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少女マンガの描き方 100

月刊少女野崎くん 第百回感想

妄想暴走、とマミコと鈴木の姿を思い浮かべ、ときめく顔になる鹿島の妹。

実姉に会えました。

え!? なんで麗がここに・・・!!?と鹿島。

実はお家の鍵を忘れてしまいましたの、うっかりですわ、と鹿島の妹。

携帯もってないみたいですけど、親が持つことを許可していないか、それとも校則で禁止されているってことですかね?
携帯持ってても、結局鍵がないとは入れないから、一緒に帰ったほうが手っ取り早いので、姉の学校に来て一緒に帰るのは、一応理屈が通っていますよねえ。


あー、ちゃんと朝に確認すればよかったね。ちょっと忙しかったからな、と鹿島。

本当に姉妹だったのか・・・。似てないな・・・、と驚く野崎。

実の姉妹でも似てないってことはすくなからずあるでしょうからねえ。

まあ、似ていても赤の他人なんてことも実際あるでしょうけど。

それで、野崎は公務員さんなの? へぇーほー、なるほどねー、とにやにやする鹿島。
 
姉は本当に失礼だな・・・、と野崎。

まあ、シロだしねえ。
トト神の逸話を聞いたときには、今までの態度p大丈夫だったか?とあせって、鬼灯にほかの人にもそれ心配したほうがいい見たいな突っ込みされてましたし。

お姉様!!! 年上の方を呼び捨てにしてはいけませんわ!!! おそらく、8つ以上は年上の方ですのよ!!! もう!と注意する鹿島の妹。

妹も失礼だった、と野崎。

シロも兄弟はいたけど、何百年以上も前の事だし、今どうなってるかわからないみたいなことを言ってましたっけ。
シロと同じカテゴリーにされるピーチマキのほうが近いか。


ええっ!!!学生さんでいらっしゃいましたの!?と驚く鹿島の妹。
ええ・・・、まあ・・・・、ハイとばつが悪そうに答える野崎。

はっ、そうですわ!!! たしか雑誌にも・・・っ、と思い出し、

ちゃんと書いてありましたわ!!!と鹿島の妹。


フレッシュ読切 現役JK 夢野咲子と描いてある雑誌の表紙。

女子高生でいらっしゃいましたのね!!! 夢野先生!!!と鹿島の妹。


野崎(コレ)を目の前にして、信じるのか、それ? 大体、その自画像縦ロールしてんぞ・・・!!? ほら野崎、はっきりいってやれ!!!と御子柴。

しかし、


そっ、と側頭部の髪をつかんでツインテール?とつくり、そうですわ、という野崎。

こいつ、ファンには弱(よっえ)ぇなぁ!!!と御子柴。


まあ、自分が夢野咲子だって信じてくれる数少ない人間だし、甘くもなるか。

野崎を見て、女子高生だと信じるか?とは思いたくもなりますが、見かけが男でも、心は女というケースもありますからね。

アニメではインタビューとか受けたことがある、みたいな言葉を野崎が言ってたので、一応、野崎が原作者だと知っている人は知っているけど、鹿島の妹みたいに恋しよとか作品だけしか見ない人、というのもいると思うので、知らない人のほうが多いということでしょうかね?

まあ、現役JK作家という触れ込みになっているので、野崎の言っていることを現役Jk作家がいいそうなこととして書き直すみたいなこともやっているのかもしれませんが。

そこまでいかなくても、フィーリングで語る人のインタビューを誰が呼んでもインタビューとして成立している会話に書き直すみたいな技術は、ある程度必要みたいですからねえ。

テレビランド版高杉か、モンスターみたいな野崎が恋しよ描きましたというのと、女子高生作家が描きましたというのとでは、多分、後者のほうが反応いいのは、容易に想像できますからねえ。


