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少女マンガの描き方 79

月刊少女野崎くん 第79号感想

剣さん・・・、実際のところ、作中の恋しよは、何巻ぐらいまででてると思いますか?と野崎。

月刊誌で5年ですからね。


冷静に考えてると、10巻超えてそうですね・・・・・、と剣。

もうすぐ5周年で、5周年企画も進行中だとか。また人気投票でもするのでしょうか? そしたら、入れるキャラはすでに決まってますが。

このお話を最後まで読んだ後に読んでね

補足だよと鯉

作中に出てきた柱っていうのを、実際に作ってみるとこんな感じになるんだ。少年漫画ではあまり見ないけど、少女漫画では結構ポピュラーな形式だよ。呼び方はいろいろあるけど、4分の1スペースとか、4分の1柱とかがよく使われるね。

これは柱の大きさが基準枠の4分の1だからってことからきている呼び方なんだ。

原稿用紙の基準枠 18cm 4分の1の大きさ 4・5cm ちなみに書き下ろす場合、この柱を最大6本、白紙のページが2~5枚という感じなので、全部近況で埋めようとすると、すぐにネタ切れを起こすよ! ごはんの話ばっかりするようになったら、こう・・・・察してほしい。

花とゆめにもありますし、うちでよく言及する親指のクライマックスの没案とか、俺様の誕生秘話もここで語られていたやつです。

そういや、恋しよって、書き下ろしねぇよな、と御子柴。

書き下ろしか・・、あれやると、発行スペース落ちそうでな、と野崎。



書き下ろしとは

コミックス用にプラスαで何かを書くことをいうよ。

こだわり派

書き下ろしたくさん

サービスしちゃうよ!> 表紙も書き下ろし


ただし、その作業の分、出るのが遅くなる

椿いづみさんはこのタイプで、描き下ろしのショート漫画とか4コマ漫画とかを描くほうですし、親指でも描き下ろしにだけ登場してた、あとで、本編に出るだけでなく、彼女をゲットした田中とか、寒川の妹とかもいますね。

スピード派
書き下ろしはゼロ


早く読んで>表紙も前に描いたカラー

読者さんを待たせずにどんどn出せるぞ

野崎「だが、そうだな。今回は2ページくらい書き下ろしてみるか・・・」

「あなたは!!!」

がしっ、と手をつかんだ人物を見て声を上げるマミコ。

野崎「こんな感じか・・・・」

誰・・・? 誰なの・・・!? 私の手をつかんだのは・・・!! ねぇ・・・、答えて・・・!  答えてよーっ!!と問いただすマミコ。
 

次号に続く

なぁ、この2ページ必要か?と御子柴。

手をつかんだ人間の視点から、描くとかあるかもしれませんが、勘のいい読者に気が付かれる可能性は高いですから、結構リスキー。
まあ、私個人としては、仮にこれを当てた読者がいたとしても、それでも作者がそれをどう描くか、というのが見たいですから、それを気にして、
変にひねったものを描いてほしくはないですね。

続きを足すのが無理なら、おまけ漫画はどうだ? ショートストーリー的な、と御子柴。

スラムダンクとかの余白ページに描く奴なんかが有名ですよね。ワーキングの高津カリノさんなどは、自分のHPで落書きとか、おまけ漫画とかを描いており、連載が終わっても、おまけ漫画とかで後日談を描いてて、ウェブ版はそういうおまけ漫画で構成された4巻、5巻が出る予定ですからねえ。



おまけ漫画かー、描いてみる、と野崎。

・・・・・・・・・・・・・

出来たぞ!! 本編では出てこないマミコの日常について、描いてみた、と野崎。
おお、いいじゃねぇか!! どれどれ、と御子柴。

ピピピ・・・・、ピピピピ、と鳴る時計。

うーん、と目を覚まし、時計を止めるマミコ。
カーテンを開けて、今日もいい天気ー、という。

・・・これ、2ページで終わんのか、と御子柴。

ああ、途中は省略したから、大丈夫だ、と野崎。

チュンチュン、とマミコの肩にとまる小鳥。

あ、小鳥さん、とマミコ。

かわいい、というマミコ。

小鳥を見て、にこにこするマミコ。

省略



ふー、お腹いっぱい、ごちそうさまー、とマミコ。

                   完

色々言いてぇことはあるが、とりあえず、そこは省略すんな!!!と御子柴。


省略する部分を色々と間違ってるけど、こんな感じの省略具合の作家さんとか時々いるからなあ・・・・。


・・・・という訳なんですが、一体、どんなものを描けばいいんでしょうか? 描き下ろしとは・・・、と野崎。
・・・とりあえず、柱から書いてみたら、どうですか?と剣。

柱・・・? っていうと、アレのことだろうか?と野崎。

〇〇先生の近況だよ。 最近ちょっと太っちゃった!

え・・・?でも、単行本にそんなもの書かないよな・・・・? 見たことないぞ。だが、今更、「それなんですか?」なんて聞いてみろ、

剣さんに面倒な作家だと思われてしまう・・・・!!!と野崎。

できました、と野崎が書いたものは・・・、

夢野咲子先生の近況 柱って・・・、何・・・!?
でも、今更そんなこと聞けないよぉ~~~~っ!!

あの面倒臭いんで、直接聞いてもらっていいっすか、と剣。

聞きにくいことってあるし、質問しろとか言う人に限って、そういうタイプって多かったりしますからねえ。

コミックスの柱作業っていうのは、雑誌の時は広告だったスペースを利用して、コメントなどを書くことを言います、と剣。

この埋め方も人それぞれなんで、ほかの先生のコミックスを読んでみてください、どうぞ、とほかの作家のコミックスを渡す剣。

わー、と受け取る野崎。

剣「中でもよくあるのは

こういう近況とか・・・・」


近鏡
お久しぶりです!! 早いもので、もう8巻!!

