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カメンライド! 4

ウイングナイトの訓練を受けるドラゴンナイト。

鏡の中から出てきた二人、本物の戦いが思いやられるというキットに、
「訓練すればいい」
と平然と言うレン。

すがすがしいまでのどストレートな脳筋ですな、この人(汗) 
何のために、と聞くキットはそろそろ説明してくれという。
「こんなはずじゃなかったんだが・・・・」

思わせぶりな言葉をそれっぽく小出しにして、逆に相手にそうさせていた人が何を言いますか(汗)

ここまで来ると、わざとこんなはずにするつもりだったのではないか、と疑いたくなってしまいますが。

いや、世の中に、そうさせまいとして、逆にそうさせてしまう、さらにいうなら、自覚なしの人間が確かに存在するからなあ・・・・・。

お前は仮面ライダーになったのだからな、という青年。
「カメンライダー?」 と首をかしげるキットに、仮面ライダーはベンタナの騎士という青年。
ベンタナは鏡の向こうの世界で、カードデッキが盗まれ、地上のキットやインサイザーの手に渡ったと説明する。
盗まれたと聞いて、返さなきゃねというキット。しかし、青年は手放すなという。

いや、だから、そういう事情は最初に話しましょうよ(汗)

事情を全部話さなくても、盗まれたものであるということを強調するなりすれば、よかったのでは?

まあ、こういう話を、よその世界、それも、異世界なんて、存在が認識されていない世界の人間に話して、信じてもらえるわけがないとか思っているから、ロクに話さなかったのかもしれませんが、
いきなり、カードデッキを渡せ、では、うまくいく話もうまくいかないと思うのですが。

すくなくと、キットの側からすれば、父親失踪の手がかりのひとつでしたから、それをいきなり渡せ、なんて、言われたら、たいていは素直に渡さないでしょうからねえ。

ほかの仮面ライダーからみを守るために、という青年。彼とキットを入れて、12人いるという。

何で、自分を狙うんだ、というキットに、自分の仲間だと思われているから、だ、というレン。
「そりゃあいい、あんたのせいで、ボクが悪者扱いか」というキット。

いや、お前もお前で、積極的に巻き込まれていっただろ(汗)

なんで、いまさら被害者面するんだよ。

まあ、ある意味、被害者だといえないこともないが。

そのとき、モンスターが現れ、トレーニングの成果を試そうというレン。練習試合ってところか、と肩をすくめるキット。

鏡の中に向かう青年とキット、モンスターを見つけておいかける。

ドラグセイバーを召還するキット。しかし、モンスターが手ごわく、二人とも、てこずってしまう。
「耳をふさげ」
ナスティベントで、超音波攻撃をして、動きを止めたところに、ドラグレッダーを召還、火の玉攻撃を放ち、次の瞬間にウイングナイトとドラゴンナイトがファイナルベントを同時に叩き込む。

「いいチームワークだった。面白くなってきた」
得意げになるドラゴンナイトに、
「仮面ライダーはアレよりはるかに手ごわいぞ、カードについて、学べ」
と指導するウイングナイト。

グレース堂書店、悲鳴を上げるマヤ。サイトの編集者からメールが来て、真剣にレポートを読んでいなくて、悪かったといい、ミシェル・ウォルシュと組めと指示されたという。
鼻につくと形容するトレイシー。

どうやら、キャリアがあるけど、そのためか、キャリアのない人間を軽く見るというタイプの人間のようで、マヤにコーヒーを入れさせたりしているようで。

鏡の中で怪人の姿だったのが、鏡の中から現れるとコナーズ弁護士(ゼイビアックス)に変わる。
そこにリッチーから電話がかかってきて、泣き言を聞かされるのだが、窓拭きの仕事なら斡旋するというコナーズ。
二人の仮面ライダーをやるとはしらなかったという。つまり、仮面ライダーが手を組むような状況が想像できないということですが、それが、リッチーがそういう可能性を想像できていないのか、あるいは、そういう奴らが現れるとは、想定できないような状況なのか?

仲たがいさせればいいとか、やり方を考えろとか言うコナーズ。
いや、それができたら勘当なんて、させられなかったのじゃないか?

おまけに、バイクを持っていかれてしまう有様。

カードとにらめっこするキット。そこにモンスターが現れた知らせが入り、カードデッキを持って、飛び出すキット。

リッチーもそれに気がついて、「今度こそ、100万ドルだ」と飛び出す。

現場に駆けつける青年。

クモ型モンスターに襲われていた技術者に話を聞くミシェルとマヤ。技術者は、鏡の向こうから、怪物に襲われたときの話を正直に話すのだが、荒唐無稽な話なので、まともに取り合わないミシェル。
近くにいた青年に気をとられるマヤ。

まあ、この作品の中で、これまで、こういう世間一般が胡散臭そうに見るというような視点、言動がかかれていなかったわけですから、モンスターが人を襲っているという誘拐事件の真相をあっさり受け入れるような視点でかかれてばっかりだったので、バランスは取れていると思うのですが。

変身して、鏡の中に入っていくウイングナイト。それにまったく気がつかないミシェル。

技術者はウイングナイトを黒ずくめのコウモリの鎧というのですが、むしろ、紺とか青だろ、というか、あのデザインをコウモリと見抜くのは難しいような。

上の空のマヤを怒鳴るミシェル。

バットマンとロビンが現れたとか、コミック大会に参加したらと茶化すミシェル。
あの態度はどうか、と注意するのだが、とりあわずに、カゼネタ(普通、そう思うわな)と思い込むミシェル。

残って調査をしたいというマヤの申し出を却下するミシェル。

キットが駆けつけたときには、すでにことが済んでいたようで、鏡の中からもどってき青年。
片付けたの一言で済ます彼に、説明してよとくいつくキット(そうなるわな)。
せめて、名前とか、というキットにレンと名乗り、仮面ライダーウイングナイトと名乗る。
そうこなくっちゃ、と喜ぶ彼だが、リッチーの姿を見つけたレンに、強引に物陰に引っ張られてしまう。

リッチーのことをインサイザーだというレン。カニの男だと驚きながら、どうして、わかる? と首をかしげるキット。俺にはわかるというレン。

ライダーを探すリッチーの前に現れるキット。
やるか、というリッチーの背後から現れたレンを見て、「おいおい、またお友達かよ」と茶化し、一人じゃ怖くて戦えないか、とリッチー。
戦えるさ、というキットに、引っ込んでろといい、自分と一騎打ちだというレン。

カードデッキを窓にかざして、一瞬、お互いを見てから、変身するレンとリッチー。

鏡の向こうに飛び込み、戦いを開始し、激しく、刃をぶつけるのだが、インサイザーに取り押さえられてしまうウイングナイト。
100万ドルをいただくぞ、と得意げなリッチーだが、ナスティベントの超音波攻撃にひるんだところで距離をとることに成功し、間合いを取る。
ウイングランサーを召還し、反撃に出て、インサイザーを吹っ飛ばす。シザースピンチを召還し、ウイングナイトのクビを抑えるインンサイザー。
「お前のおかげで、金持ちになれるぜ」
と勝ち誇るインサイザーだが、ウイングナイトにベルト部分を攻撃されてしまい、ファイナルベントでとどめを誘うとするウイングナイト、そうはさせじとファイナルベントで応酬するインサイザー。
二つのファイナルベントがぶつかりあい、痛みワケかと思いきや、ボルキャンサーが消滅し、同時にインサイザーまで消えてしまう。
何が起こったかわからずに、パニック状態になって、消えてしまうリッチー。

あれは一体と驚くキットに、ベントされたというレン、二つの世界のハザマ、アドベント空間に、と説明する。仮面ライダーが破れるとそうなるという。
いつ戻れるんだ、というキットに、戻れない、だから、戦いには負けられないといい、去っていくレン。あわてて、呼び止めようとするキット。そして、そんな彼らを見守る赤いバイクの人物が・・・。

だから、そういうことは最初に言っとけよ・・・・。

屋根の上で、インサイザーのデッキ(オリジナルどおりに破壊したと思ったら、掏り取っていたのか(汗))を見つめて、意味深な顔をするレン。

一方、成り行きで、ドラゴンナイトになったものの、それが意味することにはじめて気がついて、その重さに押しつぶされそうになるキット。
カードデッキを引き出しの中に入れるのだが、モンスターが現れた知らせが耳に入り、最後だからな、とカードデッキを片手に鏡の向こうに向かうキット。それを見守る赤いバイクの人物。

最初は勢いで行動していて、自分の選択が何を意味するのか、ということに全然、気がつかなかったわけだが、それに気がつかされて、初めて、自分が何を選択したのか、ということに気がつかされ、そのことの重さを思い知らされてしまうというわけだが、大事な選択は、そういう無我夢中の時にすでに終わっていて、気がついたときには後戻りは不可というような状況になっているのは、さして、珍しくはないわけですからね。

そのことに気がついて、どういう選択をするか、ということで、その人物の真価が問われるわけですし、今のところ、父親の失踪にモンスターが関わっているということや、ドラゴンナイトになって、夢中で戦ってきたくらいで、仮面ライダー同士で戦って、負けると、ベントされるということをいきなり突きつけられたわけですからねえ。
行方不明の父親があれこれと思わせぶりなことを言ってたりと、言ってみれば、状況と、周りの人間に流されて、仮面ライダーになったということですからね。

自発的に仮面ライダーになった奴の数のほうが少ないけど。

すっかり、影を潜めているけど、コソドロということで疑われて、白い目で見られているわけですが、そう見られた理由というのも、そういう流されている部分と無関係じゃないとかいうのでしょうか?

個人的には、ガツガツと自己主張したがる奴も、ロクな人間はいないという印象が強いのですが。


オリジナルの龍騎では、モンスターに人が襲われていることが、真司の戦う動機になったわけですし、コソドロと疑われていることや、誘拐事件の真犯人はモンスター、そのあたりでキットの戦う理由というのを引っ張り出すだけの材料は、出揃っているわけですし、今回の話では、急にキットが人並みの反応をしたり、戦いに怖気ズいたりするわけで、とってつけた感が強く感じてしまう話で、オリジナルを意識していて、それで、どこまで、こっちの自由にしていいのか、推し量っているというところなのかなという印象を受けますね。
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by kwanp | 2010-04-28 23:10 | 特撮

ハードボウンドは眠らない32

Wに変身できない翔太郎とフィリップ。それを見て、愉快そうに笑うwのメモリの男。

笑わせてくれたお礼に派手に消してあげましょうと二人を消しにかかろうとするが、そこに駆けつけたアクセル(&アクセルガンナーと合体)によって、防がれるのだが、彼の攻撃によって、吹っ飛ばされる。

復讐鬼くんの登場ですか、と嘯くwのメモリの男に切りかかるアクセルだが、かけらもかすらない。
君達一人一人では、かなわないというwのメモリの男。

もう一度wにという翔太郎だが、
「もう、君にはムリだ」というフィリップ。
シュラウドに言われたことと、実際に不具合が起きていることで、あっさりと彼女の言葉を信じているような。

サイクロンのメモリをアクセルになげて、それをエンジンブレードにセットし、wのメモリの男を吹っ飛ばすアクセル。

サイクロンのメモリをセットしたことで、wのメモリの男を圧倒し、彼の手からクマを吹っ飛ばすことに成功する。
「なんということを」
と退却するwのメモリの男。

変身を解除して、助かったと礼をいい、このメモリはすごいと感嘆の声を上げる照井。
照井なら耐えられるのか、とシュラウドの言葉(真のパートナーは翔太郎ではない)を思い出し、照井を見るフィリップ。

考えなしに受け入れてどうする(汗) っていうか、少しは疑え(汗) そりゃまあ、ドーパントを倒さないといけないのだから、そういうことを選択するのもアリといえばアリなのだろうけど、

少しは葛藤しろよ、と突っ込みを入れるべきなのか、それとも、壊れた人格には、そういうものを求めるほうが間違っていると思うべきなのか?

推理小説などで、合理的ではあるが、大多数の人間が道義上の理由から選択しない選択をいともたやすく、突き止めて、その可能性を考慮することをしない頭脳明晰な探偵役の姿としては、ありなのだろうけど、彼らは真実を追求するためには、いかなる選択肢も選ぶことをためらわないが、ふぃりっぷにそこまでのものがあるかといわれれば、いささか、怪しいように思えますし。

その場を立ち去る照井、wになれないとショックを受け、へたり込む翔太郎。

怪我をした尾籐をかかえる照井、別荘の前でへたり込んでいる翔太郎にいくよ、と声をかけるアキコだが、反応がない。
「ほうっておけ、けが人が第一だ」
「とにかく、僕達だけでも下山しよう」
翔太郎には目もくれない照井とフィリップ。照井はともかく、フィリップも少しは、考え込めよ、というか、こういうときだけ、合理的に行動するなよ(汗)

いつのまにか、雨が降り出す。

wのメモリの男から、回収が失敗したという連絡を受ける冴子。クマはどうしたというマル。
谷底に落ちたという冴子に、やっちまうぞ、とメモリを取り出すマル。
「調子に乗らないで」と言い返す冴子。

決裂だ、というマル。「こっちのセリフよ、消えて」と吐き捨てるようにいう冴子。

別荘の窓から土砂降りを見ながら、尾籐の言葉(うすっぺらい男の人生は痛い・・・)を思い出す翔太郎。今度はフィリップかよ、とぼやく。

事務所に一人たたずむフィリップ。照井の名をつぶやく。

「wがまともに勤まらないオレには探偵しかない」
クマを探そうとバットショットを起動させる翔太郎。

いやいやいや、あんた探偵も務まらないだろうに。まあ、翔太郎やアキコが探偵の資質にかけるのは、話の都合上の問題だと思うけど。

ガジェットを使いながら、クマを探していたが、足を滑らせて、川に転がってしまう翔太郎。

雨の中、なりふりか舞わずに、依頼人の依頼を果たそうとする場面なのかもしれませんが、雨の中、ボク的の物を探すというのも、よくあるシチュエーションなわけで、状況によっているようにしか思えません。

Wに変身できなくて、相棒まで失ってしまったというのに、たまにはピンチを演出してみるか、とそれっぽいシチュエーションで、翔太郎がずぶぬれにして、体裁を取り繕っているだけというようにしか、見えないのですが。

ガジェットを使うのも、依頼を果たすのと、敵に奪われるわけにはいかないということで、大目に見るとしても、土砂降りの雨に打たれるというシチュエーションはわかるけど、4話もかけているとはいえ、wの変身に異変が起きる、変身不能とかいう状況で、変身できないからといって、探偵業に逃げているだけにしか見えませんし。

こういうピンチの中で、これまで培ってきた絆とか成長とかが進化を発揮するものだと思うのだけど、そういうものを見せないで、探偵業に逃避する翔太郎、照井に乗り換えようとするフィリップ。

おもいっきり、シュラウドの思惑通りに動いているじゃねえか。

しかもどういうわけか、Wのメモリの男や、マルもクマを探しにこないわけですし。それであっさりとクマを手に入れているのが、ガジェットでアッサリと見つかったこともあいまって、納得できない内容になってしまったということなのでしょうか?



バットショットから見つけたという知らせを受けて、フロッグポッドやスタッグフォンがたむろっている場所からくまを回収するものの、クマの中に隠されていた秘密を見つけてしまい・・・。

病室のエッドで休んでいる尾籐に、おやっさんが残したものをなくしてしまって、と謝るアキコ。
アキコのせいじゃないという尾籐は、おやっさんの残した仕事は自分の出番だ、という翔太郎に、旦那のようにはうまく行かないか、と苦笑する。

病院を出たフィリップたちの前に現れる翔太郎。
大丈夫、と心配して、駆け寄るアキコはずぶぬれ翔太郎の手にあるクマに気付く。
ただの木彫りのクマだったみたいだ、とはぐらかし、尾籐に写真とクマを渡してくれという翔太郎。
アキコに写真を預け、黙ったままで、翔太郎からクマを受け取るフィリップ。

そして、じゃあな、と傘も差さずにどこかへいく翔太郎。

翔太郎が去った後で、「照井竜、ボクと組む気はあるかい?」と尋ねるフィリップ。今の翔太郎の力は弱すぎるとあっさりと切り捨て、サイクロンの力に耐えた照井に乗り換えようとするのだが、俺は一人で奴らを追うという照井。

相棒を乗り換えようとするフィリップの態度を認められないという感じのセリフですが、散々、フィリップの検索能力アテにしているような態度を見せていて、相手の都合であからさまに相棒を乗り換えようとする態度を見せられて、逆に萎えたというところでしょうか?

翔太郎も都合のいいときだけ、フィリップを利用して、都合が悪くなると厄介者扱いしていたけど、フィリップもどうレベルでしかなかったわけね。

「ちょっとフィリップ君、今のひどすぎるよ! 翔太郎君の気持ちも考えなよ」
フィリップの態度に怒るアキコ。

「アキちゃん、彼の力では、wが維持できないのは事実だ。君も、あの弱弱しい翔太郎の力を見たろ?」

同意を求めるフィリップだが、

wドライバーの不調の原因も、シュラウドの言葉が本当かどうかも調べないで、あっさり、パートナーを乗り換えるなよ(汗)

それとも、フィリップにも手が出せないブラックボックスなのか、wドライバーは?

