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少女マンガの描き方 70

月刊少女野崎くん 第70号感想

全校球技大会 

全学年(1~3年)参加

勝ち抜きトーナメント制

種目決め(一人一種目は参加すること)

サッカー
バスケットボール
バレーボール
卓球

野球とかソフトボールがない(汗

「おーい、球技大会の種目決めするぞー」
「ハイハイ、俺バスケ!!」
「俺サッカー!!」
「バレー部、誰だ!?」


御子柴は何やんの?とクラスメート。
俺は卓球かな、と御子柴。

「えー、卓球? 地味じゃね?」」
「卓球って、文化部とかが集まる種目だろ?」

ぶーぶー、サッカーやろうぜ、とクラスメートたち。

御子柴運動ダメだっけ?と先ほどのクラスメート。
・・・・・いや、と答えてから、卓球だったら、サボれるだろ?とふっ、と笑う御子柴。

なんだよー、もっとやる気出せよなー、とクラスメート。

じゃあ卓球の人、ジャンケンするぞー、と担任。

じゃーんけーんぽーん!!!と気合を入れてジャンケンする御子柴。

あ、 みこりんは種目決まった? 私、卓球になったよー、と佐倉。
・・・・・・卓球か・・・・。安易な道に逃げるとは、根性ねえ奴だな、佐倉。ちなみに俺はサッカーだ、と御子柴。

自分が卓球になれなかったから、ひがんでるだけじゃねーか、それ。

「!!!」
なんて、冷たい目で見るの・・・。でも、確かに私、簡単な道に逃げたのかも・・・、と佐倉。
あっ、おーい、御子柴ー。卓球一人空いたから、おまえ、入っていいってさー、とクラスメート。

おーっ、一緒だな、佐倉! お互い頑張ろうぜ!!と佐倉の肩をはしばし、とたたき、
おっ? どうした、佐倉。すげー目してんぞ!! スマイルスマイル! と御子柴。

それよりさ・・・、野崎くん、バスケ選んだと思う・・・? とそわそわそわと落ち着かない佐倉。

まぁ、元バスケ部だし・・・、・・・って、なんだよ? バスケ姿見てぇとかか?と御子柴。
逆だよ、逆!!! 野崎くんがバスケやると、モテちゃうから、やめてほしい!!!と佐倉。

はぁ・・・? 何言ってんだ、お前・・・?と御子柴。
去年すごかったんだよ!!! 一日でモテモテになっちゃって!!!と佐倉。

回想

「やだ・・・、あの人上手い・・・・!」
「背高いし・・・、かっこいい(ハート)」

マジかよ!!! すげぇな、野崎!!!と驚く御子柴。

2週間で落ち着いたけど!!!と佐倉。

回想
「でかいだけだったよね・・・・・・」
「あの性格じゃ、ちょっと・・・・・」

すげぇな、野崎!!! 何したんだよ!!!と突っ込みを入れる御子柴。

野崎が女の子にがっかりされるのは、今に始まったことじゃないですが、

佐倉、そこまで見ていて、よくがっかりしないな!! とか、突っ込みが追い付かない。
そら、一年のころからストーカー一歩手前のことしておいて、野崎見ているんだから、ちょっとやそっとのガッカリ行動じゃあ幻滅しないし、野崎と付き合うにはこれくらいじゃないとやってけないか。

大帝の場合、創刊号で、告白したら、マンガ描くの手伝わされた時点で幻滅して、野崎のこと振っても、許される行為だろうし。



今年は一年生もいるから、恐ろしいよ・・・、とガタガタと震える佐倉。

序盤のころなんか、野崎に女の影っぽいのを感じただけで、危機感感じていたからなあ。さすがに野崎にはいないけど、仲のいい、女の幼馴染なんていたら、どうなっていたことやら(汗

まあ、一学年に趣味のおかしい女の一人や二人いるだろうから、まさか、そんなわけねーだろ、っと笑い飛ばせる話でもないでしょう。


マンガのネタになりそうな女かもしれませんが、

結月の例を見ればわかるように、マンガのモデルになりそうな人間って、はたから見るのにはいいかもしれないが、身近にいるとイラッとするタイプが多いので、野崎と性格が合わない可能性が高いのですよね。

