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少女漫画の描き方 74

月刊少女野崎くん 第74号感想


臨時で瀬尾兄のバイトを手伝うことになった鹿島。

それを見学しに堀がやってきて・・・・。

どうだ、格好良いウェイターだろ?と堀。
本当に見に来ただけなんですね・・・、と若松。

店は演劇部員で埋まりました。

演劇部員「客です」
演劇部員「客です」
演劇部員「客だよ」

気分はわが子の発表会。


そんな中、瀬尾僚介は聞いてしまいます。

実は妹の結月には子分がいて、そいつが今、この場所にいると・・・・!!!

焼きそばパン買って来いよ、と子分に言う結月を思い浮かべて、驚きを禁じ得ない僚介。

あれが、結月お気に入りの若松くんですよ、と指さして教える鹿島。

あれが・・・、妹の子分か・・・。
穏やかで賢そうなやつじゃねぇか。なんだって、結月の子分なんてやってんだ・・・・? もしかして、すげぇ気弱で、暗かったりすんのか・・・? と思って、鹿島くん、あいつ、どんな奴なんだ・・・?と尋ねる僚介。

え? 若松くんですか?と、演劇部を手伝ったときや、買い物で遭遇した時を思い出し、割とバカです、と答える鹿島。

いや、タイプが違うとはいえ、バカさでは人のこと言えないような・・・・・。

なんだって?と僚介。

そういえば、なんで、この店でバイトなんでしょうね、鹿島先輩・・・。オシャレですけど・・、と若松。

なんか、瀬尾の兄貴に頼まれたんだってよ、と堀。

へー、瀬尾先輩の・・・、と流しかけてから、瀬尾先輩のお兄さん!!? 先輩のお兄さんって・・・、だめだ。全く想像つかない・・・・!!!
多分、瀬尾先輩をグレードアップさせた、恐ろしい存在なんだ・・・!!!と若松。



瀬尾先輩「よーよー、若ー。ちょっとファミレスついて来いよー。焼肉ランチ食おうぜー」

結月を思い浮かべてから、

グレードアップ

「よーよー、ちょっとレストランついてこいよー。ヒレ肉のステーキ。フォアグラ載せ食おうぜ」

結月の兄を想像し、

あっ、ここじゃない!!!と若松。

結月の兄貴ともなれば、そっちのほう想像しますよね。

お兄さん、今店(ここ)にいるんでしょうか?と若松。

多分、見りゃ、わかんじゃねぇか? 瀬尾、そ、と僚介を探す堀。

あ、いた。あの髪長めの・・・、と僚介を見つける堀。え!? あの人ですか!!?と驚く若松。

まあ、結月の兄貴で僚介でてきたら、思ったよりも似ていないということで驚きますが、その場合、両親のどっちか、場合によっては両方があの性格をグレードアップしたような人物だったりしそうですが。

野崎の妹とかもそうですし、俺様のあやべんも、弟妹達はやたら、パワフルなのばっかりでしたし、高坂の妹は年が離れている感じで、あまりパワフルではなさそうですが。
時期が時期だけに、少し前に大久保とゴールインした寒川の妹とかもまっさきに思い浮かびますが、個人的には、コテ係の彼も、報われてほしいですよね。

暴力表現がらみでひっくり返して読んだワーキングの山田兄妹は似た者兄妹だけど、これは母親の性格からして(超がいくつもつくほどの口下手)、どっちが母親似でも大変ですからねえ。

ウェブ版ワーキングの東田兄妹は物語以前ならともかく、作中の東田からは、あの家族は想像しにくいかな。

なんか、ヤンキーっぽいな、と言ってから、瀬尾も家では苛められたりしてな・・。お兄ちゃん、ひどいー、とか言って、と堀。

そんな・・・。つまり、あの先輩がこんな事やあんな事に・・・!!! と僚介にいじめられる姿を想像した若松が、

あっ!!! 今ちょっとわくわくしました!!! 何ででしょうか!?とわくわくドキドキわくする。

お前、たまに怖いな・・・、と堀。

さんざん、振り回されているから、そう思うのも無理ないか。

ちなみにディケイドと同時期に海外で放送されていたドラゴンナイトでは、のちに日本版で杉田氏が声を当てていたストライク「王蛇)に、沢城さんが声を当てていたセイレーン(ファム)がベントされていました。

結月がひどい目に合ってるってことで、わくわくしてるんだろうけど、そういうとんでもないやつだったら、結月のお気に入りの若松の存在知ったら、間違いなく、とばっちりが若松にもふりかかるんじゃ・・・。
まあ、明佳のやったことに比べたら、不仲の兄弟が出てきても、たいがいはかすんでしまいそうですが。


会長も妹がいるわけですが、次回の俺様ティーチャーとかででてくるのでしょうか。

それより、さっきからこっち見てねぇか? 瀬尾兄、と堀。
え!!? と若松。
もしかして、お前。瀬尾の知り合いだって、バレてんじゃね?と堀。
じゃあ、この後の展開は、これですか・・・!?と妹が世話になってるらしいな、と角材を手にした僚介を想像する若松。

いや、いきなりそれはないんじゃないか・・・?と堀。

じゃあ、こっちですか!!?と兄妹二がかりでいびってやるぜ!!という瀬尾兄妹を想像する若松。

お前、野崎の漫画の読みすぎだよ・・・、そんな展開なんねぇって、と堀。

兄妹二人がかりは若松の状況なら、想像してもおかしくはないんじゃないかなあ。

野崎先輩はこうです!!!と

お兄さんかと思ってたら、お姉さんだったとか、どうだ? 若松。
しかも、実は天使で、マミコの恋を応援・・・、いや、鈴木に一目ぼれする方がいいか。いや、むしろ、鈴木のペットが天使で・・、と野崎が言いそうなことを思い浮かべる若松。