「弱い弱いていうけど、それは翔太郎君が心の優しい奴だからでしょう。でもそれって、あいつのいいところじゃん」

翔太郎の良さを訴えるアキコ。

「翔太郎君はハーフボイルドだからこそ、何かやる男なのよ」
と強調する。

いや、その心優しい奴をあごでこき使っていたあなたが言えた義理じゃないでしょう。まあ、消去法的にアキコしか、こういう場面で喝を入れられる人物がいなかったとはいえ、誰かの言うことを鵜呑みにするフィリップが自分でこの状況を考えて、どうにかすることをせずに、誰かに言われたから、それに従いましたという風にしか見えないですよね。

「そうだ、翔太郎がああいう顔をするとき、そうだ、甘い考えで無茶をするとき」と気がつき、くまの中から、紙切れを見つける二人。

ベルのところに行って、ガイアメモリについて聞かせてくださいという翔太郎。
マルの居場所はわからないというベルにゾーンのガイアメモリを取り出して、スイッチを押す翔太郎。
メモリは彼女のものだったのだ。

10年前の事件、べルも共犯者で、ベルのメモリの隠し場所があのクマだったというのだ。
マルはビストのメモリを、ベルはゾーンを使い、現金輸送車を遅い、情に訴え、尾籐に罪を着せたと推理を披露する翔太郎。それでどうしたいというベル。
翔太郎の「尾籐さんはあんたを守ったつもりでいる。そんな尾籐さんに謝ってくれ」という言葉に、はあ? と首をかしげるベル。
あの人の失った歳月は、という翔太郎。

歳月もそうだけど、ベルを守ろうとする尾籐の心をもてあそんで、自分の欲望を満たそうとする二人が許せない、放ってはおけないということなのだろうなあ。
黙っていることで、尾籐の心は守ることができるかもしれないが、彼の純情を食い物にする悪人二人を野放しにし、さらにそれによる犠牲者もこれからも出てしまう。

尾籐が利用されるだけなら、あるいは、あえて、口をつぐんでいたかもしれないが、それ以外の人間も食い物にされるのであれば、それはさすがに見過ごしてはいけないことですからねえ。

Wに変身できなくなって、一人、別荘に残るシーンが安っぽくなかったら、あるいは、もうちょっと、このシーンで見せた翔太郎の心意気はよかったと思いますし、Wに変身できなくなって、それでも、自分の生き様を見せるという意味では、このシーンは悪くはないと思います。

ビギンズナイトという選択肢を選んで時点で、wという作品は、エピソードや描写の積み重ねでキャラや物語を成長させるということはできなくなってしまいましたからねえ。
そういうハンディを背負っているという意味では、検討しているほうだとは思います。

「こういうのを、カモがねぎをしょってくるというのね」


アンタの悔い改めた姿を見せてやってほしい、という翔太郎。

笑いながら、碁石を投げて、メモリを奪い返し、ドーパントに変身するベル。

ゾーンのメモリで空間を操り(この力で輸送車を回収するつもりだった)、翔太郎を海へ突き落とす。

このあたりは、自らが変身できなくても、ドーパントに挑むという危害を見せる場面だとは思いますが、相手のガイアメモリが手中にあるし、か弱そうな女性だから、大丈夫だろう、そういう打算も垣間見えているので、素直に評価する気にはなれないのですよね。

地下の部屋に若菜を呼び出して、一緒に見たい光景(記念すべき、その一瞬、ミュージアムの未来という)があるという園崎父。ますますわからないという若菜。

地球が来人を呼んでいるという園崎父。

犯人は現場に帰ると、現場に見張りをつけていて、マルが来たタイミングを取り押さえる照井。

メモリを渡せという彼の言葉に耳を貸すわけもなく、「親分にしかられるから」と現れたベルと共に変身するマル。

アクセルに変身する照井だが、ビーストのパワーと、ゾーンの空間操作能力に翻弄されてしまう。

ハードボイルダーで翔太郎のところへ向かうフィリップとアキコ。

川に落とされた翔太郎を助ける
アキコとフィリップ。

「また 真犯人に甘さを見せて、殺されかかったね」というフィリップに、お見通しか、と自分の薄っぺらさを痛感させられる翔太郎。フィリップは、それでいいといい、
「完璧な人間などいない。互いに差さえあって、生きていくのが」「人生というゲーム。おやっさんの言葉」とおやっさんのことばを思い出す翔太郎。

くまに残された紙には、「誰も完全じゃない」というおやっさんの言葉が描かれていた。

「罪を暴きつつ、心をいたわる。それが鳴海壮吉のやろうとしていた厳しさとやさしさだった。君は彼と同じ事をした」
というフィリップ。でも、自分は無力だ、という翔太郎に、
「でも、ボクは大事なことを忘れていた。鳴海壮吉の意志を受け継いだwは戦闘マシンであってはいけない。強いだけのwに価値はない、君のやさしさが必要だ、翔太郎!」
翔太郎に手を差し伸べるフィリップ。その手を握る翔太郎。それが弱さだとしても、受け入れるというフィリップ。

アキコに言われたから、態度を変えました程度にしか思えないのが・・・。いや、カイと同タイプの壊れた人間だということを考えるなら、これでも、だいぶマシになったと思うべきか。

ありがとう、相棒といい、フィリップに肩を借りて、起き上がり、アキコからヘルメットを受け取る翔太郎。
フィリップの運転するハードボイルダーで現場へ向かう二人。

ビーストドーパントに翻弄されるアクセル。

変身解除して、万事休すというところに駆けつけ、Wドライバーをセットして、変身する二人。

wの体にスパークが走るが、それをものともしないで、「さあ、お前達の罪を数えろ」というw。

力の暴走にバランスが取れずに、うまく戦えないw。

「何をしているの、来人、そいつでは何もできない」と理解に苦しむような顔のシュラウド。

「やはり、力を抑えるのは難しい」
フィリップが力のアンバランスさに頭を抱えるが、
「遠慮することはねえ、フィリップ、お前は全開で行け!! 俺がついていくから」
気にするな、と戦いを再開する翔太郎。
「こんなバチバチだって、なんてことはねえ、耐え切れるぞ! おまえがあいぼうだと思ってくれているうちは、俺は二度と降りねえぞ」
とフィリップと共に戦うこととやめようとしないで、ビーストドーパントを攻撃するw。

そこに現れるエクストリームメモリ。サイクロンとジョーカーのメモリをイジェクトし、wドライバーに収まるエクストリームメモリ。

フィリップが回収されたときの空間(ただし、今回は真っ白)の中にいる翔太郎とフィリップ。
「なんだ、この巻き起こる力は、まるで、地球そのものと一体化したような」
と驚きを禁じえないフィリップ。

シュラウドの思惑を超えて、行動したということは、シュラウド自身にもエクストリームメモリはブラックボックス的な要素が強かったということか?

まあ、Wドライバーは電王ベルトと仕組みもよく似ているみたいだし、シュラウドは自分の欲望のためであろうと、家族を取り戻そうとしていたのであろうとも、フィリップを自分に都合よく、動く人形程度にしか思っていなかった節があるわけだし、そういう人間には星の記憶は手を貸さないということなのだろうか?

まあ、再三、ファンタジー系のアースや気力などの力をイマジネーションによる力と称していたわけだが、フィリプの強力な力に追いついてやるという翔太郎の決意は、まさに、フィリプに追いつこうとしている、星の記憶とアクセスすることができる、常人離れした能力を持つフィリップに、凡人が、追いつき、肩を並べて戦うという強い意志や、その光景を想像して、それを実現しようとする強い想像力を発揮した場面だったわけですから、フィリップはもとより、翔太郎の強い意志とイマジネーションの力を星が力を貸すに足る存在だと認めたということか?

なにせ、一度はアースを捨てたヒュウガにさえ、アースが使えたという例やセンキによって、全滅させられたパワーアニマルが脈絡もなく復活した例もある。アースを捨てたといっても、それは星を守るために、あえて、そういう選択をすることで、得た力で星を守るためだったという事情があるわけで、星を守る意思を捨てないものを星は決して、みすてないで、見守っているということなのだろうか?

まあ、翔太郎はそんなつもりはないのだが、翔太郎の今回の決意、星の記憶を持つフィリップを守り、共に戦おうとする姿は、意味を突き詰めていけば、星を守り、そのために戦うことだって、おそれない、それにふさわしい人間になる努力も辞さない、そういう決意をしたことにも鳴るわけですからね。

何があろうとも、星を守る意志を持ち、戦おうとする。

エクストリームメモリが反応したのは、そういう部分なのではないだろうか?

「それだけじゃねえ、俺達の心と体も・・・・」

「「ひとつになる」」

自らの体の境界線を押し開き、新たな姿になるW。それに驚くアキコ。驚く照井。

その変身の光に驚きながらもキレイという若菜。これが見せたかったものなの、という問いに、微妙な顔をしてから、笑い出し、このときを待っていたという園崎父。

シュラウドはあの二人が地球を手にしたと、今、Wは地球という無限のデータベースと直結しているという。

w、敵のすべてを閲覧したといい、wの体内から現れたプリズムピッカーと、プリズムのメモリを取り出し、プリズムピッカーにセットされていた剣にセットする。

ゾーンの力で攻撃しようとするビーストだが、まったく、歯が立たずに、プリズムのマキシマムドライブで吹っ飛ばされ、傷が回復しない。
それを見て、逆上して、攻撃するゾーンだが、wには通用しない。

サイクロン、ヒート、ルナ、ジョーカーメモリをプリズムピッカーにセットして放たれた七色の光にメモリブレイクされるベル。そして、四本のマキシマムドライブを発動させたまま、剣を抜き、ビーストを倒すw。

その姿に喜ぶアキコ。安心する照井。

「新しいwになった、オレ、お前についていけたんだな」と興奮する翔太郎に、
「ああっ、翔太郎。君とボクは完全に一体化した姿だ。サイクロンジョーカー、エクストリーム」

変身は解除され、とこかへ飛び去っていくメモリ。

ベルとマルを逮捕する照井。

「まさか、エクストリームにまで、到達するなんて、どこまで、私の計算を超えるの、左翔太郎」と悔しがるシュラウド。

ベルの犯罪が発覚し、事件は幕を閉じた、それは尾籐につらい結末で、なんといえばいいのか、という翔太郎に、しけたツラするなという尾籐。
女子高生コンビと組んで、リンゴアメの屋台をやっている始末(汗) 一山当てる、CDの次はリンゴアメヲプロデュースという彼女らに、恐ろしい女子高生だ、と驚くフィリップ。

フィリップのアメを食べる片割れ。CD売っちゃだめとか言いながら、騒ぐアキコ。

それを見ていた尾籐は、翔太郎に事務所をつぶすな、と認める発言をし、それに応える翔太郎。
おやっさんの肩身を大事にするという尾籐。

「オレとフィリップは新しい力を得た、これからもオレは必死で走るしかなさそうだ。追いつかなきゃいけない人がたくさんいるからなあ」

屋台の喧騒に加わり、フィリップとじゃれあいながら、独白する翔太郎。

夢に入るエピソードの次には、もうパワーアップのエピソードだけど、コンビに亀裂が入って、その危機を乗り越えることで、成長する二人というシチュエーションを、それっぽく描いていただけ、という印象を受ける話ですし、フィリプに揺さぶりをかけて、二人の変身にエラーが生じて、さらにはwに変身できなくなる。
せめて、もうひとつエピソードを挟んで、シュラウドにいう進化で、翔太郎とのコンビに亀裂が入ってしまうという展開でもやって、変身不能なエピソードをやってから、今回のエピソードを描いてほしかった、そう思えてしまいますが・・・・。
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by kwanp | 2010-04-25 21:38 | 特撮

お前が言うかっ!?

練習試合に出てみたいという半座に10年早い、昨日今日かじった白帯のクセにという穂波。

さっきのだよという半座。やられたからやり返すって、そのあたり、全然、ケンカ屋から進歩していないし、進歩しようとも考えていないのかねえ。
こういうケンカ三昧の生活の日々から脱却しようとするパターンって、ケンカ屋としての自分と変わろうとする自分との間の板ばさみで悩んだり、苦しんだりするはずだし、血の気の多い高校生だとなおさらだと思うのですが、そのあたり、思いっきり無視していますよね。

喧嘩屋と違うというなら、それこそ、目の前に強い奴がいるというのに、その周辺でうろちょろしている小物の挑発にのらないとか、のりかけたけど、己を抑えるとか、変わろうとしている意気込みを見せる部分の見せ所だと思うのですけど、

そういう内面を描写するところを、思いっきり避けていますよね。

描いたら描いたで、登場人物、主に主役とヒロインが自己正当化しかしない、自分は不幸だみたいなことを、やたらめったら強調しまくるだけだし。

そもそも、強い奴とやりあいたいとかいってるんだから、目の前の小物にちょっかい出されたぐらいで、額に青筋たてて、やられたらやり返してやるみたいな態度、露骨に見せている時点で、同類ジャン。

しかも、その小物も目に書いたような熱血バカ(熱血バカは熱血バカなりに味のあるキャラはもちろんいますが、いかにもテンプレな熱血バカを描きましたというようにしか見えないし)ですからねえ。
こういう腰ぎんちゃくキャラでも、味のあるキャラって、いるとは思うのですが。

しかも、青柳は、それを聞いて、面白そうだとかいって、メンバーに加える始末。

いや、あんたらが止めるなり、諭すなりしないといけない立場だろ、空手はケンカの道具じゃないとかいう風に。
トラブルとかを面白がれば、大物みたいに描けるとか思っていないか? 確かに、この手のトラブルを面白がるキャラを弟子の吉谷やしょさんとかも出していたけど、あっちは事態を面白がるために全力を尽くしていたから、まだ、面白かったのだと思うけど、青柳は、全然、体を張らなくて、高みの見物ばかりだから、面白くないからなあ。

青柳の場合は、自分が面白ければ、それでいいだけで、その面白さを皆と共有しようとか、その面白さに皆を巻き込んで、さらに面白くしようとさせるだけの手間隙を全然かけていない。

面白い奴は、自分を面白くさせて、当然というある種、傲慢な考え方の持ち主が多いのですが、これって、楽しくなるだけの努力をまったくしていないケースがほとんどで、そのためにどうすればいいのか、と考えることも、まったくといっていいほど、行わない人がほとんどです。

自主性に任せるとか言ってるけど、穂波のやってたこと、下級生へのイビり、暴力行為の数々を見ていても、何も言わないで適当に指示だけ出して、放置していただけ。
自主性を重んじるとか言うようなことを口にするタイプにはよくある話ですが、単なる無責任と、それを履き違えていますからね。穂波の半座に対する態度だって、一歩間違えていたら、不祥事になっていたわけですから。
大物気取りの勘違いした奴でしかなく、しかもぱっと見には、そいつが面白そうに見える(あくまで、見えるだけでしかなくて、すぐにめっきははがれます)のが多いから、厄介ですし。こういう人間が幅を利かせている場所は、サークルであろうと、職場であろうと、個人的な実力はともかく、集団としては活力を持っていません。自分が楽しめればそれでいいわけだから、そのために、その集団にもっと、活力をもたらすにはどうすればいいのか、ということは考えないし、考えたとしても、的外れな場合がほとんどです(自分の目線でしか考えないし)。

しかも、峰岸も先鋒って、試合相手の学校の人間侮辱するわ、暴力振るうわ、スポーツマンガでは、ケンカをするシーンとかあったりそういうことをやってもお咎めなしという作品もあるそうですが、空手云々に関して、道とか礼とかいう風に、力だけでは強さとはいえないみたいなことを言ってる人間が描く作品でこれですか?

ほかのスポーツでは、ここまでじゃなくても、対戦相手を侮辱して、試合からおろされたとかいう話を聞いたことがあるのだけど、空手経験者がそういうことをスルーして、話を書くって、偏見広めるようなものじゃないですか?空手で強かったら、ナにやってもいいみたいなことを。

強豪校みたいなふれこみですが、

佐渡川氏のいう礼って、道場の上だけで、それ以外では何をやってもいいという感覚でしかないのでしょうか?


精神レベルでは御門と大差がないように思えるのですが。


空手の道をといているけど、やっていることは、経験者が寄ってたかって、ルールに基づいていないところで、初心者に暴力振るっているところしか見たことがないような。

空手道の道を説いているけど、今やギャグにすらなっていない、某球団の紳士たれという言葉並に、説得力がないからなあ・・・・。
青柳に何を考えているんですか、と怒鳴る穂波だが、人のこといえるのか?というか、彼女が好き勝手できるのも、明らかに青柳が部長だからだろうし。
青柳のモラルには期待していないけど、番場までもが、案外やるかも、とかいうようなことを言う始末。

結局、皆そろって、同類かよ。

悪い意味で、面白がるこの性格で、半座のことを変に期待して、目をかけていることが半座に勘違いさせて、調子付かせている一因ですから。
突き詰めていくと、峰岸とのごたごたの一因って、青柳も、先輩としての責任というような話だけじゃなくて、責任が存在していると思うのですよね。
だから、おどけるようなことをいって、責任回避しているのだろうかねえ?

