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少女マンガの描き方88

月刊少女野崎くん 第88号感想

佐倉「最近、何処からか視線を感じます」

結月と一緒に歩いている佐倉。

そんでさー、と話している結月。


・・・というわけで、何してるの、若松くん、と物陰から結月を見ている若松に声をかける佐倉。


さっ、佐倉先輩!!?とびくっと驚く若松。

何で俺が覗いているのわかったんですか?と若松。
うーん、それは私が先輩だからかな、! まだまだだね! と佐倉。


さすが、先輩・・・!と感心する若松だが・・、


先輩としては、あそこの隙間とかオススメだよ! 目立たずじっくり見られる!と覗きスポットをお勧めする佐倉。
先輩、過去に何してたんですか、と突っ込みを入れる若松、


それは佐倉が小柄で可愛い女の子だからじゃ・・・。そうでもなければ、黒子テツヤとか、咲のモモとかじゃない限り、目立つと思います。少なくとも、野崎がのぞいていたらかなり高い確率で。
少なくとも、鬼灯や島津豊久(ドリフターズ)がその覗きスポットから覗いていたら、十分目立つと思います。
あと、どこぞのヤンデレ三人娘とか、某戦国美少女ゲームの細川さんとか。恋愛暴君の茜とか、
関わり合いになりたくないので、気が付かないふりをするとは思いますが。



野崎の学校内でのネタのための奇行は、一年のときは目立つようなことはしていなかったはず。
物語スタート時では、漫画を描くために手伝っていたのは御子柴と堀だけ。
佐倉が物陰から見ていた、野崎はある時期から一人暮らしですが、佐倉が学校外まで追いかけていたとしても、せいぜいが駅まで。

ネタのために何かしらやったとしても、バレンタインの話みたいに、迂闊な発言をする程度。
それとかイベントの時に、学内の要素を観察するとかですから、御子柴の反応を見るとか、目立った奇行にはなりにくいはず。
学校の外で若松とかに手伝ってもらうのがせいぜい。

そういう意味では佐倉がかかわるようになってから、奇行にブーストがかかったというところかもしれませんが。

そもそも、ストーカーヒロインをかわいらしく描くのは、どこまでが許されるか、という一線の問題もありますから、無制限にストーカーをかわいく描いていい、というものでもないはず。

ストーカーヒロインが可愛い作品はありますし、ヒロインでなくても、ストーカーキャラ、たとえばイカ娘の長月早苗などはイカ娘を追いかけまわしており、イカ娘が居候している友人の家に監視カメラを設置するとか、筋金入りですが、ほかの登場人物もシャレにならないくらいヤバいのが多いので、むしろかすんでしまっているくらいです。

恋愛暴君と同じコミックメテオの危ノーマル系女子でも高嶺の花なキャラが主人公のガチストーカーでしたが、ほかのヒロインもにたりよったりでしたし。ストーカーヒロインをかわいく見せる方法として、簡単なのは、ほかのヒロインも負けず劣らず、変、もしくはヤバい、ということをこれでもか、と強調することでしょう。
とはいえ、これも主人公をよく見せるために、周りのキャラを落とす行為と同じなので、匙加減は重要です。
野崎を好きなのは佐倉だけですが、理由が理由なので、この匙加減をしなくていいという理由にはなりませんから。

そう思うと、境界のRINNEで沫梧をのぞき見していた杏珠はまだかわいいレベルか。

佐倉もあからさまに変ということが目に見えて明らかになったのは、かなり後になってからで、最初の方は、影の薄いメインヒロインみたいな印象・・・、といいたいところですが、

まあ、最初の告白の後の流れは女の子の性格によっては、その場で野崎にビンタして、さっさと帰るほどのことでないかもしれませんが、技術目当てとか、いろいろと便利屋扱いで使われているとか、を遠回しに野崎本人に言って、そんなやつのどこがいいんだ? とか言われる有様の相手を好きでい続ける時点で恋は盲目でも限度があると思いますからね。