アニメで野崎の声を当てている中村さんが主役を演じているウェブ版ワーキングでも、小澤さん演じる永田と仲がいい、クラスメート(不登校だが)の柳葉の言動にイラッと来ていましたし、CDドラマ版で、柳葉と同類扱いされるのを非っ常に嫌がっていましたが、

絶対に、クラスじゃ、一番変な奴(ウェブ版では、女性陣が口をそろえて、東田を一番変といっていた)扱いされているだろうから、変な奴と変な奴が仲良くしていたら、やっぱりと思われるでしょうからね。

いちばんの脅威としては、ベタも塗れるうえに、モブキャラの描き方がうまいとか、勝ったセーラー服着てくれたり、あれこれと漫画のネタ提供になりそうなことを手伝って、野崎好みのリアクションをしてくれる女の子とかでしょうか・・・・。

もっとも、スペック的に佐倉の上位互換ではあったとしても、

性格が前野そっくりという一点でぶち壊しになりそうなオチが付きそうですが。

佐倉でセーラー服といえば、ウェブ版ワーキング、

イメージ
やだ・・・(ハート) あの先輩ステキ・・・(ハート)

でもよぉ、普通、好きな奴がモテる方が嬉しいんじゃねぇの? ほら、鈴木とか、学校のヒーローだし、と御子柴。

鈴木「モテモテだよ」

野崎くんは鈴木くんとは違うもん!!!と佐倉。

野崎くんはこの辺のキャラだもん!!! 

「おーい、鈴木ー。お客さんだぞー」
鈴木を呼ぶクラスメート。

それ、ドア付近にいる呼び出し係じゃねぇか!!! それでいいのか!?と突っ込む御子柴。

まあ、好きな相手がモテて、気が気じゃないのは、わからなくもないか。
というか、少年向けでも、少女向けでも、相手がそういう高根の花だと、主人公側が弱気になる話って、結構あるので、御子柴もピンと来ないでもない話だという気はしますが。

私はこれくらいになってほしい!!!と佐倉が見せたのは・・・、

「朝会をはじめます。そろそろ夏休み、君たちは高校生としての自覚をもって、日々・・・過ごし・・・」
体育館に並んでいる全校生徒たち。

どっ、どれだ!!?と突っ込みが追い付かない御子柴。

そこへ、
何騒いでるんだ?と通りがかる野崎。

あ、野崎だ。いや、佐倉が、このモブが好きって、と御子柴。
ちょっと、みこりん!?と顔を真っ赤にする佐倉。

え? これがいいのか・・・? よくわからんが・・、佐倉の好みなら、サービスしてやるか・・・・、と野崎。



というわけで、こいつをヒーローに描いてみたぞ!と野崎。

あれ・・・・? よく見ると・・・、この人、かっこいい・・・・?と女の子。

黙っていたけど、実は多山財閥の跡取りなんだ・・・、と多山。

キャーッ多山さまー!! と女の子たち。

君のおかげで、自信がついたんだ、と女の子にいう多山。

野崎くんはわかってない・・・! わかってないよ・・・!!とわああああ、と泣いて走りながら、でも、マンガとしては、面白いと思います、と佐倉。

こういう本来なら目立たないキャラにスポットライトを当てるというのは、こういう主役みたいにかっこよく描くという勘違いはやりがちな話ですが、そいつの置かれたポジション、そいつの生きざまで、そいつの見せ場をつくるのって、誰でもいきなりスーパーヒーローみたいにふるまえるわけではないですから。
野崎の描いた話が面白いと佐倉が言ってるわけですが、それだって、納得させるための見せ方はどうしても必要になってきます。

まあ、スピンオフといえば、キタキタがありますが、キタキタおやじは、下手な主役キャラよりもキャラが濃ゆいですけどね。




球技大会? ああ、バスケになってしまったな。突き指怖くて、嫌なんだが、と野崎。


・・・・といったら、微妙な顔(そっか、という佐倉)されたんだが・・・・、なんでだろう?と首をかしげる野崎。

やっぱ、アレじゃね? A組としたら、おまえがバスケやんの嫌なんじゃね? 一応、経験者だし、とクラスメート。

そうか、今回、佐倉は敵なのか・・・。まぁ、一日限りのお遊びだからな、という野崎。

その近くを、

佐倉「ねぇ、鹿島くんは、男子の試合、参加するの?」
鹿島「うーん、今年はわかんないなー」
欠員あったら、入るけど、と鹿島。

そっかぁ、と言ってから、もし、野崎くんと当たったら、再起不能なくらい、ギタギタのメタメタに叩き潰してね、と佐倉。

本気だ!!!と二人のやり取りを聞いて、戦慄する野崎。

えー、野崎がモテるから、阻止して欲しいって? またまたぁー、と鹿島。
鹿島くんだったら、誰相手でも活躍できそうだなって、思って・・・。ぜひ、野崎くんの見せ場を奪ってほしい、と佐倉。

