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舞い飛べ! 欲望のメダル24

さくらにほれてしまったエイジ。
それを見て、唖然とするアキラ。そんな彼に、どうしてあなたは、他の人みたいにならないの?私綺麗でしょ? と話しかけるさくら。
何言ってんだ、そのタマゴを渡せ!! と迫るアキラ。
しかし、タマゴからヤミーを大量に発生させるさくら。バースバスターで応戦するアキラ。
そこへ駆けつけて、ヤミーに応戦しながら、エイジに、「何ぼうっとしている」と怒鳴るアンク。
彼らが戦っている間に逃げるサクラ。

しまったというアキラ達をよそに、コンボでもないのに、胸がドキドキしている、これって、恋愛コンボとか言い出す始末(LOVE LOVE LOVEでハートをモチーフにしたオーズのイメージが出てくる)。
バカか? と言い放ち、しっかりしろとどやしつけるアンク。
完全に落ちちゃったみたいね、恋ってヤツにというアキラ。
バカか、というアンク。ヤミーのせいだけどな、といってから、問題は、とさくらのさっていたほうを見るアキラ。

もっと美しくなりたいだろ、とささやく。なりたいというさくらに、なれる、妹よりもっと、というヤミー。

社長室で、書類を見るが、面白くないことが書かれていたのか、それをくしゃくしゃに丸めて捨てる妹。

そこへ部下がやってきて、時間ですという。
姉を連れてきて、頼んでいた新商品の資料できていないという妹。そういえば、見かけないといってから、他の研究員に頼んでは、という部下。妹にダメよといわれ、姉を探して、と怒鳴られてしまうも、発表会場にお願いしますといって、部屋を出る部下。
「姉さん、なんで急に? 私を困らせようというわけ? なによ、研究しかできないくせに。会社が成功したのは、全部私のおかげじゃない、私の・・・」
と姉に対して、心の中で文句を言う妹。

たしかに、どれだけ優れたものがあっても、それをアピールすることができなかったら、宝の持ち腐れになってしまうからなあ。とはいえ、このセリフは、この妹が女版エイジにしかみえないことも踏まえると、平成ライダーがインパクト重視で話を作ることを自己正当化しているように思えてしまいますけどね。
武部pもwにあてつけるような話作りをしているとかいう話も聞いたことがありますけど、
少なくとも、キバはWをどうこう言えるような内容じゃなかったような・・・。
そもそも、本編よりもディケイドのキバの世界の方がまだマシに見えるというのはどうよ、と思うしなあ・・・。
最近、放送が始まったゴーカイジャーでも前作のゴセイジャーにあてつけるようなコンセプトで話を作っている節があるのだけど、問題のある作品の悪いところ直せば、面白い話が作れるってわけでもないだろうに、と思いますし、Wもキバもオーズも、表面上だけ、それっぽいセリフやシチュエーションで飾っていて、内実が全然伴っていないという部分では、五十歩百歩だと思いますけどね。

発表会会場
「お前は美しい、だがもっと欲しがれ。美しさは満たせるものがあってこそ。妹のように」
とささやいて、孵化するヤミー。
エイとサイが一緒になったような姿のヤミーになる。
私の美しさをもっと、というさくら。

ハートを浮かべたままのエイジを介抱するヒナ。アイスノンや、氷枕が瞬時に沸騰して、のぼせすぎと雛に言われる始末。
へらへら笑って、さくらのことを語るエイジ。
今は催眠術にかかっているようなもので、と説得するヒナだが、一向に効果が無い。
ヒナに恋愛系得意とまで尋ねる始末。
あんまり、と引き気味のヒナ。
思いっきり、告白したほうがいいのかなというエイジに、その気持ちはヤミーのせいとかいうヒナ。

マキのラボ
「伊達君、バースとしての君の働きはすばらしいが、一応、収支状況も報告しておこうと思ってね」
モニター越しに語りかける鴻上。秘書に報告させるのだが、今月はマイナス523枚という。
これでは一億二は程遠いという鴻上。

そりゃ、説明書も読まずに、派手にセルメダルを投入して、武器を使ってりゃ、マイナスにもなりますよ。

でかくつかわなきゃ、でかく稼げないというアキラ。
それをすばらしい、といってから秘書にモニターを持ち去らせるのだが、去り際に
「でかくつかって、でかく稼ぐ。すばらしい言葉ですね、すきです」という秘書。

タジャトルコンボ初登場のときには、彼女が派手な立ち回りをしていたのだが、最近、龍虎王伝奇も再販されたスパロボ作家の藤原氏(スレードゲルミルをデザインした人)の刑事剣士エックスカリバーに出てきた秘書女を思い出すのは私だけか?

エックスカリバーが敵対する組織オリュンポスの大首領が、幹部の監視をするために秘書女にばけていたというのだが、タジャトルコンボ初登場の時の大立ち回りや、やたらとケーキを作る鴻上の秘書をやっていることから、本当は人間じゃなかったとかいわれても、驚きませんからね。
劇場版のセルメダルでホムンクルスを生み出す技術を鴻上ファウンデーションが有していたということが描かれていたけど、鴻上とかも実はそれであるとかいわれても、驚かないだろうシナア。
ヤミーこそ生み出さないものの、秘書がグリードやオーズ、鴻上ファウンデーションをはじめとして、メダルシステム等を使って、セルメダルを手中にしようとしているやり口は、グリードがヤミー使って、セルメダルを生み出しているやり方そっくりですし。
違うといえば、グリードたちは、個人の欲望(今回は、注目を受けている企業の重要人物だったけど、あくまで、さくら個人を狙ったものだし)をカモにしていて、秘書が黒幕であるのなら、組織をカモにしているという違いがあるわけですが。
ただ、コアメダル、セルメダルを生み出す技術を鴻上ファウンデーションは有していないようで。
これは長い年月の間に、それらを生み出す技術が失われたか、グリードがヤミーを生み出して、ヤミーの親の欲望を養分にして、セルメダルを生み出すやり方でなければ、セルメダルは生まれないのかも? ついでに言えば、コアメダルも、グリードを生み出した科学者達が作ったわけではなく、生み出す技術は持っていなかったのかも。

よろしくねというアキラ。しかし、さあ、といって、立ち去る秘書。あっけに取られるアキラ。
稼ぐつもりなら、グリードと無茶な闘いはしないでくださいというマキ。
バースはセルメダル専用システムだと釘をさすが、修理よろしく、という懲りていないアキラ。

さくらがいくら探しても見つからない、見つかっても資料は間に合わないという部下。
時間を延ばすという妹。他の研究員に代理で、と提案する部下に、ダメ、そんなことしたら、という妹。
「そんなことしたら、あなたが何にもできくて、何も知らないただのお人形さんだってことばれちゃうものね」というさくら。
現れたサクラ。
美しく変った姿にビックリする妹と部下。自分のほうが綺麗でしょと部下に尋ねるさくら。ハイとうなずく部下。
ちょっとと起こる妹。
潮の道引きがある、私には満ちるときが、あなたには引くときが来たのよというさくら。そして、現れるヤミー。
こんどはあなたが私の影に隠れる番、私の美しさの影にというさくら。
妹を襲うヤミー。

険しい顔でみかんを食べながらTVを見るアキラ。
TVでは、ビューティラボの新商品発表会で新社長が発表されたといい、妹を上回る姉の美しさを絶賛するニュース。さくらが新社長になったのを知って、飛び出そうとするアキラ。
マキに声をかけると、終わってますよ、と答えるマキ。
さっすが、頂戴というアキラ。ベルトを差し出すマキ。それを受け取り、ちょっと行って来るわといって、飛び出すアキラ。

アキラがいなくなったあと、こたつにあったクスクシエのクーポン券を見て、人形を落として、悲鳴を上げるマキ。
店長に、女の人って年下の男でも大丈夫ですか、とアンクの頭を叩きながら、尋ねるエイジ。
お相手って、年上のカタ? という店長に、
「ダメですよ、エイジくん、熱が」というヒナに、わかってるといい、大丈夫よ、エイジくんは年上にはもてる、おばあちゃんのファンもついているしという店長。
さくらはおばあちゃんじゃないとかいいだすエイジ。そして、もてる人とかいって、後藤にプレゼントって、何がいいですかねと尋ねるが、
「目を覚ませ!!」
とハリセンで、滅多打ちにする。店長がそれを抑え、
「こいつにはこれで十分だ」
とバケツを持ってきたアンクを、ヒナが抑える。
そこへアキラがやってきて、後藤に手伝ってという。
ディナータイムまでには戻りますから、といって、アキラについていく後藤。
ヤミーを見つけたかというアンクに、グリードも恋ってする? と尋ねるエイジに、水をかけるアンク。

「すっかり逆転ね、どう気分は?」というさくら。縛られた妹はごめんなさいと謝るのだが、
「謝らないで、私は好きであなたの陰にいたの?」といいながらも、じゃあ、どうして、こんなという妹。
「さあ? ただちょっと、あなたみたいにきれいにしてみようかなって、そう思ってみただけなんだけど。なぜだか、とまらなくなっちゃって。綺麗になるって気持ちいいのね。みんなが注目して、私の言いなりで、このままずっと・・・・」
と言う姉。
そこへ、やめておけ、と現れるアキラ。目を覚ませ、こんなオお前らしくないというアキラだが、
「これが私よ!!」と主張するさくら。
前より断然綺麗でしょ? どうしてあなたは平気なの? 他の人はと問い質すさくらに、
「そりゃ、昔のお前のほうが好きだったからじゃない?」とアキラ。それに驚くさくら。
「今のお前は ひっとつもよくは見えないし」というアキラ。そんな訳ないという彼女に、
「なあさくら、一緒にアフリカのサヘルで働いていたときに」
といいながら、妹を助け、
「大変だったけど、楽しかったよな? お前、夢中になると他のこと全部吹っ飛んじまって。でも、あの時のお前は綺麗だった」
というアキラ。
仲間達とおでんを食べるアキラとさくら。
「今のお前は欲望っていう酒に酔っ払ってるだけだ」というアキラ。

一見すると、もっともらしいことを言ってるように見えるのだが、妹が調子に乗って、姉を追い詰めたのが原因なわけだからなあ。大体、剣道をやってた女の子の時は、ある程度、事情を調べてから、対処に当たっていたのに、今回は、それらしいこと全然やっていないわけで、それで、ヤミーの親になったさくらに説教かましても、全然説得力が無いような。