あれ? そういえば、鹿島くんは?と佐倉。

なんか、妹が部活見たがってたから、話つけに行ったぜ、演劇部に、と御子柴。
ふふ、妹さんがかわいいんだねぇ、鹿島くん、と佐倉。

すみません!!! 今、妹が来てまして、ちょっと部活を見学させてもらってもいいですか!?と演劇部に頼みに行く鹿島。

「え? 鹿島くんの妹!? 見たい見たい」
「いいよいいよ 連れてきなよ!!」

本当ですか!? それじゃあ・・・、と切り出し、男子は女子から離れてください。もしくは女装して、身を隠してください。男だとバレないように・・・・・、鹿島。

俺様ティーチャーの歌音で、忍者が歌音に対して、男単独で会いに行くとやばいと注意しているときみたいなせりふを言ってる・・・。

何が来るの・・・!!?と戦々恐々とする演劇部員たち。

なーんだ。お嬢様学校に通っているから、男に慣れてないってことかぁー。そういうことね、と男性部員。


男女一緒にいたら、どういう感じになるの? 「早く離れなさい!!!」みたいな?と亜麻色のセミロングの子。

そうですね・・、と考え込んでから、いかがわしい目で見られます、と鹿島。

「「い・・・、いかが・・・!!?」」

戸惑う演劇部員。


現実を知らない分、想像力が豊かで・・・。男女が一緒にいるだけでカップル扱いしたり・・、と鹿島。

まあ、大して仲が良くない子でも、ちょっと話しただけでカップル扱いは共学の男とかも、よく騒いでいるので別に鹿島の妹に限らないような気もしますが。

というか、堀が女装したがっているとか勘違いしている鹿島も、自分で気が付かないだけで、妹の事いえない気もします。
こういうところ、姉妹ですよね。

「ああ!! そういう事ね!!」
「お嬢様の想像力なら、大したことないだろ!! カップル言っても、手をつなぐレベルでしょ」

あはははははは、と引きつった笑いを浮かべる演劇部員達。

大体裸にされます花を添えて、と鹿島。

えらい奴(もん)が来るぞ!!!と戦慄する演劇部員達。

突然、お邪魔して申し訳ありませんわ。鹿島麗と申します。

腐女子じゃないだけマシなのかも・・・・。


「うおおおおー!! 美少女!!! 美少女だ!!!」
「鹿島の血は本物だな!!! 堀ちゃん!!!」
とはしゃぐ男子部員たち。

まあ、こうなりますよね。

俺にふるなよ、と堀。

脚はあまり好みじゃないっぽい?

さぁ、麗、ここに座って、とスッ、と手を差し出す鹿島。
その手をとり、はい、お姉様、とスス・・・・、といすに座る麗。

「うおおおお さりげない所作すら美しい!!! さすが鹿島くんの妹!!! すげぇ!!!」

とはしゃぐ男子部員。


いい? じっとしてるんだよ。調子乗って歩き回っちゃダメだよ。ウロウロしちゃダメだからね。わかった?と釘をさす鹿島。

鹿島くんの妹だなぁ・・、と納得する演劇部員達。

根っこのお馬鹿な部分は同じのようなので、両親が落ち着かせようとお嬢様学校行かせたのかな?と思えてしまう。
この時点で、鹿島の妹というのがわかる程度には実態見え隠れしていますからね。

そうですわ、演劇部(ここ)でしたら、お姉様のお相手の男性もいらっしゃるのかしら・・・、ときょろっ、と周りを見渡す鹿島の妹。


わいわいわい、と本合わせをする鹿島と男子部員二人。
それをじっ、と見る鹿島の妹。


そこ立ってこい、という堀に、はーい、と笑顔でうなずく鹿島。


「!」

わかりましたわ!!!と鹿島の妹。


さてはこの方ですわね・・・!!!とちらっと御子柴を見る鹿島の妹。

なんで俺!!? 一言も発してねぇぞ!!!と御子柴。

明らかに顔基準ですよね。まあ、夢見がちな女子中学生なら、ありがちな勘違いですが、御子柴の話はあまり姉から聞いていないのか、ひょっとして、姉から聞いている話と御子柴が一致しないのか?