ヤッター

今巻は締め切りギリギリで大変でした!睡眠不足になっちゃって、色々と・・・・、


野崎「漢字ミスしてる・・・・!!



剣「あとはキャラ紹介とかですね」

キャラクターについて

ロジィ

弓使いの少年 「最強の狩人」と呼ばれている。次巻で死んじゃうんだけどね・・・。

野崎「ネタバレしてる・・・・!!!」

ネタばれに関しては、作者の裁量によるものだと思いますが、次の巻で死亡ってことは、コミックス出た時点で掲載ペース次第では、もう掲載雑誌にそのエピソード載ってますから、雑誌を見ている読者には周知の事実ですし、コミックス派も、雑誌は全く見ない人ばっかりではないと思いますし、ロジィの死が掲載されていた号の内容次第では、ネットで話題になっているケースもあると思うので、多少なりとも耳に入ってくるってことはあるので、すぐにわかることをバラしても問題ないとか思うようなこともありますからね。

ネタばれといえば、07年に放送されたナイトウィザードのノベライズ、柊蓮司と宝玉の少女などは放送開始以前からエリスの正体がこれによって明らかになっていたなんてケースもありますから。

まあ、そうなってからが本番だったので、ネタバレしても問題ないと思ったのでしょうけど。

ちなみに、このアニメのラストで名物キャラクターである柊蓮司は輝明学園を無事卒業するのですが、最後にアンゼロットに拉致されたので、てっきり、そのままラースフェリア(セブンフォートレスメビウスは翌年2月に発売、シェローティアの空砦は翌年夏開始だった)に連行されたと思っていたのですが、その後のラジオドラマや、シェローティアのリプレイを見る限りでは、違ったようで、卒業してしばらくはリフレッシュ休暇みたいな状態になっており(散々、任務で酷使させられたからね)、そのあとでラースフェリアに向かうのですが、そこで、エンダースさんと運命の出会いを果たすことになります。

放送終了後に発売されたファンブック第三弾フライミートゥーザムーンはエリス役の宮崎羽衣さんがPC1(主人公)を務めるリプレイですが、これがもう見事な大惨事で、GMの伊藤和幸氏(宝玉の少女の作者も同じ伊藤氏)が翻弄されまくっておりました。



描き下ろしだと思うと、気が緩むんですかね。特に若い人は失言が多くて・・・・、と剣。
失言?と野崎。

例えば、この作家さんですが・・・・、

高校の時の柱です、と見せたのが

『今日も高校をサボった。くだらない授業より、くだらない漫画を描いている方がマシだ。

つまらない親につまらない教師、つまらない世界・・・・』

尖ってるー!!!と野崎。

大学生の時の柱です、と剣。

『大学なんて、今まで必死に詰め込んできた知識を空っぽにする場所だ。みんなバカだ。頭の悪い人間との会話は吐き気がする』


やっぱり尖ってるー!!!と野崎。

ちなみに今です、と剣。

『ごはんおいしい。最近はふりかけがブームです』
丸くなってる!!?と野崎。

これ、本当に丸くなってるか、余計にこじらせすぎて、逆にこういうあたりさわりのないことしか書かないようにチェックされているかのどちらか、のような気がしないでもないですが。



つまり、迂闊なことを書くと、一生の黒歴史になるってことですよ。気を付けてください、と剣。

はい・・・、と野崎。

ならば、俺は、楽しい感じのコメントだけを書こう・・・・。前向きに明るく、楽しい毎日を・・・・!!!と野崎。

出来ました!!! ばーんと野崎が書いたのは・・・・、

『高校ではたくさんのお友達に囲まれて、
毎日ハッピーです(ハート) 私が風邪をひいたときもみんなが駆けつけてくれたの・・・。もう、心配しすぎ!でもね・・・、みんなありがとー!!』

ネットで叩かれそうっすね、と前野。

どうして!!?と野崎。

まあ、人気漫画家が自分が恵まれていることを得意げに自慢しているだけですから、人にもよりますけど、こういう自慢を癇に障るようにしか言えない人って、確かにいますからね。

こういうコメントって、作家によっては、もとめられているものだって、あるはずですからねえ。
そういうのを外したうえで、こういうこと書いちゃうと、へたすると、人気の失墜にもつながったりしますから。
描いている作風と違いすぎるのとかねえ。

『夢野咲子・・、繊細な心理描写と華やかな画面で大人気の作家。

乙女心を大切に描き、女の子の心の代弁者とも言われる』

普段から、こういう乙女というか、人間心理の追求に余念がないとか、みっちり研究しているとかいうイメージは持たれていると思うので、野崎はブログやツイッターはやっていないそうですが、正解ではあるんですよね・・・。


そうだ、アシスタントさんとの話なんかは、人気ありますよ。現場の空気が伝わる・・・、とかで、と剣。
なるほど!と野崎。

『アシスタントのMくんは、お花を描いてくれるイケメンなの・・・・!