「伊達君、私・・・・」
正気を取り戻すさくら。
sこへ、
「欲望を途絶えるな」
アキラに襲い掛かるヤミー。さくらとその妹がにげていく。
バースバスターで、アキラを投げ飛ばしたヤミーを吹っ飛ばす後藤。
「後藤ちゃんナイス! 板についてきたじゃない?」
というアキラ。
「伊達さん、きざな話もいいですけど、まずはヤミーを」
という後藤。
やっぱきざっぽかった? 悪いといってから変身するアキラ。
後藤に二人のガードを任せて、闘いに挑むアキラ。

ヒナにお前はついてくるな、というアンク。今のエイジが心配というヒナ。
二人でエイジを引きずって、現場へ向かってる。

今どころか、エイジはいつもこんなものですけど。 ヤミーの力を受けているという描写だけど、そもそも、そんな描写無くても、エイジの素も大差ないような。
大体、アンクに対する態度もいつもとどこが違うというのやら・・・・。

まあ、エイジが人を守りたいとかいうようなことを言ってても、胡散臭く感じる理由というのは、世間一般からすれば、割に合わないようなことをしているのに、全然、作中で痛い目を見ていないという部分が大きいわけだし。
戦場で、命を救えなかったとかいうのも、結局説明セリフだけで、作中で痛い目を見ながらも、それでも人助けをやめないという意味では、まだ、真司のほうが説得力はあったように思えますし。

「大丈夫」というエイジ。なによ、と尋ねるヒナに、
「おれ、由美さんにプロポーズする」と言い出すエイジ。
「「全然大丈夫じゃない」」
唖然とするアンクとヒナ。

そこへ現れ、「ボクのヤミー、いい具合に育ってるんだ。じゃましないでよ」というカザリー。
花びらをちぎって、「スキ、キライ」とかやっているエイジを

「「いいかげんにしろ!!」」
二人そろって殴るアンクとヒナ。

こうやって殴りたい気持ちは、いやというほどわかるなあ。

「オレと明日のパンツを~~」
といってから、気を失うエイジ。

「キャーやりすぎ!!」とあわててエイジに駆け寄るヒナ。
ちょっと待ってろよとそれに続くアンク。
一人取り残されて、ぽかんとするカザリー。

エイジをオーズに変身させるから、手伝えというアンク。オーズならヤミーの毒気を払えるかも知れなんだよ、と説明し、それにうなずくヒナ。
エイジを二人羽織のように抱えるヒナ。ベルトをセットするアンク。
オースキャナーを持たせて、スキャンさせるヒナ。
タトバフォームに変身して、正気に戻り、「なんで、変身しているの!?」と驚くエイジ。
しかもカザリーが目の前にいて、さらに驚いているが、
「いいから、早く行け」と蹴っ飛ばすアンク。

ドリルアームでメダルを巻き上げるバース。それを見て、あわてて、後藤が取り出した瓶似メダルを投げ込むが、こぼれたメダルが後藤にあたり、謝るアキラ。
パワーアップしていることに、感心する。

そとに逃げ出し、オーズたちの近くの海に飛び込むヤミー。

「なんだ、あれ」というエイジ。
「ボクのヤミーとは思えないね」とカザリー。

カザリーのヤツ、また面倒なものをとぼやくアンク。
さて、僕のメダル貰おうか、と水の力で襲い掛かるカザリー。吹っ飛ばされるオーズ。

ヤミーが逃げたあとの瓦礫から出てくるアキラと後藤。
変身を解除して、さくらたちにつみあがっていた瓦礫を押しのけるが、さくらのわき腹にガラス片みたいなものがささっていた。
「まずいな」というアキラ。
頚骨がおれていて、動かせないというアキラ。後藤もやってきて、破片を取り除こうとするが、
大量出血を抑えている可能性があるといって、固定するいって、後藤に氷とタオルを探してきて、と指示を出す。

姉にしっかりとよびかける妹。

「ちょっと痛えぞ、我慢しろ」
シャツを脱いで、それを引き裂いて、包帯代わりにするアキラ。

カザリーに苦戦するオーズを見て、何か手はと頭を抱えるアンク。
メダルホルダーを開けてから、何かを思いついて、ウデの本体を飛ばして、エイジに近づいて、
「タカの目でカザリーの中を探せ、狙うメダルは」と指示を出すアンク。
何こそこそやってるの、と襲い掛かるカザリ-。
とにかくやってみるというエイジ。
何をこそこそ企んでいる? 無駄だと思うけど、というカザりー。

氷とタオルをもてくる後藤。氷をタオルで包んで、患部を冷やして、抑えといてというアキラ。
素人とは思えない、という後藤。
プロだからな、というアキラ。戦う医者とかいわれていたというさくら。とんでもない人だと思っていたという。

お前のチームこそ、海の無い国に、海の力を持ち込むとか、とんでもないことをやるチームだと思ったよというアキラ。

姉がうらやましかったという妹。小さいころから姉はやさしくて、頭もよくて、夢も持ってて、自分がほめられるのは見た目だけ、姉の持ってるものを欲しがってたのは私、自分の欲望が姉さんを、と謝る妹、。
その妹の頭をなでる姉。
おしゃべりはそこまでだというアキラ。

コンプレックスがあったとかいう理由だけど、コンプレックスがあれば、なにやってもいい、許されるって、平成ライダーのいつものパターンですね。ヤミーの親になるまで追い詰めるようなことをやっても、そういう事情があるからといって、あっさり免罪されるのはどうよ、と思うし、
女版エイジだとか、この妹の理屈に肩入れしているということもあるから、ヤミーに取り付かれて、というようなことをさせずに、暴走した姉に襲われるかわいそうな妹みたいに書きたかったということなのでしょうね・・・・。

ヤミーをひきつけるアンク。その間にカザりーと戦うオーズ。
カザりーが水の力で攻撃した直後に、ヤミーの攻撃で吹っ飛ばされるオーズ。
しかし、その直後のヤミーの攻撃に巻き込まれて、吹っ飛ばされるカザりー。
それを見て、いまだ、というアンクの越えにしたがって、カザりーの懐にもぐりこんで、メダルを奪うエイジ。

このコンボだ、と蒼のメダルを取り出して、投げるアンク。
ねらいはそれか、と合点がいくエイジ。
「ボクのメダル、預けておく」
海に飛び込むカザリー。

メダルをセットして、、シャチ・ウナギ・タコのシャウタに変身するオーズ。
液体化して、海に飛び込んだヤミーを追いかけ、タコの力で多足になって、ヤミーを攻撃するオーズ。
大量にメダルを吐き出したヤミーにまたがり、地上へ引っ張り出したところに、ウナギのムチと、タコの足をドリル化して、ヤミーを貫いて、倒す。

病院に運ばれるさくら。アキラにありがとうといい、「私が綺麗になりたいと思ったのはね」という彼女に、古い酒は悪酔いするというアキラ。
そうだねとうなずくさくら。礼を言う妹。

いいんですか、という後藤。今、手一杯だから、一億稼ぐのに、というアキラ。

アキラの場合、医者やってて、なにかあったのか、エイジが助けれなかった子どもがいた村で治療に当たっていたのだろうけど、そんな事件があったなら、普通、印象にこるだろう。
どこかで見たようなことがあるとか言うレベルの話じゃねえだろ。
まあ、エイジが自分で言うほど、その子どもと仲良くなかったとか、大して、関わっていなかったとか都合の悪いことを伏せて話していたというなら、話は別ですが。

武部pは縦糸を活かした話を作るとか言ってたけど、物語の縦糸を作るのと、ただ単に、思わせぶりなセリフとシチュエーションで、引っ張るだけなら、Wと大して変わっていないと思うのですが。

剣道をやってた女の子とか、後藤に対する態度とか、いろいろと振り返ってみると、たしかに患者の世話を焼く医者というイメージに見えなくも無いけど、あっさりとエイジのやっていることを得たいが知れないとかいってしまうあたりが本当に医者の言うことか? と思うのだけど。
というか、得体の知れないものに挑むというか、理解しようとするような態度に見えないのだよなあ、アキラの言動が。
どちらかというと、自分の手に負えそうな患者しか相手にしなくて、面倒そうな患者には手を出そうとしない、戦う医者とは真逆の姿しか思い浮かばないのですが。
それも、何かの事件で心にダメージを負ってということなのでしょうかね?

帰り道
「エイジ君の好みの女性、ああいう感じだったんですね」というヒナ。
ヤミーの力でさくらにほれていた間の記憶が無いエイジは唖然とするばかり。
「お前何も覚えていないのか、ったく、めでたいやつだな」というアンク。
「なんだよ、ヒナちゃん、オレなんかいった?」とあわてふためくエイジ。
まあ、恋愛相談をちょっととはぐらかすヒナ。
教えてよ、と追いかけるエイジ。教えないと逃げるヒナ。

エイジの扱いは今回くらいがちょうどいいんじゃないかと思うのだが、人を助けたいという感情が強いと言えば、聞こえはいいけど、周りにいる人間からすれば、たまったものじゃあないと思うことのほうが多いわけだし。
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by kwanp | 2011-02-27 23:21 | 特撮

強敵と書いて、ともと読む

ミスター味っ子2、三組とも勝ち抜けを認める室長。
味皇が倒れてから、彼の専横が始まったと登場人物たちは語るし、味将軍にいたっては、彼が味将軍グループに対するマイナスイメージを強調したと語るのだが、

いるよな、自身の理念を実行することしか頭に無くて、それを他人にわかってもらうアピール活動がヘタなタイプって。

結論というか、室長の狙いに関しては私個人の推測で言うなら、

味皇がいなくなったあとの味皇料理会という組織を生き残らせることだと思う。

というのも、味皇料理会という組織の弱点は、アニメ版において、すでに描かれていたわけで、アニメ版ミスター味っ子のクライマックスでは、姿をくらましていた味皇が記憶を失って帰ってくるという展開になっていて、味皇料理会の主任達をはじめ、様々な料理人が彼の記憶を取り戻そうとして、料理を作り、結局、記憶を取り戻せずに去っていくという光景が繰りかえし描かれ、料理が下手なみつ子がしげる(って、声がみさえの中の人かよ(汗))に玉子焼きを作ったのをみて、大事なことに気がついた陽一が、カツ丼を作って、味皇のために精魂込めて、カツ丼を作り、味皇の記憶を取り戻させることで幕を閉じる。

しかし、すでにどっかで語られているかもしれない話だが、今にして思えば、この事件は起こるべくして起こった事件ではないかと思えてしまう。
というのも、味皇料理会は味皇村田源次郎という人物を中心にして、構成された集団だと思うし、実際、アニメ版では味皇の記憶を取り戻せなかったことで作中に出ていた主だった人々が去っていくわけで、味皇料理会の主任たちもさっていく。

これって組織としては大打撃だよね?