あいつ、迷走してんな・・・、と若松。

ペットが実は、というと、春に三者三葉の荒井チェリーさんのワンダフルディズのうみが思い浮かびますね。
まあ、こっちはキューピッドではなく、飼い主の面倒を見ている犬女(血が薄いので狼女ではなく犬女だそうな)で、作中でもほのめかす形で、作中でもトップクラスの戦闘能力を垣間見せていますが。

まあ、ワンダフルディズのほうは、全6巻で完結しておりますが、今でも連載が続いていたら、アニメ化されていたのは三者三葉ではなく、ワンダフルディズの方では、と思えてしまいますが。

三者三葉より、こっちのほうがおもしろいとかいうのではなく、妖怪ブームですから、アニメ化の話くらいはでていたのではないか、とは思うのですが。

ファンから物議をかもしたぬーべーのドラマ化とか(せめて、再アニメ化か、今やってる新作にするとかさ)、うしおととらのアニメ化(10年位前にもそのチャンスがあったっぽいけど、当時だと難しそうだし)とか、今やってる京アニのファントムワールドも明らかにそれ狙いですよね。

なにせ、主人公パーティが、ケータ、ジバニャン、ウィスパーの立ち位置のキャラがいて、さらに、いつの間にか、歩くリーサルウェポン扱いのひも爺に相当するキャラまでいるのですから。
しかも、主人公のCvが下野さんで、ヒロインに振り回される少年やらせたら、ぴか一ですから、その持ち味をどれだけ生かしてくれるか、が気になるところです。

何しろ、ウェブ版ワーキング3巻のCDドラマでは、河野を演じているのですが、このキャラ、小澤さん演じる永田と仲がいい柳葉ミリという女の子に振り回されていて、ほかの作品だったらいざ知らず、あの作品の中では、蚊帳の外で平穏無事に暮らしているという、ワグナリアで働いているのにある意味すごいキャラではあるんですが、下野さんキャラの振り回されっぷりが見られないという意味では、物足りなかったですからね。

その高津カリノさんの俺の彼女に何かようかいとか(妖怪ウォッチ以前からある作品ですが、連載開始のタイミングがどんぴしゃりでしたからねえ〉

ガンガンオンラインでも、妖怪の賃貸事情とかありますが、前述の何かようかいとか、特殊能力を持たない人間が主人公というのは目立つ気がしますが(そうでない作品もありますが〕、そっちのほうが共感は持たれやすいからかもしれません。

妖怪ウォッチのケータも、自力で妖怪相手に勝ったことが何度もありますが、いずれも、自身の機転とかによってですから、ある意味じゃ、霊力とかで撃退するよりもすごい気はしますし。

もっとも、妖怪とか精霊とか、人外ばっかが出てくる話では、少々の人間離れなど、常人レベルで見えてしまうというのが、実際のところでしょうけど。

かみありなんかも、特殊能力を持たない中学生の女の子が10月の出雲で神様たちと騒動を超す話ですからねえ。

まあ、普通だの、最弱だ脳裏にしたところで、この手の話で渦中にい続けている時点で、特殊能力手に入れなくても、十分、普通であり続けている時点で、普通じゃねえよ、と思いますが。

ともあれ、ワンダフルディズでも言ってましたが、ペットがいきなりしゃべりだしたり、正体を現したら、驚くというより、人によっては怖い気がしますが。

野崎くんだと御子柴とか(汗)
野崎の場合は、それすら、本当にネタにしそうですが。
まあ、佐倉の場合なんかは、ストーカー一歩手前ですから、「だめだ、この人早く何とかしないと」とか思って、恋のキューピッドやるかもしれませんが(汗)

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天使で恋のキューピッドというとアルシャードの羽生じゅりあのほうが思い浮かびますが。
まあ、初登場(写真のゲーマーズフィールド別冊掲載)のリプレイでも、堕ちたエースパイロット(今はただのオタク)とか(ちなみにプレイヤーはマクロスFやガンダムAGEのノベライズを担当した小太刀右京さん)、高倉健さんをリスペクトするザウルスの板前とか、どう見ても、越後のちりめん問屋のご隠居な爺さんとか、濃いメンツがいるはずなのに、それらがかすむような存在感を放ち、そのころ展開されていたキャンペーン、トライデントにも参加しましたからねえ〈初出のリプレイはそれとは関係ない日常系のシナリオ)。

ただまあ、野崎が最初に思いつく話は大概アレだが、これは何も考えていないというより、変にひねった結果なのかも。

野崎は俺様の高坂の流れをくむキャラではないか、と推測しておりますが、偽ウサちゃんマン編でも、大量のマニュアル本を所有しているなど、頭に詰め込んでいる知識は非常に豊富ではありますが、それを実践で生かし切れていないという描写がたびたびされております。

漫画を描くことを趣味としており、実際にプロの漫画家になった人間が、まったく漫画を読んでいないなんてことはそうそうないと思います。
定番ならこうくる、というところで、変に外したりしたネタを口にしているのも、陳腐なネタを避けて、変化球をなげているつもりなのかも。

実際、知識に詳しそうなオタク作家の中には、定番の展開を陳腐と切り捨てて、独自のネタをすることにこだわる傾向が強い(そして、失敗する)パターンの作家さんがしばしばおりますからねえ。
一応、自分が手掛けているジャンルの前例を研究していることは確かなのですが、そのうえで、独自性を持たせることだけに意識が向かっていて、定番パターンのほうは陳腐と切って捨てることもめずらしくないですからね。

