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ハードボウンドは眠らない49・5



あれ、うそで、この世から消えたというアキコ。そういうことを子供にいっちゃっていいのか、と思うが。翔太郎だって、アキコに最初はおやっさんが死んだことを隠していたわけだし。
フィリップは翔太郎の大事な相棒で、アキラにとってのお姉さんと一緒だと説明するアキコ。
それを聞いて、翔太郎の言葉を思い出すアキラ。

ずっと、やせ我慢しているんだよというアキコ。やせがまん、それがハ-ドボイルドとつぶやくアキラ。そこに携帯がなりメールの内容を見て、何かを決意するアキラ。

そういうやせ我慢は、言葉ではなく、態度で伝えるものじゃないかと思うが、尺の関係とはいえ、わかりやすさに走っているきらいはあるような。

シュラウドの元を訪れる若菜。何を望むという彼女に、再起動、自分なりのガイアインパクトという若菜。
答えは星の本棚にあるというシュラウド。

しかし、シュラウドに聞くまでも泣く、自分で星の本棚調べれば、すぐに情報手に入るのじゃないか? まさか、調べ方がわからないとかいうのじゃあるまいし。それに、星の本棚で調べれば、フィリップの消息もすぐにわかってしまうのじゃないのか、という気がするが。
あくまで、個人的な推測だが、星の本棚へのアクセスはいくつか、必要条件、地理的なそれがあるらしく、若菜がいた病院では、それができなかったのではないか、ということだと思うが、それにしたって、作中でそれらしいことを、ほのめかしたことは一度もなかったわけで、星の本棚にアクセスする条件があるならあるで、それをほのめかすか、明言させるかしていれば、若菜がここで、星の本棚にアクセスして、自分が眠っていた間の状況を調べるということだって、すぐさま出来たので、翔太郎の下手なうそはすぐに見破られたはずである。

それとも、若菜に黙っていてくれというフィリップが何かしら、地球のデータベースに細工していて、フィリップが生きているかのように思わせようとしている、ということなのか?

協力してくれることを意外と驚く若菜。翔太郎にはほかの方法はないというのは、翔太郎にはできない方法だからか、それとも、園咲父に息子を奪われ、さらには間に合わせだと思ってた翔太郎にはしてやられていたから、このまま、フィリップが地球の中に消えていく、というのであれば、そのままにしておいた方がマシと思ってたのか?
家族だもの、思うようにするといいといい、事切れるシュラウド。

なんで、一年も経ってから、事切れるのかという気もするが、心残りはないと思って、執念から解放されたとか、あるいは、フィリップのことが心残りで今まで、気力で持ちこたえていたのか?
それを踏まえても、ご都合主義に消えてしまったという気はするが。
結局、ガジェットやパワーアップアイテムを与える存在として出したけど、キャラや設定を肉付けできなかったということかな?

「母さま」とシュラウドを呼ぶ若菜。

エクゼのメンバーのところにやってくるアキラ。姉を返せというアキラ。メモリのありかを教えろという彼らに、唯はアキラのバッグに隠していたオーシャンのメモリを差し出し、その隙に逃げ出すが、メンバーの一人がコックローチに変身して、追いかける。
囲まれて、姉を守ろうと抵抗するも、万事休すか、と思いきや、そこに駆けつける翔太郎。

どうして、ここがというアキラに、クツに発信機を付けていたというアキコ。

ひとりでふんばったんだな、見直したぜという翔太郎。

翔太郎さんも一人で踏ん張っているから、というアキラ。大人の背中を見て、少年は男になっていくということで、翔太郎がおやっさんの背中を見て、それを目指したように、翔太郎の背中を見て、というkとおなのだろうけど、それだったら、なおのこと、翔太郎の成長ドラマには、もう少し力を入れて欲しかったと思いますが。おいしいところだけ、つまみ食いにしか見えなかったというのが正直なところで。

お前の罪を数えろ、と手の形にする翔太郎。同じようにするアキラ。
そして、ジョーカーに変身して、コックローチと戦い、照井も駆けつけて、ほかのメンバー達をたおしていく。

なんだ、お前というメンバーの言葉に、俺に質問するな、という照井。

コックローチをマキシマムドライブ・ライダーキックでメモリブレイクするジョーカー。
それを見て、リーダー格の少年ほか一名が変身しようとするが、ジョーカーと照井に抑えられてしまう。出番がなかったな、エナジーさんよ、という翔太郎。

後はまかせろ、オレの仕事だ、という照井。

まかせたぜ、と変身を解除した翔太郎にかけより、手をお前の罪を数えろ、と形にして、お互いに健闘を称えあうアキラ。

しかし、リーダー格のメモリはエナジーではなく、エッジであった・・・。

意を決し、星の本棚にアクセスする若菜。

アキラの勇気に驚く唯。自分がいなきゃ、何もできなかった弟が勇気を見せたという点では驚くのは無理もないと思うけど、メモリ売買をはじめたことはスルーですかい(汗)
メモリをばら撒いて、風都にドーパント犯罪を増やした一因なのだから、立派な罪だと思うのだけど。
覚えた手のハードボイルドというアキラ。調子のいいやつめ、という翔太郎。
そこに現れたのは、ペットショップの店員。えらそうに、というと、エナジーのメモリのボタンを押す。

アキコたちを下がらせる翔太郎。

アクセス中の若菜

変身するエグゼのボス。

アキコたちをかばう翔太郎の背中を攻撃するドーパント。
倒れる翔太郎。
「誰も知らない、俺が街で一番強いことを、エグゼの真のヘッドだというkとおを」と勝ち誇る
翔太郎に呼びかけるアキコ。倒れたままの翔太郎。

再起動のためのすべてを閲覧したという若菜。

意識を取り戻す翔太郎。攻撃を受けたかと思いきや、エクストリームメモリが攻撃からかばっていたのだ。

思わず、あっけに採られる翔太郎。

そして、エクストリームメモリから現れたのは、フィリップ。何事もなかったかのように、現れるフィリップ。

まあ、街の小悪党相手には、圧勝できるのはわかるとして、楽勝過ぎて、前半の翔太郎のナレーションに説得力を感じない気が。もう少し、ドーパントが出てきて、数で攻めるような内容でもよかったのではないかと。その中でぼろぼろに傷つきながらも戦う翔太郎の前に帰ってくるというのでも、盛り上がったのではないか、と思うが。

一年前、若菜が体をくれたというフィリップ。来人をよみがえらせることが、彼女の決めたガイアインパクトだという。

意識を取り戻したフィリップの前にいる若菜。自分の体をフィリップに上げる、翔太郎の泣き顔を見ていられなかったという。
人類の未来のために、地球を変えるのは園咲の使命。一番ふさわしいのは、誰よりもやさしい来人だ、という若菜。

フィリップが地球を変えるということに関して、いきなりそういう使命を背負わされて、それをあっさりと受け入れてしまうことも唐突な気もするが、そういった主義主張のこだわりはフィリップにはなくて、誰かに言われたことを、ハイと受け入れて、それを実行に移してきたのがフィリップで、おやっさんにいわれたときも、アキコにいわれたときも、表面上は話の流れ的にもわからなくはなかったと思うけど、家族のことしか頭になかったフィリップに、いきなりそれを言って、それをやれというのは、強引過ぎる気がするけど・・・。

でも、どうやって? と問うフィリップ。
答えはそのうち、見つかるといい、とりあえず、風都を守る風でいなさいという若菜。
そして、父親や冴子、シュラウドが現れ、地球に選ばれた家族だから、この星の中から、お前を見守っているよ、という園咲父。
家族に駆け寄ろうとするフィリップを制止する父親。来てはダメというシュラウド。
来人に別れを告げる冴子や、ありがとうという若菜。
はじめてもらったポストカードと同じネコだ、というフィリップ。
ありがとう、と涙ぐむ若菜。それを慰める冴子。

そして、笑顔と共に消える園咲家。

ありがとうと涙と共にいうフィリップ。

改心するような展開あったか? と思うのだが。まあ、フィリップがろくすっぽ成長していなくて、人に何か言われて、ハイ、そうです、とうなずいて、すべてが片付いちゃうような身も蓋もないような展開になってしまうから、家族ドラマをきれいに強引にまとめたというところだろうけど、まあ、家族のドラマ自体、フィリップのキャラ付けをもっともらしく、肉付け仕様とした結果だろうからなあ・・・。

妙に家族にこだわるというか、最後の最後まで、その優先順位を崩さずに行動していた姿が何かに似ていると思ったら、

天道そのまんまだった。

天道だって、おばあちゃんが言っていたとか、闇雲に失われた幸せを取り戻そうとして手段を選ばない行動とっていたし、士も、記憶喪失だったわけで、根っこみたいなものは乏しいところがありましたからねえ。

これまでの平成ライダーと違うというイメージを持たせるために、表面上、親しみのもてるイメージを持たせはしたが、その実、対して違っていなくて、表面上の親しみの持てそうなイメージとの乖離に対処しなかったから、キャラとして、チグハグな部分が、要所要所で目立ってしまったのかもしれませんね。


それにしても、世界を変えるというのはともかく、そのためにガイアメモリを作り出して、ばらまき、ドーパントが暴れまわるというような状況で多くの不幸を作り出してしまったというのに、世界を変えるのは、園咲の使命とか、それを為すのは来人とか、そういうことhばっかりいってて、それで引き起こした罪に関しては、眼中になくて、家族の中でこじんまり、好き勝手に話を収めているというのはどうなのだろうか(汗)

そもそも、園咲父の言う地球に選ばれたというのは、フィリップであって、園咲家は生物学上で家族であるということでしかなく、彼らが選ばれたわけではなく、それに便乗して、ミュージアムだ、ガイアメモリだ、人類の進化だ、とやってただけなのだし。

天道も士も、自分がしでかした事に関しては、棚に上げてたけどさ。

「体を復元しながら、僕はずっと君を見ていた」というフィリップ。気のせいじゃなかったんだと喜ぶ翔太郎。
ワタシ、聞いていないというアキコ。
あなたがフィリップさん、とアキラ。

「やあ、青山アキラくん。君の事はすでに検索済みさ、よくがんばったね。僕達の仲間になれるかもしれないね」とアキラをほめるフィリップ。

喜びの余り、フィリップに抱きつく翔太郎。相変わらず、全然ハードボイルドじゃないねとあきれるフィリップ。

あくまで、ハードボイルドマニアのコスプレ野郎でしかなくて、ハーフボイルドですらないのだからなあ、翔太郎は(汗)

翔太郎は完成されたハーフボイルドだからね、というアキコ。
笑いながら、かんせいしたかねえ、と帽子のつばを押さえ、空を仰ぐ翔太郎。それをみながら笑うフィリップ。照井にドサクサ紛れに抱きつくアキコ。笑う青山姉弟。

無視するなと怒鳴るエナジー。

「おっといけねえ、忘れていたぜ。さあ、行こうか、フィリップ」
「ああ、相棒」
肩を並べる翔太郎とフィリップ。うなずく照井。青山姉弟を下がらせるアキコ。

ドーパントに変身するエナジー。

Wに変身する翔太郎とフィリップ。フィリップを抱えるアキコ。やっぱ、これよと喜ぶ。だな、という翔太郎。

サイクロンジョーカー、ルナトリガーヒートメタルで畳み掛けるように攻撃し、ジョーカーエクストリームでメモリブレイクする。

「決めセリフは忘れていないだろうね、翔太郎?」
「当たり前さ、相棒。街を泣かせる悪党に永遠に俺たちが投げかけ続ける、あの言葉」

「「さあ、お前の罪を数えろ!!」」

とりあえず去年と同じような結果にならないように、適当な相手でお茶を濁しましたといわんばかりのラストという気がするけど、一人残された翔太郎が街の平和を守るために孤軍奮闘するにしても、どこかしら、緊張感がないのは、スーパー戦隊でいうところの最終決戦で変身不能に陥るような状態だったのに、それをきり抜ける方法があるのに使わないで、ピンチだとか騒いで、変身しないで戦うような状況だったわけですから、いまいち、盛り上がりにくかったのかもしれませんが。
まあ、フィリップ=天道や士だとしたら、加賀美やユウスケにあたるであろう翔太郎に獅子奮迅の大活躍をさせるわけには行かないというような話作りをするのも、理屈の上では仕組みが見えてくる。