よく私の家に泊まって、二人でゲームするわ! とっても仲良しよ』

御子柴

彼氏かな・・・・。

『先輩のHくんは背景担当! Mくんがいない時に、ウチに来てもらうの・・・。絶対、二人を会わせないようにしなくちゃね!!』



二股かな・・・・。

この前、なんと、後輩wくんとMくんがはち合わせ!
気まずい雰囲気に私もビクビク・・・・!! もう・・・・、二人とも仲良くしてよ~~『汗


ついに修羅場か・・・・・。

女の子にしないのは、御子柴と若松をモデルにしたキャラは性別変えていますから、勘のいい読者には絶対に気が付かれるから、というより、本人たちに気が付かれるからでしょうね。

実際は堀が気が付いているのですが、野崎は気が付いていない模様。

あと、イラスト入りだと喜ばれますよ、文字ばかりだと読みにくいので、と剣。

ほぉ、イラストですか、とつぶやき、じゃあ、

佐倉でも描くか・・・・、と野崎。

確か、あの子だよな・・・、と桜を思い浮かべ、女だし、丁度いいな。修羅場にならない、と剣。

野崎「できました!」

この前、ベタ担当のSさんが、次はツヤベタを極めるよ!って、言ってました。ソンケー!!

という文章とともに描かれたリボン(佐倉)。

人間じゃねぇ!!!と剣。


でも、背景は難しいね、というSさん(リボン)に、私もちょっとニガテかな、というツインテールの美少女・夢野咲子。

おい、自分だけかわいく描くな!!!と剣。


なになにー? ネタに困ってるなら、僕を出してもいいですよ、夢野センセー!とひょこっと首を突っ込んでくる前野。

は!? なんで前野さんを・・・!?と野崎。
えー、こう見えて、僕、描き下ろし登場回数一位なんですよ!と前野。

あ・・・、もしかして、悪口・・・、と野崎。
何言ってるんですかー! みんな楽しそうに書いてくれますよー! ほらー!!と前野が見せたのが、

『本当は妖精さんはネコの予定だtったんです・・・。担当Mさんにタヌキにされちゃいました(笑)』

『これ、Mさんに描けって言われたんですけどねー『笑) もー困るなー、Mさんはー(笑)』

(笑)だけど・・・、絶対これ、目の奥は笑っていない・・・、と野崎。

このシリーズとか人気あるんですよー!と前野。

このあたりだと、余裕のある人だと、そういうのを見越して、タヌキにする人もいるのでしょうけど、原稿の進行状況とか、もろもろの要素もあって、そこまで手が回らない、何より、前野のためにそこまでしたいと思わない人が大半でしょうからねえ・・・・。

そうなると、前野に口出しさせないためにあれこれやっていた野崎は、ある意味では精神的に余裕があるともとれるなあ・・・・。

最も、親指のクライマックスのように、担当さんの指示のほうが正しい場合もありますが、前野みたいか、それよりひどい人格の人間にそれ言われても、素直に聞き入れられないってのは無理ない気はします・・・・。

でも、前野みたいか、それ以上にアレでも、漫画に対する嗅覚だけはやたら鋭いって人、実際いますからね。

前野さんと私 その10

ある日 また前野さんがやらかした。

次のカラーの〆切明日でしたぁ!!と前野。

はぁ!?と前野の担当作家。

先生と僕の遠慮ないかけあいが、仲良さそうで楽しいって!と前野


これはあれだ・・!! 愚痴は言いたいけど、読者さんは不快にさせたくないから、なんか、仲良さげになっちゃうアレだ・・・!!と野崎。

僕がいるから成長する・・・・、と前野。

『そうして出来たカラーは今までで最高の出来で私たちは一時休戦して、一杯飲みに行くのだった・・・・。

FIN

こういうのを読むと編集冥利に尽きますね!と前野。

これはあれだ・・・!!! なんか最後は良い話風にまとめちゃうアレだ・・・!!!、と野崎。

はたから見ていると面白いけど、身近にいると、苦労させられる人間って、いますよね。この理屈でいうと、結月もネタの宝庫ではあるんでしょうけど、モデルがばれるから、やらないのと、彼女にそういうことの頼みにするのはいや、というのはあると思います。

・・・・とまぁ、そんなことがあったんだが、佐倉を描いてもいいか? アシスタントネタで、と野崎。

ええっ、私ー!!? いっ、いいけどー!!!と佐倉。

何描くの? 何描くの?とうろうろする佐倉。

作業での会話とか、と野崎。

えっー、私が傍にいて、嫉妬されないかなー、大丈夫かなー、えへへ、と佐倉。

佐倉は変な心配するなー、と野崎。

はー、私と野崎くんの2ショットが全国に広がるのかぁ・・・、机を挟んで、仲睦まじく作業する二人・・・・。それはまるで、ラブラブカップルのようね・・・(ハート)。


結果・・・

夢野咲子と向かい合って、お茶を飲むリボンのイラスト。


お、とコミックスを読んで声を上げる御子柴。

どうした、御子柴、と野崎。

いや、これって、あれだよな。剣さん、と御子柴が見せたのは・・・

『取材に行ってきました』

わー、とカメラを持つ女性作家。
その横にいる担当Msann,と剣らしき人物。

『劇場の写真がほしかったので、連れて行ってもらいました』

野崎「!!?」

そんな・・・、剣さん。俺には一言もなかった・・・、とショックを受ける野崎。

まぁ、そうだろうな、と御子柴。
他にも親しい女がいたなんて・・・・!! と野崎。

まぁ、10人以上はいるだろうな、と御子柴。

野崎は普段から、佐倉と一緒に買い物に行ったり、自分であれこれ動き回ってるので、自分が一緒に行くことはない、と判断されても不思議じゃない。

くっ、こうなったら…!!!と意を決して、俺だって、妄想で描いてやる!!!と言い出す野崎。

『担当のKさんと取材旅行に行ってきました』

水着姿の剣と夢野咲子のイラスト。

お前、歴代最高の黒歴史になんぞ!!! やめとけ!!とまったをかける御子柴。

今回、描き下ろしはやめる・・・、次の巻が出るまでに、剣さんとどこかに行く・・・・、それを描くんだ・・・、と野崎。

おいい、お前とどっかに行きたがってる女の子がすぐそばにいるぞ!! そういえば高坂も彼のことが気になっている女の子がいたけど、スケジュール通りに動く性格があだになってフラグ潰してたっけ・・・・。