けどまあ、味皇という人物によって成り立っていた集団だから、味皇という人物に何かあれば、その集団が解体されてしまうというのは無理も無い話だから、味皇が記憶を失うという形でなくても、
それが来ることは避けられないことだと思う。

味っ子2でも味皇が危篤状態に陥り、丸井は追い出され、肉料理の天才・小西和也は今の味皇料理会に未練は無いとやめてしまった(この人に関しては、ムリも無い話だが)。

状況はアニメ版クライマックスとほぼ同じである。


味皇が危篤状態になってしまった原因移管しても、それに室長が一枚かんでいるという可能性すら浮上してきた。

さらには素材の魔術師・中江兵太をコンビニで売ってた材料で下した葛葉を味皇にすえ、丸井を追い出すなど、強引な手法で味皇料理会を乗っ取るかのような言動を見せたりもしている。
しかも、こんどの味皇グランプリでは、

参加資格に制限なし

優勝者には希望料理部の新設と料理主任の地位

ということまで行っている。

ところが、陽一の「味皇になりにここに来た」という発言で現味皇を倒せば、味皇になる目も出てきてしまう。
しかも、陽一や虎峰を倒すために、

出張料理人の久島(しかも、久島が出てきたエピソードで、彼にほれていたお手伝いさんが彼を追いかけて、ゴールインしていたから、さらに驚きだ)や大念寺をぶつけることまでしている。
しかし、その大戦で繰り広げられた料理対決の結果、全員勝ち残るという結果になっている。
これ自体は、ミスター味っ子でも作中二度目の味皇GPや、一度目の味皇GPでの同時優勝もあるから、驚くことではないかもしれない。
それを決定したのが、室長だというから、驚くわけだが。下仲・アレックスのコンビを意図的に落とした部下に対して、それを叱責するようなことまでやっていたりする。

ただ、彼は、これまでずっと味皇の陰に隠れて、裏方に徹していた人物であり、味皇グループを活かすために手段を選ばずにそれを行ってきた人物のようですから、味皇が健在な時期も味皇料理会のためにこういったことは行ってきたと思いますが、そういう立場の人間だからこそ、見えることってあると思うのですよね、

http://oshiete.goo.ne.jp/qa/1355072.html

アニメ版味っ子の最終回の最終回についての質問に答えた回答の中で、

>冷静に考えると誰一人心を込めて料理を作っていなかったという悲しい物語です。

という指摘があるわけですが、実のところ、この手のカリスマによって、形成された集団が陥りやすい弊害の典型なのですよね、これって。

カリスマによって、形成された集団で、その組織を構成する一人一人は優秀な人物であるはずなのだが、結果として、彼らは組織を活性化するどころか、逆に蝕んでいるということは珍しくは無いわけだが、その能力が、その組織で自分達がそこで居場所を維持するということにその力をフルに活用することが多いことや、カリスマが強烈過ぎて、なまじっかなことでは、意見することができなくなってしまい(下手なことをするとカリスマの逆鱗にふれて追い出されかねないから、というのもあるが)、イエスマン集団になってしまうこともありますし。

おまけに、味皇は後継者がいない。こういった手段では、後継者になりうる人間が育たないというのはよくあることだったりする。

味皇という人物がいたことで、成立していた集団が味皇になにかあることで、崩壊してしまうということは明白であり、味皇配下の主任達がいなくなるってことは、組織としても大打撃になるわけですからね。

葛葉という人物を味皇にすえたり、味皇gpで破格の条件を出したりというのも、味皇なきあとの味皇料理会を支えるための優秀な料理人集めの一環といえば、納得できる部分もあると思いますし、
丸井や小西といった味皇派の主任達たちが、かつての味皇料理会を取り戻そうとする動きも、室長からすれば、時計の針を逆行させるような行いに見えるでしょうし、それを排除するためなら、手段を選ばないということでしょうけど、ただ、彼の行動自体も、彼が裏方で行動してきたことを踏まえると、彼自身もまた、自分の居場所を守るためにそういうことを行っているだけに過ぎないという危険性も存在するわけですが。

これらの危険性は、アニメ版ミスター味っ子ですでに指摘されていたことであり、2の展開って、それに対して、作者なりに取り組んでいることではないか、と思うのですよね。

大念寺や久島といった筋肉キャラも単なるマッチョキャラではないわけですが彼らも、アニメ版に出てきた超人的な料理人へのアプローチといえなくもないですし。

なにしろ、アニメでは味将軍は味皇の弟だったのが、2では、血を分けた兄弟は室長となっていたし、アニメでは、山岡みつこという幼馴染がいたけど、2では八重という女性と一緒になって、高校生の息子までいる。

日の出食堂を破壊するという派手な登場の仕方をした下仲主任の娘・アンヌも父親にかまってもらえないことのさびしさがあの今の彼女を形成しているわけで、カマって欲しいがために、わざと悪いことをしている不良とベクトルが変わらないわけですが、これだって、こういった描写に相当すると思うのですよね。

寺沢作品にでてくる悪役って、完全無欠の極悪人というケースはむしろまれで、主人公にたちはだかり、成長させるための存在であるので、排除すべき悪い存在というような書き方はされていない。

去年、完結した修理もん研究室でも、権威といわれる学者が主人公の研究を横取りしようとしたかと思いきや、なまけものの主人公のケツをひっぱたくためにやっていたということが最後に明らかになる。

無印味っ子の味将軍グループや喰いタンの仕事屋グループが作中で出なくなっていったのも、作中での彼らの描かれ方を見ていると、好敵手ではなく、倒すべき敵というニュアンスの方が大きかったという理由もあるのではないか、と思えるくらいだ。

自分の存在意義を守るためという本末転倒な事態に陥ってる可能性も高いけど、味皇料理会という組織を存続させるという一点ではブレていないのではないでしょうかね。
陽一をつぶそうとしたのも、時計の針を逆行させるとしか思えない味皇派に対して、組織を守るため(それがいいかどうかは別)の自衛手段とも取れるわけだし、三組とも通過させたのは、組織を守るためには優秀な料理人が不可欠だから、その実力を認めるだけの技量があるということか。その前に、下仲・アレックスを意図的に失格にしたというようなことを公衆の面前でやっていて、今度はハイレベルな料理合戦になったエビチリ対決で同じようなことをすれば、組織のイメージダウンになるということがわかっているから、勝ち抜けおよび、大念寺・久島コンビが勝ち進むことを認めたということでしょうが。
アニメ版のクライマックスは、言及したように、味皇料理会という組織のもろさに言及していたわけで、味皇が最期の相手であっても原作ではそこまで踏み込んでいなかったと思う。
まあ、アニメ版はいろいろな意味で強烈だったわけだし、まったく意識しない方が難しいといえば、それまでだけどさ(笑) 原作者として、自身が踏み込まなかったところに、アニメ版が踏み込んだ、というのは結構、衝撃的なものがあると思うし、自分だったら、どういう結論を出すのか、という部分ってあるでしょうからねえ。
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by kwanp | 2011-02-22 23:39 | コミックス

舞い飛べ! 欲望のメダル23

ネットカフェの個室
サイとゴリラのメダルをとり込むカザリー。
「どうです?」
モニター越しに尋ねるマキ。また満たされた気がする、少しだけというカザリー。二枚ならその程度、メダルの器になりたいのなら、一気に増やしてもいいと思うというマキ。
無茶して暴走したら終わりでしょ? 今どの程度かはヤミーを作って確かめるとカザリー。
一気に入れるよりかはマシかもしれないけど、ただメダルを入れるだけでは、同じ結果を招きやすいような。
いいでしょう、ではまた、経過報告を、というマキ。
部屋を出るカザリー。

通信を終えたところへコタツを抱えて入ってくるアキラ。部屋が寒いので、こたつを貰ってきた、これぞ日本という。
そんなことしている暇があったら、メディカルチェックに行ってくださいというマキ。バースシステムが人体に影響を与えるか否か、データが欲しいというマキ。
影響はゼロ、本人が言うから間違いないというアキラ。チェックは必要です、特に君の場合、というマキ。
大丈夫、俺の本職してるでしょう、心配後無用と言い張るアキラ。
「心配はしてません、データが欲しいだけです」
とマキ。そういう本音、結構好きといって、人形を覗き込み、あわてて隠すマキ。大丈夫、さわんないよ、といいながら、マキを驚かすアキラ。

マキにとっては、アキラも研究対象でしかないから、一緒に暮らしているということなのでしょう。
しかし、それだったら、研究対象の機嫌を損ねない程度には話しに付き合うくらいの芸当見せろよと思うのだが。
というか、研究所にいる間は、四六時中モニターで監視するとか、他にやりようもあると思うのだけど。まあ、そういう監視をごまかして、好き勝手やられて、困るから目の前にいさせているのかもしれないけど、それだったら、強引にでもメディカルチェック受けさせるくらいの芸当を見せて、データが欲しいので協力してくださいくらいの強引なことをマキのキャラなら違和感は無いと思うのだけどなぁ。
コミカルに見せようとする弊害じゃないか?