ケンカをまんま試合に持ち込むなんて、とかいう穂波も、半座が不良ということで、指導と称して、暴力振るっていましたからねえ。

こういうタイプは、自分のやったことに対する反省なんて、全然やりません。自分のやったことがどう問題なのか、ということに対して、自覚がないばかりか、善意でやったことだから、いいだろうと、相手にそれがどう受け止められているか、ということに対して、全然、考えないで一方的な自己満足の押し付けることしかしないですから。

それがなければ、まだ、思い込みが激しくても、礼の部分はある程度、抑えているなと思えるのですし、こういうキャラはそういう部分がしっかりしていないと、ただの不愉快なわがままキャラでしかないのですよね。
この手のキャラを描くために必要なことが根底から欠如しているみたいだし。

それどころじゃなくなるとか、いう青柳。

初試合とか言うことで緊張する半座ですが、こういう部分で、ケンカ屋との違いを描いているつもりなのでしょうか?
やってる言動が喧嘩屋とまったく変わっていないのに、こういう試合に臨む部分だけ、変に緊張しているシーンをつけて、とってつけたように初々しさを表現しているのでしょうか?

トイレに行って、

「なんだこれ? ケンカの時・・・、こんなのなかった、はじめてだぞ。急に自分が何もできねー気がしてきて、何もできないまま、終わる自分しか想像できなくて、試合が怖えっ・・・!」

とか言ってるわけですが、そりゃまあ、あれだけ、空手経験者に袋叩きにされれば、空手経験者との試合になって、試合が怖いとか思っても不思議ないような。

正式な試合ではなかったにせよ、番場との一戦も三十分かかってやっと、一撃返せていたわけですし、青柳との一本では、一本入れたら、袋叩きにされているわけですし、穂波との一戦では、穂波が本音を言ったことで精神的ダメージを受けて、懇親の中段逆突きを交わされている。

穂波と峰岸、相手を精神面で動揺させたり、隙を突いて、相手を攻撃するやり方、まんま一緒ですからね。こういう描き方をされるキャラほど、実力は高くなさそうな印象を受けるような。

強い奴と戦いたいというようなこといってて、あげく、目の前の三下あいてに感情的に流された挙句に、これって、ものの見事にヘタレでしかないけど。

そこへ、大部分の原因を作った人間がやってきて、

半座をたわけといって、なぐり(だから、アンタが原因のひとつだっての)、

「峰岸にまけたら、お前の空手は終わりなのか、違うだろ、お前の理想はもっと高いはずだ。なのに、そんな目の前の勝ち負けでおたおたしてさぁ。空手道は字のごとく、人生に一本通った道なんだ、それを一本一本、踏みしめていく。お前なりの歩幅で。今日も、その一歩なんだ、ありのままで戦えばいい。そして、それを明日へつないでいけばいい」

とかいって半座を力づけるのですが、

なんで、番場の時は、そういうセリフを言わないのかなあ。あのときだって、喧嘩屋に負けて、自分の空手道は潰えたとかいって、空手部を不本意ながらやめようとしたわけですし、一応、同じ部活で空手をやっていた仲間でしょう、いっしょになって、下級生をいびっていたわけですし。

しかも不良はすきじゃないのはともかくとして、その不良を気に食わないからといって、指導のナの下に暴力行為を行ったり、事情を確かめないで、不意打ちを食らわせたり、クソ女と言われたからって、助けに入った人間をけり倒して、あげく袋だたきにするようなことをしているのも、一歩一歩、踏みしめた道で、あなたの人生をあらわす道なのですよね?

一歩間違えてたら、半座の空手道をあなた自身がつぶしていたかもしれないわけで、そのあたりの自覚は全然なくて、こういうことを言ってるのでしょうね。

こういう手合いに、自分のやってることに対する自覚がないというのはわかっていても、それでも、突っ込みをいれずにはいられない。

書いている側としては、いいこと言わせているつもりなのかもしれないけど、全然、うなずけない言葉ですね。しかも、これだって、峰岸に不愉快な言動をする役回りを押し付けての話で、二人とも、その言動に大差はないし、補正でよく見せているという仕掛けが見え見えなので、盛り上がる気にはなれないというのが正直なところ。

以前、無敵看板娘で、大田が
「オレがなりたいのは、ヒーローオタクじゃなくて、ヒーローだからな」というようなことを言っていて、特撮番組を見ているうちに、知識重視に傾いて、本末転倒に陥りやすいファンの危うさを表現したいい言葉だとは思ってはいたのですが、穂波やほかの空手をやってるキャラの言動を見ていると、この言葉で言うヒーローオタクしか、この作品にはいないのではないか、と思えてしまうのだが。

どうも、空手家>>>>不良みたいな強さのランクで描いているみたいですが、
それだったら、なおのこと、半座が空手経験者に痛めつけられる光景ばっかりが目に付くこの話て、空手の礼やら、道とかいっても、弱いものいじめの自己正当化以外の何者でもないような。

わがまま通して、ビビっていれば、世話ないとかいって、どうせなら勝って来ると己を取り戻す半座。

「何を言ってきたんだ?」という青柳に、別にという穂波。

でまあ、試合が始まるわけですが、瞬く間に、半座の間合いに飛び込む峰岸。

青柳が言うには、スライド式の上段まわしで、軸足はケリの回転を支えるためにあるもんだが、それを体重移動と同時にこなしているのだそうで。

とんだ曲者だ、と評価する。
けり技で、次々と攻撃してくる峰岸。半座に下がるな、何か出せ、と呼びかける野田。
その試合を固唾を呑んで見守る穂波。

けり技に自信がある峰岸を青柳と同じという半座。信じているものなら、自分にもあると中段逆突きを峰岸の腹に撃つ。

しかし、不意打ちとはいえ、半座は峰岸の手の内をある程度見ているわけですが、空手の経験が永くて、半座よりかは鍛えているから、半座でも、そう簡単に動きが終えないようなことになっているのでしょうか? 嫌がらせで穂波が教えた中段逆突きが半座の武器って言うのはわかるが、子とアルごとにそれを使われたら、ある意味、穂波に対する嫌がらせでしかないけど、穂波の場合、それで自分を恥じるような神経があるとは思えないから、「私が教えた」とかいって、得意げになっているところでしょうかね?
しかし、ケンカはぶっつけ本番、チャンスは一回みたいなケースの連続で、しかも、半座は学習能力が高いのに、一方的に峰岸の攻撃にやられているというのも、妙な話ですよね。
それで、一気に有利に戦えるというほどではないにしろ、けり技を使うタイプで強い青柳とやったことがあるわけですし、目で動きは追えるとか、過去のケンカの経験から、峰岸のようなタイプにはどう対処すればいいのか、とか、本能的に対処できそうな設定だと思うのですが、この作品内では、空手家>>>不良だとしても。
おまけに穂波に励まされて、精神的には追い風っぽくなっているわけですが、穂波の励ましいらなくねえ?という気が。
青柳と比べて、スピードはどうだとか、その違いはどうだとか、体で覚えていることを(あそこまで、袋叩きにされて、半座の学習能力で、何も覚えていないとかいうことはないなんて、ありえないでしょう)思い出して、活用するのが武器だと思います。
もっとも、作中では正式な試合形式で戦ったことがないわけですから、限られた試合時間の中で、自分の武器を使うということに不慣れということはあるのですが、けり技を使ってしかも、相手の主将が警戒しているセンパイと手合わせしているわけですから、峰岸と戦ってみて、「口ほどにもねえ」というような肩透かし感を感じても不思議ではない。もっとも、これって、一歩間違えれば、増長フラグまっしぐらだから、そのあたりのことを踏まえての穂波の励ましなのかもしれません。
同じことをしておきながら、片方はヒロインっぽく見せようと手を尽くしていて、もう片方は、不愉快な対戦相手。
補正でキャラの見方を極端にするのも手法の一つとはいえ、つい、この間まで、ヒロインがやっていたことを、ほかのキャラにやらせて、泥かぶせて、ヒロインらしく見せようとしているやり方が露骨過ぎて、穂波の発言に同意しきれないですね。

穂波が半座を見直すまでの展開がなければ、あるいはコミカルに描いていれば、まだ印象も違っていたのでしょうけど。
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by kwanp | 2010-04-22 22:30 | コミックス

カメンライド! 4

ボルキャンサーとグルだった、三人目のライダー・インサイザー(シザース)。
「まてよ、聞きたいことがあるんだってば!」
インサイザーと戦いがらも、呼びかけを続けるドラゴンナイト、
「黙って戦え」
聞く耳を持たない三人目。
階段をそのまま走るなどして、急行して、現場へ向かう青年のバイク。
現場に到着した彼は、颯爽とバイクから降りて、ドラゴンナイトと三人目を確認すると、デッキを取り出し、変身しようとするが、様子を見ることにして、変身するのをやめる。

「まてよ、いいかげんにしろよ」
と怒鳴るドラゴンナイト。しかし、耳を貸さずにストライクベントでシザースピンチを召還し、攻撃してくる。
それを見届けたかのように、その場を去る青年。

吹っ飛ばされたドラゴンナイトは、何とか鏡の向こうから脱出する。物陰から、それを見届けた後、バイクで走り去る青年。

さらに青年がいなくなった後、鏡の向こうから現れて、変身解除するインサイザー。

鏡から出てきた人間とモンスターの情報を求めるマヤ。
電話して、報告しながら報告するインサイザーの所有者。しかし、電話の向こうの人間は、金がほしいんだろ、とか、生きていくためには働かないとな、といい、約束を忘れたのか、と脅すように言う。

どうやら、インサイザーの所有者リッチーは、金持ちの息子なのだが、道楽者で父親から勘当されてしまった(自力でのし上がってほしいとのことだが)のだそうだが、

これって、インペラーの設定じゃん。

まあ、シザースも汚職して、金を稼いでいたが、儲けをめぐるトラブルで人を殺してしまったわけだからなあ。金という共通項はあるにはあるのだが。

そんなリッチーに弁護士は武術の心得がアル(女の気が引けるといって)とのことで、カードデッキを渡して、取引を申し出て、彼をカメンライダーにする。

金は必ず手に入れるというリッチー。

ビルの屋上で鍛錬にいそしむレン。素手での鍛錬から、棒を使った武器を使った戦闘の鍛錬、そして、ウイングナイトに変身して、町を眼下に見下ろす。

記事を書いているマヤにダンスの時間がなくなると急かすレイシー。
そこへJTCという人物からメールがやってきて、驚くマヤとトレント。


メールの内容は、「ボクも似たような生き物を見たことがある、話がしたい」とのことで、モンスターの写真が添付されているという充実振り。

そこへキットがやってきて、コソドロがきたと冷ややかなトレント。マヤは喜び、奥へ通す。
一緒に行こうとするトレントだが、レイシーに邪魔しちゃだめよと待ったをかけられてしまう。

奥に通されたキットは有力な情報が入って、父親の失踪の手がかりになるかもといい、JTCという人物のことをキットに尋ねるマヤ。

オーディオメーカーの名前というキットに、

JTCは伝説的なハッカーでブロガーで未確認生物に関する研究でネット上の有名人、と説明するのだが、ネットのことに疎いキット(バイクのことは詳しそうだが)は、「今の何語?」と首をひねる。

逆に怪しくないか?

というか、鏡の向こうで暴れているモンスターがいて、というような話を怪しまないで、耳を貸すという時点で、いくら未確認生物に関する研究をしているとはいえ、襲われた人間は、たいてい、帰ってこない、マヤにしても、キットや青年がいたからこそ、助かったのに、画像がてんこ盛りなんて、怪しいとは思わないのだろうか?

そんなキットとマヤのやり取りに聞き耳を立てるトレント。

キットを写真よりもいい男というレイシー。気に入らないというトレント。

JTCが教えてくれたサイトにアクセスするマヤ。

モンスターの目撃情報と、ほぼ、同じタイミングで行方不明者が出ているという。父親はモンスターに襲われたのか、と驚くキット。てっきり家出したものだとばかり思ってたというのだが、

あれだけ、何度もどこからともなく声が聞こえてきて、あれこれとアドバイスしているのに、それでもただの家出だと思っていたのでしょうか、この男は(汗)

マヤがあんな不良を好きになるわけがないというトレントに、女のことを何もわかっていないというレイシー。そこへグレースおばさんが手伝ってくれないと声をかけてきて、キットのことを紹介し、
明日にでも続きをしようということに。

帰り際、、険しい顔でキットをにらむトレントと、微笑みかけるレイシー。

キットが本屋から出てくるのを確認して、追いかけるリッチー。手にはカードデッキが。

ガラスの向こうから、キットを挑発するインサイザー。

変身して、鏡の向こうに飛び込み、廃工場の中で待ち受けるインサイザー。
やってきたドラゴンナイトは「戦う前に教えてくれ、なぜ、ボクを狙う!?」と問う。自分がほしいものを持っているから、と答えるのだが、それは何だ、と聞かれると100万ドルだといい、驚くドラゴンナイトにお構いなく、ストライクベントでシザースピンチを召還して、襲い掛かる。

その戦いの気配を察知する青年はバイクで現場へ向かう。

攻撃を受けていたドラゴンナイトは、
「そっちがその気なら・・・」
とドラグシールドを召還して、インサイザーの攻撃を府正義ながら、自分が金持ちに見えるか、という。
「確かに、せいぜい、バーガーショップの店員だな」と笑い飛ばし、一人につき100万ドル、ライダーを倒せば、報酬がもらえるというインサイザー。そして、ドラゴンナイトに襲い掛かり、シールドを吹っ飛ばす。
腕を押さえようとしたが、逆に吹っ飛ばされるドラゴンナイト。

バイクで現場へ向かう青年。

ダメージで身動きが取れず、一方的に攻撃され、吹っ飛ばされるドラゴンナイト。

現場へついた青年はウイングナイトへと変身して、バイクを変形させて、鏡の向こうの世界へと向かう。

ストライクベントを召還して、攻撃しようとするドラゴンナイト。ガードベントで防ごうとするインサイザーだが、防ぎきれずに吹っ飛ばされてしまう。

「このへんでやめとかない? アンタい聞きたいことがあるんだ」というドラゴンナイト。

そこに現れるウイングナイト。
インサイザーを翻弄していき、二人同時に攻撃するのだが、二体一なんてフェアじゃねえ、とかいいだし、逃げ出す。

お前、ボルキャンサーと一緒に襲うのはいいのか?

「この後はどうするの?」というキットに、「お前を巻き込みたくなかったが・・・・・」と切り出すウイングナイト。

あなたがそのつもりでも、逆効果にしかならなかったと思います、あなたの行動は(汗)

戦い方を覚えろといい、クルか、というウイングナイト。

場所を変えて、戦士となった以上、戦い方を覚えろと、質問に答えてくれというドラゴンナイトの言葉に耳を貸さないで、攻撃を仕掛ける。

ちょっと待ってくれ、というドラゴンナイトに起こったところで強くはなれないというウイングナイトは、トリックベントで、分身攻撃を仕掛けてきて、数人に分身して、ドラゴンナイトを取り囲む。

きたねえぞというドラゴンナイトに、
「敵が一人とは限らない」
とソードベントでウイングランサーを取り出しつつ、ドラゴンナイトの足を引っ掛けて、転ばせる。
スライディングだけはうまいんだなというウイングナイトの挑発に、ふざけやがって、と切りかかるドラゴンナイト。

しかし、手も足も出ないで、叩きのめされてしまって、懇身の力を込めたパンチも、口ほどにもないな、とキックで反撃される始末。

そして、今日はこのくらいにしておこうと、訓練を終了するウイングナイト。

しかし、本編終了後の杉田氏が声を当てているスタッフ紹介のコーナー、今回はキットやベンといったキャラを評価するのだが、ビーストウォーズ以降、向こうで放映された作品が逆輸入された場合、Sdガンダムフォースやビーストウォーズは、声優によるアドリブではっちゃけるというやり方が定着しているのだが、今回のはまんま、銀魂じゃねえか、としか思えないのだが(汗)
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by kwanp | 2010-04-21 14:09 | 特撮

ハードボウンドは眠らない 番外編8

翔太郎がWドライバーを使えなくなってしまったわけだが、エクストリームメモリに何かしら、細工でもしたのか、ということもあるのかもしれないが、それと同時に、フィリップのほうにも原因があるのではないだろうか?