というのも、平成ライダーはある時期から、主役ライダーばかりが妙に強くなって、その相棒はかませ犬というか、引き立て役みたいな扱いになってしまっている。もともと、それらの兆候は見えはじめていた。

つまり、ジョーカーがそこそこ強いけど、エターナルにはかなわなかったわけだが、そのエターナルはT2メモリのエターナルのマキシマムドライブによって、それ以前のガイアメモリが無力化されていたのを、フィリップが力を振り絞って、それを無力化している。

カブト以降、天道やそれと同じ立場のキャラ(電王の主人公も、似たような感じで、周りの人間に、主人公はすごいと賞賛させているわけだが、逆に言えば、翔太郎にフィリップ以上の活躍をしてはいけないという考えが働いていると解釈ができてしまう。

フィリップの言動を天道や士、翔太郎の言動加賀美やユウスケに見たてて、エクストリーム誕生のエピソードなどを見てみると、天道がもっともらしい言動で、wは戦闘マシーンじゃなければ、いけないというフィリップ(天道)、そのセリフを聞いて、うなずいて、立ち上がる翔太郎(加賀美)。

ひよりのセリフで自分を取り戻した天道が、むちゃをやった加賀美にもっともらしいことを言って、それで、ピンチを乗り越え(勝手に落とし穴にはまっただけという気がするけど)、新しい力を手に入れる。
それを天道がすごいという形で描いていることになる。

ある時期から、平成ライダーはバディが描けていない、主役の万能キャラばっかり、かっこいいとかすごいといって、描いてきて、もう片方の熱血漢を引き立て役にしか描いてこなかった、ある程度、活躍はさせるけど、対等のパートナーとしては描いてこなかった。
龍騎のあたりまでは、そこそこ描いてこれてたし、ファイズだって、何とかみれる部分はあったとは思うのだが、やはり、そうなるきっかけはブレイドあたりからなのでしょうかね。
剣崎が天才とかいわれていたのは、最終的にジョーカーになるほどの融合係数とかで納得できましたが、橘さんはどんどん、愉快なことになって言ったし。睦月とのダメ師弟ぶりもアル程度バランスが取れていたといえば取れていたし。

カブト以降は主役がすごいというのを、天道のようなオレ様キャラだろうが、電王のような気弱系キャラであろうが、このスタイルは変わらず、それに2号ライダーが突っかかっていっても、最終的に丸め込まれていってしまう。

対等ではなく、主役ライダーがすごいという、いつものスタイルで、目先の書き方を変えただけでしかないのであれば、翔太郎がフィリップに頼りきりのまま、キャラが描かれていたのも、結局、いつものやり方を脱し切れていないから、ということになる。

メイン脚本の三条氏は、スタッフの意見とかを取り入れて、話を書いていて、アキコの描写とかも、アキコの中の人が大阪出身だから、ああいうキャラになっていったという話を聞いたことがある。
TVは集団作業だから、現場の人たちの感覚でやりやすいように話を書くというのはわからなくはない。
長谷川氏の脚本は、探偵もののお約束をある程度取り入れた納得のできるキャラ作りだったのが、話が進むにつれて、三条氏のようなスタッフの意見を取り入れたのでは、と思わせるキャラ描写に変わって言ってたが、序盤のアキコの馬鹿騒ぎぶりもそうだが、平成ライダーのセンスというのは、イマジンコントがそれをよくあらわしていると思えて成らない。
イマジンコントはいうまでもなく、電王のイマジンがおバカなやりとりをやるというシロモノであるが、ほかの平成ライダーは、それと大差ないような言動をイケメン役者にやらせて、それをやさしいとか、かっこいいように描きたがっているのではないだろうか。

まあ、馬鹿なことをやらせたり、受けるためにそれをエスカレートさせていく、ギャグをやる人間が陥りそうな手ではあるが、こういう道に走っていく人というのは、ただ、過激なことをやればいいという傾向が強くて、一歩間違えれば、マッチョというか、無神経な話作りの傾向に拍車がかかるケースが多くて、心情的に納得できて、笑えるギャグというものから、どんどん程遠くなっていく。
アキコの中の人も、番組開始当初にスキャンダルが発覚したわけだが、最初から、調べて、起用しろよと思うが、電王でも主題歌を歌っていた人間が事件を起こして、降板した話があったし、平成ライダースタッフの感覚というのは、ヒーロー番組を作るにあたっての自覚が余りないのかもしれないなあ・・・・。

そう考えると、今回の最終回も、今回の話だって、ムービー大戦のディケイドのパートをWに当てはめただけのストーリーといえなくもないし。
脚本のキャラの見せ方がうまかったから、面白いように見えていただけで、井上氏や米村氏だったら、いつも以上の大惨事になってた可能性が高かったかも。本気で面白い話を描こうとするのであれば、この主役がすごい、とかいう路線や、とりあえず、受けを撮るために話題性をあおるというような傾向が変わらない限りはむりだろうけど・・・・。
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by kwanp | 2010-08-29 22:36 | 特撮

ハードボウンドは眠らない48

仲間を痛めつけられるのが、君の苦痛ですか、とあざ笑う風。
変身だ、というフィリップ。

しかし、ジョーカーのメモリを取り出すも、フィリップが消えるかもしれないということが頭をよぎり、メモリのスイッチを押せない翔太郎。

翔太郎と叫ぶフィリップ。

苦しみだす若菜。

数字が上向いているという風。その数値は72パーセントをさしている。もう一声という彼に攻撃を加え、若菜をつれて行きなさい、とタブードーパントに変身した冴子。

さらに攻撃を加え、風を吹っ飛ばす。その衝撃で変身解除される。


「冴子姉さん」
思わぬ人物の思わぬ行動にあっけにとられるフィリップ。自分たちを助けたのか、と問うのだが、
風の方が気に入らなかったといい、畳み掛けるように攻撃を加える。

しかし、生身なのにびくともしない風は、ショックだといい、自分がネバーでなかったら死んでいるところだという。

それを聞いて、この場は逃げろという冴子。それにうなずくフィリップたち。
攻撃を受けながらも、ドーパントに変身する風。

照井と若菜をつれて、逃げようとするフィリップたち。

足止めをしようとする冴子や若菜を引き寄せて、翔太郎たちに攻撃を加える風。
若菜たちを助けようとするフィリップだが、アキコに行こうといって、引き止められ、腕を引っ張って、その場を退却することに。

若菜を復活させるために、フィリップに、じっくりと理想郷の力を味わってもらうという風。

病院に担ぎ込まれ、治療をうける照井。

海辺で、うなだれる翔太郎たち。

ユートピアは人間の希望、願望という生きるための感情を吸い取って、力にするというフィリップ。

生きるための感情と聞き返すアキコに、照井が精神波攻撃に強い体質でなければ、もっと恐ろしいことになっていたというフィリップ。

照井の名前をつぶやくアキコ。翔太郎に何か言うことはないのか、とつめよるフィリップ。
何のことだとそっぽを向く翔太郎。

「君が変身をためらったばかりにこのざまだ、若菜姉さんも救えなかった」と怒鳴るフィリップ。

オレは・・・、といいかけて、言葉に詰まる翔太郎。

アキコは海辺に転がっていたボールを投げ渡して、二人で話でもしたら、と先に帰るアキコ。

キャッチボールをする二人。どうせ消えるなら、姉を助けてから消えたいというフィリップ。
なんでわかってくれないという彼に言葉に、聞きたくないと一蹴する翔太郎。

どうしても、のめない、こいつをさしたら、お前が消えてしまうと思ったら、と叫ぶ翔太郎。

ボールを受け取るフィリップの腕が崩れかける。
やさしさは、翔太郎の一番の魅力だといいながらも、このままじゃ、自分は安心して、いけないというフィリップ。
一人になっても、翔太郎自身の手で風都を守り抜く、と約束を求める。

約束なんて、できない、自分に自信がもてないという翔太郎。

無言で見詰め合う二人。そこへ、刃野から連絡が入ったkと思いきや、電話の主は風であった。
若菜をどこへやったと、開口一番に問うフィリップ。
財団の天文研究所にいるといい、数値は現在、78パーセント。フィリップに協力を求めるが、するわけがないと突っぱねるフィリップ。

理想郷をお楽しみくださいというと、フィリップが苦しみだす。そして、女子高生コンビやサンタ、情報屋、が風に襲われるビジョンが流れ込み、倒れるフィリップ。

まさにワタシの理想郷、ユートピアだと嘯く風。ふざけるなと怒るフィリップ。次はさらに大事な人を狙うと宣言する風。

今、どこにいると思いますと問いかける風は、事務所の前に立っていて、アキコを狙う。
それを聞いて、走り出すフィリップと翔太郎。

事務所に駆けつけるものの、時、すでに遅く、アキコはユートピアの犠牲に。

自分のせいで、アキコが、とエクストリームの光に包まれながら、慟哭するフィリップ。それを見て、フィリップが安心して、消えられるようにして、というシュラウドの言葉を思い出し、自分のせいだ、とフィリップに謝り、おやっさんの帽子をかぶる翔太郎。

眠りの中で、父に星の嘆きが聞こえるかといわれて、うなずき、父親の嘆きも、と答える若菜。

地球の巫女になると決意する若菜。彼女の両肩を持って、うれしそうな顔をして、地球の中に消えていく。入れ替わりに現れたフィリップが、「それが姉さんの決断なんだね」と悲しそうな顔で現れ、自分には姉さんを救えないと闇の中へ消えていくフィリップ。
来人の名前を叫ぶが、返事は返ってこない。

目を覚ました若菜に、悪い夢でも見ていたような、と声をかけ、現実はもっと、ひどいわよという冴子。

何の話、とあっけにとられるが、自らの体がエクストリームの光を放ったのを見て、戸惑う若菜。そんな彼女に、風はクレイドールの力を衛星で飛ばして、地球規模のガイアインパクトを引き起こすという冴子。

「お父様の計画を横取りして、お姉さまの差し金ね」と避難する若菜。

そこに現れ、約束を果たすとき、という風。きょとんとしている冴子に、出会ったときに逆転のチャンスを与えるといったでしょう、達成しました、愛ゆえにと風。

何故、自分を助けると首をかしげる冴子に、好きだから、という風。
本気だったの!? と驚く冴子。よく言われるんですと、感情が伴わないから、本気だと思わなかったといわれるというかぜ。

工場の場所を教え、自分を売ったが、それを許すという風。それはあなたが園咲冴子だからだという。
しかし、自分を受け入れようとしないことに理解に苦しむ風に、あなたが園咲をなめているから、と答え、こんな形で若菜に勝っても、死んだお父様は認めてはくれないといって、若菜を逃がそうとする冴子。お互いにドーパント似変身する冴子と風。
姉が自分を逃がそうとしたことに戸惑う若菜。

ユートピアドーパントに破れるタブードーパント。倒して、変身が解除された冴子をおろし、一人きりのユートピアか、とつぶやく風。
そして、逃げようとする若菜を捕まえる。

若菜を助けようとして、死ぬなんて、という自分の行動に苦笑しながら、事切れた冴子に、
「若菜姫は任せろ」と彼女の目を閉じる翔太郎。

若菜を使って、ガイアインパクトを引き起こそうとする風。すでに発動係数は98パーセントに達している。
そこへおやっさんの帽子をかぶって現れた翔太郎。しかし、「何のようです」と、さほど、気にも留めないというか、重要視しない態度をとる風。

邪魔しに来たという翔太郎。

もはや、wに成れない君に何ができる、と何もできないくせに、タカをくくる風。
だったら、しとめてみろと挑発し、それを受けた風の攻撃をよける翔太郎。吹っ飛ばされてしまうも、ガイアインパクトが発動間近ということもあって、風の攻撃を帽子で受け止める。

それに気付くフィリップ。

その体勢から、逆回転し、攻撃を加えて、「終わりはそっちの野望だ」と啖呵をきり、ガジェットで攻撃を加える翔太郎。

ガジェットで装置を爆破し、若菜を助けることに成功する。それによって、炎に包まれる天文所。

そこにエクストリームメモリで駆けつけるフィリップ。

翔太郎を見て、ひどい顔だと笑い、男の勲章だといいはる翔太郎。
ひとりでよくやったね、すごいよ、と感心するフィリップ。

約束を守っただけという翔太郎。君のともであることは、僕の誇りさというフィリップ。
お互いに笑いあう二人。

この程度で、自分の計画が止めれるとでも思ったかという風。
「止めるさ、何度でも、この左翔太郎が街にいる限り」というフィリップ。

「何ぃ!?」という風。

「たとえ、お前らがどんなに強大な悪でも、風都を泣かせるやつはゆるさねえ。
体ひとつになっても、食らい突いて倒す。その心そのものが、仮面ライダーなんだ。この街には、仮面ライダーがいることを忘れるな」という。

