良に対する嫌悪感イコール佐渡川氏の主張として、まんま、正しいつもりで叫ばせている、正しくやってこれたが故の傲慢みたいなことには、かけらも考えが及んでいない可能性が高いので、そこまで考えていないのでは、という怖い結論も否定しきれないのですが・・・・・。

そういうことをわからせるためにも組ませると青柳も、穂波がいびって追い出そうとするのを見越した上で、自分の身を安全なところにおいて、うまいこといけば、ソレデヨシそれで耐え切れなければ、そこまでのヤツで、すくなくとも、戦力的には当てになる穂波が残るというようなそろばんでもはじいていそうですけどね。

というかいびって、追い出すって、

ヒロインとして、その言動はどうか、というヒロインも、ほかの作品には、チラホラみかけますが、そういう作品は、あくまで、そういうらしくないヒロインは、変に優遇したり、美化したりしないで、相応の扱いをしている作品が多いのですが、そういう作品はギャグ作品に多いし、そういうキャラを下手に持ち上げようとすると、かえって、取り返しのつかない結果になるのが関の山なのですよね。

無敵看板娘で、美輝やめぐみの言動も、ギャグで緩和していたからこそ、受け入れられたわけで、最初からギャグ抜きでやってたら、無敵看板娘も、速攻で打ち切られていた可能性は高そうですからね。

佐渡川氏の場合は、本気で、それを美しく美化しようとしたり、キャラを優遇したりして、それでいて、そういうこと無いですよ、と、説得力の伴わないフォローを変異入れていることが多いですから、結局、ミルキィとかも、ろくでもないキャラのままでしたし。

今回の話も、穂波の言い分や、実際の彼女の言動、周囲の対応から、青柳が穂波に半座の面倒を見させようとしたいとはわからなくないけど、それを納得できるかどうか、は別問題で、納得できないというケースのほうが多いですからね。

そもそも、空手部の面々が番場といい、青柳といい、結局、やっていることは穂波と同レベル。穂波よりかは、多少は、小ざかしいというだけの話でしかない。

大人が全然いない状態なわけですし、青柳は半座は袋叩きにしたくせに、穂波にはやらないとなると、穂波か、彼女の家族とかに、頭が挙がらない理由でもあるのではないか、と思えてしまいますし。

それに、今回の穂波のせりふを書く上で、それこそ、ケンカ三昧の暮らしからおさらばして、高校デビューをしようともがく半座の苦悩振りが全然、かけていないわけで、穂波が今回言ったせりふがもつ、、そこそこ、うまく暮らせている人間が無意識に持っている傲慢さというものが表現し切れていないわけで、半座がケンカ三昧の背いつから抜け出せないでうまくいかない苦悩をかけていない時点で、このせりふは、から回っているといっても、過言ではない。

ただまあ、穂波の不良に対する怒りは、つきつめていくと、更生した不良をもてはやす世間にいきつくわけですが。
ぱっと見の印象だけで、そいつが本当に更生したのか、どうかを見極めないで、美談だと騒いでいる世間と、その世間が美談だともてはやすから、それに安易にのっかかる自称更生した不良という構図で、これだって、世間から見て、好ましく見える、もしくは、そういう好印象を持ちやすい相手だから、もてはやすわけで(あくまで、見てくれがそれっぽいという意味)、自分たちがもてはやすのには、ちょうどいいレベルの相手しか、もてはやさないわけですし。
自分たちにとって、都合がいい、扱いやすい相手をそうやってもてはやす矛先が、更生した不良に向かっているだけでしかないわけですが。

目に付きやすい不良を目の敵にしていて、その先を見ていないわけですが、だからといって、青柳や番場が物事の本質をわきまえている人物という風には、全然、見えないのですけどね。

まあ、穂波たち、空手家や世のスポーツマンも、この美談だともてはやす構図の恩恵を思いっきり受けているわけですから、穂波が、自分たちは努力しているのに、あいつらは、ちょっといいことをしただけで、美談だと騒がれるという不満を抱くのも、無理からぬ話ですが、自分の言動が、全然、間違っていないと自信を持って、そういうことをいっているということ自体、思い上がりもはなはだしいと思うのですが。