クスクシエ
フランスの宮廷ルックに身を包んだエイジたちが出迎える。
客を案内する後藤を見て、エイジに肩の力が落ちたという店長。それにうなずくエイジ。
お客さんにやわらかくなった感じという店長。最近、後藤目当ての客が増えたというヒナ。
知ってるといって、もてるタイプという店長。後藤さん手って、そういうタイプかというエイジに、何か言ったか? と聞く後藤。あわててはぐらかすエイジ。
店長はエイジももてるといって、この間着ていたおばあちゃんは、みんなエイジめあてと話す。
うれしいけど、それってもててるというのか、と首をひねるエイジ。
いいますよ、とヒナ。
前回の一件で一皮むけたということかなあ。世界を守るために力を求めても、ただ力を求めるだけでは、その力に振り回されてしまうということを思い知らされたわけだから、あせって力を求めるということをやめたということなのだろうなあ。
ライドベンダー隊の隊長に抜擢されるくらいだから、そこそこ優秀だろうし、クスクシエにいる人間は、鴻上ファウンデーションの職場関係に比べたら、はるかに静かだろうしね。

メダルが集めにくくなった、使えるコンボは自分のだけとぼやくアンク。
このままではあいつらに、と危機感を抱き、コンボのできるメダルがいるとあせる。

タジャトルコンボでも十分に今の時点では強力だけど、他のグリードのメダルを取り込んだ、カザリーとか強力になってきているし、エイジはオーズの力を使いこなせていないからなあ・・・・。

Tvで誰でも持て肌になれる大ブームの美容パック・海女神のビューティマリーナの本社ビルに突撃するマスコミ。
社長兼開発者であり、その美しさでイメージモデルをこなすスーパーウーマンと評した桜めいを紹介するインタビュアー。それに答える社長。そこへすみませんとニット帽に、めがね、マスクをした女性が台車で荷物を運んできて、撮影の邪魔をする。
それに舌打ちをする社長。
その光景を見て、なにやら、たくらむカザリー。
美人で頭がよくて、お金持ち、と社長を持ち上げながら、自分を売り込むインタビュアー。
笑顔ではぐらかす社長。
そこへ、先ほどの女性がまたドジをして、転んだを見て、部下らしき男性に、案内しておいて、といって、人払いをしてから、姉だった、その女性に対して、「なにやってるの、取材だから来ないでといったの忘れたの?」と怒鳴りつける。
そっかという女性に、会社のイメージダウンになるからさっさと片付けて、帰れという社長。
注射器とか、散らばった道具を片付けているところに現れ、彼女の額にメダルを投入するカザリー。

クスクシエに現れるアキラ。
店の様子を見て、すごいねというアキラ。昼飯を食おうとして、店の様子を見て、ちょっとこれはといっていると、瓶を蹴飛ばしてしまって、メダルをばらけてしまうアキラ。
足を押さえながら、メダルをひらうアキラに、デザートフェアでランチはやっていないというエイジと後藤。デザートフェアだけで、食事はやっていないとのことだけど、フランス料理というとたいていの人はフルコースとかを連想するし、衣装はともかく、本格的なその土地、その土地の料理はできないということかな? コスプレ系の店と味が両立しないとは思わないけど、どう考えても衣装のほうに金がいってるって感じだし。まあ、前回の神林一家が場合によっては裕福な家なのかもと推測できる材料もあったから、店長がお金持ちで、店は趣味でやっているとかいわれても驚かないが。
メダルを見て、趣味と尋ねる店長。そりゃ、動物や昆虫の絵柄が描かれたメダルを大量に瓶に入れてたら、誰でもそう思うわな。ただまあ、グリードの名前が口コミで広まっているようなところがあるので、その怪人が傷つけばメダルを吐き出すくらいの噂が流れている可能性はありそうだけど。
セルメダルの音がすると思ったら、というアンク。次きたときに割りびいきになりますから、と割引券を渡す店長。
じゃあ遠慮なく、と受け取り、エイジを「借りてもいい?」というアキラ。

研究室で、部下達が飯を食べに行くとの琴で、先ほどの女性に、「主任、どうします?」と声をかける。あとで、と断り、海草をすりつぶす女性。
顔に何かついていますよ、と指摘してから部屋を出て、社長と姉妹とは信じられないとか、研究開発は彼女の仕事で、経営はコンサルタントが、という片方の部下。
いいんだよ、社長の仕事で、そのイメージで売ってるんだからともう片方が指摘する。主任じゃあ、美容パックといってもなと笑うもう片方。

要するに社長のやっていることって、女版エイジなわけね。表面上は他人に好感をもたれそうなイメージを強調していて、それでいて、そのイメージのようなことはその実、全然やっていないのに、なぜか、周りから立派だとか、褒め称えられて、そのくせ、力を貸してくれている人間に対しては、陰険な仕打ちを行っているところなんて、まんまだし。

アンクの場合は、他にオーズになれそうな人間いないから、仕方なくエイジと行動を共にしているところがあるけど、彼女の場合は、その実態知ったら、優遇するから、うちに来ないかというようなことをいってくる人間がいても不思議じゃないのでは?

成長するヤミー(クラゲ?)。顔を拭く女性。

会社の外で、その成長を見守るカザリー。
「あのヤミー、お前のか? メズールの気配がする」と現れたウヴァに久しぶりといって、自分のヤミーだが、メズールのでもあり、ガメルのでもあるかな、彼らのコアを取り込んだからというカザリー。能力を取り込んでいるだけで、メズールやウヴァと一体化したわけではないと思うけどなあ。
ガメルがメズールのメダルを取り込むなら、一体化はわかるけど、カザリーは裏切ってたわけだし。
むしろ、肝心なところで、メズールとガメルのメダルを取り込んだことがあだになってやられる可能性のほうがでかくないか?
なるほどな、といってから、失敗だというウヴァ。

美しくなりたくないか、とささやくヤミーだが、その声は彼女には届いていないと指摘するウヴァ。
おでんか、とつぶやいて、腹を鳴らす彼女の机には、昔の知り合いの写真が映っており、その中にアキラの姿も。

ヤミーは育たない、人間の選択を間違えたな、と鼻で笑うウヴァに、自分が見つけた欲望に間違いは無い、今にわかる、キット欲望は解放される。

妹に取材終わった? と尋ねる女性。メイクぐらいしたら? 少しはマシに見えると見下す社長。
自分なんか、メイクしてもね、という女性。

エイジをおでんやにつれていくアキラ。
甘いものが苦手というアキラに、おでん好きですし、というエイジ。
話って何ですか? と尋ねるエイジに、店で写真を見てから引っかかってるといい、どこかであった覚えがあるような無いような、というアキラ。
どこかですれ違っているのかも、というエイジ。
あっているなら忘れない、英字のような変わっているのは、というアキラ。
ゴリラカンドロイドがもってきたおでんを受け取りながら、「いろんなことから一歩か二歩引いてる感じ?若いのに? 自分からもひいている」といって、人を見る目があると自負するアキラ。
欲望から遠ざかっているというようなことを言ってるのだろうけど、エイジの場合は、欲望を押さえ込んでいる自分によっているだけだし、相手を自分の都合のいいように利用しているだけですからね。欲望が人を傷つけるから、それを持たないようにして、その日暮らしをしているということだし、そういう考え方のキャラがいるのはかまわないと思うけど、わかりやすい欲望を強調する人間が連想する無欲(本当にそういう生き方をしている人間からすると、全然そうじゃない)でしかない。
そこまで言ってから、食おうというアキラ。しかし、そういう話しの振り方をしておいて、そんなところで話を打ち切られたら、一緒に食ってる方としては、中途半端に踏み込んでくるなといいたくなるのですが。こういうお前のことはわかってるんだよ、みたいに近づいて、相談に乗ってやるみたいな態度を取って、頼りになる兄貴分みたいな態度取りたがる人間ほど、相手の地雷を踏んで、逆に関わりたくは無い相手みたいに距離をとられてしまうのですが。得体の知れない人間には近づかないようにするといえば、当たり前かもしれませんが、そういう態度の人間にヘタに関わられるほうが逆に厄介でしかないのですよね。相手を理解すれば、仲良くするとまでは行かなくても、ヘタに相手の地雷をつついて、こっちにとばっちりが及ばないように対応することだって出来るわけですから。理解しようって言う気も、エイジの力になろうっていう気もさらさら無いのだと思いますがね。
しかもエイジがヤミーからもメダルを強奪するようなところがあるように、決して、フェアな人間ではなく、むしろせこい人間でしかないのでしょうね。
おでんが好きで砂漠になべもって作ったことがあるというアキラ。
それを屋根の上から、見ていたアンクはメダルの話デモするかと思えば、と舌打ちする。
ウヴァにコアを取り込んで、進化しないの? というカザリー。怖い? といったカザリーに変身して襲い掛かるウヴァ。
しかし、全然カザリーにかなわない。

アキラに仕事は何をしていたのですかと尋ねるエイジ。見ればわかるでしょ、このインテリな感じでというアキラ。
そこへアンクがやってきて、「来い」と引っ張り出す。この気配、ウヴァとカザリーだという。
あわてて追いかけるアキラ。そこへ女性が入ってきて、アキラに気がつく。アキラのほうも「サクラ」と驚く。
久しぶりと挨拶を交わす二人、急におでん食べたくなったのって、何かの予感だったのかな、というさくら。
そのさくらをおいて、エイジを追いかけようとするアキラが夕飯どう? といってから走り去っていく。それを見送るサクラ。

いつかは落とし前を付けようと思っていたというウヴァ。進化を止めている君にボクは倒せないといって、ウヴァを水で吹っ飛ばすカザリー。

「メズールの力を!?」
驚くウヴァ。コアを取り込むって、こういうことだよ、というカザリー。
「面白いことになってるな」とエイジと共に駆けつけるアンク。わざわざ、ボクのコア返しに来てくれたんだ、と風の力で攻撃するカザリー。

メダルを受け取り、タカ・ゴリラ・タコで変身するエイジ。
そこへ水の力をぶつけるカザリー。
それを見て、昔のカザリーとは全然違うといて逃げるウヴァ。
カザリーの攻撃をタコのメダルの力(吸盤の能力)でこらえるオーズ。
そこへ爪で攻撃するカザリー。

そこへ
「アラ、グリードだけ? ちっとは稼げるか」
変身して、仕事開始だ、バースバスターをぶっ放すアキラだが、カザリーの重量攻撃に翻弄されてしまう。

研究室に戻ると、妹がいて、新商品発表会の資料ができてないという妹。今日中にやっておくといってから、質疑応答もあるし、大丈夫と尋ねるさくらに答えれると言い張る妹。
まさか、姉が出る気といってから、自分が前に出ているから売れているし、そのおかげで研究に没頭できていると言い張ってから、まさか、自分が出る気という妹。
そんな気は全然というさくらに、わかればいいのといって、パーティに出かける妹。
その姿を見送ってから、悲しそうな顔で資料作成に取り掛かるサクラ。
光を放つヤミー。

カザリーに翻弄されるオーズとバース。
バースが装着したドリルアームで攻撃している隙を突いて、攻撃するオーズだが、その攻撃も通用せずに、水の力で二人まとめて、吹っ飛ばされてしまう。
「やっべ!」
破壊されるドリルアームをみて、あせるアキラ。

カザリーを見て、ここまでとはな、というアンク。
そろそろ終わりにしようか、というカザリー。

何とか切り抜けろとメダルを渡すアンク。メダルを受け取ろうとして、バースとぶつかり、あわてて謝るオーズ。タジャトルに変身して、炎の力でカザリーの反撃を押し返す。
「僕の進化はまだこれからだよ」
と退却するカザリー。

力を消耗して、よろけるオーズ。大丈夫かと声をかけるバース。
グリード相手だと大損害の大赤字と破壊されたドリルを見るアキラ。

それって本末転倒じゃないか? 