いやぁ、でも、私も相性の悪い相手いるからなー、と鹿島。
えっ!? そんな相手いるの!?と驚く佐倉。

うん、去年もバスケの試合でさー、と鹿島。

回想

鹿島! パス!!!と堀。

だめだって思ってるのに、こう・・・、気づいたら、敵チームへボールが、と鹿島。
そっか・・・、不思議だね、とポチーという男の子と、フリスビーを持ってくるポチの姿をイメージする佐倉。


若松くんもモテそうだよね、バスケやるんでしょ?と佐倉。

いえ、そんなことは・・・、という若松。

そこへ、ちっ、と舌打ちする声が聞こえてきて、
バスケ部がバスケやるって、反則だろ、おい、勝って、チャラチャラすんじゃねえぞ、若、けっ、と結月。

なんか、瀬尾先輩、ものすごく機嫌悪いですね・・、なんで・・・?と若松。
嫉妬してるんだよ、と佐倉。
ああ、なるほ・・・、ええっ!!? 嫉妬!!?と驚く若松。

結月、本当はバスケ出たかったんだけどさ・・・、と佐倉。

回想
はぁ!? 絶対ダメ!!!と前髪ぱっつんのクラスメート。
反則負けするわ!!と黒髪のクラスメート。

そりゃ、いくら、うまくても、反則負けしそうなやつをメンバーに入れるようなばくちをうちたがる奴はいないでしょうしね。

そして、卓球へ

自業自得じゃないですか、と突っ込みを入れる若松。

そういうわけだから、当日は応援しに来いよ、若!と結月。
えー、嫌ですよー、と若松。
私も応援してやっから、と結月。
もtっといやですよと若松。

佐倉先輩は、野崎先輩の応援に行くんですよね。俺も行こうかなー、と若松。
応援・・・、ぴくっ、と反応して、応援なんかしないし、むしろ負けてほしいよ!! 目立っちゃう!!!と佐倉。
え!? この二人、仲悪かったっけ!!?と若松。

でも、かぶりつきで見に行くよ!! 楽しみ!!!と佐倉。

どっちだ!!?と若松。


・・・・というわけで、野崎がモテるのをどうにかしたいらしいです、とジュースを飲みながら、堀に話す御子柴。
意外と心狭いな、佐倉、と堀。

物好きって、いろいろな意味で手ごわいの多いし(汗)