変身が解けたのに、精神が元に戻らない彼の前にエクストリームのwが現れるなど、エクストリームメモリと接触したのがきっかけで、新しい力を手にいれたか、何かしらのスイッチが入ったのかもしれないのだが、後述する理由で、シュラウドが仕組んだことなのかもしれない。

シュラウドがフィリップに

翔太郎はフィリップにとって、不吉な存在というような言葉を言ったり、エクストリームメモリを使って、進化するというようなことを言っており、

彼女? は、一貫して、左翔太郎は邪魔というような態度を露骨に見せている。

ツインマキシマムで、自身の体に大ダメージをもたらすようなまねをしてしまったのだから、シュラウドからすれば、利用価値がなくなったと判断して、切り捨てるだけの理由になると思いますし。

おそらく、彼女にとって、翔太郎は、ファングメモリと同じか、それ以下のフィリップの代わりにダメージを受ける盾のような存在くらいにしか思っていないのではないだろうか?

なにせ、おやっさんや照井に比べると、特筆するほど、優秀ではないわけだし、シュラウドのような人間にそう思われても無理のないところはあるし、彼女の予測を覆すような、予想外の言動を見せたこともなく、Wドライバーの性能でドーパント相手に勝って来られたと思われても無理のない部分もあるのだし。

シュラウドも、ぱっと見には、家族を取り戻すのが目的のように移っているのだが、ファング6ジョーカーでは、フィリップがその闘争本能に恐れをなして、ファングメモリを使いたがらないという態度を見せたのに、メンタル面でのケアをしないなど、家族を取り戻したい割には、フィリップの安全さえ確保できれば、それでいいといわんばかりのぞんざいな部分が目立つのも気になるわけだし。

思わせぶりな言葉で、翔太郎とフィリップを引き離そうとするけど、一年半も一緒にいる人間と、いきなり、現れた人間、どっちを信用するか、ということを考えたら、たいていは前者に傾くはずである。

これ以上、フィリップの弾除けとしての役割を満足に果たせそうにないから、という理由で翔太郎を切り捨てようとしているのは明らかだし(どういう理由でも、ツインマキシマムのような無茶をして、フィリップを巻き込むようなまねをいつされるかわからないから、引き離そうとするのも当然の反応ではあるのだが)。


「父親にとって、娘は宝物だ。若菜に何かあったら、そのときは覚悟しておきたまえ」と園崎父が言ってたことがあるのだが、前に若菜がメモリを捨てたときに、そのメモリを拾って、若菜に強引に渡したり、事業に巻き込んだりと、娘にとっての幸せということよりも、自分にとって、娘にいいと思うようなことをヨシとするようなところがあるわけだし、冴子に対しても、自分の事業を手伝わせて、期待に応えられる結果を出させようとしたりと、自分にとって、理想の家族が大事なのであって、娘たちにとって、幸せであるとはどういうことか、ということを考えているようには見えないのだが、シュラウドの言動にも、本人の気持ちをムシして、自分にとって、言いと思うことを押し付けるような言動が目立つのであるが(ファングメモリなど)。

もっとも、フィリップ自身もビギンズナイトで翔太郎と会ったときには、高性能なメモリを生み出すことにしか興味がなかったわけだから、こういう部分は家族そっくりだったという落ちなだけかもしれないが。

さらに言うと、フィリップの言動に関して、前に、検索機能を持つ端末と大差ないキャラというようなことをいったのだが、知識と検索能力は人並み異常だが、それだけで、それを駆使して、何かをするというような場面というものをあまり、見たことがない。
探偵モノによく出てくる、明晰な頭脳を持ち、真実の追究のために常識に捉われないというよりかは、彼らの多くは、人間やもろもろの事柄と言うものに関して、人並み以上に知り尽くしていて、その上で、世の常識というものに捉われないで、真実を追い求めるというような人物が多いはずである。しかし、フィリップは、知識と検索能力はピカイチではあるが、世間のことも、人間のことも、あまり、よく知らない(翔太郎に事務所に閉じ込められているのも関係しているから、無理もないが)事柄が多く、よく言えば、無垢というか、ピュア、悪く言えば、単なる世間知らずの頭でっかちであり、知識と検索能力だけは人並みはずれているという、ハードボイルド探偵に特化した知識だけは一人前な翔太郎の上位互換バージョンといってもいい。

まあ、記憶を失っているというような描写がされていたのだが、仮面ライダー電王のカイのようにすでにぶっ壊れている可能性だって、否めない。
どれだけの数のメモリを作り出したのか、はわからないが、フィリップがいないと、ガイアメモリは生み出せないということを考えると、少なくない数のガイアメモリの情報を星の記憶から引き出していることはまちがいない。

憑依変身、人並みはずれた記憶容量、そして、その能力は星の記憶(電王では人の歴史、Wでは、星に存在したもろもろの存在のデータ)など、電王との共通点が多いわけだが、カイはその身に無数のイマジンを宿しているのだが、その代償なのか、自身の感情というものに対して、実感が持てず、
何かの感情を口に出すとき、「オレ、そういう顔しているだろ」という言葉を口にしていた。

これに関しては、当たり前といえば当たり前で、電王の主人公でさえ、数人のイマジンに振り回されていたのに、それよりもはるかに多いイマジンをその身に宿していて、それらの種々雑多な感情が自分の内面で渦巻いていて、それと自身の感情の区別が毎回毎回、きっちりつけられる人間は、ごくごく一握りなのではないだろうか?

いくら、星の記憶とアクセスできるとはいえ、無数のメモリを自身の体を通して、情報を引き出しているうちに、自身の自我が、引き出しているガイアメモリの情報に侵食されてしまうことは十分にありえる話である。
3・4話で家族の記憶がよみがえっていたのは、侵食されずに済んだ、記憶の残滓か、彼の心の根っこみたいな部分だったのかもしれない。
翔太郎やアキコがその代わりになっているようなことを言ってたように、家族を大事に思う性格が根底にあるのかもしれないが、情報を引き出すということにのみ、生きている実感を感じるようになってしまったのかもしれないわけで(よく、戦場の緊張感のみ、生を感じるようになったとかいう兵士の話があるが、それと似たようなものなのかもしれない)、園崎父からすれば、自身のやっている事業を進める上でも都合がいいわけだから、息子が生きがいを感じれる場所を与えていたつもりなのかもしれないが。子供のありのままを受け入れ、それをいかせる居場所を提供した、行動の方向性としては、それもありといえばアリなのかもしれないが、それによって、行われている行動で、犠牲者が出ていることや、フィリップ自身にそのことに対する自覚がなく、それをとめようとも、自覚させようともしないで、好き勝手をさせている点からしても、そこまで、彼を追い詰めたのも、元々はその家族であるということからも、家族がフィリップを不幸にしているといえるわけだが。

情報を検索し、それを知る事以外、自我すらも情報に侵食されてしまった(でも、フィリップほど、極端ではなくても、こういう人間、実際にいるよなあ・・)わけですが、それゆえに、近くに強烈な自我の持ち主がいれば、それに引っ張られやすい。

引き出した情報に関しても、それを知るということや、それをストレートに使うというような描写はあっても、それらの知識を自分なりに組み立てて、何かをするというような行動には乏しい印象を受けるし、フロッグポッドやデンデンセンサーといったがジェットがシュラウドから送られてきたときも、その内部構造にわなが仕掛けられていることを警戒するような描写は全然かかれてはいなかった。

29・30話のエピソードで、夢の中に入ったときも、検索奉行として、現れたことはあっても(それも十分に現実的にはありえない発想ではあるのだが、)ファングジョーカーや翔太郎がその時点で変身していたサイクロン&ジョーカー以外の8フォーム、劇場版に出てきたサイクロン&サイクロン、ジョーカー&ジョーカーのフォーム、いや、フィリップ自身もサイクロン&ジョーカーに変身して、不都合はなかったはずなのに、それをやらなかった。
まあ、そういう必要性のアル場面ではなかったといえば、それまでだが、フィリップも、ナイトメアドーパントのように、夢の中では、自由に振舞えるわけだから、ダブルwでナイトメアドーパントに立ち向かうというような展開になってもかまわなかったはずだ。

夢に限らず、この手の願望具現化の要素というのは、常識が力を与える場合もあれば、かせになる場合もあるわけで、フィリップの場合は、ダブルwが並び立つような光景が実現することはありえない、とWドライバーの仕組みをある程度、理解していて、夢の中でも、その仕組みではありえないことは思いつかなかったからかもしれない。

ツインマキシマムに関しても、フィリプがとめことからして、フィリップが知る限り、Wドライバーの正規の使い方ではない裏技みたいな使い方だった可能性が高い。
たとえていうなら、装着変身アギトでアギト3フォームセットで、フレイムフォームとストームフォームの腕のパーツをつけることは、早々に気がつくけど、トリニティフォームが画面に出てくるまでは、装着変身アギトを持っている人間が個人的に行う遊びでしかなかったとか、スーパーファイヤーダグオンやキングゴウザウラーが正規の合体システムじゃなくて、パーツを組み合わせることで、誕生したのと同じようなものであり、左翔太郎とフィリップの組み合わせでは、通常的に使いこなせないような制限が、かけられていたのではないだろうか?

まあ、シュラウドにフィリップを利用しようという野心がなかったにしても、これまで述べた、自我の乏しい人間の自主性に任せて、渡した道具を100パーセントフルに使わせようなんていうのは、自身のモラルとかでブレーキをかけれる場面で、それを行わないということもありうるので、リミッターをかけるのは無理もない選択であったりするのだが。

サイクロン&ジョーカーのマキシマムドライブに関しても、サイクロンとジョーカーが分離して、ライダーキックを行っているなど、二人で一人のライダーに変身するシステムは、二人の精神的な距離がWを強くも弱くもするということでもある。

TV版におけるファングジョーカー初登場のエピソードでは、冴子がフィリップの前に現れ、「来人」と呼んで、彼を連れ戻そうとしたときに、ファングメモリが現れるがフィリップは、

「くるな、僕に近付くな!! お前の力なんて、僕に必要ない」

「ボクは捕まるわけには行かない、でも、アレを使うのも、絶対にイヤだ」

「見捨てるわけには行かない・・・、でも」


といって、ファングメモリを拒絶していた。ファングメモリは、フィリップのみを守ることを最優先に行動するメモリであり、フィリップがそれを使って、変身したときには、そのプログラムが、自身の身を守るために、闘争本能や生存本能を刺激した戦いぶりを行っていて、それにおびえたフィリップは、二度と使わないといっていた。

あの時点では、おやっさんに道を示されたばかりとはいえ、自我の薄いままであったし、生き残るために、おやっさんの子分でしかなかった翔太郎に、「悪魔と相乗りする勇気はあるか?」といって、変身して、生き残ることが一番、可能性が高かったこともあり、ファングメモリにいっそう力を与えていた可能性があるわけですが。

人一倍、強烈な意志に対して、引っ張られやすい性格といえるわけで、ますます、ハードボイルドものに影響されている翔太郎と同類項というような性格が見えてくる。

園崎父、おやっさんというように、彼に指針を与えた人物を見てもそれは明らかであるのだが、翔太郎に関しては、特筆するべき能力はないわけですし、おやっさんに強い影響を受けて、それをただまねしている個性が乏しい人間というようにフィリップの目には映っていた可能性が高い。

こういう個性が乏しい人間のセリフが、フィリップのように、強い個性に影響を受けた人間には、なかなか通用しないものである。

とはいえ、ファング&ジョーカー初登場のエピソードの時のような、

「もたもたしている場合じゃないだろう。仮面ライダーは二人で一人、俺とお前なんだぞ。俺たちの名誉を挽回しないで、どうする。対策なんざ、動いてからたてりゃいいんだ」

というような翔太郎のセリフや、

「もう、これしか手はないんだよ」

と、照井の無念さを目の当たりにした翔太郎が決意を固めて、禁じ手のツインマキシマムを行おうとした際の覚悟というように、
翔太郎はおやっさんほどではないにしても強い感情を発揮する場面がたびたびあって、自我が薄いこともあって、そういう感情に押し切られる場面もたびたび、あり、ファング&ジョーカーも結局は、

「無謀なことは止めたまえ、もう、彼はガイアメモリの力に飲まれている」
可能性の低いことはするべきではない、と忠告したフィリップに、
「そんなのわかっている、でも、じっとしてられないんだよ」
「理由なんてない、相棒だから、私たちは二人で一人だったんだ」
と叫んだ彼女のセリフに、たとえ、勝てないとわかっていても、戦って、守らないといけないものがあることに気がついて、

「対策なんか、動いてから立てればいい。僕も、君や麻生冬美のように、理屈でなく動いてみることにした。地獄のそこまで、悪魔と相乗りしてもらおう、翔太郎!! こい、ファング!!」

ファングを受け入れ、それを使いこなすようになっていた。

要するに、基本的な使い方は知っているが、それを応用、発展させた使い方を連想することは苦手だったり、出来ない。

対して、シュラウドはドライバーや、一部メモリやガジェットの設計開発を行っている人間である。

どう見ても、フィリップよりも、シュラウドの方が、ドライバーや各メモリやガジェットに関して、熟知していると見ても、間違いない。

おまけに、強烈な意志に引っ張られやすいという意味では、翔太郎、フィリップともに共通している。

フィリップに対して、動揺を与える言葉を投げかける。言葉を投げかけた時点では、フィリップは翔太郎の元にもどることを最優先に考えているので、支障はないわけだが、植えつけた不安は、時間をおくごとに大きくなっていく。

しかも、製作者なのだから、その不安をあおるような仕掛けを施すどころか、自身に有利なように、それをフィリップに気が付かれないように作り上げることだって、可能ですしね。

精神的な動揺を与えることによって、フィリップ自身の手で、翔太郎との距離を置き、wの力を弱らせて、最後には拒絶させることによって、変身不能に追い込んでいく。

シュラウド自身は、そのためをまいて、適度に成長させるだけでいい。

シュラウドに限らず、フィリップや翔太郎は強烈な人物の影響を受けることによって、己の道を決めてきたわけで、それを逆手に取られて、シュラウドによって、引き離されようとしているのだが、それを乗り越えるためには、自分たちの絆がシュラウドによって、引き裂かれるほど、もろいものではないということや、シュラウドの言葉に惑わされないで、己をしっかりと持つこと。

Wドライバーの主導権というか、シュラウドの意図の裏をかいて、ドライバーをしっかりと使いこなす。
強烈な人間のそばにいて、その影響を一方的に受けるだけではなく、それに振り回されないように己の意志というか、考えをしっかり持つというのは、至難の業ですが、予告のアキコのセリフが翔太郎たちを、そういう風に導いていくのでしょうかね?

もっとも、シュラウドは鳴海探偵事務所にフィリップを連れ出すことと、そのボディガードを依頼した人物である可能性が高いわけだし、翔太郎がツインマキシマムを行って、大怪我をしてしまった時点で依頼遂行能力なしとして、依頼を打ち切ることだって、できたのだから、その事実を理由に、フィリップを連れて行くことだって、理屈の上では問題ないのですけどね。

TV版におけるファングジョーカー初登場時のエピソードあたりまでは、アクセルドライバー開発のために動けなかったにしても、あのエピソードで翔太郎はミュージアムの手に落ちて、フィリップ一人が取り残されていただけでなく、慎重に行こうと提案したフィリップに、仮面ライダーの名前が傷つけられたという翔太郎のプライド優先の言葉に乗せられて、みすみす、わなにかかってしまったという経緯もある。

アクセルドライバーが完成した時点で、翔太郎を依頼遂行能力なしとして、切り捨てるだけの理由が存在しているのに、ツインマキシマム発動以後になって、ようやく、翔太郎を切り捨てにかかる。
それも、フィリップ本人に話を持ち出すのはともかくとして、ちゃんと依頼を打ち切れるだけの理由があるにもかかわらず、それを行わないで、依頼を打ち切ることをしているわけで・・・。

この一点だけで、シュラウドが本当にフィリップの関係者であるかどうか、非常に怪しくなってしまっているわけですし、おやっさんに依頼をした人間に取って代わろうとしている何者か、である可能性も考慮に入れておいたほうがいいのかもしれませんが。

さらにいうなら、おやっさんも彼女の手中にない、もしくは、言うことを聞かない状態になっている可能性もありえる。

彼女が正規の依頼人であり、なおかつ、おやっさんを回収しているのであれば、おやっさんを通して、依頼の完遂、フィリップの引渡しを要求することも当然の権利なのである。
まあ、探偵モノだと、それに納得がいかなくて、事件の捜査を自主的に行うケースだってあるし、おやっさんや、翔太郎は明らかにその手のタイプであり、それゆえに、フィリップに揺さぶりをかけて、引き離そうとしたのかもしれないが。

シュラウド、作中でそう名乗っている人間が、これまでの話の流れからして、フィリップ救助、そして、保護の依頼人ではないか、ということを容易に推測できるわけだし、おやっさんから、依頼の終了を了承してもらったにしろ、鳴海探偵事務所の面々やフィリップにそう告げればいいだけの話ですし、これ以上の依頼遂行能力なしは、たとえ、翔太郎やフィリップが不本意に思ったにしても、そもそもがフィリップの救助&保護を依頼として受けているビジネスの話なのだから、正面からその話を持ってくることはおかしなことではない。
それができないのは、風都でおおっぴらに動くことができないということか(派手に動くとミュージアムに目をつけられているので、身動きができないのかもしれないが、照井や、フィリップにドライバーやガジェットを渡していたりするので、完全に動けないというわけではないらしい)、ビジネスの終わりを宣告することで、フィリップが自分の意志で鳴海探偵事務所に残ることを宣言、もしくは、鳴海探偵事務所の面々がそれに納得しきれずに、自発的な判断で行動するということではないだろうか?
なにしろ、依頼はすでに終えているわけだから、彼らに干渉する理由が消滅してしまっているので、それを言い出されて、とめる理由がなくなってしまうわけですからねえ。

おやっさんを回収していたとして、おやっさん経由で依頼の打ち切りを宣告しないのは(おやっさんがビギンズナイトで依頼のことを翔太郎に託した旨を口にしている)、おやっさんがその旨に了承していないで、その状態ではシュラウドにとっては都合が悪い状況になるということになるのではないだろうか?
そうでなければ、助けはしたが、すでに逃げられている。

おやっさんがいなくたって、依頼を引き継いだ翔太郎に依頼の終了を告げるだけで、かまわないわけだし。

おやっさんとシュラウドが利害の一致で手を組んでいるが(フィリップをミュージアムから連れ出し、保護するという点では一致)、シュラウドの目的には賛同できない立場なのかもしれない。

シュラウドはおやっさんの戦闘能力を当てにしている、おやっさんは、ドライバーやガジェットといったアイテムや、情報などの支援を当てにしているというところか?