物語序盤でも、結月をはじめとして、いろいろと個性豊かな登場人物が出てくる中で、一見すると普通の女の子っぽく見えてたけど、

そういう個性的な登場人物の中で普通でい続けられるって時点で、普通じゃない。

変な人たちの中で、一人だけまともなやつがいたらそいつが一番変、皆がぐれる中で一人だけぐれない人が一番問題、そういう言葉すらありますからね。

どちらかだけなら、ともかく、両方ですから、その時点で尋常じゃないのだけは確かで、そのことからも、物語開始時から、佐倉がトップクラスに変、そういう片鱗は結構あからさまに漂わせていましたし。

俺様ティーチャーでも、忍者がやまびこの術を発動させて、裏切ったときにも、早坂のことは調べきれなかったみたいですが、会長の友人というポジションでも、忍者自身は一高校生に過ぎず、彼がいかにハイスペックでも、法に触れないレベルで調べられることには限度があるはずで、早坂家の内情までは調べられなかったわけですから。

えーと、実はこの前、廊下で倒れていたところを瀬尾先輩に助けてもらったので、そのお礼をしようと思っていたのですが・・・、と説明する若松。

おい、野崎!若が目ぇ覚まさねぇんだけど!と電話で野崎になきつく結月。


倒れたのも、結月が原因ですけどね!!

ニンジャが原因で倒れた若菜を忍者が介抱して、礼をしないと、と思っているようなものですが、緑が丘では妙な部活が乱立するので、一年に一回それを整理するために、ちゃんと部活が運営されているのか審査するのですが、もともと、それを忍者がやるはずだったのが、風紀部に寝返ったために、若菜がやることに。

ちゃんと部活をやっているか、証明できればそれでよし、そうでない場合は、若菜が持っているハンコを奪い取って、押せばそれでよし、ということで若菜が狙われるわけですが、若菜への気持ちを自覚できないまま、若菜がハンコを奪われないように、忍者が陰ながらフォローしているうえに、若菜の方はそれを会長がやってくれていると勘違いしているわけですが。

結局のところは忍者の行動で若菜が振り回されていることには変わりないんですよね。

え!? じゃあ覗いていたのは!?と佐倉。

その・・・、何か欲しいものとかないかなって、探っていたんです、と答える若松。

えー、真面目だなぁー、と佐倉。

結月みたいなタイプには一応、礼みたいなことはしておいた方が後後、ややこしくなくていいでしょうし。


でも、それって、好きな子へのプレゼントを探してるみたい・・・。もしかして、若松くんって、結月のこと・・・、とドキドキドキドキしながら、

それで、何をあげるか決まったの・・・?と尋ねる佐倉。

忍者の事を物陰から覗いている若菜に、事情を尋ねる会長・・・、ありそうなシチュエーションではありますよね。
というか、俺様の作中では3年生の夏休みで、忍者は真冬の地元に行っている状況・・・、若菜とは情報交換しているとは思いますが、今現在、会長の命令で鷹臣には協力していて、先入観のない方が気が付くこともあるから、そういう視点のやつは必要だ、ということで、鷹臣のことは伏せている状況ですが、どこからばれるかわからないので、若菜との情報交換でも当たり障りのない情報を流しているわけですから、そのうえで、風紀部の面々と連れ立って、真冬の地元にいくわけですからね。
まあ、真冬は、騙されたとか言って、忍者に怒れる資格なんて、持ち合わせていない(偽ウサちゃんマン騒動の時のことがあるから)のですけどね。

そういや、ツイッターでも、御子柴が忍者、早坂、真冬の三人連れを見かけていたのですが、
そこで、若菜に声をかけるという選択肢はないんですね(汗)

今の時点じゃ、若菜も会長の妹が緑が丘にやってきたものの、何もせずに学園生活を満喫している、逆に不安を掻き立てられる状況なので、若菜も忍者への恋心どころの話じゃないはずですし。