やっぱり足りない、とにかくメダルだ、とメダルホルダーを見るアンク。

部下が帰ったあとも資料作成にいそしむサクラ。
明のことを思い出し、
「かわってないな、あいかわらずおでんも好きで・・・」という。
時間が近づいてきたのに気がついて、おめかしをはじめるさくら。その彼女に美しくなりたくないか? とささやくヤミー。
それにきづくさくら。妹のように、とさらにささやくヤミー。妹のようにきれいに、とつぶやいて、化粧をするさくら。
増殖するセルメダル。

エイジと歩いていたアンクがそれに気がつき、走り出す。

口紅を塗るさくら。
「眠ってた欲望は大きい、育ててよ、その欲望で僕の新しいヤミーを」
ほくそえむカザリー。
綺麗になるとつぶやくさくら。

押さえ込んでただけ、その反動がでかいということなんでしょうけど、強引にエイジに重ね合わせようとしていないか? エイジだって、欲望を押さえ込んでいるというより、人を助ける、もしくは助けられなくて、いやな思いをするのがいやなだけでしかないのだが。龍騎の真司と同じわけだが、それでも真司はまだ人を助けようと行動していたわけだからなあ。エイジはそれすら行っていなくて、それっぽいセリフを口にする、もしくは、ヤミーの親にされて欲望を暴走させている人間を大上段に説教するだけだし。

青いタマゴをもって、夕方の町を歩くサクラ。そこへ駆けつけるエイジとアンク。
アンクに呼び止められ、
「綺麗になりたい」
振り返るさくら。

まだタマゴか、と舌打ちするアンク。そのタマゴを渡してくださいと駆け寄ろうとするがタマゴから、無数のエイが現れて、近づけないエイジ。
アンクからメダルを受け取り、変身するが、多勢に無勢で手も足も出ない。そうやって戦っている間にさくらは立ち去っていってしまう。

あわてて追いかけるオーズ。呼び止めようとして、転ぶアンク。

もっと綺麗にときれいになることを求めるさくら。
「そうだ、欲しがれ、お前が欲しいものを」
というヤミー。
服やアクセサリーをもとめる彼女に、
「欲しがれ、妹のように、妹よりももっと」というヤミー。

おでんやにやってくるアキラにまだみたいよ、というオヤジ。
おでんにハイって、暴れるゴリラカンドロイド。
それに手を焼くアキラとオヤジ。

さくらを探すエイジ。とあるビルの前で、美しい女性に異様に心を奪われている人々の姿を見つけて、さくらを見つけたと追いかけようとしたところにアキラがやってくる。
ヤミーのタマゴだ、と説明するエイジ。
振り返った姿を見て、さくらだとわかり、戸惑うアキラ(ヤミーの親であることとめかしこんでいることで)。
さくらの姿に
「はじめてみた、あんな素敵な人、綺麗だな」とひとめぼれするエイジ。
アキラがどうしたと必死に呼びかけるが聞こえていない。
卵を抱えてほくそえむさくら。
それに心奪われるエイジ。

客寄せパンダの妹のほうが、むしろ、実際に商品を開発していたりする姉に比べれば、コンプレックスを抱いて、ヤミーの親にされやすいけど、まんま女エイジとしか思えないキャラがヤミーの親にされるのは都合が悪いから、姉のほうをヤミーの親にして、しかも、欲望を抑えているとかいって、エイジっぽく見せようとしている小細工をしているような話ですね・・・・。しかし、おしゃれとか、綺麗になることに興味が無いということでさえない格好をしている彼女ですが、研究の方に興味が向いていて、そっち方面に興味が無いということだってあるはずだし、欲望のベクトルが、研究の法に向いているだけで、決して、欲望を隠しているわけではないと思うのですが。まあ、妹の言動に対して、怒りとか憎しみを隠しているということはあると思うし、妹の方は、自分が美しいから商品が売れているとか思ってる(でもないと、やってられないのだろうから)ので、姉に対して、それを強調して、プライドを保っているのだろうし。それで膨れ上がった姉のコンプレックスが美しくなりたいという形で現れているのだろうからなあ。もっとも、妹が姉に対して、いびるようなことやっていると、金のタマゴを生むがちょうを痛めつけていると同じことだということに、自分のプライド満たすこと優先で気がついていないのだろうからなあ。自分はうまくやれているとか思い込んでいるということもあるんだろうし(実は全然そうじゃないのだが)。
アキラの過去にも触れるのかもしれませんが、まさか、エイジがいた村を襲った傭兵とかいうのじゃないだろうなあ・・・・・。
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by kwanp | 2011-02-20 18:33 | 特撮

舞い飛べ! 欲望のメダル22

ヤミーをかばう神林とたかし。
その隙に逃げるウヴァとヤミー。神林とたかしも「俺達の邪魔はしないでくれ」とその場を立ち去る。

その姿に唖然とするオーズ。目の前の光景を見て、考え込む後藤。

新聞に載っていた警察の追及が及ばない企業の記事を見つける神林。
その企業に乗り込んで、ヤミーを大暴れさせる。

バースバスターを撃つ訓練を行う後藤。
「悪いやつがいてもいいの?」
たかしの言葉が脳裏によみがえり、「いいわけがない」という後藤。

「感嘆にもう一台といいますが、他人に渡されたら困るんですがね」
新しいバースバスターを渡そうとしながらも、ここぞとばかりにアキラに文句をいうので、渡さないようにひっぱるマキ。それを受け取ろうとするアキラと引っ張り合いになる。

「他人じゃないよ。後藤ちゃん、正義とか言って、青臭いけど、結構気に入ってんだよ」
強引にバースバスターを持っていくアキラ。

「正義ですか、グリードの立場から見たら、一体誰が正義でしょうかね?」
と壁にかけている絵のほうをむくマキ。グリードがやっていることは生命維持という生きるうえで、当たり前のことではありますが、その捕食対象になっているのが人間ですからねえ。
人間がやっているのは、自己防衛でしかないわけですが。
価値観の異なる生き物から見て、人間のやっていることは正義かどうか、ということを考えさせる意味合いもあると思うのだけど、マキがいうと自己正当化でしかないわけだし、むしろ、アンクにエイジのやっていることは欲望の一ベクトルでしかないということを強調して、突きつけるようなことを言わせないといけないのだけど、マキに言わせるあたりが平成ライダーの限界なのではないか、と思えてしまうが。

アキラが、この絵って何と尋ねる。マキが終末と答えると、終末より始まりのほうがすき、バース(誕生)がいい名前というアキラ。
こんな絵なんか、見ているから陰気になるんだよ、この絵はずそうと言い出す始末。
それを必死で止めるマキ。

やはり、脳筋というか、アニキ分気取りたがる小物の典型例ですね、アキラは。
この手のセリフをマキのようなタイプに言いたがる手合いのやることって、的確なアドバイスどころか、そういうアドバイスをする自分に酔っている手合いがほとんどですからねえ。
もっとも、こういう描写は、ヤミーの研究のために自分の部下を犠牲にするようなマキに対して、好感を持たせるための演出という部分が強いので、余りにも笑えないのですけどね。

父親にすごかったねというたかし。傍らでたっているヤミー。
そこへ、
「大活躍だな」
と現れるウヴァ。礼を言う神林。
礼ならいらないといい、たかしに、「おとうさん、悪いやつ一杯やっつけて、すごいな」というウヴァ。それを聞いて、うれしそうにするたかしによかったなという神林。
もっと悪いヤツラを懲らしめろというウヴァ。まかせておけといって、次は収賄疑惑の代議士を狙いにする。
それを見て、その調子だ、というウヴァ。

大学時代の友人に聞いて、神林が家出中だと話す店長。
何度も司法試験におちたから、自分を追い詰めなきゃといって、妻子を置いて、家を出たと話す店長。

そうだったんですか、とエイジ。
悪いやつをやっつけるヤミーは倒さなきゃいけないのかという後藤。
倒さなきゃ、メダルは手に入らないというアンク。
倒さないと、というエイジ。
なぜという後藤。
「一杯見てきた。誰かを守りたいって気持ちや自分達の正義を守りたいって気持ちはどんどんエスカレートしていくことがある。正義のためなら、人間はどこまでも残酷になれるんだ」
と語るエイジ。

戦場で助けられなくて、無力感を感じていたという過去があって、正という名の欲望ということに関して、いい感情をもてないというのはわかるのだが、人を助けたいという欲望という意味では、エイジも人の事がいえないからなあ。
今の時点では、正義という欲望や人を助けたいという欲望というのは近い部類の欲望であるのに、自分が同類に見られたくないから、そういう部分に目を向けようとしていないということに、エイジは気がついていないのかもしれないが。
小林女史の脚本は、パッと見、それっぽく見えるのだけど、その実、そういった描写の積み重ねを全然やっていないことがめずらしくはないのだが、その反面、最後まで見ないと、判断が付けにくいという厄介な側面を持っていますからねえ・・・・・。
追記(今回小林女史じゃなかったけど(汗))

エイジは戦場で子どもを助けられなかったという過去があるから、主義主張を突っ走らせて、人を傷つけることに許せないものを感じるのでしょうけど、力を持つものが主義主張を突っ走らせて、というのであれば、エイジも当てはまりますし、結果的にエイジは命の取捨選択を行っことがありましたから、自分の主義主張による行動で、どういう形、どういう理由によってであっても、人の命を犠牲にしている時点で、戦争のようなことに関して、一方的な被害者ではないですしね。

そもそも、正義のために行動しているとはいえ、ヤミーを放置していてはいけないのは、それがグリードの力になるからであるし、結局、目先の正義感を満たすことで、人を襲うグリードの力になるのであれば、それは本末転倒でしかない。