まあ、高坂は会長の妹に美しいと素直に言えるだけ、マダマシな気がしてきましたが・・・・・・。

忍者も、付録のクリアファイルの殿様はじめましたで、若松の前に現れるあたり、

若菜のところに現れてやれよと思わずにはいられませんでしたが、同時に忍者だしなあ、という気もしますからね。

自称忍者の末裔のキツネですが、まあ、ナルトの例もありますし、

ボウケンジャーにはダークシャドウというネガティブシンジケートがあって、そこの頭領は鳥の姿をしておりますが、これは、魔鳥の封印というやつで、
かつて仙人峡を破滅させようとした魔の鳥の力。月光が秘術を尽くし体を魔鳥と融合させ、魔の力を分ち、宝玉に封じたというもので、力が解き放たれれば、肉体は魔鳥に戻り、世界を滅びつくすまで、暴れ続けます。

キツネの妖しを代々封じている忍者の一族だったりすると、忍者の末裔を名乗るキツネでもおかしくはありませんね。

若菜と登校するシーンで情報交換しておりましたが、会長の妹に関して、何もしないのが気にかかる、みたいなことを言ってましたが、会長のやり方と比べると、身もふたもなさすぎるので、想像できないのも無理はないですが、一番、生徒会メンバーと近しい忍者でさえ、この状況なので、今のところ、敵として相対するには厄介な相手ではありますよね、会長の妹は。



お前は本当にそれでいいのか?と御子柴。


待って、野崎くん。私は? 私はナシなの!?と佐倉。

ああ、佐倉も描くぞ、安心しろ、と野崎。

やったー!!!と佐倉。

お前も本当にそれでいいのか?と御子柴。

ん?佐倉は これじゃ不満だったのか? じゃあ、描き直すか、と野崎。

え!? あっ、あの、と佐倉。確かにこれだと筆が持てないな、とカリカリカリと描き直す野崎。

わっ、私は・・・!と佐倉。

本当はね・・、私。野崎くんが描いてくれるなら、なんだって、うれしいの・・・・、と心の中で思う佐倉だが・・・・、

出来たぞ、佐倉!!!と野崎が描いた、リボンに体をくっつけただけのキャラを見て、

即座に却下!!!の声を上げるのだった。


さすがに、本人の同意なしに、リボンの化け物に描くのはねえ・・・・。
忍者もそうですが、メガネやグラサンのキャラはメガネが本体みたいな扱いを受け、こういう場合だとメガネオンリーで書かれる場合もありますが、今回ばかりは、女性のメガネキャラがいないも同然の椿ワールドでよかったのかも。

野崎に対する佐倉のイメージではあるんでしょうけど。

現在、マガジンでベクターボールを連載中の雷句氏が描いていたガッシュのファウード編で、リオウというケンタウロスタイプの魔物がおりますが、
こいつのパートナーはバニキスという、ニセレッド役をやらせたら、よく似合いそうな男ですが、リオウの体内に潜伏していたこいつが、清麿の前に現れるも、清麿はノーリアクション。

なにせ、ケンタウロスタイプの魔物というファンタジーなんかでよく見かけるタイプの魔物に、見た目だけなら無難な美形。
かぶりもの芸人なら、ダルタニアン教授のほうが濃いので、驚くはずがありません。

もっとも、さらに身を潜めて、リオウたちを監視していたゼオンたちも、かぶりもの芸人認識していたのか、ゼオンがファウードのコントロールを奪った後、リオウが魔界に送還されたあとのバニキスは、ファウードのコントロールルームの柱にかぶりものをかぶったような姿で閉じ込められてしまっていました。

・・・・・・何かの髪型とか、何かのファッションしていないと、その人だと認識しにくい人っていますからね。きっとデュフォーあたりが、被り物代わりとして柱に閉じ込めたんでしょうね・・・・・。

その姿で再登場してから、ファウードを脱出するまでの間、毎週ガッシュを読むたび、柱が描かれているシーンで、バニキスの姿を探したのはここだけの話。




漫画家はペンネームとか使いますし、ネットの上ではHnを使いますし、ネットゲームでも複数の名前を使いますから(私もいくつかやっているけど、ゲームによって違う)、大抵の人は、複数の仮面をかぶっているのが珍しくはないわけですよね。

野崎は隠しているわけでもないのに、誰も気が付いてもらえないのですが。
というか、地元の本屋とかでサイン会とか、そういう企画は行わなかった・・・・・、うん、実態がばれると人気ダウンになりそうだから、やらないってのは十分ありそうですね。

今のところは、会長や理事長の代わりに、鷹臣や風紀部に対する刺客ではある会長の妹ですが、前述のとおり、その正体には気が付かれてはおらず、
黄山に殴り込んで、生徒をのした謎の人物も彼女っぽいですからね。黄山の制服着て、殴り込みも、真冬たちがやったことですし。一人も数人も、相手多勢であるなら、差はない場合もあります。