野崎の迷走しまくっているアイディアは、豊富な漫画知識ゆえで、剣が少女漫画しか描けないとか言い切るのも無理はないかも。

どうすっかな…。一応、挨拶しておいた方がいいよな・・・、と僚介。

ちょっと、手ぇ洗ってくる、と立ち上がる堀。
はい、と若松。

妹の子分っていうなら、迷惑かけてるだろうし、と僚介。

結月に振り回されてるのは容易に想像できるし、場合によっては、飯とか、飲み物おごってあげるくらいしても、いいくらいかも(汗

あの・・・、俺、瀬尾結月の兄なんだけど・・・、妹が世話になっ・・、という僚介の挨拶を遮って、
ぐわっ、と僚介を見る若松。

やっぱり、あの展開だ・・・!!! 俺、ボコボコにされるんだ・・・・!!!と妹が世話に・・、というシチュエーションを思いうかべる若松。

出てきた兄が仮面ライダーストライク(地球)なら、最初は人当たりがいいけど、最終的にそうなりそう。

なんて目で見てきやがる・・・。これは憎しみ・・・、憎しみの目だ・・・・!!!と僚介。


ドッドッドッドッドッドッ、と緊迫した空気が周囲に流れる。

子分っつーから、可愛いもんかと思ってたけど・・・、これはそんなんじゃねぇ!!! 結月に恨みを持つ、手負いの獣だ・・!!!と僚介。

とにかく、俺は安全だと伝えよう。落ち着け・・・、落ち着け、獣よ。
ほら見ろ、俺に戦意はねぇぞ。手も空っぽだ。ほーら安心安心、と手のひらを開いて、腕を動かす僚介。

威嚇してる・・・!!!と威嚇するクマを思い浮かべて言う若松。

鹿島くん!!! あのバカ妹は一体、あの子に何したんだよ!!! すげぇ目でにらまれたんだけど!!と僚介。
え? 仲いいでしょう?と怪訝な鹿島。
どの辺が仲いいんだよ!!!と僚介。

放課後、よく飯食いに行ってますよ、と堀。
バスケ一緒にやってますよ、と女子部員。

えっ、あ、そうなの?と僚介。

物は言いようだなあ・・・・・・・。カップル扱いされてないのは結月の性格があんな風だからだろうし。忍者と若菜も、中学時代から会長の世話焼いていて、一緒にいるわけですが、忍者は当然若菜の気持ちに気がついていないし、忍者と若菜をカップル扱いするやつも出てきませんが、バカばっかりやっている忍者の世話を焼く光景からは確かに想像しにくいか。

いや、でもそれは・・・、結月が一方的に構ってるだけで・・、と言いかけて、もしかして、あいつ・・・、あの男のこと、好きなんじゃあ・・・!!!とはっ、と気が付く僚介。

好きだと思います、とおさげの女子部員。

まぁ、嫌ってはないよな、と堀。
えー、でも、もっと単純っていうか、と先ほどの女子部員。

まあ、恋愛感情を意識しているとは思えないからなあ。

鹿島くん、いちいち会話にお客様が入ってくる。困ると僚介。

ご注文繰り返しまーす、と茶髪。

あの・・、ここのウェイターの瀬尾さんって、どんな人なんですか?とおずおずと尋ねる若松。
あっ、もしかして、妹さんの知り合い?と茶髪。

妹さん、すごくかわいいんでしょ?と聞いてくる茶髪。

え!? かわいい!?と困惑する若松。

僚介、すげーかわいがってっから、紹介してくれなくてさぁー、と茶髪。

彼氏なんかできたら、チェック厳しそうだよねー、と茶髪。

そうか・・、この人には、先輩が可愛くみえるのか・・・、と僚介を見る若松。
よっぽど中が険悪でもなければ、結月レベルの性格こみでも、かわいい妹だとは思います。

大体、よく言及するサシャみたいな例もあるし(汗)。
なにしろ、手が伸びるだけじゃなく、メディカルサシャとか言い出して、挙句の果てに、どっくんどっくん脈打ってる心臓片手に回復を強引に行うわ、シェローティアの最終エピソードでは、プレイヤーが田中天さんになるわ、変わり果てたどころの話じゃないですし。



兄のヒュウガも、魂取り戻し、目を開けたら、視界にはいるのが妹のこんな変わり果てた姿見せられるわけだからなあ・・・・。

そうか、こいつ結月に好かれてるかもしれねぇのか・・・、と若松を見る僚介。

「「かわいそうに・・・・」」

妹の子分かと思ったら、恋のお相手でした・・・・。

子分よりはいいけど・・・、どっちにしろ、ビックリだぜ・・・。あいつが恋ねぇ、と若松をじっ、とみる僚介。

それにしても・・、こんなまともなタイプが好きだとは意外だ・・・・、と僚介。

?と若松。

結月のことだから、もっとこう・・・、と思ってから、
・・・君は足が速かったりするのか?と尋ねる僚介。

は?と若松。

ドッジボールは得意か? 牛乳の早飲みはクラスで何番目だ?と矢継ぎ早に尋ねる僚介。

なんだ、その幼稚な質問は・・、と戸惑う若松。

ちなみに、忍者は、小さいころ、自分がニンジャになって、主を守って、敵と戦うことを空想していたわけで、会長の忍びみたいな真似事やってたのも、その延長線上の話なので、結月が気に入ったともなれば、僚介みたいな言葉が出るのもむりないか。

もしかして、お兄さんは、俺が瀬尾先輩のこと好きだと思っているのかな・・・。
だとしたら、ちゃんと否定して、安心してもらおう・・・!と意を決して、

あの・・・、うちの学校に「声楽部のローレライさん」がいるのはご存知ですか・・・・?と切り出す若松。

ん? ああ・・・、と返事をしてから、確か、妹(あいつ)のことだよな。恥ずかしい名前だぜ、と僚介。

俺っ、その人のことがすきなんです!!! あの人は、俺の癒しで憧れで・・・。だから、そのっ・・・、妹さんのことは安心して下さい!!!と若松。


両想いだった!!! まさかの両想いだった!!! うわっー、と戻ってくる僚介。

結月

瀬尾家
結月ー! 若松くんがうちのバイト先に来たぞー!!と僚介。
え? 兄ちゃん、若知ってんのか?と結月。

ふふふ、からかってやろう。照れろ照れろ、と思って、若松くん、よい子だよなー。兄ちゃん、好きだぞ。弟に欲しいなー。今度、家にも連れて来いよー。なぁ、結月ちゃんよー、とわはははは、と笑う僚介。