イケメンな外見とギャップがある小動物的な性格って、少女マンガに限らず、よくあるパターンな気がしないでもないけど。

だってお姉様は格好よく美しい、少年のような方。だとすればお相手は、
お姉様と正反対の美少年・・・(はーと)と鹿島の妹。

イメージ

おっ、俺は男だ!!!と言い張る美少年。
俺が守ってやるよ!!!と鹿島にいい、鹿島を守る美少年。

小さいけど、ちゃんと男の子なんだな・・・、と鹿島。

もしくはお互いを意識しあう・・・、同級生(ライバル)ですわ・・・!!と鹿島の妹。

また同じ身長だったね、と鹿島。

くそっ・・・!!!と御子柴。

ぐすっ、と泣く鹿島に、今だけ背中貸してやるよ。
俺がお前の背ぇ追い越すまで待ってろ!!!と御子柴。


わかりますわぁ!!! 素敵なご趣味ね!!!と同意する野崎。


確かに美男美女というのはくっつけられやすいイメージがありますからねえ。
ただ、これが彼女の想像の限界でもありそうです。

まあ、安元さんも出演しているぐらんぶるの浜岡梓みたいな勘違いをされるよりかははるかにマシじゃないですかね(汗


あれ・・・? この空間、俺アウェイだな・・・、と御子柴。



まぁ!! それよりもご覧になって、夢野先生!!! 劇の練習が始まってますわ!!と鹿島の妹。

あの二人は恋人役ですわね、と野崎。
素敵!!と鹿島の妹。

ですが、あの男性、本当は奥にいらっしゃる女性の事がお好きだと思いますの、先程からチラチラと見ていらっしゃいますわ!と鹿島の妹。

なるほど、しかもあれは自分のラブシーンを見せ付けて、反応を確かめている顔ですね、間違いない、と野崎。

恋人の前でみっともないまねをしないように、フォローしている世話役とか、腐れ縁の相手とかだけど、それを恋人に勘違いされて、ややこしくなるとかもありそうですよね。

思いつめた彼女はついに行動を起こす!! 寝室に潜り込むのですわね!!と鹿島の妹。


そう、寝室に潜り込む彼女は、とつられる野崎。
薄手のネグリジェを・・・・!!!、と鹿島の妹。

・・・・エロ本・・? この内容はちょっと・・、と難色を示す堀。

あれ・・?と野崎。

先ほどの鹿島のせりふとあわせると、子供のころの事件で男嫌いにならなかった歌音のあったかもしれない可能性をキャラにしてみたともとれる感じですよね。

歌音も会長卒業時には、高坂を言いようにあしらっていましたので、符合するといえば符合しますがコレに関してはとりあえず保留ということで。理由は後述します。



どうしよう・・・、あの二人、ものすごく盛り上がってる・・・。
私も・・・っ、私も入れてもらおう・・・・!!!とあせりを感じる佐倉。

えぇと、あそこの二人とか良い感じだよね! 仲良しさん!!という佐倉に、


野崎「あの二人は違う」
鹿島の妹「恋は生まれないお二人ですわ。友情だから良いというものですわ」


あっ、あの二人、仲悪そう。きっとこれからわかりあうんだね、と佐倉。

野崎「あの二人は相容れないだろう。根本的に合わない」

鹿島の妹「ずっとぶつかり続ける関係・・・、それはそれでいいものですのよ。平行線の美学ですわ」


まあ、野崎は知識は歩けど、面白さがそれに結びつかないオタク作家ですし、鹿島の妹はその影響を色濃く受けたファン? みたいですから、ものの見方が似通っているといえるわけですけどね。

多分、野崎も彼女も同年代の中では人一倍いろいろな作品は読んでいるはずですが、そいつが血肉になって、昇華するにはいたってないはず。
御子柴を鹿島の
相手役だと御子柴を想像してしまうように、美少年と美少女、いかにもな、組み合わせを想像できる反面、野崎と佐倉のカップリングは想像できない(これは常人には難易度高いので無理からぬ部分もありそうです)わけですからねえ。
いかにもな場面やカップルを想像するけど、話の流れとか、心の動きまで掘り下げて、あれこれ想像するみたいなことができるタイプじゃないのかも。