まあ、頭脳担当といえば、高坂ですけど、忍者の行動から、事実を突き止めるなんてことは難しそうではあるのですが、前年の夏休みも忍者がアッキーの家に転がり込んでいたので、小毬と会う約束なんて立てづらかったでしょうから、何か気がつくとしたら、そのあたりが糸口になるのかもしれませんが。

そういや、物語終了時の会長の状況次第じゃ、下手すりゃ忍者とも、今までみたいに頻繁に顔を合わせることもなくなるかもしれんのですよね、若菜は。

さっきお腹が鳴っていたので、肉にします!と若松。

うん・・・おう、えっ!!?と戸惑う佐倉。

和牛!!と若松。

なんだー、恋愛じゃないのかー、と拍子抜けしながら、でもちょっとからかってみよう。赤くなるかなー、と、若松くんってさー、結月のこと好きだよねー、と佐倉。


ええっ!? やめてくださいよ!! 全然好きじゃないです!!と若松。


それに・・・、俺にはちゃんと好きな人がいるんです。声楽部のローレライさん・・・・。会ったことはないですけど、と若松。

歌声を聞くだけで、癒されて、心が温かくなるんです。あの人は俺の女神で好きな人・・・、なんです。・・・・ですから、瀬尾先輩なんて、全然・・・、という若松だが、

大丈夫ですか、先輩!!!真っ赤ですよ!?と若松の言葉を聞いてこっぱずかしくなって、真っ赤になった佐倉を見てお驚く若松。


どうしよう・・・! すごいこと知っちゃった・・・!! 誰かに相談しなくっちゃ・・・!!といてもたってもいられずに、たったったったっ、と走る佐倉。


クラスメートと話している野崎のところにやってくるが、


野崎:初恋もまだ。


恋人は二次元の御子柴と女っ気しかない鹿島のところにやってくるも、

誰かっ、誰かー!!! ぜーぜー、と息を切らしながら、たったったったっ、と相談相手を求めて、走る佐倉。


恋愛経験のあるやつがいたとして、そのアドバイスがあてになるかどうかは別の話だし、
あてになるアドバイスでも、このメンツだと、それが有効活用されるかどうかも、これまた怪しいという気もします。

一応、気が付いていないだけで、君の友達の兄ちゃんは、片想い中だから、気が付いていればアドバイス貰えたかもしれないけどね。
まあ、僚介はイケメンな三姫で、親指では千愛、陽介、三姫で一応、三角関係になっていたけど、千愛、陽介は気が付いていなかったしなあ。

野崎くんの場合も、野崎、佐倉、僚介とか、野崎・ゆかり、・僚介の三角関係は成立していないし、気が付かれていないってところだけは同じか。

相談するのは諦めました。

そういえば、若松くんは両想いになりたいとかはないの?と佐倉。

なっ、何を言い出すんですか、佐倉先輩!!!と戸惑う若松。


そりゃ・・・・、告白して、お付き合い出来たら嬉しいなー、とは思いますけど・・・、と若松。

若松くん、可愛い!!と佐倉。


家まで迎えに行ったり、部活が終わるのを待ったりもしたいですし・・・、と若松。

部活が終わるまでに部室の前で倒れている・・・・、それって、よくて、保健室とかでお出迎えとかのような気も。


若松くん、健気!!と佐倉。


将来を誓った幼馴染が引っ越したりして来ても負けませんし、突然、彼女に義理の弟ができても絶対に譲りません!!と若松。


若松くん、漫画の読みすぎ!!と佐倉。


おい、好きな相手が人気少女漫画家でしたって、現実離れしたシチュエーションの女がそれを言ってどうする!!
まあ、佐倉のまわりも鹿島とか、結月とか、現実味のない連中ばっかりではあるしなあ。