ビギンズナイトでも、生身の力では太刀打ちし切れなくて、仮面ライダースカルに変身した経緯も存在するわけだし。

以前、霧彦がいってた、人間を理想的生命へ進化させるという目的とカブる目的があるのかもしれないが、これとて、彼はミュージアムの真意を測りかねていて、自身の理想とミュージアムとの目的、それをかなえる手段との乖離に、袂を分かつことを選んだ。

その点を踏まえて考慮するにしても、それによって、得た力で人間というか、自分たちに使うということは確かであろう。

しかし、これって、大首領が率いていた組織の改造人間のコンセプトによく似ているわけですし、地球の記憶を解明するという目的も、これって、その仕組みを理解するということは、星の記憶を、自分たちの都合のいいように書き直すということは、星を自分たちの都合の言いようにいじくりまわせるという、かなりストレートな世界征服が目的なのではないだろうか?

ミュージアムの目的と対立しているということは、記憶の改ざんによって失われる記憶の保全だと思われる。ミュージアムの目的は、星の記憶の独占だと思えるのだが、変えた記憶の大元をどうするか、ということでモメた可能性が高い(残しておけば、変えた記憶を元に戻されますからね)。



少なくとも明らかになっているのは、フィリップ自身の意思を無視して、自分に都合がいいように彼を誘導しようとしていることだけであり、前述の理由で争っているのであれば、フィリップの意思を無視して、星の記憶をめぐって争っているわけで、そうであるなら、外の世界に出て、自我を持っ手いる状態よりも、自我のなかった状態のほうを好ましいと思っている可能性も高い。

記憶を残すか、消すかの違いがあるにせよ、それを自分たちの手中に収めるというのであれば、ミュージアムもシュラウドもやっていることに大差はない。

もし、家族として、フィリップを心配していても、彼を見ていないのであれば、同じことである。

おやっさんに一人の人間として、生きろといわれて、Wとして、ドーパント、ミュージアムと戦ってきたフィリップでは、危険から遠ざけるにしても、研究材料として、確保するにしても、一歩に来てくれないのではないか、シュラウドの側からは、それは容易に予測でき、自分の言うことを聞いていれば、大丈夫だと思っていることだけは確かだと思う。
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by kwanp | 2010-04-20 23:16 | 特撮

ハードボウンドは眠らない31

「10年ぶりの娑婆の風か・・・」
刑務所から出てくる一人の男。
風が吹いて、足元に転がってきた新聞を投げ捨てようとするが、

『野獣人間 再び現る』

の記事を読んで、何か心当たりでもあったのか、険しい顔になる。

シュラウドの言葉を思い出すフィリップ。具合でも悪いのか、と声をかける翔太郎。
検索を頼みたいという照井。どうやら、野獣人間のことらしく、翔太郎によると、十年前ぐらいから噂になっている都市伝説とのこと。

そこに先ほどの男が事務所に入ってくる。それに驚いて、翔太郎を前面に出すアキコ。
いや、いつも、扱いされないような言動しているのに、こういうときだけ、女の子っぽく、驚くって言うのはどうなのだろうか(汗)

「地上げに来た悪徳業者か? とっとと帰んな!」
翔太郎が追い払おうとするのですが、あっさりと返り討ちにされてしまう始末。

彼の名は尾籐イサムといい、おやっさんに世話になって、出てきたら、会いに来るように言われていたというのであるが、おやっさんはなくなっていると応えるアキコ。

娘の自分と、弟子の翔太郎がやっていると説明するのだが、

劇場版見なかった人には、Tvの中で、そのことに全然触れなかったのに、いつのまにか、父親の死を知っていることになっているって、どういうことなんだか・・・・。

父親に会いに来たのに、翔太郎が罪悪感というか、後ろめたさから、おやっさんの死について、何も言わなくて、劇場版で知ったけど、それに関する描写もほとんどなかったというように、親子なのに、父親の死にまつわるエピソードはおろか、それに関しての彼女がどう反応したか、という描写もほとんどないわけで、この一点だけでも、キャラ積み重ねがおざなりにされているのは、明らかですからね。

ヒロイン扱いされてないとはいえ、メインキャラで前所長の娘でしょうに?

何か父に依頼でも、というアキコ。
「調べ物をしていると面会のときに言ってた、それがオレへの出所祝いだと」
という尾籐。
調査ファイルを調べるが見当たらないというアキコ。

って、10年以上前のことを一冊調べただけで、すぐにわかるようなものなのか?

おやっさんがなくなった後、翔太郎が後始末をどうしたか、ということが全然、語られていないわけで、残されたおやっさんの仕事を整理したうえで尾籐に残したものに思い当たらないとか、そういったものをやすやすと見つからないように隠しているということが語られているなら、それも無理もないと思えるのですが、ハードボイルド小説を経費で落とすようなことをやっていたわけですから、そこまでちゃんと処理していたとは考えにくいわけですからねえ・・・・。

ならいいと出て行こうとする尾籐に、おやっさんの残した仕事なら、自分の出番だというのだが、半人前に用はないと小突かれて、一蹴されてしまう。
ショックを受けながらも、尾籐を追いかける翔太郎。

翔太郎のどこが不吉だというのだ、と悩むフィリップ。

屋台が出ている神社のあたりに来て、変わらないなといってる尾籐を見て、おやっさんの時代のにおいがするこの人を見ていると、胸の何かが騒ぐ、
「オレの人生の大きな何かが変わるかも」
とかいってると、また小突かれて、うるさいといわれてしまう。ついてくるのはいいが、静かにしろという。

タイヤキ屋をやっている人間に、自分が昔、このあたりの出店を仕切っていた人間で、子分のマル、有馬マルオという人間のことを尋ねるのだが、言葉を濁されて、知らないといわれてしまう。

そこへ現れた情報屋(グルメブログにアップする写真を撮っていた)が、マルオは、現在、このあたり一体を牛耳る土建業者の社長という。それを聞いて、驚く尾籐。

事務所では・・・、
「鳴海壮吉、かつて、組織と戦っていた男か」
おやっさんの写真を片手に照井がつぶやく。
「僕も命を救われ、生き方を教わった」と説明するフィリップ。劇場版の話とはいえ、メモリ製造に関わっていたばかりか、それを嬉々として行っていたというようなことをぼかして、助けられた被害者みたいなことを言うなよなあ・・・。
中身は余り変わっていないと思うし。

「すごい男だったようだな、あってみたかった」という照井。
尾籐に何を残したのか、気になるアキコは、検索を頼み、やってみようと乗り出すフィリップ。

しかし、こういう考えが思い浮かぶなら、おやっさんのことを翔太郎が隠していた時に、アキコがこれ思いついていたら、一発でばれていたんだよな。
権利書片手に翔太郎たちをあごでこき使っていた不快な描写しかなかったわけだが。

今でもあれらの描写は失敗だったと思うのだが、おやっさんがらみのやり取りをもうちょっと前面に出していたら、これももう少し緩和されていたのじゃないかと思うのだが。
留守を任されていたと思しき人間は、得体の知れない能力を持つ少年を抱え込んでいて、しかも半分こ怪人に変身していたわけだし、父親が出かけているとかいう言葉を鵜呑みにするには、怪しすぎるだろうからなあ。おまけに、父親のことは全然教えてくれない、しかも事務所を勝手に切り盛りしている。

権利書片手に、事実を教えろと迫るくらいに強引なことはしても不思議じゃないだろと思いますし。

豪華そうなマンションにやってくる尾籐と翔太郎。出迎えたベルという女性に、サムと呼ばれる尾籐。
なんだそりゃ、と首をかしげる翔太郎をこづいて、「昔のあだ名だよ」と語る尾籐。

いや、一発でわかれ、というほうが難しいと思います。

というか、自分達の間だけの感覚をいきなり、察しろ、赤の他人に理解してくれというのも、相当にずうずうしい話だと思うけど。
マルオをいれて、サム、ベル、マルと説明する尾籐。黙ってとか言う割には、律儀に説明しているけど、勝手についてきている人間にベラベラ話すことでもないだろと思うが。

中に通される二人。

部屋の中にある将棋盤を見て、相変わらず、将棋か、という尾籐。ご機嫌取りというベル。
マルのことを訪ねる尾籐だが、そこにマルが現れて、昔のままでいられたら、困るというマル。
せっかく来てくれたのに、ということを、と口を挟むのだが、黙ってろ、とベルを突き飛ばすマル。
てめぇと怒る尾籐だが、帰ってもらえないか、といい、変な噂になるというマル。
「変な噂を耳にした、野獣のな。いいか、今でも、ベルを泣かしているようなら、オレにも考えがあるぞ」と警告する尾籐。
それを聞いて、笑い出し、「また、探偵の旦那に泣きつくんですか? 死んだって、聞いてますけど」というマル。ここまで噂になっているのに、三ヶ月以上も、アキコが知らないままだったというか彼女に教えることをした人間がいないわけがないと思うのですが。
肩身でもあるんですかね? と尋ねるマルに「あるとも、アレだろ、アレ」という翔太郎。
誰だ、というマルの言葉に、「オレは探偵、鳴海壮吉の一番弟子だ。アレのことならちゃんと聞いているぜ」といって、尾籐をつれて、部屋を出る。

フィリップの検索で、10年前風都ダム付近に起きた現金輸送車襲撃事件があり、尾籐はその犯人として、自首し手、懲役10年の実刑を受けたというフィリップ。
照井は、どうして、追加調査した? と尋ねると、輸送車と現金がダムに落ち、まだ見つかっていない、襲撃現場にも人間離れした破壊の後があったなど、不透明な部分が多い事件と応えるフィリップ。
野獣人間の仕業? というアキコ。

おやっさんが調べていたのは、マルが悪さをしていた証拠という翔太郎。
何か知ってるのか、という尾籐にカマをかけただけ、という翔太郎。
それを聞いて、翔太郎を小突き、どうなっても知らんぞという尾籐。

いや、未熟なのをわかっていて、つれてきたのはアンタだろ?

何しでかすかわからない人間を連れてきておいて、そいつが何かしでかしたら、他人事みたいな口ぶりで、どうなっても知らないって、

マルが昔みたいに思われちゃ迷惑って言われるだけのことを散々、やってたのじゃないか、と思えてしまうのだが。

男を気取っている割には、器がセコい印象を受けるのだが。まあ、こういう類の人間って、意外と、目下の面倒の見方が下手なところがあるからなあ・・・・。

そこへ襲い掛かるドーパント。

クマはどこだ、というドーパント。

ドライバーを取り出し、変身しようとするのだが、転送されてきたメモリから火花がでていて、様子がおかしい。
それを後回しにして、サイクロン&ジョーカーに変身する翔太郎。
ドーパントに攻撃を加えるのだが、頑丈なのか、ビクともしない。しかもサイクロンの部分事態にスパークが走り、体が動かなくなる有様。
ジョーカーの力が弱いというフィリップに別のメモリに、といわれて、メタルをセットするのだが、結果は同じ、自分の側が強すぎるのか、と戸惑うフィリップ。

追い詰められるW。

そこに助けに現れて、ドーパントを見て、野獣人間か、とつぶやくアクセル。いや、野獣人間というより、明らかな化け物だと思うけど。
エンジンのメモリでマキシマムドライブを放ち、命中させるが、あっさりと回復されてしまい、驚く照井。

邪魔する奴は生かしておけないと攻撃しようとするが、尾籐に
「やめろ、そいつは何も知らねえよ、はったりだ」と制止されるドーパント。変身を解除した、その姿はマルであった。
まだ、野獣人間に、と険しい顔になる尾籐。時代は変わった、この町で俺に逆らえば・・・と脅しをかけるマル。
ドーパントに変身し、攻撃をしてきたアクセルをかわして、逃げさっていく。

変身を解除する翔太郎。

真っ白な空間に一人取り残されるフィリップ。変身が解けたのに、精神が体に戻らない? と首をひねるフィリップ。

そこに知らないフォームのwが現れ、そこで意識を取り戻すフィリップ。

大丈夫というアキコ。いつもと違って、うなされているということで驚いたというアキコ。

フィリップの体にも、火花が走り、「エクストリームと出会ったせい?」というフィリップ。

マルの家にやってくる、照井と真倉。ベルは主人はまだ帰っていないというのだが、「ガイアメモリを使っていたのは知っていただろ」と問い詰める。
「悪いが、俺はこの目で見た」という照井。本当に知らないのですか? という真倉。
えらく、チンピラじみた態度の真倉だけど、刑事は二人一組で行動しているわけだが、片方が悪役になって、もう片方がフォローを入れて、相手から情報を手に入れるというのはドラマや小説とかでは、よく使われる手段ですし。

しかし、この作品、真倉が一番、主役補正のとばっちりを受けていて、実物以上に小物に描かれているなあ。このあたりは、ベルが今回の黒幕ということを匂わせるための演出ですかね。

そこに尾籐が現れて、真倉を小突き、自分がいても力になれないが、という。それに対して、ううん、といってから、ありがとうというベル。

「10年前の事件の真犯人は、メモリを使った有馬だったのね」というアキコ、その証拠のヒントがクマといいながら、フロッグポッドに「ク、マッ!」と吹き込んで起動させる翔太郎。

クマといわれて、木彫りのクマを連想するアキコ。そんなわけが・・・、といいかけて、どこかで見たと思いしかける翔太郎。
一泊おいてから、何かを思い出し、大声を上げる。アキコは「私、なにか、いいこと言った?」と気おされ、「言った言った」と翔太郎。
朝一で向かおうというのだが、
「今のwには問題がある、行動を起こすなら、注意が必要だ」
フィリップが注意を促すものの、お前があわせてくれたらいい、と気にも留めない有様。
いや、ちょっと、突き詰めただけでもwドライバーは、かなり危険なシロモノなのだが、
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by kwanp | 2010-04-18 23:52 | 特撮

ハードボウンドは眠らない31・5

どこかの酒場で警察にかぎまわられて、虫の居所が悪いマル。
「落ち着いて、警察にも仮面ライダーがいるのよ」という冴子。
まあ、あれは個人的な立場でメモリを使ってるわけだが、一応、ドーパント関係の捜査の責任者だからなあ。というか、刑事に金をつかませたりして、根回しをしているわけだから、アクセルが刑事だとしても、単独では、何もできないように警察に手を伸ばしているようにも見えるのだから、アクセルが何かしら、行動しようとしても、権力で妨害しようとすることだって、出来るように見えるから、そこまで手を貸す気はないということかな? ただ、5・6話で土地持っている人間にガイアメモリの製造工場の下請けをやらせていたりしていたわけだし、組織がらみの建物を秘密裏に建てたりするのに、彼を利用している可能性はありそうだよなあ・・・・。
「組織の女どもだな、何だよ、けだものに今日でもあるのか?」と茶化すように言うのだが、ないわよ、と一蹴して、ロクな男に会わないと遠まわしに冴子を皮肉る。
マルに興味があるのは、とそれまでピアノを演奏していたWのメモリの男が、演奏をやめて、
「あなたの体の真の力が見たい」と近寄ってきて、「代わりにやってあげましょうか、クマ狩りを」
とささやく。

アキコ、尾籐をつれて、風吹山にやってくる翔太郎。ワケありの依頼人をかくまった別荘があり、そこで見たことがあるという。

事務所に残ったフィリップは、新しい力が宿っているというフィリップ。

前回、エクストリームメモリに回収されたときに体をいじられて、エクストリームメモリに対応できるようにいじられた可能性はありそうですね。ツインマキシマムができなかった時点で、フィリップの力に制限がかかっているのは明らかだし。
そして、デンデンセンサーが反応したと思ったら、シュラウドが現れる。
「どうして、ここが?」と驚くフィリップ。いや、デンデンセンサーとかフロッグポッドの設計図を渡しているような人間、ほかに心当たりはないわけだから、いまさら、驚くほどのことじゃあ・・・。

ずっと以前から、ここを知っていると応えるシュラウド。
フィリップにエクストリームメモリを使って、進化するというのだが、そこに到達できる真のパートナーは翔太郎ではないと。

翔太郎では、自分のパワーについていけないという現実をぶつけられるフィリップ。

シュラウドはフィリップが憑依する形で変身するWドライバーや、ファングメモリとかも作っていた節があるのですが、彼女の発想は、フィリップ(来人の身の安全を守る)という発想が強いわけで、右側の人間はフィリップにもしものことがないように、盾代わりという認識を持っていてもおかしくはないわけですが、Wのメモリの男との戦いで、無理をして、ツインマキシマムを使って、ダメージを負ってしまって、倒れたわけですから、彼女からすれば、役割を果たせなくなってしまった、用済みと考えても、別段、不思議ではないのですよね。

そもそも、本来正規でWドライバーに選ばれたのかもあやしい訳ですし。

一年半も時間があったのだから、連れ戻すチャンスは十分にあったはずなのに、その形跡がないわけですから、ドーパントに余裕で勝ててるうちは、翔太郎のところにおいておいて、それが危なくなったから、連れ戻しkに来たということでしょうね。

エクストリームメモリに回収されたときに、新しいメモリに対応できるように最適化したのと、翔太郎以外のパートナーと変身できるように調整したということでしょうか?

