駅だったのか・・・

暴走したゼロライナーと、それに巻き込まれたデンライナー、しかも、パスはゼロライナーに挟まったままで、変身不能という状態。
モモタロスたちは、リペイントしたゼクトルーパーに襲われて、ゼロノスは、イマジン相手に戦ってという四方ふさがりの状態。

カイという敵は、リュウタロスに対して、「あれ、お前のお姉ちゃんじゃあないだろ」「桜井がいなくなっても・・・」とリュウタロスの心に動揺を与えるようなことをいってくるわけで。モモタロスの「俺たちはあいつと違うんだよ」の言葉が重くのしかかる。

まあ、イマジンというのは、過去を変えるためにやってきた、自分の欲望を第一に考える連中で、モモタロスなどは、未だに、暴れればそれでいいみたいなことをいっている。
自分の欲望にストレートだということは、自分の欲望がかなわなかったときの精神的なダメージがでかいわけですからね。
それに、自分が主人公の姉が好きなのであって、主人公の姉の幸せというポイントは考えられていないという状態ですしね。

こいつを乗り越えて、主人公の姉の幸せを考えて、行動できるようになったら、だいぶ電王のイメージも変わってくるのでしょうけど、残り三ヶ月で、そこまで、かけるかどうかが怪しいですし(少なくとも、クリスマス商戦で、大きな山があるだろうけど、この数ヶ月でも、そういうことを描ききれなかったのに、そんな成長をチャンと盛り込めるのかどうかが不安)。描いたとしても、桜井のカードがらみの演出や、クライマックスフォーム登場のときのような、表面上の絆をそれっぽく演出するということだけでしょうね。
まあ、桜井が好きじゃないということで、ゼロライナーを暴走させたリュウタロスの子供な部分が描かれているけど、そこから、成長して、大事な人が幸せなら、ということを短期間で書くのって、難しいことでしょうし。話自体をそこへ持ってくるのはともかくとして、中身が伴うかどうかが、一番、問題なわけですし。
商業主義がおおきくなったツケみたいなものを感じますねえ・・・。

カイは、「邪魔なやつらは一掃出来た、けど、一番邪魔なのは、お前だ。リュウタロス」とリュウタロスをけしにかかるわけですが、一番子供じみていて、しかも、ずるがしこいというある意味、敵にまわすとたちが悪い人間なのかもしれない(汗

しかし、カイの役者さん、ブレイクダンスとかはうまくないなあ・・・。それから攻撃に転じて、リュウタロスにダメージを与えるわけだけど、意図して無いだろうけど、これで攻撃食らってダメージを受けたら、精神的な打撃は大きいだろうから、ある意味、カイのキャラクターをうまいこと表している攻撃なのかもしれない。

ダメージを追うのは、リュウタロスじゃなくて、主人公と指摘するわけですが、主人公の体を使って出ないと、07年では、実態を伴った行動は出来ないわけですし、契約しても契約が終わったら、縁が切れる。どちらにしても、主人公の体に何かあったら、主人公の姉が悲しんでしまうということに思い至ったのか、ショックを受けて、動きが鈍ります。いや、これは考えが発展しすぎで、お姉ちゃんに嫌われるかもという感情のほうが、この時点では、妥当かな。

まあ、登場した頃のリュウタロスも、相当、危ないやつだったのに、いつのまにか、大人しくなってしまってたし。いつ頃からか、ヘッドフォンはしていたとのことですが、それだけじゃあ、伏線としては弱いだろうし・・・。
イマジン自体、前述したように、自分の欲望第一な連中なので、リュウタロスの今回のような状況も、主人公たちに接してきて変わってきたというよりも、主人公たちと一緒にいるのが、自分の欲望かなえるのに、都合がいいだけで、本質的には、全然変わっていないというみ方になりますしね。

仮面ライダーというヒーローに必要な、正義の心を持って戦う怪人というには、まだ到達していないし、それを主人公に求めているなら、これはこれで、主人公が、その役目を追うにいたってないといわざるをえない。状況に流されているだけで、自動的に話が進んでいるから、そういう気になっているというところがおおきいし。