仮面ライダー? と鼻で笑う風。

その風にお前の罪を数えろというセリフを突きつける翔太郎とフィリップ。

「いくよ、翔太郎! 最後の・・・」
「ああっ、最後の!!」

〈サイクロン〉
〈ジョーカー〉

「「変身!!」」

〈エクストリーム〉

サイクロンジョーカーエクストリームへと変身する翔太郎。

ユートピアドーパントは、翔太郎たちの感情を吸い取って、力に変えようとするが、自分の体に納まらずに、体中がショートを引き起こすドーパント。

「このwにはな、フィリップの最後の想いがこもっているんだよ。てめぇなんかに食いきれる量じゃないんだよ」と蹴っ飛ばすW。

掴まれた腕の部分が、ダメージを負って、ぼろぼろに成る風。これがダブルと気おされながらも、まだだ、と奮起する風。

「これがヤツに最も効果のある攻撃だ」とプリズムメモリを取り出し、マキシマムドライブを発動させるW。ジャンプして、エネルギーを高める風。

風の攻撃に、エクストリームのマキシマムドライブを発動させ、wトリプルエクストリームで迎え撃ち止めをさすw。

「俺の罪を数えろだと・・? 人を愛することが罪だとでも・・・」
ぼろぼろの体で、ユートピアのメモリのスイッチを押そうとするが、メモリが壊れてしまう。

財団はこれで、正式にガイアメモリから手を引く、という局長。

消滅する風。

エクストリームメモリからも、光が失われ、別れのときが来たというフィリップ。
翔太郎に、姉さんにはこのこと、内緒にしておいてくれ、という。
それにうなずく翔太郎。

じゃあ、いくよ、と変身を解除しようとするフィリップだが、それを止める翔太郎。
最後は自分の手でやらせてくれという。任せるというフィリップ。

ためらい、涙ぐむ翔太郎に、「大丈夫、これを閉じても、僕達は永遠に相棒だ。この地球がなくならない限り。泣いているのかい、翔太郎?」
と声をかけるフィリップ。
馬鹿いうな、と閉じようとする翔太郎。

さよならといういうフィリップ。

涙おw流しながら、うなずき、エクストリームメモリを閉じる翔太郎。

光の粒子と成って消えるフィリップ。エクストリームメモリ。

最後に一人残された翔太郎が空を仰ぐ。

倒れたままの若菜。

「若菜姫は病院に保護された。俺はフィリップの遺した最後の依頼をやり遂げた」
沈んだ表情で、事務所でお茶を飲む翔太郎や、照井、アキコ。ミックが飼い主を求めるかのように
鳴く。

翔太郎がフィリップのプレゼントを空けると、その中には、ロストドライバーと、フィリップの白紙の本が。本をてにとり、ページをめくっていて、
「僕の好きだった街をよろしく。仮面ライダー左翔太郎。君の相棒より」

というメッセージがかかれていて、それを見て、涙がこみ上げてきて、
「ありがとうよ、相棒。ずっと、大事にするぜ」とフィリップに答える翔太郎。

オレはこれからも、ずっと、街を守る。仮面ライダーとして。見ていてくれよ、フィリップ。仮面ライダーとして、戦うことを誓う翔太郎。

いや、最初からロストドライバー使えよ!!

姉の命がかかっているとかいって、わめいていたのはどこのどいつだよ・・・。というか、プレゼントなんて、形にして、後を任せるとかいうのは悪いやり方ではないと思うけど、それにしたって、wに変身できないときに、そんな形でしまっておかれていて、取り返しのつかない事態になったらどうする気だったんだ。

ここ最近の感想で書いているけど、フィリップ自身、まったくといっていいほど、成長していなくて、表面上、表情豊かな態度が身についているようになっただけ。
そんな人間が、消えると思い込んで、翔太郎に後を任せるために翔太郎がひとりでも戦えるように、と彼を試すような言動をして、終始、上から目線。

自分の意思というか、根っこが全然根付かなかったヤツが、コスプレ野郎のことをどうこう言えるような立場か?

しかも、消えるに際して、街のことではなく、自分の姉を助けることが最優先だったやつが。

これまでの話からすると、翔太郎やみんなが、フィリップのことを強く、呼んだら、あっさりと帰ってきそうな気がするから、後は任せたとかいって、消えても、これでフィリップがいなくなるとかいう感じには思えないし。
エクストリームやWdoraiba-のリンクで翔太郎とのつながりに下手に言及すれば、翔太郎まで消えてしまうし、下手をすれば、フィリップが、誰かに言われて、それに大きく左右されやすくて、その後、誰かに言われて、自分を取り戻すというような話の流れが読みやすくなってしまうし、

実際、フィリップ復活の流れがやりやすいから、こういう展開で、話を作ってきたこともあるのだろうし。

翔太郎がヒーローになったというより、

のび太がジャイアンに反撃したという方がニュアンス的に近いというか、ドラえもんが未来に帰った話を見ているような感じが近かったような。
まあ、のび太が秘密道具を使って調子に乗っても痛い目を見ないようなドラえもんだけどさ。


スーパー戦隊出身の塚田氏もいるわけだから、まんま、スーパー戦隊のクライマックスの定番パターン、変身不能を持ち出してきて、話を作ったわけだけど、一見、きれいにまとまって見えるけど、

この時点でのフィリップはただの無責任の身勝手野郎でしかないけどね。

まあ、フィリップが家族以外によりどころを持たないというか、それ以外に己の感情を強く動かせるものを手に入れていないわけだけど、若菜を助けるのと、世界を護るのがイコールになっているとはいえ、若菜を助けること意外に眼中になく、街やそこに暮らす人々を護るというような部分には、言及されていなかったということ、これは劇場版でも同じだったわけだが。

この時点での彼の口から街を護るなんて、言葉に説得力はない。

さらにいうなら、TV本編ではぼかされていたが、フィリップはミュージアムにいたころ、嬉々として、より、高性能のメモリを作っていたわけだが、こういったことに関して、己の引き起こした事態への責任というか贖罪といった描写は、Tv本編ではまったくといっていいほど、描かれていなかった。

そして、今回の事態においては、姉を助けることを最優先して、それ以外のことは眼中にない。

自分の罪が引き起こしている事態を完全にケリをつけない、そうしようと尽力するそぶりすら見せないで、あっさりと、若菜を救うことを最優先して、躊躇していないわけで、

人に言われたから、ドーパント退治をしていただけなのだなと思えてしまう。

しかも、都合がいいことに、若菜を救うことと、街や世界を護ること、財団エックスがガイアメモリから手を引くということが語られていて、フィリップの行動を正当化するかのようにお膳立てが整えられていて、消えることに、心残りがないかのように描かれている。
しかも後始末をロストドライバーを渡して、相棒に押し付ける始末。

そのロストドライバーだって、プレゼントとか行って箱の中に入っていたわけだが、それ使えば、もう少し、事態がズムーズに進んでいたのじゃないか?

まあ、翔太郎はフィリップの能力と、Wドライバーの力に依存しているところが多かったので、身一つで、命を張るということをどこかで一度はしないといけないとは思うが、それはもっと、前にやるべきだったのではないだろうか?

こんなヤツが、ドーパントになった人間に「お前の罪を数えろ」とか言ってたわけだから、

全然、反省していないだろといわざるをえない。

予告ではミュージアムを継ぐものとかいってる若者がいたが、ミュージアムが滅んでも、財団エックスが手を引いても、ガイアメモリはばら撒かれているので、ドーパント犯罪は続く。

この状況で消えたままだったら、前述したような無責任で身勝手なやつでしかないわけで、こんなヤツが仮面ライダー名乗っているのだからなあ・・・。

それっぽくシチュエーションは整えられているけど、実際に見ると、問題点がいくつもある話でしたね・・・・・・。
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by kwanp | 2010-08-24 23:18 | 特撮

ハードボウンドは眠らない47

来人、とフィリップを呼ぶ若菜の声。はじかれたように、我に返るフィリップ。彼の傍らにはミックの姿が。

翔太郎が、得意のネコ探しで見つけてきたというのだ。人間相手はさっぱり抱けど、ペット相手は強いと、ほめているのか、けなしているのかわからないことをいうアキコ。

なんだとという翔太郎。

翔太郎とアキコに礼を言うフィリップ。しかし、彼の右手が、粒子のように分解するような感覚に見舞われてしまう。
あわてて、手をぬぐうフィリップ。
どうした、と声をかける翔太郎に頼みがあると話を切り出すフィリップ。
「なんだよ、急に? 他人行儀だな」と首をかしげる翔太郎。

若菜を探して、助け出して欲しいというフィリップ。その言葉に、思わずきょとんとする翔太郎。
若菜姫は・・・、というアキコ。

生きている、自分にはわかるというフィリップ。引き受けてはもらえないか、と懇願するフィリップ。もちろん、引き受けるさという翔太郎。かならず、若菜を助け出すと誓う。
どんなにつらいことが待っていたとしても、とフィリップが尋ねると、お前のために耐えられないことなんて、ねえよ、相棒という。

「これがフィリップの最初で最後の依頼だった。ずっと、二人で一人のつもりのおれたちが、あんなことになるなんて・・・、思いもしなかったよ、なあ、フィリップ?」と語る翔太郎。

チャーミングレイブン、表向きは製薬工場。メモリ開発に必要な機材もここでそろえられると、風に語る女性。女性は財団エックスの投資対象からミュージアムをはずしたと語り、また新たな対象が必要だ、と語る。端末に映るネバーのデータ。それを面白い実験兵器と語る彼女。そして、コアメダル、セルメダルと書かれたアイテムのデータが・・・・。

財団エックスを大首領のような役回りに持っていくつもりか? まあ、昭和のライダーだって、このあたり、ラスボスの出し方、倒し方〈?〉がすっきりしないというような展開が多かったし。

初代ライダーだって、ラスト二話はブラック将軍の大攻勢がメインで描かれていて、最後にちょこんとボスらしき人物が現れたかと思いきや、アジトが大爆発。
それでショッカーが滅びたことにされたわけだし。ストロンガーのラストで、いくつもの悪の組織を裏で操っていた大首領がいたのが判明されたのも、それから何年かしてからだからなあ。

ミュージアムは滅びていないと語り、自分が確保した切り札でガイアインパクトの継続は可能と語る風。

若菜の体内に融合したクレイドールメモリをよみがえらせる方法さえ見つかれば、という。
ミュージアムは組織体として、崩壊したのではという女性に、新たなトップも自分が用意する。
と、強く、語る風。

次があれば、詳しく報告して、という女性。

若菜は連れ去られた可能性が高い、ということで冴子を探す翔太郎たち。
情報屋によると、サーキットで走っているという。
なんで、そんなに何でもかんでも知っているの、というアキコに、こんな美人が一人でバイクで入っていたら、バイクノリの噂になるという情報屋。

自分の証明、それは自分が若菜に勝っていることだが、それを認めさせるべき父はもういないという冴子。

彼女の前に現れ、勝負を挑む翔太郎と照井。翔太郎みたいなさえない男が父を倒すのが最悪という冴子。
冴子に若菜の居所を問いただすフィリップ。それを聞いて、驚く冴子。知らなかったのか、と面食らいつつも、若菜が危機にさらされていることを語るフィリップ。

そこに現れ、迎えに来たといい、財団エックスのものだと名乗る風。初めて聞く名前に首をかしげる翔太郎。

ミュージアムのスポンサーだと語る冴子。背後にそんな組織が、と驚く翔太郎。
もはや背後ではない、冴子と共にガイアインパクトを達成すると宣言する風。

あなたが若菜を、と問う冴子の言葉を肯定し、彼女は尊い犠牲になるというかぜ。
姉を帰せと叫ぶフィリップ。
お断りしますとメモリを取り出す風。冴子は、園咲のものにしか仕えないゴールドメモリと驚くが、スポンサー特権、適合率98%、まさに運命と、ユートピアのメモリで変身する風。