私と兄ちゃん、どっちと遊ぶんだ? もちろん、私だよな?と結月。

は? 何言ってんですか。どっちも嫌ですよ、と若松。

聞いて聞いて、野崎くん。僚介くんの妹に彼氏ができそうなんですって!とゆかり。
へぇ、あの僚介さんの? 妹さん、いたんですか、と野崎。

それがね! バイト先の喫茶店に彼氏がやってきて、「妹さんが好きなんです!」って、宣言されたらしいの! ほら、前に私たちも行った、とゆかり。

え!? あの店ですか!? 見たかった!!と残念がる野崎。

あ、僚介おはよー、って、元気ないわね。どうしたのよ?とゆかりの友人。

・・・・いや、ここ最近さ、バイト先に、都と彼氏が連日やってくるんだよ。なんか、すげぇ楽しそうに、と僚介。

わくわくして、僚介の妹の彼氏が現れるのを待っている野崎とゆかり。

へ・・・、へぇ・・・・、そう、とどう反応していいのか、わからない、ゆかりの友人。


兄だけ、不幸になった。

俺様ティーチャーの16年最初のエピソードは、夏男がらみではなく、いきなり、卒業式まで時期が飛んだけど、いつものこと、といえばそれまでか。

今回と前回の話からすると、共通しそうなキーワードは兄妹ということでしょうかね?

番長はさすがに今度は卒業しましたが。
今度も留年とか、どっかの格闘ゲームの主人公じゃあるまいし(汗

ちなみに、話が卒業がらみのことだったのか、キャラクター紹介9のアクセスがもちらほらありました。

おもい残すことなく卒業したいということで、真冬たちを偽ウサちゃんマン騒動に巻き込んでたけど、思い残すことはなくなったから、これで心置きなく、敵として立ちはだかれるよ、とかいうオチなんじゃないだろうなあ。

真冬に語った過去でも、ところどころ、引っかかるところあったしなあ。

真冬に語った話を見るに直接言及はしていないけど、フェロモン能力かなり使って、百地瑠奈のやること、邪魔していたはず。

百地瑠奈のやっていることが、自分の見たいものを台無しにするような行為だから、邪魔していて、この時の行動がもとでフェロモン能力が暴走している? という解釈もできるものの、会長は、自分の置かれた境遇にうんざりしているフシがあるわけで、そういう人が、ほかに手はないとはいえ、自分の能力ガンガン使っちゃうようなことをするのか? という気もしないでもないですが。

教師たちに、百地瑠奈のやっていることを教えても、ライバルを蹴落とすために、排除しようとしていると取られたので、教師たちは頼りにならないと思っての行動ですが、しかし、大人が頼りにならないなんてのは、会長の家が経営権を手にしたけど、ずさんな経営を行っている今の緑ヶ丘という状況を踏まえれば、実行に移すまでもなく、わかりきっていた話のはずだし、彼女をどうにかする方法も会長がフェロモン能力使わなくても、どうにかする手って、あったはず。

ただの一学生じゃないんだし。

ここいらへんは、真冬の経歴を知っているので、共感しやすく、聞き入れやすそうな話し方をするための方便なのかもしれませんね。

生徒会のメンバーの抱えている問題を何とか解決しようとした。

会長の目的の一つとしては、おそらくは、かつての緑が丘、自分のおかれている境遇では見ることのできないものを見てみたい、というのがあるのだと思います。

これはどう頑張ったところで、会長や彼のおかれている状況では、手に入れることはできません。フェロモン能力とかで言いなりになった人間が、それを作ろうとしたとしても、会長が気に入りそうな物を作るはずですから、そんなものは求めていないはず。

それを見るためには、かつての緑が丘を取り戻そうとする鷹臣やそれをしっている人間が目的を果たさないといけない。
ただ、果たさせるだけでなく、それを邪魔しようとする理事長側の目論見を超えて、勝ったところにそれはある。

早い話が鷹臣やそれに協力する者たちが限界以上の力を発揮して、ぶつかってこないといけないし、立ちはだかる者たちも、それに渡り合えるような力を持っていないといけない。

両方とも、会長の言うことにただ従うだけの人間には、できないわけで、会長が余計なことをしないことが、一番いいというともいえる。

会長は百地瑠奈とかけをして、何も手を出していなかったけど、もしかして、彼女は、動かない口実に利用されただけなのかも・・・・。
さらにいうなら、フェロモン能力が暴走しているような描写の数々がされているけど、これも本気で使えないと納得させるための演技だったのかも。

何しろ、会長の最善手というのは、フェロモン能力駆使するというのがありますしね。フェロモン能力使うのにも条件とか制限あるような描写とか、最悪、それすらも、会長の演技で、目的のためにあえて使わないでいたというような書き方もあるはずですから。

まあ、たいていは、その目的とかを納得させることが難しくて、失敗しやすいのですけど。

賭けもラスト一年ですから、フェロモン能力みたいな力を使わないにしても、敵も本気を出して、攻めてこないといけないわけで、番長卒業しちゃったとはいえ、真冬に、アッキー、忍者、そして、不確定要素担当の早坂、それを率いる鷹臣相手に、ですので、何もしないで存在感出せるボスキャラでは、肝心なところで盛り上がらないなんてこともありますし。

親指も、話のほうは、千愛たちの一学年上の3年生が卒業したところで終わっていて、3年生から先の話は前例がないのですが、百地瑠奈は妙なところに着地した感がありますが、卒業してからも出てきそうな印象がありますが、鷹臣編のための伏線なのかもしれませんね。

何度か言ってますが、鷹臣編は彼が、緑が丘を取り戻そうとする理由でもある彼の祖父が、三年「それが限界だと医者に言われている)を待たずに亡くなる可能性もあるでしょうし。