ハナが、主人公の成長を妨げているというのが大きいのですよね、実際・・・。

ハナがいらないというより、ハナがイマジンを押さえ込むのに、その役目を任せきって、受身に徹していたから、なあなあの状態になったと思うわけですが。
まあ、最近の話では、いずれ、一緒にいられなくなる、ということを匂わせているわけですが、ライナーフォームの場合は、主人公の自我で戦わないといけないわけですから、そこから、不幸によって、他人にやさしくしてもらうことに慣れきった状態をどうにかするということが書ければ、まだ、何とかなるのかもしれませんが・・・。

しかし、ゼクトルーパーのリペイントを使わないといけないというように予算的には苦しいという話を聞きますが、不幸に酔ったままの主人公、コミカルなキャラ付けをしているけど、自分の欲望に忠実なイマジンたち、腕力で、イマジンを抑えて、主人公の成長を妨げているヒロイン(?) 商業主義が露骨過ぎるストーリー展開(汗)しかも、辛そうなこと、苦しいことは、ほとんどといっていいほど、スポイルしているわけで、ゼクトルーパーのリペイントを使わないといけないほど、追い詰められたのは、ある意味、自業自得な気がするのですが・・・・。

なにしろ、復活してからのゼロノスもぽんぽん変身しているのですが、まあ、敵がそれだけ強大になっているというのはわかりますから、そうせざるを得ない状況なのは無理も無いとして、代償とかが、かかれないというのは、決意の重さが引き立たなくて、体裁を取り繕っているだけととられかねない(HPでは、前は、残り何枚と表示されていたのに、復活してからはその表示が無い)。

自分の体を得体の知れない何かに振り回される恐怖とか、それを乗り越えることで、培われる心の強さ、大事な何かを引き換えにしても、使命を果たさずにはいられないといった決意など、そういう部分を描くのを、コミカルな演出をする、もしくは、商業主義を前面に出すということで、怠ってきたから、リペイントのゼクトルーパーを引っ張り出さざるを得ない状況にしてしまったのでは、と思えますから。

少なくとも、井上&白倉コンビにいつまでも、頼りきっている状態では、来年のライダー(あるとすれば、ですが)も似たような状況になると思いますし。まあ、受けるものを作れるというのは、認めますが、勧善懲悪の否定に拘りすぎる嫌いがあるので、表面上だけ、正義のライダーを書いて、体裁を取り繕いますし、それで、受けなかったら、正義のために戦うライダーがファンに受け入れられていないと決め付けて、また、自分のためだけに戦うライダーを作りたがりそうですから。

ついでにいえば、クウガ以降、続けられてきた、毎月のように商品を出すような商品展開も、どこかで、大幅な見直しを迫る必要は出てきていると思いますし。

でまあ、ターミナルのほうでは、モモタロスたちが、本来の姿で戦っているわけですが、ある意味、フルに力を発揮できるわけですけど、劇場版では、忍者といった雑魚兵士、今回は、ゼクトルーパーのリペイント、戦う相手が雑魚過ぎるような(汗
それはさておき、ウラタロスがリュウタロスの様子がおかしいことと、何か関係があるのではと指摘して、モモタロスが言いすぎだ、と言うわけですが、あくまで、同じ体に居座っている共生関係の域を出ない間柄で、なあなあな関係に、いつのまにかなってしまったわけですから、本当のことをいうにしても、言い方を選ぶような、配慮が生まれてくる関係とも思えないですしね。
そもそも、自分の欲望をストレートにかなえたいとか言う連中ばっかりですし・・・。

しかし、ココから、残り三ヶ月で、物語を消化し切れたら、最後の最後でライダーになったといえる結果もありうるかもしれませんね。可能性的には低いだろうけど。

デンライナーが大変なことになっているところへ、オーナーはというと、チャーハンを使った、はた倒しを駅長とやっているオーナー。
彼らの話によると、ターミナルは、分岐点を監視するためのものだそうですが、分岐点となるか、他の路線が存続の可能性がまだあるということは、一本道なのでしょうかね?
しかし、刻を行き来する列車って、この説明をみると、タイムパトロールの行き着く先のように見えてしまう気が・・・・。