おそらくは頃合いを見計らって、自分が黒崎真冬だとでも名乗っても、驚きません。まあ、黄山の番長である野上は真冬と面識があるのですが、これは歌音編の後の修学旅行前に、歌音を陰ながら守っていたところに声をかけた一回と今回、毎週図書館で勉強していたのにあらわれなくなって、妙なメールを送ってきたことに関して(前述の殴り込みで、歌音を巻き込まないための措置)、問いただすためで合計二回で、実質一回ですから、チェックしきれなくてもおかしくはないでしょうし。

このあたりもプロの探偵とかやとって、調査させれば、すぐわかることかもしれませんが、金持ちに本気出させたら、すぐに勝ちゃうでしょうから、自分一人で動いているから、どうすればいいのかわからないとか、そういうあたりの理由を会長みたいに設定して、身もふたもなく、華房家が買っちゃわないようにバランス調整しているとは思いますし。

まあ、野上に真冬と面識があろうとなかろうと関係ないといえば、そこまでですし。

歌音編でもありましたが、野上は歌音を守るつもりで行動しておりましたが、黄山の連中は、やる気満々で、歌音を守りながら、黄山の連中を指揮しなきゃいけないように、トップだからって、すべての流れを完全にコントロールできるわけではなく、自分の立ち位置やら、流れやらの関係で、自分でもどうしようもない、自分を取り巻く状況に、不本意ながら乗らざるをえない、みたいなこともしばしばありますからね。
しかも、今回、

「それってさ・・・・、なんか怖くない?」
「桶川先輩みたいに目立ってる人ならわかりやすいけど、あの黄山にケンカ売るような人が潜んでるんだよね?」
「しかも、味方だとは限らない。ある日、偶然二人きりになって・・・」

と怖がるような会話があり、真冬を追い詰めるような状況が着々と出来上がりつつあります。


黄山をぶちのめした奴が、黒崎真冬である、ということを黄山や緑が丘に印象付ければいいわけですし、相対した奴はたいてぶちのめされていて、全部を鮮明に覚えているわけではありません、黄山は馬鹿が多いという設定(歌音編の後も、野上の一言で、あっさりと納得して、野上が頭を抱える始末)も健在ですから、いわれてみれば、こんな感じだったかも、みたいな流れをつくって、真冬を総番長に仕立て上げて、逃げられない状況をつくり出せばいいわけですから。

もっとも、黄山のようなバカっぷりが斜め上の事態を導き出すなんてことも、よくある話なんですが。

しかし、会長は偽ウサチちゃんマンで女装、今回の黄山の殴り込みが、もし会長の妹なら、彼女は男装で、佐倉はリボン。ということは、佐倉の弟は、

女装の似合うケンシロウということでしょうか?
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by kwanp | 2016-07-20 21:58 | コミックス

少女マンガの描き方 78

月刊少女野崎くん、第78号感想

ねーねー、野崎と千代ちゃんって、どうやって仲良くなったの? 割と最近知り合ったんでしょ?と尋ねる鹿島。
それを聞いて、
「!!!」
はっ、と振り返る御子柴。

まずい・・・・!!! 野崎のことだから、「漫画のアシで・・・」とか言いそうだ・・・!!! 俺までバレる・・・!! と焦る御子柴。

しかし、

鹿島、友というのは意識してなるもんじゃないぞ、と答える野崎。

あれっ・・!? 予想外にまともなことを・・・、意外!!!と驚く御子柴。

えー、そりゃそうだけどさー、と鹿島。


まぁ、俺がした事を強いて一つ挙げるなら・・・・、餌付けかな・・・、と野崎(お芋やどんぶりを食べながら、のざきくーん、という佐倉を思い浮かべて)。

ある意味、間違ってはいないけど、佐倉の恋心にはまったく? 気が付いていないようで?

餌付けかー、なるほど、と納得する鹿島に、おい、参考にすんなよ? それより、突然友情話って、どうしたんだよ、と御子柴。

最近ちょっと堀先輩からのかわいがりが少ない気がしてね・・・、と肩を落として言う鹿島。

多い時はあったのか?と突っ込みを入れる御子柴。

出会った時がピークだね! こんな感じ!と右肩下がりのグラフにして見せる鹿島。

マジかよ・・・。まぁ、気難しそうな人だしな。っつーか、たまに回復してんのは何があったんだ?と時折上がっているのが気になる御子柴。

多分、真面目に部活出た時だと思う!と鹿島。

激チョロじゃねぇか!!! 出てやれよ!!!と御子柴。

ギャルゲでも、メインヒロインとの約束事を守っていれば、クリアは難しくないけど、ほかのヒロインにかまけて、約束事ないがしろにしていたら、ほかのヒロインはクリアできるけど、メインヒロインはクリアできないタイプのギャルゲってありますが、

それだと、堀ルートじゃクリアできんよ・・・・、鹿島・・・・。

しかもさぼっているのが、かまってもらえるから、みたいなところはあるから、そういう反応見るために、目的からはどんどん遠ざかることやってるようなものなんだよなあ・・・・・。

僚介のバイト先のカフェ
それでですね。餌付けには手作りのお菓子がいいらしいんですよ。そう聞きました!!と、ケーキとかいいぞ、という野崎。

へー、と返事をしながら、あの鹿島くんが手作りねぇ・・・。普通の女子高生みたいなとこあるじゃねぇか、とどのケーキにしようかな、と料理本を見る鹿島をイメージしながら、感心する僚介。

妹の結月じゃあ、とりあえず、そんな光景はお目にかかれないですからね・・・。というか、その後始末に巻き込まれてそうですが。

それで、早速作ろうと思うんですけど、どっちの箱がいいでしょうか?とオーソドックスなケーキ屋の四角い箱(まんなかに店のロゴとかが印刷された厚紙のもの)と、円筒の箱(包装紙で包み、リボンをかけたもの)