親指でも、陽介は母親を早くに亡くしているので、火事で家族の面倒を見ることで、おのれの存在意義を見出していたのですが、家族が立ち直ってきたことで、存在意義を見失いかけたところに、父の部下であるOLに監禁される事件が起きて、それが原因で肩こり体質になってしまい、その事件は記憶の片隅に追いやって、忘れるのですが、本編で、その過去をたどっていき、思い出して、受け入れることで、肩こり体質が改善され、最終回でちょこっと、それがなかったら、千愛のそばにいられなくなるという不安を抱く姿が描かれるものの、

明佳に始まり、明佳に終わらせようとしていたみたいな発言を楽屋裏でやっていたので、そのあたりの洋介の心の隙に彼女が漬け込むみたいな展開になっていたのだと推測しているのだが、

緑ヶ丘を取り戻そうとする理由の大きな部分を占めているはずなので、誰かのためというだけだと、その誰かがいなくなったとき、どうするっていう問題も出てきますしね。
そういう意味では、百地瑠奈の現状はある意味、鷹臣の鏡という風にも見ることはできますよね。
じいさんが亡くなっても、緑が丘を取り戻し、かつての楽しかった緑ヶ丘を取り戻そうとできるか、という問いかけがされるのは、予想しやすい展開だろうし。
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by kwanp | 2016-02-12 21:12 | コミックス

少女マンガの描き方 73

月刊少女野崎くん 第73号感想

瀬尾くん、来週誰か、バイトは入れない? 旅行の予定すっかり忘れてて・・・、とシフト表片手に聞く同僚の女性バイト。

え!? 今からじゃ捕まらねぇって!!!と僚介。

シフト決まった時点で、ほかの予定入れてるでしょうしね。まあ、日程を勘違いしていたか、どうしても断れない相手との旅行とか、旅行は口実で別のことかもしれませんが。

あの、僚介くんの妹さんとか・・・、と恐る恐る聞く同僚の女性バイト。

カフェ吉祥寺で、みたいにイケメンばっかの店もあるんでしょうけど、まあ、こういう店だと、見た目のいい女の子雇う率が高そうですし、僚介の妹なら、そんなに悪くないだろうと、結月の実態知らなきゃ、そう思いますわな・・・・。

は!? 妹!!? だめだめ!!! こんな場所連れてこれねぇよ!!! 危なくて!! いや、だから、皿とかすぐ割るんだって!!!
俺だって、ずっと見ていられるわけじゃねぇんだから、無理だって!!! 目ぇ離せねぇんだよ、あいつと理由を説明する僚介。

・・・なんか、お前さ。俺のバイト先では、ドジっ子で世間知らずな箱入り娘って、思われてんだけど・・・・、何でだろう・・・、と首をかしげる自覚なしの僚介。

マジかよ、照れるぜ、兄ちゃん、とアイスを食べているドジッ子の「妹」(笑)。

この言い方なら、そんな誤解されるのも当然のような・・・、と言いたいところですが、僚介の言動を見る限り、結月ほど、突拍子もない人格しているわけでもなさそうなので・・・・、周囲からすると、結月みたいなのを想像できないのも無理もないと思います。

個性的な人間の身内がみんな個性的とは限りませんし。

そういうのを抜きにしても、どれだけ詳細にわかりやすく説明したところで、実際の対象を見ずに聞いた、読んだ場合、どうしたって、実物と説明を受けてできたイメージの差というものはできてしまいますからねえ。

すくなくとも、結月のことをどこにでもいる今どきの女子高生・・・・・、とはいわないでしょうし(汗

まぁ、そんなわけで、結月(あいつ)は問題外として、二人はどう? バイトやんない?と遊びに来ていた佐倉と鹿島に声をかける僚介。

妹の友達に声をかける、というのはあながち間違いじゃないが、人手不足の店や会社のそれに見えてくるのは、私だけか?

うーん、放課後ですよねぇ、私がいないと、堀先輩がどこまでも連れ戻しに来るからなぁ。この前も、校門から部室まで引きずられたし、と渋面になる鹿島。

いつも学校で何してんの、この子?と心の中で突っ込みを入れる僚介。

じゃあ、千代ちゃん、千代ちゃんはどう!? おしゃれなカフェだよー、と僚介。

あ・・・、私も来週は予定あって・・・、と断る佐倉。

そこをなんとか・・・!!! お願い!!!と僚介。

でも、私がいないと・・・っ、斉藤くんの頭がハゲちゃうから・・・・っ!!! ごめんなさい!!と謝る佐倉。

この子も一体何やってんだ!!?と僚介。

すくなくとも、漫画家の手伝いしているなんて、想像できないですよね。

・・・・というわけで、頼み込んだ結果。妹の友達が来てくれました、感謝しろと僚介。
マジで!? 女子高生!!?と着替えの終わっていない同僚。
俺、手取り足取り教えちゃう!!!と茶髪の同僚。

鹿島くんです。サイズなくて、男物だけど、と鹿島を紹介する僚介。

ワーキングでも言われてましたが、サイズが合わないと特注になります。

しかし、さすがに話がまわりまわって、御子柴のところにやってくるとかはさすがになかったようで。

よろしくー、と鹿島。

「「えぇええ!!?」」
背でかい かっこいい、女子なのか?と戸惑う二人。

僚介「とかいってたわりに・・・・・」

「鹿島くん、これは?」
「鹿島くん、こっちが」
「鹿島くん」
「鹿島くん」

「意外と面倒見いいな、あいつら。やっぱり女子高生はかわいがりたくなるもんなのかね」
鹿島と話し込む二人を見て、つぶやく僚介。

鹿島くん、この服どうすれば、今風になるかな、と黒髪のほうの同僚。
鹿島くん、髪型変えるなら、どれがいいかな、と茶髪のほうの同僚。

あいつらの方が懐いてやがる・・・・!!!と驚く僚介。

おしゃれなカフェで働いてるのだから、彼ら自身も見た目とか、愛想とか悪くないはずですけど、やっぱり、聞きやすい女の子に聞くのが一番というところでしょうか。

だって、なんか、頼りになるんだもん、鹿島くん、と黒髪。
女子高生なのに、全く緊張しねぇよ、鹿島くん、と茶髪のほうの同僚。

まあ、少なくとも、どこにでもいる、普通の女子高生ではない。いろいろな意味で。
女子高なんかにいる、男よりも男前で、下級生とか同級生に慕われてる女の子でも、もう少し、近寄りがたいものがあると思うし(汗