ところが、エイジが戦えているのは、自分の体を取り戻すために行動しているアンクと手を組んでいるからであるのですが、結果として、アンクが腕だけ状態なので、ヤミーを作り出せなくて、安全装置てんこ盛りのオーズドライバーを持ち出したから、アンクが作り出すヤミーの親にならなくて澄んでいるという運のいい状況で、神林のことをどうこう言えるような立場とは思えないのですが。
神林と同じような状況で、それでも心を強く保てるのであれば、ともかく。
幸運のつみかさねで、エイジはオーズとして、グリードやヤミーと戦う力を手に入れているに過ぎない。
そして、それを運がよかっただけと言わせないだけのことをしているかといわれれば、アンクの関係はギブアンドテイクの域を出ていないし、否というほか無い。
そのアンクとの駆け引きだって、それほど、頭を使っているとは思えないし、ヒナの暴力(体が実の兄ということで控えめにはなっている)や店長の暴走のおかげで、なし崩し的にアンクをそばに置けているだけというのが実情のように思える。まあ、定住できる住居を手に入れたり、アイスで取引しているけど、それだって、住居も、店長の申し出をことわって、人を巻き込まないように行動していたのを、ヒナの説得でその提案を受け入れたに過ぎないわけで、エイジの手柄ではないし、アイスは、その代金をエイジが払っている。まあ、引きこもりの面倒を見ているというウソをついているわけで、引きこもりの面倒は、それを連れてきた人間がしっかりと見るという意味では、エイジが見るのも当然なので、アイスの代金は、それほど、エイジの手柄ということではないし、エイジがアンクのアイスの代金を払っていることを話している、もしくは文句を言っているシーン(アンクは、アイスを自分の力を使って、人から盗むというようなことをしているので、ものを買うという人間のルールを守るつもりが無いと考えているようなところがある)は無かったので、それを話さずにアイスを取引材料にしているのであれば、さして懐の痛まない話ではある。
挙句の果てにアンクが体を取り戻すということはいずれ、起こりうる事態にも関わらず、その時が来ればどうするのかを考えないまま、問題の先送りをしていて、メダルを何枚も奪われた状況にもかかわらず、鴻上からのメダル提供を断るようなことをしている。
アンクが、ウデだけで完成されたグリードであるという設定も、ヒナの兄から離れられないというしばりにするための設定ではないか、と疑いたくなるくらいだ(汗)
つまり、オーズドライバーをつかって、他のグリードと戦うための取引という意味でも、ヒナの兄を助けるためにアンクを引き止めるという意味でも、実のところ、エイジは、自分が口で言ってるほど、たいした行動は取っていない。

エイジは、現時点ではウンがよかったと言われても、それだけではないといえるだけのことをしていないのだ。
そして、今まで、紛争に巻き込まれたという過去に関して、さして、掘り下げていなかったのに、急に持ち出したのは、エイジにとって、都合の悪い部分を隠すためでしかない。

なにせ、人を守るためと、正義とは違う理由とはいえ、グリードと手を組んで、その力を振るっているのはエイジも同じであり、神林よりも有利で安全な立場から、それを行っている。

正義を守ろうとするのはいいことだけど、ヤミーの親になるのはやり方がまずいというのは、エイジにいっても説得力を持たないから、正義云々というような主張を展開しているだけに過ぎない。

そもそも、何かの主義主張を、誰一人泣かせないで、というのは至難の業で、たいていの場合身近な人間、家族が一番とばっちりを食う割合がでかいものだしなあ。
神林の場合、奥さんは、そのあたりのことを覚悟した上で、一緒になっているように見えるから、結局、神林が司法試験に合格できない焦りから、先走っているだけなんですよね。

現行の制度を持ち出さないのも、それで描写してしまったら、神林の正義のほうに説得力が出てしまうからやらなかっただけでは、と疑いたくなるくらいだし。
ヘタに踏み込めば、「おまえがいうな」と逆に言われかねないので、正義の危険性を主張して、エイジの正当性を持たせたり、ドクターマキに、グリードの立場から見たら、何が正義とアキラにぶつけたりしているに過ぎない。
エイジや後藤に、その言葉をぶつけていないし、エイジにいたっては結果的にはマキの同類でしかないのに、その言葉をぶつけて、エイジのやっていることのもろさを指摘するなどしていない。
そういうことをしないで、エイジの正しさ、まっすぐさを強調している時点で、かなり胡散臭く感じてしまう。

正義のためなら・・・、とつぶやく後藤。

取り返しがつかなくなる前に、と神林を探しに行くエイジとアンク。

代議士に便宜をはかる人物。そこへ現れる神林とたかし。ヤミーを出現させる、代議士達を襲う。

バースバスターを扱う訓練を続ける後藤。
「少しはマシになってきたな」
訓練を見ていたアキラが感心するように言う。
「伊達さん」
声をかける後藤。
「伊達さんはどうして戦うのですか?」
アキラに戦う理由を尋ねる後藤。
例によって、指を一本立てて、
「こいつのため」
というアキラ。後藤が使い道を尋ねても、秘密とはぐらかされてしまう。
そして、
「じゃあ、後藤ちゃんは何のために戦うの?」
と逆に聞かれてしまい、言葉が出ない後藤。
後藤に自分に自信を持て、道を間違えたら誰かが教えてくれる。だから、自分を信じて、自分のやりたいようにやれとアドバイスしながら、バースバスターをぶっ放す。

ヤミーの気配を察知して、現場へ向かうエイジとアンク。

同じく、それを察知するアキラ。後藤に実践訓練だ、という。

代議士を襲うヤミー。がんばれと声援を送るたかし。
助けてと懇願する業者。
悪いことしたのはお前らだろうという神林。
もう悪いことはしません、と土下座して、命乞いする業者。
でも、と戸惑う神林。
そこへやってくるエイジ達。
エイジにメダルを渡そうとするアンク。そこへ現れるクズヤミー。それをあしらいながら、メダルを受け取り、変身するエイジ。

クワガタ・トラ・バッタでクワガタの電撃でクズヤミーを蹴散らすオーズ。
邪魔をしないでくれといっただろという神林。
ヤミーから逃げ惑う業者の姿をさして、「あれが神林さんの考える正義ですか、あれがやりたかったことですか?」
と問い質し、たかしをつれて逃げろというオーズ。その言葉で我に変える神林。

ヤミーに戦いを挑むオーズ。命拾いする政治家と業者。

たかしに逃げるぞという神林。どうして、と首をひねるたかし。
そのたかしを引っ張って逃げようとする神林の前に現れ、どこにいくつもりだというウヴァ。
変身して、神林を払いのけ、たかしを人質に取る。

ヤミーをあしらいながらも、たかしを話せというオーズ。
コアメダルを渡せというウヴァ。
ベルトに手を伸ばすオーズ。マテ、馬鹿なこと考えるなと制止するアンク。
約束だぞといって、変身を解除して、メダルを取り、持っていたカンドロイドをひそかに取り出す。
同時にだ、といって、メダルを投げると同時にカンドロイドを投げようとするのだが、何するんだ、と待ったをかけようとしたアンクのおかげで投げそこない、二枚のメダルがウヴァのところにわたってしまう。
ウヴァも、約束を守る気などなく、たかしを捕まえるのだがメダルを手に入れた隙を見せて、逃げ出すたかし。
かけよってくるたかしに大丈夫と尋ねるエイジ。それにうなずきながらも、後ろをさすたかし。
その言葉のおかげで、ヤミーの奇襲をよけるエイジ。

ずるがしこいを売りにしている割には、こういうところで悪知恵が働かないというよりかは、意外ととっさのアドリブには弱いのか?

ヤミーを押さえ込むエイジ。

大丈夫かと駆け寄る神林。

ヤミーに吹っ飛ばされ、追い詰められるエイジ。

「エイジのやつ・・・」
ぼやきながら、メダルを探すアンク。メダルを見つけるが、
「お前らの仲が悪くて助かったよ」
ウヴァに取り押さえられ、止めを刺されそうになるが、
「もうやめてくれ」
とウヴァを止めようとする神林。これ以上、人が傷つくのはたくさんだと。
なんで、言うことを聞かなくちゃいけないと神林の胸倉をつかむウヴァ。
メダルを強く握り締めるアンク。
ヤミーに取り押さえられたエイジが神林を離せと叫ぶが、投げ飛ばされてしまう。
「オーズになれなければ、所詮はただの人間だな」
というウヴァ。
エイジに迫り来るヤミー。
そこへ、何者かが攻撃してきて、なんだ、と驚くウヴァ。
見ると、ライドベンダーに乗ったアキラが現れ、ヤミーやウヴァにバースバスターをぶっ放す。その衝撃で、神林をつかんでいた手を離す。
さらに後藤も駆けつける。
「手助けは必要か?」とアキラ。
「お願いします」
腹を押さえながらも神林に駆け寄るエイジ。

ヤミーと共にアキラの方に向かうウヴァ。変身しながら、バースバスターをぶっ放し、ヤミーをふっとばすアキラ。
「後藤ちゃん」
わかってる、とアキラの声に返事をしながら、たかしを避難させる後藤。
いくぞ、とヤミーに指示して、逃げ出すウヴァ。
それを追いかけるバース。

「貴様」
エイジに詰め寄るアンク。必ず取り返すというエイジ。ガキの命とコアメダルどっちが大事というが、エイジに言い返されてしまう。
コアメダルは自分にとって命だ、というアンクだが、振りかえるとエイジの姿はどこにも無かった。

神林を民家まで避難させるエイジ。たかしは? という神林に後藤がついているから大丈夫というエイジ。

ためいきをつく神林。
「神林さん?」と声をかけるエイジに、
「つくづく、自分がいやになりました」という神林。
「誰が正しくて、誰が間違ってるって、とっても難しいことだと思います。自分がただしいと思うと周りが見えなくて、正義のためなら何をしてもいいと思ったり、きっと、戦争もそうやって起こっていくんです」
とエイジ。
戦争ですか、でも悪いヤツラをほうっておいていいわけがないという神林。
目の前のことに一生懸命になるしかない、小さな幸せを守るためにというエイジ。
自分ができること以上のことは出来ないというエイジ。難しいですね、という神林に、でもやるしかない、自分に関わった人全てを幸せにするために、そうすればひどいやつもキットわかってくれますというエイジ。

神林の正義が暴走したのは、あくまでヤミーの親になったからという側面があるからでそれを話さずに、正義云々の話を始めるのは、前述した都合の悪い部分に触れられたくは無いからなんでしょうね。
目の前のことでも、自分のできること以上のことをやらざるを得ないときって、誰にでもあると思うけどなあ。

そこに現れたアンクが、
「今、一瞬、オレを見たろ」
と抗議するがスルーし、神林ならきっとできますといって、アンクをスルーしたまま、戦いに向かうエイジ。
神林をにらんでから、追いかけるアンク。

ウヴァとヤミーを追いかけるバース。
ウヴァの電撃攻撃を受けて、急ブレーキをかけてバイクを止め、バースバスターをぶっ放すバース。
それをよけながら、同じ欲望を使うか、というウヴァ。
ウヴァに狙いを定めるバースだが、背後からヤミーに襲われる。