俺様ティーチャーは、

埼玉を統一したスケ番が、部下に裏切られ、警察につかまって、退学・・・。

転向した先で、昔引っ越していった幼馴染のお兄ちゃんと再会、その厄介ごとに巻き込まれてしまう。

・・・・・なんだろう、書けば書くほど、字面と実際の内容の乖離が激しくなっていくような。

何で、付き合ってからの方がハードル高いの・・・?と佐倉。

すみません、少女漫画だと、付き合ってからの方が長いから・・・、と若松。

少なくとも親指は付き合ってからの話が97パーセントでしたからね。

しかし、陽介の弟は、千愛に責任のない話とはいえ、自分をもてあそんで捨てた女と同じ顔の女が将来の義姉で、しかも、そのもてあそんで捨てた女と親戚づきあいせなあかんのだよなあ。

我々が直面しているのは、それ以前の話だからね、と佐倉。

そう! まずは告白!! それが第一の壁なのよ!!力説する佐倉。

おおおおー!! パチパチパチと拍手する若松。


佐倉も直球と言いたいところですが、微妙にそれてしまっていたわけですから、もうちょい直球なら、気が付いたか、と思う反面、関西では4月から一期を放送しており、今、桶狭間の真っ最中の信長の忍びとかで、秀吉、ねねのやりとりを見ていると、やっぱり気が付かなかったかもしれないな、と思わざるを得ないような。

ねね「い・・・、今川との大戦が近いんだってね」
秀吉「らしいでござるなー」
ねね「も・・、もしものことがあったら・・・、絶対許さないんだからね!!!」
秀吉「・・・・・・大丈夫でござるよ、もしも、手柄を立てて、大出世しても、ねね殿の事は忘れないでござる」

とか、

ねね「今川の大軍が近づいてるって、本当?」
秀吉「ねね殿!!」
ねね「死んじゃうよ! 逃げようよ!! わ・・・、私と一緒に!!」
秀吉「はっ・・・、ま、まさか、ねね殿は拙者の事を・・・・・・・・、荷物持ちに?」
ねね「バカぁー!!」

とか、

ねね「生きて帰ってきたら、私をお嫁さんにして!!」
秀吉「もちろん!! 見合いの世話くらい、いくらでも・・・・・・(途中でねねにけられる)」

とか、直球ですからね。
まあ、10歳以上差がある上に、信長の忍びのねねは、メシマズなので、飯を作ったり選択したりして、世話を焼いても、本命のために実験台にされているのかな、とか思われるのも無理はないか・・・・・。

ちなみに、秀吉は山口勝平さんで、ねねは釘宮さん、と、りんねあたりだと、りんねの親父と杏珠という何のつながりもない組み合わせですが、架印の黒猫鈴が、お市と中のひと同じだったりするので、えらい納得してしまいましたが。

時代が時代なら、永遠の17歳のあの人が中の人やってんでしょうかね。

アニメの信長の忍びは、神様はじめましたのスタッフがやっているのですが、神様はじめましたの鈴木ジュリエッタさんの新作、先日コミックスも発売されたトリピカタトリニークも、花とゆめで連載中ですが、少女西遊記ものといえば、もろもろの事情で未完となったGOWESTの一発ネタの一部性転換バージョンなんかを思い出しますよね。

やだ・・・、楽しい・・・!!! 私、今初めて、片想い仲間を手に入れた気がする・・・!!!と佐倉。


友たち
「はぁー?恋ー? それより服買いに行きたい」
「スイーツ食べに行きたい」
「ボリュームあんの食いたい」

これは佐倉の周りが恋に興味はないというより、佐倉が野崎くん、野崎くん言ってるのにうんざりしているような。
実際に好きな相手ができても、佐倉と同類扱いされるのはいや、とかで言っていないだけの子もいたり、とか、佐倉みたいになるまい、とか思いながらも、好きな人ができたら、佐倉みたいな行動取ってた、なんて子もいたりするんだろうな、佐倉のクラスじゃ。

若松くん!!がんばろうね!!とがしっ、と若松の手を握りしめる佐倉。
先輩!!!と若松。

でも、暫くは両想いになるの禁止ね!!!と佐倉。

えっ・・・!?と若松。

禁止しなくてもお互いしばらくは無理でしょうけどね!!