何しろ、タイムレンジャーでは、本来あうはずの無い人間同士が結ばれ、しかも子供まで生まれてしまうという結果を残したわけですし。それだけでも、1000年、2000年と人間の歴史に与える影響は大きいものだと思いますからねえ・・・。
その時代の人間と契約して、というシステムも(タイムパトロールからの技術流出か?)、そういう教訓から歴史に介入することで、大きな影響を与えないように考え出されたシステムではないか、と思えるところもありますからねえ・・・・。
ただ、組織そのものは、崩壊しているか、なにかで、機能していないのでと思いますしね、劇場版などで、デンライナーがジャックされたときに、なされるがままだったり、ガオウの発言とかを見ると。
個人的には、キバライナーは、地球と契約した電車ではないか、とにらんでいるわけですが。

悠長にハタ倒しなんてやっている場合か、というモモタロスに対して、駅が探していると答えるオーナーと駅長(汗 キングライナーが大写しにされるわけですが、駅だったから、あんなにでかかったのか(笑

一方、リュウタロスは、主人公の姉の下に向かうものの、弟じゃないということを今更ながらに看破されるわけですが、主人公の姉は、リュウタロスのものじゃない、ということを強調するにしては、唐突な演出という気がしますね。
それに対し、桜井は、周りの人間が、自分のことを覚えていなくても、その人たちがいる時間を守ることを決めているわけで(ただ、この経緯に関しても、自分で一から考えたわけではなく、未来の桜井に誘導されて、というのが、引っかかる気もしますが)、リュウタロスに対しては、字部の欲望をストレートにかなえようとするのと、大事な人が幸せだったり、無事であるならば・・・という対比は成立するわけです。
ただ、逆にリュウタロスは、カイの指令を無視しているのに対して、桜井は、未来の自分の誘導されて戦っているわけで、それを己の意思だと思っているところがある(未来の桜井が、本当に未来の桜井である保障は無い)。ので、その違いが、後々、二人の戦いに大きな影を指すのか?

デンライナーとゼロライナーを見つけ、動き出したキングライナー。駅が動くということに対して、「そんなことあるか」と一蹴するキンタロス。おい、未来から過去へきた、というのも、十分にそんなことあるか、のできごとなんだけど。

分岐点とともにあるということで、駅だって走るということですが、デンライナーよりも、一回りおおきい電車というデザインは、ストレートすぎて、物足りないですね。
欲を言えば、全ライナーを収納できる格納庫みたいな形で、デザインしてくれれば、と思うけど、ブラキオサウルスの時は小型サイズでしたし、リボルバーマンモスの時は、毎月出るのがカラクリボールということで、ロボット自体は、旋風神、轟雷神、天空神だったからフォローしきれたところはあるわけで、最近のように、毎月マシンが出るような状況だと、アイテムの大型化はどうしても避けられないから、こういう形に落ち着かざるを得ないのかな?おまけに、連結して長さをいくらでも増やせる類のアイテムだし。
せめて、プラデラサイズで、食頑対応でいいから、ライナーを全車両収納できる機知が欲しかったかなとは、贅沢か・・・・。

まあ、新しい路線や、キングライナーのデザインは先に出来ていたのでしょうから、ひょっとすると、ハナが小さくなったことで、これらも設定の変更を迫られたのでしょうかね?