たかしを連れて逃げる後藤。追ってこないことを確認して、無言のままのたかしに大丈夫か、と声をかける。
自分は間違っていたのかなというたかし。

しばし、考え込んでから、
「世界を守りたい、俺はそう思ってる」という後藤。
お兄ちゃんが、というたかしにうなずいて、
「ああっ、けど、今の自分じゃ力が足りない。ムリなんだ。でも、オレはそうしたいと思った気持ちを信じる、自分を信じる」という後藤。
自分を信じる? と聞き返すたかしに、
「そうだ、自分を信じろ、たかしはどうしていいことをしたいと思った?」
とたかしの根っこに問いかける後藤。
「ぼくがいいことをしたいと思ったのは・・・・」
答えかけたところに、現れるウヴァ。
たかしを守ろうとする後藤だが、ウヴァにバースバスターを持ったウデをつかまれ、身動きできなくなってしまう。
「お前の欲望を使わせてもらう」
神林と同じ、正義を守りたいというたかしの欲望を利用しようとするウヴァ。
やめろと叫ぶ後藤。
「正義の味方になりたいんだろ? さあ、欲望を解放しろ」
とヤミーを作り出そうとするウヴァ。
「たかし、どうしていいことをしようと思った!? 答えろ!!」
たかしに問いかける後藤。
「ぼくはお父さんに帰ってきて欲しかったんだ」
と叫ぶたかし。
そんな小さな欲望ではヤミーが生まれないと拍子抜けするウヴァ。その隙をついて、ウヴァの手を振り払い、バースバスターを撃つ後藤。
「たかし・・・」
彼の肩に手を置く後藤。
そこへやってくるエイジ達。彼らに遅いぞという後藤。すいませんと謝るエイジ。
変身しようとするエイジに、死んでも取り返せよといってメダルを渡すが、タカとトラの二枚しかなく、変身できない。
それをいうと、それしかないとふてくされるアンク。これだけ!? と面食らうエイジ。
バースバスターを撃ちながら、「おい!!」とせかす後藤。
お前の貸してよというエイジ。絶対に取られるなよと念を押すアンクからメダルを引ったくり、タカトラコンドルの組み合わせで変身するエイジ。
変身して、ウヴァとヤミーに戦いを挑むオーズ。
その間にたかしを避難させる後藤。コンドルの足爪で攻め、たかしたちを狙うヤミーを足止めするオーズ。
たかしを下がらせて、後方射撃でオーズを援護する後藤。
ウヴァとヤミーを壁に叩きつけるが、そのダメージで、瓦礫がたかしに落ちてくる。
それを助ける神林。
神林に駆け寄る後藤。
自分の幸せは自分で守るという神林。神林とたかしをつれて、その場を脱出する後藤。

オーズが戦っているところへ現れて、クレーンアームとドリルアームを融合させたパーツで、離れた場所からウヴァを攻撃するバース。
「お前の攻撃は俺にはきかない」と豪語するウヴァ。
わかってるさというバース。
勝ち誇るウヴァだが、バースによって、セルメダルを巻き上げられていくことに気がついた時には、すでに遅く、
「セルメダルだって、大量に剥ぎ取れば、ダメージになるだろ。アンコ、いまだ」
とバース。
俺の名前はアンクだ、といって、ドリルを貫かれた部分からコアメダルを奪い返すアンク。
「コアメダルが、ばかな・・・」
ふらつきながら、逃げていくウヴァ。

ヤミーと戦うオーズ。トラの爪とコンドルの爪で戦うも、ヤミーに電撃で反撃され、苦戦してしまう。
「なにやってんだ、エイジのヤツ・・・、エイジ!! 一気にカタを付けろ」
クジャクメダルを投げて、タジャトルに変身するオーズ。
炎に包まれた鳳凰になってキックで攻撃してくるヤミーを倒すオーズ。
力を消耗して倒れるエイジ。

クレーンアームでメダルを回収しようとするバース。
「こいつはおれのだ」
とメダルを回収しようとするアンクと取り合いになり、
「コアメダルとりかえしてやったろうが」
「それとこれとは話が別だ」
ともめる始末。

店でチョコのプレゼントをする店長。
「これ、多国籍料理とどう関係あるんだろう」
天使の格好をして、途方にくれるエイジと後藤。
そこにやってくる神林一家。
父親が帰ってくると喜ぶたかしに、よかったなという後藤。
「弁護士を目指そうと思います、みんなの小さな幸せを守るために」
という神林。それにうなずき、ありがとうございますという神林の妻。
「それでこそ、神林君。じゃあ、門出を祝ってプレゼント。はい、たかしくん」
神林とたかしにチョコを渡す店長。そして、後藤にもチョコを渡す。
それを見て、テレ照るというエイジ。
ヒナがエイジにチョコを渡す。ありがとう、うれしいなと喜ぶエイジ。
アンクにいいだろうと見せびらかすが、チョコアイスを貰っていたアンクを見て、「ヒナちゃーん」と、そりゃないよ、という顔になるエイジ。

結局、平成ライダーは平成ライダーで正義というものに向き合う気は無いのだな、と痛感させられた話でしたねえ。正義を語ることすら、主人公をよく見せるためのアクセサリーでしかなかったわけで。
勧善懲悪系の作品で正義を語ることをないがしろにして、どうするのだか。この手の作品は、それをカタって、なんぼのものでしょうに。この時点で、都合の悪い部分に踏み込んでいなくて、それを避けるように正義をここぞとばかりに強調している時点で、それらの暗部を論破するような成長振りには余り期待できないような・・・・。
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by kwanp | 2011-02-13 22:09 | 特撮

舞い飛べ!! 欲望のメダル21

「助かるわ~、エイジくん、ヒナちゃん。後藤君もありがと」
と荷物もちをしているエイジたちに礼を言う店長。
いえ、と礼を言う後藤。

って、まだ戻ってなかったのかよ、後藤(汗)

随分たくさんつくるんですね、とエイジ。好評なのよ、とクスクシエ恒例バレンタインデーチョコレートプレゼントと言う店長。
男の人が一杯集まりそうとヒナ。
エイジや後藤にもちゃんとプレゼントするという店長。
後藤がフト、視線を向けると空き缶をポイ捨てしたサラリーマンに、ポイ捨てしちゃダメと子どもが注意している姿が目に入る。
なおも食い下がろうとする子ども。無視するサラリーマン。
腹を立てた子どもは、サラリーマンを蹴り、それに怒ったサラリーマンは子どもを突き飛ばす。
それを見た後藤は荷物をエイジに預けて、サラリーマンに子ども相手にやりすぎだろうと抗議に走る。
こいつが悪いというサラリーマンだが、自分は悪くないと言い張る子ども。
自分達が言って聞かせますから、と仲裁をする後藤。
ちゃんと捨てて置いてくださいね、と缶をサラリーマンに渡してから、子どもに、えらいな、悪いこと、ちゃんと悪いといえて、とほめるエイジ。
お父さんが教えてくれたというこども。
「たかし」
父親がやってきて、事情を尋ねる。
たいしたことじゃない、ポイ捨てをしている大人がいたので、それを注意したらもめてと説明するエイジ。
うちのお父さんすごいんだよというたかし。悪いやつは許さないと。すごいんだなというエイジ。
そんなこと、という父親。彼は店長の大学の後輩で神林というそうで、相変わらずね、店によってかないという店長に、今日はちょっとと子どもをつれて、去っていく。
それに目を付けるウヴァ。

チョコを作っている店長とヒナ。カンドロイドでチョコを冷やすエイジ。
カンドロイドをそんな風に使うな、という後藤。
どんどん作りましょととりなす店長。そこへやってくるアンク。冷蔵庫からアイスキャンデーを取り出す彼に、みんな手伝ってるんだから、あなたも手伝いなさいよ、手伝わないとチョコレート上げないよというヒナ。
馬鹿らしいというアンクに、バレンタインディのチョコレートだよと強調するヒナ。
それを見ながら、コアメダルが増えたのに、何で他のグリードみたいにならないんだと首をひねるエイジ。
いらないといいはっているアンクを横目に確認しないと、とエイジ。

さっきのお兄さんにほめられたというたかしに、二度とあんなことをしたらだめだという神林。
どうして、とクビをひねるたかしに、危ないだろという神林。
だって、お父さんがいったんだよ、悪いやつを許しちゃダメだというたかし。そして、いつ帰ってくるの、と尋ねる。
回想で、試験に落ちて、妻に残念だったわね、といわれて、司法試験におちて、何度目だと思ってるんだ、という神林。
このままじゃダメだといって、、家を出ると言い出す神林。
妻が止めるのも聞かずに飛び出す神林。
帰ってこないの、と聞くたかしに、帰れないんだという父親を蹴飛ばし、
「お父さんなんか、もう帰ってくるな」
と叫ぶたかし。
それを追いかけるが、途中でやめて腰掛ける神林。

ベンチの落書きやポイ捨てを見て、世の中悪いやつで一杯だ、という神林。
その神林を見て、
「お前、欲望に満ち溢れているな。珍しいタイプの欲望だ、強くて、鋭い。しかもこれから大きく育っていく」といって、ヤミーを生み出すウヴァ。神林を襲うヤミー。

ウヴァの言ってるセリフからすると、先代のオーズは人を守ろうという理由で戦っていたわけではないと解釈できるような。

単に、アンクたち5人のグリードの欲望をエネルギーにする性能がプロトタイプだったので低くて、理解できなかっただけかもしれないが。

なにせ、メズールも同じグリードであるガメルのメズールがすきという欲望をして、「グリードらしくは無い」と評していた様に、金が欲しいとか、おいしいものを一杯食べたいとか、ある意味わかりやすい欲望しか取り扱っていないわけで。
まあ、グリードが暴れていたわけだから、死にたくないという理由が一番大きかっただけかもしれないが。

意識を取り戻し、夢と片付け、バイトへ向かう神林。

チョコを作っていて、材料が足りなくなったという店長。
いってきますというヒナだが、エイジが言ってくると言い出し、アンクを引っ張り出す。
どうしてオレがというアンクを、いいから、と連れ出すエイジ。

バイトに遅刻してしまう、と急ぐ神林。
その近くにいた女性を、引ったくり犯が襲って、バッグを奪う。
引ったくり犯を捕まえようとして、突き飛ばされる神林。
だが、そこに現れたヤミーがひったくりを襲って、原作版ブラックのようなバッタの怪人に変化する。バッグを取り返すバッタヤミーだが、振り向くと同時に、逃げ出す人々。

アンクにメダルを取り戻したのに、姿が変わらない、お前だけ、特別だったりするのか、というエイジ。
そのとき、ヤミーの気配を感じて、走り出すアンク。それに続くエイジ。

現場にやってきて、意識を失って、一人取り残された神林に
「大丈夫ですか、しっかり」
声をかけるエイジに、神林がヤミーの親だ、というアンク。
驚くエイジ、そこへ聞こえてくる女性の悲鳴。