箱から作んの!?と僚介。

手料理苦手な人なんで、バレないようにするんですよ、店のロゴどうしようかな、とロゴをデザインする鹿島。

店から作んの!?と僚介。




理想

そうだ! ケーキに桃入れちゃおうかな! お店のケーキも食べてみて、研究しなくちゃ(はーと)ツインテールの女の子。



現実

そうだ! この店で買ったケーキってことにしよう! 箱もあるし!と売られているケーキを見て思いつき、そっくりの見た目になるよう、研究しなくちゃと鹿島。




理想 


おいしいよって、食べてくれるといいなぁ。あっ、この事は当日までナイショだからね! 約束よ!と口止めするツインテールの女の子。



現実

疑問に思わず、食べてくれるといいのですが・・・。

あ、この件はどうぞご内密に・・・・、と口止めする鹿島。


鹿島くんはケーキ作ってるんだよな? ヤバい薬とかじゃねぇよな?と真顔で聞き返す僚介。

創作でも、アイディアは同じでも、描き手によって、つまらなくも面白くなるも大きく変わってくるなんてのは、よくある話。
アイディアがあるのと、それを面白い話にするのは、また別の能力ですからねえ。

親指だって、今だったら、別の切り口から、やりたかったクライマックスやったうえで面白い話として描くことができるでしょうけど、当時としては、それは難しかったわけですし。


野崎の家

でもさー、正体隠した手作りって、餌付けになんのか?と野崎の原稿を手伝いながら訪ねる御子柴。
ふ・・・、安心しろ、御子柴、と野崎。

少女漫画なら、こういう場合、必ずこうなる、と野崎。

イメージ
このケーキ、どう見ても、店のもんにしか見えねぇが、俺にはわかる・・・・、鹿島の手作りだ・・・・!とケーキを食べて、看破する堀。

なんでわかった!?と突っ込みを入れる御子柴。

まぁ、理由としては、この辺りだな、と野崎。

イメージ

気付かれちゃいましたか・・・。先輩との思い出のもの入れたんですよ、と鹿島。
どんな奇抜なもん入れたんだよ、お前、と突っ込みを入れる御子柴。
ちなみに、その場合、どこかに思い出話が加えられる、と野崎。

イメージ

鹿島・・、と落ち込んでいる鹿島に話しかける堀。
あ・・、と振り返る鹿島。

ほら、いつまでそうしてんだよ。これでも、食って、元気出そうぜ、とかごいっぱいに入れた果物を持っている堀。

先輩・・、と鹿島。

どれ入れたんだよ、と御子柴。

少女マンガというより、料理マンガの内容だよなあ・・・・。


じゃーん!! 作ってきましたー、ケーキだよ、と鹿島。

おっ、すげーじゃねぇか。そのまま渡すのか?と御子柴。

ううん、その場で開けて、一緒に食べるよ、と鹿島。

え? お前も食うの?と御子柴。

なるほどな・・・、とうなずいて、


イメージ

一番近くで食べる姿が見たい・・・、そういうことだな、鹿島・・・!!と野崎。

どうかな? おいしい?と食べている堀を見て言う鹿島のイメージ。


まず、私が食べることで、先輩の警戒心を解こうと思って、と鹿島。

何を入れたんだ、鹿島、と御子柴。

へぇ、食っていいのか? じゃあ、一切れ貰うわ。あとは部員で分けてくれ、と堀。

一切れ・・・、これ一本先輩用なんだけどな・・・。あと3本あるし・・・、と鹿島。

ケーキを食べる堀。


困ったな、余っちゃうな。千代ちゃんと結月は食べるだろうか・・・、と鹿島。

もう一切れケーキを取る堀。

ん?と鹿島が気が付いた時には、ケーキはなくなっていた。

ばーん、とドアを開けて、部屋から出てくる鹿島。

野崎「なんだ!?」
御子柴「どうした!?」

待機組の二人が驚く。

せ・・・、先輩がケーキ一本食べた・・・、と鹿島。

え!? マジで!? 良かったじゃねぇか、と御子柴。

それが・・・、無言で食べ続けたと思ったら、顔が赤くなってきて・・、と鹿島。

えっ・・・!? まさか、マジで鹿島の手作りだって気づいて・・・!?と御子柴。

恥ずかしいことしやがって・・・、とばくばくケーキを食べる堀。

ちなみに、私が作ったものはブランデーケーキです、と鹿島。
酔ってんじゃねぇか、と突っ込みを入れる御子柴。

「かしまー」
がしっ、と鹿島 にだきついてくる堀。

うわ、先輩、と驚く鹿島。

ははははは、なんだよ、その声。せんぱいだよ、せんぱいー、ははははは、と笑う堀。

あははははは、なでてやるー、とぐしゃぐしゃぐしゃ、と鹿島の頭をなでる堀。
びしっ、と固まる鹿島。

やべぇ・・・!!! 想像以上に出来上がってるぜ・・・!!!と御子柴。
ああ・・・、さすがの鹿島も硬直してるな、と野崎。

わははははは、と鹿島の頭をなでる堀。

あっ、撫でやすいように屈んだ・・・!!!と野崎と御子柴。


ギギ・・・、ギギギ・・・、と頭をかがめる鹿島。

はっ、そうじゃない!!!と我に返り、野崎!!! お菓子のお酒で酔う人っているの!?と鹿島。
ん? ああ、そうだな・・・・、半年に一度くらい見る、読み切りとかで、と野崎。