もっと話したいー、と二人。

いいから、さっさと仕事行け、時間だろ、しっしと追い払う僚介。

・・・・もしかして、女子高生らしさとか、期待されてました? と鹿島。
え!? いや、そういうわけじゃあ、と僚介。

今からでも、それっぽくしましょうか? うーん、身近な女子高生だと・・・、と鹿島が考えた結果・・・、

鹿島「よーよー、若。今日ヒマだろ?  ヒマなら、どっか、寄ってこーぜー。あ? 予定がある? キャンセルしろよー」

結月のまねをする鹿島。

いや・・、うちの妹は女子高生じゃ・・・・、って待って、あいつ、子分作ってんの?と僚介。

おーおー、いいもん食ってんじゃねぇか、若ー、と鹿島。

カツアゲ!? カツアゲなの!?  ねぇ、鹿島くん!!と不安になる僚介。

結月の兄貴とその関係者なら、女子高生の基準=結月と思うのは無理もないか。

俺様のCDdラマで忍者を演じていた杉田氏は、仮面ライダーディケイドで、沢城さん演じるキバーラと兄弟という設定で、結月に兄がいると知ったときには、忍者みたいな兄を連想しておりました。

実際にはイケメンな三姫だったけど(笑

忍者や結月みたいな人格が宿るベルトを使って、変身する装着者・・・・、

戦い以外のことで苦労するのだけは確定ですよね(汗

あれ? 堀先輩、お帰りですか?と下校中の堀に挨拶する若松。
いや、ちょっと喫茶店寄ってく、と堀。

へぇ、珍しいですね、と若松。

鹿島がそこで、バイトするってよ、と堀。

「!!」

先輩・・・、鹿島先輩が心配で、覗きに行くんだ・・・!!! やさしい・・!!と感激する若松。

大丈夫ですよ! 鹿島先輩なら、バイトだって完璧にこなしますって!と若松。

だろうな、と堀。

オーダーミスなんて、しないでしょうし!と若松。

暗記でもいけるしな、と堀。

職場の人とも仲良くできますよ、と若松。

だろうなぁ、と堀。

・・・・・先輩、何しにいくんですか・・・?と若松。

「?」
え? ウェイター姿見に行くんだよ、決まってんだろ、とさも当然のように言う堀。

カランカラン、と開黄、客が入ってくる。

お、お客さん来たな。じゃあ、説明したとおりに頑張れよ。初めは「いらっさいませ」な、と僚介。

ハイ、と返事して、店に入ってきた堀と若松を見て、あっ、と心の中でつぶやく鹿島。
といっても、鹿島くんの事だから、そつなくこなしそうだし・・・、失敗しても、笑えば許してもらえるんだろうなぁ、いいなぁ、美形は、と僚介。

ようこそ、いらっさいませ、お客様、と鹿島。

本日は私、鹿島がエスコートします、とひざまづいて、スッと堀の手を取る鹿島。

ちょっ、えっ、えぇええっ!!?と困惑する僚介。

べしっ、と鹿島の頭をどつく堀。

実際にこんなことやったら、店追い出されるレベルの行為ではありますが、これまでの暴力ネタと違って、なんか、引っかかってしまったこのシーン。

これまでの堀の暴力描写の多くは、

第5号
遅れた鹿島を捕まえに行って、けりを入れる
ひきずられている鹿島が女の子とおしゃべり、ジャイアントスイングをかまされる。

6号
小道具の制作作業で手伝いを頼んだ女の子たちにかまっていたら、仕事を増やしてしまったので、殴られる。

佐倉が堀に劇にでないのか、と尋ねたら、鹿島が身長が伸びなかったという余計なことを言って、張り倒されてしまう。
堀の伸長をどうにかしようと佐倉とアイディアを出し合った挙句、自分が持ち上げ続けるのはどうと堀を抱えて言う。

鹿島がらみで仕事が増えて、いい加減にしろ、と言われて?

桜と堀の会話を聞いて、ブリーフと話を振ったら、セクハラかよ、とけりを入れられる。

16号
さぼろうとした鹿島がかばんを投げつけられてしまう。

堀をお姫様役に推薦して、殴り飛ばされる。

36号

寝不足で朦朧としていたところに箱に乗った鹿島に、だから、箱に乗るなっつってんんだろうがっ(野崎がは小ネタをくどいくらい繰り返したせいで)

42号
筆談をしていたら、堀が事情を聴いて、交代しようか、と申し出たら、鹿島が調子にのって、余計な一言まで書いて、堀を怒らせて、スケッチブックで張り倒される。

佐倉に声が聴けないのは寂しいから、早く元気になってねと言われて、堀に聞いたら、そっけなく、早く治せよと言われたのが原因で取っ組み合いに。

58号

鹿島が御子柴の彼女役をやるという話を聞いて、不機嫌になったと思ったら、演劇部がお粗末な演技するな、まじめにやれと怒鳴りつける。

65号
鹿島が自分はノーパンといったのを確かめるために、鹿島のスカートをめくる。

68号
長い脚がほしいんでしょ、と鹿島が言って、殴られ、プロレス技をかけられてしまう。

鹿島が堀に張り倒されるのも、わからなくはない例がほとんどですし、今回のも、堀の身長が低いことをネタにしてやった行動ととられかねない行為で(客の目線に合わせて、挨拶をしたこと自体は悪いことではないのですが、それが客の気に障って、怒らせてしまうということもたまにはありますし)いつもは学校やその周辺の通学路という、いつものことか、と一応は納得できそうな場所であるが、今回は店でバイトしていて、そこの店員や客は、鹿島と堀の関係を知らない。
実際、僚介が驚いていますしね。

ただ、次のページの一コメ目から、とりあえず、穏便に収まったのは、わかる流れなのですが、店側から見て、あきらかに、店員の相手の目線に合わせた挨拶が理由で、気分を害して、と思われそうな光景だったので、近くにいた店員とか、場合によっては店長出てきて、謝るくらいはしますよね?