本当に努力している人、というのは、そういうことを意識する時間ももったいないほど、努力を積み重ねていますからね。

しかも、この台詞、深読みすれば、自分の作品をわかってくれない読者に対する遠まわしな批判という風にも受け取れる。
PUNISHERは問題も山積みではあったが、それに対する批判に、ファンタジーじゃないというような意見も目立ち、金パチ先生や、風のアトモスツールシーマの燃料が人間の魂というように、ファンタジーらしくないという風に見えた要素に関して、批判がされていたわけだが、これらは、ファンタジーらしくないどころか、むしろ、ファンタジーでよく見かける要素を使って描いていた、おしむらくは、それらに対する説明というか、説得力が足りなかっただけの話でしかなく、ファンタジーに対するセンスは、佐渡川氏も、それを批判していた側もどっこいどっこいだったというのが実状でしょう。

PUNISHErに関しては、登場人物の言動に受け付けられない部分があったものの、自分の描きたいものを真っ向から描こうとしていたので、支持できる部分がありましたけど、今回のハンザスカイは、読んでる人間にわかってもらおうという意図や工夫がPUNISHEr以上にともなっていない(とりあえず、要素は取り入れているけど、それだけでしかない)。

佐渡川氏から見れば、読者も、不良をもてはやす人たちと同レベルということなのでしょうか?

穂波にも、問題があるというように描きたいのかもしれないけど、穂波の台詞は、喧嘩三昧の生活から抜け出そうとして、うまくいかない半座をしっかりと描くことで、そういうことには目を向けないで、不良というだけで彼を毛嫌いし、その台詞を言う彼女の傲慢さや、彼女が抱えている問題が浮き彫りになる仕掛だと思うのですが、
半座の喧嘩三昧の日々からの脱出も、あっさりと流された感があるので、話の仕掛としては、失敗していると言わざるを得ないでしょう。


とりあえず、それっぽいシチュエーションは用意できているか、あるいは、描こうとしていた事に強引に当てはめて、それですりあわせを行っていないから、こういう無理の目立つ展開になってしまうのでしょうね・・・・。

というか、穂波が半座を見直すことになったにしても、それで、穂波の評価というか、イメージが覆って、好意的に見れるような説得力があるとは思えないのですけどね・・・・・。

先週と今週の話も、空手部の話としてみても、微妙というか、納得いかない部分があるけど(特に穂波)、これ、テッコツ堂に入社した勘九郎のエピソードとして、置き換えるなら、結構、しっくり来る話なのかもしれませんね。
何しろ、何しろ、さめの被り物をかぶった新入社員がいて、それもオーナー権限で入社させた人物(?)、いきなり、そんな鮫が入ってきて、現場に波乱がおきなわけは無いし、オーナー権限でも、戸惑うのが普通なわけで、カンナがそれに反応して、大騒ぎで、「なんで、この人いるわけ?」と反応するくらいはありそうですからね。

青柳の言動も、カンナの祖父・テッコツ堂オーナーが、青鮫の能力をアピールした跡で、「まだまだ、若い者には負けん」みたいな意地を張って、青鮫に張り合うみたいな流れなら、同じ大人気ないのでも、まだ、許容範囲内だし、青柳と穂波の組み手の会話も、いきなり、鮫の被り物をした人物に者を教えろとか、あるいは、仕事のことを教えてやれとか、そういうことをいったら、反発されるのは無理も無いだろうし。

いろいろと嫌がらせとか、きつい仕打ちをして、気に入らない新入社員とか、お目付け役を追い出そうとわがままお嬢様が考えるのであれば、まだしっくり来る流れになるでしょう、話的に。

これを、そのまんま、空手&恋愛話に考えなしに置き換えたのでは、とかなり本気で疑いたくなりますけど・・・・・。
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by kwanp | 2010-03-12 20:55 | コミックス

ハードボウンドは眠らない25

風都、この街には、ミステリアスという言葉がよく似合う。今回、俺たちの事務所に、いや、アキコの元に舞い込んだのも、なんとも、不可思議な事件だった。

探偵モノによくあるナレーションで始まるわけですが、フィリップの下に黒い封筒で、差出人の名前がない郵便が届く。
興味深いね、とフィリップが言っているその横で、アキコが大量のティッシュで鼻をかみながら、本を読んで泣いているのだが(せめて、くずかごに捨てろよ)、サイッコーに泣けると叫ぶ。
フィリップの話によると、「少女と人形の家、最近、文学賞をとり、ベストセラーになった作品」とのこと。アキコはこの主人公の少女がけなげで、けなげで、と言う。って、事務所で、ティッシュを

フィリップが封筒を開けると、中にはカエルのマークの擬似メモリと新しいがジェットの設計図が出てきて、それを聞いた翔太郎がメモリを手にとって、
「でも・・・、誰が?」
首をかしげる。
シュラウドの名前をつぶやき、このガジェットを作ってみようとガレージに向かうフィリップ。それにうなずき、ついていく翔太郎。

って、作った途端に、トラップが発動するような仕組みだったら、どうするつもりなんだろうか?