この二人中学生、高校生ですから、無理もない部分というのは今の時点ではあるとは思いますが・・・・・。

ぴーっ、と泣き出す佐倉。

おろおろおろおろとあわてる野崎と鹿島の妹。

それを見て、あいつ最強だな・・・、と御子柴。

佐倉イコール会長で、野崎イコール高坂、鹿島の妹=?ですからね。
最終的に勝てるわけがない。

そうですわ、佐倉様にお尋ねしたいのですが・・・、と鹿島の妹。
私なんかに答えられるの・・?とぐずっと泣いている佐倉。
おっ、お姉さまと仲のよろしい男性を教えて頂きたいのですわ!!と鹿島の妹。


佐倉「それなら、部長の堀先輩だよ」
それだけでいいの? と佐倉。

鹿島の妹「・・・・」

おかしいですわ・・・・。背は小さめですのに美少年とはいえない・・・。堅実そうですわ・・・、と首をかしげる鹿島の妹。


そりゃ、美少年じゃないけど堀の容姿なら、女装に力を入れたら、十分いける気がしますが、女の子と見まごう美少年が女の子の格好をするのと、手の込んだ女装で美人に見えるようにするのとは少し違うし、さすがにそれを中学生に連想するを求めるのは難しいのかな?

いいえ・・・・・!!!仮にも、ここは演劇部!!!
もしかしましたら・・・!!!と思い直し、佐倉様!! もう一つお願いが・・・!!!と鹿島の妹。

あの・・・、先輩・・・、
「女装は得意ですか?」と・・・・、といいにくそうに尋ねる佐倉。その後ろに隠れるように鹿島の妹。

ああ!!? ぎっ、と佐倉たちをにらむ堀。

こういう部分は姉と同じですが、姉がシロだとすると妹はピーチマキでしょぽうかね。

そう・・・、もしも女装が得意でいらしたら、お姉さまのお相手として、認めて差し上げない事もございませんわ・・・!!!と鹿島の妹。

男装の麗人の鹿島と美しき少年の堀。

大事なお姉さまが取られてしまうのは、少し寂しいですけど、と鹿島の妹。

えーっ、先輩やっぱり女装したいんです、がっと堀にべしっとどつかれる鹿島。

どっ、と倒れる鹿島。

「・・・・・・・・・あ」
やべ、と堀。

鹿島の妹「・・・・・・」
佐倉「・・・・・・」
御子柴「・・・・・・・・」


それで女装はお似合いになられますの?と何事もなかったかのようにたずねる鹿島の妹。

今のスルーしていいの!!? お姉ちゃん倒れたけど!!!と突っ込みを入れる佐倉。


あっ!!!、それより、あの暗がりにカップルが・・・・・!!! たったった、とカップルめがけて走っていく鹿島の妹。

姉よりカップル優先かいっ!?と突っ込みいれたくなりますが、
バカだけど、愛すべき姉なので、こういう何かバカなことを言って、小突かれる光景というのは家庭内でもよくあることなのでしょうか?
それとも、頭の中で処理し切れなかったので、見なかったことにして、これらの反応をしているという可能性もありそうですね、ショックがでかいという意味で。



そこはただの舞台そでだよ!!!とあわてて、鹿島の妹に待ったをかけようと追いかける佐倉と御子柴。



堀「・・・・・・」

なんか悪かったな、家族の前で。姉の威厳とかあるだろうに・・・、と謝る堀。

しかるのがうまい人ほど、人前で相手をこれ見よがしにしかるなんてことはしないみたいな話は聞きますからねえ。
ましてや家族の前だとなおさらねえ。

しかし、堀の暴力ねたは、鹿島が余計な一言を言って、堀にどつかれるというのが大体のパターンですが、それだって、気になる堀が相手だから言ってしまう部分というのはあると思いますので、中学時代の鹿島とか、家庭での鹿島がバカな部分をさらすにしても、こういう風にバカな部分って、あまり見せないほうだと思いますし、人前でしかられるにしても、こういう風にどつれることって、あまりないと思いますからねえ。
自分がよしとするような美少年ではなくて、小柄で美景でもない男の人に姉が殴られているって、佐倉とは別の意味でショックができすぎたのではないでしょうかねえ?

