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舞い飛べ! 欲望のメダル12

後藤の撃った弾を食らって、吹っ飛ばされてしまうオーズ。その隙をついて、猛攻を加えるヤミー。
ウヴァから逃げるヒナ。怪力で近くにあったものを投げるが、ウヴァにアッサリとスライスされてしまい、次は消火器をぶっ放し、それに足止めされている間に近くの物陰に隠れるヒナ。見つからず、苛立ち紛れに近くにあったいすに当り散らすウヴァ。
早くエイジに知らせないと、とあせるヒナ。
ヤミーの空からの攻撃に翻弄されるエイジ。
メダルを変えろ、これで飛べ、とタトバフォームに変身し、バッタの足で飛んでヤミーに食らいつくエイジだが、振り落とされ、逃げられてしまう。

変身解除して、後藤に大丈夫ですか、と駆け寄るが、
「お前の助けなど、いらない」
と振り払われてしまう。

立ち上がって、エイジをにらむ後藤に、
「なぜ、オーズを撃った」
と詰め寄るアンク。
「オーズこそ、俺の邪魔をした。それに世界を守るのはあいつじゃない、オレだ」
悪びれなく言う後藤。その言葉に、ショックを受けるエイジ。
「フン、どうやって、守るってんだ」
というアンク。
「オレにオーズの力があれば」
アンクを振り払う後藤。
「オレ、後藤さんがオーズでも良いよ」
と言い出すエイジ。
なに、と面食らう後藤。
「俺は今やれることをやるだけ、そうだ、一緒にやろうよ」
というエイジだが、
「オレをバカにしているのか」
とつかみかかる後藤。アンクも、この馬鹿、と顔をつかむ。
「なんか、はじめて、二人の意見があったね」
と言うエイジ。そういわれて、しばし、後藤とにらみ合ってから、封印をといたお前以外、オーズにはなれないというアンク。
「えっ、そうなの」
と面食らうエイジ。そこへやってきて、筑波が大変だと知らせるヒナ。

しかし、マジメにやっている人から見れば、エイジのような人間、それも、本当に懐が深いような人間じゃなくて、中途半端に好き勝手、フラフラやっている人間にある程度、成果出されているんだから、そりゃ、面白くないでしょうねえ。
しかも、本人の実力というより、運で手に入れた力を適当に振り回しているだけでしかないわけだし。
しかも書いている側は明らかに、好き勝手フラフラやっている側に肩入れして、そいつがやりたい放題やって、しかも、それで全てが許容されるような話書くような人だし(米村氏が書くハートキャッチプリキュアの脚本も結局、そういうところがある)。そういうヤツに一緒にやりましょう、なんていわれて、はい、そうですかと素直に納得するのって、難しいと思いますけど。

しかし、封印を説いたとかいわれているけど、第一話では二人組みの強盗が盗みを働いていたときには、すでにアンクと思しきメダルの集合体が封印された棺を開いていたわけだから、仮に、この言い分を信用するなら、物語開始以前に棺おけをエイジが開いて、アンクが棺のそとに出ていたというkとおになる。

まあ、メイン脚本やってたカブトのときに、散々、ご都合主義の脚本描いて、あげく、後半は天道が好き勝手に暴れて、それでお咎めなしみたいな話かいてた人だし、同時期にはガラスの艦隊の脚本書いてたからなあ。ストーリーをロクに把握していないで思わせぶりなこと書いているという可能性も否定できないけど、小林女史のチェックが入っているなら、半信半疑程度には、信用してもいいのかも。

人間の欲望をエネルギーにするグリードが復活する際に、封印をといた人間の欲望をエネルギーにして、よみがえるということはわかるわけだけど、ベクトルが違うとはいえ、数体のグリードをよみがえらせて、なおかつ自身の欲望を持ち続けるというほど、欲望のでかい人間だと納得できるようなタイプには見えないのだが。
それとも、物語開始以前に封印が解かれてしまったから、あそこまで、中途半端っぽい欲望の持ち主にしかみえないのか? それはそれで妙に説得力ある話だが。

なにせ、平成ライダーは自分の欲望を優先させて、他人を踏みつけにするような連中がごろごろしているのだが、そういう連中は小粒というか、小悪党レベルで、悪とはいえ、懐の深さを感じさせるようなキャラって、ほとんどいないからなあ・・・・・。

「ここに昆虫の怪物と筑波さんが?」
スタッフが後始末をする所にやってきて、ヒナに事情を聞くエイジ。
筑波が何かに取り付かれていたような顔になってたと語るヒナ。
筑波がヤミーを、と愕然となるエイジ。

オーズから奪い返したコアメダルをメズールに渡そうとするガメル。それを受け取り、力を取り戻したメズールは、えらいわよ、とガメルをほめる。
でへへへへ、と鼻の下を伸ばすガメル。

「ガメル、さすがだな」
やてくるウヴァ。
何していた、と尋ねるガメル。「ヤミーでメダルを稼いでいたのでしょう?」と見透かしたように言い、独り占め、と皮肉るメズールだが、オーズに邪魔されたと答えるウヴァ。

「オーズたおすの、オレ」
胸を張るガメル。じゃあ、自分も行くというメズール。
しかし、メズールは休んでいろと心配そうに言うガメル。体が万全じゃない、オーズは自分とガメルで倒すといい、心の中で、「メダルはオレが独り占めさせてもらうが」というウヴァ。

鴻上ファウンデーション。
ケーキを作る鴻上に申し訳ありませんでしたと謝罪する後藤。
今回の彼の行動、さすがに問題なのでは、という秘書。

ヤミーの生態を研究したいというマキのやったことに比べれば、まだ、可愛い方だと思うのですが。
実力があれば、それも不問に付すにしても、後藤の独断専行も、問題といえば、問題だけど、マキのしでかしたことは責任を問うどころか、まったく言及しないくせに、一方では、こういう処分に関して、やたら、うるさくするあたりは相変わらず、ご都合主義という気はしますけどね。

そりゃ、現場の人間が自身の個人的感情を抑えきれずに先走るのはいけないし、今回被害を受けたのがオーズで、取り返しのつかない事態にならなかっただけの話ですが、エイジも爆弾魔の話のときには、自身のトラウマ刺激されて、研究所の人間見捨てて、爆弾が爆発するのを阻止することを優先していたわけですから、エイジは、後藤に比べれば、戦う力があるだけ、立場がマシというだけで、基本的には、同類項でしかない。

エイジは今回、後藤の独断専行で被害を受けて、立場的には、ある意味、優位に立っている。そういう相手に、やれることをやるだけ、一緒にやろうなんて、いわれて、素直に納得できるって、よっぽど、懐深くないと、無理な話ですけどね。

とはいえ、後藤のやってることもアレではあるけど、ああも追い詰められるのも無理からぬ話だとは思いますけど。
なにせ、化け物の力を使って化け物に対抗するばかりか、その化け物に化け物の力をさらに与える。
大抵の人間は、これに不安を感じると思います。
しかも上司が鴻上で、人の話をまったく聞かないで、マイペースに話を進めるわけだからなあ。
実力があって、人の話を聞かないという意味では、後藤も相当なものだと思うけど、鴻上はさらにその上を行く人物ですしね(汗)
そういう上司の下で振り回されるわ、おまけに世界を守るためにこの仕事に就いたのに、グリードに、その自信を一気に粉砕されてしまったところへ、自称旅人がなりゆきでグリードを倒す力を手に入れて、ヘラヘラしながら、グリードを倒していく。

この状況で、自身を見失わないって、相当、鋼鉄の精神がないとムリじゃないか?普通の人間にそれをやれっていうのは、難しい注文だろうし。
だから、追い詰められても何やってもいいというわけではないと思いますが、あれくらいトンデモな行動とらせないと、エイジに主役としての正当性感じさせるのは至難の業ですからね。

結局のところ、主役補正のとばっちりを食らってしまってるわけですよね、後藤は。

少なくとも、仮面ライダーにおいて、その主役補正を納得させるのが、米村氏はヘタということだけは確かでしょう。

マキの様な所業を行っても、不都合がなければ、目をつぶるような人物が部下のメンタルケアにまで配慮するとは思えないし、部下というか、人の心がわからない上司といえば、それまでですけどねえ?