体が浮いたかと思うと、風がドーパントに変身した途端に吹っ飛ばされる翔太郎たち。

アクセルに変身する照井。自分たちも変身だ、という翔太郎だが、まだできないと、変身を拒むフィリップ。

ドーパントに戦いを挑むも、苦戦を強いられるアクセル。

なんでだよと問いただす翔太郎。次の変身は、若菜を助ける瞬間まで取って置かないといけない、今度変身したら、自分の体は消滅してしまうと打ち明けるフィリップ。フィリップの右手が分解されてしまう。

ワタシ、聞いていないとつぶやくアキコ。

でたらめを言うなという翔太郎。

ドーパントに竜巻で吹っ飛ばされるアクセル。さらに空中へ吊り上げられ、地面に叩きつけられてしまう。
力尽きて、変身解除されてしまう照井。照井の名を呼ぶアキコ。

フィリップに、父親が墓の下で泣いているという冴子。

あっけに取られるフィリップ。次の瞬間、風に引き寄せられてしまう冴子。

話せという言葉に耳を貸さずに、いきましょうと、その場を去る風。

若菜の眠っている部屋に通される冴子。女性に、新たなミュージアムのトップと紹介される冴子。

メモリ適性のない人類を瞬時に消滅させる儀式で、それを地球全域でおこなうというのだが、若菜をデータ化して、財団の人工衛星にインストールすると語る風。

風都というのは、スクライドのロストグラウンドみたいな場所だったということか? まそこでもあるター能力者とそうでない常人はいたし。

成功したら、ミュージアムに出資の再開を検討するといい、部屋を出て行く女性。

ついにあなたもミュージアムのトップ、といって、タブーのメモリを取り出す風。

検索を行うフィリップ。キーワードはミュージアム、財団エックス、施設。ミュージアムの施設は風都内に27所あるが、冴子の言葉を思い出し、墓のキーワードを追加。

チャーミングレイブンの場所を突き止める。

なぜ、墓でわかったと問う照井に、冴子の言葉がヒントになって、割り出せたことを語るフィリップ。

冴子の心も動いているのかもしれないと、行こうとするフィリップに、消える云々の話を問いただす翔太郎。

自分は一度死んでいて、星の本棚の力を得たことで再構成された体だが、加速度的に消滅していると説明するフィリップ。
若菜と融合したせいか、という翔太郎に、自分たちは地球に近づきすぎたといい、今度、wに変身したら、自分の体は完全に消え、地球の記憶の一部と成るという。しかし、若菜を救ってからなら、くいはないというフィリップ。

覚悟を決めてあるのか、という照井。それ、絶対に避けられないのというアキコに、回避できないというフィリップ。


あきらめてくれというフィリップをバカ野郎と怒鳴り、あきらめられるかといって、倉庫を飛び出す翔太郎。

シュラウドを呼び出す翔太郎。彼女にフィリップが消えることを問いただし、それが事実だとわかると、何とかする方法はないか、と尋ねるが、彼女は首を振るばかり。

フィリップを救うことはおやっさんから託された依頼なのだ、なのに、という翔太郎に、自分が依頼人だ、と明かし、フィリップは救われたというシュラウド。
もはやフィリップは復元されたデータの塊ではない、翔太郎のおかげだ、というシュラウド。

でも、消えるんだろ、という翔太郎に、笑顔できえるようにしてあげて欲しい。それがフィリップを救うことだというシュラウド。

勝手なことを言うなと詰め寄るが、消えてしまうシュラウド。

シュラウドはほかの方法はないか、と考えるということを、全然やらないからなあ・・・・。
フィリップは、自我が希薄というか、我という物がないに等しい状態で、感情豊かに振舞っているように見えるが、あくまで、学習によって、そう見えるように振舞っているだけでしかない。
そういった根っこの部分はビギンズナイトから、この二年、まったくといっていいほど変わっていないからなあ。

それにどれだけ、個性が強い人間でも、地球という生命に勝てるような我の持ち主なんて、そうそういないと思いますしね。強烈な個とぶつかったときに、弱い方が、自分の自我を崩壊させるとか、自信を失うというようなことはよくある話だし、エクストリームのときにもシュラウドの言葉に動揺して、変身不能になったことがある。しかも、自分が死んだと聞かされ、家庭崩壊振りを見せ付けられた後で、井戸のそこ、地球の中心に向けて、放り込まれたわけで、自我が不安定になるのは、無理もない。

結局のところ、ずっとそうなのだが、相手に押しの強いことを言われて、それを真に受けて、ピンチになったり、それを乗り越えたりしているだけで、自身で、何かを考えたり、危機を乗り越えるような選択を為したわけではないのに、表面上の態度だけ、取り繕って、さも成長しました、みたいなことをしているからなあ・・・・。

しかも最終回まで、この調子で、翔太郎が何か言って、それをフィリップが聞いて、復活しました、では、強い絆で結ばれたパートナーというよりかは、いいように操られて、翔太郎がカッコを付けるために、フィリップを利用していると証明しかねないのだけど、大丈夫なのか?

つまり、己が不安定なために崩壊が進みつつあるわけで、極端な話、自我を強く持つということができていれば、己を保つことができるのではないか、と思えてしまう。

ついでにいえば、劇場版でも、伏線っぽいことが書かれていたが翔太郎とフィリップのリンクは、エクストリーム登場で強くなっていると思いますが、フィリップを構成するデータが、翔太郎のなかに紛れ込んでいるかもしれませんし。
翔太郎の中に残っていたデータと、翔太郎の強い思念、というかイメージによって、フィリップが助かる可能性は高くなる。

二年も、wドライバーのシステムで変身していて、まったく、翔太郎とフィリップの精神的リンクに影響がないなんて、思えないし、ましてや作ったのがシュラウドだからなあ・・・。そのあたりに変に触れると、なんで、翔太郎も消えないんだよということになりかねないし、翔太郎個人の自我って、それほど、アクが強いものじゃないから、フィリップと大差のないレベルで、星の記憶に飲み込まれかねないという危険性が強かったというのもあったのかもしれないが。

事務所に戻ってくる翔太郎。事務所ではパーティが開かれていて、フィリップは海外留学することに成ったということにして、お別れパーティを開くアキコ。

それを問いただそうとするが、いろいろと考えた結果、これが自分が決めたことというアキコ。

プレゼントがアルというフィリップ。

戦いに行くのは明日にして、今晩だけいいでしょ、というアキコ。フィリップに思い出をたくさん上げないとと。

フィリップから挨拶があるというアキコ。
「ボクは人との付き合いに興味がなかった悪魔みたいなヤツだった。でも、翔太郎に連れられて、この風都に来て・・・」
と話を切り出すフィリップ。

今では、どうなのという言葉に、

「大好きさ、街もみんなも」と微笑みながら言うフィリップ。

それを聞いて、乾杯を始めるアキコたち。

デスクに腰掛けた翔太郎にプレゼントを渡し、後でいいからあけてくれというフィリップ。

翌朝、敵の工場に乗り込む翔太郎たち。危険だという照井だが、これが最後かもしれないといって、突いていこうとするアキコ。自分のそばを離れるなよ、という照井の言葉にうなずくアキコ。

工場に乗り込み、若菜のところに向かうフィリップたち。アクセルに変身して、翔太郎たちを先に進ませる照井。

あっさりと割り出せたり、生身の兵士たちしかいない、というのは、コアメダルのこともあるのだと思うが、このアジトのガイアメモリ製作工場って、利用価値高くないのじゃないか?

フィリップがいないと、新しいメモリが生み出せない。風はスポンサー特権ということでユートピアメモリをもっているけど、これだって、シュラウドが遺し〈というか持ち出した?〉たメモリのひとつでしかないのではないか、と思うし。

ガイアインパクトが失敗すれば、作り出されるガイアメモリは26個プラスアルファに限られてしまうのは、早晩、明らかでしょうし。ガイアインパクトが失敗すれば、もはやこだわる意味はないと半断されても・・不思議ではないと思う。


若菜の部屋にたどり着くフィリップたち。さっさとつれていこうとするのだが、若菜についた計測装置に気がつくフィリップ。
彼女の力の発動数値だと、風が現れて、語り、今は43パーセントだという。


姉さんをプログラム扱いする気だなと怒るフィリップ。しかし、涼しい顔で、彼を元祖データ人間と理解が早いと嘯く風。ふざけるなと怒るフィリップ。

これがふざけている顔に見えますかと変身する風。

こいつを倒す、後は頼むよ、と変身しようとするが、変身しようとしない翔太郎。
変身を促すフィリップのことばに、今やるさ、とメモリを取り出す翔太郎。
しかし、フィリップが消えるビジョンが浮かんでしまい、ためらう翔太郎。
そのスキをついて、若菜を確保するかぜ。

そこへ駆けつけるアクセルだが、手も足も出ないで叩きのめされる。
翔太郎に変身を促すフィリップ。しぶしぶとメモリに手を伸ばそうとする翔太郎。
トライアルに変身するアクセル。

若菜のナを叫び、翔太郎に変身を促す翔太郎。
手も足も出ないアクセル。

すぐに自分が勝つ、というより、照井が遅くなるといい、天井に吹っ飛ばして、上空へ引きずり出されてから、地面ニアクセルを叩きつける風。
変身解除してしまう照井。

ユートピアは希望の力のメモリで、照井の生きる気力を奪い、自分お力としたという風。
まずい、といって、変身を促すが、まだ、変身をためらい、生身で戦いを挑む翔太郎。

やめろというフィリップ。それでも、だからこそ、なのか、戦いをやめない翔太郎。
点滅する若菜。やめろと叫び続けるフィリップ。

やめろという言葉に呼応して、若菜の放つ光りが強くなる。

すばらしいといって、若菜の復活方がみつかったという風。
来人の精神的苦痛が、若菜に力を与えているという風。翔太郎の首を絞めようとして、死んでみてくださいという風。
翔太郎の名を呼んで、やめてくれとフィリップ。

姉を助けたいという気持ちはわかるけど、あっさりと優先させすぎというか、目の前で風都の人たちが苦しんでいるのを助けるか、それとも若菜を助けるか、最後の一回をどのように使うかという葛藤をするくらいはしてもよかったのでは?

翔太郎がその選択で苦戦しても、当たり前という気がするし。とりあえず、ピンチっぽい演出しているけど、いつものパターンの繰り返しでしかないのだよなあ(汗)
というか、フィリップが消えるかもしれないっていうのは、この二年間で、フィリップは、自分がフィリップという人間であるというような確固とした自我を構成することはかなわなかった、と言うことい成ってしまうのだが・・・。

それで消えるかもしれない、ということなのかもしれないが、二年も一緒にいるのに、強い意志にアッサリと引っ張られるというところはまったくもって、なくなっていたわけですが。
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by kwanp | 2010-08-23 22:18 | 特撮

ハードボウンドは眠らない46

フィリップが死んだ事実を突きつけられる翔太郎。

そこにいる来人は人間ではなく、データの塊という若菜。人類の未来を変えるために必要な、と付け加える。

しかし、園崎家の人々は、データの塊だったとしても、家族だ、というような考えを持たなかったのだろうか? 園咲父は、目的のために冴子と若菜の意識をそう思うように誘導していた可能性が高いけど。

もう終わりにしようという園咲父の言葉と共に、頭にいた怪物が現れ、照井を吐き出す。地面に叩きつけられて、変身解除するアクセル。

照井に駆け寄るフィリップ。
フィリップに来るんだ、という園咲父。自分は物じゃないと叫び、変身しようとするフィリップ。
恐怖をおさえて、無理やり変身する翔太郎。

エクストリームに変身するが、恐怖に蝕まれて、手も足も出ないエクストリーム。
テラーの攻撃に変身解除され、君はもう終わりだ、一生、恐怖の中で生きよといわれる翔太郎。

恐怖に震える翔太郎をよそに、響子にああなりたくなかったら、自分のことは忘れたまえ、といい、イービルテイルを手に取り、若菜はフィリップを連れて行く。

父親から招待状が送られてきて、その真意がつかめない冴子。勝利宣言いけばわかるのでは、という風。
恐怖におびえる翔太郎を看病するアキコ。そこに顔を出す刃野と真倉。しずかにしてあげてというアキコ。翔太郎の有様を見て、まずいのじゃないか、という刃野。自分のせいで、と苦悩する響子。