こうなったら、私も色々しちゃおーっと。それとなく、結月に知らせたりー、と佐倉。
あっ、その前に結月の魅力を伝えたりー、と佐倉。

そこへ、
おっと、余計なことはしないで貰おうか、佐倉、とざっ、と現れる野崎。


「!」
野崎くん・・・!?、と驚く佐倉。


ここ最近の行動は見させてもらった、と野崎。


え・・・!? ずっと見てたの・・・・!?と佐倉。

ああ、今から何をしようとしているのかも知っている、と野崎。


そっ・・・、そんな・・・!! 今から私はっ、ト・・・、トイレです・・、と言いにくそうに答える佐倉。

そういう意味じゃなかったんだが、すまん!!!と謝る野崎。


仕切り直し

あの二人の仲に口を出すのはやめて欲しい、と野崎。
どうして、野崎くんがそんなことを・・・!?と佐倉。
若松の為だ・・・、と野崎。


ネタのためですね、というか、若松と結月がくっついても、くっつかなかったら、くっつく前の話を野崎の想像力で補いながら描くというのは今の時点じゃ難しいでしょうし。


そんな・・・。余計なお世話でも私は応援したいな・・・。結月と若松くんって、お似合いだと思うの、と佐倉。
そうか・・、そっちがその気なら、力尽くで止めるまでだ、と野崎。

あ・・・・、と佐倉。

俺様だと、会長がニンジャと若菜の仲を取り持とうとするのを高坂が阻止しようとしているってことでしょうけど。

今、この瞬間から俺たちは敵同士になる、と野崎。

うそ・・・、野崎くんが冷たい目をして・・・、と佐倉。

あと、ハンカチを忘れたなら、これを使え。手がビチャビチャだぞ、とハンカチを渡す野崎。

あれ・・・? あんまり変わらないな・・・、と佐倉。


力尽くで止めるって、どうする気なんだろう・・・・、と佐倉。


佐倉先輩、お話ってなんですか?と若松。

あ、うん、ローレライさんの事なんだけどね、と話を切り出す佐倉だが・・・、

実は正たいっ、と言いかけたところに現れた野崎に、ガッ、と抱えられて連れ去られていく。

一緒に声楽部にっ、と言いかけて、野崎に抱えられて、連れ去られる佐倉。

ローレライ、と言いかけて、ゴオッ、と野崎に連れていかれる佐倉。

ロー、と切り出した時点で、ドドドドドド、と野崎に抱えられて、連れていかれる佐倉。


先輩・・・、あの、もういいですから・・。無理して、話さなくても・・・、と若松。

待って!!! これはごほうび・・・、いや戦い!! 戦いだから!!!と佐倉。


まあ、野崎に抱えられて、走り去っていくわけだから、佐倉からすれば、ご褒美か。

ファミレス
・・・・というわけで、ローレライさんの話をしていると、佐倉先輩が消えるんです。なんででしょうか?と結月に相談する若松。
野崎の奴が止めてんのか・・・。よくやったと結月。

せっかく、ローレライさんの話を思いっきりできると思ったんですが・・・、と残念そうな若松に、
なんだよ、私が聞いてやろうか?とハンバーグステーキをつつきながら言う結月。