自身の欲望に己を見失った人間の総大将としか言いようがなくて、鴻上自身がグリード関係者であるか(グリードか、グリードを製作した存在ではなく、それの下っ端みたいな立場あたり)、そういう存在に利用される存在としては、絶好のカモみたいに見えるのですが。

とはいえ、自分が先走って、ロケットランチャーをオーズに当ててしまって、

「いや、すばらしい! 私に無断でヤミーを倒そうとするなんて、新しい後藤君の誕生だよ!! おめでとう!!」
テンション高く叫ぶ鴻上。
「もしも、メダルの力を制御できるシステムがあるのでしたら、ぜひ、私に」
懇願する後藤だが、
「後藤君への誕生プレゼント、それはバツ、しばらく謹慎、以上!!」
と語頭への処分を言い渡す。
がっくりときたところへ、ケーキ生地をかけられてしまう。

「あいつ・・・」
失意のまま、ライドベンダーで帰途に着こうとする後藤。自分は今、やれることをやるだけというエイジの言葉が頭をよぎる。
そこへ、
「自宅へ帰って謹慎ですか、あわれですね」
現れ、挑発するようなことを言うマキ。
二度と自分に関わるな、とにらみつけるが、
「メダルを制御できるシステムがあれば、人間であっても使いこなすことができる。その話をしたとき、後藤君は随分、興味を持っていましたね?」
見透かしたようなことを言うマキ。
できたのか、と問う後藤に、「だとしたら、どうします?」というマキ。
「俺にそのシステムを使わせろ」と言い放つ後藤。
君がふさわしいと思えば、物事は全て終わり、結果で決まるのです。

すごいですね、と雑誌、ネットコラムの連載が五つ、TVラジオの出演が三つ、と筑波をほめ、わが社から本も出版と、時の人扱いする担当。

まだたりへんという筑波。

まだまだ、もっと有名にならないと、という筑波。フラッシュライトを浴びるビジョンを連想する。

もっと、欲望を解放しろとささやくウヴァの声に、「そや、もっと、もっとや」という筑波。
担当が声をかけたのにも気がつかない。

セルメダルが、筑波の欲望で生み出されていく。

自室のソファで、あのヤミーを倒さないと赤字だ、とつぶやき、だがどうやって倒す? と頭を抱えるアンク。
ガメルからコアメダルを奪わないといけないとつぶやく。

すっかり有名人になったと筑波を取り上げた記事を見て言うヒナ。
今朝もラジオに出ていたといい、関西弁になってたというエイジ。
そこへ筑波がやってくる。
何度も電話やメールしたのに連絡くれなくて、心配していたというのだが、筑波は頼みがあるといって、エイジが内戦に巻き込まれたエピソードを自分にくれと言い出す。

あまりといえば、あまりの申し出に顔をしかめるエイジ。

ネタ切れだとかい出す筑波。面白い話も、人を感動させる話ももっと欲しいという始末。

エイジの体験を自分の話しにするってことですか、というヒナ。

ええやろと同意を求める筑波。

有名になってどうするんですか、と尋ねるエイジ。
「みかえしたるねん、オレのこと、バンコクにこもっているだけの何もできへんやつってバカにしたヤツラを見返したるねん」
と打ち明ける筑波。
もしかして、そのために世界放浪の旅に? というエイジ。

まあ、まったく意識するな、というのも難しいですが、耳を貸すにしろ、否定するにしろ、周りの意見をそのまま鵜呑みにして、持ち崩すというのはある意味典型的なケースだと思いますけどね。
まあ、そういうネットの意見に振り回されて、己を見失って、ただ有名になることばかり、渇望するおろかな人間とかいうニュアンスで書いているのかもしれませんが、ネットの意見はアテにならないというより、ネットでの米村氏の評価はお世辞にも芳しいものではないですから、当てにならないネットの意見=自身への批判意見に対する皮肉? と受け止めてしまえるような内容ですけどね。

しかし、最近、批判意見に対して、実際に書きもしないで、えらそうなこというな、というような反論を書き手がするのをよく見るけど、そういうことを言う人に限って、物語を面白くするための工夫とか、練りこみが足りないケースが多かったりするのですけどね。

それを肯定して、世界放浪している奴なんて、ごまんといた、もっともっと有名にならないと、とあいつらを見返せないという。

まあ、別に世界放浪に限らず、何事においても、なにかをやってるだけ、何かを言ってるだけじゃ、個性にはならんからなあ。
とはいえ、本当に個性的な存在になったら、意外とデメリットのほうが多いのですけどね。一足飛びに目立つような奇手に安易に頼るのは、自滅への第一歩でしかないのですが。

ヤミーの親が何故ここにいると問い詰めるアンク。
じゃあ、やっぱりと確信し、グリードに利用されている、眼を覚ましてくださいと筑波に訴えかけるエイジ。

そもそもそれで目を覚ませるような強い精神の持ち主なら、そもそも、有名になりたいという欲望に振り回されてはいないと思う。

なんや、グリードって、とあっけに取られる筑波。まあ、グリードの存在をたいていの人は知らないわけだから、、いきなり、そんなこと言われても、ポカンとなると思うけど。

エイジにさっさとメダルを稼いで来い、かなりたまっているとメダルを渡すアンク。
わかったと、走り出すエイジ。

筑波にきてください、見てもらいたいものがあるんですと筑波の腕を引っ張るヒナ。

有名人が一杯いるということで撮影所にやってきて、「その輝きをよこせ」というヤミー。
芸能人に襲い掛かろうとするヤミーの前に立って、芸能人を守ろうとするマネージャー。
職務だとしても、怪物あいてにそこまで体をはれるのはすごいと思う。

そこへ駆けつけ、変身するオーズ。

「なんやねん、アレ」
ヤミーを見て、唖然とする筑波。筑波の欲望から生まれた怪物だ、と説明するヒナ。
自分の欲望から、と唖然とする筑波。

たしかに、筑波の欲望から生まれた存在ではあるものの、筑波はその欲望を漬け込まれて、ヤミーを生み出す道具にされた被害者側に過ぎないわけで。確かに知らなかったとはいえ、それで利益を受け取っていたのは確かだが、あくまで、メダルを生み出すために必要な手順だから、そこまでやったに過ぎないわけだし、これが違う人間の違う欲望であっても、必要とあれば、ヤミーの欲望の基にされた人間に利益をもたらすことを誰にデモするはずでしょうから、それによって、得た利益を知らなかったとはいえ、受け取ることはいいことではないにしろ、ヤミーを生み出す親にされた人間には、どうすることもできない側面というのも少なからずあると思うのですよね。