ショックがでかすぎて、処理し切れなくて、逆にスルーしてしまうという感じで。


いやー、大丈夫ですよ、といってから、かえって、頭なでられたりするほうが、お互いに被害が大きいと思いますので。裸に剥かれますから・・、と鹿島。

まあ、腐でなくても、そういうイメージで身内に見られるってキツいですからねえ。
ぐらんぶるでもそういう話ありましたっけ。

お前の妹どうなってんだよ・・・、と堀。

それにしても、まさか、野崎になつくとは・・・。あんなにゴツいのに・・・、と鹿島。

野崎は野崎で変な髪形してるしな・・・。なにあれ・・・、と堀。

え? ああ・・・、確かに・・・。髪型・・・、と鹿島。

じゃあ、あれは、野崎の事、女だと思ってるかもしれませんね・・・。ツインテールの大女だとでも・・・、と鹿島。


お前の妹どうなってんだよ・・・、と堀。


結局、大騒ぎして帰って言ったな、あの姉妹・・・。疲れた・・、と帰っていく鹿島姉妹を見送りながら言う御子柴。

そういえば、ここまでどうやって来たの?と鹿島。
タクシーですわ!と鹿島の妹。

いやいや、どこで降りたかによってはコレも十分目立つんじゃ(汗
さすがに校門前ということはないとは思うんですが(汗

これが鹿島じゃなければ、ほかの人には知られていない秘密の抜け穴とかを兄や姉からこっそり教えてもらったとか創造もするのですが、鹿島の場合、女の子連れての場合が多いので、どこから出てもすぐ目立つような気がしますからねえ。

うむ・・、まぁ。いい子だったじゃないか、とファンに甘い野崎。

それで、佐倉は何をしているんだ?と野崎。

なんか、少女マンガの読み込みが足りねぇって、勉強する気らしいぜ、と御子柴。

こういう読み込みって、ドンだけ作品を読んだところで、すぐにそれが血肉になって、あれこれ語れるってのは、難しいのではないか、と思います。

佐倉の場合は、恋する乙女の執念とでもいいますか、ストーカーの行動力と、野崎の読んだ作品の数々を野崎に教えてもらうとかで読み込んで、それで、野崎と同じようなことを言えるようになる、くらいは、少年漫画的な補正でやろうと思えばできなくもないのではないか、とは思います。
なにせ、好きな相手から、その相手が読んでいる本のラインナップを教えてもらう、欲を言えば、野崎からそれらの本を見せてもらう、恋する乙女からすれば、ここまでで、十分、爆発的なエネルギーを得られる(ストーカーだとなおさら)だけの話だと思いますし、その勢いで、読んだ作品の数々から、自分なりの見識みたいなものが、なにかしらできあがるということはあると思います。



ただ、それが野崎の見えているものと同じものである保障はできかねますが。

膨大な量の漫画を読んでいるとはいえないまでも、佐倉だって、人並みに漫画を読んできてはいるわけですし、土台といえるものの見方みたいなものは自覚していなくても、誰しも存在するとは思うのですよね。


ストーカーヒロインものでみもりろっくおん!という作品がありますが、主役の追川みもりが好きな男の子とつりあう女の子になりたくて、勉強したら、好きな相手の成績を追い越してしまったみたいなねたがありましたしねえ。