主人公たちの前にあらわれたカイに、主人公は、狙うなら、自分を狙えと言ってることは、主役らしいわけですが、イマジンたちを狙われても、結局、自分が傷がつくし、それを止めれなくて、今回のような事件が起これば、後味が悪くなるわけですし、桜井の目がありますから、自分を良く見せるためのパフォーマンス意味合いも強いでしょうね・・・・。

タイミングよく駆けつけたデンライナーから投げ渡されたパスを手に取り、変身する主人公。
興が冷めたカイは、自らの体を開いて、イマジンを過去へ送る(汗 って、その日付、カブトの第一話の放送日じゃないか!?
そうか、たしかに、天道に近いところはあるかもなあ、カイって・・・・・。あれは井上氏をモデルにしたキャラだという話し出し、ある意味では、平成ライダー批判の最たるキャラになりそうですねえ。

自分で過去への路を開けるというわけですけど、契約が完了したということは、今回のイマジンとの契約者終了して、過去へ送ったということでしょうけど、イマジンとの契約を何度もやっているから、過去への扉を開くのに手馴れていて、ああいうことが出来るのか、あるいは、本来なら、デンライナーのような列車の客になるか、特異点として生き残ったかしたのが、ガオウのような刻を行き来する連中のように、ヤバイやつらが存在していて、そいつらに拾われて、イマジンを過去へ送り込む道具にされたのが、カイなのかも? だから、07年周辺の時間の記憶をもっていて、イマジンを送れるとか?

劇場版のときにも思ったけど、刻の中では、ガオウのような連中もいるのに、そういう連中を取りしまるやつらがいないわけですからねえ。ガオウ以外にも、そういうのがいると見たほうが当然でしょう。
カイは登場したときのリュウタロスを思わせるようなやつなので、同じように使われているということも想像しやすいですし。

過去に飛んだイマジンも、ライナーフォームで倒し(しかし、前半の複数ライダーやフォームを出なくして、後半に出るパワーアップライダーの出番を多くするのが、最近のやり方なんでしょうか?」、とりあえず、事態は収まったわけですが、皆が、食堂車の片付けをするなかで、ひとり、隅っこでうずくまるリュウタロス。自分の感情を先走らせたことで、こういう事態を招いたのを、さすがに悪いと思っているのか、それとも、主人公の姉のことを思っているのか。

主人公が、リュウタロスに、止めれなかったし、姉のことでも桜井のようなことは言えないとかいったのに対して、リュウタロスが、主人公に謝るわけですが、これはおそらく、己の取った行動が、主人公の姉を悲しませることにつながるということに対して、だと思いますけど。この小さい変化が、後に、ヒーローになることへ昇華されるのにつながりそれを納得させられるのなら、悪くない作品になるとは思うのですが・・・・。
モモタロスが、「聞こえないな」といって、もう一回ごめんなさいといわせようとするのですが、姉に対しては悪いとは思っても、モモタロスには、悪いと思っていないのか、照れ隠しもあるのか、モモタロスの馬鹿と叫んで、おどけて、食堂車から出て行くわけですが、通路のところで、主人公の姉の絵を広げて、それを大事そうに見るわけですが、もうちょっと、リュウタロスの子供ゆえの残酷さとかをかけていれば、姉が大事ということや、そこから、この先、主人公の姉や、彼女が生きている世界を大事にしたいということに、行動理由が発展していくであろう過程も、もと魅力的なものになっただろうなあ、と思うのですが・・・。
ただ、ライダーで女がらみのネタは、女性キャラが無事なら、ヘタレで終わるけど、そうでない場合は(いや、女性キャラが死んでもヘタレなのはいたけど、あれは別格だしナア)、女性キャラが死ぬという悲劇的な結末になることが多いから、このリュウタロスのエピソードでまってるのって、ひょっとして・・・。
ラストのほうで、不幸な主人公ゆえに、彼を守っていたものが失われる、もしくは、別れを告げることになるということになって、自分の足で進んでいかないといけないという風になるのなら、ライダーとしてはともかく、主人公の成長物語としては、そこそこいけるのかもしれない。

そして、空をうつろな笑顔で見ているカイ、何をたくらんでいるのやら(汗

しかし、よくよく考えてみると、鈴村さんのキャラって、女性に人気のあるのもいるし、生粋の弟属性だから、女性ファンの興味を引くには、やりやすいのかも・・・。
[PR]
by kwanp | 2007-10-25 08:03 | 特撮
<< 気になりましたので・・ 身につまされるなあ・・・ >>