えっ!? いいんですか!?と若松。


他人の恋話なんて、くそつまんねぇけど、私(ローレライ)への賛辞なら、思いっきり聞いてやろう。さぁ、心ゆくまで語っていいぜ、若・・・!と結月。


30分後

それでですね、耳に残る歌声が、と若松。

あー、ポテトって残るよなー、と結月。
爽やかなリズムに乗るように、と若松。
おー、もっとカリっと焼いてほしいよなー、と結月。


飽きた


まあ、誉め言葉も手を変え品を変え、じゃないと飽きますよね。

そういえば、知っていました?
佐倉先輩も好きな人がいるらしいですよ! 瀬尾先輩は近くにいても気づかなそうですが・・・・、と若松。

あぁ? 野崎だろ?と答える結月。

えっ!!?と驚く若松。

いや、どっからどう見ても野崎だろ、野崎といるときの千代(あいつ)、思い出してみろよ、と結月。


クラスの中では

先輩といるときの佐倉先輩?と若松。

回想

野崎のアシをやっている佐倉。
野崎くん、と声をかける佐倉。

ベタの指定間違ってるよ。マミコのスカートはトーンです、と佐倉。

す・・・、すまない、と野崎。

あと、ここ指7本になってる、と佐倉。

いまいち確信は持てないけど、佐倉先輩は野崎先輩のことが好きらしい。それなら、俺は後輩として、己より先に先輩の恋を応援しなければ、と運動部根性を発揮する若松。

先輩!! 頑張ってください!!と野崎と一緒に歩いている佐倉に言う若松。
先輩!! 今がチャンスですよ!! うしろうしろ!と野崎が後ろでクラスメイトと話し込んでいる佐倉に声をかける若松。
先輩ここです!! ちゃんと二席あります!! となり同士でどうぞ!!と食堂で席をとる若松。

野崎くん、ごめん・・・・!! 私、間違ってた・・・!! わっと、泣きそうな顔の佐倉。


他人の恋路に口出すもんじゃなかったー!!! わーんと泣く佐倉。
わかってくれたか、と嬉しそうな野崎。

佐倉先輩ナイスファイト!!!と若松。

うおおおお、やめてー!!!と叫ぶ佐倉。

こういう何をやらかすかわからない予測不能な行動力の持ち主、というのは、どういう作品にも必要で、こういった行動やアクシデントによって、最適解を手に入れられずに、遠回りを余儀なくされて、話に盛り上がりを作り出すわけですが、これを作るのが下手な人、というのは、あからさまに話の都合でこういう展開にしておりますというのが見え見えで、種が割れているのに手品をしたり、人形劇の人形を操る糸がまるわかりなのに、人形劇を続けようとしているようなものですからねえ。

こういうことは、人形の糸や手品の種に悟られずに、人形劇や手品の種を隠すようなことをして、人形劇や手品を続けることに手腕が問われるものなのですが。

野崎・佐倉、堀・鹿島と来て、今度は若松・結月。
そういえば、若松が鹿島を結月の彼氏だと思っていたのが誤解だとわかったのが、4巻が出る少し前だったのですよね。
一応、その誤解を解いた理由は説明されてはおりましたが、真由が妹から弟になった理由も理由の一つであって、すべてではない、と踏んでいるので、それがすべて、とも思えないんですよね。

若松の変化は、若松・結月の関係の変化、というよりかは、佐倉が野崎の事を好きだと知って、それを応援しようとして、あの性格だから、空回りして、3歩進んで3歩~4歩下がるみたいな状況ならいい方、みたいなことになりそうな気はしますが。

こういう勘違いとすれ違いネタは、ともすればマンネリとか、そういうネタを繰り返しているうちにネタにどんどん無理が出てくるから、キャラの関係に多少の変化をつけさせるのも一つの手ですからね。

というかそうしないと、連載の長期化にともないイベントがどんどん積み重なっているのに、友達以上恋人未満の関係のままって、何も進展していないということになりますが、それでも、高校三年間とか大学時代、20代前半あたりまでならともかく、野崎くんはサザエさん方式みたいだからいいものの、きちんと時間が流れている設定だったら、人気による連載の長期化によって、
佐倉がアラサーになっても、アラフォーになっても、今の関係のまま、という恐ろしい事態も起こりえますからね。
野崎くんだと、そんなことはありえない、と一蹴できませんからね(まあ、そのころには現実で何十年たってんだよ、という突っ込みはさておき)。

いや、某人気執事コメディの作者がまんがタイムファミリーでやってるファミリーもの読んでいたら、野崎が30、40になっても独身で、真由とか夢子の子供が中学生、高校生になっても、佐倉との関係が今と全然変わっていなくて、現状維持、とかでも違和感なさそうだな、とか、ついつい想像してしまうので。