堀先輩って、鹿島に嫉妬とかしないよな。

くっそー、あいつばっかりモテやがって!! とか、鹿島は演劇部のものだぜ、とか、大人だなぁ・・・、と感心しながら、

そういや、去年の野崎の試合って、どうだったんですか? 俺、見てなくて、と尋ねる御子柴。

去年か・・、去年、と思い出そうとする堀だが、

「とったー!!とバレーをする鹿島。
「私がPK決めてやりますよ、とサッカーをする鹿島。
バスケで逆転シュートを決める鹿島。

あれ・・・・? 野崎の試合、見たはずんんだけどな・・・、おかしいな、と頭を抱え、でも、鹿島の逆転シュート燃えたよな、と堀。

堀先輩は視野が狭いと思うんすよ、と御子柴。

それにしても、佐倉に敵意を向けられるとはな、おそろしいな、学校行事・・・・、と野崎。

あ、野崎ー。おまえ、バスケ嫌がってたから、卓球に代わったぞ。よかったなー、とクラスメート。

卓球・・・・!!! まずい・・・!!! 卓球には佐倉がいる・・・・!!!と焦る野崎。

佐倉「ギタギタのメタメタに」

ただでさえ、やる気なのに、同じ種目なんて、選んだら・・・!!! と野崎。

満面の笑顔の佐倉が、
野崎くん、頑張ってー!!!と応援する。

がんばれー、と御子柴。
やったれー、と結月。

「!!?」
佐倉の態度が理解できなくて、戸惑う野崎。


剣さん・・・、今回は、球技大会の体験を元に描いてみたんです、と野崎。
へぇ、現実味あって、いいっすね、見ていいですかと剣。

はい・・、と野崎。

「お願いよ、試合中、マミコをギタギタのメタメタに叩きのめして」
対戦相手にいう女の子。


「!!!」「そんな・・・・・・!!!」
驚き、ただのスポーツ大会だって、思っていたのに違うんだ・・・。これは全校生徒を巻き込んだ、仁義なき戦い、とマミコ。

そこに聞こえてくるカコンという音。

あ・・・、とマミコ。

お困りのようだね、マミコと声をかけてきたのは、
鈴木くん・・!! とマミコ。
そんな君に、このピンポンを、と鈴木。

卓球は、皆を笑顔に変える愛のスポーツなんだよ、という鈴木。

絶句して、野崎を見る剣。

最近、佐倉のカツアゲとか、佐倉の意地悪とか、佐倉に関して、変化球なネタが目立ちますが、
おそらくは、会長ネタ繋がりでしょうね。

9月5日発売の花とゆめ掲載のエピソードでは、
会長と、それに手を貸している河内、そして、真冬のチーム裏切り者で、あやべんと高坂以外の生徒会メンバーにもzン力で嫌がらせをしていますが、前述の二人以外に嫌がらせしていなかったら、会長が正体隠すためにやってるだけになってしまいますからね。

会長の思惑があかされるようですが、前に、忍者にかけの真相を話した時にも、忍者が納得しやすい形で話していたように見えて。色色と、突っ込みどころのある話で、とか重要そうな部分はぼかしていたように見えましたからね。
それに真冬も、会長を拉致したときに、彼にとって、都合よくふるまうように誘導されたことがありましたから、
会長が説明したことをうのみにしてはいけないのですが。

ただ、会長のこれまでの言動からすると、思考を止めずに、会長の言葉から、そのまやかしを打ち破って、何物にも、邪魔させずに自らの道をつき進んでいく人物、そういうものを求めているのでは? と思えてしまうところがありますからね。
だから、その人物に合わせたレベルで、話に虚実をいれて、その人物のレベルで、ちゃんと思考すれば、会長の言ってることがすべて、真実じゃない、みたいなことが分かるようには話している、みたいな感じで。

自分の思い通りに動いてくれる人間なんて、自分の能力で、その気になれば、いくらでも作れますからねえ。

自分の思いもよらない考え方で、思いもよらない結果を見せてくれる、そういう相手を求めているとは思うのですよね。
忍者は、最初にそれを見せてくれた人間だった、とか。

会長の能力って、主人公補正をそのまま、力にした感じでしょうね。
親指のころから、ギャルゲ云々はちらほら発言していましたし、作品によっては、なんでこいつがモテるんだ?
という理解に苦しむ主人公って、結構いますし。

しかも、親指が終わり、俺様ティーチャーが始まったころといえば、ただしい行動をする主人公じゃなくて、そいつが主人公だから正しい、つまり、

主人公だというだけで、それをとったら、骨しか残らない主人公というのも多く、例えば、
KEYのゲームもクラナドあたりから、一気にあれな感じになっちゃってて、無印の初回プレイ時から、個人的には好きになれなかった記憶がありましたからねえ。

顕著な例が、04年放送のガンダムSEEDDESTINY。
監督、シリーズ構成の負債が、前作主人公を大事にするあまり、現主人公や、その他もろもろをないがしろにしまくった話を書いた挙句、ノートに書き込まれていた、デュランダル議長を危険視する書き込み以外は、特に証拠のない状態で、議長を悪認定して、平和になりかけていた世界をぶち壊すという結果に。

最終回放送日は阿鼻叫喚でしたしね。

ただしい 優しい主人公ではなく、主人公だから、その言動が正しい、優しいとされ、何をやっても正当化され、好き放題やりまくる。

例を挙げると、現在放送中のニンニンジャーのチーフプロデューサーの武部プロデューサーが手掛ける作品というのも、こう、作中のモラル感覚に、かなり疑問符が付く描写、登場人物の言動が目立ち、人並み外れて優しい主人公を描くのを、損ねまくっているというのが実情で、ドラマ重視の脚本を描く小林靖子女史をしても、補い切れていないというのが実態だったりします。