俺様・・・、幼馴染・・、犬猿の仲・・、年の差・・・、とブツブツいいながら、少女マンガを見ている佐倉。

佐倉、無理しなくていいぞ、と野崎。

とめないで野崎くん!!! 私も「わかる~!!!」って、言われたいの・・・・!!!と佐倉。

野崎に無理しないで良いぞとか言われてますけど、個人的にはこれからも野崎と一緒に、野崎の万が手伝っていくのであれば、身に着けておいたほうがいいと思います。

「・・・・・・・・」
化粧箱をパカっとあける堀。

いやいや・・・、いやいやいやいや・・・!!! と化粧箱を閉じて、頭を振る堀。

こうやって、どんどんどんどん、周りにそういう道に進むように誘導されていく、これは堀に限らず、だれしもそういうところというのはありますよね。


根も葉もない話でも、事実であるかのようになってしまうわけですから、今の時点では鹿島姉妹の妄言である堀の女装も、鹿島には取り巻きの女の子たちとかがいるので、うっかりこの言葉を信じて、この妄言がさも事実であるかのように仕立て上げられてしまう危険性というのは、高いのですよね。

いまとなってはデマだということが証明されている、「正義の反対は別の正義」を野原ひろしが言ったということだって、アレ一時期は、まことしやかに語られていましたからねえ。
あっさり、クレヨンしんちゃんマニアの人や、いろいろな記事で否定されていましたが。

今回の話で、鹿島の妹って、男嫌いにならなかった歌音かと思ったのですが、
野崎と同じものの見方をしていたり、さり気に野崎を誘導して、自分好みの話を描かせようとしたりと、やっていることは、百地瑠奈みたいに思える部分もありましたからねえ。

特に野崎と同じものの見方は、

美少年かける美少女以外の組み合わせいがいはぴんとこない、彼女からすれば規格外である佐倉や堀は特に。

鹿島がどつかれたことに対して、スルーしたり、別のカップルを追いかけていってしまったりと、ショックのあまりなかったことにしようとしているとか、突発的な光景に対して、それをリカバリすることが得意ではなさそう。

ぱっと見、それっぽいキャラの組み合わせやそれっぽいシーンなど、知識で人一倍知ってはいるけど、それをもとにあれこれ掘り下げて、イメージを広げてみるというようなことはあまり得意ではないみたいで、ものの見方がどこまで言っても現時点では、野崎の縮小コピーといった感が強いのですよね。
となると、野崎の自分の視点だけで、ほかの視点を全く考慮しない、というような傾向も顕著なはずで、どこで行っても、野崎と同類でしかないのですよ。

ので、高坂の女版みたいなイメージが読めば読むほど、どんどん強くなっていっているのですよね。

一読者としてなら、それでも良いとは思います。

もし、これからもかかわるようになっていって、佐倉の恋のライバルみたいな立ち位置に持っていくのであれば、野崎と同じものの見方というのは、有利な立ち居地になりにくいのですよね。


昨年の春ごろから、登場人物の関係を一歩進めたような描写がいくつもかかれて降りますが、勘違いとすれ違いで成り立つ、特にラブコメは説明するまでもなく、長期化すればするほど、勘違いとすれ違いで話を成り立たせるのが難しくなります。

野崎と同じようなものの見方とはいえ、同じゆえに読み方を間違えるなんてこともこれまたよくある話でして、この方向で勘違いとスレ違いを成立させていく手もありますからね。

表面上は、お嬢様っぽいけど、実際は鹿島と同じくおバカっぽい鹿島の妹を投入することで、恋のライバルだったら、コメディ担当でもあるライバルキャラというのもそれはそれでおいしいキャラですし、まあ、恋のライバルじゃなくて、当てにならないアドバイス担当であるのであれば、勘違いとすれ違いを生み出して話を進めていくのには、心強い存在ではあります。

野崎と同じものの見方ができて語り合えるなんていうのは、佐倉からすればうらやましいように見えるかもしれませんが、実際は、他の視点を考慮しないで己の考えだけで話を進める人間同士の会話なので、個人的にはかかわりあうのは勘弁してほしいところなのですが。