おやっさんにwドライバーを持たせていたということはおやっさんを右側の装着者にしようとしていたというところでしょうけど、フィリップと同じだけの容量を持っているということで、最初は彼が使うことを想定していた?

別荘にやってくる翔太郎たち。
クマの場所を翔太郎に教えてもらって、取りに行くアキコ。

壁のボードに貼ってあった、自分の写真(裏に愛すべき街の問題児サムとかかれていた)を手に取り、
「旦那、アンタの言うとおりだったよ、マルは足を洗っちゃいなかった。今でもベルを泣かしている」とつぶやく。

それを見て、尾籐がベルにほれているということを指摘する翔太郎を心底薄っぺらい(本当におやっさんの弟子か)というのだが、
アンタも十分、薄っぺらいと思うのだが。そういうことは心の中でつぶやくもので、人に聞かせるものじゃあないと思うのだが。

誰かに話を聞いてもらいたいというのかもしれないが、言い回しってものがあるだろうに。

ハードボイルドというより、翔太郎のようなコスプレ野郎の成れの果て、という気がしてきた・・・。

それを聞いて、「何だと!?」と反応する翔太郎。10年前のことを語りだす尾籐。
事件のことを知り、マルを殴る尾籐。謝るマルに、この人を見逃してあげて、と懇願するベル。

10年前の犯罪は、ベルがマルをそそのかしたのが真相なのじゃないのか?

それを聞いて、尾籐がほれた女のために罪をかぶったということを理解するのだが、「そういうことを口にするんじゃねえよ」というのだが、本当にそう思うなら、言う相手くらい、選べよ。
誰かに聞いてもらいたいオーラをバリバリ匂わせておいて、それはないだろう・・・・・。

おやっさんは黙っててくれた、出頭するって言ったときも何も言わなかったという。
自分の気持ちもお見通しだった、分厚い男だったという尾籐。そして、薄っぺらい男の人生は痛い、今にでかい物を失うぞ、と警告する尾籐。

これは、自分がマルの本性を見抜けなかったことをさしているということで、自分のことも自虐的に言っているということなんだが、道を踏み外したとはいえ、ほれた女のためとはいえ、弟分の罪をかぶって、刑に服していたわけだからなあ。マルが心を入れ替えていなかったとはいえ、裏切られたみたいな被害者面して、落ち込んでいないで、せめて、弟分のけじめは自分がつけるみたいな意気込みを見せるくらいはしてもいいのじゃないか、と思うのだが。
本人が気取っているほど、でかい男ではなかったというようなことを見せるためで、翔太郎にお前はこうなるなよ、という道しるべにするためのキャラ付けだとは思うけど。

それを聞いて、
「冗談じゃねえよ!」
言い返しながら、ビギンズナイトのことを思い出し、おやっさんよりでかいものなんて、と心の中でつぶやく翔太郎。フィリプがいるじゃんと思うのだが。
そこにクマを見つけたアキコがやってきて、これのどこに秘密が、と首をひねるのだが、そこに現れるWのメモリの男。

いきなり、尾籐を凍らせ、くまを奪う。

変身しようとするのだが、音沙汰なし。尾籐を任せて、そのまま、Wのメモリの男を追いかける。

スタッグフォンで、リボルギャリーの起動コマンドを入力するフィリップ。
無駄なことはやめなさいというシュラウドの制止を振り切り、リボルギャリーを走らせるフィリップ。

Wのメモリの持ち主に追い詰められ、止めを刺されそうになる翔太郎。そこに駆けつけて、翔太郎を助けるフィリップ。

何やってたんだよ、と問いただそうとする翔太郎。選択肢、自分がメインで変身するファングジョーカーしかないというフィイップ。
変身する二人だが、このフォームでもスパークが走り、力を発揮しきれない。

お互いのバランスが取れていないというより、エクストリームメモリによって、フィップの方がバージョンアップされたというか、
翔太郎のWドライバーは、ツインマキシマムを強引に行っているわけだから、制御装置が壊れている可能性が高いのだが、フィリップのwドライバーは、前回、シュラウドに回収されたときに、メンテンナンスやバージョンアップをされた可能性もありえますしね。
前回、戻ってきた直後だから、変身してもなんともなかったのかもしれないが、エクストリームメモリに回収される前は何とかなっていたのだと思うが、回収されたことによって、フィリップにエクストリームメモリを使えるように調整されたことによるズレが大きくなっていたということかな?

Wのメモリの男の攻撃に追い詰められるファング&ジョーカー。マキシマムで反撃だ、という翔太郎に、左右のバランスが悪すぎて、衝撃に耐えられないというフィリップ。
そう言ってる間にも、猛攻をかけてくるWノメモリの男。

「やられちまったら、元も子もねえだろう」という言葉に、腹をくくりマキシマムを仕掛けるフィリップ。しかし、技をかけている瞬間にバグを起こしたのか、変身解除されて、放り出される二人。
「そんな、wではいられなくなった」
呆然とするフィリップ。
「なぜだ、今度はオレが」
変身しようとする翔太郎だが、ドライバーに拒絶されてしまう。

「終わりよ、左翔太郎。お前には、wはムリ」
事務所のダーツを的に投げて、冷ややかに告げるシュラウド。

Wドライバー(フィリップの精神が、翔太郎に憑依する、フィリップが自分の体を使わなくても、戦える)や、ファングメモリ(フィリップの身を守る)のコンセプトは、フィリップの身の安全を守ることに重きを置かれている。

シュラウドはこれまで、フィリップを連れて行かなかったことからすると、翔太郎のことをフィリップを守る防具みたいな認識で見ていた可能性が高いだろうからなあ。ツインマキシマムを強引に行った時点で、単独のマキシマムドライブでは太刀打ちできない敵の出現で、強引にそれを行ったことによる大ダメージを受けるなどして、翔太郎が左側だとしても太刀打ちしきれないし、フィリップを守れないパートナーに用はないとか思っても不思議ではなさそうだからなあ。

おやっさんや照井は、シュラウドから選ばれて、ドライバーを貰ったのだと思うが、翔太郎を正式に選ばれて、wドライバーの装着者になってたわけではない。
そういう人間の生き様が、正式に選ばれたドライバー使いや周囲の人間に影響を与えていくというか、殻を破っていくというようなことを描いていくのだと思うが、これまでの翔太郎って、尾籐がいうような薄っぺらい人生を地で行くようなことばっかりやってたわけだし、フィリップの力やWドライバーにおんぶに抱っこしていたわけで、シュラウドに選ばれなかった人材であるがゆえに、思わぬ力を発揮するというような光景がほとんどなかったわけで(主役補正で何とかなってたような場面が多かった)。
尾籐が指摘する薄っぺらさと、彼自身の薄っぺらさで、翔太郎に自分のようになるなよというような、反面教師振りを見せることで、翔太郎を導けるような展開になれば、まだしも、おやっさんの死を経ても、なお、翔太郎は自身の薄っぺらさを克服しようというような気概にいたっていなくて、正義の見方ごっこに興じていたところがあるからなあ。

やはり、序盤でのおやっさんがらみの描写を強引にぼかしていたツケで、その場その場で、シチュエーションとセリフで、それっぽく演出しているというような内容になってしまうというwの問題点が、せかっくの演出の足を引っ張っているといういつものパターンで、台無しになってしまっているわけですからねえ。
劇場版にビギンズナイトのネタを使わず、あるいはTV版はtv版で、ビギンズナイトで描いていた部分を直接使わなくても、間接的にでも、描写を入れて、伽羅を構築する努力をしていたら、もっと、映えていたのかもしれないですね。

野獣人間に関しては、十年前から、その噂がささやかれていたのに、wのメモリの男が起こしていた怪死事件の話が出ても、翔太郎たちは無反応。それに関しても、理由がある(翔太郎たちはラジオをつけているけど、情報収集は、意外としていないようなところがある)のかもしれないし、警官が犠牲者に鳴っていることと、ミュージアムが風都を支配していることもあって、おおっぴらにできないから、事件そのものを隠蔽したのかもしれないが、照井の父親が、被害者第一号であるならともかく、そうでなければ、それまでにも事件がおきていたはずだから、いきなり隠せば、それこそ、不振がられるのが落ちだし、噂にならないほうがムリというものでしょう。


「wになれねえ」
と衝撃の事実に打ちのめされる翔太郎。

アップデートされたであろうフィリップ側のwドライバーに翔太郎側のWドライバーが対応し切れなかったばかりか、ツインマキシマムで制御装置が壊れているために、翔太郎側の処理能力が、フィリップ側にあわせるためにムリに処理していたのが限界に来たというところなのでしょうかね?

何しろビギンズナイトから一年半も経っているのだから、その間にWドライバーの制御プログラムをアップデートさせることを行っていてもおかしくはない。

エクストリームメモリがフィリップを回収する機能があるなら、ひょっとしたら、ビギンズナイトのときにおやっさんを回収した可能性も出てくるわけですしね(星の本棚みたいなところで、フィリップと会話していたので、フィリップと同じような力を持っている可能性やオリジナル来人の可能性もある)、おやっさんを回収して、体が全開するまで、翔太郎を時間稼ぎに使っていたということでしょうか?

何せ、フィリップがその力をフルに使おうとしたら、それに見合った左側にしないといけないわけだが、片側、それも右側しかないとはいえ、Wドライバーとデザインが同じということは、フィリップに近い能力を持っている可能性もありえるだろうし(スカルのデザインも色が違うだけで、頭部以外はWとほぼ同じである)。フィリップの容量を受け入れられる相手として、おやっさんに左側に選んでいた可能性が高い。
照井の線も考えたが、アクセルがバイクに変形するというのを見ると、フィリップやおやっさんのサポートとして、戦わせようとすることを考えていた可能性もある。

シュラウドが作ったWドライバーやファングメモリ等は、あくまで、フィリップを守るためのものであり、それに関して、フィリップがどう思うか、ということまでは考慮していないのはファング&ジョーカーを見れば、明らかである。

あくまで、性能重視でことを進めている。これと似たような事例は、初期のG-3XのAIが高性能すぎて、装着者である氷川がついていけなかったというケースとよく似ているのではないか?

翔太郎が使えるようにするには、G-3XがAIの性能を落としたように、フィリップ、翔太郎のコンビでWドライバー、エクストリームメモリを使えるように両者のWドライバーを調整するということになるのではないだろうか。
現時点で、翔太郎に見切りをつけている彼女が、翔太郎&フィリップのコンビで使えるように調整するようなことをするわけがないのだし。

Wドライバーやエクストリームメモリで何かしらの仕掛けはされているということもあると思うが、フィリップという人物はおそらくはメモリを多数製造したことによる人格の崩壊、あるいは、自身の感情の希薄化を引き起こしているため、自我というものがなきに等しい。
そのために身近にいる人間の影響を強く受けやすいわけだし、ツインマキシマムや、今回の話でも、「やられちまったら、元も子もないだろう」という言葉のように、一か八かの時には、翔太郎が主導権を握る場合も少なくはなく、このあたりもフィリップの感情の希薄さが関わっていると思うのだが、こういうときの翔太郎のやることといえば、フィリップの理解を超えた判断を行っているともいえるわけで。

ましてや、ツインマキシマムの場合は、それをやればただですまないことがわかっているのに、相手を倒すためとはいえ、それを決行した。理屈と計算だけでものを考える人間にはクレイジーな選択を平気で行う人間という捕らえ方になるのではないだろうか?

翔太郎と引き離された上に、彼の心を不安に陥れるセリフを口にする。フィリップをコントロールするために、精神的な揺さぶりをかけていたのではないだろうか?

ファング&ジョーカーの時も、ファングメモリはフィリップの身の安全を守るためのメモリであり、Wドライバーにセットした場合、フィリップの生存を目的として、自身の身を脅かす相手を取り除くようなプログラムが優先されているはずであり、ビギンズナイトの時分のフィリップは、おやっさんに道を示されたとはいえ、基本的には物事を深く考えないで、自分の欲求を実現させることを第一に行動していたし、ガイアタワーが崩壊する中、脱出していた。
いきたいという欲が優先されやすい状況だったのであり、目覚めたばかりの良心の入る余地など、どこにもなかったということである。

ファング&ジョーカーの時も、今回も強い意志に引きずられるという状況がよく似ており、外部から影響を受けないように、エクストリームメモリに隔離して、揺さぶりをかけたというところであろう。

しかし、翔太郎の薄っぺらさを指摘してくれるキャラがようやく出てきたのはいいとしても、次回でアッサリと解決されて、流されそうなところに不安を感じてしまうのだけどなあ。
まあ、序盤のネタを、劇場版に回すなんていうことをしていなければ、もう少し、何とかなっていたのかもしれないし、へたにキャラ描写に突っ込みいれると、内部がガタガタなのを表面上の演出で取り繕っている(それでも、見せ方を工夫して、面白く思わせるだけのことはしているのは確か)わけですし。

長谷川脚本では、探偵者のお約束を踏まえたうえで、キャラの設定とか言動を描いているようなところがあるのだけど、そういた部分を意識した印象受ける話ですよね。
まあ、長谷川脚本も最近は、三条脚本よりというか、スタッフのセンスに感化されたような話を書くようになったので、初期のような面白さが損なわれて、残念だなと思っていたのですが、前回の夢のエピソードは、そういった初期の長谷川脚本の面白さが戻ったように見えましたし。

話を損なっているのが、平成ライダーのスタッフのギャグセンスそのものなのですよね、三条脚本にしても、長谷川脚本にしても。

wの面白さを損なっているのは、スタッフのセンスそのもの、ということになるのですよね。

それが前面に出なかっただけでも、29・30、そして、今回の話は、悪くはなかったですね。
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by kwanp | 2010-04-18 22:57 | 特撮

これは確かに・・・・・

って、いきなり、蓮城高校の前に来ているじゃないですか(汗)

最近、展開が早いとは思っていたが、まさか、

「練習試合するぞー」→次の週には練習試合。

今までが引っ張りすぎたというのもあるけど、えらく、唐突な印象を受けるのですが。

青柳や番場よりも強いということを聞いて、不安と期待に胸を膨らませる半座。

いや、ケンカのほうが、ぶっつけ本番感強いわけだし、事前情報なんて、無きに等しい相手とやりあうなんて、珍しくはないだろうとは思うので、考えてもしょうがないと見てやろうじゃねえか、と乗り込むこと自体は間違ってはいないと思います。

しかし、こんなに少なかったっけ、空手部?

これまでの話でも、明らかに名前もちのキャラには見えない部員が何人もいたような印象を受けるのですが。それとも、この面子に決まっていて、アシが描いているから、絵柄が統一されていないだけなのか?

まあ、ゆうきまさみさんの究極超人あ~るでは、最初のころに出ていたのに、いつの間にかでなくなっていた部員が何人もいたので、ギャグだったら、そこまで気にすることはないのでしょうけど、ギャグかシリアスか、はっきりしないところがありますからねえ。

蓮城をキレイなところという半座。

「充実した人材と、それを支える設備、そして、徹底された教育が蓮城の蓮城たるゆえん」と説明する番場。

ちょいとした軍隊の訓練場に行くのだと思え、というのですが、変な厳しさだけなら、御門も軍隊並みですからねえ。

すくなくとも、教育というからには、指導者もしっかりしているということでしょうか?