尊敬する相手がアレだったわけだが、尊敬する相手のために、という行為が、おうおうにして、取り返しのつかない結果につながるというkとおはよくある話だと思う。
尊敬している相手が何を望んでいるか、というより、自分がいいという考えで行動してしまうからなあ・・・。

目を覚ましたフィリップが食卓に入っていくと、そこには家族が一堂に会するという光景が。若菜の門出を祝うために手料理を振舞うという園咲父。

家族がそろっての食卓に実感がわかないフィリップ。

この日がくるまで長かった、としみじみとつぶやく園咲父。発掘していたヒビを覚えているか、と家族に尋ねる。
家族の団欒の記憶。

暗い井戸はちょっと怖かったという若菜。そんなことをいってたねといいつつも、イービルテイルのアタッシュケースを開ける園咲父。中を出そうとしたタイミングで、フィリップが、集まったのをいい機会に争いはやめないか、と提案するのだが、冴子は、
「家族、笑わせない、来人。死人は黙ってなさい。こんなのろわれた家族に仲直りなんて、できるものですか」
と鼻で笑う。
若菜は、冴子も園咲の家にとっては死人みたいなものという。なんですって、食って掛かろうとする冴子。

それをどなりつけ、今日の晩餐会は、人間を超えて、神に近い存在となる若菜に、冴子とシュラウドがざんげをするためのものだという園咲父。
ふざけないで、とメモリを取り出し、変身する冴子。それに対抗するかのようにメモリを取り出して、変身する若菜。

フィリップはやめろと叫ぶが、彼女たちの耳には届かない。
若菜と冴子が戦うのを身ながら、園咲父は、結局、メモリを使っての戦いあいか、うちの家族らしいといえば、家族らしいな、と笑い飛ばす。

立ち去ろうとするシュラウドに、帰るのかね、と問う園咲父。自分はトウに負けを認めているというシュラウド。負けを認めていても、それでも、あきらめきれないものじゃない、というか、最後まであきらめないものじゃないのか、と思うのだが。園咲父と対立しているけど、自分の目的のために、フィリップを都合よく誘導しようとしていたことを考えると、彼女も園咲家と大差ないのでは、と思えてしまうところがあるからなあ・・・・。
待ってと制止して、家族を放っておくんですかというのだが、「お前の家族は園咲ではない、左翔太郎よ」というシュラウド。
忘れないで、切り札を、左翔太郎を、といって、去っていくシュラウド。

晩餐の席に忍び込んで、イービルテイルを奪取しようとする響子。

それを聞いて、彼はもう何もできない、再起不能だという園咲父。
翔太郎が切り札とつぶやくフィリップ。

戦いを続ける冴子と若菜。
冴子の胸倉をつかんで、自分には勝てない、この場で悔い改める? と問う若菜。

しんでもいや、という冴子に、なら、死ぬのね、と吹っ飛ばしエクストリームに変身し、なおも痛めつける。

変身解除し、逃げ出す冴子を、負け犬といって、あざ笑う若菜。

事務所の隅でうずくまる翔太郎に電話がかかってきて、それにおびえる翔太郎。
その叫び声で、眠りから覚め、スタッグフォンを手に取るアキコ。電話の相手はフィリップで、強引に電話をとらせる。

おわかれだ、というフィリップ。若菜のいけにえにされて、消滅するらしいといい、フィリップを忘れないでくれ、自分は消えない、翔太郎の心に悪魔と相乗りする勇気がある限り、といって、電話を切るフィリップ。

なかなかなける最後の言葉だったという若菜。

いかないという翔太郎の言葉に、「なんで、今の話を聞いて、事務所を出ていけないの」と問い詰めるアキコ。

恐怖におびえるだけの翔太郎。

ひょっとすると、テラーの恐怖はたいしたダメージを受けておらず、というか、すでに消去されていて、思い込みだけで、恐怖に震えている可能性もあるのですよね・・・。元々、翔太郎自身、自身では動こうとしないキャラですし。テラーの恐怖を受けたというのは、そういった翔太郎が動かないことを理由付けしただけではないか、と勘ぐれてしまいますからね。

翔太郎自身は、普通の人間で、おやっさんところに転がり込んだのも、おやっさんへの憧れもあるでしょうし、強い個性を持つキャラに引っ張ってもらわないと、動けないというか、動かないキャラでしたからね。

そこに飛び込んできて、イービルテイルを取り出す響子。どんだけ、行動力あるのとあきれるアキコ。この場合は、自責の念による行動という見方もできるけど。ただ、この手の人物は、あこがれている人物でも、その人物にあこがれる理由というか、条件みたいなものがあって、それを曲げた時点で、その人の行動を野放しにするわけにはいかない、と思って、その行動を阻止する選択肢を撮ることも、決して、珍しくはないですけどね。
ガイアインパクトを阻止した、と期待に目を輝かせるのだが、「勘違いだったみたい、それが何かの役に立つとは思えない」という響子。
イービルテイルを見て、どういう意味だろうね、と翔太郎に意味を問うアキコ。

園崎家
儀式の間、ドーパントに変身する若菜。風都の人たちをドーパントに変えて集めた膨大なデータを制御装置の中に入れているという園咲父。

街の人たちは実験台だったのか、と唖然とするフィリップ。

そうだ、とうなずき、地球の記憶のすべてを泉の真上にいる若菜に流し、フィリップはその制御プログラムになるという園咲父。
エクストリームに到達した今のフィリップの力なら、可能だ、という園咲父。

Wの変身システムもそうだけど、二人で一人のライダーになるというよりかは、左側の装着者に憑依させるという構図になっているわけだが、許容量からして、右側、フィリップの方が大きいわけですからねえ。

憑依する側             憑依される側

フィリップ(許容量 大)―Wドライバ―翔太郎(許容量 小(あるいは極小)

となり、これらの構図は、スーパー戦隊や龍騎以降のライダーのモンスターとの関係に近いものがあります。

これがファングジョーカーになると

翔太郎(許容量 小(あるいは極小)―Wドライバ―フィリップ(許容量 大)

となるわけで、仮面ライダー電王の主人公とイマジンのような構図といえるわけです。

人工的に、とはいえ、エクストリームの力を付与させることで、フィリップの力に耐えられる存在にしているわけだけど、ファンタジー系のスーパー戦隊の変身方法や、ジョーカー(ブレイド)といった
類の変身能力などとよく似ているわけですよね。この場合、フィリップの立場は、


地球―フィリップ―若菜

カリスラウザーや、変身アイテムの類に位置するものだと思いますが。星獣やパワーアニマル、守護獣の力を得て、変身するシステムになっているファンタジー系スーパー戦隊。
しかし、星獣やパワーアニマルは地球という存在と比べれば、その断片に過ぎないとはいえ、人間からすれば、それでもその情報量は膨大なもので、生身のままで受け止めるということをするには難しいものがあるわけです。その負担をブレスレットや携帯電話型の変身アイテムを介して、変身をおこなうことによって、負担を減らしているのだと思います。
断片の星獣やパワーアニマルでさえ、それだけの負担が大きいのですから、地球そのものとアクセスすることがどれだけ大変なことかは、想像に難くはありません。

そういう意味では、フィリップを変身アイテムの役割を持たせて、若菜を地球の巫女としたのでしょうね。

ファンタジー系戦隊もそうだったけど、アースとか、装着するものに、その守護獣に対応した精神的なエネルギーが必要な場合が多いから、そういう資格所有者を人工的に作り出したのか?
古くはチェンジマンで、軍隊がそういう力を使える人間を集めて、戦隊を作っていたこともあったわけだし、そういった研究に携わっていた人間の一人だったのか? 95年から99年の間は、スーパー戦隊の空白期、および、オーレンジャーの準備期間で、フィリップ、園咲来人が死んだのは、その間のことだったし、先代シンケンジャーの敗北もこの時期だったわけで、この空白期の前はジェットマン、ジュウレンジャー、ダイレンジャー、カクレンジャーと、神秘の力を使ったスーパー戦隊が頻出していて、軍隊系はジェットマンだけですしね。ジェットマンの母体組織は壊滅の憂き目にあっているし、オーレンジャーまでの時期に、いくらでも暗躍する余地ありそうですからねえ・・・。

自分は消えるのか、と問うフィリップ。若菜は生きたガイアメモリ製造機、地球の巫女になれると歓喜する。
それでいいのですか、自分がそれで消えても、というフィリップ。
お前は一度、死んだ、といい、もはや救えないという園咲父。

自分はあなたを救いたいというフィリップ。

父さんというが二度目のお別れだ、といい、さらばだ、来人とつぶやいて、井戸に突き落とす園咲父。

井戸からエクストリームの光がほとばしり、若菜もエクストリームの光を放つ。

地球のすべてが、と力が流れ込んでくるのを実感する若菜。
屋敷の外から、エクストリームの光が流れ込んでくるのを見物する冴子。

すべて、うまく行く、後数分もすれば、とイービルテイルの箱に手を伸ばす園咲父。

しかし、
「そうはさせない」と、翔太郎とアキコ。
邪魔をする気と問われて、うなずく翔太郎。よく、自分の前に立てたなと感心する園咲父。
こいつのなぞが知りたくてね、とイービルテイルを取り出す翔太郎。それを見て、驚く園咲父。
あわてて、箱を開けると、何も入っていなくて、いつの間に、と愕然とし、自分の家族をかえせと叫ぶ園咲父。

それを聞いて、これが家族と顔を険しくするアキコ。

イービルテイルの正体は、はけで、園咲父が外国で見つけた魔よけで、これに家族の名前を書いて、祈れば、ずっと、ずっと、みんないっしょだ、というかつての園咲父。

「そうか、あんたは自分の道を誤り、家族を犠牲にし続けてきた。でも、そうなっていく自分が恐ろしかった。だから、幸せだったころの象徴であったこのはけを家族自身とすり替え、自分の気持ちをごまかし続けてきた。違うか?」
と問う翔太郎。

いつのまにか、恐怖が消えているわけで、これに関する興味がそれを打ち消したのかもしれないが、もし、これで恐怖の消えた理由が推測どおりであったなら、実は、テラーの恐怖はそれほど、たいしたダメージを与えていなくて、翔太郎自身が思い込みで恐怖に震えていたという間抜けな結果になるだけなのだが・・・。

あなたにも怖いものはあったんだ、というアキコ。

馬鹿を言うな、と否定し、それをよこせ、もはやどんな抵抗も無駄だと変身する園咲父。来人はもう消えた、若菜と共にあると勝ち誇る。

フィリップの言葉を思い出し、あいつが俺を相棒と呼ぶ限り、俺は折れないと言って、Wドライバーjににジョーカーメモリをセットして、フィリップにこい、相棒と呼びかける翔太郎。

その言葉に呼応するかのように苦しみだす若菜。

サイクロンメモリが現れ、それをWドライバーにセットして、変身する翔太郎。
wの姿を見て、そんなバカな、と驚く園咲父。

「見事に僕を呼び込んで、くれたね、翔太郎」というフィリップ。フィリップが戻ってきたことを喜ぶアキコ。

どういうことだ、と信じられない顔をする園咲父。

シュラウドがヒントをくれた最後の逆襲策だ、というフィリップ。自分の意識をメモリに乗せて、翔太郎に飛ばしたと語る。
そんなことをすれば、若菜は目にするがも恐ろしい状態になるという園咲父。

そうバグるというフィリップ。何とおろかな、という園咲父。
園咲父を街を泣かしてきた諸悪の根源といい、
「さあ、お前の罪を数えろ!」
とセリフを決める翔太郎とフィリップ。