店に入ってきた堀と若松の身長差は一発で分かるものですから、これは、鹿島があいさつしようとして、僚介や堀に身長が近い、ほかの店員にあいさつさせるとか、後のページで、いろいろ練習して、アクシデントにも対応できるように練習しているのですし、鹿島が大切のことはすぐ覚えて、そつなくこなせるとしても、僚介たち、レギュラーのバイト店員や店長が、そういう機転を利かせる描写を入れることは不自然じゃないはず。


まあ、そこまでいかなくても、大丈夫です、大丈夫、と僚介たちにいって、その場を収めることもできますが、
そういう光景すら描写しないで、先に進めたのって、明らかに、この時点で堀と、特に若松の名前が、僚介に知れるのを避けるためという話の都合が出かかったのだと思いますし、そういう事情込みで話を作ることが悪いとは思いませんが、学校やその周辺以外の場所で暴力描写を入れたのと、そういう話の都合ありきのネタだと悟られやすかったのは、まずかったかも。

予定調和は見ている人間に悟らせないことが大事。


もともと、この二人のやり取りのネタって、親指の三姫と了のやりとりの流用で、三姫が了を殴ったのも一回だけ、それも、了がいつもジャージ姿で、了が女の子だと、気が付かなかったからですが、それを安易にパターン化しちゃったので、ギャグとしてはあまりうまくはないのですよね。

野崎君がドラマ化、実写で映画化することがあった場合、ライター選びは慎重にやったほうがいいかも。

アニメと実写の違いがぴんと来ないで、アニメの感覚で実写で書いてしまうライターさんって、結構いますからねえ。

暴力描写入れない以外で、穏便にすまそうとすると、下手すると、笑って済ませるレベルの内容にはなりにくい、とか、堀と鹿島に関係に気が付かないで、話を進めるのが難しい展開になってしまう、というのもあって、暴力ネタを入れたほうがまだマシという判断にいきついたのだと思いますが。

鹿島の判断は間違ったものではありませんでしたが、それを掘、客が気に入るかどうかは別の話ですし、選択は間違ってはいないけど・・・、それがいい結果につながらないということも往々にしてありますからね。

鹿島と堀の関係でなくても、身長の高い人の目線の合わせ方というのは、下手な人がやれば、相手を怒らせる理由にはなりやすい要素ではありますし、そのうえで、前野みたいな人をイラつかせる天災だった日には、目も当てられませんから(実際にそういう人は存在しますし、前野はまだかわいいレベル)

だから、殴られるまでのやり取りをもう一つ増やして、鹿島が謝るものの、その謝り方で堀を怒らせて、とやれば、堀が暴力をふるう、とりあえずの説得力を持たせられることができるのですが、

「鹿島くん、かえっていいよ」

になりかねないわけで、作中に書かれている流れがマダマシという形に落ち着かざるをえないようです。


えぇえええ!!?と驚く僚介。

何やってんだ、あいつは・・・。まじめに仕事しろ、と怒る堀。

むしろ、基本(お客様と目線を合わせる)に忠実に仕事した結果、ピントがずれちゃったのだと思いますが(汗

初めての接客で、緊張しちゃったんでしょうか?と若松。

ああ? あいつがそんなタマかよ、といってから、
大体、接客なら、昨日練習したしな、と堀。

回想
ご注文お決まりですかー?と注文を聞く練習をする鹿島。
コーヒー下さい、と堀。

なんだかんだ言って、堀先輩は鹿島先輩に甘いなぁ・・・・、と若松。

どんな練習したんですか?と尋ねる若松。
堀「そうだなー、面倒くせぇ、注文の対処法とか」

回想
このサンドイッチだけ、切り方変えて、メロンソーダにアイス入れて、と注文する堀。

堀「大量注文暗記とか」

カレーピラフ、オムライス、食後にデザートの人セット、お飲み物はアップ・・・・、ティラミスにチーズ・・・、とp復唱する鹿島。

どんな覆面調査員が来ても、満点取れるように、とか・・、と堀。

爪は切っているか
テーブルのメニュー
聞き取りやすくハ・・・
フォークを落とした場合
注文の確認はしたか
水のおかわりの・・・
カップの向・・・・
ベビーカ・・・・
期間限・・・・
トイレの・・・・・
チェック項目を思いだす、堀。

なんだかんだ言って、堀先輩は鹿島先輩に厳しいなぁ・・、と若松。

・・・でも、この店、鹿島先輩がいる割に静かだな・・・。
もっとキャーキャー騒がれるのかと思った、と意外そうな顔をして、
それにうちの学校の生徒ばかりのような、と若松。

「あれ?」
「ここも」
「あの人たちも」
店の中にいる客を見渡して、

若松「この時、俺は気づいてしまったのです。この店にいる客は、この俺、ただ一人きりであることに。

だって、みんな演劇部だ!!!」

見渡す限り演劇部の部員だらけの店内にシャウトする若松。

どうなってるんですか、先輩の部活は!!!と突っ込みを入れずにはいられない若松。
しっ、静かにしろ。今の俺たちは喫茶店という舞台に立つ役者の一人なんだ、と堀。

俺は普通にコーヒー飲みに来ただけですよ!!!と若松。

「失礼します」
スッ、とメニューと水を持ってくる鹿島。
あっ、鹿島先輩!! 先輩からも何か言ってくださいよ!!!と若松。

そうですね・・・、本日のおススメは、こちらの季節のデザート3点盛りとなっております、お客様・・、とメニューをお勧めする若松。

そうか・・・!! 鹿島先輩も店員を演じる役者の一人・・・。そうなんですね、先輩・・・!!と納得する若松。

いや、鹿島は普通にバイト中だよ。アホな事言ってねぇで、注文するぞ、と堀。

いや、この状況で、そんな誤解するな、というのも無理な気が。
というか、堀も、鹿島の態度が気に障って、暴力ふるっていたけど、店によっては、その場で入店拒否されても文句は言えない行動だし、鹿島も場合によっては、トラブル起こす助っ人はいらん、と首になった可能性もあるので、彼が鹿島の足を引っ張りかねないことをやったことになってたかもしれないので、喫茶店という舞台に立つ役者の一人にはなり切れてませんよね(汗