御門は、一部のそこそこ実力がある人間が威張り散らしていますし(こういう人間が、その集団の活力を奪う一因になる)、教育に関しては、指導者がいなくて、穂波や青柳が幅をきかせている時点で、期待するべくもない。

確かに徹底したトレーニングに、健康管理(まあ、当たり前の話だけど)とかやってるだろうけど、軍隊というよりも、北斗の拳のモヒカンだけの集まりにしか思えません。

というか、この作品からは、そういった管理指導によるメリットみたいなものよりも、勘違いした精神主義のような頭の悪さしか感じないのだけどなあ。

そこに、ようこそ、蓮城高校へ、と前回出てきた峰岸が銅像の台の上から声をかけてきて、出迎えと案内をおおせつかってきたというのですが、その実、前回出てきた伊奈が警戒しているという青柳を見に来たということで、青柳を探すわけですが、

充実した人材と、それを支える設備、そして、徹底された教育じゃなかったのか、蓮城?

そういうスポーツとかに力を入れている学校って、情報収集にも力を入れている、というものだと思うので、デジカメとかで青柳の対戦データとかを収集していると思うのは素人考えでしょうか?

たしか、バベルとか言われて、

「その恵まれたリーチを前に間合いに入ることなく、敗北した拳士は数知れず」

とか言われていた強者なのですよね?

しかも、蓮城は去年の県大会の男子団体戦の優勝校なのですよね?

それとも何ですか、スポーツに力を入れている強豪校ってのは、体や技術を鍛えても、そういう情報面は重視しないのでしょうか?

峰岸がそういう部分を軽視しているだけなのかもしれまんが、強者っぽい先輩キャラが警戒している人間のデータくらい興味を持って、調べないか、普通? せめて、ほかの上級生とかに聞くとか。

しかし、番場を見て、高校生かよとかいってるけど、お前のところの先輩も人のこといえないと思うが。というか、見かけで人を判断している(身なりは判断材料のひとつだが、そこまで洞察しているとも思えない)時点で、小物臭プンプンのような。

穂波を見て、ドキっとする・・・、

って、またかよ。いきなり、事情も確かめないで、不意打ち食らわすような女だぞ、穂波は(汗) 黙ってみれば、ということかもしれないけど・・・・、って、サークルクラッシャータイプの姫がちやほやされるのと、同じような理屈なのかな?

もっとも、後述する理由から、峰岸も穂波と同類のキャラだからかもしれませ・・・、この作品に出てくる空手家に人格面で信頼できそうなのはいなさそうだし。

半座の格好を見て、なんだこりゃ、と驚く峰岸。そりゃまあ、練習試合とはいえ、つっかけでよそにやってくるんだから、そりゃ、驚きますよね。

半座は入学した時には、ちゃんとクツを履いていましたが、バケの皮がはがれてからは草履を履いているようですけど、服装ぐらい、指導しておけよ、先輩一同(汗) まさか、個性を尊重しているから、部員の服装とかにも、口を挟まないということなのでしょうか?

指導者の役割を果たせるような人間がいないからこそ、空手部が現状のようになっているというところなのでしょうけど。

しかし、この格好で不良扱いっていうのも、極端すぎないか? 練習試合とはいえ、対戦相手の学校のところに突っかけで来ている時点で、失礼だと思うけど。
しかも正義勘なんていってるし(汗)

しかも、「おいおい、アリかよ、御門には不良もいるんだな」とか、口に出していて、それで、半座に蓮城の拳士には見えないとか言われて逆ギレ。

しかも、それをおもしろくなってきたとかいう青柳。

こいつは思慮深いのじゃなくて、自分が楽しめれば、それでいいという奴なのでは?

こういうと、おもしろい奴みたいに思われる人もいるだろうが、こういうことで面白そうなことに寄ってくる人間の大部分は、一方的に面白がるだけです。しかも、相手は自分をも白くしてくれて、当たり前とか、自分の感覚を一方的に押し付けるだけの手合いが多いというように、自分が楽しむことしか考えないで、周囲を面白くする努力なんて、まったくといっていいほどしませんし、そんなセンスもありません、まあ、そういう人間だから、自覚もかけらもないのですが。

まあ、そこそこ、この手の体育会系集団にも共通する部分でもあるわけですが。

すくなくとも、距離を置いて、関わった方が賢明だと思います。

半座と言い合いになって、逆ギレ、「正義の鉄拳、みせてやる」と言い出す始末。

さらにそこに現れた、伊奈の強さを感じ取って身動きできない半座が、青柳よりも強い奴ということで、勝負だ、といったら、足払いを食らわせて、ぶっ潰すとかいう始末。

強いからといって、いきなり、自分と戦えとかいうような奴もどうかと思いますし、頼むにしたって、頼み方というのがあると思いますが(まあ、入部してから、特別扱いを受けているので、勘違いするのも無理からぬ話なのですが)、ターゲットが変わったところとかいって、青筋立てているあたり、どこがケンカ屋から、拳士に変わったんだ、オイといいたくなる言動の数々。拳士を自称するなら、礼儀作法を不完全でも身に着けるとか、心がける位したほうがいいのじゃないか、と思うのだが。

まだ、入学当初の猫をかぶろうとしていたときのほうが、ケンカ屋から変わろうと言う意気込みは感じられたと思う(あくまで、これに比較して、の話ですが)。

先週の話もあって、増長→敗北して、鼻っ柱を折られるということなのかもしれませんけど、そこまで考えているとは思えないからなあ。

峰岸にしたって、

銅像の台の上から、対戦相手に声をかけてくる、しかも対戦相手の面子を品定めして、露骨に相手を不良扱い、この時点で、拳骨でたたくにしても、たたかれるだけの無礼は働いているのを棚に上げて、恥をかかされたとかいうわ、相手の言動も無礼ではあるが、それにしたって、足払いを開ける始末。道場外で、初心者相手に手を上げようとするわ、しかも一度は、先輩が止めたにも関わらず、自分が気に食わないという理由だけで、その相手に対して、暴力を振るう。

これのどこが不良をどうこう言える立場の人間なのだろうか?

しかも、喧嘩が強いとはいえ、初心者相手に気に食わないから、暴力を振るった?

充実した人材と、それを支える設備、そして、徹底された教育の賜物が、この峰岸ですか?
不良だからという理由で、こういうことをやってもいいという理由にはならないと思いますけど。

というか、それをとめられないあたり、先輩の人格も怪しい気がするのだが。

まあ、この漫画の登場人物に人格を期待できるような相手がいるとは思えないとはいえ、相手を不良だとレッテルはって、見下すのパターンのくり返しばっかりですか?

勘違いさせる半座の態度にも問題があるとはいえ、自らの思い込みで殴りかかったり、不意打ちをかけたり、指導と称しての暴力行為。

しかも、血龍と呼ばれ、恐れられていた不良とはいえ、初心者相手に、空手経年者がよってたかって、殴りかかったり、攻撃入れられて、面白くないからって袋たたき。

まあ、最近のスポーツマンガじゃあ、悪役だったり、時代遅れ扱いされやすいいかにもな体育会系的な脳筋をメインキャラにしているという勇気のアル漫画という見方もできるかもしれませんが。

穂波を見て、ドキドキしているわけですから、そこから、穂波に声をかけて、それを見た半座が「テメェに声をかけるなんざ、百年早い」とか言わせるとかして、勝負に持ち込んで、とかいうのでもよかったと思うのですが・・・・・。

まあ、話の展開が、最近早いのですが、その理由として、まず思いついてしまうのがうちきりの可能性。
無敵看板娘Nでは、打ち切りが決まってからだったのか、急に勘九郎とカンナの関係がクローズアップされた前例がありましたから、髣髴とさせるだけの理由はあると思いますが。まあ、PUNISHERでも、後から読み返すと、話の進むスピードが遅い割には、描かないといけない部分はえらくはしょられていたけど、入部までを散々、引っ張っておいたにも関わらず、入った途端に展開が速くなったので、そう思われるだけの材料が備わっていると思うので、そう思われても無理はないでしょう。

話を永く引っ張る割には、細部の描写がおろそかですし。

穂波の不快感を与えるような言動のオンパレード、しかも、妙にリアルっぽく描かれているので、妙に破壊力が備わっているという有様。作品を見るのに救いを見出せる要素が少ない内容では、そういう可能性を考えるなというほうが無理でしょう。

PUNISHER以上に萌えでごまかすには無理のあるキャラだからなあ、穂波は。

そうでないとするなら、穂波をよく見せるための補正の可能性が高いでしょう。穂波の嫌がらせを描いておきながら、一週しか、描いていなかったり、さっさと、態度を変えるなど、半座を快く思ってはいなかったが、半座の努力する姿にその見方を変えるという展開を足早でやっていたのも、ヒロインにマイナスイメージをつけさせたくはないという思惑や、その割には穂波に関する演出が裏目に出ているのでは(出番が少ない割にはマイナスイメージが強調されている有様)という部分もありますが、正義とか言ってる割には、思い込みが激しくて、半座を見ただけで、不良とか、きめ付け、挙句の果てに、対戦相手に暴力を振るう。

まんま、穂波のやっていること、の繰り返しでしかありません。

同じことをしても、男性がそれをやるのと、女性がそれをやるのとでは、後者のほうがマシに見えてしまう、という話がありますが、現時点では、そういう補正でも、穂波のマイナスイメージは隠し切れないのでは、と思えるのですが、しかも対戦相手、ライバルという立場だと、ヒロイン? 以上に遠慮がいらないわけですから、穂波がやっていた以上に、えげつないまねを行ってくるのではないか、という可能性がありますからねえ。

穂波の言動はマダマシだった、と思わせるために、穂波のやってたこと(事情を確かめないで、相手を不意打ち、それでいて、礼儀作法を知らない奴は嫌いとか、指導と称しての暴力行為)、

これらをさらにエスカレートさせた行動をライバルたちに取らせるということありえるわけです。

空手経験者だから、そういう部分と空手家としての描写はバランスをとるだろうとか思う人もいるかもしれませんが、自重した、バランスをとったつもりと、そう見えているかどうか、はまた、別の話です。

書いている側がそのつもりでも、見ている側からはそう見えないというのはよくある話です。

今までの話も、不快に見えないようにバランスをとって描いて、あの内容ということだって、否定しきれないわけです。

女性キャラ、それもヒロインの立場でこれまでの内容(無敵看板娘でもそうだったといえば、そのとおりですが、アレはギャグで緩和されていたのと、それでごまかせていた部分が大きかったから、さほど、抵抗を感じなかったのも大きいと思いますが)、男性キャラでは、同じようなことを、さらに精神的ダメージがでかい内容で行う危険性が、非常にでかいのですよね。

穂波を意識しているような描写をしているわけだし、恋と勘違いしているだけで、実際は別の感情(強さを求める等)であったにしても、恋と勘違いしている今だったら、穂波がらみで張り合わせるというだけでも、アリなのではないか、と思うのですけど・・・・・・。

いろいろな意味で、今後に不安を感じずにはいられない内容に思えるのですが(汗)
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by kwanp | 2010-04-15 17:21 | コミックス

カメンライド! 2

爆発で吹っ飛ばされる二人のライダー。
起き上がったウイングナイトは「危なかったな」というと、行くぞ、と走り出す。
どこへ、と問うキットに、窓を通って帰るというウイングナイトに、「通れるの?」と首をかしげるキット。

「モノが映るものなら、なんでも、そこで見てろ、お前にできるか?」と、窓ガラスの中に入っていくウイングナイト。

すげぇ! と感心している暇もなく、迫りクルドラグレッダー。

あわてて、窓の中に飛び込むキット。鏡の向こうの世界の別の場所に出て(オリジナル同様、入った場所でナイトだめなのか?)。

ドラグレッダーが追いかけてきて、覚悟を決めて、車の中にとび込み、元の世界へ戻ることができたキット。
同じく、現実世界へ戻ってきて、キットの姿を探す青年。逃げたって思われるかな、と肩をすくめるキット。

キットが落としたサイフの中の身分証明書をみて、彼の身元を調べるマリアン。
「何かわかった?」と問うトレントに、なにも、と応える。

そこへ彼女に壊れた電機の修理を頼んでくれたとたずねるグレースが、適当に受け答えしたのを聞いて、向こうへ行ったのと入れ違いに入ってくるトレイシー。

キットのサイフを見て、「新しい彼氏候補?」 とからかうのだが、それを見たトレントが
「どこがいけてる?」
と顔をしかめ、「こいつには近づかないほうがいい。親父がいなくなってから、トラブルばかりだ」と忠告する。

窓の中に潜む何者かによって、再生させられるクモ型モンスター。再生を終えると、その何者かは、窓の中に解けるようにして、消えていく。

町の中をバイクで失踪していく青年(車が走っている道路の光景が写されているが、えらく、早送りっぽくなっている)。

青年の姿に気がつき、追いかけようと走り出すマリアン。

キットの姿が見当たらないとわかると、走り去ろうとするのだが、それを呼び止めようとするマリアン。しかし、彼女には興味を示さずに走りだし、行き止まりの通路で消えてしまう青年。行き止まりの壁には鏡が立てかけられている。

ここに逃げたはずなのに、と首をかしげるマリアン。

鏡の中から様子をうかがうウイングナイト。

夕方、ソファで寝ているキットは、ドラゴンを探せ、契約のカードと呼びかけてくる父親の声を聞いてうなされる。

カードデッキからコントラクトのカードを取り出し、「契約のカードか」とつぶやくキット。

データベースからキットや父親のフランク・テイラーのデータを引っ張り出すマリアンとトレント。

一年前に失踪、失踪時の状況は今もってわからず、現在も行方不明。キットは18歳の誕生日まで、養護施設に預けられるというデータを読み上げていくトレント。

同情なんか、するな、あいつは犯罪者だ、と釘をさすトレント。

この二人、こういうマスコミみたいなまねをしているわけですが、トレントって、マリアンのことを好きで、こういうことを手伝っているのでしょうかね? そういう場合でしたら、キットのことに気をつけろと警告するのも、気になる女性にロクでもない奴を近づけたくはない、というような感情もあるのだと思いますが、それにしたって、キットの名と姿を借りた何者か、あるいはキット自身が、自分の気がつかないところで、犯罪を行っているにしても、言い逃れができないような状況証拠が整っているわけですし、鏡の向こうがらみだとしても、たいていの人は、この時点で、そのことを知らないわけですから、キットが怪しいと思うのは無理もないようですし。
というか、替え玉が悪さをしているとしても、友人とか、周囲に誰もいなくて、アリバイを確認できないときばっかり、キットの姿を借りた何者か、が悪さをしているなんて、話としても都合がよすぎますからねえ。
疑うな、ということのほうが難しい。

おまけによく知っている友人と、一、二回あっただけの相手なら、よほどのことがない限り、よく知っている友人や知人の方を信じようとするものでしょう。

まあ、トレントはマリアンと一緒にいるためにマスコミじみたことをやっているのかもしれませんが、マリアンは本気でこういうことをやっているわけですから、自らの洞察力とかで、何か真実が隠されているのかも、という可能性に行き当たるのかもしれませんが。
おまけに、マリアンはゲルニュートに襲われているわけですが、自らの体験に常識補正をかけて、というか、場合によっては、何かしらのトリックを疑っても、無理からぬ光景でもあります。人によっては、マリアンのような体験をしたとしても、常識補正で、自分の体験したことに蓋をしようということを考える場合だってあるでしょうし。

しかもトレントの場合は、悪意を持って、語っているわけではなくて、第三者的には、キットがそう見られるだけのことをしているという状況証拠が固まっているみたいですし、本当はやっていなくても、一度、そういうイメージがついてしまうと、それを覆すのは、なかなかに難しい。

発言者に対する信頼が高ければ、その言葉を無条件で信じてしまうことだって、珍しくはないのですから。

悪人でもない人間が、それを信じるからこそ、厄介極まりない。

キットのケースのような、おそらくはかなり特殊な部類でなくても、そういった噂とかに惑わされずに本当のことを見抜く、さらにそれを訴え続けるのは難くて、真実を語るのが大部分にとって、都合が悪いという場合だって、ありますから。

周囲の評価というのは、全部が全部ではないですが、意外とあいまいなイメージによって、形成されてしまう一面は確かにありますからね。

バイクを走らせるキット。ビルのガラスの中から、キットを追いかけていくドラグレッダー。

キットの後ろから現れ、追いかけてくる青年。
逃げようとバイクを飛ばすのだが、走っているうちに眼前に人が現れて、バイクを止めたことで追いつかれてしまい、バイクの鍵を奪われてしまう。

追いかけてきて、キーを返せというキットに、カードデッキはどこだ、という青年。あれで、「別の世界へいけるのだろ? 契約のカードって」というキットに、誰にそのことを聞いたと問いただす青年。

ドラゴンのことをたずねるが、ドラゴンには関わるなといわれてしまう。どうしてと聞くキットだが、

「あのドラゴンと契約をすれば、ベントされるぞ」といったときに、モンスターが現れた気配がした。
「この音は?」
「入り口が開いた、誰かの身に危険が・・・、来い!!」