ベッドから這い上がる照井。

裁きを受けるがよいと、wに向かって言うテラードーパント。
手も足も出ないで、追い詰められるW。

「オレが操り人形、上等だ! それで悪を砕けるなら、人形でも何でもかまわん!」
そこへリボルギャリーに乗って、アクセルガンナーと合体した上体で現れるアクセル。

化け物に対抗するために、飛行モードに換装し、挑んでいく。

テラーに吹っ飛ばされるW。エクストリームメモリが若菜の体から飛び出し、それによって、苦しみながら、爆発していく若菜。

それに気がついて、若菜の元へ向かおうとするが、エクストリームメモリに行く手を遮られる。

エクストリームメモリがフィリップの体のデータを取り戻したということで、メモリを手に取り、エクストリームへと変身するW。

許さんとエクストリームに挑んでいくテラー。しかし、その攻撃など、物ともしないで、テラーにダメージを与えていくw。

マキシマムドライブで、化け物を倒すアクセル。

エクストリームのマキシマムドライブでメモリブレイクするw。

炎上している屋敷に、炎に包まれた化け物が突っ込んでいく、屋敷が爆破され、園咲父も倒れる。

勝ったと実感交じりにつぶやくW。
やったと喜んで、息も絶え絶えの照井に駆け寄り、大丈夫だと声をかけるアキコ。
大丈夫だ、という照井。

爆発する園崎家。

変身解除して、炎に包まれた屋敷に向かおうとしているフィリップの手をつかんで制止する翔太郎。
「やっと、やっと、悪魔のメモリから、みんなを引き離せたのに」
家族を救えなかったことを悔やむフィリップ。

エクストリームの光に包まれ、どこかへ消えていく若菜。それを追いかけながら、地球の未来は、確かに女王に託された、と勝利を確信し、人生に後悔はない、と一人で踊りながら、炎に包まれていく園咲父。

幸せだったころに家族と踊った記憶を思い出しながら・・・。

家族よりも仕事を優先していた仕事人間だったのかもしれないけど、扱っている事柄が事柄だっただけに、一線を越えてしまって、そのまま、突き進んでしまったということなのだろうか?
だからといって、何やってもいいわけじゃないけど。

炎に包まれていく屋敷を見て、打ちのめされる冴子。

「おれたちは、ヤツの最後を響子さんに伝えた。彼は怪物だったが、最後の瞬間にイービルテイルを見て、かずかに人間の心を取り戻した、と」
かのじょをなぐさめるためにつけくわえた勝手な憶測だが、とつぶやく翔太郎に、コーヒーを出しながら、本当のことだと思うというアキコ。

俺もそう思うとうなずく照井。

「地球の記憶をめぐるひとつの家族の愛憎劇は幕を閉じたかに思えた」

イービルテイルを手に取りながら、家族のことを考えているフィリップ。
それを心配そうに見つめる照井とアキコ。

「だが、事件はまだ終わっていなかった。若菜姫が焼け跡から見つからなかったのだ」と窓を開け、考え込む翔太郎。

若菜を抱える風・・・。

とりあえず、最後に向けて、決着を付け出したということだけど、やはり、とって付けた感が強いような・・・。
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by kwanp | 2010-08-16 20:50 | 特撮

ハードボウンドは眠らない番外編9

財団エックスにATOZのT2メモリを輸送するヘリを、襲撃する人物。

その人物は、エターナルのメモリを手にとると、ロストドライバーにセットして、仮面ライダーアークへと変身する。
メモリを爆破しようとするエージェント。ヘリの爆発により、メモリは風都に散らばっていく。

仲間たちが自分たちの分は、というと、自分で探せといわんばかりのエターナル。

鳴海探偵事務所

雨漏りがデスクの上の書類(ペット探し)に滴り、あわてて、書類の場所を変える翔太郎。
照井から花火大会に誘われたアキコは花火大会で風都タワーの展望台で風都くんと一緒に写真をとったカップルは永遠に結ばれるという伝説に期待するのだが、あいにくの雨模様。

一方、外に出ていたフィリップは、近くにいた子供に真っ白な本を読んでいて、楽しいの? と声をかけられる。

その子供に、母親が迎えに来て、嬉しそうにする子供に、母親が迎えに来てうれしいのかい、と聞くと、当たり前じゃないか、と答える子供。

そこへアイスエイジドーパントやバイオレンスドーパント、かつて倒したドーパントが現れたのに驚くのだが、

ミュージアムで生産しているのだから、同じメモリが複数あっても不思議じゃないし、それに適応する人間が複数いても不思議じゃないので、驚くほどではないような気がするのだが?

一方、別の場所では、ナスカとウェザーのドーパント二人があばれており、そこに駆けつける照井。

親子連れを助けに入ったフィリップのピンチを救う、シュラウドと同じ格好をした女性が、銃でドーパントに立ち向かっていく。

そこに駆けつけ、変身する翔太郎。二人のドーパントと戦うが、そのさなか、ドーパントの攻撃の巻き添えを親子連れがくらいそうになるが、それを正体不明のサイクロンドーパントが助ける。

アイスエイジとバイオレンスのドーパントを倒すも、その正体はサンタと情報屋だった。
一方、ウェザーの正体も、wのメモリの男ではなかった。

戦いが終わり声をかけてくる女性。

オルゴールを回収するフィリップ。

ネバーという組織を追ってきた捜査官だそうで、T2メモリが彼らの襲撃によって、ばら撒かれたと語る。そして、コネクタ処理を必要としない、メモリブレイクされても、破壊されない新しいタイプのガイアメモリのことを聞かされ、愕然とする。
サンタや情報屋も、いきなり、メモリが体内に入ってきたのだそうだ。

シュラウドが作ったメモリを基に、財団エックスが開発した次世代型メモリという話だが、マキシマムドライブを受けてというあたりは微妙だが、持ち主の体に入っていくあたりは、財団エックスの改良によるものである可能性が高そうですね・・・。
すくなくとも、シュラウドは、自分の思い通りに動くとにらんだ相手にメモリを渡したがる傾向があるし、メモリと持ち主が引き合う形の機能は付けたがらないと思いますからね。封印した理由は敵に渡る可能性というか、ミュージアムと財団エックスの関係から、情報が流れて、相手側にもそれを作られるということを危惧した上でのことなのか?

しかし、園咲父の仕込みもあったとはいえ、誰も、T2メモリを作ったのが何者か、ということに疑問を向けないのか? それとも、メモリを作るのはミュージアムという先入観で気にしていないだけなのか?

そして、そのメモリの回収とネバーの逮捕の協力を依頼する女性。

彼女が、自分の母親シュラウドではないか、という期待を抱くフィリップは、依頼を積極的に受けようとする。

それを怪訝そうに思う翔太郎に、相棒だって立ち入って欲しくないことがあるとはぐらかす。

しかし、シュラウドによく似た背格好をしていることに、フィリップ以外、誰も指摘しないのか?

T2メモリの回収を始める翔太郎。女子高生コンビが見つけたメモリを受け取るのであるが、クイーンはクイーンのメモリをがめようとしているのに気がついて、それを取り上げようとしているうちに、メモリがすっぽ抜けてしまい、ネバーの女性隊員にキャッチされてしまう。
ネバーの人間と気がつかないで、声をかけた翔太郎は彼女の手を握って、冷たいことに気がつく。
それを口にしてしまったために、彼女の怒りを買ってしまい、吹っ飛ばされてしまう翔太郎。

そして、クイーンのメモリをセットしようとするが、相性が悪いといって、ヒートのメモリをセットする。
変身して、それを追いかけるw。そのチェイスを見ていたネバーのメンバーが、ルナドーパントへと変身して、マスカレードドーパントを複製する。

組織も味方しているのか、と驚く翔太郎にメモリの力で複製されたものだ、というフィリップ。

ヒートドーパントやルナドーパントとの戦いで、一方的に追い詰められてしまうW。そこに助けに現れ、彼らを、安全な場所へとつれていくサイクロンドーパント。

検索を開始したが、ネバーの情報はマリアから貰った情報以上のことはわからず、お手上げの状態だったが、ヒートの女性の体が冷たかったということを思い出し、低温のキーワードを加えると、彼らがから生み出された不死身の兵士であり、ミュージアムと財団エックスの支援をめぐって、敗れた勢力が生み出した存在であることが園咲父の口から判明する。

あの女、とうとう、牙をむいてきたかという園咲父。

マリアの泊まっているホテルを訪ねて、彼女が落としたオルゴールを渡すフィリップ。

風都タワーに乗り込んで、占拠するネバーのメンバー達。

マリアから、捜査本部と合流して、メモリの回収をおこなうという連絡を受けるが、そこにいたのは、エターナルで、フィリップのことを兄弟という。

そのことを否定するフィリップだが、科学によって、生み出された子供という意味では、自分とフィリップは兄弟なのだ、といいはなつ。

そこのことに激しくショックを受けるが、ファングジョーカー、そして、エクストリームに変身しようとするフィリップ。しかも、エターナルの仲間がトリガードーパントとなって、立ちふさがる。エターナルのマキシマムドライブで第一世代メモリが機能停止してしまう。

風都タワーから、この街は自分が占拠したというネバー。しかし、後一本、メモリが足りないというエターナル。それを盛ってくれば、10億円の賞金をあたえ、自分たちの同士に加えるということを話、そのことに目の色を変える風都の住人たち。

花火大会当日になったもののメモリはうんともすんとも言わない。

あくまでマリアを信じようとするフィリップにらしくないぞ、という翔太郎。女に甘いハーフボイルドはオレの役どころだろ、というのだが、ボクらしいってなんだ、と自分の記憶がないことへの不安をぶつけ、翔太郎をぶん殴る。

最後の一本のメモリをめぐって目の色を変えて、探す風都の住民たち。自分たちを破滅させるとも知らないで、と冴子はあきれ返ったような目で彼らを見る。

マリアに会いに行ったフィリップだが、指定された場所である、コンサートホールは彼女にとって、思い出深い場所であり、息子がここで演奏していて、それをオルゴールにしたと話す。
それを聞いて、自分の母親ではないか、というのだが、マリアはシュラウドではなく、エターナルの母親であり、死んだ息子をネバーにして生き返らせたというのだ。

そして、フィリップを捕まえるエターナル。

フィリップが何で、あんなことをしたのか、わからない翔太郎の前に現れるスカル。翔太郎に己のロストドライバーを託す。
ここでスカルが現れた理由に関しては、おそらくは、エクストリームになたことによって、フィリップとのリンクが強くなったということでしょうね。エクストリームになった若菜がフィリップと星の本棚で会話していたシーンがあったけど、翔太郎がそういうことができるようになった描写はない。
ガイアプログレッサーを埋め込んだのと、エクストリームメモリで補助している違いがあるのかもしれないが、翔太郎の場合は、フィリップやWドライバーに頼りきっている翔太郎が、そういう力を扱おうとすることを無意識に避けている可能性は大きいのかも。

それにおやっさんも星の本棚でフィリップと会話していたシーンがビギンズナイトにあったわけですし、間接的とはいえ、翔太郎とおやっさんがそれに近い状態で会話することは不可能ではないと思います。

もっとも、それだったら、おやっさんは今まで何をやってたということになるわけですが・・・。

それに、エクストリーム化した影響というか、エクストリームメモリの補助が大きいとはいえ、翔太郎にもある程度の影響は現れていても不思議ではないし、シュラウドの計算に予定外のことは起こりやすいようだから、シュラウドの計算では、影響が出ないようにされていたとしても、予定外の影響が翔太郎の体に現れるというようなことは起こる可能性はあるわけだし。
じゃあ、どうして、それを描かないかというと、おそらくは、クライマックスへ向けてのサプライズ、状況を逆転させるための切り札にするつもりだと思うのだが、

ここまで、何も書いていないと、いきなりクライマックスでそれを出されたところで、なんでそうなるの?と突っ込みを入れたくなるような展開になるのがオチなのではないか、という気がする。
おまけに、この解釈、ビギンズナイトを見ていないと、TV本編しか見ていない人には、何がなんだか、ぴんと来ないと思うので、やはり、アンフェアな話の描き方なのではないだろうか?
しかも、TV版では、いつの間にか、アキコが父親の死を知ったかのような書き方に成ってるわけで、ビギンズナイトを見ていない人間には、首を傾げたくなるような話になっていたし。

翔太郎がここまでしないと、気がつかないようなキャラというか、全然、ハードボイルドな探偵ごっこに昂じていて、成長していないから、こうやって、おやっさんとかを出して、いろいろと手助けさせているという意味では、ディケイドの士と大差はないし。

そこへ襲撃をかけてくるヒートの女にフィリップが捕まったことを知らされる。居場所を探す手間が省けたという翔太郎。

そして、先日、天井をぶち破ったのがジョーカーのt2メモリであることに気がついて、仮面ライダージョーカーへと変身して、ヒートドーパントをライダーキックで倒す。

ご都合主義という定番の突っ込みはさておいても、何人も雁首そろえていて、片付けていないのかよ。

そして、照井と共に、風都タワーへ乗り込み、照井はルナとトリガードーパントを相手取り、先に行けと翔太郎を先に進ませる。

メタルドーパントをライダーパンチで倒し、フィリップをエクスピッカーに取り付けたエターナルの元へたどり着くも、t2メモリを手に入れたぐらいで、自分に勝てないというエターナル。

そりゃ、変身アイテム手に利得たぐらいで、街の探偵が、ベテランの傭兵にそうそう、かなうのは難しいからなあ・・・。

エターナルに敗れて、メモリを奪われ、エクストリームピッカーによって、風都がネバーと同じ存在に作り変えられてしまうのか?