状況証拠からフィリップはシュラウドの名前をつぶやいただけで、本人だという証拠は提示されていない。ミュージアムには、一応、正体は割れているわけですし。

一人残されたアキコに声をかけてくる女の子。彼女を見て、かわいらしいわね、まるで、この主人公みたいとほめるのだが、冷静になって、誰!? と驚き、たずねるアキコ。
リコと名乗る女の子。
「どこから来たの? ひょっとして、おうち、間違えちゃったかな?」
尋ねるアキコに、人形の声を聞いて、と言うリコ。
人形と聞いて、どこにあるの? とたずねるアキコだが、少し目を放した隙に、後ろに現れて、「違うの、違うの」と足をばたばたと振って、主張するリコ。
「ねえねえ、聞いて聞いて」
事務所を走り回るリコ。落ち着いて、とお前のほうが落ち着け、と突っ込みを入れたくなるあわてぶりのアキコ。
床に寝転んで、手足をばたばたと振っているリコに、「誰かが、リコチャンの人形、盗んじゃったの?」とたずねるのだが、住所を書いた紙を渡すリコ。
ここにリコチャンの人形があるの? とたずねるアキコに再度、人形の声を聞いてというリコ。
ガレージから戻ってきた翔太郎に、「この子のこと、知ってる?」とたずねるのだが、リコの姿はなく、翔太郎には、何を言ってるんだ、とあきれられる始末。

紙に書かれた住所のところに行ってみることにするアキコ。

そこにすんでいたのは、文芸評論家で、探偵と名乗ったアキコを胡散臭そうに見る。

用件を尋ねられて、「人形を取り返して」という依頼があったと説明するのだが、

オイ、リコがいったのは、人形の声を聞いて、ということであって、取り返して、ではないのだけど・・・。

女の子が依頼してきたということと、人形という言葉を聞いて、勝手に人形を取り返してほしいと思っているというイメージを作り上げているのを、さも、事実と思っているだけなのですよね。

それを聞いて、今朝とどいたけど、そういうことだったのか、と納得した彼女は、あちらのほうにあるから、もっていって、と指差す。

ちらかった部屋を見て、「うわあ」と声を上げるアキコ。

いや、本格的に散らかった部屋はそんなものじゃないから(汗)

人形を見つけたアキコだが、少女と人形の家を見つけて、これも評論しているのですか、とたずねるアキコ。

自分の娘をモデルにして、美化して書いた、親のエゴ丸出しの小説と批判する。
親の愛は感じたというアキコに対して、所詮は金儲け、この作者、子供のことなんて、これっぽっちもわかっていないと批判する。
それを聞いて、「はあ」と気おされるアキコ。
ふと見ると、人形が無く、あたりを探していると、文芸評論家の女性まで消えてしまい、キッチンの方に行くと、人形に襲われている評論家の姿が。

散らかっている部屋、ジャンクフード片手に仕事? って、まんま、お宅のステレオタイプみたいねイメージですし。

これ、評論家の言っていることって、まんま、Wに当てはまるわけで、Wに関しては、作品全般が、みかけだけ、ハードボイルドで、キャラの言動がコスプレでしかないというイメージを美化して書いたという言葉がそっくり当てはまりますし、この小説に親の愛を感じたというアキコの姿は、まんま、作品を賞賛するファンお姿とかいうのじゃないでしょうなあ(汗)、自分の作品を批判するファンになぞらえたキャラが、被害者って、皮肉にしても芸が無いと思いますが・・・・。

評論家から、人形を引き剥がそうとするが、取っ組み合いになって、しまうも、負け、あげく、ヒモにつかまった人形がターザンよろしく評論家に体当たりをかまして、窓から、評論家を突き落とす。

かろうじて、命が無事な評論家。

人形は、なぜか、おとなしくなる。救急車か、警察呼べばいいものを、という気もするけど、こういう状況だと、さすがにパニック状態になって、取り乱している可能性もあるから、このあたりはぎりぎりアリかもしれません、通常のケースなら。

しかし、

こういう状況で、パニくっているのが、風都でも評判の名探偵の事務所の所長というのは、場合によっては、事務所の評判に傷がつきかねないと思いますし(こういうときに、そういう打算を発揮してたら、金にこだわるキャラでも、アキコのことをさすが、と思いますけど)。
というか、私聞いていない、と予想外のことに取り乱すとしても、人形が動くような不可思議な状況だと、ドーパントの可能性をまず、疑うのじゃないか、という気がしますし。
こういうキャラって、自分の常識に当てはめて、判断するか、常識フィルターをはめて、考えるわけで、最初のころならともかく、ドーパントで常識はずれなものを、散々見てきたのに、少しも慣れていないのでしょうかね?