エイジの内戦に巻き込まれた体験を譲ってくれというようなことをいった筑波のやったことは、ヤミーの親にされて、己の欲望を肥大化させられて、己を見失った行動を取っていたとはいえ、許されることではないと思う。しかし、ヤミーが暴れている場所へつれてきて、あなたの欲望がこの事態を引き起こしたのです、とか目の前で引き起こされた光景を見せるのは違うのと思うのですよね。
誰もが、グリードに狙われて、その欲望からヤミーを生み出される可能性はあるわけだし、欲望を持つこと自体に非があるわけではない。怪物に一方的に目を付けられて、己が持っていた欲望を暴走させられてしまうわけで、エイジだって、ヒナだって、ヘタしたら、ヤミーを生み出すために利用されていたかもしれない。
それに、その内戦の経験をエイジはちゃんと血肉にしているのか、といわれれば、ニート同然の自称旅人を続けているような状況では、自身に好感を持たせるためのパフォーマンスに過ぎないのではないか、と言われたら、そこまでですしね。

エイジの経験を自分の経験として売り出そうとした筑波の行動に怒るのは無理もないことだけど、その怒りをもって、筑波が生み出したヤミーが暴れているのを見せて、あなたが悪いみたいなことを言うのは違うと思うのだけど。Wでもそうだったけど、運良く怪物を倒して、人を守る側に付けただけであるというような運命のめぐり合わせを全然、考慮してなくて、主役だから、正しいのだ、というようななんちゃって王道みたいなニュアンスがますます強くなっているような・・・。

ヤミーに翻弄されるオーズ。

自分が有名になりたいと思ったせいで、と目の前でヤミーが暴れている光景を見て、愕然とする筑波。

ヤミーに苦戦していたエイジは、筑波の姿を見て、
「オレが内戦に巻き込まれた話、筑波さんの話にしていいですよ」と言い出すエイジ。

有名になるためでもなんでもいい、争いが人をどれだけ苦しめるか、伝えられるなら。大事なのは、何をしたか、だと思うし」というエイジ。

それって、エイジ自身がそのことを、一人でも多くの人に伝えないといけないことなのに、あっさりと他人に譲ってしまう。
自分が一人でも多くの人に知ってもらおうとする努力をしないで、てっとりばやく、知名度を得た知人の利用しているだけだろ。いいこと言ってるように見えるけど、自分が伝えないといけないのに、手っ取り早い手に飛びついて、広めてもらうのって、ベクトルは違っても、性急に有名になりたがっていた筑波と同じじゃないか、いってることは。
そもそも、筑波に内戦に巻き込まれた話を譲ったとして、エイジが多くの人にわかってもらいたい争いが人をどれだけ苦しめるか、というようなことおwちゃんと伝えられるという保障はないわけだし、万人好みの感動的なお話でお茶を濁そうとする可能性だってあるのだし。


後からやってきた後藤が、それを聞いて、何かに気がつく。

そして、戦いに戻るオーズ。

「あかん、オレなんもしてへん」という筑波。世界放浪の旅は本当は行ってなくて、行ったつもりになって、ブログを書いていたとのこと。

ハートキャッチプリキュアでもそうだったけど、実はたいしたことなかったという描写って、米村氏、かなり下手ですよね。

俺は世界を守るために、いや何もしていない、世界を守っている気になっただけと自分を取り戻す後藤。
実力も実績もなくて、成功したやつのことねたんで、背伸びしていただけという筑波。

それをいったら、内戦に巻き込まれて、仲良くなった女の子を助けられなかったというトラウマに酔いしれているだけで、実際、そういう悲劇を繰り返さないように努力するというようなことを、全然、やっていないわけですから、むしろ、後藤の方が結果は伴っていないとはいえ、自身の目的のために行動しているといえるのですからねえ・・・。

それを聞いて、同じだと感じる後藤。
俺は今やれることをやるだけというエイジの言葉が頭をよぎる。
俺も今やれることをやるのみ、それがやがて、世界を守ることにつながるはずだロケットランチャーをかまえ、カンドロイドを渡す。

蛇が苦手と驚くオーズに、それはうなぎだ、という後藤。

その隙をつかれて、ヤミーに攻撃されるオーズ。

カンドロイドを手にとって、それをヤミーに投げつけるとヤミーの体に撒きついて電流を流す。
結構使えると、反撃に打って出るオーズ。

後藤君がオーズを助けるとはね、と驚きを禁じえない〈無表情だけど)マキ。人間は意外な行動を取る、だから観察はやめられないと嘯く。
確かに人って、面白いと現れるカザリー。

自分がグリードを観察したいように、グリードも人間を観察したいのですねと聞くマキ。
まあ、そうかもというカザリー。

自分は観察されたくはありませんというマキ。
グリードだって同じだよ、と怪人お姿になるカザリー。

戦いの場に現れ、オーズに一撃を加えてから、ヤミーに撒きついているカンドロイドを切り落とすウヴァ。
オーズに一方的に攻撃を加える。

後藤はオーズを援護しようとして狙いを定めた瞬間、ガメルに投げ飛ばされてしまう。
あわてて、後藤に駆け寄ろうとするオーズ。そこをガメルが攻撃しようとするが、アンクに体当たりされて、すっ転んでしまう。

アンクはぼけっとするな、ガメルからコアメダルを奪い取れとはっぱをかける。
そう簡単にいうなよと言い返すオーズ。
早くしろとせかすアンク。そんなこといわれたって、と戸惑うオーズに、「オレ、一度勝った」と襲い掛かり、オレの方がすごいと投げ飛ばすガメル。
投げ飛ばされたところをウヴァが攻撃し、さらにガメルが畳み掛ける。そこへヤミーも加わって、手も足も出ない。
しかし、止めをさすのはどっちだと仲間割れを始めるウヴァとガメル。

引っ込んで色といわれて、頭に血が上ったガメルをメダジャリバーでさして、その攻撃でダメージを受けた部分から三枚のコアメダルを奪うオーズ。

上出来、それ以上だというアンク。
これって、メダルのコンボと聞きかけたところに襲い掛かり、組み付いたままとぶヤミー。
そのまま、オーズを地面に叩き落す。
そこへせまりくるウヴァとガメル。
コンボはヤバイと制止するアンクに、やるしかないとサイ・ゴリラ・ゾウ、サゴーゾコンボを発動させて、ドラミングの超音波攻撃で相手の動きを封じ、ダメージを受けたガメルからコアメダルを失敬するアンク。

おぼえていろと逃げるウヴァとガメル。

残ったヤミーを、キックで引き寄せて、パンチでしとめるオーズ。
変身解除して、ふらふらになる。


ラトラータに続いて、サゴーゾにも耐えられる力がるとは、メダル集めの才能があると感心するアンク。
エイジに駆け寄って、手を差し伸べる後藤。その手を取り、立ち上がり、後藤のこと、嫌いじゃないというエイジ。

自転車で旅立つ筑波を見送るエイジとヒナ。
ヤミーに襲われた被害者は元に戻ったというエイジの言葉に安心し、みんなに迷惑かけちゃって、なんて、お詫びしたらいいかという筑波に、マイペンライというエイジ。
ありがとう、と礼を言って、今の自分にできることから、コツコツとやっていくよという筑波。
とりあえずは北海道まで自転車旅行だとか。