佐倉も、野崎のそばで、野崎の漫画の手伝いをしていくうえで野崎のものの見方を身につけるというのは必要なことではあります。
何度も言っているように、他者の始点をまったく考慮しないで描いた野崎の漫画はひどいわけでして、コレに待ったをかけて、面白い漫画にしていくためには、野崎の視点を理解しつつ、それをどうやったら面白い漫画にしていくか、という読者より、ではなくても、第三者的な視点で修正し、その提案を野崎に納得させないといけないわけで、野崎の視点を身につけるのは、一通過点に過ぎません。

ハードルの高いことなので、どうしたって時間はかかるので、一歩一歩着実に、いろいろな作品を読み込んで行って、身につけてほしいものですよね。

それに、椿作品でも、こういう少年誌的な急激な成長みたいなものはあまり描かれておりません。

しいていうなら、野崎の前野の意見を聞いて、漫画に反映されたくはないので、自分の頭で、前野に口を出せないくらい、文句の付け所のない面白い漫画を描く、という芸当をやってのけた、というのは、急激な成長にあたりますし、真由のHなイラストを使った柔道の説明のやつも、これはこれで急激な成長にあたるのかもしれません。

真由のHなイラストつきの説明は、あくまで、柔道をやっている人間相手だから、と、Hなイラストつきだから、教えられている相手のほうも飲み込みが早いというのはあるんでしょうね、確実に。

興味のない人相手に、興味を持ってもらうのって、本当に大変ですからねえ。

親指でも、マッサージの技術が爆発的にうまくなったキャラというのはおりませんでしたし、俺様ティーチャーでも、そういった爆発的な成長を遂げた・・・・・・・・・・・、


忍者か。

少なくとも、登場したころに比べると、人とのかかわり方は爆発的に上手になりましたよね。

まあ、真冬がテストで一夜漬けみたいなことをやりましたが、結局、解答がズレてしまって、赤点回避ギリギリの成績にしかならなかった、というのはありましたけどね。

長い間培ってきた持ち前の技術を武器にしているキャラが多いですからねえ。

急激に漫画知識やそれに関する見解を見につけることはやろうと思えばできますが、どうしても、ストーカーの執念みたいなイメージのほうが勝ってしまいますからねえ・・・・。

今回のキーワードって、狭い視野と、もしかしたら、長年培ってきた己の武器、さらにもしかしたら、どんどん、思わぬ方向へ自分が誘導されていく、ということなのでしょうかね。

狭い視野はおそらくは、新任教師の妹に関することですが、番長に反乱起こしたのも、妹の事で何かあった、と思えるような話の流れですが、個人的には、新任教師に実際に妹がいるのか?というのは今でも疑っておりますからねえ。

新任教師が反乱起こして、西校を血祭りにあげたあと、姿を消したのですが、新任教師の家に関する情報が、西校関係者から出てこないのは、ちょっと気にはなってます。

鷹臣に聞かれて、放しているとはいえ、全部話せないので、お茶を濁しているだけかもしれませんが、本当に妹がいて、その妹がなくなった上に、息子までいなくなった、とすれば人のうわさになりやすいと思いますからね。
華房に口止めされているにしても、それはそれで妙な姿に見えるはずで、どうしても、ひっかかる人というのは出て繰るのではないか、と思うのですよね。

まあ、新任教師の妹が本当にいたとして、お兄ちゃんキライとか言われて、そのショックであれ引き起こしたとか言われても、それまでですけどね。

妹がらみの視野の狭さは、会長に、というか、会長が東子の線も疑っておいたほうがいいのかもしれませんね。

会長が緑ヶ丘乗っ取りに関与しているのではないか、という疑いは前々から語ってましたが、そうだとすれば鷹臣はそれを出し抜いて、土地の権利書手にしたわけなので、興味を持つのはそんなおかしくはない話ですが、ヤンキーの鷹臣が面白いとなると、鷹臣が住んでいる東西南北の学校がある地域にも、同じか、それ以上に面白い人間が転がっているんじゃないか、というような興味の持ち方というのもありえそうなので、あの地域にヤンキー見物に行くみたいなことをやる可能性はあるんじゃないか、と思うのですよね。多分、忍者の学校に行ったのも、面白い奴がいるかどうか、探す目的があったと思いますし。
あの会長は、自分以外の事は同じ生き物だとは思っていないんじゃないか、と思えるような節があるので、子供時代、今よりもっとフリーダムだったら、新任教師に、自分の妹であるとか刷り込んで、情報収集とかに使っていそうではあるよなあ。