あわてふためいて、説明するアキコ。

本当のことを話してくれないかな、と駆けつけた刀野がうんざりした顔で言うのだが、一年以上も、ドーパントがらみの事件で、成果だけいただいているとはいえ、かかわってきたし、本格始動したばかりとはいえ、ドーパント犯罪対策チームにいるのだから、まずはドーパントの可能性疑わないでしょうかね、こういうときは?

呼び出されて、そこにやってくる翔太郎に、殺人未遂容疑ということを説明して、アキコを犯人と決め付ける真倉。警察はあらゆる可能性を追求して、事件を追うというのはわかるけど、人形が動くということや、一応、鳴海探偵事務所はドーパント犯罪に関する専門家みたいなイメージをもたれているみたいですから、そういうところの所長が、人形が動いたとか、わめいている時点で、本当にそうだという可能性をかけらでも疑ってみるというような流れにはならないのでしょうかね?

のろいの人形よ、と根拠も無く、断言して、人形に動け、動けとがたがた揺らすアキコ。

まあ、普段のアキコをよく知っているから、そういう可能性に遭遇したというイメージをもたれないで、考えなしに先走って、何かトラぶったな、というような先入観が先に出ていても不思議じゃあないだろうけど・・・・・。

照井が、「襲われたカラキダが人形が誰かから、贈られてきたとは言ってなかったか?
と質問する。

言ってたと大きく首を振るアキコ。翔太郎に信じてくれるよね、というのだが、

「さすがにのろいの人形はねえだろ」と笑い飛ばす。

だから、ドーパントの可能性、少しは疑えよ、お前ら。

普通の探偵もの、刑事もの、先日なくなられた藤田まことさんがやってたはぐれ刑事みたいな作品で、でこういうシチュエーションで、犯人がドーパントな事件が起こって、人形に襲われたとかいうシーンがあって、それを信じずに濡れ衣着せられたというのであれば、わかりますが(相棒は、ゴーオン、ディケイドでネタにされているので、除外)、散々、ドーパント犯罪にかかわってきた連中が、「のろいの人形? ありえない」というような反応みせるのはどうよ、と思うのですが。

こうなったら、自分自身で身の潔白を、と決意し、翔太郎たちの隙を突いて、部屋を飛び出すアキコ。メモには、もうひとつの住所が書かれているのだとか。

カッカするなって、となだめる翔太郎にヘボ探偵、と言い返して、言い争いになる二人。

照井が、人形を見ると、その姿は消えていて、あわてて、追いかける。

もうひとつの住所の場所へやってきたアキコ。その家から車が出てきたものの、いきなり、車がふらふらと動き出して、近くの塀に激突。あわてて、車に駆け寄ると、運転していた人間が、人形に襲われていた・・・。

まあ、普通のケースの事故だと冷静に判断できるということなのだろうけど、

散々、ドーパントがらみの事件(少なくとも13件)を見てきて、人形が動く=常識外の光景を見て、驚くというのはさすがに無理があるのではないか、と思うのだが・・・・・。

人形を引き剥がし、近くのごみ置き場に投げるアキコ。
引き剥がされた人物は、あわてて逃げ出す。人形が再度襲ってきたのを、蹴り飛ばし、人形のほうは、ゴミ袋を投げて、アキコも投げ返すという応酬に。

そこに駆けつけた照井のバイクに吹っ飛ばされ、逃げた人形を追いかけて、やってきたのは、自動車置き場。あっちこっちをちょろちょろと動き回り、自動車に乗った人形の前に立って、アクセルへと変身する照井。アキコに下がっていろという。