パンツを餞別に渡すエイジ。礼をいって、それを受け取り、旅立つ筑波。

しかし、思いっきり主役補正丸出しな話だったといやおうなしに痛感させられる話でしたね・・・。
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by kwanp | 2010-11-28 22:49 | 特撮

舞い飛べ! 欲望のメダル11

「やっぱ、パンツは天日干しじゃないとね」
店の看板でパンツを干すエイジ。
そこにパンツ干すつもり? と尋ねるヒナ。
太陽から貰ったエネルギーが、オレの明日の活力になるというエイジだが、

間違いなく、お前のサイフには大ダメージが残ると思うけどな。一日を暮らすための最低限のお金確保も下手すれば難しいと思うけど・・・・。

しかし、パンツが飛ばされ、「オレの明日がぁ~」と悲鳴を上げるエイジ。

そんな明日、さっさと吹き飛ばされてしまえ、と突っ込みいれたくなるのは私だけか?

というか、自分が働いている店の看板でパンツ干すって、客が来なくなったらどうする。ギャグのつもりかもしれないけど、いくら、旅人でも、それくらいの分別はつくと思うのだけどなあ。型破りと考えなしの非常識は全然、別物なんだが、カブトのころから、こういうただの不愉快な行為を登場人物に、さも、正しいことのようにやらせているよな・・・。

そのパンツが、通りすがりの人の顔にかぶさってしまうのですが、

「マイペンライだよ、エイジ」
その人が偶然にもエイジの知り合いの人で、旅の途中のバンコクで世話になった筑波ケイスケという人物だが、店長も、彼のことは知っていたというか、彼の世界放浪のブログを読んでいるとのことだが、本人目の前にして、マイナーと平然と言うのはどうなのだろうか、店長よ(汗)

本音でずばずばものを言えば、何言ってもいいとか、本気で思っているのだろうか?

マイナーか、とがっくり来る筑波。
それを見て、自分の発言が原因なのを棚に上げて、席に案内して、気まずい雰囲気をどうにかしようとする店長。

マイペンライの言葉の意味を尋ねるヒナ。タイ語の中で、一番好きな言葉と答える筑波。
「大丈夫、どうにかなるって、意味だよ」と説明するエイジ。
兄とアンクの顔を思い浮かべてから、いい言葉ですね、というヒナ。
でしょう、という筑波。そして、エイジに次はどこに旅するんだ、と訪ねる筑波。今は休憩中と答えてから、筑波さんこそ、世界放浪の旅を? と尋ねるのだが、「終わったよ」と答え、「こんどは次の夢を実現させる。オレの旅を一冊の本にするんだ」と答える筑波。
それを聞いて、素敵という店長。それを無言で、微妙な表情で見ているエイジ。
久しぶりに帰ってきたら、日本も変わっていて、出版社の場所がわからなくなっちゃってた、という筑波。
それなら、自分達が案内しますよというエイジ。

一方、ガメルはライドベンダーの下を覗き込んでいて、何をしているの? と尋ねられて、メダル落ちてないか、探していると答えるガメル。

何のために? と問いただす声に、

「メズール元気ない、だから、メダルやる」と答えるが、当のメズール自身に、おやめなさいと首根っこをつかまれてしまう。
痛いよ、というガメルだが、声の主がメズールだと知って驚いてしまう。
「拾ったメダルなんていらないわ、メダルなら、オーズから奪いかえしなさい」というメズールに、メズールのため、がんばるというガメル。それをやさしいのねと評し、なでるメズール。
なでられて、でれでれするガメル。それを見て、馬鹿が、と毒づいてから、メダルを生み出す欲望にまみれた人間は・・・、と人間を物色するウヴァ。

出版社から出てきた筑波。どうでした、と尋ねるエイジ。文章力がないからと言われて、
ダメだったという筑波。旅ブログでアクセスランキング一位の澤田コウタロウというのがいるけど、彼くらい面白い文章をかけないと、本にするのはムリだとか。
そうですか、と気まずそうに言うエイジの持っていたリュックを手に取り、これしきのことで、夢をあきらめたりしないよ、人生は山あり、谷あり、旅そのものという筑波。
それを聞いて、人生は旅そのものか、とつぶやくヒナ。

編集者のいうことって、かなり当てにならないもので、こういう持込で断った作品がよそで出版されて、ヒットを飛ばしたら、その作品のジャンルだと、自分達が断った作者の本みたいにしないとね、というような節操のないことを平気でいってたという話も聞いたことがあるのだけど。
というか、複数の出版社に懲りずに持っていくくらいのことはしてもいいのじゃないか?

鴻上ファウンデーションに出勤する後藤。彼に声をかける元同僚の三角。しかし、警察を辞めて、鴻上ファウンデーションにいるようだな、という彼の言葉に、耳を傾けずに立ち去ろうとするのだが、
「無視するなよ」と肩をつかまれ、出世を競い合った仲だろ、といわれ、警察にいたころから、世界を守るような要職につきたいとかいってたよな、と聞く三隅。あれ、実現できたのか、それとも、口だけかよと尋ねる彼に、出世しか頭にないお前と一緒にするな、必ず、世界を守るという後藤。

後藤って、警察のような大組織だと、身動きが取りにくくて、その間に平和が踏みにじられるということに我慢できなくて、鴻上のスカウトに乗ったというところだろうけど、世界の平和を守りたいのか、そう思っているうちに本末転倒して、世界を守る自分に酔いしれているようになってしまったというところなのでしょうか?

ノートパソコンを開いて澤田のブログを見ながら、自分の文章のよさがわからないんだよ、何が澤田みたいな面白い文章だよ、とぼやく筑波。

よくオタク作家を批判する理屈として、人生経験が足りないということを引き合いに出されるのですが、逆に経験があったからといって、面白い物が書けるわけでもないというか、その経験してきた世界の感覚だけで語ってしまうために、それが読んでいる人に理解される感覚か、どうかというのまで考えが回らないから、ということもありますからねえ。
それに下手にメジャーになるのも、それはそれでやりにくいと思うけど。

また、本を出すとか、ラジオ生出演という情報を見て、くそっと悔しがる筑波。

オレの方が絶対いけてるのにな、おれだって、そのうち、絶対に有名になってやるとぼうやく筑波。
澤田の顔と自分の顔を入れ替えたブログや本のイメージを頭に思い浮かべている。

背後に現れたウヴァが、「その欲望、解放してやる」と筑波の後頭部にメダルを投入して、ヤミーを生み出す。
人間に変身して、どうすればいい? どうすれば、有名になれる? と筑波に問いかけるウヴァ。
澤田くらい、文章力がついて、ラジオに出られたら、と答えた時には、ウヴァの姿はどこにもなかった。
狐につままれたような顔をする筑波。