・・・・・・・下手すれば、そのころになっても、野崎が夢野咲子だと気が付いてなさそうだよなあ、夢子。

ともあれ、余計なことに首を突っ込んでしまったがために、ややこしいことになってしまう、という今回の話ですが、俺様ティーチャーでも、新任教師が西校の人間で№2だったことが判明し、

当時の西校は実力主義・・・、桜田の側近の以前の回想で、当時の西校番長が鷹臣に痛めつけられていたことからすると、実力主義でそれかい!!と突っ込みを入れたくもなりますが。

実力主義とは言え、その実力が必ずしも本人の喧嘩の実力と直結いているとは限らないのですよね。
強いやつを従えていて、そいつを使って番長の座を手に入れた、とかね。

新任教師をおにいちゃん、と呼ぶトウコという女の子?の夢を見ているわけですが(お兄ちゃんと呼ぶからと言って、実の兄弟だとは限らない)

当時西校の№2(西校は代々の序列を描いた記録を残していて、それを発見して、知ることに)だった新任教師が、西校を壊滅させ、姿を消した。
西校の間でこのことに関して、人死にが出たこともあって、口止めされたとのことですが、

そんな事件があったら、口止めしても、どっからか漏れるよね、という気がしますが。
何せ、勢力一つ壊滅させたなんて異常事態、けが人、入院患者の方の妙な多さで怪しい要素はいくらでもでてきますし、総番長だった鷹臣がいなくなって、混乱が予想される時期にそんなこと起きたら、ほかの学校の反応次第じゃあ、派手な大喧嘩に発展して、4校による戦乱状態に陥るきっかけとしては、十分ですからね。

新任教師が苦しんでいて、喧嘩しているヤンキーたち、泣いている真冬、という光景が脳裏をよぎっておりましたが、
出されている情報からすると、

西校と東校の間で喧嘩があったと推測して、そのあとに西校壊滅。
鷹臣の場合は5巻でも規格外の強さで圧倒しておりましたが、それと同じ強さ持ってて、大してケガさせずに全員倒せるような実力の持ち主ならともかく、一人と勢力丸ごとの戦いですし、新任教師の必死そうな権幕からすると、当時も相当西校に対して怒りを持って、西校すべてを相手取ったはず。
傷をつけずに気絶させて、全員倒すなんてことで済ませるとは思えませんからね。

けが人だけでも相当な数でるでしょうからねえ。それも西校だけ。
事情を聴かれてもそろいもそろって口をつぐんでいる。一つや二つの病院で対処しきれるとは思えませんから、西校で何かあったらしい、というような疑惑をもたれて、他の北や南の学校などに疑惑をもたれるには十分な材料ではないかと思うのですが、総番長がいなくなって、争いがいつ起きてもおかしくないところに、学校一つ壊滅させられたのに、当の壊滅させられた西校が口をつぐんでいる。
何か企んでいるとか思われてもおかしくないですし、東、西、北が自分以外の学校が、西校を壊滅させた、と疑心暗鬼にかられることだってあるでしょうけど、そういったことにはならなかったようですので、
他の学校でも、あまり、このことについて騒ぎ立てたくない理由があるからかもしれません。

鷹臣が東西南北の学校を取りまとめている総番長みたいな立場でしたから、西校と東校がもめている、しかも、そのあとで、西校が壊滅した、しかも時期は鷹臣が引っ越す直前。ともなれば、西校が鷹臣にクーデター仕掛けて、失敗。
何者か、というか、この場合、当時、西校の№2だった新任教師によって、壊滅させられた。