自動車を動かしたはいいが、ブレーキのパーツが抜き取られていて、そのまま、積み上げられていた自動車にぶつかってしまう人形。
自動車のドアを剥ぎ取って、投げつける。

こいつめー、と怒った照井にガスを吹きかけ、さらに、コードで足に巻いて、そのまま、アクセルの股のしたをすり抜けたかと思いきや、コードを引っ張って突っ走る人形。

「やめなさいよ、この化け物人形!」
アキコが怒鳴るときれいな姿になって、振り返る人形。動きが止まったのを幸いと、立ち上がったアクセルが、エンジンメモリを剣にセットして、エレクトリッガーで攻撃するものの、逃げられる。

照井が自分の言うこと、信じて、助けに来てくれたの、とか、うれしいとか、指でハートマークを作って、舞い上がるアキコだが、
二件ほど、似たような事件が発生していたことを聞いていたので人形が消えたこともあって、もしやと追いかけていったということだが、

それ、あの場で聞くことじゃないのか?

まあ、普通なら、そういう通報やら、事情聴取でそういう話を聞いても、まともに相手にされないわけだけど、ドーパントがあっちこっちで暴れているこの作品で、それをハナからありえないと決め付けて、話も聞かないという態度は無理があるだろう・・・・。

ドーパントの可能性を指摘する照井だが、

この作品のような世界観だったら、というか、散々、ドーパント犯罪かかわってきておいて、気がつくのが照井だけという方が、逆に問題あるのじゃないか、と思うけど。

そりゃ、カーレンジャーくらいのギャグ路線ならありだろうけど、一応、シリアス路線でこれは無理があるわ・・・。
せめて、1クール目にやったら、まだ、無理が少なかったと思うけど。

wのメモリの男の病院に入り浸る冴子。
「ドーパントの肉体は、受けての感性しだいで美しくも、醜くもなる。冴子君、その点、君の体はとても美しい」
タブードーパントの体を触りながら、うっとりと語るWのメモリの男。

ただ、と付け加えて、強引に後ろを向かせるWのメモリの男。今日は完璧ではない、と不満なことがあるのでは、とたずねる。
相変わらず、人の心を見透かすのが上手といって、変身を解除して、
「妹のことよ、いつまでも、好き勝手に生きていて、自分の使命に気づかないでいる」
若菜のことを語りだす。使命ですか? とwのメモリの男が聞くと、自分のために戦うことといい、若菜の治療を頼む冴子。

現時点の印象だと、この男の変態性というか、独特の美的感覚に物足りないものを感じてしまうのは、私だけでしょうかね? 
普通の人が、変態とか、変人の振りして、無理して語っている、そんな印象があるように思えますし。

冴子の言ってることも、若菜が自分の使命を自覚していないというより、自分は、父親に任された仕事を立派に果たさないといけないという義務があるのに、若菜は、自分だけ好き勝手している(ように見える)ということが気に食わないということで、父親に反乱を目論んでいることから、ミュージアムのすべては、自分のものになって当然、それができるだけの力が伴っているということを思っているでしょうしね。
ミュージアムのすべては自分に従って当たり前、妹であり、ミュージアムの暗部を知らないで、のほほんと暮らしてきた妹も、自分の指示に従うのが当たり前ということか、そういう生き方しか知らなくて、そうでもないとやってられないというのじゃないだろうなあ・・・・。

それでも、筋が通っていれば、まだしも、失敗した部下は容赦なく切り捨てるし、霧彦が一回失敗してからの態度が冷たくなったこともあったくせに、少なくとも、フィリップを取り戻すために、アームズドーパントやら、戦闘員を使って、wをおびき寄せるために、手の込んだわなを仕掛けて、結局は失敗した一件もあったわけですし、自分についての失敗は棚上げしているし、しかも、一年前のビギンズナイトの時には、フィリップを連れ出されている。
少なくとも、二度、それも組織にとっては致命的な失敗を犯しているのに(ガイアメモリ製造は、ミュージアムのアドバンテージ)、それに関して、責任を取らされた形跡が無いわけですから、自分の失敗に関しては棚上げしているようなフシがあるし。

自分の置かれている状況下で、それと懸命に戦っているというよりかは、自分の所有物を好き勝手にいじっているだけ、とも取れるような言動が目立つような気も・・・。

若菜の治療を頼む冴子。それを引き受けるwのメモリの男。

ガジェットの開発に取り組むフィリップ。そこに照井がやってきて、検索を頼むが、今は忙しいと断られてしまうのだが、所長命令を振りかざすアキコ。
「何、照井に肩入れしてるんだよ」と憮然としない翔太郎。
照井は頼りになるとあてつけがましく言うアキコ。
そこまではいいのだが、開発中のガジェットを手でのけるようなことをやっているわけで、