胸倉を引っ張る青年。

これは青年の言ってることも、火に油を注いでいるだけのような。これで自分の言うことを信じて、カードデッキを渡して、すべてを忘れろというのは難しいでしょう。青年は、向こうの世界の戦士のようで、自分に関係アル事柄といっても過言ではありませんし、無関係の人間をなるべく巻き込みたくはない、と思うのも無理はないでしょうけど、ロクな説明もなしで、いきなり、カードを渡せ、引っ込んでいろ、では、納得する人は早々いませんし、キットにしてみれば、父親に関する手がかりの一つですから、遠ざけようとすればするほど、逆に巻き込みかねないような。
今のところ、青年も単独で戦っていみたいですから、余裕がないということもあるのでしょうけど、元からの性格的な部分も大きいのでしょうねえ・・・・。

機械の修理をしている人間に襲い掛かるクモ型モンスター。

ビルの屋上へやってくる二人、クモ型モンスターに襲われている人を助け、被害者を預けると、そこを動くなよ、といって、ウイングナイトへと変身する青年。

ライドシューターで鏡の向こうの世界へとやってきて、クモ型モンスターと戦うウイングナイト。

ミラー越しにそれを見ていたキットは、カードデッキを取り出し、何度もカメンライダーと叫んで、変身しようとするが、カードデッキはうんともすんとも言わない。
そうじゃないと聞こえてくる父親の声。どうすれば、とたずねるキットに、俺はなんと言った? と問う父親。

契約のカードを取り出して、外に出るキット。
契約のカードをかざし、ドラグレッダーを呼び出す。それに気がついたウイングナイトは、よせと叫ぶが、契約しようとキットは、ドラグレッダーを己の中に受け入れる。

契約したことによって、ブランク体から、体のいたるところに、ドラグレッダーと契約したことによる変化が現れる。

クモ型モンスターの針攻撃をかわしているうちに、ビルの屋上から落下するウイングナイト。落ちたところをダークウイングに助けられるのだが、クモ型モンスターのワイヤー(クモの糸)に絡めとられ、地面に叩き落されてしまう。

そこに現れるキット。その傍らにはドラグレッダーが。
「アドベントカードを使え」とアドバイスするウイングナイト。
ドラグセイバーを取り出し、クモ型モンスターが放つ針を叩き落していていきながら、クモ型モンスターに接近し、切りつける。
そして、ファイナルベントのカードをセットし、ドラゴンライダーキックを放って、クモ型モンスターを倒し、そのエネルギーを吸収するドラグレッダー。

「人の忠告をきかないやつだな」とあきれるウイングナイト。
「ひどいな、たすけてやったのに」と肩をすくめるキット。
「ドラゴンに関わるなといったはずだ」
と念を押すようにいうウイングナイトに、言い返そうとして、その話し方にもうんざりというキット。

「これで、お前はカメンライダードラゴンナイトだ、満足か?」
吐き捨てるように言って、さっていくウイングナイト。

家に帰ってきたキット。家の前で帰りを待っていたマリアン。青年のことやモンスターのことを、次から次へとまくし立てるように尋ねていき、キットには最初から見えていたのでしょう? と問う。
力を貸すというマリアンに必要ないとドアを閉めて、門前払いをしようとするのだが、父親を探す張り紙を見せて、中に入れることに。

マリアンに鏡の中の世界のことを話すキット。

「そこに入ると、めちゃめちゃ速いジェット機に入ったようになる」というキット。青年は、しょっちゅう入っているのね、というマリアン。
そして、自分はハイパーシークレットニュースというサイトでなぞを追っていると話し、この件は父親の失踪と関係があるといい、コンピューターはないか、と聞く。

マリアンは事件を追うことを決めたようですが、この場合は、危機が迫っているけど、その危機が、常識離れしすぎていて、それを信じてもらえないどころか、うそつき呼ばわりされて、世間すべてから、そっぽを向かれる危険性がある分の悪い戦いにクビを突っ込んでいて、自分達以外に、そのことを知っている人間がほかにいないということ可能性もある、とんでもないことにクビを突っ込んでいるのだよなあ。そういうことに思い至るのはもうちょっと後になってからだろうけど。



しかし、ないと応えると、ネットカフェに連れて行こうと外へ引っ張り出すのだが、モンスターが現れた気配を察知する。マリアンにも、それが聞こえたみたいで、鏡のあるところで変身しようとする。

そこへ声をかけてくるレイシー。

誰、と聞いてくるキットに、友人であることを簡単に説明しつつも、キットのやろうとしていることを優先させる。

「カメンライダー!!」

カードデッキをかざして、ドラゴンナイトへと変身するキット。彼が鏡の中へ飛び込んでいった後、「カメンライダー?」とポツリとつぶやくマリアン。

ライドシューターで鏡の向こうへやってくるドラゴンナイト。

人をさらったゲルニュートとボルキャンサーの前に現れ、
「彼女を話せ!」と叫ぶドラゴンナイト。彼に襲い掛かるボルキャンサー。ドラグセイバーを取り出し、ボルキャンサーと立ち回る。

ガラス越しに、その戦いを見ているマリアンの行動を怪訝に思い、「何を見ているの?」と声をかけるレイシー。その彼女に、なにか、おかしいものが見えていないとたずねるのだが、クツがバックにあってないと冗談めかす彼女に、行きましょうという。

自分達以外、真実を知らないわけで、現状では、自分達が妙なことをやっているようにしか、見られないわけですが、変な風に思われるだけなら、妙な言い方ですけど、まだ、ラッキーなほうかもしれませんからねえ。

オリジナルの真司も、そういう意味では、理解者である編集長がいてくれたというのは、幸運だったのかもしれませんね。

ボルキャンサーと戦いを繰りひろげるドラゴンナイト。徐々に追い詰められ、吹っ飛ばされる彼の前に、ライドシューターが現れ、てっきり、青年が現れたのかと思いきや、中から現れたのは、赤銅色の別のライダーであった。

別の仮面ライダーか、と思いながらも、二人で一緒にと声をかけるのだが、相手が襲い掛かってくる。

その攻撃を受けながら、自分の名を名乗るのだが、黙って戦えと、聞く耳を持たない。それでも、よろしくな、と返すのだが、そこに襲い掛かるボルキャンサー。

二人がかりの攻撃を、何とか受け流すのだが、新しく現れたライダーはモンスターとグルのようで・・・・。
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by kwanp | 2010-04-14 16:29 | 特撮

ハードボウンドは眠らない番外編7

前回は話が長くなったわけだが、Wドライバーの性能は、ミュージアムの幹部や、アクセルのドライバーよりも高性能なのは確かではないかと思う。

二つ同時にメモリをさして、体半分ずつ、それを再現しつつ、


所持メモリ

フィリップ 翔太郎

サイクロン ジョーカー

ヒート   メタル

ルナ    トリガー

ファング


の現時点(30話)での7本のメモリ、10ものフォームを使いこなしている。

Wドライバーやロスト、アクセル、ミュージアムのドライバーはガイアメモリから情報を読み取り、そのメモリの力を具現化した姿に変身させる。

ミュージアムやアクセルなどは、ドライバーに、自身のメモリをセットして、変身するのだが、変身用メモリは一本だけである。

ウェザーの複合メモリを持ち、複数のメモリの能力を取り込んだ、wのメモリの持ち主も存在する。

ガイアメモリというのは、フィリップが星の記憶からアクセスして、引き出した情報を恐竜や鳥、金、武器というように、それぞれの項目ごとに封じ込めたシロモノのようであるが、使用者は、メモリを体に直にさして、変身するものの、使い続けていくうちに侵食されてしまう。
ドライバーは、それを防ぐためのシロモノで、リミッターとも言うべきシロモノであるが、

現在、作中に出ているドライバーの中では、間違いなくWドライバーが一番高性能なはずである。

メモリを2本さしている上に、フォームチェンジも可能ということもあるが、それ以上に、翔太郎を装着者として、フィリップを憑依させて、変身することからもそれは伺える。

星の記憶から情報を引き出すことによって、メモリを作り出すフィリップ。

無数のメモリをその身に記憶しているのか、あるいは、それを通すゲートなのか。この世に存在するメモリは一度はフィリップを介して、生み出されるということだけは確かである。

見方によっては、翔太郎は無数のメモリを同時にさしているのと変わらない状況ともいえるのだ。

フィリップ自身が、超複合メモリ、名づけるならアースのメモリであり、翔太郎はそれをドライバーにセットして、変身しているようなものである。現在、作中を見る限り、翔太郎になんら、特別な素養は見受けられないし、その副作用も見受けられない。

何度も指摘しているが、Wドライバーを装着することで、フィリップの意識とリンクし、転送されたメモリを、己の持つメモリと共に、Wドライバーにセットして、Wに変身するというのがWの変身システムであり、バロム1やウルトラマンAというよりかは、仮面ライダー電王の憑依変身に近い印象を受ける。

ただ、よくよく突き詰めてみると、フィリップが翔太郎に憑依して変身するというのと、電王の変身は、似ているようで真逆であるのだ。

というのも、電王は主人公の身に複数のイマジンを憑依させ、イマジンごとにフォームが存在し、さらには、そのイマジンすべての力を同時に憑依させるクライマックスフォームが存在する。

主人公とイマジンたちの容量は明らかに、

主人公>イマジンたちであり、作中に出てくる敵の特異点カイは、その容量を明らかにオーバーするだけの数のイマジンを、その身に取り込んで、精神が壊れている、というか、明らかに、無数のイマジンの感情に、己の感情を引っ張り出されていて、自分が感じている感情が、自分のものか、それともイマジンたちのものかの区別がつかなくなってしまっている。


特異点であっても、己の許容量を越えた憑依は危険であるということであり、フィリップ自身も、記憶を削除されているのは、そのあたりの理由も関係しているか、

とっくの昔にぶっ壊れているか、のどちらかであろう。

あれだけ、大量のメモリをダウンロードしているうちに、己が何者であるか、どんな人間であるか、という基本的な情報すら、侵食されてしまい、挙句の果てに、ガイアメモリの元となる情報を引き出し、高性能なメモリを作り出すことだけが、己のすべてとなってしまったのかもしれない。

無数のメモリをその身を介して、世に出しているのと、無数のイマジンをその身に宿して、自身が侵食されてしまうのは、情報をその身に抱えるという意味では、よく似ている。
おまけに情報を引き出したり、自身の感情が希薄だったりするのも、共通点が多い。

そして、翔太郎とフィリップはというと、明らかに容量の大きさは

フィリップ>>>>>>>>>>翔太郎と、大きな差がついていることは容易に想像が出来る。

そして、カイのように人格がぶっ壊れたかもしれないフィリップと翔太郎は、Wドライバーを介して、リンクしてつながることができる。

そのまんま、フィリップが憑依して、翔太郎の心身がただで済むわけがない。

ここまで、考えた時点で明らかにWドライバーにも左側の使用者がだめにならないようにリミッターがかけてあるのは明らかだ。

ファングメモリはフィリップのみを護るために作り出されたメモリであり、フィリップがWドライバーにセットして、変身することで、己のみを護ることを最優先にして、行動するようになるのだが、これは冴子が、その性能の意味をよくわかっていなかったような描写があることから、シュラウドがフィリップの身を護るために作り出した可能性が高い。

しかも、フィリップ自身が装着し、変身するため、二人の容量差を考えると、

フィリップ>>>>>>>>翔太郎&ファングメモリのAIということになる。

設計上、あきらかに、フィリップが戦闘で傷つかないために、左側の使用者が戦うようになっていて、ファング&ジョーカーのモードくらいである。

Wの必殺技にマキシマムドライブがあり、右側&サイクロンはマキシマムスロットにセットし、トリガー、メタルは武器にセットすることで発動するようになっているが、メモリひとつだけを使う仕様になっており、マキシマムスロットとトリガーマグナム&メタルシャフトを同時に使ったツインマキシマムというのがあるのだが、どうも、突き詰めた限り、フィリップ自身か、あるいは、フィリップと同じ容量でないとできないのではないか、と思えてしまうのだが。

フィリップが変身するファング&ジョーカーだと使えるのかもしれないが、これまで、使ったことがないということは、リミッターをかけている現状では、左側の使用者の容量をはるかに超える負担を強いる必殺技であり、フィリップがメインで変身しようとも、それは変わらないという可能性のほうが大きいようで。

しかし、27・28話でフィリップの制止を聞かないで、使用してしまったことで、リミッターが壊れてしまったという可能性が高い。フィリップと同等の容量を持つ人間でナイト、使えないということであろうが、それはおやっさんなのだろうか?

個人的には、それは否だと思う。

というのも、リミッターが、装着者にあわせて、自動的に関わる仕様であることも考慮できるが、
フィリップと同様か、それ以上の容量の存在というものは、ほかに存在しないわけで、ファング&ジョーカーのように、フィリップがメインになって、変身するファング&左側のメモリのモード用に使うくらいしか使い道がないのが現状である。

ダミーなどの複製能力のメモリでは、いなくなったフィリップの代わりになることはおそらくは不可能であり、可能であれば、そいつを使って、新しいメモリをどんどん生み出しているはずなのだ。

フィリップはアースのメモリと同じような存在であるわけだが、それならば、メモリなどささなくても、大丈夫なのでは、という声もあるだろうが、そうしないのは、それを乱用していたら、フィリップ自身の心身の破壊が進んでしまうということが大きな理由であろう。

しかし、フィリップしか存在しないのに、たいていの人間では、使えるはずのないというか、使えるあてがなきに等しい機能を盛り込んでおく、というのも、妙な話だが、設計上、そういうことが一応はできるようにしておいたというのだろうか? あるいは、裏技的な意味合いの技だったのか?

劇場版では、スーパーショッカーともつながりがあり、光を死神博士にしたこともあったわけであるのだが、常人離れした容量で、星とアクセスすることができ、なおかつ、フィリップ自身は希薄な人格。

大首領が乗っ取るには、うってつけの人材のような気も。

優秀な体であっても、なまじっか、自我が強かったためにディケイドライバーによる世界征服? は失敗してしまったわけだから、体が優秀で、希薄な自我のほうが都合がいいだろうし、星の記憶で星とつながれるというのは、大首領の組織で優秀な人造人間を生み出していたようにより、強力な体を追い求める姿勢から見ても、合致しているわけだからなあ・・・・。

ともあれ、Wドライバーの左側のリミッターが壊れてしまったであろうことは容易に想像ができるわけで、今のままでは、遅かれ早かれ、フィリップの力に耐え切れないで、つぶれてしまう可能性が高い。
また、前述の内容から、翔太郎以外でなくても、wドライバーの力をフルで活用するというのは、難しいシロモノだ。

誰が左側であっても、その性能はいかしきれない。

だからこそ、エクストリームメモリが作り出されたのではないだろうか? 最初は、フィリップを吸収できるだけの容量があるよなので、あのメモリの中に、回収されているのかと思ったが、劇場版では、フィリップがガイアタワーの中核にあるカプセルの中に転送されていたわけで、その技術があるとして、ミュージアムやほかの勢力の手が伸びないところといえば、ひとつだけ、高確率で安全な場所が存在します。

星の本棚の中です。

フィリップがいないと、情報が引き出せないわけですから、自身を星と同化すれば、フィリップのことを把握して、そのピンチに対応することができますし、照井の事情もお見通しなのも不可能ではありません。

そう思える根拠のひとつは、wのメモリの持ち主で、複合メモリということで天気に関する自然現象を自在に操るくらいなら、容量が人並みはずれているし、複合メモリととりこんメモリの容量で自我の崩壊はとっくの昔に起きているにしても、アレだけのメモリを自身の容量でまかなうには、いくら、人並みはずれているとはいえ、無理な芸当だとしても、やはり、無理がありすぎるように思えます。こいつは、あくまで想像ですが、複合メモリやそれを媒介にして、いくつもノメモリを取り込んでいるうちに、性質がアースのメモリに近なったか、あるいは複合メモリということで、そういう資質も元からあったのか、アースのメモリと同質化して、かなりミニチュアなアースになってしまったが、それによって、自我を侵食されているのではないか、と思うのですよね。

Wのメモリの男の例もあるから、フィリップから、メモリの情報と能力を引き出すという仕様ではなく、メモリをセットして、フォームチェンジするといいう仕様になった可能性は大きい。

ミュージアムはフィリップが戻らない以上、wのメモリの持ち主を厚遇するのは、擬似的なアースのメモリの使い手という理由もあるのでしょうね。

そういたデータを元に、エクストリームメモリが作り出され地球とつながるか、あるいは擬似的にアースのメモリを作り出すことで、左側の使用者の体に憑依しながらも、Wドライバーの性能をフルに発揮できるような装置がエクストリーム(極限)メモリということなのだと思うが、翔太郎と別れろということは、新しい左側を見つけてあるか、あるいは、エクストリームメモリがあるから、左側は、ますます誰でもよくなるということなのだろうか・・・・。

まさか、照井を新しい左側にするつもりとか言うのじゃないだろうなあ。
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by kwanp | 2010-04-13 21:25 | 特撮