死人が出たとかいうのも、たぶん新任教師のことで、絶対に許さないような剣幕でしたから、西校の連中をタダでは済まさないっていうのは想像に難くありません。

一人で西校を壊滅に追いやって、心身が限界を迎えて、倒れたのを、死んだと思われたのは、ありそうな話ですし、死んだってことにすれば、身の安全は確保できるはず。

鷹臣がいなくなれば、また4校がしのぎを削る群雄割拠状態になりますので、鷹臣に後を継ぐのを認めさせれば、東西南北を仕切る立場の後釜に収まることができるとか考えて行動に出ようとするやつは出てくるのは避けられませんので、
西校を追求しないのは、南や北でも、似たようなことを考えていたやつはいたのか、この一件に手を貸していたから、口をつぐんでいるとかでしょうね。

西校は、実力主義でも、結局は鷹臣にはかなわないわけですので、そんな連中が、実力行使で鷹臣に反旗を翻しても、正気・・・、もとい勝機を見いだせるとも思えないので、真冬を次の総番長に担ぎ上げるとかそういう路線で鷹臣の後釜をねらう算段だったのかも。
桜田の代でも、一応、女装した桜田を餌にして、真冬をおびき出していましたからねえ、穴だらけで、上手くいけばめっけものみたいなノリでしたが。

鷹臣に殴られても殴られても、あとをついて回るような子供の上に、馬鹿さ加減も相当ですから、みこしにするにはもってこいとか思われそうだし。

ひょっとして、理事長あたりが裏で糸引いて、ほかの学校の連中たきつけて、混乱に乗じ、鷹臣に報復し、土地の権利書を奪う算段だったのでしょうかね?

父親が心配だったのか、興味があったのか、会長の妹が首を突っ込んだ、というのも、ありそうですからね。

ただ、新任教師に西校を壊滅させられ、計画が水の泡になった、ということでしょうか。
大人が裏で糸を引いていたともなれば、一人で西校全部相手にしてでも止めるし、子供を利用して、はかりごとを行おうとしているともなれば、なおさらでしょうし。

にこにこしてるだけで、そこに愛情はないみたいなことをアッキーが言ってたり、お気に入りを自任していた子のことを覚えていないとか、ありましたが、

まさかとは思いますが、ロリコンだから、高校生相手に、表面上にこにこしているけど、愛情を持てないとか、お気に入りを自任していた女子生徒にしても、ストライクゾーンじゃないからどうでもよかった、とかいう落ちじゃあないでしょうね(汗

心身ともにぼろぼろの新任教師をかくまったのもおそらくは華房でしょう。

一人で学校勢力一つ壊滅させるような人間ですから、助けて、上手いこと丸め込んで対鷹臣の駒として使うにはもってこいでしょうからね。


西校壊滅の話は、桜田の側近が早坂と忍者に語ったことなので、早坂と忍者がよそ者であること、さらには、ヤンキーの機微にはうとそうであることを見越したうえで、基本的なこと(一人の総番長によって、4校が傘下おかれていた時期の終わりごろ)をぼかして、語られておりましたが、
クーデターやろうとして、失敗しましたとか、言えるわけないのですから、そりゃあ、口をつぐむにきまってますよね。
新任教師が鷹臣の攻撃をかわした時も、西校の№2や西校を壊滅させたことを思い出さなかったのも、すでに死んでいた、というような噂を耳にしていたから、その名前が思い浮かばなかったからでしょうね。

引っ越す直前にこんな印象的な出来事の中心人物なんて、覚えているでしょうし、引っ越した後も、子分たちが情報を流すことはしていたでしょうからね。
鷹臣の攻撃をかわす実力はあったにせよ、それが花開いたのは、西校壊滅の一軒で、でしょうから、印象に残らなかった、というのもありそうです。

鷹臣も、この一件にだんまりを決め込んでいたとも思えないのですが、引っ越し直前にこんな騒ぎがあって、真冬を助けるのに行動した人間、ともなれば、印象に残るわけですが、鷹臣が出張る前に、新任教師が西校内のもめごととして、内々に処理した ということでしょうか。

真冬を連れていこうとしたのは、戦力の一部でしょうから、そいつらとめるなり、叩きのめすなりしてから、西校に乗り込んでいって、といったところでしょうか?



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by kwanp | 2017-06-01 22:35 | コミックス