信じてもらえなかった一因は絶対にアキコ自身にもあるだろ、と突っ込みを入れたいのは私だけでしょうか?
最近では、影を潜めているけど、好き勝手に暴れまわった挙句、都合が悪くなったら、翔太郎やフィリップに泣きつくくせに、所長というか、所長の娘という立場を振り回して、やりたい放題という序盤の言動はひどかったですからね。事務所の経営に頭を痛めるマネージャー的な役回りが強くなったけど、それも、スタッフのワルノリで、馬鹿な守銭奴みたいな書きかたもされるようになっているし。
いつものように、大げさに騒いでいるだけか、とみなされる、その言動を信じてもらえないだけのいやな意味での実績が伴っていますからね。

検索を行うフィリップ。不可解な連続密室事件の犯人。キーワードは人形、襲われた人間、雑誌編集長・稲田包、Sf小説家・橋本とまり、文芸評論家・唐木田ユキ、コラムニスト・多磨センタ。
共通点は、ある作家を酷評したということ、その人物は、堀の内慶鷹。
それを聞いて、例の小説を取り出し、著者の名前を確認すると、そこに堀の内と一緒に写っていたのは、アキコの前に現れた女の子。

相変わらず、アキコは彼女の願いを勘違いしたまま。

人形ドーパントの正体はその娘かもしれないという照井。

あんな小さな子がガイアメモリを使うなんて、ありえないと主張するアキコ。

いや、以前、中学生にガイアメモリを使っていたことがあるから、売り渡すくらいは平気でするぞ、ミュージアムは。
それに子供だから、ドーパントになって、悪事を働かないとは思えないし、ある意味では、大人以上に、ガイアメモリを使わせて、暴れさせられやすいのじゃないのか、と思えてしまうけど。
たとえば、親に喜んでもらいたいとか、そういう感情に付け込む形で、悪事に利用させるということは可能でしょう。
そういう発想が思い浮かばないというのは、ある意味、幸せだと思うけど、序盤のアキコの言動を見ていると、幸せというより、おめでたいというか、頭の中、お花畑というか・・・・。

父親が自分の娘にメモリを使わせたという可能性に言及する翔太郎。

それを聞いて、リコを助けないと、というアキコ。

翔太郎がアキコに行くぞというか、彼女は、リボルギャリーがおいてあるガレージは高い足場から、翔太郎を突き落として、
「人形遊びには付き合ってられないんでしょ? 私は竜君と調査するから」
というのですが、

いくらなんでも、過剰に反応しすぎなのでは?

と思える部分が目立つような。

これで、照井の手を引っ張って、ガレージを飛び出すくらいなら、まだしも、人をある程度高いところから、突き落とすのはやりすぎだと思いますけどね。
まねして、怪我する人間が出たら、どう弁解する積もりなんだか(汗)

「誠実そうに見えるけど、実際、堀の内が犯人だって、証拠も無いものね」
と悔しそうに言うアキコ。照井は、「自分の娘をモデルに、よくこんな安っぽい、お涙頂戴な話が書けるものだ。娘のこと、愛していないんだろう」と挑発する照井。
しかも、公衆の面前で、彼の作品をけなすと、襲われるという話を強調するような発言を行う照井。
それに対して、あなたに本を贈りますよ、と表面上は紳士的に対応した堀の内。

批判した人間が言ったせりふをわざと口にして(こうかくとまともっぽく見えるから、不思議だ)、堀の内を挑発し、リアクションを誘う照井。
そして、彼らの前に、「人形の声を聞いて」という言葉と共に現れるリコ。
「聞いて、聞いて」しか言わない彼女に、「お父さんに命令されて、ドーパントになったんでしょ?」と決め付けているわけですが、全然、リコの言おうとしていることに耳を貸していないで、自分の推測をかけらも疑っていない(汗)
警察に保護してもらいましょ、とリコの手を引っ張るのですが、照井にはリコの姿が見えていないので、アキコが一人で騒いでいるようにしか見えない(汗)

完璧な存在にするために若菜に診察するというWのメモリの持ち主。ガイアメモリを使いたくないと思っていることを見透かす相手に診察されるという不安な状況に陥る若菜。

姉が入れ込んでいる人間にあってみたら、変態とまではいかなくても、自分には理解できない独特の美意識の持ち主で、しかも、自分の心を見透かしてくる。

これは警戒しますよね、明らかに(汗)
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by kwanp | 2010-03-07 23:27 | 特撮