体内に酒を分解する機能が先天的にない人というのも実際におりますので、理想を言えば、当人の食えるものと食えないものはあらかじめ調べておく
というのは大切です、実際には。

堀の場合は、酔っぱらうので済みましたが、そうと知らずアレルギーのものを食べさたりすると、シャレになりませんからね。
実際に鹿島と同じことをする場合は、リサーチは大事です、冗談抜きに。

佐倉の場合は、そういう部分はしっかり調べていそうだなあ・・・。

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えへへー、酔っちゃった、と女の子。
チョコで・・?と男の子。

そんなに!!? 知らんかった!!!と鹿島。

鹿島! 酔っている奴には水飲ましてやれ!と御子柴。

え!? 御子柴、こういうの、詳しいの!?と鹿島。

ああとうなずいて、たまにOLの姉がいたりするからな、と御子柴。

ギャルゲーの主人公だと、OLがいた場合、飲んで帰ってきて、主人公に世話を焼かれるというのがありますし、WEB版のアニメ化が決定したワーキングでは、YG版の主人公である小鳥遊が、すぐ上の姉が飲んだくれなので、その対処に慣れ切っているというのがありますね。

まあ、こういう飲んだくれキャラの中には、酔っぱらいながら、刃物振り回すのがデフォみたいなのもいますからねえ。

俺様ティーチャーの早坂の父親も、姉が子供を預けているところを恋人に目撃されて、それが原因ですれ違う結果になりましたし。

早坂も、どこのギャルゲの主人公だ、と突っ込み入れたくなるような生活環境ですし。

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たらいまぁー、と酔っぱらって帰ってくる黒髪ロングの女性。

もう、姉さん!と酔っぱらって、抱き着いてくる姉に向かって言う主人公。

なんの話!?と鹿島。

あははははは、鹿島の頭ひでー、ははははは、と堀。

うわぁ・・・、先輩があんなに笑顔全開で・・・、といってから、って、いやいやいかん。早く酔いを醒ます方法を考えないと・・、と我に返る鹿島。

ははははは、かしまー、おい、かしまー、と堀。

お前すげぇよなー。演技うめぇし、度胸あるし、えらいぞ、かしまー、ほめてやるー、わははははは、と堀。

鹿島の中で、先輩大丈夫? とこのチャンス逃すすな!! という気持ちがせめぎあってたのが、堀の言葉で、あっさりと後者に傾く。

先輩、私上手い!? 自慢の後輩!?とひゃっほー!!と舞い上がる鹿島。

おーおー、じまんだ、じまんー、ははははは、と堀。

もしかしたら、先輩は、酔うと素直になるタイプなのかもしれないな、と野崎。
そうなの!?といって、先輩、私、かわいいですか!? もっと食べて!とブランデーケーキを食べさせる鹿島。

かわいー、かわいー、ははははは、と笑っていた堀が、

・・・だから、もっと一緒に部活やれたら、いいんだけどな、と漏らす。

無言の鹿島たち。

酔っぱらって出る言葉、というのは、本音とほぼ同義語なので、こんな状況で出たストレートな言葉に、どうこう言えるヤツ、というのはそうそうなく、それだけに説得力ってものが違うというのは確かにあります。

夏子の酒を描いた尾瀬 あきらさんは、どうらく息子でも、酒を造り続けていいのか、と悩む青年に対して、酒を飲んで酔っ払った主人公が、涙を流して、こんなおいしい酒は造り続けなければいけませんよ、と涙を流して、語り掛けるシーンがあり、それが酒を造り続ける決心をさせたという話で、酒で酔っ払っているからこそ、その言葉に、説得力を持たせれる場合というのはあると思うわけです。

セリフやシチュエーションは、同じセリフ、シチュエーションでも、使い方によって、その効果が決まりもすれば、外しもしますが、パロディを必要以上に多用、下手すれば乱用する物書きは、はすず、というか、高坂のマニュアル本頼りの策と同じように、いまいち決まり切らないところはありますが、たいていの場合、知識はあるけど、そいつを生かし、作品の中で血肉にするための掘り下げが足りていないからだと思います。


なんか最近、鹿島が真面目に来るんだけど・・・、一体、何が・・・? と堀。

「良かったね、堀ちゃん!」
「良かったですね! 部長」

良かったですね、先輩、と野崎。
良かったっすね、先輩、と御子柴。

そんなわかりやすいのか? 俺は、くそ、と面白くない堀に、

あの・・、体、大丈夫ですか?と僚介。
「大丈夫ですか?」
「お腹痛くありませんか?」

心配そうに声をかけてくる、僚介たち。

マジで、一体何が・・・?と不安になる堀。

今回乗って、前回の感想で書いたあのシーンを基にしたネタでしょうかねえ。
野崎と佐倉であのやり取りやるわけにはいかないから、ほかに使えそうなキャラとして、堀と鹿島でやった、というか、堀と鹿島くらいしか、やれそうな組み合わせがいなかった、と思いますし。

あと、今回の話は本音の真摯な告白



俺様ティーチャーでは、会長の妹に組している謎の人物の姿がありましたが、個人的には高坂の可能性を押したいところですが、鷹臣を首にしたことに難色を示していることから、忍者の可能性もよぎったものの、何度も裏切るわけじゃあないし、会長の妹の真意を探るために近づくにしても、風紀部の新顧問によって、振り回されている憔悴しきっている忍者にその生活を送りながら、陰で会長の妹に近づいて、それをおくびにも出さずに、という腹芸ができるか、というと、無理っぽいと思いますからね。