鹿島の態度に起こる客、というのはリアルにいそうだけど。

それに客商売の店員というのは、ある意味では演じている部分もあると思うので、若松の言葉もあながち間違ってはいない気もしますし。

世の中には、家族や同僚には仏頂面でも、客の前では、営業スマイルが本能的に刷り込まれてて、客を見たとたんに、満面の笑顔で出迎える人間なんてのも確かにいますが(汗

おかしい・・、普段はもっと、ガラガラな時間なのに、なんで、今日に限って、こんなに客がいるんだ・・・?と怪訝そうな僚介。

これ、理由がしっかり判明していないと、後々、対応間違えたら大変なことに・・・・・。

鹿島くんの影響かと思ったけど、と僚介。

演劇部員「それでねー」
おさげの演劇部員「えーうそー」

特に興味ねぇみてぇだし、と僚介。

僚介「・・・まぁ、このことはとりあえず偶然だとしよう。それより、気になるのは、」

お待たせしました、コーヒーになります、とコーヒーを男子部員のところに持ってくる僚介。
あっ、どうも、お世話様です、と頭を下げる男子部員。
「あっ、お世話になってます」
「お疲れ様です」
ぺこっと頭を下げる演劇部員たち。

その挨拶はなんなんだ、と理解に苦しむ僚介。

はぁ!? 店中の客が関係者!? みんな客の振りしてるだけ!?と事情を聴かされる僚介。

いやー、部室で練習してたら、みんな見に来るって言ってくれまして・・・。普通の客として行くからって、と照れ臭そうに説明する鹿島。

っていうか、理由が判明していないと、これからもこういうことがあるとか思って、材料の仕込みに支障とか出ちゃいますからね。

いや、鹿島くん。さすがの俺でも騙されねぇよ、何言ってんの、と言いかけて、・・・って、あれ? そのタイ、結び方違う、と指摘する僚介の言葉に、
ガタッ、と反応する堀たち。

あ、自分で直すから、大丈夫ですよ。先輩方、と鹿島。

おいおい、聞いたぜ!! 鹿島君お友達来たんだって? と厨房の黒髪。
女の子!? 女の子だったら、紹介してもらえるかな!?と茶髪。
どのテーブル!? どのテーブル!?と食いつく二人。

・・・あー・・、どのテーブルつーか、店の客全員だ、と答える僚介。

「「!!?」」
驚く二人。

えっ・・・!? じゃあ何・・!? みんな知り合いなの・・!? じゃあ、机くっつけちゃう!? パ^-ティできんじゃん!!! パーティしようぜ!!!と黒髪。

じゃあ、俺。一番テーブルから順番に周ればいいのかな!? 女の子いっぱいだよ!!! 女子高生いっぱいだよ!!! うひょーっ!!と浮かれる茶髪。

お前も落ち着け!!!と突っ込みを入れる僚介。

しっかし、わざわざバイト先まで、覗きに来るつーから、特別な子でも来たのかと思ったら…、部員全員とか・・・、と面食らう黒髪。
特別な人ですか? 特別好きなのは堀先輩ですよ。あそこにいる、と背景に花を浮かべて言うん鹿島。

「さらりと言いおった!!!」

どれどれ!? 男? 女?と黒髪。
そこの3番テーブルの青いシャツの・・・、と鹿島。
あー、あれね!! けっこう小さいね、堀先輩!!と茶髪。
へー、でっかい方じゃないのか、意外だ、という僚介だが、

あ、それ。さっき言ってた「若」ですよ、
ほら、結月と仲良しの、と鹿島。

来てたの!!? 妹の子分!!と驚く僚介。

野崎は、表紙だけが出番というのは、今回が初めてですかね。佐倉は1ページだけ出番があったのは、これまでにも何回かあったのですが。

今回は、悪い意味で野崎くんらしさが出た話だったような。
まあ、もともと、堀の暴力描写は、ネタの流用が安易すぎたところがあったとは思っていましたが、ひょっとして、今年最初の俺様ティーチャーあたりで、夏男になった真冬が馬鹿な言動をして、鷹臣なり、あやべんあたりにどつかれるネタを流用したのでしょうかね?

野崎くんがはじまったころには、すでに俺様ティーチャーは歌音編に入っており、真冬は埼玉を統一したスケ番で、男に交じってけんかしており、本編でも、忍者、あやべんをはじめとして、男相手に戦っているシーンが幾度となく描かれてきましたので、その感覚で、そのまま、堀の暴力描写のネタを挟んできたのなら、男の先輩が女の後輩を容赦なくどつくという描写もわからなくはないかも?

ひょっとして、今年の野崎くんは男装に始まり、男装に終わる一年になるのかも(笑

今回は男装ですし、時期が時期ですから、バレンタインの話で、歌音が夏男にチョコを渡そうとする話でしょうか? それなら、高坂に出番がないのはうなずけますね。
何せ、一年時はあやべんのエピソードのあと、2年の春に時間が飛びましたから、バレンタインの話はスルーされましたからねえ。

歌音→夏男とか、若菜→忍者、とか小毬→アッキーとかねえ。

次回は僚介Vs若松ですが、俺様の場合は、忍者の場合は、忍者のいとこが出てくるとか?
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by kwanp | 2016-02-02 23:42 | コミックス