そこへ、ヒートの女が現れ、苦しみを訴えるのだが、ネバーでも、マキシマムドライブを受ければ死ぬということを聞かされ、さらに、エターナルによって、お前の変わりはいくらでもいるといわれて、ひどいという言葉をエターナルに向けて、消滅してしまう。

しかし、エクストリームピッカーの発射プログラムを書き換え、さらには、エターナルのメモリ無効化機能を無力化しようとするフィリップ。

良心を取り戻したマリアの協力を得て、それは成功するが、細胞崩壊薬を打ち込まれたエターナルによって、逆に撃たれてしまう。

機能を取り戻したメモリで、変身するアクセル。ルナドーパントは様子を見てくるといい、トリガーに後を任せる。

エターナルを止めることを約束し、機能を取り戻したメモリで変身する翔太郎とフィリップ。
エターナルに、自分は君のような化け物ではない、といい、二人で一人の探偵だ、という。
そこへ乱入したルナが、wの相手をして、エターナルを先に行かせる。

風都タワーのプロペラを破壊して、自らの力で、エクストリームピッカーを発動させようとするのだが、仮面ライダーオーズの助けを得て、ルナドーパントを倒す。

昨年に続いて、新ライダーのお披露目なわけだが、昨年はシャドームーンを倒したということで、顰蹙を買ったのか、敵のドーパントの一人を倒すという演出になったオーズ。

しかし、このオーズも、いささか、開始前から不安を感じさせる要素が無きにしも非ずというところがある。というのも、この主人公、

製作発表記事では、欲望がないと言っているのだが、一日に必要な食料や水といったささやかな糧と、パンツがあればいいというようなキャラらしいけど、

それだって、十分な欲望だろ・・・・。

ぶっちゃけた話、生きたいと言う感情自体、欲望なわけだから、金持ちになりたいとか、世界を征服したいとかいうようなガツガツした感情でなくても、ささやかであっても欲望は欲望であり、正義や人を守るために戦うというのも、欲望の一種でベクトルが違うだけなのだと思う。

だから、ないをしてもいいということにはならない、ということだけ、先に念を押しておく。

でまあ、欲望というのは、その人間の生き様というか、根底に大きく関わって来るケースが珍しくはないので、自分が何故、戦うのか、ということを振り返るという意味でも、それと向かい合う意味というのは小さくはないのだと思う。

しかし、主人公や、その周囲の人間にただ、正しいこと、まっすぐそうなことを言わせて、しかも、主人公の価値観に対して、第三者的な視点での意見を踏まえずに、一方的に主人公の正しさを描いたところで、たいていの場合は、その主人公の価値観に説得力を持たせるどころか、逆に主人公の方が悪役同然じゃないか、としか見えないケースも珍しくはない。
欲望と正しさのバランスが取れていないから、ということも小さくはないのだと思う。

フィリップ自身も、エターナルを悪魔とかいってるけど、お前だって、人に言われるがまま、ガイアメモリを生み出して、それを風都にばら撒いていただろ。

まさか、二年ばっかし、末端のドーパントぶちのめしたくらいで、その罪が償えたとか思っているのではないだろうなあ・・・・・・?

駆けつけたwとの戦いになり、街の人々の声援を受けて、新たな力を得たWによって、倒されてしまう。

というか、10億円の賞金二メガくらんで、奪い合いをしていたのに、風向きが変わると、あっさりと、Wの応援をするというのはいきなり過ぎやしないか? ダイの大冒険力を恐れる人々、とそれに苦悩する主人公というのは描かれていたけど、段階を踏んで描かれていたように思えるのですが。
街に助けられたなという園咲父。

花火大会は無事おこなわれたが、展望台は破壊されたので、伝説の記念撮影は実現せず。
でも、負けないというアキコ。

迷惑をかけたねというフィリップに、マリアはフィリップが信じていたとおりの人間だったという翔太郎。

いや、自分の息子の死を受け入れられないで、ネバーにして、破壊活動に従事させ、欲しいと思うものは何でも与えたあげく、26本のT2メモリで、風都をドーパントの街にしようとするまでに育て上げておいて、土壇場で、利用するつもりの相手との親子ごっこで情にほだされて、裏切って、一方的に親の自己満足で子供を振り回しているだけだろ。

ここまで好き勝手にやっていて、土壇場で、裏切っておいて、追い詰めて。それでそいつを悪魔だと言い張り、自分とは違うとか言い出すのって、結局、いつもの、メモリ使っている相手を悪者にして、自分たちは正義の味方気取りでそいつを叩きのめすようなことをやっている、いつものtv版とどう違うのだか?

しかし、翔太郎はみっともない描写はされていないわけだけど、劇場版では、そうでもないような描き方はされているのだろうが、ビギンズナイトでは、おやっさんが翔太郎の未熟さをたしなめていたけど、今回は、フィリップがマリアをシュラウドかもしれないと戸惑っていて、あげく、あのラストなので、比較的、翔太郎がまともっぽくみえるだけなのかもしれない。

TV版では、翔太郎は偉く美化されているわけだけど、ハードボイルドはカッコいいセリフとかシチュエーションでそれっぽく描けていれば、カッコよく描けるというものではないと思うし。
というか、ハードボイルド自体、ある程度、板についていても、それ自体がギャグになったりするものなのに、無理やりカッコよく描くようなことばっかりしているからなあ。
ひとつのスタイルを貫く生き方って、カッコいいどころか、みっともないこととか、つらいことの方が多いわけで、その上で、自分のスタイルを貫き通すからこそ、その生き方がカッコよく見えてくるようなところってあるのだが。
そういうのをなしに、カッコいいセリフや、かっこいい行動だけを取らせても、カッコよく見えるわけではないと思うのですが。
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by kwanp | 2010-08-09 13:05 | 特撮

ハードボウンドは眠らない45

「ガイアメモリの犯罪は収まる気配はなく、俺たちの街のシンボル風都タワーもこんな有様にされた。よどんだ街の風が教えてくれる・・・」
事務所の前から風都タワーを見上げながら、独白する翔太郎。

劇場版がらみの話か?

かつてない恐怖がオレの背後に迫ろうとしていることを、とつぶやいていると、一陣の風が吹き
「シティボーイ、独り言なら、家でしてなさい」

ムチを振り回す女性が現れ、この家に用がある、という。

うちの客といったのが運のつき、私の依頼を受けなさいといって、ムチでふんじばられて、事務所に連れて行かれる。

なにすんだ、と翔太郎。「あなた、誰ですか」というアキコの問いに、
「私は轟響子、見てのとおり、博物館の学芸員よ」という響子。

なんだ、翔太郎の同類のコスプレ女か。

そんないかにもインディジョーンズな世界の学芸員なんて、いねえよと突っ込みいれるところだけど、主役自体がコスプレや郎だから、いまさら、突っ込む気すら起きないなあ・・・・。

博物館・・・、とつぶやくフィリップ。

私の憧れの恩人を助けたいというのだが、その恩人というのは、園咲父のことであった・・・。
ミュージアムの頭目、そして、僕の父親・・、とつぶやくフィリップ。

発掘現場で、何か大切なものをなくしたという響子。
地殻変動があったとかで、ありかがわからなくなったと風に語る園咲父。大事なものなのですか、という風に、きたるべきその日にはどうしても、必要だ、という園咲父。
そのナをイービルテイルという。

すべてにおいて、完璧な館長があんなに悩むなんて、博物館の命運に関わる重要なものに違いないといって、一緒に探して、という響子。

尊敬している相手が困っているから、それはすごいことに違いないとか考えたりするのは、この手のタイプにはありがちな話だと思うし、頼まれもしないのに、勝手に行動してしまう、というのも、これまた、よくある話で、えてして、尊敬する相手からすれば、見当違いの行動を取っているケースが少なくはないのだが・・・・。

それはムリと言いかけたアキコ。しかし、翔太郎は即答で引き受けることに。それに驚くアキコ。

翔太郎をひっぱって、だって、園崎家はというアキコ。こいつはきっと、運命だ、という翔太郎。
そうかもしれないねというフィリップ。

「理屈ではなく、オレは肌で感じていた。いよいよ、フィリップの親父さんの秘密に迫る時が来たことを」

鼻歌を口ずさみながら、ミックに静かに、といい、えさを与える園咲父。
ご機嫌ねという若菜。
いよいよ、若菜が地球の巫女になる日が来たといいつつも、さびしくもあると花嫁の父親の心境を語る園咲父。

いや、冴子の時に一回経験しただろ(汗) 冴子の重要度って、余り高くはないということか、改めて?

ミュージアムのキングがらしくない、地球が我が家の婿に来るという若菜。
後はイービルテイルのみか、という園咲父。ミックにえさを食べたら、張り切って探すように命令する。

「星降谷発掘現場、園咲父はここで貴重な化石や遺跡を数多く発掘した。そして、付近の土地を買占め、自分の邸宅とした」

発掘現場に下りていく翔太郎たち。先に下りていく響子。落ちてきたという方が正しい勢いで、翔太郎を巻き込んで、下に降りるアキコ。

上で待ってろといっただろという翔太郎に、「所長様の超感覚の捜査を忘れたの!?」言い張るアキコ。

それって、ただのあてずっぽというのでは? 

しるか、そんなもん! と怒鳴る翔太郎。ムチをふるって、ここは神聖なる発掘現場という響子。

いや、そのコスプレも十分、冒涜レベルでは(汗)?

「それにしても屋敷の地下にこんな広大な空間が広がっていたとは驚きだ」という翔太郎。

博物館の職員ということで出入りできているということもあるのだけど、職員の地位によって、立ち入りを許可されているフロアは異なってくるはずで、ないとはない、と断言できないが、イービルテイルの話といい、んな重要な話を人のいるところでこれみよがしにするか、という疑問がでてきますから。
一歩間違えたら、というか、かなりストーカー紛いの行動をとっているのではないか、と思えてしまうのだが。

ただ、それが害にならないというか、園咲父からすれば、他愛もないか、あるいはそれはそれで役に立っている部分があるから、泳がしているというところなのかもしれませんが。
こういうタイプの人間の行動力というのは、時に侮れないレベルになりますし。

ある意味では、翔太郎をかがみ写しにしたようなキャラだといえるかもしれませんね。

「イービルテイル、直訳すると悪魔の尻尾。寓話の名前がアイテム名なのは、昔からよくあるけど、何をさしているのかな?」
と考え込む響子。

園咲がらみじゃなければ、フィリップの検索で一発なのになとぼやく翔太郎。こういう厄介な依頼はさっさと済ませたいということだろうか?
ダウジングスリッパとドラえもんの効果音とともに、スリッパを出すアキコ。
マジメにやれという響子、私はいつでもマジメ・・・、

つっこみが追いつかないやりとりをする女二人(汗)

うそツケと思われてもおかしくないレベルの自称マジメだよなあ。というか、アキコに代表される平成ライダーのセンスって、ばかばかしくみえる行動をクソマジメにやるということにおいては、お世辞にもうまくかけるとはいえないレベルなのだよなあ・・・。

スリッパが反応して、あっちよ、と走り出すアキコ。
あわてて、追いかける翔太郎と響子。

ためしてみたけど、ミュージアム関係の本は検索、閲覧できないと予想どおりの結果を再確認しているフィリップだったが、いきなり閲覧できるようになりミュージアム関係の本が目の前に現れ、その中には、園咲来人の名前も。