編集者と次の本の打ち合わせをする澤田。そこに現れて、澤田に襲い掛かり、文章力を奪って、燐粉を飛ばす形で筑波に与えるヤミー。

脱皮して、、蝶の様な姿になる。
ヤミーの気配に気がついて、メダルを稼ぐチャンスだとカンドロイドを起動させ、エイジに知らせようとするアンク。

突然、文章力が宿り、サクサクと文章が書けるようになる筑波。
たまっていくメダル。

ヤミーが暴れている現場にやってきて、逃げ遅れた澤田と編集者に早く逃げてというエイジ。そこへ襲い掛かり、エイジを空から落とそうとするヤミー。

地面に叩きつけられる寸前にエイジをキャッチするアンク。遅いぞと毒づくエイジ。
手を離して、地面に落としてから、「しっかり稼げ」とメダルを渡すアンク。
タトバフォームに変身するエイジ。
ヤミーと戦うが、飛行能力を持たないために翻弄され、逃げられてしまう。
そこへやってきた後藤に、逃がしたのか、といわれてしまう。
「だって、空飛ぶの反則でしょう」といいかえそうとする。
それを聞いて、相変わらずだな、といい、「なぜ、お前のようないい加減なヤツがオーズになった」という言葉をぶつける後藤。変身解除して、自分は目の前で困っている人がいたら、助けたい、それだけと答えるエイジ。
小さいな、といい、自分が見ているのは世界だ、という後藤。

オーズがヤミーを取り逃がした報告を受けた鴻上はよほど、エイジに興味があるようで、という鴻上。
逆です、といって、エイジはオーズにふさわしくないというんだが、彼は実に興味深い、すばらしい、実にすばらしいとと褒め称える鴻上。
そそくさと部屋を出ようとする後藤にまきが新たに開発したカンドロイドをエイジに渡してくれと投げ渡す鴻上。

ラジオで澤田が体調不良ということで、代わりに出演する筑波。それに驚く店長とヒナ。

旅で一番楽しいときは、と聞かれて、国境を越えるとき、初めての国に入るときのドキドキ感が好きだという筑波。
それわかるな、と共感する店長。筑波のことをすごいというヒナ。それにうなずくエイジ。

自分はいつまで、こんなことを、と毒づく後藤。

まあ、ちゃんとやってる(?)自分よりも、好き勝手やってるやつがおいしいところを奪っていき、自分がやってたはずのことを成し遂げるというのはたいていの人間はいい気はしないわけだけど、書いている人間が書いている人間なので、転落フラグしか思い浮かばないな(汗)

そんな彼の前に現れて、面白い観察対象ができましたね、というマキ。
何か用か、と問い質す後藤に、彼こそが世界を守れる人物だと思っている、でも、それを鴻上にわかってもらうには結果が必要というマキ。
物事は全て、おわり結果で決まる、と。

アクセスランキング2位になっていると喜びながら、一位の旅エッセイがベストセラーになった漫才コンビのブログで、トークライブをやるという告知を見て、「ちょっと喋りが面白いからって、有名になりやがって、おれだって、そのうち・・・」と筑波が有名になった自分を思い描いていると、
「どうすればいい?」とウヴァが現れる。
また、あんたかよ、と迷惑そうな顔をする筑波。どうすれば、有名になれると聞いてきたウヴァに、喋りが面白ければ、と答えると、また、姿が消えるウヴァ。

マネージャーが運転する車の中で、打ち合わせをする漫才コンビ。その車をヤミーが襲い、彼らからしゃべりの技能を奪う。
漫才コンビが事故という報せを受けたトークライブ関係者に、「こちらのイベントに出てくれ」とメールを貰ったといって、売り込みに来る筑波。

筑波にしゃべりの技術を飛ばすヤミー。

パンツを干そうとしているエイジが燐粉に気がつく。

しゃべりの技術が宿り、自分を売り込む筑波。

アイスをつまみ食いしようとしたアンクに、兄に悪い性格が映ったら、どうするのよとアイスを取り上げるヒナ。
そこへエイジが、ヤミーが動き出したと飛び込んでくる。俺に命令するなと叫ぶアンクだが、ごまかすなとばかりに、正直にいいなさいとヒナに腕をねじられてしまう。
筑波からメールが来たという店長。旅のトークショーに出るということで、時間あるから、いってくれば、ヒナにいう。

自分達はヤミーだ、というエイジ。使う分以上のメダルを稼げ、ライドベンダーだって、ただじゃないとシビアなことを言うアンク。
ライドベンダーで現場へ向かうエイジとアンクだが、そこに襲い掛かり、エイジをバイクから叩き落すガメル。

お前に付き合ってる暇はないというアンク。
メダル取り返すといきまくガメル。
逆に奪ってやれ、とメダルを投げ渡すアンク。
変身するエイジだが、ガメルのパワーに押され、吹っ飛ばされてしまう。
これを使えとチーターメダルを渡されるエイジ。フォームチェンジして、ガメルを翻弄しようと彼の周りを猛スピードで走り回り、目を回したところにキックを叩き込む。
攻撃を受けたガメルから出たメダルを回収しようとして、メズールのコアメダルを落とすアンク。
それをキャッチするガメル。

自分のことを棚にあげて、メダルを取り返せというアンク。今はヤミーのほうが先だとヤミーのところに向かうオーズ。チーターの足なので、追いつけないアンク。

漫才コンビの片割れに足りない、お前のもよこせ、と迫るヤミー。
そこへ駆けつけて、ヤミーに銃をぶっ放す後藤。漫才コンビの片割れを逃がすものの、ヤミーの力にかなうわけもなく、袋叩きにされてしまう。
所詮、人間ではこの程度か、と冷ややかにいって、後藤にもよき終わりが訪れることを、とつぶやくマキ。

ヤミーに叩きのめされながらも、このままでは終われないという表情の後藤。

トークライブのリハーサルで、旅は孤独になるけど、ブログとかで誰かとつながってる気がして、さみしくないという筑波。関西弁を使っていることに違和感を感じるヒナ。

しかし、しゃべりがみについても、それをすぐに使いこなせる力も身につくとは思えないので、実際、にこういうことがあっても、丸パクリにしかならなくて、下手すれば叩かれて終わりになりかねないと思うけど。
こういう能力をうばって、他者に与えるというのは、欲望のエネルギーを他人に与えているということなのだろうけど、グリードは自分のメダル以外は取り込めないということだけど、これは同じ生き物(人間)間だから、できる芸当だということでいいのだろうか?


筑波に欲望を解放しろとささやきかけるウヴァ。それにうなずく後藤。ウヴァの顔を見て、見覚えがあると感じてから、ウヴァのことを思い出すヒナ。
ヒナに気がついて、口封じに始末しようとするウヴァ。それに気がついて、パニックに陥る会場。

ヤミーに叩きのめされているところに駆けつけるオーズ。しかし、勢いがつきすぎて、とまれなくて、トラの爪でブレーキをかけ、何とかとまって、後藤に止めを誘うとしていたヤミーを吹っ飛ばして、
「大丈夫ですか?」と後藤に駆け寄る。「余計なお世話だ」とその手を払いのける後藤。
ようやく、おいつき、飛び立つ前に羽を切り裂けとカマキリメダルを渡すアンク。
タカ・カマキリ・チーターで止めをさそうとするが、自分で倒すことにこだわる後藤がぶっ放したロケットランチャーの弾が、オーズの技が決まるよりも先に爆発してしまい、オーズももろにその影響を受けて・・・・。