作中でも、話している相手に、自分の事を信用させようとしたり、自分の目的に沿って、その気になって動くよう誘導しているような節がありますので、その数年前である子供時代なら、フェロモン能力で,自分を新任教師の妹に見せて、ダイレクトに相手を操るとかやっても、個人的には驚かないというか(汗

あの喧嘩が起きる直前に飽きたとかいって、引き上げて、暗示をとかないままだったから、あの事件が起きたとか?

危篤云々は華房の隠蔽工作による後からの口裏あわせでそういうことになったとかね。

新任教師は妹のために? 会長の妹の下で理事長側を勝たせようとして動いてて、
鷹臣はじいさんのために緑ヶ丘を取り戻そうとしている。

何かのために、という一点においては同じであり、その何かが絡んだときに、人格が豹変するというところまでが同じというのも、妹が全てだったという新任教師とじいさんのために緑ヶ丘を取り戻そうとする鷹臣。

会長の妹は、新任教師と自分のかかわりを話した後、真冬が脱出できるように扉の鍵を開けて、部屋を後にするわけですが(ある程度、新任教師の事を知ったら、逃がすのは最初からの予定のはず)、真冬も一度は帰ろうとするのですが、真冬がいなくなったと思った新任教師が、危ない表情で鷹臣をつぶさなきゃとつぶやいて、鷹臣のところへ向かおうとしていたのを見て、今、この人を一人で放り出したらいかん、と思いとどまって、華房邸に残ることにしましたからねえ。

「過去に何があっても、そいつがどう思っていても、んなもん、俺は知らねぇよ。そんなんでいちいち揺らぐような半端な気持ちじゃねぇ。 俺の邪魔をすんなら、全力でぶっ潰してやる」

鷹臣と新任教師は対になっていて、自分の大事な部分を突かれて、それに対し容赦をしないという一面を見せており、文化祭で、過去の不祥事の再現を狙い、学校をつぶそうとしているであろう理事長側に対して、容赦はしない姿を見せているので、そういう部分では近しいものがあるとして、じゃあ何が、両者を分けるのかといわれれば、おそらくは、緑ヶ丘を取り戻すためにかつての緑ヶ丘の光景を戻そうと積み上げてきた鷹臣と、妹のため、と称して、それにとらわれ、それ以外を見ようともしなかった新任教師。

真冬も、自らの腕一本で埼玉を統一しましたし、鷹臣が緑ヶ丘を取り戻そうとするのに、自ら体を張って、さまざまな強敵と戦ってきました。
一方、会長は、自分は動かず、手ごまになる人間を動かしているし、鷹臣と理事長の賭けすら、たいくつしのぎの側面が強いようですからねえ(そもそも、会長自体ギャルゲの主人公皮肉ってるようなキャラだし)。

唯一完結している親指でも、千愛と明佳で似て非ざるものという構図でやろうとしていたところはあり、マッサージの腕を磨いてきた千愛と自らの美貌で人を都合のいいように転がしてきた明佳で、双子ですから明佳も元は千愛と同じような感じでしょうから、自らの美貌を磨くのはともかく、その使い道を誤ったってことでしょうね。

自ら積み上げてきたものは、己を裏切らないということでしょうけど、そういう意味で言うなら、野崎も佐倉も、今の時点では努力はしているけど、その努力を完全に生かしきれていないので(まあ、佐倉は明佳の流れを組むキャラではあるし)迷走しまくっていることだけは確かでしょうね。




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by kwanp | 2018-08-03 21:51 | コミックス