女性に歩み寄るヤミー。
駆けつけたエイジたちがみたのは、女性に迫るヤミー。
アンクからメダルを受け取り変身するエイジ。
その前に立ちはだかるクズヤミー。

コイツで蹴散らせ、とウナギメダルでフォームチェンジして、クズヤミーをムチで蹴散らす。

おびえる女性にバッグを渡し、
「悪いやつは許さない」というヤミー。
恐怖で震えながら、ありがとうございますといって、逃げる女性。
なんで、とあっけに取られるエイジ。
去っていくヤミー。
どういうことだ、と首をひねるアンク。

クスクシエで手当てを受ける神林。
けんかと聞く店長にひったくり犯を捕まえようとしたら、と答える神林。
無茶なことしちゃだめといいながら、変わらないという店長。
今はどんな仕事をされているのですか、と尋ねるヒナに、法律関係を、とはぐらかす神林。
司法試験うかったんだ、と感心する店長。
いや、まあ、とはぐらかしながら、バイトがあるので、と店を出る。
それをいぶかしむヒナ。

司法試験に受かった人間のバイトというのは、一応あるわけで、たとえば弁護士などは会社の顧問弁護士になることがそれにあたるらしい。

ヤミーが人を助けることってあるのか、というエイジ。
ないと断言し、ヤミーは親の欲望に従って動くだけと語るアンク。
人を助けたいって気持ち、正義を守りたいって気持ち、それも欲望っていえないかな、というエイジ。
そんな馬鹿なこと考えるやついるわけない、といいかけて、英字を見るアンク。それにぴんとこないで、欲望ってわけじゃないけど、そういう人もいるよというエイジ。
正義感ってヤツか、ウヴァのヤツ、面白い欲望に目をつけたなというアンク。
止めなくちゃ、トイウエイジ。

道往く神林。
キャッチセールスと思しき人間ともめている女性や、老婦人にぶつかっても謝りもしない若者。
スケボーで歩道を走る若者。

それを見て、
「世の中、悪いやつばっかりだ」という神林。
その気持ちに呼応して、出現し、目に付いた悪い連中を襲うヤミー。何だお前は、と驚く神林に
「悪いやつは許さない。俺がお前の欲望を満たしてやる」
というヤミー。
「そうだ、悪いやつは許さない」という神林。

鴻上ファウンデーション
セルメダルを渡しに来たアキラが、
「ハッピーバースディ!! ディアバース!!」
ケーキを渡され、どうも、と恐縮するアキラ。秘書はメダルを計算している。
遅くなったがバースの誕生日を祝うことができて、うれしいという鴻上。
計算を終えた秘書が327枚だと告げる。
バースをセルメダルに特化して、開発を急がせたのは正解だったという鴻上。
ギャラの振込み、よろしくね、というアキラ。君をスカウトしたのは間違いではなかったという鴻上。
これのためなら、いくらでも働きますよ、というアキラ。
「一億円、まさに欲望だ! 君のバース! エイジくんのオーズ!! 二人そろえば、まさにパーフェクトだ!!」
と叫ぶ鴻上。
甘いものやっぱ苦手だ、といって、おでんはないかと秘書にいうアキラ。
ため息をついて、おでんを取ってくる秘書。

「もっときたえないと」
ジョギングをしながら、バースを扱えない現実を思い出す後藤。
たかしを見つけて、声をかける後藤。
それに気がつくたかし。
「もうすぐ夜だ、危ないぞ。お父さんは?」と尋ねる後藤。お父さんなんか知らないとそっぽを向くたかしに、どうかしたのか? と尋ねる後藤。
「お父さんにしかられた。危ないから、大人の人には注意しちゃダメだって」と話すたかし。
そうかという後藤。
「おとうさんが悪いやつは許しちゃダメだって言うのに、ぼく、まちがってないよね?」
と後藤に聞くたかし。
自身なさそうにうなずいてから、「でも危ないことをしちゃいけない」という後藤。
「お兄ちゃんもお父さんと一緒? 悪いやつがいてもいいの?」
といって、飛び出すたかし。
それを追いかける後藤。

夜の街で騒ぐ暴走族。それに注意する神林だが、当然、聞き入れられずにひるんでしまう。
そこへ現れ、暴走族を襲うヤミー。
「俺は力を手に入れたんだ。いいぞ、やれ、もっとやっちまえ」
という神林。
現れたエイジがメダルを受け取り変身して、戦いを挑むが、
「動きが早くて・・・」
とアンクにチーターのメダルを要求するオーズ。
メダルホルダーを見て、品切れだというアンク。
吹っ飛ばされるオーズが、
「それじゃ、ゾウは?」というが、それも無いといわれてしまい、これで何とかしろと投げてきたのはクジャクメダル。

ヤミーが電撃を放つなか、フォームチェンジして(頭部は、通常の鷹のまま)、タジャスピナーで防ぐオーズ。
それに驚く神林。
その隙に逃げる暴走族。
タジャスピナーを開けて、中に入っていたセルメダルを見て、これをコアに変えればというオーズ。
逃げ出した暴走族を追いかけるヤミー。
それに戸惑うオーズ。
追うぞ、というアンク。

走るたかしを追いかける後藤。

逃げるバイクの前に飛び出すたかし。轢かれそうになるたかしを助けようと急ぐ後藤。
たかしの前に現れバイクを押さえ、暴走族を吹っ飛ばすヤミー。
うめく暴走族に歩み寄るヤミーだが、
「刈り入れ時だね」
と現れ、
「いっちょ、いきますか」と変身するアキラ。ヤミーと戦いながら、後藤にたかしをつれて、安全な場所にと促す。
子どもをつれて、避難する後藤。

ヤミーに吹っ飛ばされるバースだが、ドリルアームで攻撃し、メダルを奪う。
大漁、大漁と喜ぶバースだが、逃げ出すヤミー。

逃げる後藤とたかし。
その後から現れ、戦うバースとヤミー。

キャタピラレッグ、ショベルアームを装着し、ヤミーからメダルを奪うバース。その背後から襲い掛かるウヴァ。
「俺が相手をしてやる」というウヴァに、あんた苦手なんだよねというバース。

そこにライドベンダーで駆けつけ、タジャスピナーで攻撃するオーズ。
吹っ飛ばされるウヴァ。
物陰から、戦いを見ている後藤とたかし。

助かったぜというバース。
いきますよ、といって、戦いに加わるオーズ。
オーズがヤミーと、バースがウヴァと戦うが、戦っている最中に、オーズがウヴァと、バースがヤミーと、という具合に相手が入れ替わる。
ウヴァに吹っ飛ばされるオーズ。
大丈夫か、と助けに行こうとするバース。
こんどこそ、とタジャスピナーを開けるオーズ。
ウヴァと戦うバース。
タカ、クジャク、バッタノメダルをセットするオーズ。
ウヴァに吹っ飛ばされるバース。
タジャスピナーのレバーを引いて、スキャンして、攻撃しようとするオーズ。
たかしを下がらせる後藤。戦いを真剣に見つけるたかしだが、走ってくる神林に気付く。

ヤミーをかばう神林。攻撃をやめるオーズ。
「こいつはやらせない、やっと正義の力を手に入れたんだ。オレはこいつの力を借りる」
という神林。
ちからって・・・、と唖然とするオーズ。
「こいつの力を借りて、この腐った世の中を少しでもよくしたいんだ」という神林に、がんばれというたかし。
いっしょになって、ヤミーをかばうたかし。

すくなくとも、エイジは自分のやっていることが欲望の一ベクトルだということに気がついていない、ということでしょうか? それで、自分いは欲望が無くて、欲望を抱えて、グリードに目を付けられて、ヤミーを生み出した人に説教っぽいことをやっていることになるわけですが、

自分は正しいというか、実際はそうでもないのに、穢れていないと信じ込んで他人を上から目線で説教しているってことになるわけで。
そのあたりは、前作Wでも、仮面ライダースカル、wの師弟もまんま、それと同じことをおやっさんは、シュラウドの幼馴染だったという立場から、ドライバーを手にしていて、翔太郎も運良くドライバーを手にしていたというタナボタ的な部分があったにもかかわらず、それだけで、自分は正しい立場にあると思い込んで、ドーパントになった人間に対して、大上段から説教か増していたからなあ。
この手のシチュエーションには不可欠な紙一重の奇跡というニュアンスを失念しているところがあると思いますからね。
だからこそ、そいつがなるべくして、なったと納得できるような説得力をどこかで描かないといけなかったのに、wでは結局、それが描かれなかった。

まあ、作中の描写からどうも今回の話は脚本家の司法試験のやり方が変わったということを知らないかのような描写が目立っていたが、電王のときも、「小林靖子はタイムスリップ関係を扱わせるとうまいとかいわれてますけど、そういったことは全然知りません」みたいなことを得意げに言ってたことがありましたしね。
ただ、人助けをしたいという欲望の描き方を見ている限りでは、わざと知らない振りをして描いているのではと勘ぐりたくなるのですが。
というのも、数年前に変わった制度では、受験資格を得てから、5年度以内3回まで受験できるというのですが、合格しようが、不合格であろうが、借金もちになってしまうというデメリットを抱えていて、それが社会問題化している。
神林は受験資格を失った上に借金を抱えている可能性もあるわけで、二度と受験できなくなっていても、家族の元へ帰りたくても帰れない可能性もある。
おまえに彼が正義を実行する手段として、選んだ司法関係は前述の事情から、人一倍金がなければ、その正義を実行するスタートラインにも立てないという状況で、その道すら断たれてしまった。正義を実行するのにも金が要るという現実を容赦なく突きつけられているわけで、
「僅かなお金と明日のパンツがあれば、生きていけます」
とかいって、のほほんとその日暮らしをしているようにしか見えない(いまどき、英字のような生活をしようとすれば、逆にある程度資格とかを持っていたほうがいいようだが)エイジに比べたら、一応は、正義を実行するために努力はしている部類には入るはずだが、エイジと同じ旅人仲間の人は実は世界一周はしていなかったとか、人助けをしたいという欲望でいうなら、医者の話だって、その部類に入るはずだが、己の技量を誇示したいというような話になっていたし。
そのあたりのベクトルの違う欲望を描くのをわざと避けているのではないか、とすら思えてしまうような話をしているので、また、そういう話のおとしどころに持っていくのでしょうね。
そんなところに、正義を実行する強力な手段が現れた。
二重三重に安全装置が施されたオーズドライバーで変身して、ヤミーやグリードと戦う力を持っているエイジに、神林の正義の暴走をどうこう言える資格が現状ではあるとは思えないのですけどねえ。
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by kwanp | 2011-02-06 18:03 | 特撮