平成ライダーだと、こういうのしあがりの話をやたら、好き好んで書いている米村氏だけど、評判が悪くないハートキャッチプリキュアの脚本でも、前面に出さないだけで、やってることは大して変わっていないのだよなあ・・・・。
平成ライダー自体、そういう傾向があるのかもしれないが、ギャグの扱い方を見ていると、過剰演出に走るなんちゃって、お笑いレベルのギャグセンスが目立っていて、店の看板でパンツを干すエイジとか、本人を目の前にして、マイナーとか本人が気にしていることを平気で言う店長とか、物語、男の子向けの話における爽快感の伴う非常識じゃなくて、ただの非常識の域を出ない描写が多いのですよね。
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by kwanp | 2010-11-21 14:34 | 特撮

舞い飛べ! 欲望のメダル10

鴻上生体研究所
「諸君、わが財団が誇る鴻上生体研究所も今日で設立10周年! 誕生日おめでとう! このすばらしいメダルシステムも君達の優秀な頭脳と技術、そして、もちろん、研究所所長ドクターマキがいなかったら、何一つ実現しなかった!! 感謝する、もう一度言わせてくれ、おめでとう!!」
所内に誕生日記念の演説をする鴻上。
ライドベンダーの変形チェックなどが行われ、つるされたライドベンダーが運ばれる。10周年記念の誕生日ケーキが所内に配られる(全員分、ホールで配るの? 全部、あの人が作ったの!? っていうか、勤務中にくばって、そこで食えと? だめだ、突っ込みおいつかない)、チェック中に作動するタコカンドロイド。それに呼応するかのように他のタコカンドロイドも起動して、勝手に動き出す。
製造中くらい、電源切っとけ(汗)

10周年で大げさすぎやしないか、と理解しかねる様子のマキ。誕生日に祝いすぎるということはないと力説する鴻上。
天才である君が自分に賛同してくれたすばらしい日でもあると付け加える。

必要以上に物事に意味合いを求めないマキと、必要以上に物事に意味合いを付けようとする鴻上と対照的ですが、根底の部分って、この二人、大して変わりはないのではないかと思えてしまうところがありますからねえ。
必要以上に、誕生日とか言って、騒ぐのは、意味合いを求めようとするがあまりの行動なのではないか、という気はしますが。

メダルを集め、無限を超えた力を実現するという計画だと語る鴻上。しかし、器をどうするか、まだ、意見は一致していないという。
「可能性はいろいろあり、グリードも候補に挙げられるし、メダルを制御するシステムを作り出せば、人間だって使いこなせる」と語るマキ。
その言葉に反応する後藤。
グリードより、人間より、オーズを器として、メダルを集中させるという鴻上。その言葉に唖然とする後藤。
沈黙したマキに返事をお願いしますおいう秘書。
間が空いてから、もちろん、賛同しますといい、今度開発したカンドロイドもオーズに使ってもらおうと思っていたとカンドロイドを起動させるマキ。
すばらしい、今日また一つの始まりを迎えたといえる、非常に満足だ、という鴻上。
では、帰ろうという鴻上。それを受けて、失礼しますと返っていく秘書。

グリードは9枚のコアメダルと大量のセルメダルで構成されているわけですが、同じ系統の動物(昆虫は節足動物という呼び方もアル)のメダルで構成されているわけですし、コアメダルは800年当時の情報を元に構成されていると思ったほうがいいでしょうからねえ。
同系統の新たな進化の情報を取り入れるようになっているから、コアメダルが体の各部分の力を象徴していて、それを入れ替えることによって、常に最強のスペックを発揮できるようにしているということなのでしょうかね?

始まりに意味はありませんと人形に語りかけてから、きびすを返し、自分のラボに戻るマキ。

ラボには、セルメダルや、カンドロイドの実物、そして、ホワイトボードにはカンドロイドの設計図が張られている(バッタ、トラ)。

ハッピーバースディの歌を流すオーディオのスイッチを切り、自室の絵を見るマキ。
祝うとするなら、終わり、終末ですよといい、観察を続けるといって、ヤミーに寄生された爆弾魔の実験を見る。
水中でカウントダウンを行う爆弾。
「これがうまく行けば、第3の実験に」、と爆弾魔。爆発し、水柱をあげる爆弾。
よしと満足げな爆弾魔。そして、その欲望を糧とするヤミー。

メズールに心配そうに付き添うガメル。自分のコアメダルをやるから起きろと呼びかけるが、
「お前のコアメダルじゃダメだ」というウヴァ。

それができるなら、アンクがコアメダルを失敬した時に自分の力にして、オーズに頼る必要はないはずですからねえ・・・。

「ガメル、大丈夫よ、私のヤミーはもっと生まれるから」
起き上がる、ガメルに心配をかけさせまいと彼の頬をなでるメズール。
オーズとアンクの名をつぶやき、苛立ちでゴルフクラブで瓶をわるウヴァ。

氷まくらを自分の額に当てるエイジにコアメダルを持たせるのはやめだ、勝手に使いすぎるというアンク。その場の勢いで、考えなしにコンボを使われて、さっさと倒れられたら、復活のための手ごまとして利用する以前の問題ですからねえ。

しかし、コンボが変身した人間の力を激しく消耗するということですが、グリードを封印した際のオーズもそれを使って、戦っていたわけですから、そういった力を使ってもびくともしないほど、精強な人間だったか、そういった力を使い続けた余り、生命エネルギーを消耗したあげく、封印によって、力を使い果たしたと見たほうがいいのか。

脚本家が小林女史で、一度封印したものがよみがえったという点では、ギンガマンでギンガイオーなしでバルバンを封印した初代ギンガマンの例もありますので、先代オーズが人間じゃない、ひょっとしたら、グリードを生み出した存在であり、グリードで取れるデータはとりつくしたから、そのデータをもとに作り出した上位タイプのオーズドライバーで旧タイプのグリードを処分したとかいう可能性もありそうですしね。

コンボじゃないメダルならいいだろと言い返すエイジ。ガラスを叩くタカカンドロイド。
場所がわかったのか、とくらいつくエイジ。
なんだというアンク。
犯人のことを知っているようだから、マキの後を付けてもらったというエイジ。
立ち上がり、犯人の所へ向かおうとするエイジに、ムリしちゃダメと引き止めるヒナ。
「また爆発が起きたら、こんどこそ、犠牲者が出るかも」
といって、部屋を出るエイジ。犠牲者が出ってからでは遅いということで、エイジは少しでも早く、止めたいということなのでしょうねえ。
「何が面白いんだか」
と鼻で笑うアンクに、あなたなんかにはわからない、エイジはきっと誰かを助けなきゃいられないというヒナ。

金が欲しいとか、もっと、おいしいものを食べたいというような類の欲望(そっちのほうが、エネルギーとして抽出しやすいということもあるのだと思うが)から生み出されたメダルで体を構成しているグリードのアンクからすれば、理解しがたいタイプの欲望だと思いますからねえ。
そういった欲望というのは自分がそういう欲望を果たすために他人を蹴落としてでもかなえたいという感情もセットになっている場合が少なくないから、なおのことエイジの言うことを理解するのは、難しいのかもしれませんが。

助けられなかったというエイジの声が頭でこだまする。

興味ないなといいながらも、行って見るかと窓に向い、
「ヤツは案外、メダル集めの才能がある」
といって、窓から出て行くアンク。

飛び降りた後で、窓に近寄って、
「やなヤツ、お兄ちゃんの顔なのがよけいやだ」と窓を閉めるヒナ。大事な家族の顔で、ろくでもない行動されるのって、大事な家族のことを侮辱された気がして、いやですしね。
しかし、ヒナの抱いているイメージがそうであるわけですが、さすがにアンクと同類とはいいませんが、本当にそれはあの刑事の全ての姿をさらけ出しているのか、という疑問も出てくるわけですが。
アンクがそのあたりに気がついて、下手にヒナに反撃を試みるとかするんじゃないだろうな(汗)
下手にその部分をつついたら、場合によっては、アンク自身も命取りになりかねないのだけど。

鴻上生体研究所にやってくる後藤。マキの言葉が頭の中に響き渡る。

第3の実験の開始だ、と爆弾を荷物につめる爆弾魔。爆弾魔の欲望で二体目のヤミーが生まれるのを確認するマキ。
グリードがヤミーを植えつけたことを認識しているみたいですが、そういう気配を察知する装置でも作ったのかもしれませんが、そういう技術を文献を読んで、研究した上で考案したのか、それとも、そういった技術を元々知っていたか?