あわてて手に取るが、戸惑って、放り出し、検索を解除するフィリップ。

意気地がない、セキュリティをはずしてあげたのに、と意地悪そうに笑う若菜。

やってきたのは地震で崩れた発掘現場。
何かが埋まっているとスリッパが開くということで、スリッパが反応し、翔太郎に掘れと強要するアキコ。

しかも本当に出てくるし(汗)

ワタシすごかろと得意げに成るアキコ。

しかし、鍵がかかっていて、中身がわからない。そこへ現れるミック。見覚えアルというアキコ。

本を読むべきだったのだろうか、と苦悩するフィリップ。そこへ、翔太郎がドライバーを装着して、感覚がリンクして、変身する二人。

響子をつれて逃げるように言うwだが、イービルテイルを執拗に狙うミック。
「敵はスミノドンだ、そのすべてを分析した」
エクストリームに変身して、分析をおこない、跳躍するスミノドンを攻撃しようとするが、反射速度が分析を超えているというフィリップ。

そこに現れるテラー。
「君達がそれを見つけるとはな、返しなさい」というテラー。声を聞いて、園咲父が正体であることに驚く響子。
ガイアインパクトに必要だ、というテラー。

「ガイアインパクト!?」
「ふざけるな、何をしでかすつもりか、しらねえが、これ以上、街を泣かすようなまねは許さねえ!! 姿を現せ!!」
怒鳴る翔太郎だが、アキコたちもいるので、ここはひとまず、退却した方がいいというフィリップ。
しぶしぶながら、退却する翔太郎。

イービルテイルが見つかっただけでもいいという園咲父。

ガイアインパクトを知っているかと冴子に聞く風。
そのために屋敷も人払いしていて、ついにミュージアムが何か動き出すという風。それを聞いて、部屋を出ようとする冴子に、無茶しないでよ、という風。

ガイアインパクト、という照井。小箱を開けようとする翔太郎に、乱暴に扱わないで、と抱え込む響子。

響子に園咲父はこの街に悪のメモリをばら撒く張本人だというアキコ。
家族だって犠牲にする悪魔だといいかけて、フィリップに謝る翔太郎。いいんだ、というフィリップ。さっき、ちゃんと本を読んでいれば、という。

何のこと、と問うアキコ。

なんだって、と驚く翔太郎。

真実を知るのが怖くて、読めなかったというフィリップ。

「ムリもねえ、それだけ、お前にとっては、重い一冊なんだ」と元気付ける翔太郎。
まずはイービルテイルだ、といって、響子の方を見ると、その姿はない。

さすが、行動力の女とあきれるアキコ。

自分の本を読もうと決意するフィリップ。

園咲父のところにやってきて、問いただそうとする響子だが、
「みたまえ、轟君、この地球で絶滅した生物は数知れない。人類も、このまま行けば、その例外ではない。だが、人類が未来永劫、地球に生き残る主となる夢が、とうとう実現する。地球とひとつになるのだ!!」
彼女の言葉を遮って、語りだし、その箱は、そのために必要だといって、渡すように言う。

おそらくは、フィリップや若菜を使って、地球にアクセスして、地球を自分たちに都合がいいように操ろうという、ある種の世界征服をおこなおうという腹積もりなのでしょうね。

そこに現れ、渡してはダメだという翔太郎。

「君と会うのは二度目かな、左翔太郎君、そっちはふみね、シュラウドの操り人形くんかな」と挨拶をする園咲父。

「だまれ、そう簡単にお前の思い通りにはさせんぞ」という照井。
「そうだ、この街の涙は俺たちがぬぐう」という翔太郎だが、園咲父の目が光り、翔太郎がいきなり震えだす。

どうした、と声をかける照井だが、わからないという翔太郎。

自分の力を何度も見たからだ、という園咲父。いままで、翔太郎は、園咲父がミュージアムの頭目だと知っても、その核心に触れようとはしなかった、その理由は、翔太郎の体は園咲父への恐怖で、無意識のうちに屋敷への接触を拒んでいたという。

しかし、翔太郎が博物館で園咲父とであったのが10話。その時点でwになって一年以上たっているわけですが、園咲父の恐怖がなくても、翔太郎はミュージアムに対して、末端のドーパントを倒す以外、何のリアクションも起こしておりません。
すくなくとも、翔太郎がwになった時点で、Wのメモリの男が暴れて、多くの人を殺していることをやっているわけですが、それに対して、何のリアクションも起こしていなかったみたいですし。
一部で言われているように照井の家族が殺されたのが2年近く前であっても、同じことで、スカルも、なんで、ここまで露骨な凶悪ドーパントを放置していた? ということになる。

Wのメモリの男が大量虐殺をおこなうなんて、想定外とかいながら、wのメモリの持ち主からデータを手に入れて、エクストリームメモリを開発していたのに。
想定外だった、ああいうことになるとは思わなかった、とかいいながら、それを止めるための努力が微塵も感じられないというのも、その説得力を乏しくさせている原因だと思うが?

翔太郎やフィリップ、それにおやっさんまでもが、風都を震撼させた連続殺人事件に関して、首を突っ込んだ、と思えるような描写ゼロ。それだけの事件なら、知ってても不思議じゃないだろというのに、そういう描写もない。
要するに、園咲父に出会ったから、恐怖の感情を埋め込まれて、ミュージアムに対して、追求しようという感情を持たなかったというには、説得力に欠けるわけで、元から、危険に立ち向かう男ではなかったということも大きく影響していると思う。
それでも、前回のエピソードでの、年をとった翔太郎の悪に対する怒りが本能的に残っているのを考慮すれば、まったくといっていいほど、悪に対する怒りというか正義感を持ち合わせていない、とは思えないのだが・・・。

テラーの能力とは、相手の恐怖心を増幅する力という照井の言葉にうなずき、ミックを呼び出す。園咲父。

アクセルに変身する照井。

はじめて、自分の姿を見たときから、すでに負けていた、自分の恐怖、テラーにといって笑う園咲父。

「園咲来人は、園崎家長男として生まれ、当時長女冴子は13歳、次女若菜は4歳。三歳にして、ブリティッシュショートヘアのネコを飼ってもらい、来人自身がミックと命名。5歳のとき、地球意志との接触ポイントを発見。泉と命名された場所を科学調査する。
一ヵ月後、来人、その中に落ち・・・・」というところで、驚愕の表情になる。

響子を狙うミックから、彼女を守るアクセルは、彼女を逃がして、トライアルに変身する。

うそだ、と本に書いていることを必死で否定するフィリップ。アキコが声をかけるが、耳に入っていないようで、ショックの余り、事務所を飛び出してしまう。

ミックに翻弄されるアクセル。

恐怖で、ただ、呆然と戦いを見ているしかない翔太郎。そこへ、フィリップがやってきて、しどろもどろに話しかける。

照井の名前をつぶやいているのを聞いて、アクセルがやられているのに気がついて、何をしているんだ、と呼びかけるフィリップ。

その声に我に返って、何をぼうっとして、とサイクロン&ジョーカーに変身する二人。ミックのスピードに翻弄されるが、何か手がないのか、という翔太郎に、ボクに任せてというフィリップ。

サイクロン&メタルにチェンジ、

メモリの使用者を人間だと想定したことに落とし穴があったといい、メタルシャフトをつきつけて、園咲父がスプーンを見せ付けるようにしてから、スタッグフォンを合体させて、「薄腰だけ我慢して」とミックのドライバーを破壊する。

ネコが組織の幹部ということに衝撃を受ける照井。どういうことだ、と問いただす翔太郎。
さっきのしぐさは、「ミックに特別なご馳走を与えるときのいつものしぐさ、園崎家独特の・・・。お前は、ボクのネコだった。もう、これで、ドーパントになることもないよ」
とミックを抱きかかえるフィリップ。

そのせりふを聞いて、本を読んだのか、と尋ねる。すべてを知ったというフィリップが言いかけたところで、現れる園咲父。

騒ぎ出すミック。

ようやく己の使命を知ったなという園咲父。

フィリップとイービルテイルがそろえば、ガイアインパクトが実現すると語る。

もう一度変身だというフィリップだが、恐怖に体が震えている翔太郎。

彼はもう終わっている、、二度と自分に立ち向かうことはないという園咲父。

そこへジェットのメモリで攻撃して、そいつほどの効果はないという照井。テラーを精神攻撃のみのドーパントと思うか? とテラーの頭部からモンスターが現れ、アクセルを捕まえて、くわえる。

物理的に噛み砕いてやろうというテラー。

おわりだよ、仮面ライダー諸君と笑うテラー。

あの怪物が館長と、戦慄する響子。そこに若菜が現れて、コソドロを捕まえたといって、テラーの前に放り出す。

助けようとするが体が動かない、翔太郎。
フィリップに一緒にいらっしゃいと手を差し伸べ、若菜。自分の本を読んだはずと尋ねるのだが、あんなのウソだ、と叫ぶフィリップ。
「ウソではない、お前は死んだのだ、12年前にナ」という園咲父。

イズミに来人が落ちたのを見て、家族やスタッフがイズミに駆け寄る。泉のそこからエクストリームの光の柱が現れ、それ尾w見て、考え込んでから、何かを思い出して、ニヤリと笑う。

どういうことだ、と問う翔太郎。

あの人のいってるとおりらしい、自分はもう、死んでいるとというフィリップ。

死んでいるといっても、文字通り、存在が消滅して、地球が飛び込んできて死んだ子供のデータを下に複製を作ったということか、それとも、体自体は死んではないと思うが、来人の自我が地球を構成する情報の奔流に飛び込んだことで、フィリップの自我という情報は、井戸のそこにある膨大な情報にかき消されたか、上書きされたということか?

巫女が必要なのは、フィリップ自身が、純粋な力そのものということで、それを都合よく動かすために、ミュージアムの思想を体現した若菜を使って、力を自分たちに都合がいい方向へ向けようとして、画策している?

検索能力と記憶力はピカイチだけど、それを使いこなしていないというか、使いこなす自我がないと思っていたが、てっきり、記憶を取り戻したフィリップがミュージアムにとって、危険思想の持ち主だったから、記憶を消されたと思っていたが、フルスペックで力を発揮したら、フィリップの身が持たないという判断もあったのかも。
時が来れば、記憶を元に戻して、完全な力を取り戻させて、ことに望むつもりだったとか?
エクストリームが弱いとは一部で言われているけど、こういう部があるからなのか?
それとも、自分以外の人間が来人の力を利用できないように記憶と人格を封じることで、知識と検索能力だけはピカイチだけど、それを活用するようなセンスに乏しい人間にしたということでしょうかね?
ガイアメモリはフィリップしか、情報を引き出せないから、ミュージアムにとっては、命綱ともいえるシロモノだから、他の連中の手に渡って、同じ目的を実行されるとことだからなあ・・・。

今回の展開は、翔太郎が恐怖で戦えないというのは、ポップやキッスが臆病風に吹かれるという要素を彷彿とさせたいのかもしれないが、ぶっちゃけ、翔太郎ではみっともなさの描写が足りないというか、強引にカッコよく見せようとしているということばっかりやってたので、臆病ながらも、勇気を振り絞るとか、大事なものを守るために立ち上がるとか、そういう描写がイメージしにくいところがあるけど。
別に翔太郎に限った話じゃないけど。
そもそも、翔太郎はフィリップの検索能力とか、Wドライバーの力に頼りきっているところがあって、イザというときに、自身の力で何かしようというような気概を見せることも、そうなったときに、自身の機転で切り抜けようとする力を見せたこともありませんでしたからねえ。
ポップやキッスみたいな成長ドラマを見せるには、翔太郎はカッコよく描こうという意図が強すぎて、みともなさの描写の積み重ねから、成長して、それがカッコよさにつながるようなカタルシスにかけるわけですし。
まあ、商品を売る手前、みっともなさばかり描いていたら、商品の売り上げに影響する(ユウスケクウガも戦闘シーンでは活躍していなかったし、それ以外の活躍もあまり評価されてなかった』から、ということもあるのかもしれないが、フィリップに頼りきりで、フィリップの検索能力と膨大な知識、ロジカルな考え方とはまったく異なるスタイルで真実を追いかけるというようなスタイルを確立しきれませんでしたからねえ・・・・・・・。
そういう部分が今回の戦えないというシーンで、イザというときは何とかしてくれるというような期待を抱けない一因でもあるのですが。
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by kwanp | 2010-08-01 09:52 | 特撮