だから、ニンニンジャーでは、レッドが、何かというと「燃えてきたー!!」と叫び、考えるよりも先に突っ走っていて、中途半端に生命力があるという印象の男ですが、行動が伴わないのに無理やり、優しい主人公で通すよりかは、好感が持てるので、印象は悪くありません。



これまた07年ごろ放送された作品で、カノンにもかかわった久弥氏が作ったソラも、説明不足みたいな部分も相まって、主人公が病弱な姉放り出して、ほかの女と無理心中した結末のお話ですが、主人公の正体が、姉の死んだ弟をもとに作りだされた人形で、しかも、姉と、オリジナルの弟は、主人公と無理心中する吸血鬼みたいな存在の女と昔かかわりがあり、弟が死んだのも、彼女が大きくかかわっている。

挙句の果てに弟が死んだ後で、同族にされて、死ぬに死ねず、作り上げた弟も、挙句の果てには奪われて、
弟のことは忘れて、前向きに生きろみたいなことを言っておいて、自分らは無理心中で消えていく。

というふざけんな!!といううような内容で(KANONも、似たようなふざけんなというような話で、言われているほど感動的な話ではないのだけどね)、さすがに作り手もまずかったと思ったのか、コミックス版やCDドラマ版では、アニメ版で説明しきれなかった部分を補うかのような描写が入れられ、それぞれに違う結末になっていましたが。

9月5日発売の花とゆめ掲載のエピソードでの、会長が、生徒会メンバーにしている嫌がらせなんかも、こういう優しいとか、強いとか、すごいとか言われているけど、行動が伴わないろくでなしでしかない主人公が、好き放題ふるまっている特徴にあてはまると思いますし。

しかも、06年秋に始まったコードギアスが、瞳にギアスという力を宿して、相手を自由に操る力を手に入れた主人公が、父親が皇帝をやっている超大国に挑むという内容の作品ですが、作中で、ギアスの力がどんどん強くなっていって、使い手が制御できなくなるほど、暴走するということが作中で語られていて、だいっきのラストでは、そこそこ平和な結末になりかけたところで、高坂みたいな主人公のギアスが暴走して、大虐殺を異母姉妹に引き起こさせてしまうという結果になりましたし。

ちなみに07年4月から始まった、ダーカーザンブラックは、コードギアスの没案だったか、と思うくらいに、よく似た条件が多い作品だったりします。

親指のラストは、椿いづみさんが考えていたものとは、大きく異なる結果になり、明佳をラスボスとして太刀裸せることはできませんでしたが、さして、出番が多くないキャラをボスキャラとして、存在感もたせるにはどうすればいいのか、という答えを模索した結果が会長のフェロモン体質だったのではないか、と思いますからね。

この手の主人公だから、正しい、何やっても許されるとかいわんばかりの作品というのは、やたら、高い能力のキャラが、主人公の周りに集まり、たいていのピンチも、そいつらが何とかしてくれるうえに、ピンチと強調する割には、、そのピンチのレベルが、作中の登場人物が、説明されている通りの能力だったら、ピンチでもなんでもないんじゃないの?と思わざるを得ないくらい、ハードルが低く、全然、試練になりえていない場合がほとんど。

作中の登場人物がまったく成長していないことも往々にしてあり、ネバーランド、ピーターパンというキーワードをイメージしやすいのですよね。

フック船長も、もとは、ピーターパンのところにいた子供の一人だったそうですし。

まあ、そういう有能なキャラをだしまる作品って、キャラの使い方がへたな作者も多いですし、突き詰めていけば、登場人物たちに適切なピンチをあたえられていないということでもありますから。

会長の口から、何かが語られるであろうけど、100パーセントすべては語らないはず。
しかも、チーム裏切り者状態だから、忍者に聞くわけにもいかない、

忍者が正式に仲間になったし、その気になれば、現状を整理することも可能ではあるし、忍者の方も、会長のことを聞かれたら、べらべら自慢げに話してはくれると思いますが、

それが一番、精神的に苦痛ンだからなあ。

大人でもこれが無理な人は結構いますし、この最善手の封じ方はうまいな、と思います。
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by kwanp | 2015-09-18 22:23 | コミックス