タカカンドロイドの案内で爆弾魔を追うエイジ。その彼の眼前に爆弾魔の乗った自転車が横切り、あわてて、ブレーキを握るエイジ。その姿を見て、何かに気がつくエイジ。
爆弾魔と入れ違いにやってきて、本気でお前には才能あるかもな、というアンク。今の人間がヤミーの親だと教える。そのことに驚くエイジ。
そして、建物の中にヤミーの巣があると教えるアンク。
犯人と建物を見比べて、迷ってから、タカカンドロイドに犯人を追いかけるように指示するエイジ。
そこへヤミーがアンクに襲い掛かり、その勢いで、刑事の体から切り離されるアンク。
メダルと、チータ-の足を要求するエイジ。
俺に命令するな、とメダルを投げるアンク。それを受け取り、タカ・トラ・チーターに変身して、ヤミーを追いかけ、トラの爪でブレーキをかけて、ヤミーの先回りをして、アッパーカットでふっとばし、連続キックで倒すオーズ。
散らばるメダルには目もくれずに巣を目指すオーズ。それをモニターで監視するマキ。
緊急事態発生ということで隔壁が閉じられる。
慌てふためく所員たち。
「申し訳ありませんが、ヤミー退治はもう少し後にしていただけませんか? 今は経過観察中ですので」
隔壁が閉じられ、行く手をふさがれたオーズの前に現れるマキ。
「観察中って、あなた一体!?」
マキの言動に絶句するエイジ。
「うちの研究員の只野くんは優秀なのですが、爆弾が趣味という一面がありましてね、そこにグリードが眼をつけたらしく、ヤミーの巣をうみ、さらに爆弾に没頭して、欲望をかなえ始めたのです、もちろん、今も」
と語るマキ。
遊園地で爆弾を仕掛ける爆弾魔。七連続爆発実験とつぶやいて、ほくそえむ只野。
「中にあるヤミーの巣から、どれほどのヤミーが出てくるのか、また、その力はどれほどのものなのか、今後のメダル研究にも大いに・・・」
得意げに語るマキ。
「ちょっと待って! 爆弾ですよ、爆発したら、どれだけの人が犠牲になるか!」
ことの危険性を強調するエイジだが、
「研究ですから、それに物語がエンドマークで完成するように、人もまた、遅かれ早かれ、命を全うして、人生を完成させなければ」と平然と言ってのけるマキ。言ってることは間違いじゃないけど、だからといって、人が他人の命を傷つける理由にはならないし、自分が、やってることを正当化しているのに、その理由を持ち出しているだけでしかないわけですが。そういう理屈を持ち出すやつい限って、自分だけは、そういう理屈の外において、例外化というか、特別視しているやつが多い。
自分もその理屈で命を消される側になることに気がついていないという意味では、想像力が乏しいだけなのかもしれませんが。でも、平成ライダーで、自分の欲望を満たすためにライダーの力を悪用するような小悪党ライダーって、そういうやつばっかりですけどね。
そんなバカなといいかけて、「今もってことは・・、また爆弾を!?」
気がつくオーズ。
「でしょうね、かなり熱心に作っていましたから」
答えるマキ。それを聞いて、爆弾魔のあとを追いかけるエイジ。
「彼も理解できる人間ではないですね、終わりの大切さを」
人形に語りかけるマキ。

遊園地内でカウントダウンを続ける時限爆弾。キット成功する連続爆発新記録だ、と嬉々として語る爆弾魔。

どういうことですか、と所員に問い質す後藤。完全に閉鎖されているとのこと。

これを解除できるのは所長のマキだけなのに、どこにもいないと途方にくれる所員たち。

所内で暴れるヤミー。
爆弾魔を見つけ、牽制するタカカンドロイド。追いかけてきたエイジが爆弾魔から、計画書を奪う。
何するんだ、と怒る爆弾魔に、爆弾でどれだけの犠牲者が出ると思ってるんだといい、爆弾が仕掛けてある場所と爆破時刻を確認して、飛び出すエイジ。
手帳を返せ、自分の爆弾だぞ、と叫んで、警備員に取り押さえられる爆弾魔。

多分、ヤミーを産み付けられるまでは、こういうことを趣味の範疇として、あくまで考えるだけにとどめるだけの分別はあったと思うのだが、ヤミーをうえつけられて、そういった分別すらなくしてしまったと考えるべきなのか?それともやみーに取り付かれたことで消える程度の分別しかなかったと考えるべきか?

爆弾が仕掛けられている場所(ジェットコースター)に赴いて、客に逃げてくださいと呼びかけ、すぐに止めてくださいというエイジ。
ムリです、もう発射してしまいましたというスタッフ。
考えてから、早く逃げて、と待ていた客を遠のけ、爆弾が仕掛けられている場所へ向かうエイジ。
次々と爆弾のコードを引っこ抜いて、機能停止にしていく。
「こんなトコロで爆発したら」と助けられなかった女のこのことを思い出すエイジ。
女の子と仲良くなり、宝物であろう石を貰うエイジ。しかし、手が届かずに、その女の子が爆弾のエジキになってしまう光景が頭でよみがえる。

所内ではヤミーが人を襲い、暴れる。

所員が逃げ惑う中、警戒しながら、ヤミーに立ち向かっていく後藤。
とはいえ、彼の手持ちの装備では、ヤミーに太刀打ちはできないのだが・・・。

制御室にたどり着き、自分のIDカードでアクセスして、一箇所だけでも出口を、と試みるがそれもかなわない後藤。

後一つを探すエイジ。
近くにいた子供に伏せろと叫んで、爆弾のコードを引っこ抜くと同時に、助けられなかった過去が頭の中をよぎる。

溢れ出す水。

爆弾が爆発したのではなく、子供が水道の栓を締めそびれて、水があふれているだけ。

爆弾の爆発は阻止できたのだ。驚かしてごめんと誤り、自分のパンツを取り出して、ハンカチ代わりにわたすエイジ。

ヤミーに襲われる研究所。

戻ってきたエイジに、どこいってた、せっかくヤミーがと詰め寄るアンク。
実験を阻止してしまったのですね、といい、ヤミーの仕組みをかなり観察できて、有意義だ、といいはるマキ。もう片付けてもらってもいい、オーズに試し貰いたいものもあるといって、カンドロイドを渡すマキ。