高坂の場合は、小毬と一緒にいたけど、妹の面倒をみるような感じで世話を焼いていたと思うのだが、会長の妹の場合もそんな感じで手を貸している、とかはありそうではあるし、真冬と忍者は一人っ子なので、妹に一人で会いに行く(このときは忍者は伴わない)会長を見て、実感が伴わないところがあったので、兄弟がいて、会長の妹に手を貸すとなると、高坂のほかには、あやべんか。

妹やからって、代わりにはならんとかいってたけど、兄妹がたくさんいて、なおかつあの通りの強引なやり口だから、逆に危なっかしいってのはあるかもしれないし。

風紀部つぶしで次に取りそうな選択肢としては、ヤンキーを勢いづかせることだが、
まあ、今度は文化祭の再来を演出しなくても、というか、むしろ、入学間もない時期だからこそ、この策にはうってつけだと思う。

緑ヶ丘はやっぱり不良の巣窟で、良くなっているのは見せかけだった、と世間に印象づかせることで、鷹臣が取り戻してきた緑ヶ丘のイメージをぶち壊しにすることが重要ですから。

会長の妹は、これまで会長があえて取らなかった最善手を身もふたもなく取ろうとしているような人間ですので、高坂が、鷹臣と直接かかわりがなかったとしても、会長と違いすぎるそのやり方に戸惑うのも、ありえない話じゃあない。

華房兄妹は、会長は母親の手で放任で育てられ(フェロモン体質対策?)、妹は父親の手でぎちぎちに習い事を詰め込まれ、育てられており、理事長側の人間、ということを会長が真冬に説明している。

ただ、何度も言ってるように話す相手が受け入れやすいように話すから、情報操作していることも踏まえといたほうがよさそうですが。

娘がこういう手っ取り早い行動を起こすのに、父親はどうして、中高生にしてやられたんだ、と思わなくもないが、父親が中高生にしてやられたから、それと同じことを鷹臣にやって、息の根を止めようという判断もありそうではあるけど。

まあ、当時まだ小学生だった娘に、緑ヶ丘乗っ取りのことをどこまで話していたか、というか、中高生にしてやられたわけだから、子供に都合の悪いところを伏せて、話していたなんてことでも、ありえそうではあるけど。

鷹臣を辞職に追いやったものの、そういう大胆なことをしてのけたタイプというのは、意外と、自分のやっていることが、どういうことか、というのがわかっていないタイプも少なくなく、知識や感情、常識などが伴っていないからこそ、大胆なことができるからで、そういうのを知ってしまった後だと、できなくなっちゃうという場合も少なくありません。
いわゆる、二十歳すぎたら、ただの人、になってしまうケースですね。

理事長によって、習い事とかをぎちぎちに詰め込まれ、会長が退屈しているような価値観の中で育てられているわけで、身も蓋もないやり方は理事長譲り、という可能性もある。

今のところ、理事長について、緑ヶ丘乗っ取りをやったにしては、人のいい人間をだまして、ものを巻き上げるような手合いには見えないみたいなことは何度か書いたわけですが、鷹臣にしてやられたのがよっぽど痛手か、そこまでしてやられたのは初めてで、どうすればいいのか、わからなくて、現在までずるずる来ちゃったというやつなのでしょうかね(汗)
そうなると、会長の妹に従っているシルエットの人物はますます高坂っぽくなってきますね。

しかもこの推測が当たっているとすれば、会長の妹は、今の真冬自身をして、フリーダムといわしめた昔の真冬によく似た、というか表面上取り繕う知恵がある分、ある意味厄介な人物ということになりますが(汗

昔の真冬は、総番だった鷹臣をして、ビビらせたほどの子供でしたあ、それはあくまで子供だったからであり、そういう子供が大人になっても、いい意味でフリーダムさを保ち続けることはあまりありません。

だからこそ、相対する側だった会長はピーターパンであるわけですね。

じゃあ、真冬がいい意味でフリーダムさを保ったまま、大きくなったかといえば、たぶんそうではなく、鷹臣との過去や別れの際に何かあって、そこから目をそらしたまま大きくなったようなところがあるので、そういう意味では解決を先延ばしにする人間であり、会長の妹は、父親に、会長自身が退屈とする価値観を叩き込まれ、それを信じて大きくなった。ほかの価値観をしらないままで。

佐倉も野崎に告白できずにストーカー一歩手前になっておりましたし、告白が失敗した後も好きだと打ち明けられずに、ズルズル野崎の手伝いをしているわけで、問題の先送りという意味では、会長とまんま同じですし、会長の妹と同じように持っている価値観にひとかけらの疑いも持っていませんからね(佐倉の場合、野崎一筋、というそれですが)。

会長と久しぶりに会い、会長が緑ヶ丘の土地をめぐる賭けに首を突っ込んでいることに対して、会長の妹は疑問をぶつけていますが、会長が首を突っ込んだ理由は真冬だけでなく、理事長、場合によっては、華房の価値観に、してやった鷹臣にあるのではないか、と私は見ていますが。

会長に賭けに首を突っ込んだ理由を語られて、それで簡単に考え方を変えるとは思いませんが、そのあとで、その言葉を痛感するような負け方をしてしまい、それまで信じてきた価値観が大きく揺らいでしまう出来事を経験してしまうということになるのかもしれませんね・・・・。今回の野崎くんも、まさにそんな感じですが、たぶん、これ前ふりの一つでしょうね。

となると、会長の妹が、新番長になってしまうような計算違いとかが起きてしまうのでしょうかねえ?
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by kwanp | 2016-07-03 22:38 | コミックス