ベンダーに装着することで威力を発揮する、かなり有効なはずと説明し、後で感想を聞かせてもらえたら、というマキを殴りつけようとして、よけられてしまうエイジ。
ありがたく使わせてもらいますけど、これ以上、自分に話しかけないでもらえますと怒るエイジ。
アンクは念動力でマキの人形を落とすのだが、その途端にパニック状態になってしまうマキ。
人形を取り戻し、逃げ去っていく。

しかし、結果的にとはいえ、この時点でエイジはマキと同類ではあるのですよね、自分の一方的な自己満足のために、それを何とかするだけの力を持ちながら、大量の人間を犠牲にしてしまったという点においては。

マキはヤミーを観察したい、という意味の自己満足で、エイジは人を助けたいという自己満足という自己満足の内容は違っているわけですが、その気になれば、助けることができる立場にありながら、それをせずに自分の欲望を最優先した結果、多くの犠牲者が出てしまったということになるわけですし。

しかし、今回、マキは犯罪者を見つけながら、自身の欲望のために匿い、野放しにしただけでなく、鴻上生体研究所の人員や設備をヤミーに襲わせて、被害を意図的に生み出したにもかかわらず、それらに関して、処罰を受けたとは思えないですし。
目的のためには、どんな犠牲もいとわないというか、頓着しないという意味では、マキの行動を容認する鴻上も恐ろしいものを感じるわけで、後藤が鴻上の判断に危惧を抱くのも無理はないかも。
ただ、その後藤にしたって、鴻上に見出された人材であり、その上、妙な完ぺき主義が見え隠れしているわけですからねえ。
アンクたちグリードだけでなく、エイジも含めて、メダルをめぐる争奪戦に関わる人間は同じ穴の狢でしかないということでしょうけど。
ただ、そういうことであるなら、エイジにも、ヤミーに襲われた研究所惨状を目の当たりにさせて、自らの判断がどういう結果を招いたのか、ということは思い知らせるくらいはしてもよかったのではないか、と思いますが。

エイジは過去のことがあって、爆弾で人が犠牲になるというようなことは許せないという点で今回行動しておりましたが、、最近のこの手の悲しい過去を持ち、それを行動動機に挙げる主人公にありがちなことですが、自分が体験したこととよく似たことには反応するが、そこから、物事を広げて考えない。
自分の経験でしか、ものを考えずに行動して、その過去から考えられるに多様なケース以外では、行動しないというタイプというか、それ以外見えなくなってしまう。

しかも、自分の欲望のために多くの犠牲を生み出してしまったという意味では、エイジはトラウマを払拭するどころか、エイジが助けられなかった女の子を犠牲にしたものたち、自分達の欲望のために戦いを引き起こし、それによって、多くの犠牲を生み出した者達と変わらない存在になってしまったということでもありますし。



そういったエイジの性質を利用して、彼がヤミーの巣をつぶすことよりも、ほかの事を最優先するように利用されてしまった上に、これのデータをとってくれ、とトラカンドロイドの実験に利用されてしまったというように、最後まで、まきに都合が言いように振り回されているわけで、アンクが人形を落として、パニックに陥らせたのは一矢報いたという程度に過ぎないみたいですね。

旅人キャラというのはあっちこっちを旅して、いろいろなものを見てきているので、広い視野で物事を考えるような懐の深さがあるのも魅力なのですが、なまじっか、経験があるためにそれ以外の物事に視野を向けずに、自分の経験だけが全てという、かえって視野が狭くなっているというエイジの側面をものの見事に利用された結果になってしまったわけで。



エイジにメダルを渡すアンク。
タトバフォームへと変身するオーズ。

カンドロイドを起動させると、巨大化して、合体、ライドベンダーの前輪になり、猛獣のように暴れだす。

それをあわてて追いかけるエイジ。やはり、バカか、と頭を抱えるアンク。
暴れるライドベンダーを何とか乗りこなそうとするがてこずってしまうオーズ。
そこへ現れ、コンボを使えば言いと提案するマキ。
口を出すな、というアンクに、とライドベンダーなら大丈夫、余分な力を吸収しますからというマキ。

アンクにメダルを出して、というオーズ。
振り回されて、出たメダルを取ろうとして、邪魔とアンクを突き飛ばすオーズ。
ラトラータなって、バイクを制御できるようになり、ヤミーを追いかけるオーズ。

メダジャリバーでメダルをセット、スキャンして、次々と切り捨てていく。
先回りして、トライドベンダーの咆哮でヤミーを地面から吹っ飛ばして、前輪のトラカンドロイドの部分から、メダルを発射して、全てのヤミーを倒す。
上出来とメダルを回収するアンク。

マキのラボ
「オーズを器にメダルを・・・、それで本当に訪れるのでしょうか? 世界を、歴史を完成させるよき終末・・・」
人形に語りかけるマキ。

メダルシステムを生み出したというマキですが、発想がある意味、グリードを生み出した存在とよく似ているのかもしれませんね。今のところ、大きな一点が欠如しているという違いはあるわけですが。

店で、料理を食べるエイジ。
おいしいですか、と声をかけるヒナ。おいしいと答えるエイジ。
まあまあだなというアンク。
あなたには聞いていないというヒナ。
そこへ教師の格好をした店長がやってきて、アンクに最初にご挨拶から覚えましょうかと声をかける。うせろというアンクだが、アンクのクツを踏むエイジに釘を刺され、店長にことごとく、丁寧語に直すように言われてしまう。
それを見て笑うエイジ。

しかし、今回の話って、旅人であるエイジの限界を描いた話でもあるのですよね。なにせ、アンクは、自身のメダル集めのために、エイジを利用しているに過ぎないし、エイジの方も、そのアンクを刺激して、自身の望む結果に誘導するというような手管を持たない(これはアンクも同じここがいえるわけで、だからこそ、エイジが一方的に利用されるだけで終わるという結果にならずにすんでいるわけだが)、まして、鴻上も、メダル集めのためにエイジたちを利用しているのに過ぎない。
利害の一致で協力しているに過ぎないわけで、早い話が、信頼できて、一緒に戦える仲間というものがいない。
アンクや後藤がそういう存在になりえるかもしれないが、まだまだ、そうなるには時間がかかりそうですからね。
旅人として生きてきて、なるべく、人に迷惑をかけないように、関わらないように生きてきたというエイジ(ヒナをアンクから遠ざけようとしていたりとね)の生き様が裏目に出てしまったわけですからねえ。
こういうエイジというキャラの行動の短所を描いているわけですが、そこから、どういう風にそれを克服していくのか、というkとおをちゃんと描いてくれるのでしょうかね?
それっぽい短所を描いても、描いただけで、全然、克服していなくて、電王のときのように、なあなあな馴れ合いで主役を甘やかすだけになるのでしょうかね?

なにせ、小林脚本って、結構、アンチ王道な部分、強くて、今回もその表れともとれるわけですから、成長はあまり期待できないようですし(電王だって、その気になれば、ヒーローを描ける材料はそろってはいた)、ディケイド、Wにおいても、そういう精神面での成長はスポイルされてきていて、今回の話で、エイジのやっていることの危うさを提示したにもかかわらず、その描写の不徹底さは引っかかるわけですから、そのあたりは余り期待できないようですが。
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by kwanp | 2010-11-15 22:41 | 特撮